JP5344295B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに設置される定着装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設置される定着装置では、定着ローラや定着ベルト等の定着部材や加圧ローラ等の加圧部材の表面に付着したトナーや紙粉をクリーニングするために、それらの表面にクリーニングローラやクリーニングパッド等のクリーニング部材を当接させる技術が広く知られている(例えば、特許文献1の図7等参照。)。
これに対して、特許文献1等には、クリーニング部材を設置することなく、クリーニングシートを通紙することで定着部材のクリーニングをおこなう技術が開示されている。
また、特許文献2等には、クリーニング部材を設置することなく、裏面にベタ画像を印字した記録媒体を両面通紙することで定着部材や加圧部材のクリーニングをおこなう技術が開示されている。
従来の定着装置は、クリーニング部材を設置することにより、装置が高コスト化・大型化するとともに、経時でクリーニング部材がトナー等で汚れてしまうとそのトナーが定着部材や加圧部材に逆に付着して定着画像を汚してしまう不具合が生じていた。
このような問題を解決するために、上述した特許文献1、特許文献2等の技術は、クリーニング部材を設置することなく、クリーニングシートを通紙したり、裏面にベタ画像を印字した記録媒体を両面通紙したりすることで、定着部材や加圧部材のクリーニングをおこなっている。しかし、その場合、ユーザーにとって不必要な通紙がおこなわれることになり、時間的なロスや記録媒体の浪費が生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、クリーニング部材を設置することなく、時間や記録媒体の浪費が生じることなく、定着部材や加圧部材のクリーニングが経時においても効率的におこなわれる、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、複数のローラ部材に張架されて、所定方向に走行するとともに、トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着する定着ベルトと、駆動手段から駆動力が伝達されて所定方向に走行するとともに、前記定着ベルトを介して前記複数のローラ部材のうちの1つのローラ部材に圧接することで記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材と、前記1つのローラ部材に対して接離可能に移動するブレーキパッドと、を備え、前記1つのローラ部材に対して離間位置にある前記ブレーキパッドを前記1つのローラ部材に当接する位置に移動させて前記ニップ部において前記定着ベルトと前記加圧部材とに速度差を設けて双方の部材を摺接させることで前記定着ベルト又は/及び前記加圧部材の表面のクリーニングをおこなうクリーニングモードが所定のタイミングでおこなわれるものである。
また、請求項2記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記クリーニングモードは、所定の走行速度で走行する前記加圧部材に対して前記定着ベルトの走行を停止させるものである。
また、請求項3記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記クリーニングモードは、前記加圧部材の走行速度よりも遅い走行速度で前記定着ベルトを走行させるものである。
また、請求項4記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記クリーニングモードは、装置の稼動が開始されて最初の記録媒体が前記ニップ部に送入されるまでの間におこなわれるものである。
また、請求項5記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記クリーニングモードは、前記ニップ部を通過する記録媒体の累積の枚数が所定値に達したときであって、それらの記録媒体にプリントした画像面積の総和が所定値以下であるときにおこなわれるものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えたものである。
本発明は、ニップ部において定着部材と加圧部材とに速度差を設けて双方の部材を摺接させるクリーニングモードを所定のタイミングでおこなっているため、クリーニング部材を設置することなく、時間や記録媒体の浪費が生じることなく、定着部材や加圧部材のクリーニングが経時においても効率的におこなわれる、定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 定着装置を示す概略断面図である。 クリーニングモード時の定着装置を示す図である。 クリーニングモード時の制御を示すフローチャートである。 クリーニングモード時の別の制御を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における定着装置を示す構成図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図5にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上のトナー像(未定着画像)を定着するベルト方式の定着装置、を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルトによって定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ベルトと加圧ローラとのニップ部にて、カラー画像(トナー)が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図5にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2は、定着装置20を示す概略断面図である。図3は、クリーニングモード時の定着装置20を示す概略図である。さらに、図4は、クリーニングモード時の制御を示すフローチャートである。図5は、クリーニングモード時の別の制御を示すフローチャートである。
図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21、定着補助ローラ22(ローラ部材)、加熱ローラ23(ローラ部材)、テンションローラ24(ローラ部材)、加圧部材としての加圧ローラ31、温度センサ40、ブレーキパッド45、ガイド板35、等で構成される。
ここで、定着ベルト21は、樹脂材料からなるベース層上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端状ベルトである。定着ベルト21の弾性層は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。定着ベルト21の離型層は、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等で形成されている。定着ベルト21の表層に離型層を設けることにより、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保されることになる。定着ベルト21は、3つのローラ部材(定着補助ローラ22と加熱ローラ23とテンションローラ24とである。)に張架・支持されて、図2中の矢印方向に走行する。テンションローラ24は、不図示のスプリングによって付勢されて定着ベルト21の内周面に当接していて、定着ベルト21に所定の張力を与えている。定着部材として熱容量の低い定着ベルト21を用いることで、装置の昇温特性が向上する。
定着補助ローラ22は、SUS304等の芯金22a上に、層厚が15mm程度の発泡シリコーンゴムからなる弾性層22b(アスカーC硬度が25〜50程度のものである。)が形成された外径52mm程度のローラ部材であって、加圧部材としての加圧ローラ31に定着ベルト21を介して圧接してニップ部を形成する。弾性層22bを発泡材料で形成することで、ニップ部におけるニップ幅(ニップ量)を比較的大きく設定できるとともに、定着ベルト21の熱が定着補助ローラ22に移行しにくくなる。定着補助ローラ22は、図2中の時計方向に回転(走行)する。
なお、本実施の形態1では、弾性層22bの材料として発泡シリコーンゴムを用いたが、弾性層22bの材料としてフッ素ゴム、シリコーンゴム等を用いることもできる。
加熱ローラ23は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属材料からなる外径が38mm程度の中空構造のローラ部材であって、その円筒体の内部にはヒータ25(熱源)が固設されている。なお、加熱ローラ23は、耐食性を向上させるために、その表面にアルマイト処理が施されている。
加熱ローラ23のヒータ25は、ハロゲンヒータであって、その両端部が定着装置20の側板(不図示である。)に固定されている。そして、装置本体1の電源部(交流電源)により出力制御されたヒータ25からの輻射熱によって加熱ローラ23が加熱されて、さらに加熱ローラ23によって加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に非接触で対向する温度センサ40(サーモパイル)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、温度センサ40の検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ヒータ25に交流電圧が印加される。このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度(目標制御温度)に調整制御することができる。
なお、本実施の形態1では、テンションローラ24を設置して定着ベルト21に所定の張力を与えたが、テンションローラ24を設置せずに加熱ローラ23をテンションローラとして機能させることもできる。具体的に、加熱ローラ23を定着装置20の側板に対して図2の左右方向に揺動可能に保持して、加熱ローラ23をテンションプレートによって図2の右側に付勢することで、加熱ローラ23が定着ベルト21に所定の張力を与えるテンションローラとして機能することになる。このような場合、定着ベルト21は、2つのローラ部材(定着補助ローラ22と加熱ローラ23とである。)に張架・支持されることになる。
また、加圧部材としての加圧ローラ31は、外径が50mm程度であって、主として、芯金32と、芯金32の外周面に接着層を介して形成された弾性層33(層厚が3mm程度のものである。)と、からなる。加圧ローラ31の弾性層33は、フッ素ゴム、シリコーンゴム等のソリッドゴム材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。
そして、加圧ローラ31は、不図示の加圧機構によって、定着ベルト21を介して定着補助ローラ22に圧接する。こうして、加圧ローラ31と定着ベルト21との間に、所望のニップ部が形成される。なお、本実施の形態1では、定着補助ローラ22の弾性層22bの圧縮量が3〜4mm程度であって、ニップ部のニップ幅が14mm程度に設定されている。
なお、定着ベルト21の昇温効率をさらに高めるために、加圧ローラ31の内部にヒータを設置することもできる。その場合、加圧ローラ31の表面温度を検知するサーミスタ等の温度センサを設置して、その温度センサの検知結果に基いて加圧ローラ31に内設されたヒータの出力制御をおこなうことになる。
このように構成された定着装置において、通常の定着工程時(通紙時)に、加圧ローラ31の軸部に駆動モータ65(図3を参照できる。)の駆動力が伝達されると、加圧ローラ31が図2の反時計方向に回転(走行)して、加圧ローラ31との摩擦抵抗によって定着ベルト21が図2の矢印方向に走行するとともに、定着ベルト21との摩擦抵抗によって定着補助ローラ22及び加熱ローラ23が図2の時計方向に回転(走行)することになる。
なお、定着補助ローラ22に対向する位置には、パッド駆動部66によって定着補助ローラ22に対して接離可能に移動するブレーキパッド45が設けられている。これについては、後で詳しく説明する。
図2を参照して、定着ベルト21と加圧ローラ31との当接部(ニップ部である。)の入口側と出口側には、それぞれ、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板35が配設されている。ガイド板35は、定着装置20の側板に固設されている。
また、図示は省略するが、定着ベルト21の外周面に対向する位置であって、ニップ部の出口側近傍には、分離板が配設されている。分離板は、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21の走行に沿って定着ベルト21に巻き付いてしまう不具合を抑止する。
上述のように構成された定着装置20は、通紙時に次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、交流電源からヒータ25に交流電圧が印加(給電)されるとともに、駆動モータ65によって加圧ローラ31が図2の反時計方向に回転駆動されて、それにともない定着ベルト21(定着補助ローラ22、加熱ローラ23)の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。
その後、給紙部7から記録媒体Pが給送されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナーが記録媒体P上に未定着画像として担持される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(定着補助ローラ22)及び加圧ローラ31の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、回転する定着ベルト21及び加圧ローラ31によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以下、本実施の形態1における定着装置20の、特徴的な構成・動作について、詳しく説明する。
本実施の形態1における定着装置20では、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31とに速度差を設けて双方の部材21、31を摺接させることで、定着ローラ21や加圧ローラ31の表面のクリーニングをおこなうクリーニングモードが、所定のタイミングでおこなわれる。
詳しくは、クリーニングモードは、所定の走行速度(通常の通紙時の回転速度である。)で走行(回転)する加圧ローラ31に対して定着ベルト21の走行を停止させるものである。具体的に、図3を参照して、制御部60において通常の通紙時(定着工程時)以外のタイミングでクリーニングモードの実施が決定されると、まず、駆動モータ65によって加圧ローラ31の回転駆動が開始される。そして、これとほぼ同時に、パッド駆動部66が駆動制御されて、定着補助ローラ22に対して離間位置(図2の位置である。)にあるブレーキパッド45が、定着補助ローラ22に当接する位置に移動する(図3の白矢印方向の移動である。)。これにより、加圧ローラ31は通常時(通紙時)の回転速度とほぼ同じ速度で回転するのに対して、定着補助ローラ22はブレーキパッド45の押圧によってその回転が抑制されて、それにともない定着ベルト21や加熱ローラ23の走行も停止される。すなわち、クリーニングモードが実行されている間は、ニップ部において、停止状態にある定着ベルト21と、回転する加圧ローラ31と、が摺接することになる。
なお、ブレーキパッド45の当接面(定着補助ローラ22との当接面である。)は、摩擦抵抗の高い材料で形成されている。そして、ブレーキパッド45が定着補助ローラ22に当接した状態のときに、ニップ部における加圧ローラ31との摩擦抵抗によって定着ベルト21や定着補助ローラ22が走行しない程度に、ブレーキパッド45が定着補助ローラ22に押圧されている。
また、図示は省略するが、パッド駆動部66は、ブレーキパッド45を接離方向に移動させるためにブレーキパッド45に当接する偏心カムや、偏心カムを回転駆動するモータや、ブレーキパッド45を偏心カムに向けて付勢するスプリング、等で構成されている。
このようなクリーニングモードが所定時間おこなわれることで、速度差を設けたニップ部で定着ベルト21の表面と加圧ローラ31の表面とが擦れ合って、定着ベルト21や加圧ローラ31の表面に強固に付着していたトナーや紙粉等の付着物がその表面から剥離した状態になる。そして、その剥離した付着物は、クリーニングモードが終了した後におこなわれる通紙時(定着工程時)に、記録媒体上に移行して、加圧ローラ31や定着ベルト21の表面がクリーニングされる(主として加圧ローラ31の表面が全体的にセルフクリーニングされる)。
ここで、本実施の形態1では、クリーニングモード時に、加圧ローラ31を回転させて、定着ベルト21(定着補助ローラ22)の走行を停止させることで、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31とを摺接させた。これに対して、定着ベルト21(定着補助ローラ22)を走行させて、加圧ローラ31の回転を停止させることで、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31とを摺接させることもできる。ただし、定着ベルト21に比べて、加圧ローラは、両面通紙をおこなう場合であっても記録媒体のトナー像に接触する機会が少なく、その表面にトナー等が付着するとそれが固着しやすいために、本実施の形態1のような構成(定着ベルト21を停止させる構成である。)をとることで、加圧ローラ31の表面全体をクリーニングしやすくなる。
ここで、本実施の形態1では、上述したクリーニングモードが、画像形成装置1(定着装置20)の稼動が開始されて最初の記録媒体Pがニップ部に送入されるまでの間におこなわれる。これにより、ファーストプリントがおこなわれる間に、加圧ローラ31や定着ベルト21に固着した付着物が剥離されて、その剥離した付着物を再固着させる前に、通紙される記録媒体によって効果的にセルフクリーニングすることができる。
図4は、クリーニングモード時の基本的な制御を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、画像形成装置1の制御部60にプリント要求が送信されると(ステップS1)、駆動モータ65によって加圧ローラ31の回転駆動が開始される(ステップS2)。そして、パッド駆動部66によってブレーキパッド45による定着補助ローラ22への押圧がt秒間おこなわれる(ステップS3)。すなわち、クリーニングモードがt秒間おこなわれる。その後、ブレーキパッド45による定着補助ローラ22への押圧を解除して(ステップS4)、プリント動作を開始する(ステップS5)。そして、プリント動作の終了にともない、本フローが終了する(ステップS6)。
さらに、本実施の形態1では、クリーニングモードが、ニップ部を通過する記録媒体Pの累積の枚数が所定値Mに達したときであって、それらの記録媒体Pにプリントした画像面積の総和が所定値N以下であるときにおこなわれるように設定している。
図3を参照して、制御部60には、画像形成がおこなわれた記録媒体Pの累積枚数をカウントするプリント枚数カウンタ61や、書込み部2のデューティ等から記録媒体Pにプリントした画像面積の総和(累積画像面積)を記憶する累積画像面積カウンタ62が設けられている。
そして、図5のフローチャートを参照して、ステップS2にて駆動モータ65によって加圧ローラ31の回転駆動が開始された後に、プリント枚数カウンタ61によってカウントされた累積プリント枚数が所定値Mに達しているか、さらに、累積画像面積カウンタ62によってカウントされた累積画像面積が所定値N以下であるかが判別される(ステップS21)。その結果、上述した双方の条件が満足されない場合には、加圧ローラ31等に固着した付着物が少ないものとして、クリーニングモードを実行せずに、ステップS5以降の通常のプリント動作をおこなう。これに対して、ステップS21にて、上述した双方の条件が満足される場合には、加圧ローラ31等に固着した付着物が多いものとして、ステップS3のクリーニングモードを実行した後に、ステップS4以降のフローをおこなう。なお、ステップS3のクリーニングモードが実行された場合には、プリント枚数カウンタ61及び累積画像面積カウンタ62のカウント数はリセットされる。
このような制御をおこなうことにより、加圧ローラ31等へのトナー固着が発生していてクリーニングモードの実施が必要なときにのみ、効率的にクリーニングモードを実施することができる。
加圧ローラ31等の表面に異物が固着しやすい状況は、画像面積(画像比率)が小さなプリントが繰り返された場合である。これは、記録媒体P上に担持されたトナーTが、ニップ部において、定着ベルト21や加圧ローラ31の表面に付着した付着物を引き付けて除去してくれるためである。したがって、所定のプリント枚数が通紙される間の累積画像面積が多い場合には、定着ベルト21や加圧ローラ31の表面に付着する付着物が少なく、クリーニングモードを積極的におこなう必要がない。これに対して、所定のプリント枚数が通紙される間の累積画像面積が少ない場合には、定着ベルト21や加圧ローラ31の表面に付着する付着物が多く、クリーニングモードを積極的におこなう必要がある。したがって、上述した制御をおこなうことで、クリーニングモードの実効性を高めることができる。
具体的に、本実施の形態1では、クリーニングモードをおこなう条件として、図5で説明したプリント枚数カウンタ61によってカウントされる累積プリント枚数の所定値Mが1000枚に設定されていて、累積画像面積カウンタ62によってカウントされる累積画像面積の所定値Nが3.1×104cm2(1000枚のプリントにおいて平均の画像面積率が5%に相当する。)に設定されている。また、クリーニングモードをおこなう時間tは、加圧ローラ31が2〜5回転する程度の時間に設定されている。
以上説明したように、本実施の形態1では、ニップ部において定着ベルト21(定着部材)と加圧ローラ31(加圧部材)とに速度差を設けて双方の部材21、31を摺接させるクリーニングモードを所定のタイミングでおこなっているため、クリーニング部材を設置することなく、時間や記録媒体Pの浪費が生じることなく、定着ベルト21や加圧ローラ31のクリーニングを経時においても効率的におこなうことができる。
なお、本実施の形態1では、クリーニングモード時に、加圧ローラ31を回転させて、定着ベルト21(定着補助ローラ22)の走行を停止させることで、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31とを摺接させた。
これに対して、クリーニングモード時に、加圧ローラ31の走行速度よりも遅い回転速度(走行速度)で定着ベルト21を走行させることで、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31とを摺接させることもできる。具体的に、加圧ローラ31を通常の回転速度で回転させて、定着補助ローラ22にブレーキパッド45を比較的低い押圧力で当接させることで、定着ベルト21(定着補助ローラ22)を通常時の走行速度よりも遅い走行速度で走行させて、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31との線速差(速度差)を与えて双方の部材21、31を摺接させることもできる。
さらには、クリーニングモード時に、加圧ローラ31の走行速度よりも速い回転速度(走行速度)で定着ベルト21を走行させることで、ニップ部において定着ベルト21と加圧ローラ31とを摺接させることもできる。
そして、これらのような場合であっても、本実施の形態1とほぼ同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図6にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図6は、実施の形態2における定着装置を示す構成図である。本実施の形態2における定着装置は、定着ベルト21を誘導加熱部65によって電磁誘導加熱している点が、定着ベルト21をヒータ25によって間接的に加熱している前記実施の形態1のものとは相違する。
図6に示すように、本実施の形態2における定着装置20は、誘導加熱部65、定着ベルト21、加熱ローラ23、定着補助ローラ22、加圧ローラ31、加圧ローラ31を加熱するヒータ34、ブレーキパッド45、等で構成される。
ここで、定着補助ローラ22は、ステンレス鋼等からなる芯金の表面に、シリコーンゴム等の弾性層を形成したものである。定着補助ローラ22の弾性層は、肉厚が1〜10mmで、アスカー硬度が30〜60度となるように形成されている。
加熱ローラ23は、ステンレス鋼等で形成された円筒体である。加熱ローラ23や定着補助ローラ22は、図6の反時計方向に回転する。
定着ベルト21は、発熱層を備えていて、加熱ローラ23及び定着補助ローラ22に張架・支持されている。定着ベルト21は、内周面側から、ベース層、弾性層、発熱層、シリコーンゴム層、離型層、が積層されている。そして、定着ベルト21の発熱層は、誘導加熱部65から発せられる磁束によって電磁誘導加熱される。
誘導加熱部65は、励磁コイル66、コア67、コイルガイド68等で構成されている。
そして、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、定着補助ローラ22に対して接離自在に移動するブレーキパッド45が設置されている。そして、本実施の形態2においても、所定のタイミングで、ブレーキパッド45が定着補助ローラ22に当接した状態で、加圧ローラ31のみの回転駆動がおこなわれる、クリーニングモードが実行される。
このように構成された定着装置19は、通常の定着工程時に次のように動作する。
定着補助ローラ22の回転駆動によって、定着ベルト21は図6の反時計方向に周回するとともに、加熱ローラ23も反時計方向に回転して、加圧ローラ31も時計方向に回転する。定着ベルト21は、誘導加熱部65との対向位置で加熱される。
詳しくは、不図示の電源部から励磁コイル66に10kHz〜1MHz(好ましくは、20kHz〜800kHzである。)の高周波交番電流を流すことで、発熱層に向けて磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、定着ベルト21の発熱層に渦電流が生じて、発熱層の電気抵抗によってジュール熱が発生して、発熱層が加熱される。こうして、定着ベルト21は、自身の発熱層の発熱によって加熱される。
その後、誘導加熱部65によって加熱された定着ベルト21表面は、加圧ローラ31との当接部(ニップ部)に達する。そして、搬送される記録媒体P上のトナー像T(トナー)を加熱して溶融する。ニップ部を通過した定着ベルト21表面は、その後に再び誘導加熱部65との対向位置に達する。このような一連の動作が連続的に繰り返されて、画像形成プロセスにおける定着工程が完了する。
なお、本実施の形態2では、誘導加熱部65によって誘導加熱される発熱層を定着ベルト21に設けたが、発熱層を加熱ローラ23に設けることもできる。このような場合には、誘導加熱部65によって加熱ローラ23が電磁誘導加熱されて、定着ベルト21が加熱ローラ23によって間接的に加熱されることになる。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、ニップ部において定着ベルト21(定着部材)と加圧ローラ31(加圧部材)とに速度差を設けて双方の部材21、31を摺接させるクリーニングモードを所定のタイミングでおこなっているため、クリーニング部材を設置することなく、時間や記録媒体Pの浪費が生じることなく、定着ベルト21や加圧ローラ31のクリーニングを経時においても効率的におこなうことができる。
なお、前記各実施の形態では加圧部材として加圧ローラ31を用いたが、加圧部材として加圧ベルトや加圧パッドを用いてもよい。また、前記各実施の形態では定着部材として定着ベルト21を用いたが、定着部材として定着ローラを用いてもよい。そして、それらの場合にも、前記各実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着部材)、
22 定着補助ローラ(ローラ部材)、
23 加熱ローラ(ローラ部材)、
25 ヒータ、
31 加圧ローラ(加圧部材)、
45 ブレーキパッド、
60 制御部、 P 記録媒体。
特公平7−27306号公報 特許第3292568号公報

Claims (6)

  1. 複数のローラ部材に張架されて、所定方向に走行するとともに、トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着する定着ベルトと、
    駆動手段から駆動力が伝達されて所定方向に走行するとともに、前記定着ベルトを介して前記複数のローラ部材のうちの1つのローラ部材に圧接することで記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材と、
    前記1つのローラ部材に対して接離可能に移動するブレーキパッドと、
    を備え、
    前記1つのローラ部材に対して離間位置にある前記ブレーキパッドを前記1つのローラ部材に当接する位置に移動させて前記ニップ部において前記定着ベルトと前記加圧部材とに速度差を設けて双方の部材を摺接させることで前記定着ベルト又は/及び前記加圧部材の表面のクリーニングをおこなうクリーニングモードが所定のタイミングでおこなわれることを特徴とする定着装置。
  2. 前記クリーニングモードは、所定の走行速度で走行する前記加圧部材に対して前記定着ベルトの走行を停止させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記クリーニングモードは、前記加圧部材の走行速度よりも遅い走行速度で前記定着ベルトを走行させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記クリーニングモードは、装置の稼動が開始されて最初の記録媒体が前記ニップ部に送入されるまでの間におこなわれることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記クリーニングモードは、前記ニップ部を通過する記録媒体の累積の枚数が所定値に達したときであって、それらの記録媒体にプリントした画像面積の総和が所定値以下であるときにおこなわれることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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