JP5337115B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5337115B2
JP5337115B2 JP2010179893A JP2010179893A JP5337115B2 JP 5337115 B2 JP5337115 B2 JP 5337115B2 JP 2010179893 A JP2010179893 A JP 2010179893A JP 2010179893 A JP2010179893 A JP 2010179893A JP 5337115 B2 JP5337115 B2 JP 5337115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
memory cell
cell
voltage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010179893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012038398A (ja
Inventor
洋 前嶋
浩司 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010179893A priority Critical patent/JP5337115B2/ja
Priority to US13/195,417 priority patent/US8717801B2/en
Publication of JP2012038398A publication Critical patent/JP2012038398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5337115B2 publication Critical patent/JP5337115B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0004Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements comprising amorphous/crystalline phase transition cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0007Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements comprising metal oxide memory material, e.g. perovskites
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0064Verifying circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0069Writing or programming circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0064Verifying circuits or methods
    • G11C2013/0066Verify correct writing whilst writing is in progress, e.g. by detecting onset or cessation of current flow in cell and using the detector output to terminate writing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

実施形態は、半導体記憶装置に関する。
従来、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリとしては、フローティングゲート構造を有するメモリセルをNAND接続又はNOR接続してメモリセルアレイを構成したフラッシュメモリが周知である。また、不揮発性で且つ高速なランダムアクセスが可能なメモリとして、強誘電体メモリも知られている。
一方、メモリセルの更なる微細化を図る技術として、可変抵抗素子をメモリセルに使用した抵抗変化型メモリが提案されている。可変抵抗素子としては、カルコゲナイド化合物の結晶/アモルファス化の状態変化によって抵抗値を変化させる相変化メモリ素子、トンネル磁気抵抗効果による抵抗変化を用いるMRAM素子、導電性ポリマーで抵抗素子が形成されるポリマー強誘電RAM(PFRAM)のメモリ素子、電圧パルス供給によって抵抗変化を起こすReRAM素子等が知られている。
しかし、例えば、ReRAM素子を用いたメモリセルの場合、メモリセルの有する不安定性のため、単純に電圧パルスを供給しただけでは、抵抗変化が生じないばかりでなく、意図とは逆方向の抵抗変化を引き起こす場合もある。このような逆方向の抵抗変化を放置した場合、メモリセルの寿命が短くなる等の悪影響が懸念される。
特開2006−344349号
実施形態は、メモリセルのセット動作/リセット動作時の信頼性を向上させた半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、第1の配線、前記第1の配線に交差する第2の配線、並びに、前記第1及び第2の配線の交差部に設けられた可変抵抗素子からなるメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記第1及び第2の配線を介して前記メモリセルに対してデータのセット及び/又はリセットに必要な電圧パルスを印加するデータ書き込み部と、データのセット及び/又はリセット時に前記電圧パルスの印加によって前記メモリセルに流れるセル電流とこのセル電流の初期値から生成された基準電流とを比較し、比較結果に応じて前記データ書き込み部を制御する検知部とを備えたことを特徴とする。
実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイを示す図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの構成例を示す斜視図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルに印加する電圧及び電流を示す表である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイに対して印加される電圧を示す図である。 図4Aにおけるメモリセルのバイアス状態を説明する図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のロウ系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のロウ系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のロウ系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のロウ系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のロウ系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のカラム系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のカラム系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のカラム系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のカラム系回路の回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のリセット動作時の逆方向動作検知の概念図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のセット動作時の逆方向動作検知の概念図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のリセット動作用書き込みバッファの回路図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のリセット動作のフローチャートである。 本実施形態に係る半導体記憶装置のリセット動作時の動作波形図である。 本実施形態に係る半導体記憶装置のセット動作用書き込みバッファの回路図である。 比較例に係る半導体記憶装置のリセット動作時の逆方向動作検知の概念図である。 比較例に係る半導体記憶装置のセット動作時の逆方向動作検知の概念図である。 比較例に係る半導体記憶装置のリセット動作用書き込みバッファの回路図である。 比較例に係る半導体記憶装置のリセット動作時の動作波形図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。
[実施形態]
<メモリセルの概要>
先ず、実施形態に係る半導体記憶装置に用いるメモリセルの概要について説明する。
図1は、メモリセルアレイMAの一部を示す図である。メモリセルアレイMAは、図1に示すように、互いに交差する複数の第1の配線であるワード線WL(図1の場合、WL0、WL1)及び複数の第2の配線であるビット線BL(図1の場合、BL0、BL1)と、これらワード線WL及びビット線BLの各交差部に接続された可変抵抗素子VRを有するメモリセルMCとを備えている。
可変抵抗素子VRは、例えば、電極/二元系や三元系等の金属酸化物/電極からなるReRAMを用いることができる。この可変抵抗素子VRを用いたメモリセルは動作の違いから2つのタイプに大別することができる。
1つ目は、バイポーラ型のメモリセルMCである。これは、メモリセルMCに対して印加する電圧の極性を変えることで、可変抵抗素子VRを高抵抗状態と低抵抗状態を遷移させるものであり、可変抵抗素子VRとトランジスタによって構成される。
2つ目は、ユニポーラ型のメモリセルMCである。これは、メモリセルMCに対して印加する電圧の大きさと印加時間を制御することによって高抵抗状態と低抵抗状態とを遷移させるもので、図1に示すように、可変抵抗素子VRとダイオードDi等の整流素子によって構成される。
以上、2つのタイプのメモリセルMCのうち、ユニポーラ型のメモリセルMCは、半導体記憶装置の集積度に関し、バイポーラ型のメモリセルMCよりも望ましい。これは、ユニポーラ型の場合、ワード線WL及びビット線BLの交差部に可変抵抗素子VRとダイオードDi等の整流素子とを積層してメモリセルMCを形成でき、1セル当たり4Fの最小寸法でメモリセルアレイMAを実現できるためである。
また、図2に示すように複数のメモリセルアレイMAを積層して三次元構造にすることで、メモリセルアレイ部分の面積の増大を招くことなく更なる高集積化を図ることができる。
次に、ユニポーラ型のメモリセルMCに対するデータの書き込み動作及びメモリセルMCからのデータの読み出し動作について説明する。
データの書き込み動作には、可変抵抗素子VRを高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作と、可変抵抗素子VRを低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるリセット動作がある。
始めに、セット動作では、図3中の上段に示すように、可変抵抗素子VRに電圧にして4V程度、電流にして数100nA〜数10nA程度(例えば、0.3μA未満)の電圧パルス(以下、「セットパルス」と呼ぶこともある)を数10ns〜1μs程度の期間印加する。これによって、可変抵抗素子VRは高抵抗状態から低抵抗状態へと遷移する。この要因は、可変抵抗素子VRの物質によって様々であるが、例えば、高電圧が印加されることで可変抵抗素子VRに内部の正電荷イオンの移動が起こり、絶縁状態の物質が電気化学ポテンシャル的に(準)安定な導電体物質の直列結合の状態に相変化するためと考えられる。
続いて、リセット動作では、図3中の中段に示すように、可変抵抗素子VRに電圧にして3V程度、電流にして1μA〜10μA程度(例えば、3μA未満)の電圧パルス(以下、「リセットパルス」と呼ぶこともある)を数μs程度の期間印加する。これによって、可変抵抗素子VRは低抵抗状態から高抵抗状態へと遷移する。この要因は、例えば、電圧パルスの印加によって可変抵抗素子VRの内部で発生したジュール熱によって、原子が熱拡散し元の熱平衡状態に変化するためと考えられる。
一方、読み出し動作では、図3中の下段に示すように、可変抵抗素子VRに電圧にして2V程度の電圧パルスを印加し、抵抗素子を介して流れる電流をモニタすることによって、可変抵抗素子VRが低抵抗状態か高抵抗状態かを判定する。
以下において、可変抵抗素子VRが低抵抗状態であるメモリセルMCの状態を「セット状態」、可変抵抗素子VRが高抵抗状態であるメモリセルMCの状態を「リセット状態」と呼ぶこともある。また、可変抵抗素子VRが高抵抗状態から低抵抗状態に遷移する方向を「セット方向」、逆に可変抵抗素子VRが低抵抗状態から高抵抗状態に遷移する方向を「リセット方向」と呼ぶこともある。したがって、セット動作時においては、セット方向が「順方向」、リセット方向が「逆方向」となり、リセット動作時時においては、リセット方向が「順方向」、セット方向が「逆方向」となる。
次に、書き込み動作時のメモリセルMCのバイアス状態について説明する。
図4Aは、書き込み動作時にワード線WL及びビット線BLに印加される電圧の一例を示しており、図4Bは、図4Aに示す各メモリセルMCのバイアス状態を示している。
ここでは、ワード線WL1を選択ワード線、ビット線BL2を選択ビット線、図4Aの点線円で示すメモリセルMCを選択メモリセルとして、この選択メモリセルMCに書き込み動作を実行する場合について説明する。
図4A、図4Bの例では、書き込み動作時、選択ワード線WL1に選択ワード線電圧VSS(例えば、0V)、非選択ワード線WLに非選択ワード線電圧VUX(例えば、3.2V)、選択ビット線BL2に書き込み動作に必要な書き込み電圧VWR(セット動作の場合、例えば、4V)、非選択ビット線BLに非選択ビット線電圧VUB(例えば、0.8V)がそれぞれ印加される。
つまり、選択メモリセルMCには、図4B中の左に示すように、ダイオードDiの順方向のバイアス「VWR−VSS」が掛る。このバイアスが電圧パルスとして機能し、選択メモリセルMCの状態は遷移する。
一方、非選択ワード線WL及び非選択ビット線BLに接続された非選択メモリセルMCには、図4B中の中ほどに示すように、ダイオードDiの逆方向のバイアス「VUX−VUB」が掛る。そのため、可変抵抗素子VRには、電圧パルスが印加されず、メモリセルMCの状態は遷移しない。
また、選択ビット線BL2及び非選択ワード線WLに接続された非選択メモリセルMC(以下、「半選択メモリセル」と呼ぶ)には、図4B中の右上に示すように、ダイオードDiの順方向のバイアス「VWR−VUX」が掛る。しかし、このバイアスは、書き込み動作には不十分なバイアスであり、半選択メモリセルMCの状態は遷移しない。
同様に、非選択ビット線BL及び選択ワード線WL1に接続された半選択メモリセルMCにも、図4B中の右下に示すように、ダイオードDiの順方向のバイアス「VUB−VSS」が掛るが、書き込み動作には不十分なバイアスであり、半選択メモリセルMCの状態は遷移しない。
このようなメモリセルMCのバイアス状態を作り出すことで、書き込み動作が実行できると考えられる。しかし、実際には、メモリセルMCの状態がうまく遷移しない場合がある。
すなわち、メモリセルMCがセット状態か否かを判定する閾値レベルより高いセル電流が流れる場合、メモリセルMCはセット状態となり、メモリセルMCがリセット状態か否かを判定する閾値レベルより低いセル電流が流れる場合、メモリセルMCはリセット状態となる。
しかし、セット状態のメモリセルMCにリセットパルスを印加し、リセット動作させようとしても、メモリセルMCの状態が、なかなかリセット状態に遷移しないばかりでなく、セット方向に遷移してしまう場合もある(以下において、リセット動作時にメモリセルMCの状態がセット方向に遷移することを「過セット動作」と呼ぶこともある)。
また、リセット状態のメモリセルMCにセットパルスを印加し、セット動作させようとしても、なかなかセット状態に遷移しないばかりでなく、リセット方向に遷移してしまう場合もある(以下において、セット動作時にメモリセルMCの状態がリセット方向に遷移することを「過リセット動作」と呼ぶこともある)。
特に、過セット動作、過リセット動作が進行し過ぎて、メモリセルMCの状態が危険領域に入った場合、これ以上のセット動作/リセット動作が困難になり、メモリセルMCが壊れてしまうおそれがある。
そこで、実施形態に係る半導体記憶装置では、過セット動作、過リセット動作を検知することで、メモリセルMCの状態が危険領域に入ることを防止する。
<半導体記憶装置の構成>
図5は、本実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
この半導体記憶装置は、図5中の点線で囲まれたメモリセルアレイコア部100と、このメモリセルアレイコア部100に用いる電圧を生成し、供給する電圧生成回路200を備える。
メモリセルアレイコア部100は、メモリセルアレイ110と、外部から供給されるアドレス信号(Address)及び制御信号(Control)に基づいて所定のメモリセルMCを選択し、書き込み動作、読み出し動作を実行するロウ系制御回路100R及びカラム系制御回路100Cを有する。電圧生成回路200は、ロウ系制御回路100Rに用いる電圧を生成するロウ系電圧生成回路及びカラム系制御回路100Cに用いる電圧を生成するカラム系電圧生成回路を有する。なお、ロウ系制御回路100R及びカラム系制御回路100Cは、書き込み動作時においてはデータ書き込み部として機能する。
先ず、ロウ系制御回路100R及びロウ系電圧生成回路からなるロウ系回路について説明する。ここで、説明する例は、メインワード線MWL、及びワード線WLによってロウ方向のメモリセルMCを選択する階層ワード線方式の回路となる。
ロウ系制御回路100Rには、ロウアドレスに基づいてメインワード線MWLを選択するメインロウデコーダ120、メインロウデコーダ120によって選択されたメインワード線MWLによって選択された複数のワード線WLの中から所定のワード線WLを選択する書き込み駆動線(WDRV)ドライバ140、メインロウデコーダ120及び書き込み駆動線ドライバ140の選択に基づいてワード線WLに選択ワード線電圧VSS或いは非選択ワード線電圧VUXを供給するロウドライバ130、並びに、その他のロウ系の制御に必要な回路からなるロウ系周辺回路150が含まれる。以下では、これら各構成について説明する。
始めに、メインロウデコーダ120について説明する。
図6は、メインロウデコーダ120の回路図である。メインロウデコーダ120はプリデコーダであり、入力されたロウアドレスに基づいて、256対のメインワード線MWLx、MWLbx(x=<255:0>)の1つを選択する。メインロウデコーダ120は、図6に示す回路を、256対のメインワード線MWLx、MWLbxのそれぞれについて備えている。図6に示すように、1つのメインロウデコーダ120は、アドレス信号(Address)を入力とするNANDゲートG121、このNANDゲートG121の出力をレベルシフトするレベルシフタL/S、書き込み電圧VWRが供給されるVWR端子及び選択ワード線電圧VSSが供給されるVSS端子間に設けられたレベルシフタL/Sの出力を入力とするインバータIV121、並びに、VWR端子及びVSS端子間に設けられたインバータIV121の出力を入力とするインバータIV122によって構成される。ここで、インバータIV121、IV122の出力は、それぞれメインワード線MWLx、MWLbxに接続されている。
このメインロウデコーダ120は、アドレス信号(Address)に基づいて所定のxを選択し、選択メインワード線MWLx、MWLbxにそれぞれ電圧VSS、VWRを供給し、非選択メインワード線MWLx、MWLbxにそれぞれ電圧VWR、VSSを供給する。
続いて、ロウドライバ130について説明をする。
図7は、ロウドライバ130の回路図である。ロウドライバ130には256対のメインワード線MWLx、MWLbx(x=<255:0>)のいずれか1対を入力とする。ロウドライバ130は、1つのメインロウデコーダ120に対して8つ備わっている。図7に示すように、ロウドライバ130は、書き込み駆動線WDRV<7:0>及びワード線WLx<7:0>間に設けられ、それぞれメインワード線MWLbx、MWLxで制御される2つのトランジスタQP131、QN131と、非選択ワード線電圧VUXが供給されるVUX線及びワード線WLx<7:0>間に設けられたメインワード線MWLxで制御されるトランジスタQP132とを備える。
このロウドライバ130は、メインワード線MWLxの選択/非選択の状態に応じて、書き込み駆動線WDRV<7:0>又はVUX線のいずれか一方とワード線WLx<7:0>とを接続する。これによって、ワード線WLx<7:0>には、電圧VSS、VUXのいずれかが供給される。
続いて、書き込み駆動線ドライバ140について説明する。
図8は、書き込み駆動線ドライバ140の回路図である。書き込み駆動線ドライバ140はプリデコーダである。この書き込み駆動線回路140は、アドレス信号(Address)を入力とするANDゲートG141、このANDゲートG141の出力をレベルシフトするレベルシフタL/S、非選択ワード線電圧VUXが供給されるVUX端子及びVSS端子間に設けられたレベルシフタL/Sの出力を入力とするインバータIV141によって構成される。このインバータIV141の出力は、書き込み駆動線WDRVに接続されている。
この書き込み駆動線回路140は、入力されたアドレス信号に対応する書き込み駆動線WDRV<127:0>に選択ワード線電圧VSSを供給し、その他の書き込み駆動線WDRV<127:0>に非選択ワード線電圧VUXを供給する。この書き込み駆動線WDRVの電圧は、ロウドライバ130を介して、ワード線WLxに供給される。
続いて、メインロウデコーダ120に供給される書き込み電圧VWRを生成する書き込み電圧生成回路210について説明する。この書き込み電圧生成回路210は、電圧生成回路200に含まれている。
図9は、書き込み電圧生成回路210の回路図である。書き込み電圧生成回路210は、外部電源電圧VCCが入力されるVCC端子及び書き込み電圧生成回路210で生成された書き込み電圧VWRが出力されるVWR端子の間に直列接続された3つのトランジスタQN211〜QN213を有する。これら3つのトランジスタQN211〜QN213は、それぞれVCC端子側をアノード、VWR端子側をカソードとするダイオード接続となっている。また、書き込み電圧生成回路210は、一端が、トランジスタQN211、QN212、及びQN213のドレイン側に接続され、他端が共通に接続されたキャパシタC211、C212、及びリミッタ回路(Limiter)を有する。
この書き込み電圧発生回路210は、外部電源電圧VCCから供給される電荷をキャパシタC211に蓄積し、さらに、この電荷と外部電源電圧VCCから供給される電荷とを重畳的にキャパシタC212に蓄積する。このキャパシタC212に蓄積された電荷を放電することで、外部電源電圧VCCよりも高い書き込み電圧VWRを得ることができる。なお、この書き込み電圧生成回路210の出力は、リミッタ回路によって書き込み電圧VWR以上にならないように制限される。
続いて、書き込み駆動線ドライバ140に供給される非選択ワード線電圧VUXを生成する非選択ワード線電圧生成回路220について説明する。
図10は、非選択ワード線電圧生成回路220の回路図である。非選択ワード線電圧生成回路220は、VCC端子及びVSS端子間に直列接続されたPMOSトランジスタQP221、可変抵抗R221及び固定抵抗R222を備える。また、抵抗R221及びR222の接続点の電圧が非反転入力端子に入力され、非選択ワード線電圧VUXを生成するための所定の基準電圧VREFが反転入力端子に入力される演算増幅器OP221を備える。この演算増幅器OP221の出力がトランジスタQP221のゲートに入力される。非選択ワード線電圧生成回路220には、以上によって定電圧回路が構成されており、この回路のトランジスタQP221及び可変抵抗R221の接続ノードに非選択ワード線電圧VUXが生成される。
以上の構成によるロウ系回路によって、アドレス信号で選択されたワード線WLxにのみ選択ワード線電圧VSSが供給され、その他のワード線WLには非選択ワード線電圧VUXが供給されることになる。
次に、カラム系制御回路100C及びカラム系電圧生成回路からなるカラム系回路について説明する。
カラム系制御回路100Cには、アドレス信号に基づいてカラム選択線CSLを選択するカラムデコーダ160、カラムデコーダ160によって選択されたカラム選択線CSLによってビット線BLに書き込み電圧VWR或いは非選択ビット線電圧VUBを供給するカラムドライバ170、このカラムドライバ170に書き込み動作に必要な電圧パルスを印加したり、メモリセルMCから読み出したデータを検知したりするセンスアンプ/書き込みバッファ180、並びに、その他のカラム系の制御に必要な回路からなるカラム系周辺回路190が含まれる。以下では、これら各構成について説明する。
始めに、カラムデコーダ160について説明する。
図11は、カラムデコーダ160の回路図である。カラムデコーダ160は、カラムアドレスを入力し、128対のカラム選択線CSLy、CSLby(y=<127:0>)の1つを選択する。なお、カラムデコーダ160は、図11に示すような回路を、128対のカラム選択線CSLy、CSLbyのそれぞれについて有している。図11に示すように、1つのカラムデコーダ160は、アドレス信号(Address)を入力とするNANDゲートG161、このNANDゲートG161の出力をレベルシフトするレベルシフタL/S、VWR端子及びVSS端子間に設けられたレベルシフタL/Sの出力を入力とするインバータIV161、並びに、VWR端子及びVSS端子間に設けられたインバータIV161の出力を入力とするインバータIV162によって構成される。ここで、インバータIV161、IV162の出力は、それぞれカラム選択線CSLy、CSLbyとなっている。
このカラムデコーダ160は、アドレス信号に基づいて所定のyを選択し、選択したカラム選択線CSLy、CSLbyにそれぞれ電圧VWR、VSSを供給し、非選択のカラム選択線CSLy、CSLbyにそれぞれ電圧VSS、VWRを供給する。
続いて、カラムドライバ170について説明する。
図12は、カラムドライバ170の回路図である。カラムドライバ170には128対のカラム選択線CSLy、CSLby(y=<127:0>)のいずれか1対が入力される。カラムドライバ170は、1つのカラムデコーダ160に対して8つ設けられている。図12に示すように、カラムドライバ170は、ローカルデータ線LDQ<7:0>及びビット線BLy<7:0>間に設けられ、それぞれカラム選択線CSLy、CSLbyで制御される2つのトランジスタQP171、QN171と、非選択ビット線電圧VUBが供給されるVUB端子及びビット線BLy<7:0>間に設けられ、カラム選択線CSLbyで制御されるトランジスタQN172とを備える。
このカラムドライバ170は、カラム選択線CSCyの選択/非選択の状態に応じて、ローカルデータ線LDQ<7:0>/非選択ビット線電圧VUBの電源線とビット線BLyとを接続する。ここで、ローカルデータ線LDQ<7:0>の電圧は、センスアンプ/書き込みバッファ180から供給される書き込み電圧VWR或いは非選択ビット線電圧VUBのいずれかとなる。これによって、ビット線BLy<7:0>には、書き込み電圧VWR、非選択ビット線電圧VUBのいずれかが供給される。
以上のカラムデコーダ160、カラムドライバ170によって、アドレス信号で選択されたビット線BLyにのみ書き込み電圧VWRが供給され、その他のビット線BLyには非選択ビット線電圧VUBが供給されることになる。
続いて、センスアンプ/書き込みバッファ180について説明する。
図13は、センスアンプ/書き込みバッファ180の回路図である。センスアンプ/書き込みバッファ180は、大別して、センスアンプ181と、書き込みバッファ182とからなる。
センスアンプ181は、ローカルデータ線LDQ<7:0>に現れるメモリセルMCのデータをラッチ回路LAT及びデータ入出力線I/O<7:0>に送信する回路である。
図13のセンスアンプ181は、ローカルデータ線LDQ及びVSS端子間に設けられた制御信号BLDISで制御されるNMOSトランジスタQN181、ローカルデータ線LDQ及びセンスノードNSEN間に設けられた制御信号BLCLAMPで制御されるNMOSトランジスタQN182(クランプトランジスタ)、VWR端子及びセンスノードNSEN間に設けられた制御信号BLPREbで制御されるPMOSトランジスタQP181、センスノードNSEN及びVSS端子間に設けられたキャパシタC181、書き込み電圧VWRで駆動するセンスノードNSENの電圧と基準電圧VREFSAとを比較する演算増幅器OP181、演算増幅器OP181の出力端子が入力端子に接続され、ラッチ回路LATが出力端子に接続されたインバータIV181からなる。
トランジスタQN181は、制御信号BLDISが“H”の場合にオンし、ローカルデータ線LDQの電圧を放電する。また、トランジスタQN182は、センスノードNSENとローカルデータ線LDQを接続するものであり、制御信号BLCLAMPによってローカルデータ線LDQの電圧を制限する。
トランジスタQP181は、制御信号BLPREbが活性化(“L”)するとオンし、センスノードNSENをプリチャージする役割を持つ。センスノードNSENにチャージされた電荷は、トランジスタQN182がオンすることによりローカルデータ線LDQを介してビット線BLに放電されるが、その際、放電速度はメモリセルMCの抵抗値によって決まる。よって、演算増幅器OP181は、このセンスノードNSENの電位と基準電圧VREFSAを比較して選択メモリセルMCのデータを判定する。
インバータIV181は、電源V0端子と接地端子VSS間に直列接続されたPMOSトランジスタQP183及びNMOSトランジスタQN183からなる。このインバータIV181は、制御信号RE=“H”(REb=“L”)の時に活性化し、演算増幅器OP181の出力をデータラッチLATに送信する。
書き込みバッファ182は、メモリセルMCにリセットパルスを供給すると共に、リセット動作時のメモリセルMCの状態を検知するリセット動作用書き込みバッファ183と、メモリセルMCにセットパルスを供給すると共に、セット動作時のメモリセルMCの状態を検知するセット動作用書き込みバッファ回路184とを有する。これらリセット動作用書き込みバッファ183及びセット動作用書き込みバッファ184については、後で詳述する。
続いて、カラムドライバ170に供給する非選択ビット線電圧VUBを生成する非選択ビット線電圧生成回路230について説明する。
図14は、非選択ビット線電圧生成回路230の回路図である。非選択ビット線電圧生成回路230は、VCC端子及びVSS端子間に直列接続されたPMOSトランジスタQP231、可変抵抗R231及び固定抵抗R232を備える。また、抵抗R231及びR232の接続ノードの電圧が非反転入力端子に入力され、非選択ワード線電圧VUXを生成するための所定の基準電圧VREFが反転入力端子に入力される演算増幅器OP231を備える。この演算増幅器OP231の出力がトランジスタQP231のゲートに入力される。非選択ビット線電圧生成回路230には、以上によって定電圧回路が構成されており、この回路のトランジスタQP231及び可変抵抗R231の接続ノードに非選択ワード線電圧VUBが生成される。
<書き込みバッファ>
次に、書き込みバッファ182について説明するが、その前に、比較例となる書き込みバッファ382について説明する。
比較例に係る書き込みバッファ382は、セット動作/リセット動作時のメモリセルMCの逆方向への状態遷移を検知する機能を持つ。
図21は、比較例に係る書き込みバッファ382のリセット動作時の逆方向動作検知機能の概念図である。
比較例の場合、セットレベルよりも上にある危険領域の手前に、全てのメモリセルMC共通の逆方向検知レベルを設定している。そのため、セット状態のメモリセルMCにリセットパルスを印加し、仮にメモリセルMCの状態がセット方向に遷移した場合であっても、危険領域に入る手前でメモリセルMCが過セット動作していることを検知でき、リセットパルスの印加停止等の処理を行うことができる。
図22は、比較例に係る書き込みバッファ382のセット動作時の逆方向動作検知の概念図である。
この場合も同様に、リセットレベルよりも下にある危険領域の手前に、全てのメモリセルMC共通の逆方向検知レベルを設定している。そのため、セットパルス印加によってメモリセルMCが過リセット動作した場合であっても、危険領域に入る手前で検知でき、セットパルスの印加停止等の処理を行うことができる。
図23は、図21に示す逆方向動作検知機能を実現する比較例に係るリセット動作用書き込みバッファ383の回路図である。なお、ここでは、リセット動作用書き込みバッファ383についてのみ説明するが、セット動作用書き込みバッファについても、リセット動作用書き込みバッファ383と同様の構成によって実現できる。
リセット動作用書き込みバッファ383は、ビット線BLに対してリセット動作に必要なリセット電圧を供給するリセット電圧供給回路383a、セット状態のメモリセルMCがリセット状態に遷移したことを検知する順方向動作検知回路383b、及びセット状態のメモリセルMCがセット方向に遷移したことを検知する逆方向動作検知回路383cからなる。
リセット電圧供給回路383aは、所定の電圧VSELが供給されるVSEL端子及びノードN181間に直列接続されたトランジスタQP184、QP185と、VSEL端子及び接地線間に直列接続されたトランジスタQP186、QP187、QN185とを有する。
トランジスタQP184、QP186のゲートには、演算増幅器OP182の出力端子が接続されている。演算増幅器OP182は、リセット電圧の基準となる電圧VRESETと、ノードN181の電圧との差に応じてトランジスタQP184、QP186を制御する。これによって、リセット電圧供給回路383aは、リセット電圧を安定的にカラムデコーダ160を介してビット線BLに供給することができる。
トランジスタQP185及びQP187は、トランジスタQP185側を入力とし、トランジスタQP187側を出力とするカレントミラー回路CM181を構成する。カレントミラー回路CM181の入力は、メモリセルMCに流れるセル電流Icellになる。
順方向動作検知回路383bは、所定の電圧V1が供給されるV1端子及び接地線間に、直列接続されたトランジスタQP188及びQN186と、同じく直列接続されたトランジスタQP189及びQN187とを有する。また、トランジスタQP188及びQN186間にあるノードN182が非反転入力端子に接続され、トランジスタQP189及びQN187間にあるノードN183が反転入力端子に接続された演算増幅器OP183を有する。演算増幅器OP183の出力は、メモリセルMCが正常にセット状態に遷移したことを示すフラグFLG_RSTになる。
トランジスタQN186は、リセット電圧供給回路383aのトランジスタQN185と共に、トランジスタQN185側を入力とし、トランジスタQN186側を出力とするカレントミラー回路CM182を構成する。これによって、カレントミラー回路CM181を介してセル電流Icellが順方向動作検知回路383bに流れる。
トランジスタQN187は、ゲートに基準電圧IREF_RSTが供給されることによって、基準電流I_rstwdの電流源として働く。この基準電流I_rstwdは、リセット状態のメモリセルMCに流れるセル電流Icell以上の大きさの電流であり、セット状態のメモリセルMCが正常にリセット状態に遷移したことの基準となる電流である。
トランジスタQP188及びQP189は、トランジスタQP189側を入力とし、トランジスタQP188側を出力とするカレントミラー回路CM183を構成する。これによって、ノードN182は、基準電流I_rstwdとセル電流Icellの大小関係によって決まる電圧値となる。その結果、演算増幅器OP183の出力であるフラグFLG_RSTは、I_rstwd>Icellを条件として“H”になる。
逆方向動作検知回路383cは、V1端子及び接地線間に、直列接続されたトランジスタQP18A及びQN188と、同じく直列接続されたトランジスタQP18B及びQN189とを有する。また、トランジスタQP18A及びQN188間にあるノードN184が非反転入力端子に接続され、トランジスタQP18B及びQN189間にあるノードN185が反転入力端子に接続された演算増幅器OP384を有する。演算増幅器OP384の出力は、メモリセルMCの状態がセット方向に遷移したことを示すフラグFLG_OVERSETになる。
トランジスタQN188は、リセット電圧供給回路383aのトランジスタQN185と共に、トランジスタQN185側を入力とし、トランジスタQN188側を出力とするカレントミラー回路CM184を構成する。これによって、カレントミラー回路CM181を介してセル電流Icellが逆方向動作検知回路383cに流れる。
トランジスタQN189は、ゲートに基準電圧IREF_LIMITが供給されることにより、基準電流I_setwdの電流源として働く。この基準電流I_setwdは、メモリセルMCの状態が逆方向検知レベルまで遷移した場合のセル電流Icellであり、セット状態のメモリセルMCが過セット動作していることの基準となる電流である。
トランジスタQP18A及びQP18Bは、トランジスタQP18B側を入力とし、トランジスタQP18A側を出力とするカレントミラー回路CM185を構成する。これによって、ノードN184は、基準電流I_setwdとセル電流Icellの大小関係によって決まる電圧値となる。その結果、演算増幅器OP183の出力であるフラグFLG_OVERSETは、I_setwd<Icellを条件として“H”になる。
図24は、このリセット動作用書き込みバッファ383を備える比較例に係る半導体記憶装置のリセット動作時の動作波形である。
リセット動作前、予め、選択ワード線WLには非選択ワード線電圧VUXが印加されている。
始めに、タイミングt301で、選択ビット線BLに書き込み電圧VWRが印加される。
続いて、タイミングt302で、選択ワード線WLの電圧が非選択ワード線電圧VUXから選択ワード線電圧VSSに降圧される。これによって、選択メモリセルMCには、VWR−VSSの順方向バイアスが生じる。リセット電圧供給回路383aは、ノードN181を一定の電圧に制御しながら、選択ビット線BLに流れるセル電流Icellを取り込む。
続いて、タイミングt303において、セット状態の選択メモリセルMCの状態が遷移し始める。
例えば、選択メモリセルMCの状態が正常にリセット方向に遷移した場合、セル電流Icellは、やがて基準電流I_rstwdよりも低くなり、順方向動作検知回路383bのフラグFLG_RSTは“H”になる。これは、選択メモリセルMCがリセット状態に遷移したことを意味する。
一方、選択メモリセルMCの状態がリセット方向に遷移した場合、セル電流Icellは、やがて基準電流I_setwdよりも高くなり、逆方向動作検知回路383cのフラグFLG_OVERSETが“H”になる(タイミングt304)。これは、選択メモリセルMCが過セット動作したことを意味する。この場合、選択ビット線BLは、センスアンプQN181によって放電されてリセットパルスの印加が中断される。
以上のように、比較例に係るリセット動作用書き込みバッファ383を用いることで、セット状態のメモリセルMCが過セット動作によって危険領域に入ることを防止することができる。
しかしながら、同じセット状態のメモリセルMCであっても、可変抵抗素子の抵抗値にはバラツキがある。そのため、比較例のように、全てのメモリセルMCに対して共通の逆方向検知レベルを用いると、同じだけ逆方向に状態遷移しても、メモリセルMC毎に検知ができたりできなかったりする場合が生じる。
そこで、本実施形態では、メモリセルMC毎に適切な逆方向検知レベルを用いて逆方向動作の検知を行う。
具体的には、電圧パルスの印加前のセル電流Icellを初期セル電流Icell0として予め記憶し(以下、「ストア動作」と呼ぶ)、この初期セル電流Icell0のM倍(Mは正の実数)の電流を基準電流I_setwd、I_rstwdとして用いる。この場合、比較例に比べて以下のような有利な点がある。
例えば、図15に示すように、初期セル電流Icell0にバラツキがあるメモリセルMC1、MC2が過セット動作した場合について考える。
比較例の場合、メモリセルMC1、MC2に共通の逆方向検知レベルを用いる
ため、過セット動作によって状態が逆方向検知レベルに達したメモリセルMC2については逆方向動作の検知が可能であるが、図15中の点線円で示すように、メモリセルMC1については過セット動作しているにも拘わらず状態が逆方向検知レベルに達していないため過セット動作を検知することができない。
一方、本実施形態の場合、各メモリセルMC1、MC2の初期セル電流Icell0(1)、Icell0(2)のM倍(例えば、1.1倍)の電流を基準電流I_setwd(1)、I_setwd(2)(逆方向検知レベル)として用いるため、メモリセルMC1、MC2のバラツキに依らず過セット動作を検知することができる。
また、図16に示すように、初期セル電流Icell0にバラツキがあるメモリセルMC1、MC2が過リセット動作した場合について考える。
この場合も、図16に示す場合と同様、図中の点線円で示すように、比較例では、検知できなかったメモリセルMC1の過リセット動作も、本実施形態によれば、初期セル電流Icell0(1)のM倍(例えば0.9倍)の電流を基準電流I_rstwd(1)(逆方向検知レベル)とすることで検知することができる。
以上のように、本実施形態のように各メモリセルMCの初期セル電流に基づいて逆方向検知レベルを設定することで、メモリセルMCの初期状態のバラツキに依らず逆方向動作の検知が可能になる。また、上記の定数Mを1に近づけることで、逆方向動作の検知を迅速に行うことができ、電圧パルスの供給を即座に中止することが可能にある。
次に、このような逆方向動作検知を実現する本実施形態に係る書き込みバッファ182について説明する。
図17は、本実施形態に係るリセット動作用書き込みバッファ183の回路図である。なお、図23の比較例に係るリセット動作用書き込みバッファ383と同じ構成については、同じ符号を付している。
リセット動作用書き込みバッファ183は、リセット動作に必要なリセット電圧を供給するリセット電圧供給回路183a、セット状態のメモリセルMCがリセット状態に遷移したことを検知する順方向動作検知回路183b、及びセット状態のメモリセルMCが過セット動作したことを検知する逆方向動作検知回路183cからなる。なお、これら順方向動作検知回路183b及び逆方向動作検知回路183cは、検知部を構成するものである。
このうち、リセット電圧供給回路183a、順方向動作検知回路183bについては、それぞれ比較例に係るリセット動作用書き込みバッファ383のリセット電圧供給回路383a、順方向動作検知回路383bと同じ構成となっている。
逆方向動作検知回路183cは、比較例に係る逆方向動作検知回路383の構成に対し、更に、初期セル電流記憶回路183dを有する。
初期セル電流記憶回路183dは、V1端子及び接地線間に直列接続されたトランジスタQP18C及びQN18Aと、同様に直列接続されたトランジスタQP18D及びQN18Bとを有する。トランジスタQN18Aは、トランジスタQN189と共に、トランジスタQN189側を入力とし、トランジスタQN18A側を出力とするカレントミラー回路CM186を構成する。トランジスタQP18C及びQP18Dは、トランジスタQP18D側を入力とし、トランジスタQP18C側を出力とするカレントミラー回路CM187を構成する。トランジスタQN18Bは、スイッチSW181を介してトランジスタQN18Aとゲートを共通接続し、トランジスタQN189と共にカレントミラー回路を構成する。但し、トランジスタQN189とトランジスタQN18Bとはミラー比が1:M(Mは例えば1.1)となっており、トランジスタQN18Bには、M×Icellが流れるようになっている。
また、初期セル電流記憶回路183dは、トランジスタQN18Bのゲート及びスイッチSW181の接続点と接地線との間に設けられた初期セル電流の記憶に用いるキャパシタC182を有する。
なお、逆方向動作検知回路183cは、比較例に係る逆方向動作検知回路383cの演算増幅器OP384に替えて、ノードN184が非反転入力端子に接続され、トランジスタQP18C及びトランジスタQN18A間にあるノードN186に反転入力端子が接続された演算増幅器OP184を有する。この演算増幅器OP184の出力は、メモリセルMCが過セット動作したことを示すフラグFLG_OVERSETとなる。
次に、リセット動作用書き込みバッファ183を用いた半導体記憶装置のリセット動作について説明する。
図18は、本実施形態に係る半導体記憶装置のリセット動作のフローチャートであり、図19は、リセット動作時の動作波形図である。
始めに、ステップs101において、ストア動作を行う。このストア動作は、(I)リセットパルスの印加直後の初期セル電流Icell0が流れている時のノードN185の電圧をスイッチSW181を介してキャパシタC182にサンプリングする、(II)直前のリセットパルス印加サイクルにおける最終セル電流Icellが流れている時のノードN185の電圧を次のリセットパルス印加サイクルにおける初期セル電流Icell0としてスイッチSW181を介してキャパシタC182にサンプリングする、という2つの動作が考えられる。サンプリングが終了したら、スイッチSW181はオフにする。これによって、トランジスタQP18D及びQN18Bには、M×Icell0で示す電流が流れる。
続いて、ステップs102において、メモリセルMCに対してリセットパルスを印加すると共に、順方向動作検知回路183c、及び逆方向動作検知回路183dでメモリセルMCの状態検知を実行する。リセットパルスは、予め、全てのワード線WLを非選択ワード線電圧VUXに昇圧させた上で(図19中のタイミングt101)、選択ビット線BLを書き込み電圧VWRに昇圧し、選択ワード線WLのみを選択ワード線電圧VSSに降圧することで印加される(図19中のタイミングt102)。
また、逆方向動作検知の際は、スイッチSW181はオフにしておく。この場合、トランジスタQN18Bのゲートには、キャパシタC182に蓄積された電荷、つまり、初期セル電流Icell0に応じた電圧が印加される。その結果、トランジスタQN18Bには、初期セル電流Icell0に応じた基準電流I_setwdが流れる。ここで、基準電流は、I_setwd=M×Icell0となる。定数Mは、トランジスタQN189及びQN18Bのゲート幅、ゲート長によって設定することができる。この基準電流I_setwdは、カレントミラーCM187を介してトランジスタQP18Cに流れる。また、トランジスタQN18Aには、カレントミラー回路CM181、及びCM184〜CM186を介してセル電流Icellが流れる。
続いて、ステップs103(図19中のタイミングt103)において、メモリセルMCがセット方向に遷移し、基準電流I_setwd(=M×Icell0)を超えた場合(図19中のタイミングt104)、フラグFLG_OVERSETが“H”になる。これは、メモリセルMCが過セット動作していることを意味する。したがって、直ちにリセットパルスの印加を停止する(ステップs106)。
但し、上記(II)の場合、リセットパルスの印加停止(ステップs106)に先立ち、ステップs104において、ストア動作を実行し、初期セル電流Icell0を現在のセル電流Icellに更新しておく。これによって、次のリセットパルス印加の際、最適な逆方向検知レベルを用いて過セット動作を検知することができる。
なお、セル電流Icellがこの時点で既に危険領域に入っている場合、あるいは近い場合などには、次のリセットパルス印加をせずにリセット動作を中止しても良い。
また、メモリセルMCの状態が次第にリセット方向に遷移し、セル電流Icellが基準電流I_rstwdよりも低下した場合、フラグFLG_RSTが“H”になる。これは、メモリセルMCが正常にリセット状態に遷移したことを意味するため、リセットパルスの印加を停止する(ステップs106)。
また、フラグFLG_RST及びFLG_OVERSETがいずれも“H”にならなかった場合、所定のリセットパルスの印加時間が経過したかを判断し(ステップs105)、経過していない場合、ステップs102、s103の処理を繰り返す。一方、所定のリセットパルスの印加時間が経過した場合、リセットパルスの印加を一旦停止する(ステップs106)。
続いて、ステップs107において、メモリセルMCに対してベリファイ動作を実行する。
最後に、ステップs108において、ステップs107におけるベリファイ結果を参照し、メモリセルMCに正常にデータが書き込まれていれば、リセット動作を終了する。一方、メモリセルMCにデータが書き込まれていなかった場合、ステップs102に戻り、以上の処理を繰り返し実行する。
次に、セット動作用書き込みバッファ184について説明する。
図20は、セット動作用書き込みバッファ184の回路図である。なお、図17に示すリセット動作用書き込みバッファ183と同じ構成については、同じ符号を付している。
セット動作用書き込みバッファ184は、セット動作に必要なセット電圧を供給するセット電圧供給回路184a、リセット状態のメモリセルMCがセット状態に遷移したことを検知する順方向動作検知回路184b、及びリセット状態のメモリセルMCが過リセット動作したことを検知する逆方向動作検知回路184cからなる。
セット電圧供給回路184aは、演算増幅器OP182´(リセット動作用書き込みバッファ183の演算増幅器OP182に相当)の反転入力端子にセット電圧の基準となる基準電圧VSETが入力されている点を除き、リセット電圧供給回路183aと同様である。
順方向動作検知回路184bは、演算増幅器OP183´(リセット動作用書き込みバッファ183の演算増幅器OP183に相当)の非反転入力端子にノードN183が接続され、反転入力端子にノードN182が接続されている点と、トランジスタQN187にセットレベルの基準電流I_setwdが流れるように、トランジスタQN187のゲートに所定の基準電圧IREF_SETが印加されている点を除き、順方向動作検知回路183bと同様である。この回路構成によって、演算増幅器OP183´の出力は、リセット状態のメモリセルMCがセット状態に遷移したことを示すフラグFLG_SETとなる。
逆方向動作検知回路184cは、演算増幅器OP184´(リセット動作用書き込みバッファ183の演算増幅器OP184に相当)の非反転入力端子にノードN186が接続され、反転入力端子にノードN184が接続されている点と、トランジスタQN18B´(セット動作用書き込みバッファ183のトランジスタQN18Bに相当)に逆方向検知レベルの基準電流I_rstwdが流れるような定数Mを設定する点を除き、逆方向動作検知回路183cと同様である。この回路構成によって、演算増幅器OP184´の出力は、リセット状態のメモリセルMCが過リセット動作したことを示すフラグFLG_OVERRSTとなる。
以上のようなセット動作用書き込みバッファ184によって、セル電流IcellがM×Icell0よりも低下した時点で、メモリセルMCの過リセット動作を検知することができる。
以上、本実施形態によれば、メモリセルMCの初期セル電流に基づいて逆方向検レベルが設定されるため、過セット動作、過リセット動作時のメモリセルMCの制御をメモリセルMC毎に最適に行うことが可能である。その結果、メモリセルMCの状態のバラツキに依らず、逆方向動作の検知を即座に行うことができるため、メモリセルMCの信頼性を向上させることができる。また、メモリセルMCの逆方向動作の長期化を抑制することができるため、書き込み動作に伴う処理時間の短縮を図ることができる。
[その他]
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
100・・・メモリセルアレイコア部、110・・・メモリセルアレイ、120・・・メインロウデコーダ、130・・・ロウドライバ、140・・・書き込み駆動線ドライバ、150・・・ロウ系周辺回路、160・・・カラムデコーダ、170・・・カラムドライバ、180・・・センスアンプ/書き込みバッファ、181・・・センスアンプ、182・・・書き込みバッファ、183・・・リセット動作用書き込みバッファ、184・・・セット動作用書き込みバッファ、190・・・カラム系周辺回路、200・・・電圧生成回路、210・・・書き込み電圧生成回路、220・・・非選択ワード線電圧生成回路、230・・・非選択ビット線電圧生成回路。

Claims (5)

  1. 第1の配線、前記第1の配線に交差する第2の配線、並びに、前記第1及び第2の配線の交差部に設けられた可変抵抗素子からなるメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記第1及び第2の配線を介して前記メモリセルに対してデータのセット及び/又はリセットに必要な電圧パルスを印加するデータ書き込み部と、
    データのセット及び/又はリセット時に前記電圧パルスの印加によって前記メモリセルに流れるセル電流とこのセル電流の初期値から生成された基準電流とを比較し、比較結果に応じて前記データ書き込み部を制御する検知部と
    を備え
    前記データ書き込み部は、前記メモリセルに対して、データのセット及び/又はリセットが行われるまで繰り返して前記電圧パルスを印加し、
    所定の前記電圧パルス印加時に用いる前記基準電流は、この電圧パルス印加直前の電圧パルス印加時に前記メモリセルに流れるセル電流から生成される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記検知部は、前記セル電流と前記基準電流との比較結果に応じて、前記データ書き込み部からの前記電圧パルスの印加を制限する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記検知部は、
    前記メモリセルに繋がる電流経路を入力とするカレントミラー回路からなるセル電流入力部と、
    前記セル電流入力部から入力された前記セル電流の初期値を記憶する電流記憶回路と、
    前記セル電流入力部から入力された前記セル電流と前記電流記憶回路で記憶されているセル電流の初期値に応じた前記基準電流とを比較する電流比較回路と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記セル電流記憶回路は、前記セル電流の初期値として前記セル電流を流す前記カレントミラー回路のゲート電圧を保持するキャパシタを有する
    ことを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記検知部は、
    前記データのセット時において、前記セル電流よりも前記基準電流が多いとの前記比較結果を得た場合、前記電圧パルスの印加を制限し、
    前記データのリセット時において、前記セル電流よりも前記基準電流が少ないとの前記比較結果を得た場合、前記電圧パルスの印加を制限する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
JP2010179893A 2010-08-11 2010-08-11 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP5337115B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010179893A JP5337115B2 (ja) 2010-08-11 2010-08-11 半導体記憶装置
US13/195,417 US8717801B2 (en) 2010-08-11 2011-08-01 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010179893A JP5337115B2 (ja) 2010-08-11 2010-08-11 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012038398A JP2012038398A (ja) 2012-02-23
JP5337115B2 true JP5337115B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=45564728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010179893A Expired - Fee Related JP5337115B2 (ja) 2010-08-11 2010-08-11 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8717801B2 (ja)
JP (1) JP5337115B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8730745B2 (en) * 2012-03-23 2014-05-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and method for controlling the same
JP5479657B1 (ja) * 2012-04-09 2014-04-23 パナソニック株式会社 不揮発性記憶装置、およびそのフォーミング方法
JP2014154201A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
US20150070967A1 (en) * 2013-09-10 2015-03-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system and method of manufacturing memory system
KR102159258B1 (ko) * 2014-04-04 2020-09-23 삼성전자 주식회사 메모리 장치 및 상기 메모리 장치의 동작 방법
US9847125B2 (en) * 2015-08-05 2017-12-19 University Of Rochester Resistive memory accelerator
KR102462921B1 (ko) * 2016-03-14 2022-11-07 에스케이하이닉스 주식회사 가변 저항 소자를 포함하는 전자 장치 및 그 동작 방법
JP2018106791A (ja) 2016-12-28 2018-07-05 東芝メモリ株式会社 抵抗変化型メモリ装置の制御方法
JP2019164874A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 東芝メモリ株式会社 記憶装置
US11808801B2 (en) * 2018-06-21 2023-11-07 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device reliability evaluation apparatus and semiconductor device reliability evaluation method
JP2020047349A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 キオクシア株式会社 記憶装置
JP2020155585A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 キオクシア株式会社 不揮発性記憶装置
CN114978478A (zh) * 2021-02-19 2022-08-30 联华电子股份有限公司 物理不可复制函数电路及其操作方法以及半导体芯片
US11521665B2 (en) * 2021-05-04 2022-12-06 Nxp Usa, Inc. Non-volatile memory having write detect circuitry

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4656747B2 (ja) * 2001-03-30 2011-03-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP4313372B2 (ja) 2005-05-11 2009-08-12 シャープ株式会社 不揮発性半導体記憶装置
JP2010020811A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Toshiba Corp 半導体記憶装置
US7920407B2 (en) * 2008-10-06 2011-04-05 Sandisk 3D, Llc Set and reset detection circuits for reversible resistance switching memory material
JP5127661B2 (ja) 2008-10-10 2013-01-23 株式会社東芝 半導体記憶装置
JP4806046B2 (ja) 2009-03-16 2011-11-02 株式会社東芝 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8717801B2 (en) 2014-05-06
US20120039110A1 (en) 2012-02-16
JP2012038398A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5337115B2 (ja) 半導体記憶装置
US7978499B2 (en) Semiconductor storage device
KR100674992B1 (ko) 구동전압 레벨을 변경할 수 있는 상 변화 메모리 장치
JP5300798B2 (ja) 半導体記憶装置
JP5233815B2 (ja) 抵抗変化型メモリデバイスおよびその動作方法
US7835174B2 (en) Non-volatile memory device and method of reading data therefrom
US7391644B2 (en) Phase-changeable memory device and read method thereof
KR100674983B1 (ko) 구동전압 레벨을 변경할 수 있는 상 변화 메모리 장치
KR100843144B1 (ko) 저항체를 이용한 비휘발성 메모리 장치 및 그 구동 방법
US8199603B2 (en) Nonvolatile memory devices having variable-resistance memory cells and methods of programming the same
US8085576B2 (en) Semiconductor memory device
KR20110055366A (ko) 불휘발성 반도체 기억 장치
JP5072564B2 (ja) 半導体記憶装置及びメモリセル電圧印加方法
EP1450373A1 (en) Phase change memory device
US20060126380A1 (en) Semiconductor device
JP2011165297A (ja) 不揮発性半導体メモリデバイス
JP2010080041A (ja) 半導体記憶装置
KR20100097407A (ko) 저항성 메모리 장치, 이를 포함하는 메모리 시스템 및 저항성 메모리 장치의 프로그램 방법
US7668007B2 (en) Memory system including a resistance variable memory device
JP2012038387A (ja) 半導体記憶装置
JP2008052867A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR100944343B1 (ko) 상 변화 메모리 장치
KR101205100B1 (ko) 비휘발성 메모리 장치
CN1811988B (zh) 存储单元阵列偏置方法以及半导体存储器件
KR100905166B1 (ko) 상 변화 메모리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120814

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20130221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130802

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees