JP5335326B2 - ポリビニルアルコールフィルムの製造方法 - Google Patents

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本発明は、硝酸マグネシウムを含有するポリビニルアルコールフィルムの製造方法に関する。
ポリビニルアルコール(以後、PVAと略称することがある)からなるフィルムは、造膜性、透明性および強度等に優れていることから、その特性を活かして幅広く使用されている。
さらに、PVAに各種添加剤を加えることにより、種々の物性を改善しようとする試みが行われている。例えば、特許文献1には、PVA等の水溶性高分子を、塩化カルシウムや硝酸マグネシウム等の無機塩を含む水溶液と混合して、フィルム等の含水高分子成形材を得ることが記載されている。また、特許文献2には、塩化ナトリウム等の塩類を含有する水溶液に、PVAを添加して成形し、フィルム等のPVA製成形体を得ることが記載されている。
一方、このような無機塩を含むPVAフィルムを製造する方法として、特許文献3には、PVA水溶液に特定の条件下で水溶性無機塩を添加してから乾燥し、透明で弾力性のあるフィルム等を成形することが記載されている。この方法では、得られるフィルムは優れた物性を有しているものの、未溶解物のない均一な溶解液を作製するために高温(100℃)での加熱溶解、または長時間の溶解が必要であり、エネルギー的または時間的に不利であった。
特開昭61−115936号公報 国際公開WO01/068746号パンフレット 特開2004−149694号公報
そこで、本発明の目的は、PVA樹脂と硝酸マグネシウムとからなる高品質のフィルムを、安価に製造する方法を提供することにある。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、硝酸マグネシウム水溶液に、PVA樹脂を加えて溶解して製膜原液とし、製膜し、100〜150℃で乾燥することにより、上記目的を達成することができることを見出し、本発明を完成した。
本発明において、硝酸マグネシウム・6水和物を水に溶解させて前記硝酸マグネシウム水溶液を調することが好ましい。また、前記ポリビニルアルコール樹脂の溶解を80〜95℃で行うことが好ましい。得られる製膜原液は、PVA樹脂100重量部に対して硝酸マグネシウムを15〜90重量部含有することが好ましい。ここで使用されるPVA樹脂の重合度は500〜3000、ケン化度は97.0モル%以上であることが好ましい。
本発明の方法によると、PVA樹脂と硝酸マグネシウムとからなる製膜原液を従来より低い温度で作製することが可能となる。また、この製膜原液は未溶解物を含まないため、工業的に安価に高品質なPVAフィルムを製造することができる。
以下に本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明において使用される硝酸マグネシウム水溶液の濃度としては、1〜40重量%が好ましく、3〜30重量%がより好ましい。硝酸マグネシウム水溶液の濃度が1重量%より小さいと、PVA樹脂を溶解させる段階で、PVA樹脂の未溶解物が発生するおそれがある。一方、硝酸マグネシウムの濃度が40重量%を超えると、粘着性が高く成形不良となるおそれがある。
前記の硝酸マグネシウム水溶液は、例えば、硝酸マグネシウム・6水和物を水に溶解させることにより得られる。このときの混合割合は、水100重量部に対して2〜65重量部が好ましく、5〜45重量部がより好ましい。溶解温度には特に制限はなく、通常は室温で溶解させる。
本発明において使用されるPVA樹脂は、ビニルエステルを重合して得られるビニルエステル重合体をケン化することにより製造することができる。ビニルエステルとしては、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、バーサティック酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル等を例示することができる。これらの中でも、酢酸ビニルが入手の容易性、PVA樹脂の製造の容易性、コスト等の点から好ましく用いられる。
前記のPVA樹脂は、ビニルエステルの単独重合体のケン化物に限定されず、本発明の効果が損なわれることがない限り、ビニルエステルと少量の他の共重合性単量体との共重合体のケン化物、PVA樹脂の水酸基の一部が架橋されたポリビニルアセタール等を用いることもできる。
ここで、ビニルエステルとの共重合に用いることができる他の共重合性単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブテン等の炭素数2〜30のα−オレフィン類;(メタ)アクリル酸およびその塩;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸i−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルへキシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシル等の(メタ)アクリル酸エステル類;(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミドプロパンスルホン酸およびその塩、(メタ)アクリルアミドプロピルジメチルアミンおよびその塩、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド誘導体;N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン等のN−ビニルアミド類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、i−プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、i−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等のビニルエーテル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のニトリル類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル類;酢酸アリル、塩化アリル等のアリル化合物;マレイン酸、その塩およびそのエステル;イタコン酸、その塩およびそのエステル;ビニルトリメトキシシラン等のビニルシリル化合物;酢酸イソプロペニル;不飽和スルホン酸等を挙げることができる。これらの共重合性単量体は、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
PVA樹脂の水酸基の一部が架橋されたポリビニルアセタールの例としては、ホルムアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド等のアルデヒド類でPVA樹脂の水酸基の一部が架橋されたポリビニルアセタールを挙げることができる。
本発明において使用されるPVA樹脂の重合度は、フィルムの力学物性の観点から500〜3000であることが好ましい。PVA樹脂の重合度が3000を超えると、PVAフィルムが硬くなりすぎて、取り扱い性に乏しくなるおそれがある。一方、PVA樹脂の重合度が500未満であると、フィルムが脆くなるおそれがある。PVA樹脂の重合度は700〜2800がより好ましく、1000〜2500がさらにより好ましい。なお、本明細書でいうPVA樹脂の重合度は、JIS K 6726に準じて測定した重合度を意味する。
また、PVA樹脂のケン化度は、得られるPVAフィルムの耐水性、粘着性の観点から、97モル%以上であることが好ましく、98モル%以上がより好ましく、99モル%以上がさらにより好ましい。PVA樹脂のケン化度が97モル%未満であると、得られるPVAフィルムの粘着性が高くなるおそれがある。なお、PVA樹脂のケン化度とは、重合体を構成する構造単位のうちで、ケン化によってビニルアルコール単位に変換され得る単位(典型的にはビニルエステル単位)の全モル数に対して実際にビニルアルコール単位にケン化されている単位の割合(モル%)をいう。PVA樹脂のケン化度はJIS K 6726に記載されている方法に準じて測定することができる。
本発明のPVAフィルムの製造方法においては、PVA樹脂と硝酸マグネシウムとを含有する製膜原液を準備するに際して、硝酸マグネシウム水溶液にPVA樹脂を添加することが、PVA樹脂の比較的低温での溶解を可能にするために重要である。PVA樹脂を水に溶解するには95℃以上の温度が必要であるため、多量のエネルギーを要する。しかしながら、本発明の特徴である硝酸マグネシウム水溶液にPVA樹脂を添加するという一見容易な手法を用いることにより、驚くべきことに、従来よりも低温でPVA樹脂を水に溶解させることが可能となる。これにより、溶解エネルギーが削減され、工業的に非常に有効である。この理由は明確ではないが、水溶液中の硝酸マグネシウムが溶解前のPVA樹脂に何らかの作用をすることにより、溶解温度を低下させたものと推定される。
このときのPVA樹脂の添加量は、前記の硝酸マグネシウム水溶液100重量部に対して3〜20重量部が好ましく、5〜15重量部がより好ましい。溶解温度としては、80〜95℃が好ましく、85〜90℃がより好ましい。溶解温度が80℃よりも低いと、PVA樹脂の未溶解物が発生するおそれがある。一方、溶解温度が95℃よりも高いと、溶解エネルギーの削減という本発明の目的が達成されないおそれがある。PVA樹脂の溶解に際しては、水溶液を攪拌する等して溶解を促進させることが好ましい。PVA樹脂が完全に溶解するまでに要する時間は特に制限はないが、おおむね2〜4時間の範囲である。なお、「PVA樹脂が完全に溶解する」とは、得られた製膜原液を100メッシュのフィルターでろ過したときに、ろ過残物が認められない状態を意味する。
こうして得られる製膜原液において、硝酸マグネシウムがPVA樹脂100重量部に対して15〜90重量部含有されていることが好ましく、35〜85重量部がより好ましく、55〜80重量部がさらにより好ましい。製膜原液中の硝酸マグネシウムの含有量が、PVA樹脂100重量部に対して15重量部未満であると、PVA樹脂の未溶解物が発生しやすくなるため好ましくない。また、90重量部を超えると、粘着性が高くなりすぎて成形不良の原因となるため好ましくない。このとき、製膜原液中のPVA樹脂の濃度は、3〜20重量%の範囲であることが好ましい。
上記の製膜原液には、PVA樹脂および硝酸マグネシウムの他に、可塑剤を配合することができる。可塑剤としては、多価アルコールが好ましく用いられ、その具体例としては、エチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジグリセリン、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、トリメチロールプロパン等が挙げられる。これらの可塑剤は1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、揮発性と可塑性の観点からグリセリンを用いることが特に好ましい。
また、上記の製膜原液には、フィルムの取り扱い性向上のため界面活性剤を添加することが好ましい。中でも、アニオン系またはノニオン系の界面活性剤が好ましい。アニオン系の界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムが特に好ましく、ノニオン系の界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが特に好ましい。
また、必要に応じて、上記の製膜原液に酸化防止剤、凍結防止剤、pH調整剤、隠蔽剤、着色防止剤、油剤、無機フィラー等を配合してもよい。なお、硝酸マグネシウム以外の無機塩については、硝酸マグネシウムの添加効果を阻害しない範囲で、製膜原液に配合することができる。
こうして得られた製膜原液は、次に製膜に供される。本発明において採用される製膜方法としては、PVA水溶液を製膜原液とする従来の製膜方法が特に限定なく採用される。例えば、キャスト面に流延する流延製膜法、湿式製膜法(貧溶媒中への吐出)、基材へのコート法(グラビアコート、ダイコートおよびコンマコート等)が挙げられる。得られるフィルムの厚みは、工業的な連続生産を考えると、2〜200μmである。
本発明においては、得られたフィルムを100〜150℃で乾燥することが重要である。乾燥温度が100℃より低いと、乾燥に時間がかかるため本発明の目的が達成されない。一方、乾燥温度が150℃を超えると、フィルムが着色するため不適である。このときの乾燥時間は、溶液濃度や製膜条件によるが、おおむね1分〜30分である。フィルムの乾燥方法としては、例えば熱風による乾燥や、熱ロールを用いた接触乾燥や、赤外線ヒーターによる乾燥等が挙げられる。これらの方法を単独で使用してもよいし、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
以下に本発明を実施例等により具体的に説明するが、本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
450重量部の水に硝酸マグネシウム・6水和物30重量部を加えて室温で溶解し、濃度3.6重量%の硝酸マグネシウム水溶液を作製した。その後、この水溶液に、重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂30重量部を添加し、85℃で3時間撹拌して溶解させて製膜原液を作製した。この製膜原液を100メッシュのフィルターでろ過したところ、ろ過残物は認められなかった。得られた製膜原液中のPVA樹脂の濃度は5.9重量%であり、硝酸マグネシウムとPVA樹脂の比率は59/100(重量比)であった。
上記の製膜原液をポリエステルフィルムに流延し、140℃で10分間乾燥し、厚み100μmのPVAフィルムを得た。得られたフィルムに未溶解物に由来する異物欠点は認められなかった。
450重量部の水に硝酸マグネシウム・6水和物90重量部を加えて室温で溶解し、濃度9.7重量%の硝酸マグネシウム水溶液を作製した。その後、この水溶液に、重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂60重量部を添加し、85℃で3時間撹拌して溶解させて製膜原液を作製した。この製膜原液を100メッシュのフィルターでろ過したところ、ろ過残物は認められなかった。得られた製膜原液中のPVA樹脂の濃度は10重量%であり、硝酸マグネシウムとPVA樹脂の比率は87/100(重量比)であった。
上記の製膜原液をポリエステルフィルムに流延し、140℃で5分間乾燥し、厚み100μmのPVAフィルムを得た。得られたフィルムに未溶解物に由来する異物欠点は認められなかった。
450重量部の水に硝酸マグネシウム・6水和物10重量部を加えて室温で溶解し、濃度2.1重量%の硝酸マグネシウム水溶液を作製した。その後、この水溶液に、重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂30重量部を添加し、85℃で3時間撹拌して溶解させて製膜原液を作製した。この製膜原液を100メッシュのフィルターでろ過したところ、ろ過残物は認められなかった。得られた製膜原液中のPVA樹脂の濃度は6.1重量%であり、硝酸マグネシウムとPVA樹脂の比率は19/100(重量比)であった。
上記の製膜原液をポリエステルフィルムに流延し、140℃で10分間乾燥し、厚み100μmのPVAフィルムを得た。得られたフィルムに未溶解物に由来する異物欠点は認められなかった。
比較例1
実施例1と同様の製膜溶液を作するため、450重量部の水に重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂30重量部を添加し、撹拌しながら85℃で3時間溶解した。このPVA溶液を100メッシュのフィルターでろ過したところ、ろ過残物が認められた。回収したろ過残物を乾燥機で105℃、12時間乾燥したところ、3.5gが回収された。このろ過残物はPVA樹脂であったため、硝酸マグネシウムを添加して製膜原液を作することを断念した。
比較例2
重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂30重量部と硝酸マグネシウム・6水和物30重量部を混合したものに、450重量部の水を撹拌しながら徐々に加えて、85℃で3時間溶解させたが、完全には溶解しなかった。溶解に用いた容器の底には、ゲル状物が沈殿していた。
比較例3
450重量部の水に塩化カルシウム・2水和物22重量部を加えて室温で溶解し、濃度3.6重量%の塩化カルシウム水溶液を作製した。その後、この水溶液に、重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂30重量部を添加し、85℃で3時間撹拌して溶解させたが、ゲル状物が沈殿していた。
比較例4
450重量部の水に塩化ナトリウム16重量部を加えて室温で溶解し、濃度3.6重量%の塩化ナトリウム水溶液を作製した。その後、この水溶液に、重合度2400、ケン化度99.9モル%のPVA樹脂30重量部を添加し、85℃で3時間撹拌して溶解させたが、PVA樹脂は溶解しなかった。
本発明によって、PVA樹脂と硝酸マグネシウムとからなる高品質のフィルムを、安価に製造することができる。

Claims (5)

  1. 硝酸マグネシウム水溶液に、ポリビニルアルコール樹脂を加えて80〜95℃で溶解して製膜原液とし、製膜し、100〜150℃で乾燥する、ポリビニルアルコールフィルムの製造方法。
  2. 硝酸マグネシウム・6水和物を水に溶解させて前記硝酸マグネシウム水溶液を調製する、請求項1に記載のポリビニルアルコールフィルムの製造方法
  3. 製膜原液が、ポリビニルアルコール樹脂100重量部に対して硝酸マグネシウムを15〜90重量部含有する、請求項1または2に記載のポリビニルアルコールフィルムの製造方法。
  4. ポリビニルアルコール樹脂の重合度が500〜3000である、請求項1〜のいずれか1項に記載のポリビニルアルコールフィルムの製造方法。
  5. ポリビニルアルコール樹脂のケン化度が97.0モル%以上である、請求項1〜のいずれか1項に記載のポリビニルアルコールフィルムの製造方法。
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