JP5344797B2 - エスカレータの機能可変型遠隔監視システム - Google Patents

エスカレータの機能可変型遠隔監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP5344797B2
JP5344797B2 JP2007063676A JP2007063676A JP5344797B2 JP 5344797 B2 JP5344797 B2 JP 5344797B2 JP 2007063676 A JP2007063676 A JP 2007063676A JP 2007063676 A JP2007063676 A JP 2007063676A JP 5344797 B2 JP5344797 B2 JP 5344797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnosis
escalator
data
abnormality
diagnostic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007063676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008222383A (ja
Inventor
儀久 山口
孝夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2007063676A priority Critical patent/JP5344797B2/ja
Priority to CN2008100817750A priority patent/CN101264842B/zh
Publication of JP2008222383A publication Critical patent/JP2008222383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5344797B2 publication Critical patent/JP5344797B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

本発明は、エスカレータの運転に関する各種の診断対象データを診断し、異常時に監視センタへ異常発報するエスカレータのエージェント装置を備えるエスカレータの機能可変型遠隔監視システムに関する。
従来、エスカレータの運転状態を監視する監視装置が知られている(特許文献1)。
この監視装置は、エスカレータ側の制御盤と保守会社の監視センタがインターネット等の通信ネットワークで接続され、制御装置と監視センタの間で互いにデータの授受を行う。監視センタは、受け取ったデータからエスカレータの異常状態を検知すると、異常原因を解析する。そして、監視センタは、例えば運転停止の原因から再起動が可能と判断すれば、制御盤に対して再起動指令を送信する。また、再起動不能や利用者の安全を阻害する状況と判断すれば、保守員を現地に派遣して適切な措置を講ずる。
特開平10−226482号公報(図1参照)
しかし、以上のような監視装置は、制御盤がエスカレータの運転に関する各種のデータをそのまま垂れ流し式で監視センタへ送信する。監視センタでは、多数の制御盤から送られてくるデータを収集し、個別に各エスカレータの運転状態を把握する必要がある。その結果、データの収集量が多くなり、監視精度が低下する虞れがある。
また、監視センタには、各制御盤から垂れ流し式で多量のデータが入ってくることから、地震や火災発生時、通信ネットワークが輻輳する問題が発生する。このことは、緊急時、各制御盤から緊急を要するデータを迅速に監視センタへ通報できない。
また、現状の監視装置においては、エスカレータの運転状態データと標準装備の安全スイッチ(例えばインレット安全装置、非常安全ボタン等)の動作データだけを送信している。その結果、ユーザの要望に応じたエスカレータの安全・運用上のサービスを提供し難い状況にある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、監視センタに代わって、エスカレータの運転に関する各種の診断対象データを診断し、緊急異常時や異常予兆時に監視センタへ異常発報するエスカレータのエージェント装置を備えるエスカレータの機能可変型遠隔監視システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、複数のエスカレータの運転に関する各種の診断対象データを綜合的に確認し、緊急異常時や異常予兆時に監視センタへ異常発報するとともに、ユーザ等の要求に応じて複数のエスカレータの運転に関するデータを提示可能とするエスカレータの機能可変型遠隔監視システムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムは、エスカレータの近傍に設けられたエスカレータ制御盤と、このエスカレータ制御盤からエスカレータの運転に関する各種データを取り込んで監視センタに送信する監視装置と、この監視装置とは独立して設けられ、前記エスカレータ制御盤から緊急異常診断要素及び異常予兆診断要素に属する診断対象データを取り込んで緊急異常及び異常予兆の有無を診断し、緊急異常有り、または異常予兆有りと診断されたときに異常発報信号を監視センタへ送信するエージェント装置とを備えた構成である。
また、本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムは、各エスカレータごとに設けられたエスカレータ制御盤と、各エスカレータ制御盤ごとに設けられ、それぞれ対応するエスカレータ制御盤から各種の診断対象の診断対象データを取り込み、緊急異常及び異常予兆の有無を診断し、緊急異常有り、または異常予兆有りと診断されたときに診断対象データとともに異常発報信号を出力する複数のローカルエージェント装置と、各ローカルエージェント装置から出力される異常発報信号に付される診断対象データの確認及び各ローカルエージェント装置に記憶される各種の診断対象データを取り込んで利用状況を含むサービス情報を提供するマスタエージェント装置とを備えた構成である。
さらに、本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムは、各エスカレータごとに設けられた複数のエスカレータ制御盤及び複数のローカルエージェント装置と、各ローカルエージェント装置から出力される異常発報信号の確認及び各ローカルエージェント装置で取得される各種の診断対象の診断対象データを総合的に管理するマスタエージェント装置とを備えた構成である。
本発明によれば、監視センタに代わって、エスカレータの運転に関する各種の診断対象データを診断することにより、少ないデータ量によって確実、かつ、適切に監視センタへ異常通報できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムの第1の実施の形態を示す構成図である。
このシステムは、監視対象となるエスカレータ1と、エスカレータ制御盤2と、監視装置3と、この監視装置3に公衆通信回線やインターネット等の通信ネットワーク4を介して接続される監視センタ5と、いわゆる番犬に相当する機能を持った現場側に設置されるエージェント装置6とで構成される。7は監視センタ5から派遣要請を受けたとき、保守員を現場に派遣する保守サービス拠点である。
エスカレータ1は、上下階床下部にそれぞれ機械室11u,11dが設けられている。上階床下部の機械室11uには、電動機等の駆動源12、駆動ギヤ機構13、エスカレータ制御盤2及び必要に応じて監視装置3が設置される。駆動源12と駆動ギヤ機構13との間には駆動チェーン14が掛け渡され、駆動源12の回転駆動力が駆動チェーン14を介して駆動ギヤ機構13に伝達される。一方、下階床下部の機械室11dには従動ギヤ機構15が設置される。
駆動ギヤ機構13の左右駆動ギヤと従動ギヤ機構15の左右従動ギヤとの間にはそれぞれ無端状に連結された踏み段チェーン16が掛け渡されている。2つの踏段チェーン16,16には各踏み段17,…の両端側が係合され、各踏み段17,…が前記駆動源12による回転方向に従い、各踏み段17,…が上り方向または下り方向に移動する。18は移動手すり、19は欄干である。
エスカレータ制御盤2は、エスカレータ1を運転制御すると共に、運転制御結果の運転状態データ、利用者の安全に関するデータ及びエスカレータの各箇所の測定データを取得し、記憶装置2a(図2参照)に記憶する。運転状態データとは、例えば運転速度、運転方向、運転時間、異常運転停止等のデータを指す。利用者の安全に関するデータとは、エスカレータ1の各箇所に装備される各種の安全スイッチ(例えばインレット安全装置,非常停止ボタン等)に関するデータを指す。また、測定データとは、エスカレータ1の各箇所に設置される後記する各種の物理変量測定センサ(図2参照)で測定されるデータを指す。
エスカレータ制御盤2は、前述したように多数の取得データを記憶する一方、緊急性を要するデータ(例えば異常運転停止、安全スイッチに関するデータ、前記測定データの一部)は直ちにエージェント装置6へ送る。
監視装置3は、定周期(例えば月単位等)ごとにエスカレータ制御盤2の記憶装置2aに記憶される例えば運転状態データを監視センタ5へ送信する。また、監視装置3は、エージェント装置6から異常発報信号を受けると、同様に監視センタ5へ送信する。
監視センタ5は、異常発報信号を受信すると、異常発報信号を分析する。そして、異常運転停止による再起動不可能な場合や利用者の安全を阻害する状況が生じている場合、保守サービス拠点7に保守員の派遣要請を行う。
監視センタ5には、エージェント診断ツールが記憶され、例えばエージェント装置6からの要求に応じて、その要求内容に応じたエージェント診断ツールをエージェント装置6に提供する。
前記エージェント装置6は、監視センタ5から受け取ったエージェント診断ツールに従い、監視センタ5に代わって、エスカレータ制御盤2で取得された各種診断対象の診断対象データを自律的に診断し、異常状態呼び異常予兆を診断する。エージェント装置6は、異常状態または異常予兆と診断すると、異常発報信号を監視装置3を経由して監視センタ5へ通報する。
図2は各種の安全スイッチ21aを含む物理変量測定センサ群21b〜21fの設置例を概念的に示した図である。
各種の安全スイッチ21aは、利用者の安全を阻害する要因が発生したとき、オン動作信号を出力するスイッチである。エスカレータ制御盤2は、オン動作信号を受けると、エスカレータ1を運転停止すると同時にオン動作信号をエージェント装置6へ送出する。
21bはエスカレータ1の各箇所の温度を測定する温度センサである。温度センサ21bは、例えば駆動源12の回転軸、駆動ギヤ機構13の回転軸、従動ギヤ機構15の回転軸及び各機械室11u,11dの温度を測定する。
21cは摩耗を測定する例えば光センサなどの摩耗センサである。摩耗センサ21cは、例えば駆動源12の回転軸、駆動ギヤ機構13の回転軸、従動ギヤ機構15の回転軸等の軸受、踏み段17のガイドレール、各部の継ぎ目や接触箇所の摩耗を測定する。
21dはエスカレータ1の回転箇所等の振動を測定する例えば加速度センサなどの振動センサである。振動センサ21dは、例えば各種の回転軸、踏み段17、移動手すり18の振動を測定する。
21dは機械室11u,11d内の塵埃や油による汚れを測定する例えば発・受光センサ、監視カメラ等の汚れセンサである。21fはその他エージェント診断ツールの診断内容に応じた各種の測定センサである。この測定センサ21fは例えば欄干19内のランプ切れを検出する照度センサや各種の回転軸の給油状態を測定する。
エージェント装置6は図3に示すように構成される。
エージェント装置6は、診断指示その他必要なデータを入力するキーボード,マウスなどの入力手段61と、各診断対象毎の診断対象データや診断結果データ等を記憶する記憶装置62と、監視センタ5から提供される診断エージェントツールを記憶する診断エージェントツール記憶部63と、診断処理制御部64と、データバッフア記憶部65と、診断結果を表示する表示部66とから成る。
記憶装置62には、図4に示すような診断管理テーブル62aが設けられる。診断管理テーブル62aは緊急異常診断要素と異常予兆診断要素とに分けられている。各診断要素には、それぞれ複数の診断対象が規定され、各診断対象毎に診断対象ID、診断条件(しきい値)及び異常メッセージデータが対応付けられている。
なお、緊急異常診断要素に属する診断対象には、各種の安全スイッチ21a、異常運転(異常運転停止、逆運転方向、異常運転速度等)に関する診断対象、機械室11u,11d内に設置される異常発火の虞れがある温度センサ21bなどがある。異常予兆診断要素に属する診断対象には、各種の物理変量測定センサ群21b〜21fやエスカレータ1の運転累積時間などがある。
ユーザやエスカレータ設置会社等は、各診断対象が緊急異常または異常予兆の何れの診断要素とするかは任意に決定できる。
診断処理制御部64は、エスカレータ制御盤2に接続される入出力インタフェース部6a、データ収集部6b、緊急異常診断処理部6c、異常予兆診断処理部6d、発報部6e及び監視装置3に接続される入出力インタフェース部6fが設けられる。
緊急異常診断処理部6cは、緊急異常診断要素の診断対象データと診断管理テーブル62aの該当診断対象の診断条件データとを比較し、緊急異常の有無を診断する。
異常予兆診断処理部6dは、例えば物理変量測定センサ群21b〜21fの測定データやエスカレータ1の運転累積時間データと診断管理テーブル62aの該当診断対象の診断条件データとを比較し、異常予兆の有無を診断する。
次に、以上のように構成されたエージェント装置及びエスカレータの機能可変型遠隔監視システムの動作について、図5を参照して説明する。
(a) 先ず、エージェント装置6は、必要な診断エージェントツールを監視センタ5に要求する。監視センタ5は、ユーザからの要望に応じた診断エージェントツールを作成し、通信ネットワーク4を介してエージェント装置6に提供する。エージェント装置6の入出力インタフェース部6fは、監視センタ5から監視装置3を経由してくる診断エージェントツールを受信し、診断エージェントツール記憶部63に記憶する。
なお、監視センタ5は、エスカレータの各機種に対応可能な複数の診断エージェントツールを記憶し、必要に応じて各診断エージェントツールを更新する。
(b) エージェント装置6は、動作を開始すると、診断エージェントツール記憶部63に記憶される診断エージェントツールに従って一連の処理を実行する。
エージェント装置6は緊急異常診断処理部6cを実行する。緊急異常診断処理部6cは、入出力インタフェース部6aを通してエスカレータ制御盤2から緊急異常診断要素の診断対象データを受信したか否かを判断する(S1)。ここで、例えば安全スイッチ21aに関する診断対象IDを伴う診断対象データを受信すると、一時的にデータバッフア記憶部65に記憶する。
緊急異常診断処理部6cは、受信された診断対象データの診断対象IDに基づき、診断管理テーブル62aを参照する。ここで、診断対象IDと診断管理テーブル62aの診断対象IDとが一致すれば、当該受信された診断対象データと診断対象IDに対応する診断条件データ(しきい値)とを比較し、緊急異常か否かを判断する(S2)。例えば安全スイッチ21aがオン動作しており、診断条件データがオンに設定されていれば、安全スイッチ21aからの緊急異常と診断する。
緊急異常診断処理部6cは、緊急異常と診断したとき、第1の安全スイッチ21aに関する受信データを記憶装置62の所定領域に記憶すると共に、発報部6eに通知する。
発報部6eは、緊急異常診断処理部6cから通知を受けると、受信された診断対象データとともに、診断管理テーブル62aからエスカレータID、診断対象ID及び異常メッセージデータを取り出し、入出力インタフェース部6f及び監視装置3を通して監視センタ5へ異常発報する(S3)。
なお、緊急異常診断処理部6cは、ステップS2で緊急異常無しと診断し、またはステップS3で異常発報した後、緊急異常診断要素の他の診断対象に関する診断対象データを受信したか否かを判断する(S4)。
ステップS4において、他の診断対象データを受信したと判断されたとき、ステップS2に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。受信無しと判断されたとき、所定時間(例えば3時間、6時間或いは12時間など)を経過したか否かを判断する(S5)。未だ、所定時間を経過していないとき、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS5において、所定時間を経過したと判断されたとき、データ収集部6bへデータ収集指示を送出するとともに、異常予兆診断処理部6dを実行する。
(c) データ収集部6bは、診断管理テーブル62aに規定される異常予兆診断要素に属する診断対象の診断対象データに基づき、入出力インタフェース部6aを介してエスカレータ制御盤2の記憶装置2aから診断対象IDを伴う診断対象データを収集し(S6)、データバッフア記憶部65に順次記憶する。データ収集部6bは、異常予兆診断要素に属する全ての診断対象の診断対象データを収集する(S7)。
(d) 診断処理制御部64は、全ての診断対象データを収集すると、異常予兆診断処理部6dを実行する。異常予兆診断処理部6dは、メモリカウンタ(図示せず)にi=1を設定した後(S8)、データバッフア記憶部65に記憶される1つの診断対象IDを伴う収集データ(診断対象データ)を読み出す(S9)。
異常予兆診断処理部6dは、収集データの診断対象IDと診断管理テーブル62aの診断対象IDとが一致すれば、当該収集データと該当診断対象IDに対応する診断条件データ(しきい値)とを比較し、異常予兆か否かを判断する(S10)。例えば摩耗センサ21cによる駆動チェーン14の摩耗測定データが診断条件データであるしきい値を越えているとき、駆動チェーン14に関する異常予兆と診断する。
異常予兆診断処理部6dは、異常予兆と診断すると、駆動チェーン14に関するデータを記憶装置62の所定領域に記憶すると共に、発報部6eに通知する。
発報部6eは、異常予兆診断処理部6dから異常予兆の通知を受けると、摩耗測定データとともに、診断管理テーブル62aからエスカレータID、駆動チェーン14に関する診断対象ID及び異常メッセージデータを取り出し、監視装置3を通して監視センタ5へ異常発報する(S11)。
なお、異常予兆診断処理部6dは、ステップS10で異常予兆無しと診断し、またはステップS11で異常発報した後、全収集データの診断が終了したか否かを判断する(S12)。未だ、終了していない場合には、前記メモリカウンタに「+1」をインクリメントし(S13)、ステップS9に戻り、次の収集データの異常予兆の有無を診断する。
異常予兆診断処理部6dは、全収集データの診断が終了すると、処理継続かを判断し、処理継続の場合にはステップS1に戻り、再び一連の処理を繰り返し実行する。
(e) 監視センタ5は、エージェント装置6から異常発報信号を受信すると、例えばエスカレータIDから何れの建物のエスカレータであるかを特定し、例えば監視地図画面上の該当エスカレータ設置ポイントに色別または点滅表示する。また、監視センタ5の監視員は診断対象IDからエスカレータ1の何れの診断対象であるかを把握できる。さらに、監視員は異常メッセージデータから異常原因を即座に視覚的に認識できる。よって、監視員は保守員を派遣する必要があるか、どのような保守作業が必要となるかを把握できる。
従って、以上のような実施の形態によれば、監視センタ5に代わって、現場側に設置されるエージェント装置6が、エスカレータ制御盤2で取得される各種の診断対象データを診断する。そして、エージェント装置6は、各診断対象の診断対象データから、利用者の安全を阻害するとか、異常運転状態または異常予兆と診断したとき、異常発報信号を監視センタ5に発報する。その結果、エージェント装置6は、現場サイドのいわゆる番犬に相当する機能を果すだけでなく、少ないデータ量でエスカレータ1の異常状態や異常予兆を確実に監視センタ5に通報できる。これにより、通信ネットワーク4の輻輳を未然に回避でき、地震や火災発生等の緊急時に緊急事態を迅速に監視センタ5へ通報できる。
また、エージェント装置6は、各種の物理変量測定センサ群21b〜21fの測定データを診断し、異常予兆時に異常発報信号を監視センタ5へ発報するので、エスカレータ1の異常状態を未然に回避でき、保守管理の信頼性を高めることができる。
(第2の実施の形態)
図6は本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムの第2の実施の形態を示す構成である。
この実施の形態は、複数のエスカレータ1a,…,1nの運行状況を統合的に診断し管理するシステムの構成例である。
各エスカレータ1a,…,1nには、それぞれ個別にエスカレータ制御盤2a,…,2n及びローカルエージェント装置30a,…,30nが接続される。各ローカルエージェント装置30a,…,30nには、LAN,WAN等の企業内通信ネットワーク31を介してマスタエージェント装置32が接続される。また、各エスカレータ1a,…,1nには、利用者の利用状況等を撮像する撮像カメラ20a,…,20nが設置される。
各エスカレータ制御盤2a,…,2nは、それぞれエスカレータ1a,…,1nの運転状態データと、各種の安全スイッチ21a,…の出力データと、図2に示すようにエスカレータ1a,…,1nの各箇所に設置される物理変量測定センサ21b,…,21fの測定データと、撮像カメラ20a,…,20nの撮影画像とを取り込んで記憶する。なお、撮影画像は、例えばビットマップ方式によりディジタル化し、ファイルデータ形式で記憶する。
各ローカルエージェント装置30a,…,30nは、図3と同様の構成を有するが、図4に示す各記憶装置62,…の診断管理テーブル62a,…から異常メッセージデータが除かれている。従って、各ローカルエージェント装置30a,…,30nの構成及び動作は、図3〜図5に示す通りであるので、ここでは詳しい説明を省略する。
マスタエージェント装置32は図7に示すように構成される。
マスタエージェント装置32は、監視員が必要に応じて制御指示その他のデータを入力するキーボード,マウスなどの入力手段33と、マスタ診断エージェントツール記憶部34と、データベース35と、統合診断処理部36と、表示部37と、プリンタ38とが設けられている。39はデータバッフア記憶部である。
マスタ診断エージェントツール記憶部34には、監視センタ5から提供されるマスタ診断エージェントツールが記憶される。
データベース35には、各ローカルエージェント装置30a,…,30nに対応する確認管理テーブル41a,…,41nと、各ローカルエージェント装置30a,…,30nから受け取る異常発報信号を含む診断対象データを保存する診断対象データ記憶領域42a,…,42nと、各ローカルエージェント装置30a,…,30nから取り込む画像ファイルを記憶する記憶領域43a,…,43nとが設けられている。
診断管理テーブル41a,…,41nは、例えば図4と同様に緊急異常診断要素と異常予兆診断要素とに分けられ、各診断要素には各エスカレータ1a,…,1nの診断対象、診断対象ID、エスカレータ1a,…,1nの利用者の利用状況や設置場所等を考慮しつ適宜定められる確認条件データ(診断条件データに相当する)、異常メッセージデータが設定される。なお、確認条件データは、利用者の利用状況等に応じて柔軟に変更される。
統合診断処理部36は、通信インタフェース機能を持つ入出力インタフェース部51、データ収集部52、異常確認処理部53、定期データ収集処理部54、運用情報提供部55、発報部56、通信インタフェース機能を持つ入出力インタフェース部57及び出力制御部58が設けられている。
異常確認処理部53は、あるローカルエージェント装置30aから入出力インタフェース部51を介して送られてくる診断対象ID及び診断対象データを伴う異常発報信号を受信すると、該当する診断管理テーブル41aから確認条件データを読み出し、診断対象データとともに出力制御部58を通して表示部37に表示する。なお、ローカルエージェント装置30aから診断対象との関係から画像データが送られてきた場合には、当該画像データも表示部37に表示する。
監視員は、診断対象データ、確認条件データ及び画像データ等から異常発報するか否かを判断する。異常発報すると判断したとき、発報部56に通知する。発報部56は、エスカレータID,診断対象ID,診断対象データ、異常メッセージデータを伴う異常発報を監視センタ5に送信する。
定期データ収集処理部54は、異常発報信号の有無に拘らず、所定周期ごとにデータ収集部52に収集指令を送出し、各ローカルエージェント装置30a,…,30nの記憶装置62,…に記憶される診断対象データや画像ファイルを収集し、診断対象データ記憶領域42a,…,42n及び画像ファイル記憶領域43a,…,43nに記憶する。
運用情報提供部55は、入力手段33から出力指示を受けたとき、データベース35に蓄積される各エスカレータ1a,…,1nの診断対象データや画像ファイルを読み出してプリンタ38から出力する。なお、入力手段33からの出力指示は、ユーザまたは監視センタ5から要求があったときに行われる。監視センタ5は、各エスカレータ1a,…,1nの将来的な運行計画を立てる際に各エスカレータ1a,…,1nのデータが必要となる為である。
次に、以上のように構成されたエスカレータの機能可変型遠隔監視システムの動作について、図8を参照して説明する。
(a) 監視センタ5は、ユーザの要望に応じた診断エージェントツールを作成し、通信ネットワーク4及びマスタエージェント装置32等を介して各ローカルエージェント装置30a,…,30nに提供する。また、監視センタ5は、各ローカルエージェント装置30a,…,30nを統合的に確認し管理するマスタ診断エージェントツールをマスタエージェント装置32に提供する。
(b) 各ローカルエージェント装置30a,…,30nの動作については、第1の実施の形態で説明した通りであるので、ここではマスタエージェント装置32の動作について説明する。
マスタエージェント装置32は、動作を開始すると、異常確認処理部53を実行する。異常確認処理部53は、ローカルエージェント装置30a,…,30nから異常発報信号を受信したか否かを判断する(S31)。異常確認処理部53は、異常発報信号を受信すると、異常発報信号に付加されるエスカレータID、診断対象ID、診断対象データ等をデータバッフア記憶部39に格納した後、異常確認処理を行う(S32)。
この異常確認処理は、エスカレータID及び診断対象IDに基づき、データベース35の該当する確認管理テーブル例えば41aを特定し、診断対象IDに対応する確認条件データを読み出し、異常発報された診断対象データとともに表示部37に表示する。監視員は、表示部37に表示された診断対象データと確認条件データとを比較し、診断対象データが確認条件データに合致し、或いはしきい値を超えているとき、入力手段33から発報指示を入力する。
異常確認処理部53は、発報指示を受けると、発報と判断し(S33)、発報部56に通知する。なお、監視員が異常発報の必要がないと判断したときには発報指示を入力しない。
発報部56は、エスカレータID、診断対象ID、診断対象データの他、確認管理テーブル41aから異常メッセージデータを取り出し、異常発報信号を監視センタ5へ送信する(S34)。
(c) また、異常確認処理部53は、異常発報信号を送信した後、他の異常発報信号の受信有無を判断し(S35)、受信有りの場合にはステップS32に移行し、受信無しの場合には次のステップS36に移行し、所定時間経過したか否かを判断する。所定時間経過していない場合にはステップS31に戻る。所定時間経過した場合には、定期データ収集処理部54を実行する。
(d) 定期データ収集処理部54は、一定周期(所定時間)ごとにメモリカウンタ(図示せず)にz=1を設定した後(S37)、データ収集部52及び入出力インタフェース部51を通して各ローカルエージェント装置30a、…,30nに蓄積される全ての診断対象データ及び画像データを収集し、データベース35の記憶領域42a,…,42n及び記憶領域43a,…,43nに記憶する(S38)。
引き続き、定期データ収集処理部54は、全エスカレータ1b(図示せず),…,1nのデータを収集したか否かを判断し(S39)、未だ全エスカレータのデータを収集していない場合にはカウンタメモリに+1をインクリメントし(S40)、ステップS38に戻り、順次診断対象データ及び画像データを収集する。
そして、全エスカレータ1a,…,1nのデータ及び画像を収集した後、運用情報提供部55を実行する。
(e) 運用情報提供部55は、データベース35に蓄積されるローカルエージェント装置30a,…,30nの画像データを含む全ての診断対象データを紙出力するか否かを判断し(S41)、入力手段33から紙出力の指示があれば、プリンタ38から出力する(S42)。
この紙出力後、継続処理するか否かを判断し(S43)、継続処理する場合にはステップS31に戻る。
従って、以上のような実施の形態によれば、各ローカルエージェント装置30a,…,30nから発報される異常発報信号を1つのマスタエージェント装置32で確認条件データとともに表示し確認するので、監視員の的確な判断のもとに異常発報信号を監視センタ5へ送信できる。
また、1つのマスタエージェント装置31は、定期的に全ローカルエージェント装置30a,…,30nに蓄積されるデータを収集し、データベース35に整理して保存するので、ユーザや各エスカレータの運行計画のために監視センタ5から要求があったとき、容易にデータを紙出力して提供することができる。
(その他の実施の形態)
(1) 上記第1の実施の形態では、異常予兆診断要素に属する診断対象となる測定データついては、各測定データ毎に異常予兆の有無を診断したが、例えば関連性のある2つ以上の診断対象の測定データと診断条件データとを比較し、異常予兆の有無を診断してもよい。これにより、より診断精度を高めることができる。
(2) 上記第1の実施の形態では、診断エージェント装置6側の診断管理テーブル62aに異常メッセージデータを設定したが、診断管理テーブル62aから異常メッセージデータを削除し、監視センタ5側に異常原因分析用として異常メッセージを設定する構成であってもよい。
(3) さらに、上記第1,2の実施の形態では、エージェント装置6、ローカルエージェント装置30a,…,30nが異常予兆診断要素に属する全診断対象データの診断時、エスカレータ制御盤2a,…,2nから緊急異常要素に属する診断対象データを受信することが考えられる。この場合は、異常予兆診断要素に属する診断対象データの診断を一次中止し、受信した緊急異常要素に属する診断対象データを優先的に診断する構成としてもよい。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムの第1の実施形態を示す全体構成図。 エスカレータの各箇所に設置される安全スイッチや物理変量測定センサの設置例を概略的に説明する図。 図1に示す本発明に係るエージェント装置の構成図。 図3に示す記憶装置上に作成された診断管理テーブルのデータ配列例図。 本発明に係るエージェント装置の動作を説明するフローチャート。 本発明に係るエスカレータの機能可変型遠隔監視システムの第2の実施形態を示す全体構成図。 マスタエージェント装置の構成図。 マスタエージェント装置の動作を説明するフローチャート。
符号の説明
1,1a,…,1n…エスカレータ、2,2a,…,2n…エスカレータ制御盤、3…監視装置、4…通信ネットワーク、5…監視センタ、6…エージェント装置、62…記憶装置、62a…診断管理テーブル、63…診断エージェント記憶部、64…診断処理制御部、6b…データ収集部、6c…緊急異常診断処理部、6d…異常予兆診断処理部、6e…発報部、20a,…,20n…撮像カメラ、30a,…,30n…ローカルエージェント装置、31…企業内ネットワーク、32…マスタエージェント装置、34…マスタ診断エージェントツール記憶部、35…データベース、36…統合診断処理部、37…表示部、38…プリンタ、41a,…,41n…確認管理テーブル、52…データ収集部、53…異常確認処理部、54…定期データ収集処理部、55…運用情報提供部、56…発報部。

Claims (8)

  1. エスカレータの近傍に設けられたエスカレータ制御盤と、
    このエスカレータ制御盤からエスカレータの運転に関する各種データを取り込んで監視センタに送信する監視装置と、
    この監視装置とは独立して設けられ、前記エスカレータ制御盤から緊急異常診断要素及び異常予兆診断要素に属する診断対象データを取り込んで緊急異常及び異常予兆の有無を診断し、緊急異常有り、または異常予兆有りと診断されたときに異常発報信号を監視センタへ送信するエージェント装置と
    を備えたことを特徴とするエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  2. 前記エージェント装置は、
    エスカレータ制御盤から出力される緊急異常診断要素に属する診断対象データの緊急異常の有無を診断する緊急異常診断処理手段と、
    前記エスカレータ制御盤から異常予兆診断要素に属する各種の診断対象データを収集し、各診断対象データの異常予兆の有無を診断する異常予兆診断処理手段と、
    前記各診断処理手段から緊急異常有り、または異常予兆有りの通知を受けたとき、異常発報信号を監視センタへ送信する発報手段と設けた診断処理制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  3. 前記緊急異常診断要素に属する診断対象データは、エスカレータの運転状態データのうち緊急性の高いデータ及びエスカレータの各箇所に設置された各種の安全スイッチの動作データであることを特徴とする請求項2に記載のエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  4. 前記異常予兆診断要素に属する各種の診断対象データは、エスカレータの運転状態データのうち緊急性を要しないデータ及びエスカレータの各箇所に設置された各種の物理変量測定センサ群の測定データであることを特徴とする請求項2に記載のエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  5. 前記エージェント装置は、
    各診断対象毎に診断条件データを記憶する診断管理テーブルと、
    前記エスカレータ制御盤から緊急異常診断要素に属する診断対象データを受けたとき、
    この診断対象データと該当する診断対象の前記診断条件データとを比較し、緊急異常の有無を診断する緊急異常診断処理手段と、
    前記エスカレータ制御盤から異常予兆診断要素に属する各種の診断対象データを収集し、各診断対象データと該当する診断対象の前記診断条件データとを比較し、異常予兆の有無を診断する異常予兆診断処理手段と、
    前記各診断処理手段から緊急異常有り、または異常予兆有りの通知を受けたとき、前記診断対象データとともに異常発報信号を前記監視センタへ送信する発報手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  6. 各エスカレータごとに設けられたエスカレータ制御盤と、
    各エスカレータ制御盤ごとに設けられ、それぞれ対応するエスカレータ制御盤から各種の診断対象の診断対象データを取り込み、緊急異常及び異常予兆の有無を診断し、緊急異常有り、または異常予兆有りと診断されたときに診断対象データとともに異常発報信号を出力する複数のローカルエージェント装置と、
    各ローカルエージェント装置から出力される異常発報信号に付される診断対象データの確認及び各ローカルエージェント装置で取得される各種の診断対象データを総合的に管理するマスタエージェント装置と
    を備えたことを特徴とするエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  7. 前記各ローカルエージェント装置は、
    各診断対象毎に診断条件データを記憶する診断管理テーブルと、
    前記エスカレータ制御盤から緊急異常診断要素に属する診断対象データを受けたとき、
    この診断対象データと該当する診断対象の前記診断条件データとを比較し、緊急異常の有無を診断する緊急異常診断処理手段と、
    前記エスカレータ制御盤から異常予兆診断要素に属する各種の診断対象データを収集し、各診断対象データと該当する診断対象の前記診断条件データとを比較し、異常予兆の有無を診断する異常予兆診断処理手段と、
    前記各診断処理手段から緊急異常有り、または異常予兆有りの通知を受けたとき、前記診断対象データとともに異常発報信号を監視センタへ送信する発報手段と
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載のエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
  8. 前記マスタエージェント装置は、
    前記各エスカレータの利用状況や設置場所等を考慮して前記各エスカレータの各診断対象毎に確認条件データを記憶する確認管理テーブルと、
    前記ローカルエージェント装置から出力される異常発報信号に付される診断対象データと該当するエスカレータの診断対象の確認条件データとを表示し、異常発報の必要性有りと判断されたとき、前記診断対象の診断対象データとともに異常発報信号を監視センタへ送信する手段と、
    定期的に前記各ローカルエージェント装置で取得された前記各エスカレータの診断対象毎の診断対象データを収集する定期データ収集手段と、
    前記エスカレータの設置ユーザや前記監視センタからの要求に基づき、前記定期データ収集手段で収集された前記各エスカレータの診断対象毎の診断対象データを、前記設置ユーザや前記監視センタに提供するために出力する運用情報提供手段と
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載のエスカレータの機能可変型遠隔監視システム。
JP2007063676A 2007-03-13 2007-03-13 エスカレータの機能可変型遠隔監視システム Active JP5344797B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007063676A JP5344797B2 (ja) 2007-03-13 2007-03-13 エスカレータの機能可変型遠隔監視システム
CN2008100817750A CN101264842B (zh) 2007-03-13 2008-03-13 自动扶梯的代理装置以及自动扶梯的功能可变型远程监视系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007063676A JP5344797B2 (ja) 2007-03-13 2007-03-13 エスカレータの機能可変型遠隔監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008222383A JP2008222383A (ja) 2008-09-25
JP5344797B2 true JP5344797B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=39841445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007063676A Active JP5344797B2 (ja) 2007-03-13 2007-03-13 エスカレータの機能可変型遠隔監視システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5344797B2 (ja)
CN (1) CN101264842B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168354A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Toshiba Corp 動作音収集装置および動作音収集方法
JP2011256026A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの監視システム
JP5683993B2 (ja) * 2011-02-18 2015-03-11 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベアの安全装置
JP2012192995A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの異常診断システム
CN102826437B (zh) * 2012-09-18 2014-07-30 广州市特种机电设备检测研究院 扶梯运行记录监控装置
JP5709327B2 (ja) * 2013-05-23 2015-04-30 東芝エレベータ株式会社 マンコンベアの異常診断システム
CN106537111A (zh) * 2014-07-18 2017-03-22 Ntn株式会社 机械部件诊断系统及其服务器
EP3287410B1 (en) 2016-08-24 2020-02-26 Otis Elevator Company Passenger conveyor and method for monitoring vibrations in a passenger conveyor
CN106586796B (zh) * 2016-11-15 2018-09-14 王蕊 一种自动扶梯状态监测系统及方法
EP3336029B1 (en) * 2016-12-14 2020-04-15 Kone Corporation Remote configuration of elevators, escalators and automatic doors
JP2018156486A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム
WO2018220678A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 三菱電機株式会社 乗客コンベアのレール診断装置
JP6753982B1 (ja) * 2019-05-31 2020-09-09 東芝エレベータ株式会社 搬送装置の監視装置
CN111498667A (zh) * 2020-06-01 2020-08-07 马文伯 一种结合5g及iot技术的扶梯用智能消毒装置
CN114639222A (zh) * 2022-03-22 2022-06-17 广西高重厚泽科技有限公司 一种电扶梯运行安全自动检测报警系统

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2572482B2 (ja) * 1990-10-11 1997-01-16 株式会社日立製作所 乗客コンベアの遠隔監視装置
JPH05213553A (ja) * 1992-02-06 1993-08-24 Toshiba Corp エレベータの遠隔監視システム
JP3207920B2 (ja) * 1992-04-30 2001-09-10 株式会社日立ビルシステム エレベーターの遠隔監視システム
DE19754141C2 (de) * 1997-12-04 2000-05-25 O & K Rolltreppen Gmbh Sicherheitseinrichtung für Rolltreppen und Rollsteige
JP3430197B2 (ja) * 1998-03-20 2003-07-28 株式会社日立ビルシステム 乗客コンベアの管理装置
JP2001240357A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベヤの遠隔監視装置及び遠隔監視方法
JP4005328B2 (ja) * 2001-09-26 2007-11-07 株式会社日立製作所 ビル設備と昇降機の管理装置
JP2003246577A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 動く歩道のモニタリングシステム
JP4270824B2 (ja) * 2002-08-30 2009-06-03 東芝エレベータ株式会社 エレベータの遠隔監視システム
JP4235575B2 (ja) * 2004-03-15 2009-03-11 株式会社日立ビルシステム エレベーターの保全システム
JP2006001737A (ja) * 2004-05-19 2006-01-05 Hitachi Building Systems Co Ltd エスカレーターの遠隔監視システム
EP1777188A4 (en) * 2004-08-11 2012-05-09 Mitsubishi Electric Corp LIFT MONITORING SYSTEM

Also Published As

Publication number Publication date
CN101264842B (zh) 2011-08-24
JP2008222383A (ja) 2008-09-25
CN101264842A (zh) 2008-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5344797B2 (ja) エスカレータの機能可変型遠隔監視システム
JP4005328B2 (ja) ビル設備と昇降機の管理装置
CN1293496C (zh) 远程监控诊断系统及其方法
JP4939004B2 (ja) エレベータの点検報告書作成方法及び点検報告書作成装置
JP4705833B2 (ja) エレベータの点検報告書作成装置
JP5468041B2 (ja) プラントの機器維持管理システム
JP5367227B2 (ja) 乗客コンベア監視システム
JP6947683B2 (ja) ビル保守システム及びビル保守支援方法
JPH06156965A (ja) エスカレータの遠隔監視システム
KR102484018B1 (ko) 인공지능(AI).사물인터넷(IoT) 기반의 승강기 고장부위 및 필요자재 예측 시스템 및 방법
JP3016933B2 (ja) エレベーターの管理システム
JP2002316780A (ja) 地震発生時の作業報告システム
US20050151660A1 (en) System, method, and apparatus for remotely monitoring the status of a machine
KR20180134992A (ko) 엘리베이터 예방 보전 시스템
JP2007210713A (ja) エレベータ制御システム
JP5114038B2 (ja) エレベータの機能可変型遠隔監視システム
JP2006117435A (ja) 携帯形異常診断機器、昇降機異常診断システム及び昇降機異常診断方法
JP4928761B2 (ja) 群管理エレベーターシステム
CN101618830B (zh) 乘客输送机的控制装置
KR20160108883A (ko) 사물 인터넷과 아이티 기술을 이용한 건물 설비 안전 안전 관리 시스템
JP2021152949A (ja) 制御支援装置、プログラム及び制御支援方法
JP7075824B2 (ja) エスカレータ監視方法及び監視システム
JPH05193856A (ja) エレベータの遠隔故障診断装置
CN111305844A (zh) 一种露天矿开采设备管理系统
JP2894420B2 (ja) ビル管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111222

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5344797

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350