JP4705833B2 - エレベータの点検報告書作成装置 - Google Patents

エレベータの点検報告書作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータの点検報告書作成装置に係り、特に、エレベータの保守点検報作業後に当該エレベータの所有者側の管理責任者へ提出する点検報告書を自動的に作成するエレベータの点検報告書作成装置に関する。
エレベータの故障は、これを利用する人々に多大の迷惑を及ぼすばかりでなく、極端な場合には人身事故につながる恐れがある。このため、エレベータの保守は専門の保守会社により行われるのが通常である。このような保守会社は、各保守会社毎に組織が異なるが、例えば、ある地域内のエレベータの保守を行う営業所に保守員を配属させてそれらエレベータの保守を行わせるのが一般的である。
従来、エレベータの保守を行う保守員は、当該エレベータを定期的に(例えば月1回)点検し、その点検結果を所定の点検報告書に手書きで記入するか、もしくはパーソナルコンピュータ等の文書作成装置を用いて報告書フォーマットの所定位置に文章を入力し、これを印字して報告書を作成し顧客に提出していた。
また、保守結果作業報告書作成を自動的に行うシステムとして、入力されたコードデータの組合せパターンを予め用意した大分類ルールと照合して大分類データを導出するとともに、入力された文章データの組合せパターンを予め用意した小分類ルールと照合して導出した大分類データに関連する小分類データを特定するデータ解読手段と、特定した上記小分類データに対応する保守結果定型文を予め用意した報告書フォーマットの所定位置に割り付ける編集手段とを有する保守結果報告書作成システムが提案されている。なお、編集手段は、小分類データに関連する補足定型文を定型文ファイルより読み出して上記保守結果定型文とともに編集する定型文接続手段と、上記報告書フォーマットから定型文空き領域を検出する領域検出手段とを有し、検出した空き領域に各定型文を割り付ける構成であった(特許文献1参照)。
ところで、近年、エレベータの運行制御がマイクロコンピュータで構成される制御装置により行われるようになり、当該制御装置の機能を利用して、エレベータの通常の稼働中の使用状態データ及び診断運転を実施したときの診断データを記録するとともに、自動的に使用状態データ及び診断データのうち所要のデータを抽出し、機械点検による報告書を作成するシステムが提案されている(特許文献2参照)。
特開平8− 77270号公報(段落番号005〜006、図1) 特開平6−171855号公報(段落番号004〜016、図1)
特許文献1に開示の保守結果報告書作成システムによれば、コードデータの組合せパターンと文章データの組合せパターンとに基づいてフィールド作業記録に記載された内容を解読し、診断結果報告書を作成するので、一連の作業内容の自動化が可能となるが、予め決められた定型文を所定報告書フォーマットに割り付けて診断結果報告書を作成するため、対象物のすべての事項を反映することはできなかった。また、保守員の点検結果のみを報告するため、機械点検による精密な診断結果を反映することはできなかった。更に、報告書は点検時点の状態を報告することは可能であるが、点検以前の正常に稼動している状態を反映することはできないなどの問題があった。
一方、特許文献2に開示の保守結果報告書作成システムによれば、自動的に使用状態データ及び診断データのうち所要のデータを抽出し報告書を作成することができるが、機械的な保守点検ができない事項、例えばエレベータの微妙な乗り心地等の点検は巡回による保守点検が必要であり、機械点検による点検報告書と保守員による巡回保守実施時の点検報告書が別々に作成されるため、顧客にとって実際に行われた作業内容が判りづらいのもとなっていた。
本発明の目的は、点検報告書作成における保守員の労力を大幅に軽減することができ、しかも、顧客にとって作業内容の分かりやすい点検報告書を作成することができるエレベータの点検報告書作成システムを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、複数台のエレベータを遠隔監視して各エレベータについての遠隔監視データを取得する監視センタ装置と、エレベータの運行を制御するエレベータ制御装置に接続される点検装置によって計測される各エレベータに付属する各種機器の機械点検結果である点検データから上記各種機器毎の異常判定データ及び予兆診断データを生成する点検センタ装置と、上記遠隔監視データ、上記異常判定データ、上記予兆診断データ及び各エレベータ毎の作業計画データを記憶する情報センタ装置と、これらの各装置を相互に接続する通信回線と、エレベータの保守員が携帯する携帯端末装置と、この携帯端末装置と随時接続される携帯型プリンタ装置とを備えたエレベータの点検報告書作成装置において、上記携帯端末装置に、上記情報センタ装置への保守対象エレベータについての作業計画データの送信要求と、上記情報センタ装置からの所要の作業計画データの受信とを行う通信手段と、当該受信した作業計画データに基づく上記保守対象エレベータについての点検結果データの入力を行う点検結果入力手段と、この点検結果入力手段により入力された点検結果データ、上記携帯端末装置が上記情報センタ装置から上記通信回線を介して取得する上記遠隔監視データ、上記異常判定データ、上記予兆診断データ及び作業計画データ、並びに上記携帯端末装置が上記エレベータ制御装置又は上記点検装置から取得するエレベータの保守のためのデータに基づいて上記保守対象エレベータについての点検報告書データを編集する点検報告書データ編集手段とを備え、かつ、上記携帯端末装置は、上記点検報告書データ編集手段にて点検報告書データの編集完了後、上記点検報告書データを上記携帯型プリンタ装置に送信して点検報告書の印字を行わせるようにしたものである。
このように構成したので、保守員はエレベータの点検完了後、携帯端末装置の点検結果入力手段により点検結果を入力すると、携帯端末装置に設けられた点検報告書データ編集手段が起動し、携帯端末装置の記憶装置に予め記憶された、遠隔監視データ、異常判定データ、予兆診断データ、作業計画データ、及び入力した点検結果データに基づいて点検報告書データが編集されるため、保守員は携帯端末装置に携帯型プリンタ装置を接続して起動するだけで、編集した点検報告書データを携帯型プリンタ装置から点検報告書を印字出力することができる。
本発明によれば、監視センタ装置から送信された遠隔監視データ、点検センタ装置から送信された異常判定データ及び予兆診断データ並びに情報センタ装置に記憶された作業計画データに基づいて保守対象エレベータについての点検報告書データを編集するので、点検報告書には機械点検の結果と保守員による巡回点検の結果とを印字することができ、点検報告書の手記入個所がなくなり、見易く分り易い点検報告書を作成できるとともに、機械点検で行った内容を含めて保守員による巡回点検の結果を点検作業終了後に点検報告書を提出するので、点検内容や結果に対する顧客の信頼性を得ることができる。
以下、本発明になるエレベータの点検報告書作成装置の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るエレベータの点検報告書作成システムのブロック図、図2は図1に示すエレベータ制御装置のブロック図、図3は図1に示す点検装置のブロック図、図4は図1に示す点検センタ装置のブロック図、図5図1に示す監視センタ装置のブロック図、図6は図1に示す情報センタ装置のブロック図、図7は図1に示す携帯端末装置のブロック図、図8は本発明の一実施形態に係るエレベータの点検報告書作成システムのデータの流れ図である。
図1において、エレベータ1は、乗りかご11、釣合い錘12、乗りかご11を駆動するモータ13、モータ13の運転指令リレー14、運転指令リレー14の接点15、モータ13の回転数を検出するパルスエンコーダ16、及びエレベータ制御装置2の指令に応じてモータ13の駆動を制御する駆動制御装置17で構成されている。上記エレベータ制御装置2は、エレベータ1の種々のデータを取込むとともにこれらデータに基づいて当該エレベータ1の運行を制御する。
点検装置3は、エレベータ制御装置2に接続され、エレベータ1の通常運行及び指令による点検運転時の各種機器の動作確認や計測を行い、機械点検の点検データとして記憶装置へ格納する。
点検センタ装置4は、上記点検装置3に電話回線8を介して遠隔的に接続され、複数台(例えば数万)のエレベータの点検データを定期的に取得するとともに、取得した点検データから当該エレベータの機器の異常判定と予兆診断を行う機能を有する。
監視センタ装置5は、複数台(例えば数万台)のエレベータと電話回線8を介して遠隔的に接続され、エレベータの異常を遠隔監視する。ここで、点検センタ装置4と監視センタ装置5は遠隔監視センタ9に設置されているとする。
情報センタ装置6は、電話回線8に接続され、点検センタ装置4による異常判定データと予兆診断データと監視センタ装置5による遠隔監視データ及びエレベータ毎の保全作業予定日及び実施すべき保全作業項目を少なくとも格納するとともに、これらのデータからエレベータ毎の作業計画を作成する機能を有する。
営業所7はエレベータ1の保守を担当する保守員の出動拠点を示すとともに、営業所7には携帯端末装置7aが一時的に設置される。電話回線8には点検装置3、点検センタ装置4、監視センタ装置5、情報センタ装置6及び営業所7が接続されており、営業所7に設置された携帯端末装置7aを含む各装置間でデータの送受信を行うことが可能である。また、本実施形態においては、営業所7に設置された携帯端末装置7aを含む各装置間のデータの送受信は電話回線8を介して行うのもとして説明しているが、電話回線8の代わりに図示しない有線ネットワークを介して行うことも可能である。更に、電話回線8及び図示しない有線ネットワークを併用することも可能であることは言うまでもない。
携帯端末装置7a’は、上記営業所7に一時的に設置される携帯端末装置7aと同一であり、営業所7に所属する保守員が携行し、保守ツールとしての機能を有するとともに、点検装置3又はエレベータ制御装置2と直接着脱可能に接続され、点検データや運行データ等のエレベータの保守に必要な様々なデータを取得する機能を有する。
プリンタAは、携帯端末装置7a’と要事に無線又は有線にて接続され、携帯端末装置7a’から送信される点検報告書データを印字出力し、点検報告書Bを作成するために使用する携帯型プリンタ装置である。これらの詳細な構成は図2〜図7に示す。
図2において、入力装置21はエレベータ1からの種々のデータを入力し、運行データ記憶装置22において入力されたデータを記憶する。運行制御装置23は、エレベータ1の運行を制御するための指令信号を出力装置24を介してエレベータ1の駆動制御装置17へ出力する。運行データ転送装置25は運行データ記憶装置22に記憶された運行データを点検装置3に転送する。信号入力装置26は診断運転実施時に点検装置3から診断運転の信号を入力する。通信装置27には、図7に示す携帯端末装置7aの通信装置7a2が必要に応じて接続され、携帯端末装置7aからの要求により運行データ記憶装置22に記憶された運行データを携帯端末装置7aに送信する。
図3において、転送データ記憶装置31は図2に示す運行データ転送装置25から転送された運行データを記憶する。点検判断装置32は転送されたデータに基づいてエレベータ1の故障の有無等を判断し、判断結果である点検データを点検データ記憶装置33に記憶する。機器動作計測装置34は乗りかご11の走行距離の積算、各部のリレー接点の動作回数の積算等を行い、計測データを計測データ記憶装置35に記憶する。診断運転指令装置36は保守のための診断運転を実施するときエレベータ制御装置2に指令信号を出力する。通信装置37には、図7に示す携帯端末装置7aの通信装置7a2が必要に応じて接続され、携帯端末装置7aからの要求により点検データ記憶装置33に記憶された点検データ及び計測データ記憶装置35に記憶された計測データを携帯端末装置7aに送信する。通信装置38は電話回線8を介して点検センタ装置4や監視センタ装置5との間の通信を行う。
図4において、通信装置41は図3に示す点検装置3の通信装置38との間で情報の授受を行う。点検データ解析装置42は点検装置3から送信されたデータに基づいて保守に必要な解析を行う。寿命判断装置43は図3に示す計測データ記憶装置35のデータに基づいて各計測事項に関してその寿命を判断する。月報データ記憶装置44は点検データ解析装置42の解析結果(月報にデータとして記入される)を記憶し、保存データ記憶装置45は月報データ記憶装置44に記憶させるべきデータをそれらデータに関連したデータとともに記憶する。
なお、ここでいう月報とは、点検装置3による機械点検による点検結果を定期的(例えば、1ヶ月単位)にまとめたものである。収集スケジュール記憶装置46は図3に示す点検データ記憶装置33に記憶されている点検データを収集するスケジュール(収集インターバル)を記憶する。通信装置47は情報センタ装置6との間で情報の授受を行う。
図5において、通信装置51は電話回線8を介して図3に示す点検装置3の通信装置38との間で情報の授受を行う。エレベータ監視装置52は点検装置3からの故障発報情報を処理して表示するとともに、通信装置53を介して情報センタ装置6へ故障発報情報を送信する。
図6において、通信装置61は点検センタ装置4の通信装置47、及び監視センタ装置5との間でデータの授受を行う。データベース記憶装置62は点検センタ装置4の保存データ記憶装置45に記憶されている保存データ(異常判定データと予兆診断データ等)及び監視センタ装置5による遠隔監視データを転送して格納する。データベース検索集計装置63は管理下にある全エレベータの保存データをデータベース記憶装置62に格納させるための処理やデータベース記憶装置62から指示されたデータを取出す処理等を行う。
作業計画作成装置64には、予め管理下にある全エレベータの保全作業予定日及び実施すべき保全作業項目が格納してあり、データベース記憶装置62に格納してある異常判定データと予兆診断データと遠隔監視データからエレベータ毎の作業計画を作成する機能を有する。また、作成した作業計画はデータベース検索集計装置63の処理によりデータベース記憶装置62に格納される。通信装置65は営業所7に一時的に設置される携帯端末装置7aの通信装置7a1との間で情報の授受を行う。点検報告書データ作成装置66は、データベース記憶装置62に格納された保存データと遠隔監視データ及び作業計画に基づき点検報告書データを作成するとともに、通信装置65を介して携帯端末装置7aに当該点検報告書データを送信する機能を有する。
図7は図1に示す営業所7に一時的に設置される携帯端末装置7a又は7a’のブロック図である。図7において、通信装置7a1は情報センタ装置6の通信装置65との間で情報の授受を行い、通信装置7a2は点検装置3の通信装置37やエレベータ制御装置2の通信装置27との間で情報の授受を行う。点検報告書データ編集装置7a3は、予め点検報告書データ記憶装置7a8に記憶された点検報告書データと、通信装置7a2を介して取得した点検装置3の点検データやエレベータ制御装置2の運行データ及び点検結果入力装置7a4によって保守員が入力したデータから点検報告書データを編集する機能を有する。点検報告書データ出力装置7a5は、点検報告書データ記憶装置7a8に記憶された点検報告書データを表示装置7a6に表示させるとともに、プリンタAに出力する。表示選択装置7a7は表示装置7a6に表示すべきデータの選択を行う。
ここで、本実施形態の動作を、図8に示す各装置間のデータの流れ図及びエレベータ1の通常の運行時に生じるいくつかの例を挙げて説明する。
乗客が乗りかご11に乗って行先階のボタンを押すとその情報は入力装置21を介してエレベータ制御装置2の運行データ記憶装置22に格納されると同時に、運行制御装置23は入力された行先階と運行データ記憶装置22から取出した乗りかご11の現在位置とを比較し、両者の間の移動距離をパルスエンコーダ16のパルス数として算出するとともに、上昇運転か下降運転かの判定を行い、この判定に応じて出力装置24を介して駆動制御装置17に指令信号を出力する。駆動制御装置17はこの指令信号に応じて運転指令リレー14を励磁しその接点15を閉じ、モータ13を回転せしめ、乗りかご11はこれに従って上昇又は下降する。
モータ13の回転により、パルスエンコーダ16からは回転に従ってパルスが出力され、このパルスは駆動制御装置17、入力装置21を介してエレベータ制御装置2に入力され、運行制御装置23はさきに算出したパルス数から当該入力したパルスを順次減算して乗りかご11の移動残距離を算出する。移動残距離が所定の値になると、運行制御装置23は駆動制御装置17に減速指令を出力し、次いで移動残距離が0になったとき停止指令を出力する。この停止指令により、駆動制御装置17は運転指令リレー14を非励磁とし、接点15を開放してモータ13(乗りかご11)を停止させる。これら一連の動作は順次運行データ記憶装置22に格納されてゆく。エレベータ制御装置2は、上述のようにエレベータ1の運行データを運行データ記憶装置22に格納してゆくと同時に、格納されたデータを運行データ転送装置25により順次点検装置3の転送データ記憶装置31に転送記憶させてゆく。
次に、点検装置3の動作の一例を説明する。点検装置3の点検判断装置32は、転送データ記憶装置31に転送されたデータを用いて種々の判断を行う。この判断の1例として、例えば、転送データ中の運転指令リレー14が励磁されてから、順次転送記憶されてゆくパルスエンコーダ16の出力パルスが所定の値になるまでの時間を計測し、その時間を所定時間と比較することにより駆動制御装置17の動作特性の良否を判断する。もし、当該時間が所定時間に比較して異常に長い、又は短いと判断した場合には、点検装置3は通信装置38を介して監視センタ装置5に、異常発報する。一方、当該時間が正常な範囲内にあれば、点検判断装置32は、駆動装置17は正常であると判断し、その結果を点検データ記憶装置33に格納する。また、当該時間が異常発報するほどではないが正常ではない場合、点検判断装置32は「駆動制御装置17は要点検」として点検データ記憶装置33にその旨記憶する。
また、機器動作計測装置34は転送データ記憶装置31に転送されたデータのうちの運転指令リレー14の動作情報をチエックし、非励磁状態から励磁状態への転換の動作回数をカウントアップしてゆき、その値を計測データ記憶装置35に格納する。さらに、機器動作計測装置34は転送データ記憶装置31にパルスエンコーダ16からのパルスの入力が継続されている間、その継続時間を乗りかご11の走行時間としてそれまでの走行時間に積算し、積算された走行時間を計測データ記憶装置35に格納する。このようにして、点検データ記憶装置33及び計測データ記憶装置35には点検結果のデータ及び計測結果のデータが順次蓄積されてゆく。
また、点検装置3の診断運転指令装置36は、予め定められた日の予め定められた時刻(エレベータの利用客がない日時が選定されている)になると、エレベータ1の診断に必要な運転(低速運転や高速運転)を行う指令信号を、エレベータ制御装置2の信号入力装置26に対して送信する。これによりエレベータ制御装置2は診断プログラムに従って駆動制御装置17を作動させ、診断運転を実施する。診断運転のデータは、上記通常運転の場合と同様の手順で処理されることとなる。
次に、点検センタ装置4の動作の一例を説明する。点検センタ装置4の収集スケジュール記憶装置46には、管理下にある全エレベータの各点検装置3に格納されている点検データ及び計測データを収集するスケジュール(収集インターバル)が記憶されている。点検センタ装置4は当該スケジュールに従って通信装置41に収集指令を出力することにより各点検装置3毎に、点検データ及び計測データを収集する。即ち、通信装置41は指令された点検装置3に対してダイヤル発信を行い、当該点検装置3の通信装置38を電話回線で接続し、点検データ記憶装置33及び計測データ記憶装置35に格納されている各データを収集する。点検データ解析装置42は、収集された点検データに基づいて所定の解析を行う。
ここで、点検データ解析装置42による解析を例を挙げて説明する。例えば、点検装置3の点検判断装置32による点検結果が、前述のように、運転指令リレー14が励磁されてからモータ13の所定回転に達するまでの時間が、発報するほどではないが長過ぎ、又は短過ぎの場合、当該異常がこれに対応した特定符号の形態で点検装置3における点検データ記憶装置33に記憶されている。点検センタ装置4の点検データ解析装置42は、送信されてきた当該符号データに基づいて「駆動制御装置17は要点検」という文言を表示するデータを作成し、このデータを月報データ記憶装置44に格納する。また、上記時間が正常であれば、「駆動制御装置17は正常」のデータを格納することになる。
さらに、点検センタ装置4の寿命判断装置43は収集した計測データについて判定を行う。例えば、点検装置3の計測データ記憶装置35のデータのうち、運転指令リレー14の動作回数のデータを所定の動作回数と比較し、前者が後者の動作回数を超えた値である場合、「運転指令リレー14は要交換」というデータを作成し、このデータを月報データ記憶装置44に格納する。運転指令リレー14の動作回数が所定の動作回数を超えていない場合には、点検報告書データ記憶装置44への記憶はなされない。
上記のように、「駆動制御装置17は要点検」、「運転指令リレー14は要交換」のように月報記憶装置44に記憶がなされた場合、これらと同じデータにこれらデータと関連するデータ、上記の例では走行時間の積算値が付加され、これらが一緒に保存データ記憶装置45に格納される。このようにして、収集スケジュールに従って全点検装置3からのデータ収集が終了すると、通信装置46は収集終了の信号により月報データ記憶装置44に格納されている月報データ及び保存データ記憶装置45に格納されている保存データを、通信装置47を介して情報センタ装置6に送信する。
情報センタ装置6は、点検センタ装置4から送信された月報データ及び保存データはデータベース検索集計装置63の処理によりデータベース記憶装置62に格納される。また、作業計画作成装置64には、予め管理下にある全エレベータの保全作業予定日及び実施すべき保全作業項目が格納してあり、データベース記憶装置62に格納してある保存データに基づいてエレベータ毎の作業計画データを作成する。更に、作成された作業計画データはデータベース検索集計装置63の処理により再びデータベース記憶装置62に格納される。また、点検報告書データ作成装置66は、データベース記憶装置62に格納されている該当エレベータ1の保存データ(作業計画データを含む)を基に、点検報告書データを作成する。作成された点検報告書データはデータベース検索集計装置63の処理により再びデータベース記憶装置62に格納する。
営業所7では、保守員が携帯端末装置7aを操作し、通信装置7a1を介して情報センタ装置6に接続し、データベース記憶装置62に格納してある月報データ(点検装置3から監視センタ装置5へ異常発報がなされている場合には月報データと当該異常発報データ)、作業計画データ、及び点検報告書データの送信要求を行う。情報センタ6から送信された月報データ(点検装置3から監視センタ装置5へ異常発報がなされている場合には月報データと当該異常発報データ)、作業計画データ、及び点検報告書データを通信装置7a1により受信し、受信したこれらのデータを点検報告書データ記憶装置7a8に記憶する。更に、点検報告書データ記憶装置7a8に記憶された月報データ(点検装置3から監視センタ装置5へ異常発報がなされている場合には月報データと当該異常発報データ)を表示選択装置7a7によって表示装置7a6に表示し、表示出力された月報に、保守を必要とするデータ、例えば前述の「駆動制御装置17は要点検」、「運転指令リレー14は要交換」が記載されている場合、保守員はこの記載に応じて所要の工具や交換部品を携行し、該当エレベータ1の保守点検を実施する。
該当エレベータ1に到着した保守員は、作業開始前にまず、携帯端末装置7a’を操作し、予め点検報告書データ記憶装置7a8に記憶された作業計画データの一部、又は全部を表示選択装置7a7により選択して表示装置7a6に表示する。そして、表示装置7a6に表示された作業計画データに、保守を必要とするデータ、例えば前述の「駆動制御装置17は要点検」、「運転指令リレー14は要交換」が記載されている場合、保守員は、作業計画データに記載された項目に従って保守作業を実施する。保守員は作業終了後、点検結果入力装置7a4により、実施した各項目毎の保守作業についての所要事項を入力し、点検結果の入力完了後、点検報告書データ編集装置7a3を起動する。点検報告書データ編集装置7a3は、点検結果入力装置7a4により入力された点検結果データと点検報告書データ記憶装置7a8に予め格納されている点検報告書データとを集計編集し、点検報告書データを作成する。作成された点検報告書データは、再び点検報告書データ記憶装置7a8に格納されるとともに、表示装置7a6に表示される。
ここでいう点検結果データとは、保守員が点検結果入力装置7a4の一部であり図示しない配列されるデーボードを介した入力による入力データの他、通信装置7a2と点検装置3の通信装置37又はエレベータ制御装置2通信装置27を無線又は有線にて直接又は通信変換器Bを介して接続することで取得可能な点検データや計測データ及び運行データ等のエレベータの保守に必要な様々なデータも含まれる。
保守員は表示装置7a6に表示された点検報告書データを確認後、点検報告書データ出力装置7a5によりプリンタAに出力する。
プリンタAは、図示しない通信装置を介して携帯端末装置7aからの点検報告書データを受信後、所定の処理により点検報告書Bを印字出力する。保守員は点検報告書Bの印字完了後、エレベータ1の所有者側の管理責任者に対して保守作業の報告を行い、必要な場合には点検報告書Bを提出して確認印を押印してもらう。
以上、主として通常の保守に関する動作について述べたが、これ以外の動作について以下に説明する。本実施例の作動中、点検装置3の点検判断装置32において緊急に処理すべき異常が検出された場合、点検判断装置32は直ちに通信装置38により異常発報データを監視センタ装置5に送信する。監視センタ装置5では通信装置51によりこれを受信し、エレベータ監視装置52で異常発報データの内容を解析してこれを表示するとともに、解析された内容は、異常発報データとして通信装置53により情報センタ装置6へ送信される。監視センタ装置5のオペレータはエレベータ監視装置52の表示をみて、当該故障エレベータ1の保守を担当する営業所7に電話回線8又は図示しない有線ネットワークにてこれを報らせる。営業所7では直ちに故障エレベータ1に保守員を派遣して故障の処理を行わせる。
保守員は当該故障に対して適切な処置を行うとともに、必要な場合、携帯端末装置7a’と点検装置3又はエレベータ制御装置2を接続することで、故障時の点検データや計測データ及び運行データ等のエレベータの故障解析に必要な様々なデータを取得することができる。また、これらの取得したデータと点検結果入力装置7a4により保守員が入力した該当異常に対する処置についての所要事項、及び点検報告書データ記憶装置7a8に格納された点検報告書データを点検報告書データ編集装置7a3により集計編集することで、前述した通常の保守作業時と同様に点検報告書Bを容易に作成することができる。
なお、上記実施例において、点検センタ装置、情報センタ装置、および営業所の装置は、任意の地域(地点)に設置することができるのは明らかである。
このように、本実施例では、保守員は予め携帯端末装置7aの点検報告書データ記憶装置7a8に点検報告書データを格納しておき、エレベータ1の点検完了後、点検結果入力装置7a4により点検結果を入力し、点検報告書データ編集装置7a3を起動すると、点検結果入力装置7a4により入力された点検結果データと点検報告書データ記憶装置7a8に記憶された点検報告書データに基づいて点検報告書データが自動的に作成されるとともに、表示装置7a6に当該点検報告書データが表示されるため、保守員は表示された点検報告書データを確認後、点検報告書データをプリンタAから印字出力するだけで点検報告書を作成できるようにしたので、保守員の労力を大幅に軽減することができ、しかも機械化点検結果と保守員による点検結果を統合した点検報告書が作成できるので顧客にとって作業内容の分り易い点検報告書を作成することができ、手記入する個所もない。
本発明の一実施形態に係るエレベータの点検報告書作成システムのブロック図である。 図1に示すエレベータ制御装置のブロック図である。 図1に示す点検装置のブロック図である。 図1に示す点検センタ装置のブロック図である。 図1に示す監視センタ装置のブロック図である。 図1に示す情報センタ装置のブロック図である。 図1に示す携帯端末装置のブロック図である。 本発明の一実施例に係るエレベータの点検報告書作成システムのデータの流れ図である。
符号の説明
1 エレベータ
2 エレベータ制御装置
3 点検装置
4 点検センタ装置
5 監視センタ装置
6 情報センタ装置
7 営業所
7a 携帯端末装置、
8 電話回線
9 遠隔監視センタ
A プリンタ
B 点検報告書

Claims (1)

  1. 複数台のエレベータを遠隔監視して各エレベータについての遠隔監視データを取得する監視センタ装置と、エレベータの運行を制御するエレベータ制御装置に接続される点検装置によって計測される各エレベータに付属する各種機器の機械点検結果である点検データから上記各種機器毎の異常判定データ及び予兆診断データを生成する点検センタ装置と、上記遠隔監視データ、上記異常判定データ、上記予兆診断データ及び各エレベータ毎の作業計画データを記憶する情報センタ装置と、これらの各装置を相互に接続する通信回線と、エレベータの保守員が携帯する携帯端末装置と、この携帯端末装置と随時接続される携帯型プリンタ装置とを備えたエレベータの点検報告書作成装置において、
    上記携帯端末装置に、上記情報センタ装置への保守対象エレベータについての作業計画データの送信要求と、上記情報センタ装置からの所要の作業計画データの受信とを行う通信手段と、当該受信した作業計画データに基づく上記保守対象エレベータについての点検結果データの入力を行う点検結果入力手段と、この点検結果入力手段により入力された点検結果データ、上記携帯端末装置が上記情報センタ装置から上記通信回線を介して取得する上記遠隔監視データ、上記異常判定データ、上記予兆診断データ及び作業計画データ、並びに上記携帯端末装置が上記エレベータ制御装置又は上記点検装置から取得するエレベータの保守のためのデータに基づいて上記保守対象エレベータについての点検報告書データを編集する点検報告書データ編集手段とを備え、かつ、上記携帯端末装置は、上記点検報告書データ編集手段にて点検報告書データの編集完了後、上記点検報告書データを上記携帯型プリンタ装置に送信して点検報告書の印字を行わせるようにしたことを特徴とするエレベータの点検報告書作成装置。
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