JP5333806B2 - デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、圧電デバイスおよびその製造方法に関する。
近年、電子機器の小型化に伴い、水晶振動子等の圧電デバイスは、より一層の小型化が要求されている。素子の小型化を実現するための技術として、たとえば水晶振動子を有する水晶基板を、上下方向から同様の形状の基板で挟んで3層の基板を互いに接合することにより封止する技術が提案されている。
また、このような技術を適用することにより、複数の水晶振動子を有する水晶基板を用いた場合には、上下方向から基板を接合した後に基板を切断することにより、小型の複数の圧電デバイスを得ることができ、工程数の削減を図ることができる。
特開2006−94372号公報
本発明は、さらなる小型化を実現することのできる圧電デバイスおよびその製造方法を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
第1の面、および前記第1の面に対して裏側の第2の面を有している第1の基板と、
前記第2の面と対向している第3の面、前記第3の面に対して裏側の第4の面、および前記第4の面に配置されている第1の外部端子並びに第2の外部端子を有している第2の基板と、前記第2の面と前記第3の面との間に配置されており、前記第1の基板と前記第2の基板と共に収容空間を構成している枠部、前記収容空間内に配置されている振動部、前記振動部と前記枠部とを連結している接続部、前記第2の面と対向して前記振動部に配置されている第1の振動用の電極、および前記第3の面と対向して前記振動部に配置されている第2の振動用の電極、を有している中間基板と、前記第2の面の前記接続部と対向している所と、前記第2の面の前記収容空間内の所と、前記枠部の外周の側面とを伝って配置されており、前記第1の振動用の電極と前記第1の外部端子とを導通している第1の配線と、前記接続部の前記第3の面と対向している所と、前記第2の基板の側面とを伝って配置されており、前記第2の振動用の電極と前記第2の外部端子とを導通している第2の配線と、を含む。
[適用例2]
上記適用例に係るデバイスにおいて、前記第1の配線は、さらに前記第2の基板の側面を伝って配置されていてもよい。
[適用例3]
上記適用例に係るデバイスにおいて、前記枠部の前記外周の側面は、前記第1の配線が配置されている第1の溝部を有し、前記第2の基板の側面は、前記第2の配線が配置されている第2の溝部を有していてもよい。
[適用例4]
上記適用例に係るデバイスにおいて、前記デバイスは略直方体であり、前記第1の配線が配置されている前記枠部の前記外周の側面と、前記第2の配線が配置されている前記第2の基板の側面とは、表裏の関係であってもよい。
[適用例5]
上記適用例に係るデバイスにおいて、前記第2の面には前記収容空間の一部を構成している凹部があってもよい。
[適用例6]
上記適用例に係るデバイスにおいて、前記振動部は圧電振動部であってもよい。
本参考例の第1の形態に係る圧電デバイスは、
下側基板および上側基板と、それらに挟まれている中間基板とを含む圧電デバイスであって、
前記中間基板は、
圧電振動部と、
前記圧電振動部の周囲を囲む枠部と、
前記圧電振動部と前記枠部とを接続する接続部と、
前記圧電振動部の上面に設けられた第1の励振電極と、
前記圧電振動部の下面に設けられた第2の励振電極と、
を有し、
前記下側基板は、その下面に設けられた第1の外部端子および第2の外部端子を有し、
当該圧電デバイスは、
前記上側基板の下面において、前記接続部の上方から、当該接続部から最も離れた側面に沿った位置まで延び、かつ前記位置から当該側面を通ることにより、前記第1の励振電極と前記第1の外部端子とを電気的に接続する第1の配線と、
前記接続部の下面から前記下側基板の側面を通ることにより、第2の励振電極と前記第2の外部端子とを電気的に接続する第2の配線と、
をさらに含む。
第1の形態に係る圧電デバイスにおいて、
前記上側基板は、下面に設けられた凹部を有し、
前記第1の配線は、前記上側基板の下面において前記凹部内に設けられていることができる。
第1の形態に係る圧電デバイスにおいて、
前記中間基板および前記下側基板の一の側面に連続的に設けられた第1の溝部と、
前記下側基板の前記一の側面に対向する他の側面に設けられた第2の溝部と、
を有し、
前記第1の配線は、前記第1の溝部の内部に設けられ、
前記第2の配線は、前記第2の溝部に内部に設けられていることができる。
本参考例の第2の形態に係る圧電デバイスは、
下側基板および上側基板と、それらに挟まれている中間基板とを含む圧電デバイスであって、
前記中間基板は、
複数の圧電振動部と、
前記複数の圧電振動部の各々を囲む複数の枠部と、
前記複数の圧電振動部の各々と前記枠部とを接続する複数の接続部と、
前記複数の圧電振動部の各々の上面に設けられた複数の第1の励振電極と、
前記複数の圧電振動部の各々の下面に設けられた複数の第2の励振電極と、
前記枠部に設けられた第1の貫通穴と、を有し、
前記上側基板は、その下面において前記接続部の上方から前記第1の貫通穴の上方に延びている第1の配線を有し、
前記下側基板は、
前記第1の貫通穴の下方に設けられた第2の貫通穴と、
前記隣り合う接続部の間の下方に設けられた第3の貫通穴と、を有し、
当該圧電デバイスは、
前記複数の圧電振動部の各々を分離するために前記枠部上に設けられた複数のダイシングラインをさらに含み、
前記複数のダイシングラインのうち、前記接続部の最も近い一のダイシングラインは、前記第3の貫通穴を通り、
他のダイシングラインは、前記第1の貫通穴および前記第2の貫通穴を通り、
互いに隣り合う前記複数の圧電振動部および前記複数の接続部は、前記一または他のダイシングラインに対して対称に設けられている。
本参考例の第3の形態に係る圧電デバイスの製造方法は、
下側基板および上側基板と、それらに挟まれている中間基板とを含む圧電デバイスの製造方法であって、
複数の圧電振動部と、前記複数の圧電振動部の各々を囲む複数の枠部と、前記複数の圧電振動部の各々と前記枠部とを接続する複数の接続部と、前記複数の圧電振動部の各々の上面に設けられた複数の第1の励振電極と、前記複数の圧電振動部の各々の下面に設けられた複数の第2の励振電極と、前記枠部に設けられた第1の貫通穴と、を有する中間基板と、下面に第1の配線を有する上側基板と、第2の貫通穴および第3の貫通穴を有する下側基板と、を準備する工程と、
前記第1の貫通穴と前記第2の貫通穴とが重複するように、前記下側基板および上側基板と、中間基板とを接合する工程と、
前記第3の貫通穴を通る一のダイシングラインと、前記第1の貫通穴および前記第2の貫通穴を通る他のダイシングラインとに沿って前記上側基板、前記中間基板、および前記下側基板を切断することによって、前記複数の圧電振動部を分離する工程と、
前記第1の貫通穴と前記第2の貫通穴の形成領域に、第1の配線と接する一の導電膜を形成する工程と、
前記第3の貫通穴の形成領域に、他の導電膜を形成する工程と、
を含む。
本参考例の第3の形態に係る圧電デバイスにおいて、
互いに隣り合う前記複数の圧電振動部および前記複数の接続部は、前記一または他のダイシングラインに対して対称に設けられていることができる。
図1(A)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを構成する上側基板を示す下面図であり、図1(B)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを構成する中間基板を示す上面図であり、図1(C)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを構成する中間基板を示す下面図であり、図1(D)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを構成する下側基板を示す下面図である。 図2は、本実施の形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。 図3は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図4は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図5は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図6は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図7(A)は、変形例に係る圧電デバイスを構成する上側基板を示す下面図であり、図7(B)は、変形例に係る圧電デバイスを構成する中間基板を示す上面図であり、図7(C)は、変形例に係る圧電デバイスを構成する中間基板を示す下面図であり、図7(D)は、変形例に係る圧電デバイスを構成する下側基板を示す下面図である。
1.圧電デバイス
本実施の形態に係る圧電デバイス100は、下側基板および上側基板と、それらに挟まれている中間基板とを含む。まず、下側基板、上側基板、および中間基板のそれぞれについて図1(A)〜図1(D)および図2を参照しながら具体的に説明する。図1(A)〜図1(D)は、本実施の形態に係る圧電デバイスに用いられる上側基板、中間基板、および下側基板を示す上面または下面図である。図2は、本実施の形態に係る圧電デバイスを示す断面図であり、図1(A)〜図1(D)におけるII−II切断面に対応する図である。
1.1.上側基板
図1(A)は、上側基板20を模式的に示す下面図である。上側基板20は、凹部21と、その周囲に設けられた枠部22とを有する。
上側基板20の材質は、絶縁性の材質であれば特に限定されないが、材質の熱膨張差を考慮すると中間基板と同一の材質であることが好ましく、たとえば水晶からなることができる。
凹部21は、少なくとも一部において、上側基板20の縁部24を含む領域に形成される。縁部24は、後述する中間基板10の接続部15から最も離れた側面に沿った位置にあることが好ましく、当該側面の中央部に設けられることがより好ましい。凹部21は、当該側面に連通するように設けられている。また凹部21は、中間基板10の接続部15の上方を含む領域に形成される。
本実施の形態において、上側基板20の下面の形状は、枠部22が、縁部24以外の上
側基板20の側面に沿った領域に設けられ、その内側の領域および縁部24に凹部21が設けられる。また、凹部21の深さは、第1の配線23cの厚み以上であることが好ましい。また、中間基板の枠部に凹部を形成し、当該凹部に相当する位置に配線を配置する場合、上側基板は平板でも構わない。
上側基板20は、凹部21の内部に設けられた第1の配線23cをさらに有する。第1の配線23cは、後述する接続部の上方から縁部24まで引き出されている。第1の配線cの材質としては、導電性材料であれば特に限定されないが、たとえば下地としてCr膜を用い、その上にAu膜を有する多層構造であることができる。
1.2.中間基板
図1(B)は、中間基板10を模式的に示す上面図であり、図1(C)は、中間基板10を模式的に示す下面図である。
中間基板10は、圧電振動部11と、圧電振動部11の周囲を取り囲む枠部12と、圧電振動部11と枠部12とを接続する接続部15と、圧電振動部11を振動させるための第1の励振電極13および第2の励振電極14とを有する。
中間基板10は、接続部15以外の領域が接触しないように、たとえばC字型のスリット16を有する。中間基板10において、スリット16の内側の領域が圧電振動部11として機能し、スリット16の外側の領域が上側基板20および下側基板30と接合するための枠部12として機能することができる。
中間基板10は、段差構造を有している。具体的には、図2に示すように、枠部12の領域が最も厚く、圧電振動部11の領域が最も薄く、接続部15は、圧電振動部11から枠部12にかけて上下面において傾斜して徐々に厚くなっている。圧電振動部11は、枠部12の厚み方向において中心に位置する。このような形状を有することにより、上側基板20と下側基板30との間に空洞ができて圧電振動部11の振動が可能となる。
圧電振動部11は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料からなる。圧電振動部11、接続部15、および枠部12は、水晶基板からなることが好ましく、基板面がX軸に平行でX軸の回りに回転切断して作製されるATカットの水晶基板であることができる。圧電振動部11は、接続部15を介して枠部12と接続しており、接続部15は、中間基板10の長手方向に対向する側面の一方の近傍に設けられている。
第1の励振電極13は、中間基板10の上面に圧電振動部11と接触するように設けられ、第2の励振電極14は、中間基板10の下面に圧電振動部11と接触するように設けられている。第1の励振電極13および第2の励振電極14の各々は、接続部15上に設けられた第1の配線23aおよび第2の配線33aから引き出されて、圧電振動部11上に延出している。第1の励振電極13および第2の励振電極14の材質としては、たとえば下地としてCr膜を用い、その上にAu膜を有する多層構造であることができる。
中間基板10は、第1の溝部25をさらに有する。第1の溝部25は、上側基板20の縁部24と重複する領域に設けられている。第1の溝部25は、たとえば平面視において半円または円弧形状であることができ、中間基板10の上面から下面に貫通している。
1.3.下側基板
図1(D)は、下側基板30を模式的に示す下面図である。下側基板30は、その下面に設けられた第1の外部端子32および第2の外部端子34を有する。
下側基板30の材質は、上側基板20と同様に、絶縁性の材質であれば特に限定されないが、中間基板と同一の材質であることが好ましく、たとえば水晶からなることができる。
第1の外部端子32および第2の外部端子34は、圧電デバイス100を外部の機器とを電気的に接続するために用いられる。第1の外部端子32および第2の外部端子34は、互いに離れた位置に設けられ、具体的には下側基板20の長手方向に対向する端部にそれぞれ設けられる。第1の外部端子32および第2の外部端子34の材質としては、たとえば下地としてCr膜を用い、その上にAu膜を有する多層構造であることができる。
下側基板30は、第1の溝部35および第2の溝部36をさらに有する。第1の溝部35は、上側基板20の縁部24に重複し、かつ第1の外部端子32に囲まれた領域に設けられている。第1の溝部35は、上述した第1の溝部25と同様に、平面視において半円または円弧形状であることができ、下側基板30の上面から下面に貫通している。第2の溝部36は、第2の外部端子34に囲まれた領域、かつ中間基板10の接続部15に最も近い側面に設けられている。第2の溝部36についても同様に、平面視において半円または円弧形状であることができ、下側基板30の上面から下面に貫通している。
1.4.全体の構造
第1の励振電極13および第2の励振電極14のそれぞれが第1の外部端子32および第2の外部端子34と電気的に接続するために、圧電デバイス100に設けられた配線構造について詳細に説明する。
図2は、本実施の形態に係る圧電デバイスの断面図である。第1の励振電極13は、第1の配線23a,b,c,d,を介して第1の外部端子32と電気的に接続する。第1の励振電極13と第1の配線23aは、中間基板10上で一体的に形成されている。第1の配線23aは、第1の配線23bを用いて第1の配線23cと、接続されている。第1の配線23cは、第1の配線23dによって第1の外部端子32と接続されている。
第1の配線23dは、上側基板20の縁部24、および中間基板10および下側基板30の側面に設けられた第1の溝部25、35に連続的に設けられて、第1の外部端子32に接続する。
第2の励振電極14は、第2の配線33a,bを介して第2の外部端子34と電気的に接続する。第2の励振電極14と第2の配線33aは、中間基板10の下面で一体的に形成されており、中間基板10の端面に至るまで引き出されている。第2の配線33aは、第2の配線33bを介して第2の外部端子34に接続されている。第2の配線33bは、下側基板30の側面に設けられた第2の溝部36に連続的に設けられて、第2の外部端子34に接続する。
なお、第1の配線23bは、たとえば半田、金等からなるバンプ、導電性接着剤等によって形成されている。また第1の配線23dおよび第2の配線33bは、半田や金等からなるバンプ等の導電性材料によって形成されている。
次に、上側基板20と中間基板10ならびに中間基板10と下側基板30の接合位置について説明する。
上側基板20と中間基板10との接合面では、上側基板20の枠部22が中間基板10の枠部12に重複し、上側基板20の縁部24が中間基板10の第1の溝部25に重複し、かつ上側基板20における第1の配線23cの縁部24とは反対側の端部が中間基板1
0における第1の配線23a第1の励振電極13側とは反対側の端部に重複している。
中間基板10と下側基板30との接合面では、中間基板10の第1の溝部25と、下側基板の第1の溝部35とが重複し、かつ中間基板10における第1の配線23a第1の励振電極13側とは反対側の端部が下側基板30における第2の溝部36とが重複する。
本実施の形態に係る圧電デバイス100は、第1の励振電極13と第1の外部端子32とを電気的に接続するための第1の配線23cを、上側基板20の下面から外側面に引き出している。これにより、たとえば中間基板の枠部にスルーホールを設け、前記スルーホールを介して第1の配線を枠部の外側面に引き出す場合と比べて圧電デバイス100を容易に小型化することができ、圧電振動部の面積を大きくすることができ、ひいてはCI(Crystal Impedance)値を低く抑えることができる。
2.圧電デバイスの製造方法
次に本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法について説明する。図3〜図6は、本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法を示す図である。
まず、上側水晶板220(上側基板)、中間水晶板210(中間基板)、および下側水晶板230(下側基板)を準備する(図3参照)。上側水晶板220、中間水晶板210、および下側水晶板230は、それぞれ複数の上側基板20、中間基板10、および下側基板30が配列された基板である。
図4は、本実施の形態にかかる中間水晶板210を示す下面図である。中間水晶板210は、中間基板10の境界にダイシングラインL1およびダイシングラインL2を有する。ダイシングラインL1およびダイシングラインL2は、直角に交叉するように設けられている。ダイシングラインL1は、列方向に延びており、行方向に配列されている。ダイシングラインL2は、行方向に延びており、列方向に配列されている。中間水晶板210において、複数の中間基板10は、1列おきに反転して配置されている。従って、隣り合う複数の中間基板10は、ダイシングラインL1を基準として互いに対称に設けられている。また、中間水晶板210は、ダイシングラインL1上に設けられた第1の貫通穴225を有する。第1の貫通穴225は、後に中間水晶板210がダイシングラインL1に沿って切断されると、上述した第1の溝部25となる。
中間水晶板210は、上述したように、段差構造、C字型のスリット16、および第1の貫通穴225を有しているが、これは、たとえばフォトリソグラフィ技術を利用したエッチングにより設けられる。また、第1の励振電極13および第2の励振電極14は、たとえば、フォトリソグラフィ技術を利用したエッチング、蒸着法またはスパッタ法を適用することにより得ることができる。
上側水晶板220および下側水晶板230も、中間水晶板210と同様にダイシングラインL1およびダイシングラインL2を有する。また複数の上側基板20および複数の下側基板30は、1列おきに反転して配置され、ダイシングラインL1を基準として互いに対称に設けられている。
上側水晶板220においては、図3に示すように、隣り合う上側水晶板220に設けられている2つの第1の配線23cが連続的かつ対称的に設けられている。上側水晶板220が有する凹部21は、フォトリソグラフィ技術を利用したエッチングまたはサンドブラスト加工により設けられる。また、第1の配線23cは、たとえば、蒸着法またはスパッタ法を適用することにより得ることができる。
下側水晶板230は、ダイシングラインL1上に第2の貫通穴235および第3の貫通穴236を有する。第2の貫通穴235および第3の貫通穴236は、フォトリソグラフィ技術を利用してエッチングにより設けられる。第2の貫通穴235および第3の貫通穴236は、交互のダイシングラインL1上に設けられている。後に下側水晶板230がダイシングラインL1に沿って切断されると、第2の貫通穴235は、上述した第1の溝部35となり、第3の貫通穴236は、上述した第2の溝部36となる。また、第1の外部端子32および第2の外部端子34は、蒸着法またはスパッタ法を適用することにより得ることができる。
次に、上側水晶板220および下側水晶板230と、中間水晶板210とを接合する(図5参照)。接合は、直接接合を適用することが好ましい。水晶板同士を直接接合することにより、加熱による応力の発生を軽減して振動数を安定化させることができる。
接合する際の位置合わせは、第1の貫通穴225と第2の貫通穴235とが重複し、第3の貫通穴236が接続部15の下方に位置するように行われる。また、接合する際、上側水晶板220と中間水晶板210との間に、半田、金等からなるバンプ、導電性接着剤等の導電膜を挟み込むことによって、第1の配線23bを形成する。第1の配線23bは、中間水晶板210の接続部15上に設けられており、上側水晶板220の第1の配線23cと重複するように配置される。
以上の工程により、図5に示すように、水晶板が3層積層され、複数の圧電振動部を有する圧電水晶デバイス300(圧電デバイス)を得ることができる。
次に、ダイシングラインL1およびL2に沿って、圧電水晶デバイス300を切断分割する(図6参照)。図6は、切断後のチップの断面を示す図であり、図2に対応する。
次いで、第1の溝部25、35および第2の溝部36に導電材料を埋め込むことによって、第1の配線23dおよび第2の配線33bを形成する。
以上の工程により、圧電デバイス100を得ることができる(図2参照)。
本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法によれば、圧電水晶デバイス300がダイシングラインL1に対して左右対称の形状を有するため、第1の貫通穴225、第2の貫通穴235、第3の貫通穴236等のダイシングラインL1上における部材を同時に形成することができ、工程数を削減することができる。
なお、第1の配線23dおよび第2の配線33bは、圧電水晶デバイス300を切断分割する前に第1の貫通穴225、第2の貫通穴235、および第3の貫通穴236に導電材料を埋め込むことによって形成してもよい。これにより、隣り合う2つの圧電デバイスの配線を一度の工程で形成することができるため、工程数を削減することができる。
3.変形例
本実施の形態の変形例にかかる圧電デバイスは、接続部が2箇所に設けられている点で、接続部が1箇所に設けられている圧電デバイス100と異なる。
図7(A)〜図7(D)は、本実施の形態の変形例にかかる圧電デバイスを構成する上側基板120および中間基板110を示す図であり、上述した図1(A)〜図1(D)に対応する。なお、変形例にかかる圧電デバイスに用いられている構成の材質は、上述した圧電デバイス100の対応する構成の材質と同様であるので説明を省略する。
3.1.上側基板
図7(A)は、上側基板120の下面を示す図である。上側基板120は、凹部121および第1の配線123cを下面に有する。
凹部121は、少なくとも一部において、上側基板120の縁部124を含む領域に形成される。縁部124は、後述する中間基板110の接続部115a、115bから最も離れた側面に沿った位置にあることが好ましく、当該側面において接続部115aと最短距離の位置に設けられることがより好ましい。凹部121は、縁部124を有する側面に連通するように設けられている。また凹部121は、中間基板110の一方の接続部115aの上方を含む領域に形成される。
本実施の形態において、上側基板120の下面の形状は、枠部122が、縁部124以外の上側基板120の側面に沿った領域に設けられ、その内側の領域および縁部124に凹部121が設けられる。また、凹部121の深さは、第1の配線123cの厚み以上であることが好ましい。
上側基板120は、凹部121の内部に設けられた第1の配線123cをさらに有する。第1の配線123cは、後述する接続部の上方から縁部124まで引き出されている。
3.2.中間基板
図7(B)は、中間基板110を模式的に示す上面図であり、図7(C)は、中間基板110を模式的に示す下面図である。
中間基板110は、圧電振動部111と、圧電振動部111の周囲を取り囲む枠部112と、圧電振動部111と枠部112とを接続する2つの接続部115a,bと、圧電振動部111を振動させるための第1の励振電極113および第2の励振電極114とを有する。
中間基板110は、接続部115a,115b以外の領域が接触しないように、たとえばC字型の第1のスリット116および長方形の第2のスリット117を有する。第2のスリット117は、接続部115aと115bの間に設けられる。中間基板110において、第1のスリット116と第2のスリット117で囲まれた領域が圧電振動部111として機能し、スリット116と第2のスリット117の外側の領域が上側基板120および下側基板と接合するための枠部112として機能することができる。
中間基板110は、段差構造を有している。具体的には、枠部112の領域が最も厚く、圧電振動部111の領域が最も薄く、接続部115a,115bは、圧電振動部111から枠部112にかけて上下面において傾斜して徐々に厚くなっている。圧電振動部111は、枠部112の厚み方向において中心に位置する。
圧電振動部111は、接続部115a,115bを介して枠部112と接続しており、接続部115a,115bは、中間基板110の長手方向に対向する側面の一方の近傍に設けられている。
第1の励振電極113は、中間基板110の上面に圧電振動部111と接触するように設けられ、第2の励振電極114は、中間基板110の下面に圧電振動部111と接触するように設けられている。第1の励振電極113および第2の励振電極114の各々は、接続部115b上に設けられた第1の配線123aおよび第2の配線133aから引き出されて、圧電振動部111上に延出している。
中間基板110は、第1の溝部125をさらに有する。第1の溝部125は、上側基板120の縁部124と重複する領域に設けられている。第1の溝部125は、たとえば平面視において半円または円弧形状であることができ、中間基板110の上面から下面に貫通している。
3.3.下側基板
図7(D)は、下側基板130を模式的に示す下面図である。下側基板130は、その下面に設けられた第1の外部端子132および第2の外部端子134を有する。
第1の外部端子132および第2の外部端子134は、圧電デバイスを外部の機器とを電気的に接続するために用いられる。第1の外部端子132および第2の外部端子134は、互いに離れた位置に設けられ、具体的には下側基板120の長手方向に対向する端部にそれぞれ設けられる。
下側基板130は、第1の溝部135および第2の溝部136をさらに有する。第1の溝部135は、上側基板120の縁部124に重複し、かつ第1の外部端子132に囲まれた領域に設けられている。第1の溝部135は、上述した第1の溝部125と同様に、平面視において半円または円弧形状であることができ、下側基板130の上面から下面に貫通している。第2の溝部136は、第2の外部端子134に囲まれた領域、かつ中間基板10の接続部115a,bに最も近い側面の接続部115a側の下方に設けられている。第2の溝部136についても同様に、平面視において半円または円弧形状であることができ、下側基板130の上面から下面に貫通している。
3.4.全体の構造
第1の励振電極113は、第1の配線123a,b,c,d,を介して第1の外部端子と電気的に接続する。第1の配線123dは、上側基板120の縁部124、および中間基板110および下側基板130の側面に設けられた第1の溝部125に連続的に設けられて、第1の外部端子132に接続する。
第2の励振電極114は、第2の配線133a,bを介して第2の外部端子134と電気的に接続する。第2の励振電極114と第2の配線133aは、中間基板110の下面で一体的に形成されており、中間基板110の端面に至るまで引き出されている。第2の配線133aは、第2の配線133bを介して第2の外部端子134に接続されている。第2の配線133bは、下側基板130の側面に設けられた第2の溝部136に連続的に設けられて、第2の外部端子134に接続する。
変形例に係る圧電デバイスは、2箇所に接続部115aと115bを有するため、圧電振動部111を、より強固に支持することができ、圧電デバイスの強度を高めることができる。
変形例に係る圧電デバイスは、第1の励振電極113と第1の外部端子132とを電気的に接続するための第1の配線123cを、上側基板120の下面から接続部115a,115bの反対側の外側面に引き出している。これにより、たとえば中間基板の枠部から接続部の反対側の外側面に引き出す場合と比べて圧電デバイスを容易に小型化することができ、圧電振動部の面積を大きくすることができ、ひいてはCI値を低く抑えることができる。
また、変形例に係る圧電デバイスによれば内部に第1の配線123cを設けることから、接続部側の外側面から反対側の外側面に配線を引き回す場合と比べて、断線の頻度を低減することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。たとえば圧電振動部として音叉型振動子を用いてもよい。本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
10…中間基板、 11…圧電振動部、 12…枠部、 13…第1の励振電極、 14…第2の励振電極、 15…接続部、 16…スリット、 20…上側基板、 21…凹部、 22…枠部、 23a,23b,23c,23d,…第1の配線、 24…縁部、
25…第1の溝部、 30…下側基板、 32…第1の外部端子、33a,33b…第2の配線、 34…第2の外部端子、 35…第1の溝部、 36…第2の溝部、 100…圧電デバイス、 110…中間基板、 111…圧電振動部、 112…枠部、 113…第1の励振電極、 114…第2の励振電極、 115a、115b…接続部、 120…上側基板、 121…凹部、 122…枠部、 123a,123b,123c,123d,…第1の配線、 124…縁部、 125…第1の溝部、 130…下側基板、 132…第1の外部端子、133a,133b…第2の配線、 134…第2の外部端子、 135…第1の溝部、 136…第2の溝部、 210…中間水晶板、 220…上側水晶板、 225…第1の貫通穴、 230…下側水晶板、 235…第2の貫通穴、 236…第3の貫通穴、 300…圧電水晶デバイス

Claims (6)

  1. 第1の面、および前記第1の面に対して裏側の第2の面を有している第1の基板と、
    前記第2の面と対向している第3の面、前記第3の面に対して裏側の第4の面、および前記第4の面に配置されている第1の外部端子並びに第2の外部端子を有している第2の基板と、
    前記第2の面と前記第3の面との間に配置されており、前記第1の基板と前記第2の基板と共に収容空間を構成している枠部、前記収容空間内に配置されている振動部、前記振動部と前記枠部とを連結している接続部、前記第2の面と対向して前記振動部に配置されている第1の振動用の電極、および前記第3の面と対向して前記振動部に配置されている第2の振動用の電極、を有している中間基板と、
    前記第2の面の前記接続部と対向している所と、前記第2の面の前記収容空間内の所と、前記枠部の外周の側面とを伝って配置されており、前記第1の振動用の電極と前記第1の外部端子とを導通している第1の配線と、
    前記接続部の前記第3の面と対向している所と、前記第2の基板の側面とを伝って配置されており、前記第2の振動用の電極と前記第2の外部端子とを導通している第2の配線と、を含むデバイス。
  2. 請求項1において、
    前記第1の配線は、さらに前記第2の基板の側面を伝って配置されているデバイス。
  3. 請求項1または2において、
    前記枠部の前記外周の側面は、前記第1の配線が配置されている第1の溝部を有し、
    前記第2の基板の側面は、前記第2の配線が配置されている第2の溝部を有しているデバイス。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記デバイスは略直方体であり、前記第1の配線が配置されている前記枠部の前記外周の側面と、前記第2の配線が配置されている前記第2の基板の側面とは、表裏の関係であるデバイス。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記第2の面には前記収容空間の一部を構成している凹部があるデバイス。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、
    前記振動部は圧電振動部であるデバイス。
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