JP5337121B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
近年、フラッシュメモリの後継候補として、記憶素子に可変抵抗素子を用いる抵抗変化メモリ装置が注目されている。ここで、抵抗変化メモリ装置には、遷移金属酸化物を記録層としてその抵抗値状態を不揮発に記憶する狭義の抵抗変化メモリ(ReRAM:Resistive RAM)の他、カルコゲナイド等を記録層として用いてその結晶状態(導体)と非晶質状態(絶縁体)の抵抗値情報を利用する相変化メモリ(PCRAM:Phase Change RAM)等も含むものとする。
抵抗変化メモリ装置のメモリセルには、2種類の動作モードがあることが知られている。1つは、印加電圧の極性を切り替えることにより、高抵抗状態と低抵抗状態とを設定するもので、これはバイポーラ型といわれる。もう1つは、印加電圧の極性を切り替えることなく、電圧値と電圧印加時間を制御することにより、高抵抗状態と低抵抗状態の設定を可能とするもので、これはユニポーラ型といわれる。
高密度メモリセルアレイを実現するためには、ユニポーラ型が好ましい。ユニポーラ型の場合、トランジスタを用いることなく、ビット線及びワード線の交差部に可変抵抗素子とダイオード等の整流素子とを重ねることにより、セルアレイが構成できるからである。さらに、このようなメモリセルアレイを三次元的に積層配列することにより、セルアレイ面積を増大させることなく、大容量を実現することが可能になる(特許文献1参照)。
ユニポーラ型のReRAMの場合、メモリセルに対するデータの書き込みは、可変抵抗素子に所定の電圧を短時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子が高抵抗状態から低抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子を高抵抗状態から低抵抗状態へ変化させる動作をセット動作という。
一方、メモリセルに対するデータの消去は、セット動作後の低抵抗状態の可変抵抗素子に対し、セット動作時よりも低い所定の電圧を長時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子が低抵抗状態から高抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子を低抵抗状態から高抵抗状態へ変化させる動作をリセット動作という。メモリセルは、例えば高抵抗状態を安定状態(リセット状態)とし、2値データ記憶であれば、リセット状態を低抵抗状態に変化させるセット動作によりデータの書き込みを行う。
また、メモリセルに対するデータのリード動作は、可変抵抗素子に所定の電圧を印加し、可変抵抗素子を流れる電流をセンスアンプ回路においてモニターすること(具体的には、ビット線の電圧の変化を検出すること)により行う。
このような抵抗変化メモリ装置において、読み出し速度を高めるため、できるだけ多くのメモリセルを同時に読み出しの対象とすることが求められる。しかし、その場合において、誤読み出しが発生する虞がある。このように、読み出し速度の向上と誤読み出しの抑制とは両立が困難である。
特表2002−541613号公報
本発明は、読み出し速度を向上させつつ誤読み出しを抑制することのできる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、整流素子と可変抵抗素子とを直列接続してなるメモリセルが複数の第1配線及び複数の第2配線の交差部に配置されたメモリセルアレイと、選択された前記第1配線及び選択された前記第2配線の交差部に配置された選択メモリセルに所定の電位差がかかるよう、選択された前記第1配線に第1の電圧を印加するとともに選択された前記第2配線に前記第1の電圧よりも小さい電圧値の第2の電圧を印加する制御回路とを備え、前記制御回路は、複数の前記第1配線に同時に前記第1の電圧を印加して複数の前記メモリセルから同時にリード動作を実行する同時リード動作を実行可能に構成されると共に、前記同時リード動作において、同時に前記第1の電圧が印加される前記第1配線の数を切り替え可能に構成され、前記制御回路は、M本の前記第1配線(Mは自然数)を対象とした第1の同時リード動作を実行した後、その読み出し結果を判定し、その判定の結果に従って、N本の前記第1配線(N<M、Nは自然数)を対象とした第2の同時リード動作を実行可能に構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、読み出し速度を向上させつつ誤読み出しを抑制することのできる半導体記憶装置を提供することができる。
第1の実施の形態の半導体記憶装置の全体構成の一例を示すブロック図である。 図1中の1つのメモリブロックBlkのレイアウトの一部の例を示す図である。 1本のワード線WLに沿った複数のメモリセルMCを同時に読み出す場合の問題点を説明する概念図である。 第1の実施の形態の半導体記憶装置におけるデータリード動作の概要を示す概念図である。 この第1の実施の形態におけるリード動作の具体的な流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の第2の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の第2の実施の形態におけるROMヒューズデータの具体的な読み出し手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の第3の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の第3の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の第3の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の第3の実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。 本発明の実施の形態の変形例を示す概念図である。 本発明の実施の形態の変形例を示す概念図である。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
(第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成)
図1は、第1の実施の形態の半導体記憶装置の全体構成の一例を示すブロック図である。図2は、図1中の1つのメモリブロックBlkのレイアウトの一部の例を示す図である。
第1の実施の形態に係る半導体記憶装置は、複数のメモリセルMCを含むメモリコア1を備えている。メモリコア1は、複数(例えば32個)のメモリバンクBankを配列して構成される。1つのメモリバンクBankは、それぞれ複数(例えば8個)のメモリブロックBlkを含んでいる。1つのメモリブロックBlk中には、複数(例えば2048本)のビット線BLと、複数(例えば512本)のワード線WLが互いに交差するように配置され、その交点にメモリセルMCが配置されている。メモリセルMCは、後述するように、抵抗変化型メモリ素子である。
図1に示すように、メモリバンクBankには、ラッチ回路LTとセンスアンプ回路SAが備えられている。ラッチ回路LTは、外部から供給された書き込みデータを一時保持させるためのデータ保持回路、及びセンスアンプ回路SAから読み出されたデータを一時保持させるためのデータ保持回路として機能し、データ線DAに接続されている。センスアンプ回路SAは、図示しないカラムゲートを介して1本のビット線BLと接続され、メモリセルMCからビット線BLに出力されたセル信号を検知・増幅するとともに、その増幅信号をデータ線DAに供給する機能を有する。
1つのメモリバンクBank中の1個のメモリブロックBlkには、複数本のビット線BLが配列されているにも拘わらず、それぞれ1組のラッチ回路LTとセンスアンプ回路SAしか備えられていない。このため、1つのメモリバンクBank中の8組のラッチ回路LTとセンスアンプ回路SAは、8個のメモリブロックBlk間で共有されている。すなわち、メモリバンクBank中の1つのブロックBlkにおいて1カラム(8本のビット線BL)が選択された場合、これらの8個のラッチ回路LT又はセンスアンプ回路SAがこの1カラムのビット線BLに図示しないカラムゲートを介して接続される。このようなメモリバンクBankが32個備えられることにより、同時に32×8ビット=32Byteのデータを同時にセンスアンプ回路SAに取り込むことができる。
また、この半導体記憶装置は、センスアンプ回路SAからデータ線DAに出力された増幅信号に対応する読み出しデータを格納する回路として、ページバッファ2を備えている。このページバッファ2は、この半導体記憶装置で規定されるページ長、例えば2KByteに対応した数のデータラッチ回路DCを備えている。
通常のデータリード動作では、読み出し実行コマンドが入力されると、選択された1カラムからセンスアンプ回路SAに読み出し信号が出力され、センスアンプ回路SAは、読み出された信号を検知・増幅する。その後、ビジー信号が出力されている間に、センスアンプ回路SAは、ラッチ回路LT、データ線DAを介してページバッファ2にデータを転送する。メモリコア1内のセンスアンプ回路SAの数がページバッファ2中のページ長に満たない場合には、上述のリード動作が複数回繰り返される。複数回のリード動作の繰り返しにより、ページバッファ2に1ページのデータ、または所定量のデータが満たされると、ページバッファ2はデータを外部に出力できるようになる。
データ書き込み動作では、データロードコマンドの入力に従い、1ページ分のデータがページバッファ2に格納される。その後、書き込み実行コマンドが入力されると、ビジー信号が出力され、ページバッファ2内に格納されたデータは、ラッチ回路LTに所定単位ずつ転送され、選択セルに書き込まれていく。なお、ページバッファ2から各メモリバンクBankへのデータ転送は、複数回のサイクルに分割して実行される。
また、この半導体記憶装置は、入力データバッファ3、コマンドレジスタ4、アドレスレジスタ5、データチェック制御回路6、カラム/ロウリダンダンシレジスタ7、パラメータレジスタ8、コントローラ10、ロウ制御回路12、及びカラム制御回路13及び出力データバッファ14を備えている。
入力データバッファ3は、外部から供給された書き込みデータを、ページバッファ2に転送する前に一時保持する機能を有する。出力データバッファ14は、ページバッファ2を介して読み出されたデータを外部に出力する前に一時保持する機能を有する。コマンドレジスタ4は、外部から供給されるコマンドを一時保持する機能を有する。アドレスレジスタ5は、外部から供給されるアドレスデータを一時保持する機能を有する。
データチェック制御回路6は、外部から読み出されたデータに誤りがないか否かをECC符号等に基づいてチェックする機能を有する。なお、ECC符号は、データ書き込みの際に書込みデータとともにメモリセルに書き込まれてもよいし、別の周辺回路に格納されていてもよい。
カラム/ロウリダンダンシレジスタ7は、メモリコア1中の不良メモリセルのアドレス、及びその置換対象のメモリセルのアドレス等の情報を格納する機能を有する。パラメータレジスタ8は、メモリコア1から読み出された初期設定データ(ROMヒューズデータ)を格納する機能を有する。コントローラ10は、装置全体の制御を司る。ロウ制御回路12は、ロウアドレス信号に従ってメモリコア1中のワード線WLを選択的に駆動し、各種動作に必要な電圧を供給する。カラム制御回路13は、カラムアドレス信号に従って、メモリブロック中の任意の1カラムを選択すると共に、その1カラム中のビット線BLに対し、各種動作に必要な電圧を供給する。
次に、各メモリブロックの具体的な構成を、図2を参照して説明する。ユニポーラ型の抵抗変化メモリ装置のメモリブロックBlkは、図2に示すように、互いに交差するビット線BL及びワード線WLの各交差部に、整流素子、例えばダイオードDiと可変抵抗素子VRとが直列接続された抵抗変化型の単位メモリセルMCを配置して構成される。ここでは、ダイオードDiのアノード側につながる信号線をビット線BLとし、カソード側につながる信号線をワード線WLとしている。また、ダイオードDiと可変抵抗素子VRの直列接続によるメモリセルMCを、図示の記号で表している。以下の例でも同様である。ここで、メモリセルMCを構成するダイオードDi及び可変抵抗素子VRの配置・極性も、図示のものに限定されない。
図2に示すメモリブロックBlkでは、ビット線BLが図2に示すy方向を長手方向として配置され、またワード線WLが図2に示すx方向を長手方向として配置される。そして、これらビット線BLとワード線WLの交点に単位メモリセルMCが配置され、二次元マトリクス状に配列されている。図2では、説明の簡単のために3本のビット線BL、3本のワード線WLのみを示しているが、実際のメモリブロックBlkは、例えば2048本のビット線BLと、512本のワード線WLが配置され、合計1MbitのメモリセルMCが配置されたものとすることができる。
可変抵抗素子VRは例えば、電極/遷移金属酸化物/電極からなる構造を有するもの等であり、電圧、電流、熱等の印加条件により金属酸化物の抵抗値変化をもたらし、その抵抗値の異なる状態を情報として不揮発に記憶する。この可変抵抗素子VRとしては、より具体的には、カルコゲナイド等のように結晶状態と非晶質状態の相転移により抵抗値を変化させるもの(PCRAM)、金属陽イオンを析出させて電極間に架橋(コンタクティングブリッジ)を形成したり、析出した金属をイオン化して架橋を破壊したりすることで抵抗値を変化させるもの(CBRAM:Conductive Bridging RAM)、電圧あるいは電流印加により抵抗値が変化するもの(ReRAM)(電極界面に存在する電荷トラップにトラップされた電荷の存在の有無により抵抗変化が起きるものと、酸素欠損等に起因する伝導パスの存在の有無により抵抗変化が起きるものとに大別される。)等を用いることができる。
ユニポーラ型のReRAMの場合、メモリセルMCに対するデータの書き込みは、可変抵抗素子VRに例えば3.5V(ダイオードDiの電圧降下分を含め、ビット線BLとワード線WL間には4.5V程度)の電圧、10nA程度の電流を10ns−100ns程度の時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子VRが高抵抗状態から低抵抗状態へと変化する(セット動作)。
一方、メモリセルMCに対するデータの消去は、セット動作後の低抵抗状態の可変抵抗素子VRに対し、0.8V(ダイオードDiの電圧降下分を含め、ビット線BLとワード線WL間にはと1.8V程度)の電圧、1μA−10μA程度の電流を500ns−2μs程度の時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子VRが低抵抗状態から高抵抗状態へと変化する(リセット動作)。
メモリセルMCのリード動作は、可変抵抗素子VRに、0.4V程度の読み出し電圧を与え、可変抵抗素子VRを介して流れる電流をセンスアンプ回路にてモニターすることにより行う。これにより、可変抵抗素子VRが低抵抗状態にあるか高抵抗状態にあるかを判定する。図2では、1つのワード線WL_1に沿った複数のメモリセルMC_10、MC_11、MC_12を同時に読み出す場合を示している。この場合、ビット線BL_0、BL_1、BL_2の全てに読み出し電圧V_readを与える一方、ワード線WLに関しては、選択ワード線WL_1のみを0Vに設定し、その他のワード線WL_0、WL_2には読み出し電圧V_readを与える。ここで、読み出し電圧V_readは、ダイオードDIの電圧降下を考慮し、1.4V程度に設定される。
図2に示すメモリブロックBlkのビット線BL_0〜BL_2には、NMOSトランジスタ4(4_0〜4_2)とNMOSトランジスタ6(6_0〜6_2)とがそれぞれ接続されている。ビット線BL_0〜BL_2は、トランジスタ4及び6により選択され、所望の動作に必要な電位に制御される。トランジスタ4_0〜4_2は、それぞれ信号線DSA_0〜DSA_2に接続されており、ゲートに入力される信号BLS_0〜BLS_2により制御される。また、トランジスタ6_0〜6_2は、信号線VUBに接続されており、ゲートに入力される信号BLUS_0〜BLUS_2により制御される。
信号線DSA_0〜DSA_2は、センスアンプ回路SA及びラッチ回路LTに直接あるいは所定の選択スイッチを介して接続される。ビット線が選択される場合、信号線DSA_0〜DSA_2には所望の動作に必要な電圧が印加される。信号線VUBは、ビット線が非選択とされる場合に印加される電位(例えば0V)を与えるための信号線である。
同様にワード線WL_0〜WL_2にも、NMOSトランジスタ5(5_0〜5_2)とNMOSトランジスタ7(7_0〜7_2)とがそれぞれ接続されている。ワード線WL_0〜WL_2は、トランジスタ5及び7により選択され、電位が制御される。トランジスタ5_0〜5_2は、それぞれ信号線WLDV_0〜WLDV_2に接続されており、ゲートに入力される信号WLS_0〜WLS_2により制御される。また、トランジスタ7_0〜7_2は、信号線VUXに接続されており、ゲートに入力される信号WLUS_0〜WLUS_2により制御される。
信号線WLDV_0〜WLDV_2はアドレス信号線の一つで、信号線WLDV_0〜WLDV_2のうち選択された1本に、ロウ制御回路12から選択ワード線電圧が印加される。信号線VUXは、非選択ワード線に印加される電位を制御する信号線である。
上述のようにして1本のワード線WLに沿った複数のメモリセルMCを同時に読み出すことは、読み出し速度の向上に繋がる。また、1つのメモリセルを選択するよりも、複数のメモリセルを1つのメモリブロック中で選択したほうが、むしろ非選択メモリセルにおける逆バイアスリーク電流が少なくすることができるので、好ましい。
しかし、複数のメモリセルを同時に選択してリード動作をする場合、メモリセルMCの数が増えるほど、例えば所定の電位に固定されるべきワード線WLの電位が変化し(電位の浮きが生じ)、これによりメモリセルMCの保持データを正しく読み出すマージンが小さくなる。
この問題を、図3を用いて詳しく説明する。例えば、1つのワード線WLに沿った8個のメモリセルMCを同時に読み出す場合において、その8個のメモリセルMCが全て低抵抗状態の”0”データを保持する”0”セルである場合を考える(図2(a))。一方、その8個のメモリセルMCが全て高抵抗状態の”1”データを保持する”1”セルである場合を考える(図2(b))。
前者の場合、1つの”0”セルが流す電流をIonとするならば、ワード線WLに流れる電流IはI=8×Ionとなる。一方、後者の場合には、ワード線WLに流れる電流Iは、8xIoffとなり、メモリ素子の抵抗値次第であるが非常に小さい電流値になりうる。ワード線には、図示していないが数〜数十kΩ程度の抵抗値があるため、このような電流の差はワード線電位の差を生じさせる。今、低抵抗状態の”0”セルだが高めの抵抗値を持つメモリセルを正しく読み出すことを考えると、図2(a)のように他のメモリセルによってワード線の電位が上昇する場合、ビット線の電位を高めなければ、そのメモリセルを”0”セルと読み出すことができない。そのため、十分にビット線の電位を高くする設定すると、今度は、低抵抗状態のセルが1個しかないような場合に大きなセル電流が流れるようになる、あるいは、高抵抗状態の”1”セルの中でも低抵抗側にあるメモリセルがセル電流を流しやすくなる状況が生じる。
前者は、セル電流が大きくなるので誤リセットに対するマージンが小さくなり、リードディスターブが心配される。また、後者は高抵抗状態の”1”セルが”0”セルに見えてしまう誤読み出しの可能性が高まる。
したがって、通常の読み出し動作においてはこれらのマージンを考慮して、所定の性能がでるように動作設定が最適化されることになる。しかし、次のようにROMヒューズデータをメモリセルに記憶するメモリシステムにおいて、更に読み出しデータに対して高い信頼性が必要となる場合もある。ここで、ROMヒューズデータとは、例えば、メモリシステム内の電圧調整データ・不良救済データ等を含む初期設定データのことである。ROMヒューズデータを通常のデータを格納するのと同じメモリセルに格納し電源投入直後に読み出す場合、その読み出しは通常のデータのリード動作に比べ一層正確性が要求される。なお、ROMヒューズデータは、通常のデータを格納するのと同じ形状のメモリセルに格納されるが、そのメモリセルへのアクセスは、専用の内部アドレスにより行われ、外部からは指定することができないような回路設計がなされている。
本実施の形態の半導体記憶装置は、後述する制御を行うことにより、複数メモリセルの同時読み出しを行っても誤読み出しの虞を少なくしている。
図4は、本実施の形態の半導体記憶装置におけるデータリード動作の概要を示す概念図である。図4に示すように、本実施の形態では、1カラムのデータ(a〜h)を入出力データ線I/O0〜7を介して読み出すが、その際、コントローラ10は、複数通り(ここでは3通りの、第1〜第3のリード動作)のリード動作を実行可能なように、カラム制御回路13を制御する。第1〜第3のリード動作は、1カラム中で同時に読み出しを行うビット線BLの数が異なっている。
読み出し実行コマンドが入力されると、カラム制御回路13は、最初に第1のリード動作を行う。すなわち、カラム制御回路13は、メモリブロックBlk中の1カラムを選択するとともに、その1カラム中の全ビット線(8本)に読み出し電圧V_readを与える(すなわち、トランジスタ4−1〜4−7(図2)をオンにする)。選択ワード線WLには、ロウ制御回路12により0Vが与えられる。これにより1カラム中の全ビット線BLから同時にデータが読み出される。この場合、正確にデータが読み出せるのであれば、読み出し速度の向上の観点からは好ましいが、前述のように、ワード線WLに流れる電流の変動が大きく(I=0〜8×Icell)、誤読み出しの発生する可能性も高い。データチェック制御回路11に基づいて誤読み出しが検出された場合には、第1のリード動作に変えて、第2のリード動作を行う。
第2のリード動作は、1カラムからの読み出しを、2ステップに分割して実行する。第1ステップのリード動作(Read2(1))では、選択された1カラム中のビット線BL4〜BL7のみに読み出し電圧V_readを与え、残りのビット線BL0〜BL3には0Vを印加する。すなわち、1カラム中の半分のビット線BLのみを同時読み出しの対象とする。この1回目のリード動作Read2(1)の終了後、2回目のリード動作Read2(2)では、選択された1カラム中のビット線BL0〜BL3のみに読み出し電圧V_readを与え、残りのビット線BL4〜BL7(読み出し済み)には0Vを印加する。
このように、第2のリード動作では、2回のリード動作Read2(1)、Read2(2)を時間的に分割して実行する。このため、読み出し速度は第2のリード動作の半分以下となるが、選択ワード線WLに流れる電流の変動幅も半分となるので、誤読み出しが生じる可能性も少なくなる。
この第2のリード動作によっても誤読み出しが発生した場合には、第3のリード動作に移行する。第3のリード動作は、1カラムからの読み出しを、4ステップに分割して実行する。1回目のリード動作(Read3(1))では、選択された1カラム中のビット線BL6〜BL7のみに読み出し電圧V_readを与え、残りのビット線BL0〜BL5には0Vを印加する。以後、2〜4回目のリード動作(Read3(1)〜(3))では、それぞれ2本のビット線のみに読み出し電圧を与え、他の6本のビット線には0Vを印加するようにして、リード動作を実行する。
このように、第3のリード動作では、1カラムに対し4回のリード動作Read3(1)〜(4)を時間的に分割して実行する。このため、読み出し速度は第1のリード動作の1/4以下となるが、選択ワード線WLに流れる電流の変動幅は更に小さくなる。
図5は、この第1の実施の形態におけるリード動作の具体的な流れを示すフローチャートである。図5中、ステップS11〜S17は上述の第1のリード動作を示し、ステップS21〜27は上述の第2のリード動作を示し、ステップS31〜37は上述の第3のリード動作を示す。
第1のリード動作の実行を指示するコマンド(Read1 Command)が出力されると(S11)、この第1のリード動作が開始され(S12)、センスアンプ回路SAに読み出されたデータが、ラッチ回路LT、データ線DAを介してページバッファ2に転送・格納される(S13)。その後、ページバッファ2に格納されたデータは、順次出力データバッファ14に出力され(S14)、データチェック制御回路11において、ECC符号等を用いた誤り検出・訂正の対象とされる(S15)。その結果、許容量を超える誤りが存在し(ECC符号では修正できない)、読み出しデータを有効なものと扱えないと判断される場合には(S16のNo)、第2のリード動作に移行する。ステップS21〜S27は、2ステップのリード動作Read2(1)、(2)が行われる点(S22−1、S22−2)を除き、第1のリード動作と同様である。
第2のリード動作の読み出しデータも有効でないと判断される場合には(S26のNo)、第3のリード動作に移行する。S31〜S37は、4ステップのリード動作Read3(1)〜(4)が行われる点(S32−1〜4)を除き、第1のリード動作と同様である。この第3のリード動作の読み出しデータも有効でないと判断される場合には(S36のNo)、「Fail」の判断がなされ、そのメモリブロックBlkは不良ブロックとして扱われる。「Fail」とする代わりに、同一のデータを別のカラムにも予め記憶させておくと共に、その別のカラムにアクセスして、同様のリード動作を繰り返すようにすることも可能である。なお、第2、第3のリード動作により、正しくデータが読みだされた場合において、そのデータを別のメモリセル(信頼性の高いメモリセル)に移動させ、次回のアクセスからはそのメモリセルに対するリード動作を実行するよう、コントローラ10を構成することも可能である。これにより、次回のリード動作からは、読み出し時間を短縮することが期待できる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図6〜図8を参照して説明する。装置の構成は、第1の実施の形態(図1、図2)と同様であるので、説明は省略する。また、通常のデータ読み出しの手順も第1の実施の形態と略同一である。この実施の形態は、初期設定データ(ROMヒューズデータ)の読み出し方法が、第1の実施の形態とは異なっている。
図6は、本実施の形態におけるROMヒューズデータの読み出し手順を説明する概念図である。1カラム分のROMヒューズデータ(a〜h)を入出力データ線I/O0〜7を介して読み出す場合、コントローラ10は、図4の第1のリード動作(図4のRead1)に相当するリード動作は行わず、読み出しの当初から、図4の第2のリード動作に相当するリード動作を適用する。すなわち、図6に示すように、1カラムからのROMヒューズデータの読み出しを、リード動作の開始当初から2ステップ(4ビットずつ)に分割して実行する。この2ステップのうちの1回目のリード動作(ROM Fuse Read(1))では、選択された1カラム中のビット線BL4〜BL7のみに読み出し電圧V_readを与え、残りのビット線BL0〜BL3には0Vを印加する。すなわち、1カラム中の半分の4本のビット線BLのみを同時読み出しの対象とする。この1回目のリード動作ROM Fuse Read(1)の終了後、2回目のリード動作ROM Fuse Read(2)では、選択された1カラム中のビット線BL0〜BL3のみに読み出し電圧V_readを与え、残りのビット線BL4〜BL7(1回目のリード動作ROM Fuse Read(1)で読み出し済み)には0Vを印加する。
このように、ROMヒューズデータのリード動作では、その開始当初から、2回のリード動作Read2(1)、Read2(2)を時間的に分割して実行する。このため、読み出し速度は第2のリード動作の半分以下となるが、選択ワード線WLに流れる電流の変動幅も半分となるので、誤読み出しが生じる可能性も少なくなる。ROMヒューズデータは、メモリの動作を規定する重要な情報であるため、一層正確なリード動作が求められ、加えて、電源投入直後の電源電圧が不安定な状態において読み出されるため、誤読み出しの可能性を十分に低くした動作にすることが望ましい。
また、図7に示すように、1カラムからのROMヒューズデータの読み出しを、リード動作の開始当初から、更に多数のステップ例えば4ステップ(2ビットずつ)に分割して実行してもよい(ROM Fuse Read(1)〜(4))。或いは、図6の2ステップのリード動作を行った後、誤り判定等を実行し、その結果に従って図7の4ステップのリード動作を行うようにすることも可能である。
図8のフローチャートを参照して、このROMヒューズデータのリード動作の具体的手順を説明する。まず、電源投入後、ROMヒューズデータのリード動作の開始を指示するトリガー信号がコントローラ10から出力される。すると、図6又は図7の方式に従ってROMヒューズデータの読み出しが行われ、センスアンプ回路SAにおいて読み出し信号を検知・増幅させる(ステップS41)。増幅信号は、読み出しデータとしてセンスアンプ回路SAからページバッファ2に転送される(ステップS42)。次に、このページバッファ2に転送された読み出しデータは、更にデータチェック制御回路6に転送され(ステップS43)、その正誤が判定される(ステップS44)。読み出しデータに誤りがある場合には、ステップS41に戻り、読み出し方法を変えるなどして再度リード動作が行われる。データに誤りがなかった場合には、そのデータをカラム・ロウリダンダンシレジスタ7、及びパラメータレジスタ8に転送・格納する(ステップS45)。以下、全てのROMヒューズデータの格納が終了するまで、同様の動作が繰り返される(S46)。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図9〜図11を参照して説明する。装置の構成は、第1の実施の形態(図1、図2)と同様であるので、説明は省略する。また、通常のデータ読み出しの手順も第1の実施の形態と略同一である。この実施の形態は、初期設定データ(ROMヒューズデータ)の格納形態・及び読み出し方法が、第2の実施の形態とは異なっている。
この実施の形態では、図9に示すように、ROMヒューズデータData1(a〜h)を格納する一方で、その相補データData2(/a〜/h)も格納している。そして、このデータData1、Data2を同時に読み出し、データチェック制御回路6においてその排他的論理和演算を行うことで、ROMヒューズデータの正誤を判断する。1カラムのデータを、2ステップ(ROM Fuse Read(1)、(2))に分割してROMヒューズデータの読み出しをする点は、第2の実施の形態(図6)と同様である。なお、排他的論理和演算以外の論理演算を用いた判定も可能である。
図10、図11は、この第3の実施の形態の変形例を示す。図10は、1カラム分のROMヒューズデータData1に、4ビットのデータa,b,c,dと、その相補データである4ビットのデータ/a、/b、/c、/dとを記憶している。
そして、1回目のリード動作ROM Fuse Read(1)では、ビット線BL4〜7の4ビットのデータa、/a、b、/bを読み出して、その4ビットデータの排他的論理和演算を行って、ROMヒューズデータの正誤を判断する。同様に、2回目のリード動作ROM Fuse Read(2)では、ビット線BL0〜3の4ビットのデータc、/c、d、/dを読み出して、その4ビットデータの排他的論理和演算を行って、ROMヒューズデータの正誤を判断する。
図11は、図9と同様に、1カラム分のROMヒューズデータData1と、このデータData1の相補データData2を有する。ただし、ROMヒューズデータData1には、8ビットの全てに同じデータaが格納されており、また、ROMヒューズデータData2には、すべて同じデータが格納されている。読み出しの手順は、図9の例と略同様である。
図12は、1カラム分のROMヒューズデータData1の半分(4ビット)のデータが全てaであり、残り半分のデータが/aとされ、両者の間で排他的論理和演算が行われる例である。図12では、ビット線BL7、BL6、BL3、BL2に沿ったメモリセルのデータを1回目のリード動作ROM Fuse Read(1)において読み出して排他的論理和演算を行い、続いて2回目のリード動作ROM Fuse Read(2)において、残りのビット線に沿ったメモリセルのデータを読み出して排他的論理和演算を行う例を示している。これに代えて、2つのビット線単位で4回に分けてリード動作を行うことも可能である。
図13は、1カラム分のROMヒューズデータにおいて、データaと、その相補データ/aが交互に格納されている例を示している。この場合も、1回目のリード動作(ROM Fuse Read(1))では、選択された1カラム中のビット線BL4〜BL7を選択し、2回目のリード動作ROM Fuse Read(2)では、選択された1カラム中のビット線BL0〜BL3を選択し、それぞれにおいて排他的論理和演算を行うことができる。
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、一例として、図14Aに示すように、時刻t0〜t1の間だけ例えば信号BLS_4〜7を”H”に立ち上げて第1ステップのリード動作Read2(1)を行い、続いてその後の時刻t1〜t2の間に信号BLS_0〜3を”H”に立ち上げて第2ステップのリード動作Read2(1)を行うなど、第1ステップのリード動作Read動作2(1)と第2ステップのリード動作Read2(2)とが時間的に重複しないようにすることが可能である。時間的な重複を避けることにより、ワード線WLの電位の浮きを抑制することができ、誤読み出しを抑制する観点からは、この図14Aのような制御方式が望ましい。
しかし、これに代えて、図14Bに示すように、第1ステップのリード動作Read動作2(1)と第2ステップのリード動作Read2(2)とが、時間的に一部重複するように信号BLSを制御してもよい。すなわち、信号BLS_4〜7が”時刻t0’で”H”に立ち上がった後時刻t2’でL”に立ち下がるより前の時刻t1’において、信号BLS_0〜3が”H”に立ち上がるようにしてもよい。このような制御が行われる場合、重複期間の分、読み出し時間を短縮することができる。しかし、逆に重複期間が長すぎると、誤読み出しの可能性が増加する。すなわち、重複時間が長く設定され、且つ第1ステップのリード動作Read2(1)の対象とされるメモリセルMCに低抵抗状態のセルが多いと、ワード線WLの電位の浮きが生じ、時刻t1’以降においてはセル電流IcellAが大幅に低下し、正確なデータ判定が困難になる。時刻t1’を適切に設定することにより、読み出し時間の短縮と誤読み出しの可能性の低減とを両立することが可能になる。
1・・・メモリコア、 2・・・ページバッファ、 3・・・入力データバッファ、 4・・・コマンドレジスタ、 5・・・アドレスレジスタ、 6・・・データチェック制御回路、 7・・・カラム/ロウリダンダンシレジスタ、 8・・・パラメータレジスタ、 10・・・コントローラ、 12・・・ロウ制御回路、 13・・・カラム制御回路、 MC・・・メモリセル、 LT・・・ラッチ回路、 SA・・・センスアンプ回路、 WL・・・ワード線、 BL・・・ビット線。

Claims (4)

  1. 整流素子と可変抵抗素子とを直列接続してなるメモリセルが複数の第1配線及び複数の第2配線の交差部に配置されたメモリセルアレイと、
    選択された前記第1配線及び選択された前記第2配線の交差部に配置された選択メモリセルに所定の電位差がかかるよう、選択された前記第1配線に第1の電圧を印加するとともに選択された前記第2配線に前記第1の電圧よりも小さい電圧値の第2の電圧を印加する制御回路と
    を備え、
    前記制御回路は、複数の前記第1配線に同時に前記第1の電圧を印加して複数の前記メモリセルから同時にリード動作を実行する同時リード動作を実行可能に構成されると共に、前記同時リード動作において、同時に前記第1の電圧が印加される前記第1配線の数を切り替え可能に構成され
    前記制御回路は、M本の前記第1配線(Mは自然数)を対象とした第1の同時リード動作を実行した後、その読み出し結果を判定し、その判定の結果に従って、N本の前記第1配線(N<M、Nは自然数)を対象とした第2の同時リード動作を実行可能に構成されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記制御回路は、初期設定データについて前記同時リード動作を実行する場合において、前記通常のデータを前記同時リード動作により読み出す場合に比べて、同時に前記第1の電圧を印加する前記第1配線の数を少なくする
    ことを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
  3. 前記初期設定データは、第1のデータと、この第1のデータの相補データである第2データとを含み、
    制御回路は、前記第1データと前記第2データとの論理演算に基づき、前記初期設定データに関する読み出しの正誤を判断することを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
  4. 前記同時リード動作の一読み出し単位において読み出される複数ビットのデータは、同一のデータを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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