JP2018156486A - 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018156486A
JP2018156486A JP2017053712A JP2017053712A JP2018156486A JP 2018156486 A JP2018156486 A JP 2018156486A JP 2017053712 A JP2017053712 A JP 2017053712A JP 2017053712 A JP2017053712 A JP 2017053712A JP 2018156486 A JP2018156486 A JP 2018156486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
notification
determination unit
specific condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017053712A
Other languages
English (en)
Inventor
福田 拓章
Hiroaki Fukuda
拓章 福田
雅之 井川
Masayuki Igawa
雅之 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2017053712A priority Critical patent/JP2018156486A/ja
Priority to CN201810187664.1A priority patent/CN108629423A/zh
Publication of JP2018156486A publication Critical patent/JP2018156486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/20Administration of product repair or maintenance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/04Manufacturing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

【課題】対象装置に搭載された各メーカの製品を対象にしたサービスを提供することができる情報提供システム、情報提供方法およびプログラムを提供する。【解決手段】対象装置を診断する診断装置から、対象装置の動作の種類ごとの定められるコンテキスト情報、および、診断装置により判定された対象装置の動作に対する異常の有無または対象装置の摩耗の状態のうち少なくともいずれかを示す状態情報を取得する第1取得部と、第1取得部により取得されたコンテキスト情報および状態情報の少なくともいずれかに基づいて、通知先ごとに関連付けられた特定条件を満たすか否かを判定する第1判定部と、第1判定部により特定条件が満たされると判定された場合、特定条件に対応する通知情報を決定する決定部と、決定部により決定された通知情報を、特定条件に対応する、対象装置に含まれる要素に関連する通知先に通知する通知部と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報提供システム、情報提供方法およびプログラムに関する。
機器の故障および消耗品の残量を検知して、ネットワーク等を介して、その情報を収集し、機器の保守、メンテナンス、および消耗品の補給等のサービスを提供するための技術が知られている。また、生産設備とポータルサイトとを、情報通信できるようにネットワーク等を介して接続し、ポータルサイトと必要な情報をやりとりして、サービスを提供する生産システム等も知られている。
このような生産設備等における機器についての情報を収集してサービスの提供を行う技術として、機器の故障情報および消耗品の残量等をリアルタイムで把握し、ネットワークを介して、メンテナンス情報であるコンプレッサ異常情報、フィルタ交換要求、およびモータ異常情報等が、顧客データベースを有する監視センタにより受信され、締結している保守契約によって機器の管理者毎に対応付けて保守サービスを提供する技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、サービスの提供の対象となるものが、自社の機器の故障の修理、メンテナンス、および消耗品の補給等に限られており、例えば、当該機器が搭載される設備のその他のメーカの機器についての故障、メンテナンスおよび消耗品の補給等、自社の機器に限らず企業間のアライアンス全体を対象にしたサービスを提供することができていないという問題点がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、対象装置に搭載された製品の製造者、対象装置等の保守者、および対象装置を用いたサービスの提供者等を対象にしたサービスを提供することができる情報提供システム、情報提供方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、対象装置を診断する診断装置から、前記対象装置の動作の種類ごとの定められるコンテキスト情報、および、前記診断装置により判定された前記対象装置の動作に対する異常の有無または前記対象装置の摩耗の状態のうち少なくともいずれかを示す状態情報を取得する第1取得部と、前記第1取得部により取得された前記コンテキスト情報および前記状態情報の少なくともいずれかに基づいて、通知先ごとに関連付けられた特定条件を満たすか否かを判定する第1判定部と、前記第1判定部により前記特定条件が満たされると判定された場合、前記特定条件に対応する通知情報を決定する決定部と、前記決定部により決定された前記通知情報を、前記特定条件に対応する、前記対象装置に含まれる要素に関連する前記通知先に通知する通知部と、を有する。
本発明によれば、対象装置に搭載された製品の製造者、対象装置等の保守者、および対象装置を用いたサービスの提供者等を対象にしたサービスを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報提供システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態の加工機のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る診断装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態のサービスデスクPCおよびメーカ側PCのハードウェア構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報提供システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態における診断処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態におけるモデル生成処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態におけるモデル生成処理および診断処理の具体例を説明する図である。 図10は、一部のコンテキスト情報についてモデル生成処理および診断処理を行う具体例を説明する図である。 図11は、共通のモデルを他の加工工程で使用する例を説明する図である。 図12は、累積使用時間をコンテキスト情報として利用する場合の例を説明する図である。 図13は、モデルが生成されていないコンテキスト情報が入力された場合にモデルを生成する動作を説明する図である。 図14は、実施形態に係る情報提供システムの情報の流れを説明する図である。 図15は、対応情報の一例を示す図である。 図16は、実施形態における情報提供処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、図1〜図16を参照しながら、本発明に係る情報提供システム、情報提供方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(情報提供システムの全体構成)
図1は、実施形態に係る情報提供システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る情報提供システム1は、加工機200に設置されたセンサ57と、診断装置100と、サーバ装置300と、サービスデスクPC(Personal Computer)400(情報通知装置)と、を含む。診断装置100、サーバ装置300、およびサービスデスクPC400は、ネットワーク2を介して、互いに通信可能となっている。また、ネットワーク2には、メーカ側PC500が接続されている。なお、図1には1台の加工機200および1台の診断装置100が図示されているが、複数台の加工機200それぞれに対して診断装置100が接続されている構成であってもよい。また、図1にはメーカ側PC500についても1台が図示されているが、これに限定されるものではなく、例えば、加工機200における機器、工具およびソフトウェア等のメーカごとにメーカ側PC500が存在してもよい。
加工機200は、診断装置100による診断の対象となる対象装置の一例である。なお、対象装置として加工機200に限定されるものではなく、診断の対象となり得る機械であれば、例えば、組立機、測定機、検査機、または洗浄機等の機械が対象装置であってもよい。以下では、加工機200を対象装置の一例として説明する。
診断装置100は、加工機200に通信可能となるように接続され、加工機200の動作について異常の診断を行う装置である。図1に示すように、診断装置100は、ネットワーク2を介して、サーバ装置300と通信可能な構成となっている。ネットワーク2は、専用の接続線、有線LAN(Local Area Network)等の有線ネットワーク、無線ネットワークまたはインターネット等である。
加工機200は、工具を用いて、加工対象に対して切削、研削または研磨等の加工を行う工作機械である。加工機200は、診断装置100による診断の対象となる対象装置の一例である。
サーバ装置300は、診断装置100から受信した正常もしくは異常、または摩耗を示す情報(状態情報)、およびコンテキスト情報等に基づいて、メーカ側PC500に対して対応する通知を行う装置である。サーバ装置300は、例えば、クラウド上に存在するクラウドサーバによって実現される。
サービスデスクPC400は、サーバ装置300から状態情報およびコンテキスト情報等を受信し、メーカ側PC500に対して対応する通知を行うPCである。
メーカ側PC500は、サーバ装置300またはサービスデスクPC400から通知情報を受信するPCである。
センサ57は、加工機200に設置されたドリル、エンドミル、バイトチップもしくは砥石等の工具と加工対象とが加工動作中に接触することにより発する振動もしくは音等、または、工具もしくは加工機200自体が発する振動もしくは音等の物理量を検知し、検知した物理量の情報を検知情報(センサデータ)として診断装置100へ出力するセンサである。センサ57は、例えば、マイク、加速度センサ、またはAEセンサ等で構成される。
なお、加工機200と診断装置100とは、どのような接続形態で接続されてもよい。例えば、加工機200と診断装置100とは、専用の接続線、有線LAN等の有線ネットワーク、または、無線ネットワーク等により接続されるものとすればよい。
また、センサ57の個数は任意であってよい。また、同一の物理量を検知する複数のセンサ57を備えてもよいし、相互に異なる物理量を検知する複数のセンサ57を備えてもよい。
また、センサ57は、加工機200に予め備えられているものとしてもよく、または、完成機械である加工機200に対して後から取り付けられるものとしてもよい。
(加工機のハードウェア構成)
図2は、実施形態の加工機のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態の加工機200のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、加工機200は、CPU(Central Processing Unit)51と、ROM(Read Only Memory)52と、RAM(Random Access Memory)53と、通信I/F(インターフェース)54と、駆動制御回路55と、がバス58で通信可能に接続された構成となっている。センサ57は、診断装置100に通信可能に接続されている。
CPU51は、加工機200の全体を制御する演算装置である。CPU51は、例えば、RAM53をワークエリア(作業領域)としてROM52等に格納されたプログラムを実行することで、加工機200全体の動作を制御し、加工機能を実現する。
通信I/F54は、診断装置100等の外部装置と通信するためのインターフェースである。駆動制御回路55は、モータ56の駆動を制御する回路である。モータ56は、ドリル、エンドミル、バイトチップまたは砥石等、および、加工対象が載置され加工に合わせて移動されるテーブル等の加工に用いる工具を駆動するモータである。センサ57は、上述した通りである。
(診断装置のハードウェア構成)
図3は、実施形態に係る診断装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態に係る診断装置100のハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、診断装置100は、CPU61と、ROM62と、RAM63と、通信I/F64と、センサI/F65と、補助記憶装置66と、がバス67で通信可能に接続された構成となっている。
CPU61は、診断装置100の全体を制御する演算装置である。CPU61は、例えば、RAM63をワークエリア(作業領域)としてROM62等に格納されたプログラムを実行することで、診断装置100全体の動作を制御し、診断機能を実現する。
通信I/F64は、加工機200およびサーバ装置300等の外部装置と通信するためのインターフェースである。通信I/F64は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)に対応したNIC(Network Interface Card)等である。
センサI/F65は、加工機200に設置されたセンサ57から検知情報を受信するためのインターフェースである。
補助記憶装置66は、診断装置100の設定情報、加工機200から受信された検知情報およびコンテキスト情報、OS(Operating System)、およびアプリケーションプログラム等の各種データを記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等の不揮発性の記憶装置である。なお、補助記憶装置66は、診断装置100が備えるものとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、診断装置100の外部に設置された記憶装置であってもよく、または、診断装置100とデータ通信可能なサーバ装置が備えた記憶装置であってもよい。
なお、図3に示したハードウェア構成は一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。例えば、診断装置100上で診断結果等を確認する場合は、診断装置100において、入力装置およびディスプレイが備えられているものとしてもよい。
(サーバ装置のハードウェア構成)
図4は、実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、本実施形態に係るサーバ装置300のハードウェア構成について説明する。
図4に示すように、サーバ装置300は、CPU71と、ROM72と、RAM73と、補助記憶装置74と、通信I/F75と、メディアドライブ76と、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ78と、がバス80で通信可能に接続された構成となっている。
CPU71は、サーバ装置300の全体を制御する演算装置である。CPU71は、RAM73をワークエリア(作業領域)としてROM72等に格納されたプログラムを実行することで、サーバ装置300全体の動作を制御し、後述する情報提供機能を実現する。
補助記憶装置74は、後述するように、診断装置100から受信した状態情報およびコンテキスト情報等を記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置74は、例えば、HDD、SSD、またはEEPROM等である。
通信I/F75は、ネットワーク2を利用してデータを通信するためのインターフェースである。通信I/F75は、例えば、TCP/IPに対応したNIC等である。
メディアドライブ76は、CPU71の制御に従って、フラッシュメモリ等のメディア77に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。メディア77は、メディアドライブ76に対して着脱自在の記憶装置である。
DVDドライブ78は、着脱自在な記憶媒体の一例としてのDVD−RW(Digital Versatile Disc Rewritable)79に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。なお、上述の着脱可能な記録媒体の他の例として、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)またはブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
なお、図4に示したハードウェア構成は一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。例えば、DVDドライブ78により機能が代替できるのであれば、メディアドライブ76は備えられていなくてもよい。また、サーバ装置300に対して管理者が直接、操作入力を行う場合であれば、マウスおよびキーボード等の操作装置、および、操作装置による入力結果を表示するための表示装置(ディスプレイ)が備えられているものとしてもよい。
(サービスデスクPCおよびメーカ側PCのハードウェア構成)
図5は、実施形態のサービスデスクPCおよびメーカ側PCのハードウェア構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態のサービスデスクPC400およびメーカ側PC500のハードウェア構成について説明する。なお、ここではサービスデスクPC400のハードウェア構成を例として説明する。
図5に示すように、サービスデスクPC400は、CPU81と、ROM82と、RAM83と、補助記憶装置84と、通信I/F85と、メディアドライブ86と、入力装置88と、ディスプレイ89と、がバス90で通信可能に接続された構成となっている。
CPU81は、サービスデスクPC400の全体を制御する演算装置である。CPU81は、RAM83をワークエリア(作業領域)としてROM82等に格納されたプログラムを実行することで、サービスデスクPC400全体の動作を制御し、後述する情報提供機能を実現する。
補助記憶装置84は、サーバ装置300から受信した、メーカを示す情報(メーカ情報)、状態情報およびコンテキスト情報等を記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置84は、例えば、HDD、SSD、またはEEPROM等である。
通信I/F85は、ネットワーク2を利用してデータを通信するためのインターフェースである。通信I/F85は、例えば、TCP/IPに対応したNIC等である。
メディアドライブ86は、CPU81の制御に従って、フラッシュメモリ等であるメディア87に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。メディア87は、メディアドライブ86に対して着脱自在の記憶装置である。
入力装置88は、文字および数字等の入力、各種指示の選択、ならびにカーソルの移動等の操作を行うためのマウスまたはキーボード等の入力装置である。
ディスプレイ89は、文字、数字、および各種画面および操作用アイコン等を表示するCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
なお、図5に示したハードウェア構成は一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。
(情報提供システムの機能ブロックの構成および動作)
図6は、実施形態に係る情報提供システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図6を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1、加工機200およびメーカ側PC500の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図6に示すように、加工機200は、数値制御部201と、通信制御部202と、駆動制御部203と、駆動部204と、検知部211と、を有する。
数値制御部201は、駆動部204による加工を数値制御(NC:Numerical Control)により実行する機能部である。例えば、数値制御部201は、駆動部204の動作を制御するための数値制御データを生成して出力する。また、数値制御部201は、コンテキスト情報を通信制御部202に出力する。ここで、コンテキスト情報とは、加工機200の動作の種類ごとに複数定められる情報である。コンテキスト情報は、例えば、工作機械(加工機200)の識別情報、駆動部204の識別情報(例えば、工具の識別情報等)、駆動部204に駆動される工具の径、および工具の材質等のコンフィギュレーション情報、ならびに、駆動部204の動作状態、駆動部204の使用開始からの累積使用時間、駆動部204に係る負荷、駆動部204の回転数、駆動部204の加工速度等の加工条件の情報(以下、単に「加工条件」という)等を示す情報である。
数値制御部201は、例えば、現在の加工機200の動作に対応するコンテキスト情報を、逐次、通信制御部202を介して診断装置100に送信する。数値制御部201は、加工対象を加工する際、加工の工程に応じて、駆動する駆動部204の種類、または駆動部204の駆動状態(回転数、回転速度等)を変更する。数値制御部201は、動作の種類を変更するごとに、変更した動作の種類に対応するコンテキスト情報を、通信制御部202を介して診断装置100に逐次送信する。数値制御部201は、例えば、図2に示すCPU51で動作するプログラムによって実現される。
通信制御部202は、診断装置100等の外部装置との間の通信を制御する機能部である。例えば、通信制御部202は、現在の動作に対応するコンテキスト情報を診断装置100に送信する。通信制御部202は、例えば、図2に示す通信I/F54、およびCPU51で動作するプログラムによって実現される。
駆動制御部203は、数値制御部201により求められた数値制御データに基づいて、駆動部204を駆動制御する機能部である。駆動制御部203は、例えば、図2に示す駆動制御回路55によって実現される。
駆動部204は、駆動制御部203による駆動制御の対象となる機能部である。駆動部204は、駆動制御部203による制御によって工具を駆動する。駆動部204は、駆動制御部203によって駆動制御されるアクチュエータであり、例えば、図2に示すモータ56等によって実現される。なお、駆動部204は、加工に用いられ、数値制御の対象となるものであればどのようなアクチュエータであってもよい。また、駆動部204は、2以上備えられていてもよい。
検知部211は、加工機200に設置されたドリル、エンドミル、バイトチップもしくは砥石等の工具と加工対象とが加工動作中に接触することにより発する振動もしくは音等、または、工具もしくは加工機200自体が発する振動もしくは音等の物理量を検知し、検知した物理量の情報を検知情報(センサデータ)として診断装置100へ出力する機能部である。検知部211は、図2に示すセンサ57によって実現される。なお、検知部211の個数は任意である。例えば、同一の物理量を検知する複数の検知部211を備えてもよいし、相互に異なる物理量を検知する複数の検知部211を備えてもよい。
例えば、加工に用いる工具である刃の折れ、刃のチッピング、および、刃の摩耗等が発生すると、加工時の音が変化する。このため、検知部211(マイク)で音響データを検知し、正常音を示すモデル等と比較することにより、加工機200の動作の異常が検知可能となる。
なお、図6に示す数値制御部201および通信制御部202は、図2に示すCPU51にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよく、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよく、または、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
図6に示すように、診断装置100は、第1通信制御部101(第2取得部)と、第2通信制御部102(第1取得部の一例、取得部の一例)と、検知情報受信部103(第3取得部)と、加工情報取得部104と、受付部105と、特徴抽出部106と、生成部107と、判定部108(第2判定部)と、状態情報送信部109(出力部)と、記憶部110と、を有する。
第1通信制御部101は、加工機200との間の通信を制御する機能部である。例えば、第1通信制御部101は、加工機200の数値制御部201から、通信制御部202を介して、コンテキスト情報を受信する。第1通信制御部101は、例えば、図3に示す通信I/F64、およびCPU61で動作するプログラムによって実現される。
第2通信制御部102は、サーバ装置300との間の通信を制御する機能部である。例えば、第2通信制御部102は、判定部108によって判定された加工機200の動作が正常であるか否か、および駆動部204により駆動される工具の摩耗の程度を示す状態情報、および、そのときのコンテキスト情報等を、サーバ装置300に送信する。第2通信制御部102は、例えば、図3に示す通信I/F64、およびCPU61で動作するプログラムによって実現される。
検知情報受信部103は、加工機200に設置された検知部211から検知情報を受信する機能部である。検知情報受信部103は、例えば、図3に示すセンサI/F65、およびCPU61で動作するプログラムによって実現される。
加工情報取得部104は、加工機200から、第1通信制御部101により受信されたコンテキスト情報(加工情報)を取得する機能部である。加工情報取得部104は、例えば、図3に示すCPU61で動作するプログラムによって実現される。
受付部105は、第1通信制御部101が加工機200から受信するコンテキスト情報とは異なるコンテキスト情報の入力を受け付ける機能部である。例えば、累積使用時間は加工機200から取得するように構成できる。この場合、加工機200は、例えば、工具を交換したときに累積使用時間をリセット(初期化)する機能を備えていてもよい。
累積使用時間を加工機200から取得せず、受付部105が受け付けるように構成することもできる。受付部105は、例えば、キーボードおよびタッチパネルなどの入力装置から入力されたコンテキスト情報を受け付ける。受付部105で受け付けるコンテキスト情報は、累積使用時間に限らず、例えば、使用する工具の仕様の情報(工具の直径、刃数、材質、工具にコーティングが施されているか否か等)、加工対象の情報(材質等)でもよい。また、受付部105は、外部装置からコンテキスト情報を受信するように構成してもよい。受付部105は、例えば、図3に示すCPU61で動作するプログラムによって実現される。なお、加工機200以外からコンテキスト情報を受け付ける必要がない場合は、受付部105は備えなくてもよい。
特徴抽出部106は、判定部108による判定で用いる特徴情報を、検知情報から抽出する機能部である。特徴情報は、検知情報の特徴を示す情報であればどのような情報であってもよい。例えば、検知情報がマイクにより集音された音響データである場合、特徴抽出部106は、エネルギー、周波数スペクトル、および、MFCC(メル周波数ケプストラム係数)等を特徴情報として抽出してもよい。特徴抽出部106は、例えば、図3に示すCPU61で動作するプログラムによって実現される。
生成部107は、加工機200の正常動作時に検知情報から特徴抽出部106により抽出された特徴情報を用いた学習により、加工情報取得部104により取得されたコンテキスト情報に対応するモデルを生成する機能部である。なお、モデルを外部装置で生成する場合は、生成部107は備えられなくてもよい。また、生成部107は、モデルが定められていないコンテキスト情報と、当該コンテキスト情報に対応する検知情報が入力された場合に、この検知情報から抽出された特徴情報を用いて、当該コンテキスト情報に対応するモデルを生成してもよい。生成部107は、例えば、図3に示すCPU61で動作するプログラムによって実現される。
判定部108は、特徴抽出部106により抽出された特徴情報と、加工情報取得部104により取得されたコンテキスト情報に対応するモデルと、を用いて、加工機200の動作が正常であるか否かを判定する機能部である。例えば、判定部108は、特徴抽出部106に対して検知情報からの特徴情報の抽出を依頼する。判定部108は、検知情報から抽出された特徴情報が正常であることの尤もらしさを示す尤度を、対応するモデルを用いて算出する。判定部108は、尤度と、予め定められた閾値とを比較し、例えば、尤度が閾値以上である場合に、加工機200の動作は正常であると判定する。また、判定部108は、尤度が閾値未満である場合に、加工機200の動作は異常であると判定する。または、判定部108は、尤度と工具の摩耗の度合いとの関係を予め測定し、算出した尤度から工具の摩耗の程度を判定するものとしてもよい。判定部108は、例えば、図3に示すCPU61で動作するプログラムによって実現される。
状態情報送信部109は、判定部108により判定された加工機200の動作が正常であるか否か、または、駆動部204により駆動される工具の摩耗の程度の判定結果を含む状態情報を、当該状態情報に対応するコンテキスト情報と共に、第2通信制御部102を介して、サーバ装置300に送信する機能部である。状態情報送信部109は、例えば、図3に示すCPU61で動作するプログラムによって実現される。
記憶部110は、生成部107により生成されたモデルをコンテキスト情報と関連付けて記憶する機能部である。記憶部110は、例えば、図3のRAM63および補助記憶装置66等によって実現される。
なお、図6に示した診断装置100の各機能部(第1通信制御部101、第2通信制御部102、検知情報受信部103、加工情報取得部104、受付部105、特徴抽出部106、生成部107、判定部108および状態情報送信部109)は、図3のCPU61にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよく、IC等のハードウェアにより実現してもよく、または、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
図6に示すように、サーバ装置300は、通信制御部301(第1取得部の一例、取得部の一例)と、条件判定部302(第1判定部の一例)と、決定部303と、通知部304と、対応処理部305と、第1記憶部306と、第2記憶部307と、を有する。
通信制御部301は、診断装置100、サービスデスクPC400およびメーカ側PC500等の外部装置との間の通信を制御する機能部である。例えば、通信制御部301は、診断装置100から状態情報およびコンテキスト情報等を受信する。また、通信制御部301は、メーカを示すメーカ情報、状態情報、およびコンテキスト情報等を、サービスデスクPC400へ送信する。また、通信制御部301は、メーカごとに定められた通知内容を含む通知情報等を、メーカ側PC500に送信する。通信制御部301は、例えば、図4に示す通信I/F75、およびCPU71で動作するプログラムによって実現される。
ここで、メーカ(製造元)とは、加工機200を構成するそれぞれの機器、工具およびソフトウェア(それぞれ、要素の一例)の各メーカを示し、例えば、加工機200のNC機器メーカおよびディーラ、工具メーカ、ならびに、CAD(Computer Aided Design)/CAM(Computer Aided Manufacturing)メーカ等を示すものとする。
条件判定部302は、後述する第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、通信制御部301を介して受信された状態情報およびコンテキスト情報の少なくともいずれかに基づいて、当該コンテキスト情報に対応するメーカの特定条件を満たすか否かを判定する機能部である。条件判定部302は、例えば、図4に示すCPU71で動作するプログラムによって実現される。
決定部303は、条件判定部302により特定条件を満たすと判定された場合、後述する第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応するメーカに何の情報を通知情報として通知するかを決定する機能部である。具体的には、決定部303は、対応情報を参照し、当該メーカの当該特定条件に対応する通知内容を通知情報に含めて通知することを決定する。決定部303は、例えば、図4に示すCPU71で動作するプログラムによって実現される。
通知部304は、決定部303によって決定された通知情報を、通信制御部301を介して、メーカ側PC500に通知(送信)する機能部である。通知部304は、例えば、図4に示すCPU71で動作するプログラムによって実現される。なお、通知部304による通知情報の通知先としてメーカが保有するメーカ側PC500としているが、通知先としては、メーカに限定されるものではなく、加工機200の保守者、および加工機200を用いたサービスの提供者等を通知先とするものとしてもよい。
対応処理部305は、条件判定部302により特定条件を満たすと判定された場合、後述する第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応する対応処理を実行する機能部である。なお、対応処理部305による対応処理の具合的な内容は、後述の図15において詳述する。対応処理部305は、例えば、図4に示すCPU71で動作するプログラムによって実現される。
第1記憶部306は、通信制御部301によって診断装置100から受信した状態情報およびコンテキスト情報を記憶する機能部である。第1記憶部306は、例えば、図4に示すRAM73または補助記憶装置74によって実現される。
第2記憶部307は、図15で後述する対応情報を記憶する機能部である。第2記憶部307は、例えば、図4に示すRAM73または補助記憶装置74によって実現される。
なお、図6に示したサーバ装置300の各機能部(通信制御部301、条件判定部302、決定部303、通知部304および対応処理部305)は、図4のCPU71にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよく、IC等のハードウェアにより実現してもよく、または、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
図6に示すように、サービスデスクPC400は、通信制御部401(第1取得部の一例、取得部の一例)と、条件判定部402(第1判定部の一例)と、決定部403と、入力部404と、表示制御部405と、表示部406と、通知部407と、記憶部408と、を有する。
通信制御部401は、サーバ装置300およびメーカ側PC500等の外部装置との間の通信を制御する機能部である。例えば、通信制御部401は、サーバ装置300からメーカ情報、状態情報およびコンテキスト情報等を受信する。また、通信制御部401は、メーカごとに定められた通知内容を含む通知情報等を、メーカ側PC500に送信する。通信制御部401は、例えば、図5に示す通信I/F85、およびCPU81で動作するプログラムによって実現される。
条件判定部402は、後述する記憶部408に記憶された対応情報を参照し、通信制御部401を介して受信された状態情報およびコンテキスト情報の少なくともいずれかに基づいて、当該コンテキスト情報に対応するメーカの特定条件を満たすか否かを判定する機能部である。条件判定部402は、例えば、図5に示すCPU81で動作するプログラムによって実現される。
決定部403は、条件判定部402により特定条件を満たすと判定された場合、後述する記憶部408に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応するメーカに何の情報を通知情報として通知するかを決定する機能部である。具体的には、決定部403は、対応情報を参照し、当該メーカの当該特定条件に対応する通知内容を通知情報に含めて通知することを決定する。決定部403は、例えば、図5に示すCPU81で動作するプログラムによって実現される。
入力部404は、文字および数字等の入力、各種指示の選択、ならびにカーソルの移動等の操作を行うための機能部である。入力部404は、図5に示す入力装置88によって実現される。
表示制御部405は、表示部406の表示動作を制御する機能部である。具体的には、表示制御部405は、通信制御部401により受信された状態情報およびコンテキスト情報、および、決定部403により決定された通知情報等を、表示部406に表示させる。表示制御部405は、例えば、図5に示すCPU81で動作するプログラムによって実現される。
表示部406は、表示制御部405による制御に従って各種情報を表示する機能部である。表示部406は、例えば、図5に示すディスプレイ89によって実現される。
通知部407は、決定部403によって決定された通知情報を、サービスデスクのスタッフ等により入力部404に入力された操作入力に従って、通信制御部401を介して、メーカ側PC500に通知(送信)する機能部である。通知部407は、例えば、図5に示すCPU81で動作するプログラムによって実現される。
記憶部408は、サーバ装置300から通信制御部401により受信された対応情報を記憶する機能部である。例えば、通信制御部401は、サーバ装置300から定期的に対応情報を受信し、または、対応情報が更新されたタイミングで受信し、受信された対応情報が記憶部408に記憶されるものとすればよい。記憶部408は、例えば、図5に示すRAM83または補助記憶装置84によって実現される。
なお、図6に示したサービスデスクPC400の各機能部(通信制御部401、条件判定部402、決定部403、表示制御部405および通知部407)は、図5のCPU81にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよく、IC等のハードウェアにより実現してもよく、または、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
図6に示すように、メーカ側PC500は、通信制御部501と、通知取得部502と、入力部503と、表示制御部504と、表示部505と、を有する。
通信制御部501は、サーバ装置300およびサービスデスクPC400等の外部装置との間の通信を制御する機能部である。例えば、通信制御部501は、サーバ装置300およびサービスデスクPC400のうち少なくともいずれかから、メーカごとに定められた通知内容を含む通知情報等を受信する。通信制御部501は、例えば、図5に示す通信I/F85、およびCPU81で動作するプログラムによって実現される。
通知取得部502は、通信制御部501を介して、サーバ装置300およびサービスデスクPC400のうち少なくともいずれかから通知(送信)された通知情報を取得する機能部である。通知取得部502は、例えば、図5に示すCPU81で動作するプログラムによって実現される。
入力部503は、文字および数字等の入力、各種指示の選択、ならびにカーソルの移動等の操作を行うための機能部である。入力部503は、図5に示す入力装置88によって実現される。
表示制御部504は、表示部505の表示動作を制御する機能部である。具体的には、表示制御部504は、通知取得部502により取得された通知情報を、表示部505に表示させる。表示制御部504は、例えば、図5に示すCPU81で動作するプログラムによって実現される。
表示部505は、表示制御部504による制御に従って各種情報を表示する機能部である。表示部505は、例えば、図5に示すディスプレイ89によって実現される。
なお、図6に示したメーカ側PC500の各機能部(通信制御部501、通知取得部502および表示制御部504)は、図5のCPU81にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよく、IC等のハードウェアにより実現してもよく、または、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
また、図6に示した診断装置100、加工機200、サーバ装置300、サービスデスクPC400およびメーカ側PC500それぞれの各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(診断装置による診断処理)
図7は、実施形態における診断処理の一例を示すフローチャートである。図7を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の診断装置100の診断処理について説明する。
上述のように、加工機200の数値制御部201は、現在の加工機200の動作を示すコンテキスト情報を、逐次、診断装置100に送信する。診断装置100の第1通信制御部101は、このようにして加工機200から送信されたコンテキスト情報を受信する(ステップS101)。そして、診断装置100の加工情報取得部104は、第1通信制御部101により受信されたコンテキスト情報を取得する。
また、加工機200の検知部211は、加工時の検知情報を、逐次、出力する。診断装置100の検知情報受信部103は、このようにして加工機200から送信された検知情報(センサデータ)を受信する(ステップS102)。
診断装置100の特徴抽出部106は、受信された検知情報から特徴情報を抽出する(ステップS103)。
診断装置100の判定部108は、加工情報取得部104により取得されたコンテキスト情報に対応するモデルを記憶部110から取得する(ステップS104)。
判定部108は、抽出された特徴情報と、取得されたコンテキスト情報に対応するモデルとを用いて、加工機200が正常に動作しているか否か、または、駆動部204により駆動される工具の摩耗の程度を判定する(ステップS105)。
診断装置100の状態情報送信部109は、判定部108による判定結果を出力する(ステップS106)。具体的には、状態情報送信部109は、加工機200が正常に動作しているか否か、または、工具の摩耗の程度の判定結果を含む状態情報を、当該状態情報に対応するコンテキスト情報と共に、第2通信制御部102を介して、サーバ装置300に送信する。また、状態情報送信部109は、判定部108によって加工機200の動作が判定されたタイミングだけではなく、加工機200の現在の動作に対応するコンテキスト情報を、第2通信制御部102を介して、サーバ装置300に送信する。なお、状態情報送信部109による判定結果の出力方法は、上述のように、サーバ装置300への状態情報として送信することに限定されるものではなく、それに加えて、その他の方法により出力するものとしてもよい。例えば、状態情報送信部109は、診断装置100の表示装置(図示せず)に判定結果を表示させてもよい。
(診断装置によるモデル生成処理)
図8は、実施形態におけるモデル生成処理の一例を示すフローチャートである。図8を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の診断装置100のモデル生成処理について説明する。なお、モデル生成処理は、例えば、診断処理の前に事前に実行される。または、モデルが定められていないコンテキスト情報が入力された場合にモデル生成処理を実行するように構成してもよい。
診断装置100の第1通信制御部101は、加工機200から送信されたコンテキスト情報を受信する(ステップS201)。そして、診断装置100の加工情報取得部104は、第1通信制御部101により受信されたコンテキスト情報を取得する。
診断装置100の検知情報受信部103は、加工機200から送信された検知情報(センサデータ)を受信する(ステップS202)。
このように受信されたコンテキスト情報および検知情報が、モデルの生成に利用される。モデルは、コンテキスト情報ごとに生成されるため、検知情報は、対応するコンテキスト情報に関連付けられる必要がある。このため、例えば、検知情報受信部103は、受信した検知情報を、同じタイミングで第1通信制御部101により受信されたコンテキスト情報と対応付けて記憶部110等に記憶させる。各情報を記憶部110等に一旦記憶し、正常時の情報であることを確認し、正常時の情報のみを用いてモデルを生成してもよい。すなわち、正常であるとラベルづけされた検知情報を用いてモデルを生成してもよい。
正常であるか否かの確認(ラベルづけ)は、情報を記憶部110等に記憶した後の任意のタイミングで実行してもよいし、加工機200を動作させながらリアルタイムに実行してもよい。ラベルづけを実行せず、情報が正常であると仮定してモデルを生成してもよい。正常であると仮定した情報が実際は異常を示す情報であった場合は、生成されたモデルにより正しく判定処理が実行されなくなる。異常と判定される頻度等によりこのような状況であるかを判断でき、誤って生成されたモデルを削除する等の対応を取ることができる。また、異常であった情報から生成されたモデルを、異常であることを判定するモデルとして利用してもよい。また、工具の摩耗に関しては、例えば、1つの工具を用いて同じ条件(同じコンテキスト情報)で加工動作を繰り返し行い、新品の状態から、最終的に折損するまで学習させることによって、摩耗の程度を判定することが可能となる。
診断装置100の特徴抽出部106は、検知情報受信部103により受信された検知情報から特徴情報を抽出する(ステップS203)。
診断装置100の生成部107は、特徴抽出部106により抽出された特徴情報から、加工情報取得部104により取得されたコンテキスト情報に対応するモデルを生成する(ステップS204)。生成部107は、生成したモデルを、例えば、コンテキスト情報および特徴情報との関連付けを行い、記憶部110に記憶させる(ステップS205)。
(モデル生成処理および診断処理の具体例)
次に、本実施形態によるモデル生成処理および診断処理の具体例について説明する。図9は、実施形態におけるモデル生成処理および診断処理の具体例を説明する図である。
図9は、例えば、ある部品を加工する工程の一部についてのモデル生成処理、および、診断処理を示す。モデル生成処理では、コンテキスト情報701と共に受信された複数の検知情報(図9では検知情報711a〜711c)が利用される。なお、検知情報の個数は3に限られるものではなく、任意の個数とすることができる。
コンテキスト情報701は、加工工程が、4つのモータ(モータA、モータB、モータC、モータD)を駆動する動作を含むことを示している。特徴抽出部106は、検知情報受信部103により受信された検知情報から特徴情報を抽出する。生成部107は、各モータに対応するコンテキスト情報ごとに、対応する検知情報から抽出された特徴情報を用いてモデルを生成する。生成されたモデルは、対応するコンテキスト情報と対応付けられて記憶部110等に記憶される。図9では、モータBが駆動される場合のコンテキスト情報に対して生成されたモデル(「モータB」)が記憶部110に記憶された例が示されている。記憶されたモデルは、その後の診断処理で参照される。
診断処理では、モデル生成処理と同様に、コンテキスト情報701とともに、検知情報721が受信される。コンテキスト情報が「モータBが駆動されていること」を示す場合、判定部108は、例えば、このコンテキスト情報が受信された期間に受信された検知情報と、記憶部110に記憶されているモデル「モータB」とを用いて、加工機200の動作が正常であるか否かを判定する。
他のコンテキスト情報が受信される場合も同様に、対応する検知情報と、対応するモデルとを用いて、判定部108による判定が実行される。
なお、すべてのコンテキスト情報に対して判定を実行する必要はない。図10は、一部のコンテキスト情報についてモデル生成処理および診断処理を行う具体例を説明する図である。
図10の例では、コンテキスト情報が「モータBが駆動されていること」を示す場合のみモデルが生成される。また、診断処理は、「モータBが駆動されていること」を示すコンテキスト情報701−2が受信された場合に実行される。これにより、異常の判定に有効な検知情報のみを用いて診断処理を実行することができる。例えば、検知情報として音響データを用いる場合、無音区間等判定する必要がない区間が加工工程に含まれる場合がある。このような不要な区間を判定対象から外すことによって、誤判定を減らすこと、および、計算コストを減らすことが可能となる。すなわち、診断処理の高精度化および効率化が実現可能となる。
また、相互に異なる加工工程であっても、例えば、同一のモータ等を使用する場合は、対応するモデルを共通に利用して診断処理を実行してもよい。図11は、共通のモデルを他の加工工程で使用する例を説明する図である。
図11のコンテキスト情報901は、加工工程が、4つのモータ(モータX、モータY、モータZ、モータB)を駆動する動作を含むことを示している。モータBを使用する点は、例えば、図9に示す加工工程と共通する。このため、図11の加工工程でも、判定部108は、記憶部110に記憶されている同一のモデル「モータB」と、検知情報921とを用いて診断処理を実行できる。
また、図12は、累積使用時間をコンテキスト情報として利用する場合の例を説明する図である。コンテキスト情報1001は、各モータの累積使用時間を示す。図12の例では、累積使用時間の範囲(0月〜6月、6月〜12月、・・・等)ごと、かつ、モータの種類ごとにモデルが生成される。例えば、記憶部110aは、累積使用時間が0〜6月の各モータのモデルを記憶する。記憶部110bは、累積使用時間が6〜12月の各モータのモデルを記憶する。記憶部110cは、累積使用時間が例えば12月以上の各モータのモデルを記憶する。記憶部110a〜110cは、物理的に異なる記憶媒体で実現してもよいし、物理的に同一の記憶媒体(記憶部110)で実現してもよい。判定部108は、コンテキスト情報701とともに、コンテキスト情報1001を用いて対応するモデルを特定し、特定したモデルを用いて診断処理を実行する。
また、図13は、モデルが生成されていないコンテキスト情報が入力された場合にモデルを生成する動作を説明する図である。図13のコンテキスト情報1101は、加工工程が、4つのモータ(モータX、モータC、モータD、モータB)を駆動する動作を含むことを示している。モータXの駆動を示すコンテキスト情報に対して、モデルが生成されていないものとする。
この場合、特徴抽出部106は、複数の検知情報(図13では、検知情報1111a、1111b、1111c)それぞれについて、「モータXが駆動されていること」を示すコンテキスト情報に対応する期間の検知情報から特徴情報を抽出する。生成部107は、抽出された特徴情報を用いて、「モータXが駆動されていること」を示すコンテキスト情報に対応するモデル「モータX」を生成し、記憶部110に記憶する。これにより、今後モータXを駆動する期間についても異常の判定が可能となる。
このように、現在の動作を示すコンテキスト情報を加工機200から受信し、受信したコンテキスト情報に対応するモデルを用いて異常を判定できる。したがって、動作する駆動部を高精度に特定し、異常をより高精度に診断可能となる。
(情報提供システムの情報提供処理)
図14は、実施形態に係る情報提供システムの情報の流れを説明する図である。図15は、対応情報の一例を示す図である。図14および図15を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の情報の流れを説明する。
図14に示すように、加工機200は、現在の動作に対応するコンテキスト情報および検知情報を、診断装置100に送信する。具体的には、加工機200の数値制御部201は、現在の動作に対応するコンテキスト情報を、通信制御部202を介して、診断装置100に逐次送信する。また、検知部211は、工具等が発する物理量を検知し、検知した物理量の情報を検知情報(センサデータ)として診断装置100に送信する。
また、図14に示すように、診断装置100は、加工機200から受信したコンテキスト情報、および、加工機200の動作が正常であるか否か、または、工具の摩耗の程度の判定結果を含む状態情報を、サーバ装置300に送信する。具体的には、診断装置100の状態情報送信部109は、加工機200が正常に動作しているか否か、または、工具の摩耗の程度を示す判定結果を含む状態情報を、当該状態情報に対応するコンテキスト情報と共に、第2通信制御部102を介して、サーバ装置300に送信する。また、状態情報送信部109は、判定部108によって加工機200の動作が判定されたタイミングだけではなく、加工機200の現在の動作に対応するコンテキスト情報を、第2通信制御部102を介して、サーバ装置300に送信する。
また、図14に示すように、サーバ装置300は、診断装置100から受信したコンテキスト情報および状態情報、ならびに、コンテキスト情報に対応するメーカ情報を、サービスデスク(サービスデスクPC400)に送信する。具体的には、サーバ装置300の通信制御部301は、第2記憶部307に記憶された対応情報(図15)を参照し、診断装置100から受信したコンテキスト情報に対応するメーカを示す情報(メーカ情報)を抽出する。そして、通信制御部301は、診断装置100から受信した状態情報およびコンテキスト情報、ならびに、当該コンテキスト情報に対応する、抽出したメーカ情報を、サービスデスクPC400に送信する。
また、図14に示すように、サーバ装置300は、診断装置100から受信したコンテキスト情報および状態情報に基づいて通知情報を決定し、決定した通知情報を、各メーカ(メーカ側PC500)に送信し、さらに、当該通知情報に対応する対応処理を実行する。具体的には、サーバ装置300の条件判定部302は、第2記憶部307に記憶された対応情報(図15参照)を参照し、診断装置100から、通信制御部301を介して受信された状態情報およびコンテキスト情報に基づいて、当該コンテキスト情報に対応するメーカの特定条件を満たすか否かを判定する。
ここで、図15に示すように、対応情報は、メーカを示す情報である「メーカ」と、特定の現象が発生したか否かを示す条件である「現象(特定条件)」と、特定の現象が起きた場合(特定条件が満たされた場合)に通知する情報を示す「通知内容」と、特定の現象が起きた場合に自動的に処理する内容を示す「対応処理」と、を関連付ける情報である。例えば、図15に示す対応情報の例では、メーカが「CC」である場合は、特定条件として「ドリル折損」、通知内容として「状態情報」および「折損時のコンテキスト情報」、対応処理として「加工パスの変更処理」がそれぞれ関連付けられている。このようなメーカごとに関連付けられた特定条件、通知内容および対応処理は、予め、各メーカとの間で決められているものとすればよい。また、各メーカに関連付けられる特定条件、通知内容および対応処理のいずれかが変更された場合は、対応情報にその変更内容を反映するように更新し、更新した対応情報を、サービスデスクPC400に送信して展開するものとすればよい。なお、図15に示す対応情報は、テーブル形式の情報となっているが、これに限定されるものではなく、メーカ、特定条件、通知内容および対応処理をそれぞれ関連付ける情報であれば、どのような形式でもよい。
例えば、条件判定部302は、コンテキスト情報が「ドリル径」を含む場合、図15の対応情報に示すように、「ドリル径」についての特定条件「ドリル径<閾値」を満たすか否かを判定する。
そして、サーバ装置300の決定部303は、条件判定部302により特定条件を満たすと判定された場合、第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応するメーカに何の情報を通知情報として通知するかを決定する。例えば、決定部303は、条件判定部302によって、コンテキスト情報に含まれる「ドリル径」が特定条件「ドリル径<閾値」を満たすと判定された場合、図15に示す対応情報に示すように、当該特定条件に対応する通知内容「コンテキスト情報」を、当該特定条件に対応するメーカ「AA」に通知する通知情報として決定する。
そして、サーバ装置300の通知部304は、決定部303によって決定された通知情報を、通信制御部301を介して、メーカ側PC500に通知(送信)する。例えば、通知部304は、決定部303によって、通知情報として決定された「コンテキスト情報」を、メーカ「AA」のメーカ側PC500に通知(送信)する。また、サーバ装置300の対応処理部305は、条件判定部302により特定条件を満たすと判定された場合、第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応する対応処理を実行する。例えば、対応処理部305は、図15に示す対応情報に示すように、特定条件「ドリル径<閾値」に対応する対応処理「ドリルの発注処理」を実行する。
ここで、図15に示す対応情報を参照しながら、各メーカに対する通知内容および対応処理の具体例を説明する。
例えば、加工機200に使用されるNC機器のメーカまたはディーラの場合、NC機器の保守メンテナンスを適時行うために、加工機200の故障を示す状態情報の通知を受け、サーバ装置300は、加工機200(例えば、NC機器)の修理手配の処理を、対応処理として実行する。また、加工機200の稼働状態を含むコンテキスト情報の通知を受け、サーバ装置300は、加工機200(例えば、NC機器)の保全のための手配処理(例えば、保全のために必要な交換部品の手配、または、保全のためのメンテナンス要員の派遣の手配等)を、対応処理として実行する。以上のような、対応処理が自動で行われることによって、加工機200のダウンタイムを短縮することができる。
また、加工機200の稼働状態を示す状態情報およびコンテキスト情報の通知を定期的に受けることによって、メーカ側またはディーラ側は、通知情報を新規設備の導入提案に活用する。これによって、加工機200の稼働率が高い顧客に対しては、さらに生産性を高めるために新規設備の導入提案をすることが可能となる。
また、例えば、加工機200に使用される工具のメーカの場合、工具の状態を含むコンテキスト情報の通知を受け、サーバ装置300は、状態情報が工具の摩耗が進んでいることを示す等の特定条件を満たすと判定した場合、工具の発注処理を、対応処理として実行する。これによって、予め設定された発注点と発注量とに基づいて、自動的に在庫量を一定に保つことができる。また、予め設定された生産量または生産計画に基づいて、工具の発注処理および在庫をコントロールすることができる。
また、工具の状態を含むコンテキスト情報の通知を受け、サーバ装置300は、状態情報が工具の摩耗が進んでいることを示す等の特定条件を満たすと判定した場合、工具の再研磨の手配処理を、対応処理として実行する。また、工具が折損した場合のコンフィギュレーション情報および加工条件を含むコンテキスト情報の通知を受けた場合、工具のメーカは、工具開発に活用する。また、工具の折損数および摩耗状態を含むコンテキスト情報の通知を受けた場合、工具のメーカは、工具の見込み生産の生産管理に活用する。
また、例えば、加工機200に関わるCAD/CAMメーカの場合、工具の折損した場合のコンフィギュレーション情報および加工条件を含むコンテキスト情報の通知を受けた場合、サーバ装置300は、工具の折損に対応する工程の加工パスの変更処理を、対応処理として実行する。また、加工機200の加工条件を含むコンテキスト情報の通知を定期的に受けることによって、CAD/CAMメーカは、顧客に対して、工具の折損が発生しにくい加工条件についてコンサルティングを行うことができる。
図14に戻り、情報提供システム1の情報の流れの説明を続ける。図14に示すように、サービスデスク(サービスデスクPC400)は、サーバ装置300から受信したメーカ情報、コンテキスト情報および状態情報に基づいて通知情報を決定し、サービスデスクのスタッフによる操作に基づいて、決定した通知情報を、各メーカ(メーカ側PC500)に送信する。具体的には、サービスデスクPC400の条件判定部402は、記憶部408に記憶された対応情報を参照し、通信制御部401を介して受信された状態情報およびコンテキスト情報に基づいて、当該コンテキスト情報に対応するメーカの特定条件を満たすか否かを判定する。次に、サービスデスクPC400の決定部403は、条件判定部402により特定条件を満たすと判定された場合、記憶部408に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応するメーカに何の情報を通知情報として通知するかを決定する。そして、サービスデスクPC400の通知部407は、決定部403によって決定された通知情報を、サービスデスクのスタッフ等により入力部404に入力された操作入力に従って、通信制御部401を介して、メーカ側PC500に通知(送信)する。
なお、各メーカに対する通知情報の通知を、サーバ装置300のみによって実現させる場合には、サービスデスクPC400は設置されないものとしてもよい。また、サービスデスクにおけるスタッフ等による各メーカに通知される通知情報の確認に重点を置く場合、サーバ装置300による各メーカ(メーカ側PC500)への通知情報の送信動作はないものとしてもよい。
図16は、実施形態における情報提供処理の一例を示すフローチャートである。図16を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の情報提供処理の流れを総括的に説明する。なお、図16における情報提供処理の説明では、サービスデスクPC400による処理の説明は割愛する。
<ステップS301>
診断装置100の第1通信制御部101は、加工機200から送信されたコンテキスト情報を受信する。そして、診断装置100の加工情報取得部104は、第1通信制御部101により受信されたコンテキスト情報を取得する。そして、ステップS302へ移行する。
<ステップS302>
診断装置100の検知情報受信部103は、加工機200から送信された検知情報(センサデータ)を受信する。そして、ステップS303へ移行する。
<ステップS303>
診断装置100の特徴抽出部106は、受信された検知情報から特徴情報を抽出する。診断装置100の判定部108は、抽出された特徴情報と、取得されたコンテキスト情報に対応するモデルとを用いて、加工機200が正常に動作しているか否か、または、工具の摩耗の程度を判定する。診断装置100の状態情報送信部109は、加工機200が正常に動作しているか否か、または、工具の摩耗の程度の判定結果を含む状態情報を、当該状態情報に対応するコンテキスト情報と共に、第2通信制御部102を介して、サーバ装置300に送信する。そして、ステップS304へ移行する。
<ステップS304>
サーバ装置300の通信制御部301は、診断装置100から状態情報およびコンテキスト情報を受信する。サーバ装置300の条件判定部302は、第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、通信制御部301を介して受信された状態情報およびコンテキスト情報に基づいて、当該コンテキスト情報に対応するメーカの特定条件を満たすか否かを判定する。そして、ステップS305へ移行する。
<ステップS305>
特定条件を満たす場合(ステップS305:Yes)、ステップS306へ移行し、特定条件を満たさない場合(ステップS305:No)、情報提供処理を終了する。
<ステップS306>
サーバ装置300の決定部303は、条件判定部302により特定条件を満たすと判定された場合、第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、当該特定条件に対応するメーカ情報を抽出して、通知情報に含める(付加する)。そして、ステップS307へ移行する。
<ステップS307>
決定部303は、さらに、対応情報を参照し、必要に応じて、ステップS306の特定条件に対応する通知内容(状態情報およびコンテキスト情報等)を、通知情報に含める(付加する)。そして、ステップS308へ移行する。
<ステップS308>
サーバ装置300の通知部304は、決定部303によって決定された通知情報を、通信制御部301を介して、メーカ側PC500に通知(出力)する。サーバ装置300の対応処理部305は、第2記憶部307に記憶された対応情報を参照し、ステップS306の特定条件に対応する対応処理を実行する。これによって、情報提供処理を終了する。
以上のステップS301〜S308によって、情報提供処理が実行される。
以上のように、図6に示すような情報提供システム1の構成によって、対象装置(例えば、加工機200)のユーザは、対象装置に異常が発生した場合等に、対象装置のどの部分に異常等が発生しているかを特定する必要がなく、どのメーカまたはディーラに通知すればよいのか自身で調べる必要がなく、自動的に、必要な情報をメーカまたはディーラ側に通知することができる。
また、メーカまたはディーラは、加工機200のユーザの現場で発生している異常、問題点その他の情報を、ユーザの手を煩わせることなく収集することができ、収集した情報を自社製品の開発、加工条件、または加工パスの改善等に活用することができる。
また、サーバ装置300は、各メーカ(またはディーラ)で決められた特定条件を満たすと判定した場合、自動で、対応する対応処理を実行することができるので、メーカ(またはディーラ)の手間を省くことができる。
以上のように、本実施形態に係る情報提供システム1は、対象装置に搭載された各メーカの製品(機器、工具およびソフトウェア等)を対象にしたサービス(情報の通知、および対応処理の実行)を提供することが可能となる。
なお、上述のように、サーバ装置300の対応処理部305は、満たされた特定条件に対応する対応処理を実行するものとしているが、これに限定されるものではなく、通知部304によるメーカ(またはディーラ)への通知情報の通知のみを行い、メーカ(またはディーラ)側のスタッフが、確認した通知情報に応じた処理を行うものとしてもよい。
また、サーバ装置300の条件判定部302によって、状態情報およびコンテキスト情報に基づいて、メーカに対応する特定条件を満たすか否かが判定されるものとしたが、これに限定されるものではなく、当該特定条件の判定は、診断装置100側で行うものとしてもよい。この場合、対応情報を予めサーバ装置300から診断装置100に送信しておくものとすればよい。
また、通知部304により通知される通知情報は、当該通知情報に含まれるメーカ情報が示すメーカに対して通知されるものとしてもよく、または、対応情報に含まれる全メーカに通知(ブロードキャスト)されるものとしてもよい。全メーカに通知される場合は、各メーカが通知を受けた通知情報の要否を判断すればよい。
また、上述の実施形態の情報提供システム1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供するように構成してもよい。
また、上述の実施形態の情報提供システム1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk−Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
また、上述の実施形態の情報提供システム1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の情報提供システム1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、上述の実施形態の情報提供システム1で実行されるプログラムは、上述した各機能部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 情報提供システム
2 ネットワーク
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F
55 駆動制御回路
56 モータ
57 センサ
58 バス
61 CPU
62 ROM
63 RAM
64 通信I/F
65 センサI/F
66 補助記憶装置
67 バス
71 CPU
72 ROM
73 RAM
74 補助記憶装置
75 通信I/F
76 メディアドライブ
77 メディア
78 DVDドライブ
79 DVD−ROM
80 バス
81 CPU
82 ROM
83 RAM
84 補助記憶装置
85 通信I/F
86 メディアドライブ
87 メディア
88 入力装置
89 ディスプレイ
90 バス
100 診断装置
101 第1通信制御部
102 第2通信制御部
103 検知情報受信部
104 加工情報取得部
105 受付部
106 特徴抽出部
107 生成部
108 判定部
109 状態情報送信部
110、110a〜110c 記憶部
200 加工機
201 数値制御部
202 通信制御部
203 駆動制御部
204 駆動部
211 検知部
300 サーバ装置
301 通信制御部
302 条件判定部
303 決定部
304 通知部
305 対応処理部
306 第1記憶部
307 第2記憶部
400 サービスデスクPC
401 通信制御部
402 条件判定部
403 決定部
404 入力部
405 表示制御部
406 表示部
407 通知部
408 記憶部
500 メーカ側PC
501 通信制御部
502 通知取得部
503 入力部
504 表示制御部
505 表示部
701、701−2 コンテンキスト情報
711a〜711c 検知情報
721 検知情報
901 コンテキスト情報
921 検知情報
1001 コンテキスト情報
1101 コンテキスト情報
1111a〜1111c 検知情報
特開2002−366683号公報

Claims (10)

  1. 対象装置を診断する診断装置から、前記対象装置の動作の種類ごとの定められるコンテキスト情報、および、前記診断装置により判定された前記対象装置の動作に対する異常の有無または前記対象装置の摩耗の状態のうち少なくともいずれかを示す状態情報を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部により取得された前記コンテキスト情報および前記状態情報の少なくともいずれかに基づいて、通知先ごとに関連付けられた特定条件を満たすか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により前記特定条件が満たされると判定された場合、前記特定条件に対応する通知情報を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記通知情報を、前記特定条件に対応する、前記対象装置に含まれる要素に関連する前記通知先に通知する通知部と、
    を有する情報提供システム。
  2. 前記決定部は、前記特定条件と、前記通知情報と、前記要素に関連する通知先と、を対応付ける対応情報から、前記第1判定部による判定の対象の前記特定条件に対応する前記通知情報を特定して、該通知情報を決定し、
    前記通知部は、前記対応情報から、前記第1判定部による判定の対象の前記特定条件に対応する前記通知先を特定して、前記決定部により決定された前記通知情報を、特定した前記通知先に通知する請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記第1判定部により前記特定条件が満たされると判定された場合、該特定条件に対応する対応処理を実行する対応処理部を、さらに有する請求項1または2に記載の情報提供システム。
  4. 前記決定部は、前記通知情報に、前記第1判定部による判定の対象の前記特定条件に対応する前記通知先の情報を付加し、
    前記通知部は、前記決定部により前記通知先の情報が付加された前記通知情報を、各通知先に通知する請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  5. 前記第1取得部と、
    前記第1判定部と、
    前記決定部と、
    前記決定部により決定された前記通知情報の通知に対する操作入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部により前記通知情報の通知実行の操作入力が受け付けられた場合、前記決定部により決定された前記通知情報を、前記第1判定部による判定の対象の前記特定条件に対応する、前記対象装置に含まれる要素に関連する前記通知先に通知する前記通知部と、
    を備えた情報通知装置を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  6. 前記対象装置を診断する前記診断装置を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  7. 前記診断装置は、
    前記対象装置から、該対象装置の動作の種類ごとに定められる前記コンテキスト情報を取得する第2取得部と、
    前記対象装置の動作に応じて変化する物理量を検知する検知部から出力される検知情報を取得する第3取得部と、
    前記第3取得部により取得された前記検知情報と、1以上の前記コンテキスト情報それぞれに対応する1以上のモデルのうち、前記第2取得部により取得された前記コンテキスト情報に対応するモデルと、を用いて、前記対象装置の動作が正常であるか否か、または、該対象装置の摩耗の状態を判定する第2判定部と、
    前記コンテキスト情報と、該コンテキスト情報に対応する前記対象装置の動作に対する前記第2判定部による判定結果を含む前記状態情報と、を出力する出力部と、
    を備えた請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 前記対象装置は、工具により加工対象を加工する加工機であり、
    前記通知部は、前記通知情報を、前記加工機に含まれる機器、前記工具、および、該加工機の加工動作のプログラムの製造元を前記通知先として通知する請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報提供システム。
  9. 対象装置を診断する診断装置から、前記対象装置の動作の種類ごとの定められるコンテキスト情報、および、前記診断装置により判定された前記対象装置の動作に対する異常の有無または前記対象装置の摩耗の状態のうち少なくともいずれかを示す状態情報を取得する取得ステップと、
    取得した前記コンテキスト情報および前記状態情報の少なくともいずれかに基づいて、通知先ごとに関連付けられた特定条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、
    前記特定条件が満たされると判定した場合、前記特定条件に対応する通知情報を決定する決定ステップと、
    決定した前記通知情報を、前記特定条件に対応する、前記対象装置に含まれる要素に関連する前記通知先に通知する通知ステップと、
    を有する情報提供方法。
  10. コンピュータを、
    対象装置を診断する診断装置から、前記対象装置の動作の種類ごとの定められるコンテキスト情報、および、前記診断装置により判定された前記対象装置の動作に対する異常の有無または前記対象装置の摩耗の状態のうち少なくともいずれかを示す状態情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記コンテキスト情報および前記状態情報の少なくともいずれかに基づいて、通知先ごとに関連付けられた特定条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記特定条件が満たされると判定された場合、前記特定条件に対応する通知情報を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記通知情報を、前記特定条件に対応する、前記対象装置に含まれる要素に関連する前記通知先に通知する通知部と、
    して機能させるためのプログラム。

JP2017053712A 2017-03-17 2017-03-17 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム Pending JP2018156486A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017053712A JP2018156486A (ja) 2017-03-17 2017-03-17 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム
CN201810187664.1A CN108629423A (zh) 2017-03-17 2018-03-07 信息提供系统、信息提供方法和记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017053712A JP2018156486A (ja) 2017-03-17 2017-03-17 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018156486A true JP2018156486A (ja) 2018-10-04

Family

ID=63706115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017053712A Pending JP2018156486A (ja) 2017-03-17 2017-03-17 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2018156486A (ja)
CN (1) CN108629423A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11953528B2 (en) * 2019-01-11 2024-04-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Diagnosis system, diagnosis method, program, and recording medium
JP7208083B2 (ja) 2019-03-29 2023-01-18 株式会社リコー 診断装置、診断システムおよびプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004334516A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 設備状態情報電子メール通知サービスシステム
JP2005227883A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Mazda Motor Corp 整備情報提供システム
JP5344797B2 (ja) * 2007-03-13 2013-11-20 東芝エレベータ株式会社 エスカレータの機能可変型遠隔監視システム
JP5957299B2 (ja) * 2012-06-01 2016-07-27 アズビル株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
CN102902599B (zh) * 2012-09-17 2016-08-24 华为技术有限公司 虚拟机内部故障处理方法、装置及系统
WO2015037603A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 Necフィールディング株式会社 遠隔監視システム、遠隔監視方法、及びプログラム
US9648060B2 (en) * 2013-11-27 2017-05-09 General Electric Company Systems and methods for medical diagnostic collaboration
US10496517B2 (en) * 2014-02-04 2019-12-03 ZeroTurnaround AS System and method for providing runtime diagnostics of executing applications
US10769796B2 (en) * 2014-03-19 2020-09-08 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method and recording medium
KR102063901B1 (ko) * 2014-03-24 2020-01-08 삼성전자주식회사 액티비티 알림 제공 방법 및 이를 위한 디바이스
CN104243217A (zh) * 2014-09-29 2014-12-24 中国农业银行股份有限公司宿迁分行 一种网络故障检测方法及装置
CN104950831A (zh) * 2014-12-03 2015-09-30 佛山市云米电器科技有限公司 净水设备故障提醒方法、通知方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN108629423A (zh) 2018-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7085370B2 (ja) 診断装置、診断システム、診断方法およびプログラム
JP6675297B2 (ja) 情報処理方法、情報処理システム、および情報処理装置
JP6404893B2 (ja) 工具寿命推定装置
JP7074542B2 (ja) ネットワークを利用した診断サービスシステム及び診断方法
EP2570879B1 (en) Condition monitoring system and method
JP6673002B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システム
JP2019159728A (ja) 診断装置、診断方法およびプログラム
WO2018169069A1 (en) Diagnosis device, diagnosis system, diagnosis method, and program
JP7151108B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
TW202024863A (zh) 設備檢修裝置、方法及電腦可讀取存儲介質
JP2021092970A (ja) 制御方法、制御装置、機械設備、制御プログラム、記録媒体
US20200004220A1 (en) Method and apparatus for performing an automatic health checkup for a cnc turning center
JP2018156486A (ja) 情報提供システム、情報提供方法およびプログラム
JP7316498B2 (ja) 診断システム、診断方法、プログラム及び記録媒体
JP2018005855A (ja) 診断装置、診断システム、診断方法およびプログラム
JP6939053B2 (ja) 診断装置、プログラムおよび診断システム
JP7358755B2 (ja) 診断装置、診断方法、及び診断プログラム
CN111311046B (zh) 基于异常的路线计划生成
JP2018156340A (ja) 診断装置、診断システム、診断方法およびプログラム
US20180046175A1 (en) Mechanical device management system, mechanical device management device, server for managing mechanical device, mechanical device, and mechanical device management method
JP2014002660A (ja) 保守部品生産管理装置及び保守部品生産管理方法
JP2017027449A (ja) 工具状態のモニタリングおよび予測により製造効率を最適化するためのプラットフォームならびに方法
TW201713456A (zh) 製造效率最佳化平台及刀具狀態監測及預測方法
JP2007004366A (ja) 設備稼働管理装置及び設備稼働管理方法
CN115348913B (zh) 诊断装置、诊断方法及计算机可读取的非暂时性的记录介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210525