JPH06239548A - 昇降機の保守装置 - Google Patents
昇降機の保守装置Info
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- JPH06239548A JPH06239548A JP2809593A JP2809593A JPH06239548A JP H06239548 A JPH06239548 A JP H06239548A JP 2809593 A JP2809593 A JP 2809593A JP 2809593 A JP2809593 A JP 2809593A JP H06239548 A JPH06239548 A JP H06239548A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 41
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇降機の監視情報を得る監視装置と公衆回線
を介し接続される情報センターにより昇降機を遠隔管理
すると共に、保守時に監視装置に接続される携帯用保守
装置に昇降機の監視情報を表示する昇降機の保守装置に
おいて、保守に必要な技術情報を携帯用保守装置により
情報センターに要求して表示することによって、保守作
業の効率を向上させる。 【構成】 情報センター４Ａのファイルサーバ４ｃに保
守支援情報を記憶する。携帯用保守装置１Ａにより制御
装置２ｃに保守支援要求信号を入力しこれを通信装置２
ｄにより公衆回線３を介して情報センター４Ａに送信す
る。これを受けて情報センター４Ａはファイルサーバ４
ｃの該当データを監視装置２Ａに送信する。携帯用保守
装置１Ａは監視装置２Ａに受信されたデータを読み込み
部１ｃで読み込んで表示部１ｂに表示する。
を介し接続される情報センターにより昇降機を遠隔管理
すると共に、保守時に監視装置に接続される携帯用保守
装置に昇降機の監視情報を表示する昇降機の保守装置に
おいて、保守に必要な技術情報を携帯用保守装置により
情報センターに要求して表示することによって、保守作
業の効率を向上させる。 【構成】 情報センター４Ａのファイルサーバ４ｃに保
守支援情報を記憶する。携帯用保守装置１Ａにより制御
装置２ｃに保守支援要求信号を入力しこれを通信装置２
ｄにより公衆回線３を介して情報センター４Ａに送信す
る。これを受けて情報センター４Ａはファイルサーバ４
ｃの該当データを監視装置２Ａに送信する。携帯用保守
装置１Ａは監視装置２Ａに受信されたデータを読み込み
部１ｃで読み込んで表示部１ｂに表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、保守時に昇降機の監
視装置に接続される携帯用保守装置に昇降機の監視情報
を表示する昇降機の保守装置に関する。
視装置に接続される携帯用保守装置に昇降機の監視情報
を表示する昇降機の保守装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の昇降機の保守装置を示す
構成図である。同図において、１は保守時に工具類と共
に保守員に携行されて用いられる小型な携帯用保守装置
であり、本体がマイクロコンピュータで、入力部、表示
部及び接続部を備えている。
構成図である。同図において、１は保守時に工具類と共
に保守員に携行されて用いられる小型な携帯用保守装置
であり、本体がマイクロコンピュータで、入力部、表示
部及び接続部を備えている。
【０００３】２はビルなどの建物内の昇降機機械室に昇
降機設備と共に設置されて昇降機の異常を監視する端末
設備としての監視装置であり、昇降機の運行状況を示す
運行データや故障データなどの監視情報や、ビル名、ビ
ル管理番号や機器仕様などの情報を内蔵する制御装置２
ａと、この公衆回線３を介して情報センター４と送受信
する通信装置２ｂとを有する。
降機設備と共に設置されて昇降機の異常を監視する端末
設備としての監視装置であり、昇降機の運行状況を示す
運行データや故障データなどの監視情報や、ビル名、ビ
ル管理番号や機器仕様などの情報を内蔵する制御装置２
ａと、この公衆回線３を介して情報センター４と送受信
する通信装置２ｂとを有する。
【０００４】４は昇降機を遠隔管理する情報センターで
あり、ビル個別情報やビル内機器情報及びそのデータ情
報を記憶するビルファイル４ａと、公衆回線３を介して
監視装置２と送受信する通信装置４ｂとを有する。
あり、ビル個別情報やビル内機器情報及びそのデータ情
報を記憶するビルファイル４ａと、公衆回線３を介して
監視装置２と送受信する通信装置４ｂとを有する。
【０００５】次に、上述した構成の動作を説明する。保
守時には、保守員により機械室制御器である図示しない
保守スイッチが保守状態にされた後に、保守員に携行さ
れた携帯用保守装置１が監視装置２内の制御装置２ａに
接続される。携帯用保守装置１は、保守員に操作されて
制御装置２ａから運行データや故障データなどの監視情
報を読み出し表示する。
守時には、保守員により機械室制御器である図示しない
保守スイッチが保守状態にされた後に、保守員に携行さ
れた携帯用保守装置１が監視装置２内の制御装置２ａに
接続される。携帯用保守装置１は、保守員に操作されて
制御装置２ａから運行データや故障データなどの監視情
報を読み出し表示する。
【０００６】そして、保守員は、携帯用保守装置１に表
示されたデータを参照し、要すれば設定操作して保守点
検作業を遂行する。つまり、携帯用保守装置１は、参照
と設定機能を有していた。
示されたデータを参照し、要すれば設定操作して保守点
検作業を遂行する。つまり、携帯用保守装置１は、参照
と設定機能を有していた。
【０００７】ところで、携帯用マイクロコンピュータと
して、ノートパソコンなどの汎用コンピュータがある。
このノートパソコンは、データを入力するキーボード、
データを表示する画面表示部、データの書き込み及び読
み出し可能な記憶部を備えて本体内部間に入出力の接続
機能を有している。
して、ノートパソコンなどの汎用コンピュータがある。
このノートパソコンは、データを入力するキーボード、
データを表示する画面表示部、データの書き込み及び読
み出し可能な記憶部を備えて本体内部間に入出力の接続
機能を有している。
【０００８】ノートパソコンを昇降機の保守装置に用い
ることを想定すれば、ノートパソコンは昇降機の制御装
置２ａと接続する機能がなく制御装置２ａから監視情報
などを読み出すことができないので、保守員は制御装置
２ａの監視情報などを別に記録し、その記録データに基
づいてノートパソコンを操作なければならない。また、
図６に示すように、ノートパソコンには通信装置が接続
され、通信装置を介し公衆回線３を利用できるので、保
守員は現場から離れて机上で作業することもありうる。
ることを想定すれば、ノートパソコンは昇降機の制御装
置２ａと接続する機能がなく制御装置２ａから監視情報
などを読み出すことができないので、保守員は制御装置
２ａの監視情報などを別に記録し、その記録データに基
づいてノートパソコンを操作なければならない。また、
図６に示すように、ノートパソコンには通信装置が接続
され、通信装置を介し公衆回線３を利用できるので、保
守員は現場から離れて机上で作業することもありうる。
【０００９】このようにノートパソコンを用いた場合に
ノートパソコンと制御装置２ａとの間に保守員が介在す
るのに対して、携帯用保守装置１は、制御装置２ａに直
接接続され、その制御装置２ａに内蔵された監視情報な
どを制御装置２ａから直接読み出して表示するという点
が異なる。
ノートパソコンと制御装置２ａとの間に保守員が介在す
るのに対して、携帯用保守装置１は、制御装置２ａに直
接接続され、その制御装置２ａに内蔵された監視情報な
どを制御装置２ａから直接読み出して表示するという点
が異なる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇降機の保守装
置は、上述したように、保守時に、昇降機の制御装置２
ａに接続された携帯用保守装置１により昇降機の監視情
報や、ビル名、ビル管理番号や機器仕様などの情報を読
み出し表示するだけなので、機器固有の技術基準や調整
値などの技術情報を確認する場合には携帯用保守装置と
共に技術情報が記載された多数の資料や技術ガイドブッ
クを現場に携行するか、または電話により情報センター
４に照会しなければならない。そのため、不便であり、
保守作業の効率が悪いという問題点があった。
置は、上述したように、保守時に、昇降機の制御装置２
ａに接続された携帯用保守装置１により昇降機の監視情
報や、ビル名、ビル管理番号や機器仕様などの情報を読
み出し表示するだけなので、機器固有の技術基準や調整
値などの技術情報を確認する場合には携帯用保守装置と
共に技術情報が記載された多数の資料や技術ガイドブッ
クを現場に携行するか、または電話により情報センター
４に照会しなければならない。そのため、不便であり、
保守作業の効率が悪いという問題点があった。
【００１１】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、昇降機の保守に必要な技術情報を
提供することにより保守作業の効率を向上させることが
できるができる昇降機の保守装置を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、昇降機の保守に必要な技術情報を
提供することにより保守作業の効率を向上させることが
できるができる昇降機の保守装置を得ることを目的とす
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
る昇降機の保守装置は、昇降機の監視情報を得る監視装
置と、この監視装置と公衆回線を介し接続されて上記昇
降機を遠隔管理する情報センターと、保守時に上記監視
装置に接続されて上記監視装置から昇降機の監視情報を
得て表示する表示部を有する携帯用保守装置とを備えた
昇降機の保守装置において、上記情報センターに、昇降
機の保守支援情報を記憶する記憶装置と、上記公衆回線
を介して上記監視装置から送信される保守支援要求信号
を受信したときに上記記憶装置の保守支援情報を上記監
視装置に送信する通信装置とを備えると共に、上記監視
装置に、上記公衆回線を介して上記情報センターに保守
支援要求信号を送信すると共に上記情報センターから送
信される技術支援情報を受信する通信装置と、保守時に
上記携帯用保守装置により入力される保守支援要求信号
を上記通信装置に出力制御すると共に、上記通信装置に
より受信される技術支援情報を上記携帯用保守装置に表
示制御する制御装置とを備えたものである。
る昇降機の保守装置は、昇降機の監視情報を得る監視装
置と、この監視装置と公衆回線を介し接続されて上記昇
降機を遠隔管理する情報センターと、保守時に上記監視
装置に接続されて上記監視装置から昇降機の監視情報を
得て表示する表示部を有する携帯用保守装置とを備えた
昇降機の保守装置において、上記情報センターに、昇降
機の保守支援情報を記憶する記憶装置と、上記公衆回線
を介して上記監視装置から送信される保守支援要求信号
を受信したときに上記記憶装置の保守支援情報を上記監
視装置に送信する通信装置とを備えると共に、上記監視
装置に、上記公衆回線を介して上記情報センターに保守
支援要求信号を送信すると共に上記情報センターから送
信される技術支援情報を受信する通信装置と、保守時に
上記携帯用保守装置により入力される保守支援要求信号
を上記通信装置に出力制御すると共に、上記通信装置に
より受信される技術支援情報を上記携帯用保守装置に表
示制御する制御装置とを備えたものである。
【００１３】この発明の請求項２に係る昇降機の保守装
置は、昇降機の監視情報を得る監視装置と、この監視装
置と公衆回線を介し接続されて上記昇降機を遠隔管理す
る情報センターと、保守時に上記監視装置に接続されて
上記監視装置から昇降機の監視情報を得て表示する表示
部を有する携帯用保守装置とを備えた昇降機の保守装置
において、上記情報センターに、昇降機の保守支援情報
を記憶する記憶装置と、上記公衆回線を介して上記携帯
用保守装置から送信される保守支援要求信号を受信した
ときに上記記憶装置の保守支援情報を上記携帯用保守装
置に送信する通信装置とを備えると共に、上記携帯用保
守装置に、上記公衆回線を介して上記技術支援要求信号
を上記情報センターに送信すると共に上記情報センター
から送信される技術支援情報を受信する通信装置を備え
たものである。
置は、昇降機の監視情報を得る監視装置と、この監視装
置と公衆回線を介し接続されて上記昇降機を遠隔管理す
る情報センターと、保守時に上記監視装置に接続されて
上記監視装置から昇降機の監視情報を得て表示する表示
部を有する携帯用保守装置とを備えた昇降機の保守装置
において、上記情報センターに、昇降機の保守支援情報
を記憶する記憶装置と、上記公衆回線を介して上記携帯
用保守装置から送信される保守支援要求信号を受信した
ときに上記記憶装置の保守支援情報を上記携帯用保守装
置に送信する通信装置とを備えると共に、上記携帯用保
守装置に、上記公衆回線を介して上記技術支援要求信号
を上記情報センターに送信すると共に上記情報センター
から送信される技術支援情報を受信する通信装置を備え
たものである。
【００１４】
【作用】この発明の請求項１に係る昇降機の保守装置に
おいては、昇降機の監視情報を得る監視装置内の制御装
置に保守時に携帯用保守装置が接続されこの携帯用保守
装置により制御装置に保守支援要求信号が入力される。
この保守支援要求信号は制御装置により通信装置に出力
制御されて、通信装置から公衆回線を介して情報センタ
ーに送信される。情報センターは、通信装置により保守
支援要求信号を受信して、記憶装置の保守支援情報を監
視装置に送信する。そして、監視装置は、情報センター
からの技術支援情報を通信装置により受信して、制御装
置により携帯用保守装置に表示制御する。
おいては、昇降機の監視情報を得る監視装置内の制御装
置に保守時に携帯用保守装置が接続されこの携帯用保守
装置により制御装置に保守支援要求信号が入力される。
この保守支援要求信号は制御装置により通信装置に出力
制御されて、通信装置から公衆回線を介して情報センタ
ーに送信される。情報センターは、通信装置により保守
支援要求信号を受信して、記憶装置の保守支援情報を監
視装置に送信する。そして、監視装置は、情報センター
からの技術支援情報を通信装置により受信して、制御装
置により携帯用保守装置に表示制御する。
【００１５】この発明の請求項２に係る昇降機の保守装
置においては、昇降機の監視情報を得る監視装置内の制
御装置に保守時に携帯用保守装置が接続されて、この携
帯用保守装置内の通信装置により保守支援要求信号が公
衆回線を介して情報センターに送信される。情報センタ
ーは、通信装置により保守支援要求信号を受信して、記
憶装置の保守支援情報を携帯用保守装置に送信する。そ
して、携帯用保守装置は、情報センターからの技術支援
情報を通信装置により受信して表示する。
置においては、昇降機の監視情報を得る監視装置内の制
御装置に保守時に携帯用保守装置が接続されて、この携
帯用保守装置内の通信装置により保守支援要求信号が公
衆回線を介して情報センターに送信される。情報センタ
ーは、通信装置により保守支援要求信号を受信して、記
憶装置の保守支援情報を携帯用保守装置に送信する。そ
して、携帯用保守装置は、情報センターからの技術支援
情報を通信装置により受信して表示する。
【００１６】
実施例１．図１は、この発明の実施例１を示す概略的な
ブロック図である。同図において、保守時に保守員にビ
ルなどの現場に携行される携帯用保守装置１Ａが、ビル
内の昇降機機械室に設置されて昇降機の監視情報を内蔵
する監視装置２Ａに接続される。この監視装置２Ａは、
携帯用保守装置１Ａにより入力される保守に必要な技術
支援データを得るための保守支援要求信号を、通信装置
２ｄを制御し公衆回線３を介して情報センター４Ａに送
信し、これに対して情報センター４Ａから送信される技
術支援データを携帯用保守装置１Ａに表示制御する。
ブロック図である。同図において、保守時に保守員にビ
ルなどの現場に携行される携帯用保守装置１Ａが、ビル
内の昇降機機械室に設置されて昇降機の監視情報を内蔵
する監視装置２Ａに接続される。この監視装置２Ａは、
携帯用保守装置１Ａにより入力される保守に必要な技術
支援データを得るための保守支援要求信号を、通信装置
２ｄを制御し公衆回線３を介して情報センター４Ａに送
信し、これに対して情報センター４Ａから送信される技
術支援データを携帯用保守装置１Ａに表示制御する。
【００１７】携帯用保守装置１Ａは、既存の入力部１ａ
と表示部１ｂに加えて読み込み部１ｃを有し、監視装置
２Ａに内蔵されている昇降機の監視情報などを表示する
と共に、監視装置２Ａに受信された技術支援データを監
視装置２Ａから読み込み部１ｃにより読み込んで表示部
１ｂに表示する。
と表示部１ｂに加えて読み込み部１ｃを有し、監視装置
２Ａに内蔵されている昇降機の監視情報などを表示する
と共に、監視装置２Ａに受信された技術支援データを監
視装置２Ａから読み込み部１ｃにより読み込んで表示部
１ｂに表示する。
【００１８】監視装置２Ａは、携帯用保守装置１Ａが接
続される制御装置２ｃと、公衆回線３を介して情報セン
ター４Ａと送受信する通信装置２ｄとを有し、通信装置
２ｄにより入力された保守支援要求信号を通信装置２ｄ
に出力制御すると共に、通信装置２ｄにより受信した技
術支援データを携帯用保守装置１Ａの読み込み部１ｃに
出力する。
続される制御装置２ｃと、公衆回線３を介して情報セン
ター４Ａと送受信する通信装置２ｄとを有し、通信装置
２ｄにより入力された保守支援要求信号を通信装置２ｄ
に出力制御すると共に、通信装置２ｄにより受信した技
術支援データを携帯用保守装置１Ａの読み込み部１ｃに
出力する。
【００１９】情報センター４Ａは、ビル個別情報やビル
内の機器情報及びそのデータ情報を記憶したファイルと
共に昇降機の技術基準や保守調整データなどの技術支援
データを記憶したファイルをコンピュータ管理するファ
イルサーバ４ｃと、公衆回線３を介して監視装置２Ａと
送受信する通信装置４ｄとを有し、通信装置４ｄにより
監視装置２Ａから送信された保守支援要求信号を受信し
たときにファイルサーバ４ｃの該当するファイルの技術
支援データを監視装置２Ａに送信する。
内の機器情報及びそのデータ情報を記憶したファイルと
共に昇降機の技術基準や保守調整データなどの技術支援
データを記憶したファイルをコンピュータ管理するファ
イルサーバ４ｃと、公衆回線３を介して監視装置２Ａと
送受信する通信装置４ｄとを有し、通信装置４ｄにより
監視装置２Ａから送信された保守支援要求信号を受信し
たときにファイルサーバ４ｃの該当するファイルの技術
支援データを監視装置２Ａに送信する。
【００２０】次に、図１の詳細な構成を図２に基づいて
説明する。同図において、監視装置２Ａ内の制御装置２
ｃは、携帯用保守装置１Ａの入力部１ａから入力される
技術支援要求信号を通信装置２ｄに出力制御するデータ
要求部２ｃ1と、通信装置２ｄに受信された技術支援デ
ータを記憶するデータ記憶部２ｃ2と、データ記憶部２
ｃ2に記憶された記憶情報を読み込み部１ｃに出力制御
する応答処理部２ｃ3とを有する。
説明する。同図において、監視装置２Ａ内の制御装置２
ｃは、携帯用保守装置１Ａの入力部１ａから入力される
技術支援要求信号を通信装置２ｄに出力制御するデータ
要求部２ｃ1と、通信装置２ｄに受信された技術支援デ
ータを記憶するデータ記憶部２ｃ2と、データ記憶部２
ｃ2に記憶された記憶情報を読み込み部１ｃに出力制御
する応答処理部２ｃ3とを有する。
【００２１】また、情報センター４Ａ内のファイルサー
バ４ｃには、監視装置２ｃの機種などに相当する要求元
名例えばＡ、Ｂ、Ｄ…に対応させて、監視装置２ｃが監
視する昇降機の技術基準や保守調整値などの技術支援デ
ータを記憶したファイルが例えば「３ー１」などの名称
で登録されている。
バ４ｃには、監視装置２ｃの機種などに相当する要求元
名例えばＡ、Ｂ、Ｄ…に対応させて、監視装置２ｃが監
視する昇降機の技術基準や保守調整値などの技術支援デ
ータを記憶したファイルが例えば「３ー１」などの名称
で登録されている。
【００２２】次に、上述した構成の動作を説明する。携
帯用保守装置１Ａは保守時に、昇降機機械室に設置され
ている監視装置２ｃに接続されて、監視装置２ｃに内蔵
されている昇降機の運行データや故障データなどの監視
情報を読み出し表示部１ｂに表示する。そして、その内
容に応じて保守員により携帯用保守装置１Ａが操作され
て技術支援データの送信要求が行われる。
帯用保守装置１Ａは保守時に、昇降機機械室に設置され
ている監視装置２ｃに接続されて、監視装置２ｃに内蔵
されている昇降機の運行データや故障データなどの監視
情報を読み出し表示部１ｂに表示する。そして、その内
容に応じて保守員により携帯用保守装置１Ａが操作され
て技術支援データの送信要求が行われる。
【００２３】技術支援データの送受信の動作を図３のフ
ローチャートに基づいて説明する。まず、ステップＳ１
において、保守員により携帯用保守装置１Ａに要求元名
Ａが入力される（送信要求）。ステップＳ２において、
携帯用保守装置１Ａは、監視装置２ｃから機種名などを
読み出し、読み出した機種名と入力された要求元名Ａと
が一致することを認識した後、要求表示を行う。
ローチャートに基づいて説明する。まず、ステップＳ１
において、保守員により携帯用保守装置１Ａに要求元名
Ａが入力される（送信要求）。ステップＳ２において、
携帯用保守装置１Ａは、監視装置２ｃから機種名などを
読み出し、読み出した機種名と入力された要求元名Ａと
が一致することを認識した後、要求表示を行う。
【００２４】続いて、ステップＳ３において、携帯用保
守装置１Ａは、保守員により技術支援データを記憶した
ファイルを示す要求名「３−１」が入力され、これを表
示する。ステップＳ４において、携帯用保守装置１Ａ
は、入力された要求名「３−１」と表示した内容とが一
致するか否かを判断する。
守装置１Ａは、保守員により技術支援データを記憶した
ファイルを示す要求名「３−１」が入力され、これを表
示する。ステップＳ４において、携帯用保守装置１Ａ
は、入力された要求名「３−１」と表示した内容とが一
致するか否かを判断する。
【００２５】それらが一致している場合には、ステップ
Ｓ５において、携帯用保守装置１Ａから要求元名Ａと要
求名「３−１」とが制御装置２ｃ1内のデータ要求部２
ｃ1に出力され、制御装置２ｃにより通信装置２ｄを制
御して要求名「３−１」とを公衆回線３を介し情報セン
ター４Ａに送信する（回線接続）。
Ｓ５において、携帯用保守装置１Ａから要求元名Ａと要
求名「３−１」とが制御装置２ｃ1内のデータ要求部２
ｃ1に出力され、制御装置２ｃにより通信装置２ｄを制
御して要求名「３−１」とを公衆回線３を介し情報セン
ター４Ａに送信する（回線接続）。
【００２６】続いて、ステップＳ６において、情報セン
ター４Ａで、通信装置４ｄによりこれら要求元名Ａと要
求名「３−１」とを受信して、ファイルサーバ４ｃから
まずファイル名「３ー１」を読み出し監視装置２Ａに送
信し、続いてファイルサーバ４ｃから該当するファイル
の内容即ち技術支援データを読み出して送信する。
ター４Ａで、通信装置４ｄによりこれら要求元名Ａと要
求名「３−１」とを受信して、ファイルサーバ４ｃから
まずファイル名「３ー１」を読み出し監視装置２Ａに送
信し、続いてファイルサーバ４ｃから該当するファイル
の内容即ち技術支援データを読み出して送信する。
【００２７】この間、ステップＳ７において、携帯用保
守装置１Ａの読み込み部１ｃは、ステップＳ１での送信
要求に対して応答監視部２3から応答があるか否かを監
視し続ける。
守装置１Ａの読み込み部１ｃは、ステップＳ１での送信
要求に対して応答監視部２3から応答があるか否かを監
視し続ける。
【００２８】ステップＳ８において情報センター４Ａか
ら送信されたファイル名「３−１」及びその内容が通信
装置２ｄに受信されてデータ記憶部２ｃ2に記憶される
と、応答処理部２ｃ1はファィル名「３−１」を携帯用
保守装置１Ａの読み込み部１ｃに出力する。読み込まれ
たファィル名「３−１」は表示部１ｂに表示される。
ら送信されたファイル名「３−１」及びその内容が通信
装置２ｄに受信されてデータ記憶部２ｃ2に記憶される
と、応答処理部２ｃ1はファィル名「３−１」を携帯用
保守装置１Ａの読み込み部１ｃに出力する。読み込まれ
たファィル名「３−１」は表示部１ｂに表示される。
【００２９】続いて、ステップＳ９において、携帯用保
守装置１Ａでは、表示されたファイル名「３−１」とス
テップＳ１で入力された要求名「３−１」とが一致して
いるか否かを判断する。一致していれば、ステップＳ１
０において、携帯用保守装置１Ａは、読み込み部１ｃに
より応答処理部２ｃ3を介してデータ記憶部２ｃ2から該
当するファイルの内容即ち技術支援データを読み込み、
表示部１ｂに表示する。これで要求を終了する。
守装置１Ａでは、表示されたファイル名「３−１」とス
テップＳ１で入力された要求名「３−１」とが一致して
いるか否かを判断する。一致していれば、ステップＳ１
０において、携帯用保守装置１Ａは、読み込み部１ｃに
より応答処理部２ｃ3を介してデータ記憶部２ｃ2から該
当するファイルの内容即ち技術支援データを読み込み、
表示部１ｂに表示する。これで要求を終了する。
【００３０】表示された技術支援データは保守員に参照
されて、保守員により保守作業が適確に実施される。
されて、保守員により保守作業が適確に実施される。
【００３１】なお、上記ステップＳ４において、携帯用
保守装置１Ａで、誤認識により入力された要求名「３−
１」と表示内容とが一致しない場合には、ステップＳ２
に戻って再度入力内容を認識処理して要求名「３ー１」
を表示する。
保守装置１Ａで、誤認識により入力された要求名「３−
１」と表示内容とが一致しない場合には、ステップＳ２
に戻って再度入力内容を認識処理して要求名「３ー１」
を表示する。
【００３２】また、上記ステップＳ９において、携帯用
保守装置１Ａで、入力された要求名「３−１」と表示さ
れたファイル名とが一致しない場合には、ステップＳ８
に戻って再度読み込み部１ｃにより応答処理部２ｃ3を
介してファイル名を読み込んで表示部１ｂに表示する。
さらに、技術支援データを繰り返し要求する場合には、
ステップ１０からステップＳ１に戻る。
保守装置１Ａで、入力された要求名「３−１」と表示さ
れたファイル名とが一致しない場合には、ステップＳ８
に戻って再度読み込み部１ｃにより応答処理部２ｃ3を
介してファイル名を読み込んで表示部１ｂに表示する。
さらに、技術支援データを繰り返し要求する場合には、
ステップ１０からステップＳ１に戻る。
【００３３】実施例２．上記実施例１では、昇降機設備
とともに設置あるいは実装される制御装置と通信装置と
で構成される監視装置を介して情報センタ−から技術支
援データを得るが、図４に示すように、携帯用保守装置
１Ｂに通信装置例えばモデム５を内蔵して、ビルに配設
された専用線である電話器６の電話回線を介して情報セ
ンター４Ａから送信される技術支援データを得るように
しても良い。
とともに設置あるいは実装される制御装置と通信装置と
で構成される監視装置を介して情報センタ−から技術支
援データを得るが、図４に示すように、携帯用保守装置
１Ｂに通信装置例えばモデム５を内蔵して、ビルに配設
された専用線である電話器６の電話回線を介して情報セ
ンター４Ａから送信される技術支援データを得るように
しても良い。
【００３４】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項１に係る
昇降機の保守装置は、昇降機の監視情報を有する監視装
置に保守時に接続される携帯用保守装置に監視装置を介
して情報センターから保守支援情報を得て表示できるよ
う構成したことによって、機器固有の技術基準や調整値
などの技術情報が記載されている多数の資料や技術ガイ
ドブックを現場に携行したり、必要な技術情報を得るた
めに電話で情報センター４に照会する必要がないので、
保守作業の効率を向上させることができるという効果を
奏する。
昇降機の保守装置は、昇降機の監視情報を有する監視装
置に保守時に接続される携帯用保守装置に監視装置を介
して情報センターから保守支援情報を得て表示できるよ
う構成したことによって、機器固有の技術基準や調整値
などの技術情報が記載されている多数の資料や技術ガイ
ドブックを現場に携行したり、必要な技術情報を得るた
めに電話で情報センター４に照会する必要がないので、
保守作業の効率を向上させることができるという効果を
奏する。
【００３５】また、この発明の請求項２に係る昇降機の
保守装置は、昇降機の監視情報を有する監視装置に保守
時に接続される携帯用保守装置に通信装置を付加して、
情報センターからの保守支援情報を携帯用保守装置によ
り直接受信し表示できるよう構成したことによって、簡
単に構成されると共に、保守作業の効率を向上させるこ
とができるができるという効果を奏する。
保守装置は、昇降機の監視情報を有する監視装置に保守
時に接続される携帯用保守装置に通信装置を付加して、
情報センターからの保守支援情報を携帯用保守装置によ
り直接受信し表示できるよう構成したことによって、簡
単に構成されると共に、保守作業の効率を向上させるこ
とができるができるという効果を奏する。
【図１】この発明の実施例１の概略を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】この発明の実施例１の詳細を示すブロック図で
ある。
ある。
【図３】この発明の実施例１の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図４】この発明の実施例２を示すブロック図である。
【図５】従来の昇降機の保守装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図６】従来の汎用コンピュータを用いた昇降機の保守
装置を示す概念図である。
装置を示す概念図である。
１Ａ 携帯用保守装置 １Ｂ 携帯用保守装置 １ｂ 表示部 ２Ａ 監視装置 ２ｃ 制御装置 ２ｄ 通信装置 ３ 公衆回線 ４Ａ 情報センター ４ｃ ファイルサーバ ４ｄ 通信装置 ５ 通信装置
Claims (2)
- 【請求項１】 昇降機の監視情報を得る監視装置と、こ
の監視装置と公衆回線を介し接続されて上記昇降機を遠
隔管理する情報センターと、保守時に上記監視装置に接
続されて上記監視装置から昇降機の監視情報を得て表示
する表示部を有する携帯用保守装置とを備えた昇降機の
保守装置において、上記情報センターに、昇降機の保守
支援情報を記憶する記憶装置と、上記公衆回線を介して
上記監視装置から送信される保守支援要求信号を受信し
たときに上記記憶装置の保守支援情報を上記監視装置に
送信する通信装置とを備えると共に、上記監視装置に、
上記公衆回線を介して上記情報センターに保守支援要求
信号を送信すると共に上記情報センターから送信される
技術支援情報を受信する通信装置と、保守時に上記携帯
用保守装置により入力される保守支援要求信号を上記通
信装置に出力制御すると共に、上記通信装置により受信
される技術支援情報を上記携帯用保守装置に表示制御す
る制御装置とを備えたことを特徴とする昇降機の保守装
置。 - 【請求項２】 昇降機の監視情報を得る監視装置と、こ
の監視装置と公衆回線を介し接続されて上記昇降機を遠
隔管理する情報センターと、保守時に上記監視装置に接
続されて上記監視装置から昇降機の監視情報を得て表示
する表示部を有する携帯用保守装置とを備えた昇降機の
保守装置において、上記情報センターに、昇降機の保守
支援情報を記憶する記憶装置と、上記公衆回線を介して
上記携帯用保守装置から送信される保守支援要求信号を
受信したときに上記記憶装置の保守支援情報を上記携帯
用保守装置に送信する通信装置とを備えると共に、上記
携帯用保守装置に、上記公衆回線を介して上記技術支援
要求信号を上記情報センターに送信すると共に上記情報
センターから送信される技術支援情報を受信する通信装
置を備えたことを特徴とする昇降機の保守装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2809593A JPH06239548A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 昇降機の保守装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2809593A JPH06239548A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 昇降機の保守装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06239548A true JPH06239548A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12239235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2809593A Pending JPH06239548A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 昇降機の保守装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06239548A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6202797B1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-20 | Otis Elevator Company | Automatic protection of elevator mechanics |
| US6425460B2 (en) * | 2000-03-20 | 2002-07-30 | Inventio Ag | Method for temporarily operating an elevator in response to user transmitted program |
| JP2007091396A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの点検報告書作成装置 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP2809593A patent/JPH06239548A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6202797B1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-20 | Otis Elevator Company | Automatic protection of elevator mechanics |
| US6425460B2 (en) * | 2000-03-20 | 2002-07-30 | Inventio Ag | Method for temporarily operating an elevator in response to user transmitted program |
| JP2007091396A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの点検報告書作成装置 |
| JP4705833B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-06-22 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの点検報告書作成装置 |
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