JP4948262B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置とそこに設置される定着装置とに関し、特に、誘電加熱方式を用いた定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、装置の立ち上がり時間を低減することを目的とした、誘電加熱方式を用いた定着装置が知られている(例えば、特許文献1〜3等参照。)。
特許文献1等において、誘電加熱方式の定着装置は、未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送する搬送ベルト、搬送ベルトによって搬送される記録媒体に対向する複数対の棒状電極、等で構成される。そして、棒状電極に高周波電力を印加することで、搬送ベルトによって搬送される記録媒体上の未定着トナーに誘電損失による熱が生じる(トナー像が誘電加熱される。)。そして、誘電加熱により溶融されたトナーが記録媒体の繊維間に入り込んで記録媒体上に定着される。
また、特許文献1の図3等には、上述した定着装置の下流側に、ヒータ加熱方式の定着装置を設置する技術が開示されている。ヒータ加熱方式の定着装置は、ヒータが内設された定着ローラ、定着ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラ、等で構成されている。そして、上述した誘電加熱方式による1次的な定着工程の後に、記録媒体をヒータ加熱方式の定着装置のニップ部に搬送することで、記録媒体上のトナー像がニップ部における熱と圧力とにより記録媒体上に強固に定着されることになる。
一方、特許文献4、特許文献5等には、装置の立ち上がり時間を低減することを目的として、誘電加熱方式ではなく、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置が開示されている。電磁誘導加熱方式の定着装置は、発熱部材の周囲に交番磁界を形成することで、発熱部材に渦電流やヒステリシス損による熱を生じさせて加熱するものである。また、特許文献4等には、定着部材自体を、電磁誘導加熱される発熱部材として構成する技術が開示されている。
特開2006−23608号公報 特公昭49−38171号公報 特公平1−36107号公報 特開2007−17723号公報 特開2005−301018号公報
上述した特許文献1等の誘電加熱方式の定着装置は、誘電加熱により溶融されたトナーが記録媒体の繊維間に入り込むことで、記録媒体上にトナー像を定着させているために、充分な定着性を確保できない場合があった。特に、カラー画像を形成する場合には、定着画像におけるカラートナー間に空隙が生じて、カラー画像の光沢性が不充分になる場合があった。
これに対して、特許文献1の図3等の定着装置は、誘電加熱方式による1次的な定着工程の後に、記録媒体をローラ部材間のニップ部に搬送して熱と圧力とによる2次的な定着工程をおこなっているために、充分な定着性を確保できる効果が期待できる。しかし、この技術は、誘電加熱方式の他にヒータ加熱方式の定着装置を設置する必要があるために、装置が大型化、高コスト化、高消費電力化してしまったり、誘電加熱方式による立ち上がり時間の短縮化のメリットを充分に享受できなかったりする可能性があった。
一方、特許文献4、特許文献5等の定着装置は、電磁誘導加熱方式のものであって、誘電加熱方式の定着装置に対して装置の構成や加熱メカニズムが異なり、上述した課題を直接的に解決するものではない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置が大型化、高コスト化、高消費電力化することなく、定着性が良好であって、立ち上がり時間が充分に短い、誘電加熱方式の定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着するとともに、誘電体を具備する定着部材と、前記定着部材を誘電加熱するとともに、前記定着部材の外周面又は/及び内周面に対向して前記誘電体の周囲に高周波電界を形成する少なくとも一対の棒状電極を具備した誘電加熱部と、前記定着部材に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材と、を備え、前記棒状電極の外周面に回動自在に配設されるとともに、前記定着部材に当接する回動部材をさらに備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記棒状電極は、周波数が1〜200(MHz)の高周波電力が印加されるものである。
また、請求項3記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記誘電体は、誘電損失が高い材料で形成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記誘電損失が高い材料を、ポリアミドとしたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記定着部材は、複数のローラ部材に張架された定着ベルトであって、前記誘電加熱部は、前記複数のローラ部材のうち1つのローラ部材に前記定着ベルトを介して対向するように配設されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記定着部材を、定着ベルト、定着フィルム、定着ローラのいずれかとしたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装置を備えたものである。
本発明は、誘電体を具備する定着部材を誘電加熱する誘電加熱部を設けているために、装置が大型化、高コスト化、高消費電力化することなく、定着性が良好であって、立ち上がり時間が充分に短い、誘電加熱方式の定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図4にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルトによって定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ベルトと加圧ローラとのニップにて、カラー画像(トナー)が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図4にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2は、定着装置20を示す概略断面図である。図3は、定着装置20の誘電加熱部を示す正面図であって、図2のA方向からみた図である。図4は、定着ベルト21の周囲に形成される電気力線を示す概略図である。
図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21、定着補助ローラ22(ローラ部材)、支持ローラ23(ローラ部材)、加圧部材としての加圧ローラ31、誘電加熱部25(棒状電極)、温度センサ40、ガイド板35、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ベルト21は、誘電体からなる発熱層(誘電層)上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端状ベルトである。
定着ベルト21の発熱層(誘電体)は、誘電損失が高い材料(1〜200(MHz)の高周波帯域における誘電損失が高い材料である。)で形成されている。具体的に、本実施の形態1では、定着ベルト21の発熱層(誘電体)の材料として、ポリアミドが用いられている。誘電体としてポリアミドを用いることで、後述する誘電加熱部による定着ベルトの加熱効率が飛躍的に向上する。
定着ベルト21の弾性層は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。
定着ベルト21の離型層は、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等で形成されている。定着ベルト21の表層に離型層を設けることにより、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保されることになる。
定着ベルト21は、2つのローラ部材(定着補助ローラ22と支持ローラ23とである。)に張架・支持されて、図2中の矢印方向に走行する。
定着補助ローラ22は、SUS304等の芯金22a上に、発泡性シリコーンゴム等の発泡材料からなる弾性層22bが形成されたローラ部材であって、加圧部材としての加圧ローラ31に定着ベルト21を介して当接してニップ部を形成する。弾性層22bを発泡材料で形成することで、ニップ部におけるニップ幅(ニップ量)を比較的大きく設定できるとともに、定着ベルト21の熱が定着補助ローラ22に移行しにくくなる。定着補助ローラ22は、図2中の時計方向に回転する。
支持ローラ23は、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属材料からなる中空構造のローラ部材(円筒体)である。
図2及び図3を参照して、誘電加熱部は、複数対の棒状電極25(本実施の形態1では2対の棒状電極である。)等で構成されている。棒状電極25は、その両端が保持部材26に保持されていて、定着ベルト21(誘電体としての発熱層)の外周面に幅方向にわたって対向するように配設されている。棒状電極25は、隣接する棒状電極との極性が異なるように配設されていて、不図示の電源から周波数が1〜200(MHz)の高周波電力が供給される。これにより、定着ベルト21(誘電体としての発熱層)の周囲に、図4の破線に示すような電気力線を有する高周波電界が形成されることになる。そして、この高周波電界によって、定着ベルト21の発熱層(誘電体)が高周波誘電加熱されて、定着ベルト21全体が加熱されることになる。
なお、上述した誘電加熱部25による定着ベルト21の加熱効率を向上させるために、定着ベルト21に対して棒状電極25をなるべく近接させることが好ましい。
また、誘電加熱部の出力制御は、定着ベルト21表面に非接触で対向する温度センサ40(サーモパイル)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、温度センサ40の検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、棒状電極25に高周波電力が印加される。このような誘電加熱部の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度(目標制御温度)に調整制御することができる。
また、加圧部材としての加圧ローラ31は、主として、芯金32と、芯金32の外周面に接着層を介して形成された弾性層33と、からなる。加圧ローラ31の弾性層33は、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。
そして、加圧ローラ31は、不図示の加圧機構によって定着ベルト21を介して定着補助ローラ22に圧接する。こうして、加圧ローラ31と定着ベルト21との間に、所望のニップ部が形成される。
なお、本実施の形態1において、加圧ローラ31を直接的に加熱するヒータ等の加熱手段を設置することもできる。これにより、定着装置20の昇温特性がさらに向上することになる。
図2を参照して、定着ベルト21と加圧ローラ31との当接部(ニップ部である。)の入口側と出口側には、それぞれ、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板35が配設されている。ガイド板35は、定着装置20の側板に固設されている。
また、図示は省略するが、定着ベルト21の外周面に対向する位置であって、ニップ部の出口側近傍には、分離板が配設されている。分離板は、定着工程後の記録媒体Pが定着ベルト21の走行に沿って定着ベルト21に巻き付いてしまう不具合を抑止する。
上述のように構成された定着装置20は、次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、電源から誘電加熱部(棒状電極25)に高周波電力が印加(給電)されるとともに、定着ベルト21(定着補助ローラ22、支持ローラ23)及び加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。
その後、給紙部7から記録媒体Pが給送されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナー像が記録媒体P上に未定着画像として担持される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(定着補助ローラ22)及び加圧ローラ31の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着(溶融・アンカリング)される。その後、回転する定着ベルト21及び加圧ローラ31によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
なお、本願発明者は、本実施の形態1における定着装置(ただし、定着ベルト21はフィルム状のポリアミドのみで形成し、棒状電極25に印加する高周波電力は周波数を40MHz、電圧を800Vとした。)を用いて、装置の立ち上がり時間と出力画像の定着性とを実験的に確認した。その結果、定着ベルト21の表面温度は約0.8秒で常温から200℃に達して、出力画像の定着性も良好であることを確認した。
このような立ち上がり時間は、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置(特許文献4、特許文献5等を参照できる。)に比べても、飛躍的に短いものである。
以上説明したように、本実施の形態1では、誘電体(発熱層)を具備する定着ベルト21(定着部材)を誘電加熱する誘電加熱部25を設けているために、定着装置20が大型化、高コスト化、高消費電力化することなく、定着性が良好であって、装置の立ち上がり時間を充分に短くすることができる。
特に、本実施の形態1では、樹脂材料のみで形成された定着ベルト21(定着部材)を直接的に加熱できるために、定着部材中に金属材料を用いることができない場合等に有用である。
なお、本実施の形態1では加圧部材として加圧ローラ31を用いたが、加圧部材として加圧ベルトや加圧パッドを用いてもよい。その場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、定着部材としての定着ベルト21を誘電体(発熱層)、弾性層、離型層からなる多層構造体としたが、定着ベルト21を誘電体(発熱層)のみからなる単層構造体とすることもできる。
実施の形態2.
図5及び図6にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図5は、実施の形態2における定着装置を示す概略断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。図6は、図5の定着装置における定着ベルト21の周囲に形成される電気力線を示す概略図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。
本実施の形態2における定着装置は、棒状電極25が定着ベルト21の内周面及び外周面に対向するように配設されている点が、棒状電極25が定着ベルト21の外周面にのみ対向するように配設されている前記実施の形態1のものとは相違する。
図5に示すように、本実施の形態2における定着装置20も、前記実施の形態1のものと同様に、定着ベルト21(定着部材)、定着補助ローラ22、支持ローラ23、加圧ローラ31(加圧部材)、誘電加熱部25(棒状電極)、等で構成される。
ここで、本実施の形態2では、棒状電極25が、定着ベルト21(誘電体)を挟むように配設されている。棒状電極25は、外周面側に配設される棒状電極の極性と内周面側に配設される棒状電極の極性とが異なるように配設されていて、不図示の電源から周波数が1〜200(MHz)の高周波電力が供給される。これにより、定着ベルト21(誘電体としての発熱層)の周囲に、図6の破線に示すような電気力線を有する高周波電界が形成されることになる。そして、この高周波電界によって、定着ベルト21の発熱層(誘電体)が高周波誘電加熱されて、定着ベルト21全体が加熱されることになる。
なお、本実施の形態2では、図6に示すように、定着ベルト21(誘電体としての発熱層)が、電気力線の密度が最も高い領域に配設されているために、定着ベルト21に対する誘電加熱による加熱効率がさらに高められる。
なお、本願発明者は、本実施の形態2における定着装置(ただし、定着ベルト21はフィルム状のポリアミドのみで形成し、棒状電極25に印加する高周波電力は周波数を40MHz、電圧を800Vとした。)を用いて、装置の立ち上がり時間と出力画像の定着性とを実験的に確認した。その結果、定着ベルト21の表面温度は500Wの消費電力にて約0.6秒で常温から200℃に達して、出力画像の定着性も良好であることを確認した。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、誘電体(発熱層)を具備する定着ベルト21(定着部材)を誘電加熱する誘電加熱部25を設けているために、定着装置20が大型化、高コスト化、高消費電力化することなく、定着性が良好であって、装置の立ち上がり時間を充分に短くすることができる。
実施の形態3.
図7にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図7は、実施の形態3における定着装置を示す概略断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態3における定着装置は、誘電加熱部25が支持ローラ23に定着ベルト21を介して対向するように配設されている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図7に示すように、本実施の形態3における定着装置20も、前記実施の形態1のものと同様に、定着ベルト21(定着部材)、定着補助ローラ22、支持ローラ23、加圧ローラ31(加圧部材)、誘電加熱部25(棒状電極)、等で構成される。
ここで、本実施の形態3では、棒状電極25(誘電加熱部)が、定着ベルト21を張架する複数のローラ部材のうち1つのローラ部材に、定着ベルト21を介して対向するように配設されている。具体的には、棒状電極25(誘電加熱部)が、定着ベルト21を介して支持ローラ23に対向するように配設されている。棒状電極25は、隣接する棒状電極との極性が異なるように配設されていて、不図示の電源から周波数が1〜200(MHz)の高周波電力が供給される。これにより、定着ベルト21(誘電体としての発熱層)の周囲に高周波電界が形成されることになる。そして、この高周波電界によって、定着ベルト21の発熱層(誘電体)が高周波誘電加熱されて、定着ベルト21全体が加熱されることになる。
このように、本実施の形態3では、棒状電極25(誘電加熱部)が定着ベルト21を介して支持ローラ23に対向するように配設されているために、定着ベルト21が走行した状態であっても、定着ベルト21に対する棒状電極25の距離が変動しにくくなる。したがって、誘電加熱部による定着ベルト21の加熱ムラが少なくなり、出力画像における定着ムラの発生が抑止される。
なお、本実施の形態3において、誘電加熱によるロスを少なくするために(定着ベルト21が集中的に誘電加熱されるように)、棒状電極25に対向する支持ローラ23は、高周波帯域における誘電損失が小さな材料で形成することが好ましい。具体的に、支持ローラ23の外周面に、ポリプロプレン、ポリエチレン、ポリテトトラフルオロエチレン等の誘電損失が小さな樹脂からなる表面層を設けることができる。
以上説明したように、本実施の形態3でも、前記各実施の形態と同様に、誘電体(発熱層)を具備する定着ベルト21(定着部材)を誘電加熱する誘電加熱部25を設けているために、定着装置20が大型化、高コスト化、高消費電力化することなく、定着性が良好であって、装置の立ち上がり時間を充分に短くすることができる。
実施の形態4.
図8にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図8は、実施の形態4における定着装置を示す概略断面図である。本実施の形態4における定着装置は、定着部材として定着フィルム51が用いられている点と、棒状電極25が定着部材の内周面に対向するように配設されている点と、棒状電極25の外周面に回動部材55が設置されている点と、が前記実施の形態1のものとは相違する。
図8に示すように、本実施の形態4における定着装置20は、定着部材としての定着フィルム51、加圧ローラ31(加圧部材)、誘電加熱部25(棒状電極)、等で構成される。
ここで、定着フィルム51は、ポリイミド等の誘電損失が高い誘電体で形成された薄肉無端状のフィルム部材である。
また、誘電加熱部としての棒状電極25の外周面には、棒状電極25を軸部として回動する回動部材55が設けられている。この回動部材55は、ポリプロプレン、ポリエチレン、ポリテトトラフルオロエチレン等の誘電損失が小さな樹脂で形成されていて、棒状電極25により誘電加熱されないように構成されている。
そして、この回動部材55をニップ部の位置で定着フィルム51の内周面に当接させることで、回動部材55がギャップ部材として機能することになる。すなわち、加圧ローラ31による加圧力が定着フィルム51に作用しても、定着フィルム51の内周面に対する棒状電極25の距離(ギャップ)が一定に保たれる。これにより、誘電加熱部による定着フィルム51の加熱ムラが少なくなり、出力画像における定着ムラの発生が抑止される。
また、回動部材55は、棒状電極25を軸部として回動自在に配設されているために、定着フィルム51が矢印方向に走行したときにそれに追従して回転することになる。これにより、定着フィルム51の内周面が磨耗劣化するのを軽減することができる。
上述のように構成された定着装置20は、次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、電源から誘電加熱部(棒状電極25)に高周波電力が印加(給電)されるとともに、定着フィルム51及び加圧ローラ31の図8中の矢印方向の回転駆動が開始される。
その後、給紙部7から記録媒体Pが給送されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナー像が記録媒体P上に未定着画像として担持される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図8の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着フィルム51及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、定着フィルム51による加熱と、定着フィルム51及び加圧ローラ31の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、回転する定着フィルム51及び加圧ローラ31によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以上説明したように、本実施の形態4では、誘電体を具備する定着部材としての定着フィルム51(誘電体のみで形成されている。)を誘電加熱する誘電加熱部25を設けているために、定着装置20が大型化、高コスト化、高消費電力化することなく、定着性が良好であって、装置の立ち上がり時間を充分に短くすることができる。
なお、本実施の形態4では、定着部材として定着フィルム51を用いたが、定着部材として定着ローラを用いることもできる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に設置される定着装置を示す概略断面図である。 図2の定着装置に設置される誘電加熱部を示す正面図である。 定着ベルトの周囲に形成される電気力線を示す概略図である。 この発明の実施の形態2における定着装置を示す概略断面図である。 図5の定着装置における定着ベルトの周囲に形成される電気力線を示す概略図である。 この発明の実施の形態3における定着装置を示す概略断面図である。 この発明の実施の形態4における定着装置を示す概略断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着部材)、
22 定着補助ローラ(ローラ部材)、
23 支持ローラ(ローラ部材)、
25 棒状電極(誘電加熱部)、
31 加圧ローラ(加圧部材)、
51 定着フィルム、
55 回動部材、
P 記録媒体、 T トナー像。

Claims (7)

  1. トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着するとともに、誘電体を具備する定着部材と、
    前記定着部材を誘電加熱するとともに、前記定着部材の外周面又は/及び内周面に対向して前記誘電体の周囲に高周波電界を形成する少なくとも一対の棒状電極を具備した誘電加熱部と、
    前記定着部材に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材と、
    を備え
    前記棒状電極の外周面に回動自在に配設されるとともに、前記定着部材に当接する回動部材をさらに備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記棒状電極は、周波数が1〜200(MHz)の高周波電力が印加されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記誘電体は、誘電損失が高い材料で形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記誘電損失が高い材料は、ポリアミドであることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記定着部材は、複数のローラ部材に張架された定着ベルトであって、
    前記誘電加熱部は、前記複数のローラ部材のうち1つのローラ部材に前記定着ベルトを介して対向するように配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記定着部材は、定着ベルト、定着フィルム、定着ローラのいずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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