JP5196121B2 - デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、圧電デバイスに関する。
近年、電子機器の小型化に伴い、水晶振動子等の圧電デバイスは、より一層の小型化が要求されている。素子の小型化を実現するための技術として、たとえば水晶振動子を有する水晶基板を、上下方向から同様の形状の基板で挟んで3層の基板を互いに接合することにより封止する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、このような技術を適用することにより、複数の水晶振動子を有する水晶基板を用いた場合には、上下方向から基板を接合した後に基板を切断することにより、小型の複数の圧電デバイスを得ることができ、工程数の削減を図ることができる。
特開2006−94372号公報
しかしながら、圧電振動部の上面に設けられた励振電極の配線は枠部内に設けられたスルーホールを介して中間基板の下面に引き回しているため、スルーホールの領域を確保せざるをえず、圧電振動部のサイズが小型化されCI(Crystal Impedance)値が高くなるという課題を有していた。
そこで本発明は、パッケージ内における圧電振動部のサイズを最大限にすると同時に、励振電極から外部端子までの配線のシート抵抗を低減する事でCI値を損なうことのない圧電デバイスを提供することにある。
本発明に係るデバイスは、
下側基板および上側基板と、それらに挟まれている中間基板とを含むデバイスであって、
前記中間基板は、
動部と、
記振動部の周囲を囲む枠部と、
記振動部と前記枠部とを接続する接続部と、
記振動部の上面に設けられた第1の励振電極と、
記振動部の下面に設けられた第2の励振電極と、
前記第1の励振電極と電気的に接続される第1の配線と、
前記第2の励振電極と電気的に接続される第2の配線と、
を有し、
前記第1の配線および第2の配線は、前記枠部の上面と下面とを接続している内側面から前記枠部の上面および下面に至るように形成されている。
本発明に係るデバイスにおいて、
前記上側基板は、前記枠部の上面に設けられている前記第1の配線および前記第2の配線と対向する位置を含む領域に設けられた凹部を有し、その下面における当該凹部以外の領域で前記枠部の上面と接合される。
本発明に係るデバイスにおいて、
前記下側基板は、前記枠部の下面に設けられている前記第1の配線および前記第2の配線と対向する位置を含む領域に設けられた凹部を有し、その上面における当該凹部以外の領域で前記枠部の下面と接合される。
本発明に係るデバイスにおいて、
前記下側基板の前記凹部は、前記下側基板の側面に連通する第1の連通部と、連通する第2の連通部とを有し、
前記第1の配線は、前記第1の連通部の内部において、前記中間基板の側面に連通し、
前記第2の配線は、前記第2の連通部の内部において、前記中間基板の側面に連通することができる。
本発明に係るデバイスにおいて、
前記内側面は、前記枠部の上面または下面とのなす内角が90度より大きい傾斜面を有することができる。また、本発明に係るデバイスにおいて、前記中間基板は圧電材料からなることができる。
1.圧電デバイス
図1(A)、図1(B)は、本実施の形態に係る圧電デバイスに用いられる中間基板を示す上面図および下面図である。図2(A)〜図2(C)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを示す断面図であり、図2(A)は、図1(A)および図1(B)におけるII(A)-II(A)切断面に対応する図であり、図2(B)は、図1(A)および図1(B)におけるII(B)-II(B)切断面に対応する図であり、図2(C)は、図1(A)および図1(B)におけるII(C)-II(C)切断面に対応する図である。
本実施の形態に係る圧電デバイス100は、下側基板30および上側基板20と、それらに挟まれている中間基板10とを含む。下側基板30および上側基板20は、図2に示すように、中間基板10を挟むことにより、中間基板10に設けられている圧電振動部11を封止する。
1.1.中間基板
図1(A)は、中間基板10を模式的に示す上面図であり、図1(B)は、中間基板10を模式的に示す下面図である。
中間基板10は、圧電振動部11と、圧電振動部11の周囲を取り囲む枠部12と、圧電振動部11と枠部12とを接続する接続部15a、15bと、圧電振動部11の上面に設けられた第1の励振電極13と、圧電振動部11の下面に設けられた第2の励振電極14と、第1の励振電極13と電気的に接続されている第1の配線23と、第2の励振電極と電気的に接続されている第2の配線33と、を有する。
中間基板10は、図2(A)〜図2(C)に示すように、段差がなく、後述するスリット以外の領域において面一に形成されている。中間基板10は、接続部15a、15b以外の領域にスリット16a、16bを有する。中間基板10において、スリット16a、16bの内側の領域が圧電振動部11として機能し、スリット16a、16bの外側の領域が上側基板20および下側基板30と接合するための枠部12として機能する。圧電振動部11は、Z’軸に平行な2つの端部のうち一方が接続部15a,15bにより支持されている。
中間基板10は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料からなり、たとえば、基板面がX軸に平行でX軸の回りに回転切断して作製されるATカットの水晶基板である。
第1の励振電極13は、圧電振動部11の上面に設けられ、第2の励振電極14は、圧電振動部11の下面に設けられている。
第1の配線23は、第1の励振電極13から延出され、接続部15a上から枠部12の内側面に延びている。さらに第1の配線23は、枠部12の内側面から枠部12の上面17aおよび下面17bに至るように形成されている。そして第1の配線23は、枠部12の下面17bを介して中間基板10の第1の側面10aに連通するように形成されている。
第2の配線33は、第2の励振電極14から延出され、さらに接続部15bの下面から枠部12の内側面に延びている。さらに第2の配線33は、枠部12の内側面から枠部12の上面17cおよび下面17dに至るように形成されている。そして第2の配線33は、枠部12の下面17dを介して中間基板10の第2の側面10bに連通するように形成されている。第1の側面10aと対向する面であることが好ましい。
第1の励振電極13、第2の励振電極14、第1の配線23、および第2の配線33の材質としては、たとえば下地としてCr膜を用い、その上にAu膜を有する多層構造である。
1.2.上側基板および下側基板
上側基板20および下側基板30の材質は、絶縁性の材質であれば特に限定されないが、材質の熱膨張差を考慮すると中間基板と同一の材質であることが好ましく、たとえば水晶からなる。
上側基板20は、図2(A)〜図2(C)に示すように、中間基板10側に凹部21を有する。そして、上側基板20は、凹部21以外の領域で中間基板10の枠部12の上面と接する。
凹部21は、中間基板10の上面に設けられている第1の配線23および第2の配線33と対向する位置を含む領域に設けられている。即ち、上側基板20に凹部21が設けられていることによって、第1の配線23および第2の配線33が凹部21内に入り込み、第1の配線23および第2の配線33と接触しないで中間基板10と上側基板20とを接合することができる。
下側基板30は、図2(A)〜図2(C)に示すように、中間基板10側に凹部31を有する。そして、下側基板30は、凹部31以外の領域で中間基板10の枠部12の下面と接する。凹部31は、第1の側面10aと同じ側の側面に連通する第1の連通部51と、第2の側面10bと同じ側の側面に連通する第2の連通部52とを有する。
さらに下側基板30は、第1の側面10aと同じ側の側面に、第1の連通部51と連通する第1の溝部25を有し、第2の側面10bと同じ側の側面に、第2の連通部52と連通する第2の溝部26を有する。第1の溝部25および第2の溝部26は、平面視においてたとえば半円または円弧形状であり、下側基板30の上面から下面に貫通している。
下側基板30は、その下面に設けられた第1の外部端子32および第2の外部端子34を有する。第1の外部端子32は、第1の溝部25を取り囲む領域に設けられている。第2の外部端子34は、第2の溝部26を取り囲む領域に設けられている。
1.3.全体の構造
圧電デバイス100は、第1の配線23と第1の外部端子32とを電気的に接続する第3の配線35と、第2の配線33と第1の外部端子34とを電気的に接続する第4の配線36とをさらに含む。第3の配線35および第4の配線36の材質としては、たとえば半田等の導電性材料からなる。
第1の外部端子32および第2の外部端子34は、圧電デバイス100を外部の機器とを電気的に接続するために用いられる。第1の外部端子32および第2の外部端子34は、互いに離れた位置に設けられ、具体的には下側基板30の長手方向に対向する端部にそれぞれ設けられる。第1の外部端子32および第2の外部端子34の材質としては、たとえば下地としてCr膜を用い、その上にNiおよびAu膜を有する多層構造である。
本実施の形態に係る圧電デバイス100において、第1の配線23および第2の配線33は、枠部12の内側面から上面17aおよび下面17bに至るように形成されている。これにより、第1の配線23および第2の配線33を幅広に形成することができ、シート抵抗の低減が可能になる。その結果、CI(Crystal Impedance)値の上昇を防ぐことができる。
本実施の形態に係る圧電デバイス100は、枠部12の内側面と、上面17aおよび下面17bとを介して、第1の配線23を外側面に引き出している。これにより、たとえば中間基板の枠部内にスルーホールを設け、前記スルーホールを介して圧電振動部の上面に設けられた第1の励振電極から引き出された第1の配線を枠部の下側に引き出す場合と比べて、圧電振動部のサイズを大型化にすることができ、CI値を低く抑えることができる。
2.圧電デバイスの製造方法
次に本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法について説明する。図3〜図8は、本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法を示す図である。
(1)まず、上側水晶板120(上側基板)、中間水晶板110(中間基板)、および下側水晶板130(下側基板)を準備する(図5参照)。上側水晶板120、中間水晶板110、および下側水晶板130は、それぞれ複数の上側基板20、中間基板10、および下側基板30が配列された基板である。
図3は、本実施の形態にかかる中間水晶板110の下面を示す図である。中間水晶板110は、複数の圧電振動部11と、複数の接続部15a、15bと、複数の第1の励振電極13と、複数の第2の励振電極14と、複数の第1の配線23と、複数の第2の配線33と、を有し、圧電振動部11の周囲には、枠部12が形成されている。枠部12は、一体化しており、その上に切断ラインL1、L2が設けられる。切断ラインL1および切断ラインL2は、直角に交叉するように設けられている。
第1の配線23と、第2の配線33とは、近隣の第1の配線23または第2の配線と電気的に接続されないように設けられている。
ここで中間水晶板110の作製方法の一例について説明する。
まず、スリット16a、16bを形成して、圧電振動部11および枠部12を設ける。この工程は、たとえばフォトリソグラフィ技術を利用したウェットエッチングやサンドブラスト法により形成される。
次に、第1の励振電極13、第2の励振電極14、第1の配線23、および第2の配線33をたとえばフォトリソグラフィ技術を利用した方法、蒸着法やスパッタ法により形成する。
次に、複数の圧電振動部11のそれぞれの周波数を調整する(図4参照)。図4は、周波数調整を説明するための図であり、図3の中間水晶板110のIV−IV断面を含む図である。図4において、中間水晶板110の下面が上側に描かれている。周波数の調整は、圧電振動部11を振動させて周波数を検出しながら、第1の励振電極13の厚みを変えることにより行う。具体的には、第1の配線23と、第2の配線33のそれぞれに、プローブ62、64を接触させて圧電振動部11を振動させる。そして検出された周波数に基づいて、第1の励振電極13を薄膜化する。第1の励振電極13の薄膜化は、公知の方法を用いて行うが、たとえばアルゴンプラズマ60を第1の励振電極13の表面に照射することにより行われる。このとき、第1の励振電極13をたとえば蒸着法等により厚膜化してもよい。
以上の工程により中間水晶板110を作製することができる。
下側水晶板130は、複数の凹部31と、複数の貫通穴42とを有する(図5参照)。下側水晶板130において貫通穴42は、切断ラインL1上であって、第1の配線23および第2の配線33の連通部40側における端部と重複する位置に設けられている。貫通穴42の形状は、平面視においてたとえば円形であることができ、下方に向かって半径が大きくなっていることが好ましい。貫通穴42は、後に切断ラインL1に沿って切断されることによって、上述した第1の溝部25と第2の溝部26に分離する。
(2)次に、上側水晶板120および下側水晶板130と、中間水晶板110とを接合する(図5および図6参照)。接合は、直接接合を適用することが好ましい。接合する2枚の水晶板のうち少なくとも一方の接合部にプラズマを照射し、当該接合部を活性化させる。その後、2枚の基板を常温で張り合わせて接合することにより、加熱による応力の発生を軽減して振動数を安定化させることができる。
(3)次に、第1の外部端子32及び第2の外部端子34を、下側水晶板130の下面及び貫通穴42内部にパターニングする。(図示せず)パターニングはたとえばスパッタ、めっき等を用いることができる。
(4)次に、貫通穴42に下方から導電性材料を埋め込むことによって、導電層70を形成する。具体的には、まず、貫通穴42の内部に、導電性材料としてたとえば半田、AuGe等の球体の金属ボール70aを配置する(図7参照)。金属ボール70aは、少なくとも第1の配線23および第2の配線33に接する事が望ましい。このように金属ボール70aを貫通穴42にセットした後に、レーザー光72を照射して、金属ボール70aを溶解して導電層70を形成し、貫通穴42を塞ぐ(図8参照)。金属ボール70aの溶解は、レーザー光の照射に限定されず、たとえば高温炉を用いてもよい。
以上の工程により、水晶板が3層積層され、複数の圧電振動部を有する水晶デバイス(圧電デバイス)を得ることができる。
(5)次に、切断ラインL1およびL2に沿って、圧電水晶デバイス300を切断分離する。
以上の工程により、圧電デバイス100を得ることができる(図2(A)〜図2(C)参照)。
本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法では、圧電振動部11の周波数調整工程において、枠部12上においてプローブ62、64を第1の配線23および第2の配線33に接触させている(図4参照)。これにより、同一面でプローブコンタクトをとることができるため、プローブ62、64の構造を簡略化することができる。
また、本実施の形態に係る圧電デバイス100の製造方法では、貫通穴42に設けた導電層70はウェハ上で隣り合う圧電デバイスと共通であり、導電層70を切断分離工程で切断分離することから金属ボール70aの使用数を減らすことができ、コスト低減を実現できる。
3.変形例
次に本実施の形態に係る圧電デバイスの変形例について説明する。変形例に係る圧電デバイス300は、中間基板210の枠部212の内側面が傾斜している点で、上述した圧電デバイス100と異なる。
図9(A)〜図9(C)は、変形例に係る圧電デバイスを示す断面図であり、上述した図2(A)〜図2(C)に対応する。
変形例に係る中間基板210は、傾斜面を有し、かつ枠部212と圧電振動部11との厚さが異なる。具体的には、図9(A)〜図9(C)に示すように、枠部212の外側の領域が上下方向に最も厚く、枠部212の内側面に向かって薄くなり、圧電振動部11の領域が最も薄く形成されている。接続部15a、15bは、圧電振動部11から枠部212にかけて上下面において傾斜して徐々に厚くなっている。圧電振動部11は、枠部212の上下方向において中心に位置する。このような形状を有することにより、上側基板20と下側基板30との間に空洞ができて圧電振動部11の振動が可能となる。
枠部212の内側面は、枠部212の上面と下面とを接続し、第1の傾斜面18aおよび第2の傾斜面18bを有する。第1の傾斜面18aは、枠部212の上面とのなす内角θが90度より大きい。第2の傾斜面18bは、枠部212の下面とのなす内角θが90度より大きい。
第1の配線23は、接続部15a上から枠部212の内側面に延びている。さらに第1の配線23は、枠部212の内側面から第1の傾斜面18aおよび第2の傾斜面18bを介して枠部212の上面17aおよび下面17bに至るように形成されている。
第2の配線33は、接続部15bの下面から枠部212の内側面に延びている。さらに第2の配線33は、枠部212の内側面から第1の傾斜面18aおよび第2の傾斜面18bを介して枠部212の上面17cおよび下面17dに至るように形成されている。
このように、枠部212が第1の傾斜面18aおよび第2の傾斜面18bを有することによって、第1の配線23および第2の配線33を幅広に形成することができ、シート抵抗の低減が可能になる。その結果、CI値の上昇を防ぐことができる。
第1の傾斜面18aおよび第2の傾斜面18bの形成は、ウェットエッチングを用いて行うことができる。第1の傾斜面18aおよび第2の傾斜面18bの形成と同時に、後に圧電振動部11となる薄板部分と枠部12となる厚板部分とが形成される。
変形例に係る圧電デバイス300の他の構成および製造方法については、上述したものと同様であるので、説明を省略する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。たとえば圧電振動部として音叉型振動子を用いてもよい。本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1(A)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを構成する中間基板を示す上面図であり、図1(B)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを構成する中間基板を示す下面図である。 図2(A)、図2(B)、および図2(C)は、本実施の形態に係る圧電デバイスを示す断面図である。 図3は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図4は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図5は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図6は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図7は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図8は、本実施の形態に係る圧電デバイスの製造方法を説明するための図である。 図9(A)、図9(B)、および図9(C)は、変形例に係る圧電デバイスを示す断面図である。
符号の説明
10…圧電振動板、 11…圧電振動部、 12…枠部、 13…第1の励振電極、 14…第2の励振電極、 15a,15b…接続部、 16a,16b…スリット、18a…第1の傾斜面、 18b…第2の傾斜面、 23…第1の配線、 25…第1の溝部、 26…第2の溝部、 32…第1の外部端子、 33…第1の配線、 34…第2の外部端子、 35…第3の配線、 36…第4の配線、 40…連通部、 42…貫通穴、 60…アルゴンプラズマ、 62,64…プローブ、 70a…金属ボール、 70…導電層、 72…レーザー光、 100…圧電デバイス、 110…中間水晶板、 120…上側水晶板、 130…下側水晶板、 210…圧電振動板、 212…枠部、 300…圧電デバイス、 L1,L2…切断ライン

Claims (6)

  1. 下側基板および上側基板と、それらに挟まれている中間基板とを含むデバイスであって、
    前記中間基板は、
    動部と、
    記振動部の周囲を囲む枠部と、
    記振動部と前記枠部とを接続する接続部と、
    記振動部の上面に設けられた第1の励振電極と、
    記振動部の下面に設けられた第2の励振電極と、
    前記第1の励振電極と電気的に接続される第1の配線と、
    前記第2の励振電極と電気的に接続される第2の配線と、
    を有し、
    前記第1の配線および第2の配線は、前記枠部の上面と下面とを接続している内側面から前記枠部の上面および下面に至るように形成されている、バイス。
  2. 請求項1において、
    前記上側基板は、前記枠部の上面に設けられている前記第1の配線および前記第2の配線と対向する位置を含む領域に設けられた凹部を有し、その下面における当該凹部以外の領域で前記枠部の上面と接合される、バイス。
  3. 請求項1または2において、
    前記下側基板は、前記枠部の下面に設けられている前記第1の配線および前記第2の配線と対向する位置を含む領域に設けられた凹部を有し、その上面における当該凹部以外の領域で前記枠部の下面と接合される、バイス。
  4. 請求項3において、
    前記下側基板の前記凹部は、前記下側基板の側面に連通する第1の連通部と、第2の連通部とを有し、
    前記第1の配線は、前記第1の連通部の内部において、前記中間基板の側面に連通し、
    前記第2の配線は、前記第2の連通部の内部において、前記中間基板の側面に連通する、バイス。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記内側面は、前記枠部の上面または下面とのなす内角が90度より大きい傾斜面を有する、バイス。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記中間基板は圧電材料からなる、デバイス。
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