JP2005284341A - センサネットのセンサ情報管理装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のトレーサビリティシステムでは、物品の輸送又は保管中の環境の履歴を知ることができなかった。
【解決手段】物品に付され、固有のタグ番号を送信する無線タグと、前記物品を含むパッケージに付され、環境の物理量を計測するセンサに接続された第1のノードと、前記第1のノードが送信した情報を受信する第2のノードと、を備え、前記第1のノードは、前記無線タグに前記タグ番号の送信を要求し、そのタグ番号を受信するタグ番号読み取り部と、前記センサが計測した値を読み取る計測値読み取り部と、前記タグ番号と前記計測値とを送信する送信部と、を備え、前記第2のノードは、前記送信部が送信したタグ番号と前記計測値とを受信する受信部と、前記受信部が受信した情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納された情報を送受信するノード情報送受信部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の流通における品質管理に関するものである。
現在、物品の流通履歴を管理する、いわゆるトレーサビリティシステムの構築が進められている。これは、消費者が購入する個々の物品について、その流通経路を遡り、生産者や生産地までを特定できるようにするものである。その一例として、食品の安全性確保のために導入された、食品のトレーサビリティシステムがある。これは、例えば、個々の肉牛に個体を一意に識別するID番号を記したタグを付して、そのID番号を、その肉牛が加工され、流通し、消費者の手に渡るまで伝達するものである。これによって、消費者が購入する個々の食肉の生産地を特定することができる(非特許文献1)。
IT戦略本部、"e-Japan戦略2"、[online]、平成15年7月2日、[平成16年2月24日検索]、インターネット、首相官邸、<URL:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/030702ejapan.pdf>
流通する物品の種類によっては、品質を保つために、輸送や保管の環境管理が要求される場合がある。例えば、冷凍された食材は、その温度を所定の値以下に保たなければならず、精密機械には、所定の値以上の振動を与えてはならない。しかし、従来のトレーサビリティシステムは、上記のように、物品の流通経路や生産地を特定することを目的とするものであるため、個々の物品について、それが経てきた環境の履歴を知ることはできなかった。このため、これらの環境は、流通経路の各段階で個別に管理され、ある物品が、流通の途中のある段階で劣悪な環境に置かれていたとしても、人がその環境を計測してその結果を次の段階に伝達しない限り、その次の段階以降で置かれていた環境を知ることは不可能であった。このように、従来は、流通段階での品質管理に多大な人手を要した。また、物品の環境を連続的に監視して、そのデータをリアルタイムで集中管理することは、事実上不可能であった。
本発明は、物品に付された無線タグと、前記物品を含むパッケージに付され、環境の物理量を計測するセンサに接続された第1のノードと、前記第1のノードが送信した情報を受信する第2のノードと、を備え、前記無線タグは、固有のタグ番号が記録されたメモリと、前記第1のノードからの要求を受けて、前記タグ番号を無線送信するタグ番号送受信部と、を備え、前記第1のノードは、前記無線タグに前記タグ番号の送信を要求し、そのタグ番号を受信するタグ番号読み取り部と、前記センサが計測した値を読み取る計測値読み取り部と、前記タグ番号と前記計測値とを送信する送信部と、を備え、前記第2のノードは、前記送信部が送信したタグ番号と前記計測値とを受信する受信部と、前記受信部が受信した情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納された情報を送受信するノード情報送受信部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、物品の流通段階における環境がセンサによって自動的に計測され、計測値の履歴が物品に付随して伝達されるため、個々の物品について、流通経路の各段階で経てきた環境の履歴が容易に把握され、確実に品質を管理することができる。
図1は、本発明のセンサ情報管理システムの主要部のブロック図である。
パッケージ101は、品物(荷物)107を入れて輸送するための容器であり、複数の品物107を入れてもよい。
センサノード102は、パッケージ101に取り付けられ、品物107やその品物107の環境に関する情報を収集し、その情報を管理ノード109に送るノード(基地局)である。
センサノード102は、パッケージ情報送信部103、センサ値読み取り部104及びタグID読み取り部106からなる。
パッケージ情報送信部103は、センサ値読み取り部104及びタグID読み取り部106から得た情報を無線信号に変換して管理ノード109に伝送する。
センサ値読み取り部104は、センサ105に接続され、センサ105の計測値を読み取り、パッケージ情報送信部103に送る。
タグID読み取り部106は、品物107に取り付けられたIDタグ108に記録されたID情報を読み取り、パッケージ情報送信部103に送る。
センサ105は、パッケージ101に取り付けられると共にセンサ値読み取り部104に接続され、パッケージ101の環境の物理量を計測する。計測する物理量は、例えば、品物107が生鮮食品等である場合は、温度であってもよい。また、品物107が精密機械等である場合は、加速度であってもよい。また、品物107が生物等である場合は、酸素濃度であってもよい。その他、品物107の品質に影響を与える物理量であってもよい。
なお、センサノード102とセンサ105は、一体であってもよい。
品物107は、本発明のセンサ情報管理システムによって流通履歴を管理され、また、品質を管理される対象となる品物である。一つの品物107は、消費者に販売される単位である。品物107は、例えば、牛肉のような生鮮食品であってもよいし、あるいは、精密機械その他のものであってもよい。
IDタグ108は、品物107一個につき一つずつ付される無線タグ(RFID)である。IDタグ108は、それぞれが固有のID番号を持ち、このID番号を無線信号に変換してセンサノード102に伝送する。このIDタグ108は、例えば、ID番号が記録された不揮発性メモリ(図示省略)とアンテナ(図示省略)を内蔵し、センサノード102から受信した電力を利用して、ID番号を無線信号に変換してセンサノード102に送信するICチップであってもよい。
管理ノード109は、パッケージ101が輸送又は保管される場所に設けられ、各パッケージ101のセンサノード102から受信した情報を格納し、管理するノード(基地局)である。例えば、管理ノード109は、パッケージ101が保管される倉庫や、パッケージ101を輸送するトラック又はコンテナに設けられる。
また、管理ノード109は、他の管理ノード109の管理下にあるパッケージ101を自らの管理下に移すとき、当該他の管理ノード109が格納している当該パッケージ101に関する情報を受け取り、格納する。
また、管理ノード109は、格納している情報を、要求に応じて加工し、中央管理システム(図2)に送信する。
管理ノード109は、ノードデータ受信部110、ノードデータ管理部111、ノードデータ格納装置112、ノードデータフィルタリング処理部114及びフィルタリング情報送受信部115からなる。
ノードデータ受信部110は、センサノード102が送信した無線信号を受信し、受信した信号のデータをノードデータ管理部111に送る。
ノードデータ管理部111は、ノードデータ受信部110又はノードデータフィルタリング処理部114から受けたデータをノードデータ格納装置112に格納する。また、ノードデータフィルタリング処理部114からの要求に応じて、ノードデータ格納装置112からデータを読み出す。
ノードデータ格納装置112は、例えば、磁気ディスク装置であり、ノードデータ受信部110がセンサノード102からデータを受信するたびに、その受信したデータが格納され、蓄積される。格納されたデータは、データテーブル113を構成する。
ノードデータフィルタリング処理部114は、ノードデータ格納装置112に格納されているデータをフィルタリングする。ここで、フィルタリングとは、データに任意の加工を施すことである。データから必要な情報を抽出するサマライズ(図6)は、フィルタリングの一形態である。また、データを加工せずに通過させることも、フィルタリングの別の一形態である。
フィルタリング情報送受信部115は、ノードデータフィルタリング処理部114が処理したデータを無線信号に変換して、中央管理システムに、ネットワークを介して送信する(図2)。また、フィルタリング情報送受信部115は、ノードデータ格納装置112に格納されたデータを、加工せずに、センサネット情報処理装置を経由して、又は直接、他の管理ノード109との間で送受信する(図9、図10)。
図2は、データの集中管理を行うための構成の説明図である。
図2において、IDタグ108、センサノード102及び管理ノード109は、図1に示すものと同様である。なお、IDタグ108が付された品物107及びセンサ105は、図示を省略する。
IDタグ108とセンサノード102は、パッケージ101に含まれる。また、管理ノード109は、倉庫や輸送車両等に設けられ、そこに保管されているパッケージ101を管理する。
中央管理システム201は、ネットワーク202を介して、各管理ノード109と通信可能に接続され、各管理ノード109からサマライズされたデータを受信して、集計する(図7)。
ネットワーク202は、各管理ノード109と中央管理システム201との間のデータ通信を媒介する。このネットワーク202は、例えば、IPネットワーク(いわゆるインターネット)や、LANであってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク202の一部又は全部が無線通信によって実現されていてもよい。
センサノード102は、パッケージ101内のIDタグ108からID番号を読み取る。また、センサ105から、計測値を読み取る。そして、センサノード102は、これらの値を管理ノード109に送信する。
管理ノード109は、受信した情報をノードデータ格納装置112に格納する。また、管理ノード109は、ノードデータ格納装置112に格納された情報を加工して、ネットワーク202を介して中央管理システム201に送信する。この加工の例は、後で、図6を用いて詳細に説明する。
この管理ノード109から中央管理システム201への加工された情報の送信は、中央管理システム201からの要求に応じて行われてもよいし、定期的に行われてもよい。また、センサ105の測定値が一定の基準を満たしたとき(例えば、温度が規定の値を超えたとき)に行われてもよい。
図2の構成によるデータの集中管理の例は、後で、図7を用いて詳細に説明する。
なお、中央管理システム201及びネットワーク202によってデータを集中管理する図2の構成は、本発明を実施する上で必須のものではない。しかし、この構成によって、品物107の所在及びその管理状況を、一元的にリアルタイムで把握することができるため、社内に大規模な流通網を有する企業等においては、特に有用であると考えられる。
図3は、センサノード102の動作を説明するフローチャートである。
センサノード102は、動作を開始すると、タグID読み取り部106が、通信可能な領域内のIDタグ108と通信を行い、各IDタグ108から、それぞれのID番号を取得する(301)。
次に、取得したID番号のリストを作成する(302)。
次に、その領域内の全てのIDタグ108についてのID番号のリストが作成されたか否かを判定する(303)。その結果、作成されていないと判定された場合は、作成するために、ステップ301に戻る。
一方、作成されたと判定された場合は、センサ値読み取り部104が、センサ105の値を読み取る(304)。
次に、パッケージ情報送信部103が、ステップ304で得られたセンサ値と、ステップ102で作成されたID番号のリストとを、管理ノード109に送信して(305)、動作を終了する。このとき送信される情報の組の例は、図4で詳細に説明する。
以上のセンサノード102の動作は、管理ノード109からの送信要求を受けて実行してもよい。また、一定時間ごとに実行してもよい。また、終了したらすぐに次の動作を開始し、以後、連続して実行してもよい。
図4は、センサノード102が管理ノード109に送信する情報の例の説明図である。
図4の例では、センサノード102が管理ノード109に送信する情報は、パッケージ番号401、時刻402、センサ値403、IDタグ個数404及びIDタグリスト405からなる。
パッケージ番号401は、送信するセンサノード102が取り付けられたパッケージ101を識別するために用いられる固有の番号であり、各センサノード102に付される。
時刻402は、センサ値403を得た時刻である。
センサ値403は、時刻402に測定された、そのセンサノード102が付されたパッケージ101の環境の物理量(例えば、温度、加速度等)であり、センサノード102のセンサ値読み取り部104が読み取ったセンサ105の計測値である。
IDタグ個数404は、そのセンサノード102が付されたパッケージ101内にあるIDタグ108の個数、すなわち、そのパッケージ101内にある品物107の個数である。
IDタグリスト405は、そのセンサノード102が付されたパッケージ101内にあるIDタグ108のID番号のリストである。
管理ノード109は、これらの情報を各パッケージ101のセンサノード102から受信すると、ノードデータ格納装置112に格納する。
図4に示す情報の一組が、図3のステップ305において送信される情報である。一つのセンサノード102は、例えば定期的に何度もセンサ値等を測定してその情報を管理ノード109に送信する。また、一つの管理ノード109の管理下には、複数のセンサノード102が存在する。このため、ノードデータ格納装置112には、複数のセンサノード102から、複数の時刻に送信された情報の複数の組が格納される。これらの複数の組が、データテーブル113である。
図5は、管理ノード109のノードデータフィルタリング処理部114がデータをサマライズする手順を示すフローチャートである。
ノードデータフィルタリング処理部114は、処理が開始すると、中央管理システム201から、サマライズ条件を受信する(501)。
ここで、サマライズ条件とは、データテーブル113に格納されているデータから、どのような情報を抽出して中央管理システム201に送信するかを指定するものである。例えば、パッケージ101内の品物107が生鮮食品であり、データテーブル113に格納されているセンサ値403が温度である場合、ある期間におけるセンサ値403の最大値を抽出することを指定することができる。又は、このセンサ値403が所定の値以上の温度となったパッケージ101のパッケージ番号401を抽出することを指定することもできる。これによって、品質が劣化しているおそれのあるパッケージ101を推定することができる。
次に、ノードデータ格納装置112へのアクセス方法を決定する(502)。
次に、ノードデータ管理部111を経由して、ノードデータ格納装置112から、データテーブル113のデータを取得する(503)。
次に、必要なデータを全て取得したか否かを判定する(504)。取得していないと判定された場合は、取得するために、ステップ503に戻る。
一方、取得したと判定された場合は、ステップ501で受信したサマライズ条件に従って、取得したデータをサマライズする(505)。
次に、サマライズされたデータをフィルタリング情報送受信部115を経由して、中央管理システム201に送信して(506)、処理を終了する。
図6は、管理ノード109が中央管理システム201に送信するサマライズされたデータの例の説明図である。これは、センサ値403が温度であり、一定時間内のセンサ値403のうち、最高の温度のみを抽出して中央管理システム201に送信する例である。
図6において、パッケージ番号601は、その管理ノードの管理下にあるパッケージ101の番号であり、図4のパッケージ番号401と同じものである。
測定開始時刻602は、温度の測定が開始した時刻であり、パッケージ番号601と同一のパッケージ番号401についての時刻402(図4)のうち、最も早い時刻である。
測定終了時刻603は、温度の測定が最後に行われた時刻であり、パッケージ番号601と同一のパッケージ番号401についての時刻402(図4)のうち、最も遅い時刻である。
状態604は、測定された最も高い温度であり、パッケージ番号601と同一のパッケージ番号401についてのセンサ値403(図4)のうち、最も高い値である。
パッケージ内タグ一覧605は、パッケージ101内の品物107に付されたIDタグ108のID番号の一覧であり、パッケージ番号601と同一のパッケージ番号401についてのIDタグリスト405(図4)の値である。
ここで、例えば、パッケージ101に保管されている品物107が冷凍された食材であり、品質保持のための保管条件が「−18℃以下」であるとする。このとき、パッケージ番号601が「A」のパッケージ101は、状態604が−18℃であることから、測定開始時刻602(2003年12月12日23時0分)から測定終了時刻(2003年12月13日4時20分)までの間は、常に−18℃以下に保たれ、上記の保管条件を満たしていると判断することができる。一方、パッケージ番号601が「B」のパッケージ101は、状態604が−10℃であることから、同じ期間について、常に−18℃以下に保たれてはおらず、従って上記の保管条件を満たしておらず、問題が発生したと判断することができる。このため、中央管理システム201は、例えば、このような問題が発生したパッケージ「B」の廃棄を指示することができる。
このように、データをサマライズすると、管理ノード109に格納されたデータのうち、必要なデータのみが中央管理システム201に送信されるため、ネットワーク202の混雑を避けながら、品物107の品質等をリアルタイムで一元的に管理することができる。
図6の例では、サマライズされたデータは、一定期間内に測定された温度の最高値としたが、温度の最高値が所定の閾値(例えば、−18℃)を超えたか否かを表す情報であってもよい。また、測定値の平均値であってもよい。このように、サマライズとは、管理ノード109に格納されたデータから、品物107の品質に関係する統計情報を抽出する加工をいう。
また、図6の例において、温度は、パッケージ101単位で測定される。しかし、サマライズされたデータには、そのパッケージに収められたIDタグ108のリスト405が含まれるため、中央管理システム201は、品物107ごとに、問題が発生したか否かを判断することができる。
また、図6の例では、状態604を温度としたが、加速度や酸素濃度等、品物107の品質に影響を与える環境の物理量であってもよい。
図7は、本発明を適用した品質管理システムの説明図である。
これは、工場を出荷されてから小売店舗の店頭に並ぶまでの製品の品質を、製造元又は流通業者が集中的に管理する例である。
工場から出荷された品物107には、それぞれにIDタグ108が付され、センサ105及びセンサノード102が取り付けられたパッケージ101に収められている(701)。このパッケージ101は、例えば、トラック等の車両によって配送センタに輸送される(702)。
このとき、車両には、管理ノード109が設けられ、各センサノード102から受信した情報を格納する。
配送センタでは、各パッケージ101が仕分けされ、各小売店舗に向かう別の車両に積み替えられる(703)。このとき、元の車両の管理ノード109に格納された情報は、積み替えられた車両に備えられた管理ノード109に複製される。一台の車両に積まれた複数のパッケージ101が、複数の車両に分散して積み替えられる場合、それぞれの車両の管理ノード109には、当該車両に積み替えられたパッケージ101に関する情報が複製される。
なお、この複製は、配送センタに設けられたセンサネット情報処理装置を介して行われてもよいし、管理ノード109間で直接行われてもよい。これらについては、後で、図9から図11を用いて詳細に説明する。
また、配送センタに運び込まれたパッケージ101は、一時的に配送センタで保管されてもよい。この場合、配送センタにも管理ノード109が設けられ、その管理ノード109に、運び込んだ車両の管理ノード109に格納された情報が複製される。そして、それらのパッケージ101を別の車両で運び出す際に、当該別の車両の管理ノード109に、当該別の車両に積まれるパッケージ101に関する情報が複製される。
積み替えられた車両の管理ノード109は、小売店舗への輸送中も、各センサノード102から受信した情報を格納する(704)。
パッケージ101を積んだ車両が小売店舗に到着すると、パッケージ101は車両から降ろされ、その中の品物107が店頭に並べられる(705)。
この工場から小売店舗までの流通の過程の任意の時点で、管理ノード109は、サマライズされたデータを中央管理システム201に送信する(706)。これは、例えば、定期的に行ってもよいし、中央管理システム201からの要求を受けて行ってもよい。
中央管理システム201は、サマライズされたデータ(例えば、保管温度の最高値)を監視し、例えば、ステップ702の輸送中に、品質保持のための保管条件を満たさないパッケージ101があった場合は、配送センタに対して、そのパッケージ101を廃棄するように指示することができる。同様にして、ステップ704の輸送中に、品質保持のための保管条件を満たさないパッケージ101があった場合は、小売店舗に対して、そのパッケージ101を廃棄するように指示することができる。
このように、サマライズされたデータを用いて、流通する品物107の環境の物理量をリアルタイムで集中管理することによって、問題が発生した(すなわち、品質保持のための保管条件を満たさない)品物107を早期に発見して、廃棄等の対策を講じることができる。
図8は、本発明を品質保証に適用する例の説明図である。
これは、輸送中の品物107の環境が、品質保持のための保管条件を満たしていたことを保証するものである。
図8では、A地点801(例えば、配送センタ)からB地点802(例えば、小売店舗)までを、例えば、車両で輸送する(805)。この輸送中に、その車両の管理ノード109は、その車両に積まれたパッケージ101のセンサノード102から受信した信号を格納する。
車両がB地点802に到着すると、管理ノード109に格納されている情報を、例えば、印刷等によって出力する。品物107を引き渡す際に、併せてその情報を引き渡す相手に示すことによって、その品物107の輸送中の環境が、品質保持のための保管条件を満たしていたことを保証することができる。
なお、このとき、管理ノード109からサマライズされたデータを出力してもよい。
図9は、複数の管理ノード109の間でセンサネット情報処理装置を介して行われるデータの複製の説明図である。
これは、配送センタに運び込まれたパッケージ101を、行き先の小売店舗(又は、別の配送センタ)ごとに仕分けし、別の車両に積み替えて送り出す際に、積み替えに併せて、管理ノード109に格納されていたデータを別の管理ノード109に複製して引き継ぐものである。
図9において、車両904及び車両906は、配送センタに品物107の入ったパッケージ101を運び込む。
車両904には、管理ノード109aが設けられ、4個のパッケージ101が積み込まれている。それぞれのパッケージ101には、センサノード102が設けられ、それぞれのパッケージ番号401は「A」、「B」、「C」及び「D」であり、これらのパッケージ番号401によってそれぞれのパッケージ101が識別される。
情報907は、管理ノード109aに格納されたそれぞれのパッケージ「A」、「B」、「C」及び「D」の時刻402とセンサ値403のリストである。この例では、センサ値403は温度であり、時刻10:00と11:00にセンサ105が測定した温度が記載されている。例えば、パッケージ「A」について時刻10:00にセンサ105が測定した温度は、−20度である。
車両906には、管理ノード109bが設けられ、4個のパッケージ101が積み込まれている。それぞれのパッケージ101には、センサノード102が設けられ、それぞれのパッケージ番号401は「W」、「X」、「Y」及び「Z」であり、これらのパッケージ番号401によってそれぞれのパッケージ101が識別される。
情報908は、管理ノード109bに格納されたそれぞれのパッケージ「W」、「X」、「Y」及び「Z」の時刻402とセンサ値403のリストである。この例では、センサ値403は温度であり、時刻10:00と11:00にセンサ105が測定した温度が記載されている。例えば、パッケージ「X」について時刻10:00にセンサ105が測定した温度は、−18度である。
一方、車両916及び車両919は、配送センタから品物107の入ったパッケージ101を小売店舗に向けて運び出す(再配送)。それぞれの車両には、管理ノード109c及び109dが設けられているが、運び出すパッケージ101が積み込まれる前は、何も格納されていない。図9の例では、車両916は、店舗1へ、車両919は、店舗2へ向かう。
配送センタには、センサネット情報処理装置909が設けられる。これは、パッケージ101を運び込んだ車両の管理ノード109のデータを、パッケージ101の積み替えに合わせて、別の車両の管理ノード109に複製して引き継ぐ処理を行う。
次に、センサネット情報処理装置909が行う処理の手順を説明する。
車両904及び906が品物107の入ったパッケージ101を配送センタに運び込むと、センサネット情報処理装置909内のセンサネット情報受信インターフェース(I/F)910が、管理ノード109a及び109bから送信された情報907及び908を受信する。
次に、センサネット情報再配置モジュール911が、受信した情報を再配置する。図9の例では、パッケージ「A」、「B」、「X」及び「Y」が店舗1へ配送され、パッケージ「C」、「D」、「W」及び「Z」が店舗2へ配送される(912)。
このとき、センサネット情報再配置モジュール911は、情報907のうちのパッケージ「A」及び「B」についての情報と、情報908のうちのパッケージ「X」及び「Y」についての情報とを合わせた情報914を作成する。また、情報907のうちのパッケージ「C」及び「D」についての情報と、情報908のうちのパッケージ「Z」及び「W」についての情報とを合わせた情報917を作成する。
次に、センサネット情報引継ぎインターフェース(I/F)913が、情報914及び917を管理ノード109c及び109dに向けて送信する。
車両916は、管理ノード109cが情報914を受信して格納し、パッケージ「A」、「B」、「X」及び「Y」の積み込みが完了すると、店舗1への輸送を開始する。
車両919は、管理ノード109dが情報917を受信して格納し、パッケージ「C」、「D」、「W」及び「Z」の積み込みが完了すると、店舗2への輸送を開始する。
また、それぞれのパッケージ101のIDタグ個数404及びIDタグリスト405も、同様にして、管理ノード109a及び109bから管理ノード109c及び109dに複製される(図示省略)。
なお、各パッケージ101が配送センタに保管され、仕分けされている間も、各パッケージ101のセンサノード102は、センサ105の計測値を読み取り、管理ノード109に送信することができる。この場合、配送センタに設けられた管理ノード109(図示省略)がこのデータを受信して、格納する。そして、その格納されたデータは、センサネット情報再配置モジュール911が情報の再配置を行う際に、管理ノード109a及び109bから受信したデータに付加され、センサネット情報引継ぎI/F913によって送信される。情報914及び917の12:00のデータは、このようにして付加されたものである。
図10は、複数の管理ノード109の間で直接行われるデータの複製の説明図である。
これは、ある車両が運んできたパッケージ101を他の車両に積み替える際に、その車両の管理ノード109に格納された情報を、他の車両の管理ノード109に直接複製して引き継ぐものである。
図10において、車両Jは、品物107の入ったパッケージ101を運ぶ。
車両Jには、管理ノード109eが設けられ、4個のパッケージ101が積み込まれている。それぞれのパッケージ101には、センサノード102が設けられ、それぞれのパッケージ番号401は「A」、「B」、「C」及び「D」であり、これらのパッケージ番号401によってそれぞれのパッケージ101が識別される。
車両K及びLには、それぞれ、管理ノード109f及び109gが設けられ、はじめは、パッケージ101を積んでいない。このとき、管理ノード109f及び109gには、何も格納されていない。
その後、車両Jからパッケージ「A」及び「B」が車両Kに積み替えられる。このとき、管理ノード109eに格納されている情報のうち、パッケージ「A」及び「B」に関する情報が管理ノード109eから送信され、その送信された情報を管理ノード109fが受信して、格納する。また、車両Jからパッケージ「C」及び「D」が車両Lに積み替えられる。このとき、管理ノード109eに格納されている情報のうち、パッケージ「C」及び「D」に関する情報が管理ノード109eから送信され、その送信された情報を管理ノード109gが受信して、格納する。この手順は、図11を用いて詳細に説明する。
図11は、複数の管理ノード109の間で直接行われるデータの複製の手順を説明するタイムチャートである。
図11において、初期状態は、車両Jにパッケージ「A」、「B」、「C」及び「D」が積み込まれ、車両Jの管理ノード109eに、パッケージ「A」、「B」、「C」及び「D」に関する情報(データ)が格納されている。
まず、パッケージ「A」及び「B」が車両Kに積み替えられる(1101)。車両Kの管理ノード109fは、パッケージ「A」及び「B」に設けられたセンサノード102から送信された信号を受信すると、新たなパッケージ101が積み込まれたと判断し、周囲の管理ノード109にパッケージ「A」及び「B」に関する情報の問い合わせ(送信要求)をする(1102)。また、パッケージ「A」及び「B」を積み込んだことを人間が直接管理ノード109fに入力してもよい。
車両Lの管理ノード109gは、パッケージ「A」及び「B」に関する情報を持たないため、この問い合わせ1102に対して、情報がない旨を返信する(1103)。一方、車両Jの管理ノード109eは、パッケージ「A」及び「B」に関する情報を持っているため、これらの情報を管理ノード109fに複製し、管理ノード109eからは削除する。具体的には、管理ノード109eは、パッケージ「A」及び「B」に関する情報を管理ノード109fに送信し、管理ノード109fは、管理ノード109eから受信した当該情報を格納する(1104)。
次に、パッケージ「C」及び「D」が車両Lに積み替えられる(1105)。車両Lの管理ノード109gは、パッケージ「C」及び「D」に設けられたセンサノード102から送信された信号を受信すると、新たなパッケージ101が積み込まれたと判断し、周囲の管理ノード109にパッケージ「C」及び「D」に関する情報の問い合わせ(送信要求)をする(1106)。また、パッケージ「C」及び「D」を積み込んだことを人間が直接管理ノード109gに入力してもよい。
車両Kの管理ノード109fは、パッケージ「C」及び「D」に関する情報を持たないため、この問い合わせ1106に対して、情報がない旨を返信する(1107)。一方、車両Jの管理ノード109eは、パッケージ「C」及び「D」に関する情報を持っているため、これらの情報を管理ノード109gに複製し、管理ノード109eからは削除する。具体的には、管理ノード109eは、パッケージ「C」及び「D」に関する情報を管理ノード109gに送信し、管理ノード109gは、管理ノード109eから受信した当該情報を格納する(1108)。
以上で、データの複製が完了する。最終的に、車両Jにはパッケージが積み込まれておらず、管理ノード109eには、情報が格納されていない。車両Kには、パッケージ「A」及び「B」が積み込まれ、管理ノード109fには、パッケージ「A」及び「B」に関する情報が格納されている。車両Lには、パッケージ「C」及び「D」が積み込まれ、管理ノード109gには、パッケージ「C」及び「D」に関する情報が格納されている。
なお、図11では、情報を複製した後、元の管理ノード109eからはその情報を削除したが、削除せずに残してもよい。この場合、最終的に、車両Jは空だが、管理ノード109eには、パッケージ「A」、「B」、「C」及び「D」に関する情報が格納されている。
また、この場合、各管理ノード109は、センサノード102からの信号を受信しなくなったときに、そのセンサノード102が付されたパッケージ101がその受信しなくなった管理ノード109の管理下から離脱したと判断して、そのパッケージ101に関する情報を削除してもよい。
このように、管理ノード109間で直接情報を複製することによって、配送センタを利用せずに荷物を積み替えても、その荷物に関する情報を引き継ぐことができる。
以上、本発明によれば、物品の流通段階における環境がセンサによって自動的に計測され、記録される。また、計測値の履歴が物品に付随して伝達される。このため、流通の途中で物品が仕分けされ、積み替えられても、個々の物品について、流通経路の各段階で経てきた環境の履歴を容易に把握し、確実に品質を管理することができる。
本発明は、物品の流通経路における品質管理に利用することができる。
本発明のセンサ情報管理システムの主要部のブロック図である。 データの集中管理を行うための構成の説明図である。 センサノードの動作を説明するフローチャートである。 センサノードが管理ノードに送信する情報の例の説明図である。 管理ノードのノードデータフィルタリング処理部がデータをサマライズする手順を示すフローチャートである。 管理ノードが中央管理システムに送信するサマライズされたデータの例の説明図である。 本発明を適用した品質管理システムの説明図である。 本発明を品質保証に適用する例の説明図である。 複数の管理ノードの間でセンサネット情報処理装置を介して行われるデータの複製の説明図である。 複数の管理ノードの間で直接行われるデータの複製の説明図である。 複数の管理ノードの間で直接行われるデータの複製の手順を説明するタイムチャートである。
符号の説明
101 パッケージ
102 センサノード
105 センサ
107 品物
108 IDタグ
109 管理ノード
201 中央管理システム
202 ネットワーク
909 センサネット情報処理装置

Claims (13)

  1. 物品に付された無線タグと、
    前記物品を含むパッケージに付され、環境の物理量を計測するセンサに接続された第1のノードと、
    前記第1のノードが送信した情報を受信する第2のノードと、を備え、
    前記無線タグは、固有のタグ番号が記録されたメモリと、
    前記第1のノードからの要求を受けて、前記タグ番号を無線送信するタグ番号送受信部と、を備え、
    前記第1のノードは、
    前記無線タグに前記タグ番号の送信を要求し、そのタグ番号を受信するタグ番号読み取り部と、
    前記センサが計測した値を読み取る計測値読み取り部と、
    前記タグ番号と前記計測値とを送信する送信部と、を備え、
    前記第2のノードは、
    前記送信部が送信したタグ番号と前記計測値とを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した情報を格納する情報格納部と、
    前記情報格納部に格納された情報を送受信するノード情報送受信部と、を備えることを特徴とするセンサ情報管理システム。
  2. 前記第2のノードから前記情報格納部に格納された情報を受信する情報受信インターフェースと、
    前記情報受信インターフェースが受信した情報の送信先の前記第2のノードを、前記パッケージの行き先に合わせて決定する情報再配置部と、
    前記情報再配置部が決定した送信先の前記第2のノードに前記情報を送信する情報送信インターフェースと、を有する情報中継装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のセンサ情報管理システム。
  3. 前記第2のノードは、前記第1のノードから情報を受信したとき、以前に当該第1のノードから受信した情報が前記情報格納部に格納されていない場合は、前記ノード情報送受信部に、以前に当該第1のノードから受信した情報の送信要求を送信させる情報管理部を備え、
    前記ノード情報送受信部は、他の第2のノードから前記送信要求を受信すると、前記情報格納部に格納された情報のうち、前記他の第2のノードからの送信要求に係る前記第1のノードから受信した情報を送信し、自らが送信した前記送信要求に係る前記第1のノードから受信した情報を前記他の第2のノードから受信すると、その受信した情報を前記情報格納部に格納することを特徴とする請求項1に記載のセンサ情報管理システム。
  4. ネットワークによって前記第2のノードと通信可能に接続された中央管理部を備え、
    前記第2のノードは、前記情報格納部に格納された情報を加工するノード情報加工部を備え、
    前記ノード情報送受信部は、前記ノード情報加工部によって加工された情報を前記中央管理部に送信し、
    前記中央管理部は、前記加工された情報に基づいて前記物品を管理することを特徴とする請求項2に記載のセンサ情報管理システム。
  5. ネットワークによって前記第2のノードと通信可能に接続された中央管理部を備え、
    前記第2のノードは、前記情報格納部に格納された情報を加工するノード情報加工部を備え、
    前記ノード情報送受信部は、前記ノード情報加工部によって加工された情報を前記中央管理部に送信し、
    前記中央管理部は、前記加工された情報に基づいて前記物品を管理することを特徴とする請求項3に記載のセンサ情報管理システム。
  6. 無線タグに、無線タグ固有のタグ番号の送信を要求し、前記タグ番号を受信するタグ番号読み取り部と、
    センサが計測した値を読み取る計測値読み取り部と、
    前記タグ番号と前記計測値とを送信する送信部と、を備えることを特徴とするノード。
  7. タグ番号と、センサの計測値とを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した情報を格納する情報格納部と、
    前記情報格納部に格納された情報を送信するノード情報送受信部と、を備えることを特徴とするセンサ情報管理ノード。
  8. タグ番号と計測値とを送信する第2のノードから情報を受信したとき、以前に当該第2のノードから受信した情報が前記情報格納部に格納されていない場合は、前記ノード情報送受信部に、以前に当該第2のノードから受信した情報の送信要求を送信させる情報管理部を備え、
    前記ノード情報送受信部は、他の前記ノードから前記送信要求を受信すると、前記情報格納部に格納された情報のうち、前記他のノードからの送信要求に係る前記第2のノードから受信した情報を送信し、自らが送信した前記送信要求に係る前記第2のノードから受信した情報を前記他のノードから受信すると、その受信した情報を前記情報格納部に格納することを特徴とする請求項7に記載のセンサ情報管理ノード。
  9. 前記情報格納部に格納された情報を加工するノード情報加工部を備え、
    前記ノード情報送受信部は、前記ノード情報加工部によって加工された情報を送信することを特徴とする請求項7または請求項8に記載のセンサ情報管理ノード。
  10. 無線タグに、無線タグ固有のタグ番号の送信を要求し、前記タグ番号を受信するタグ番号読み取り部と、
    センサが計測した値を読み取る計測値読み取り部と、
    前記タグ番号と前記計測値とを送信する送信部と、を有するノードを備えることを特徴とする流通パッケージ。
  11. 第1のノードが送信し、第2のノードが前記第1のノードから受信した後、当該第2のノードが送信した情報を受信する情報受信インターフェースと、
    前記情報受信インターフェースが受信した情報の送信先の前記第2のノードを、前記第1のノードが付されたパッケージの行き先に合わせて決定する情報再配置部と、
    前記情報再配置部が決定した送信先の前記第2のノードに前記情報を送信する情報送信インターフェースと、を備えることを特徴とする情報中継装置。
  12. 第1のノードが送信し、第2のノードが前記第1のノードから受信した情報を転送する情報転送方法において、
    前記第2のノードが前記情報を送信する手順と、
    前記第2のノードが送信した前記情報を受信する手順と、
    前記第2のノードから受信した情報の送信先の前記第2のノードを、前記第1のノードが付されたパッケージの行き先に合わせて決定する手順と、
    前記決定した送信先の前記第2のノードに前記情報を送信する手順と、を含むことを特徴とする情報転送方法。
  13. 第1のノードが送信し、第2のノードが前記第1のノードから受信した情報を前記第2のノードが他の前記第2のノードに転送する情報転送方法において、
    第1のノードから情報を受信したとき、それ以前にその第1のノードから受信した情報がない場合は、その第1のノードから受信した情報の送信要求を送信する手順と、
    他の前記第2のノードから前記送信要求を受信すると、前記情報格納部に格納された情報のうち、その送信要求に係る前記第1のノードから受信した情報を送信する手順と、
    自らが送信した前記送信要求に係る前記第1のノードから受信した情報を前記他の第2のノードから受信すると、その受信した情報を格納する手順と、からなることを特徴とする情報転送方法。
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