JP5331440B2 - レーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法 - Google Patents

レーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法 Download PDF

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本発明は、レーザー加工装置の被加工物を保持するチャックテーブルに付着した付着物を除去するレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハをストリートに沿って分割する方法として、ウエーハに形成されたストリートに沿ってウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿って破断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−305420号公報
半導体ウエーハ等のウエーハをレーザー加工する場合には、ウエーハの搬送等の取り扱いを容易にするために、ウエーハを環状のフレームに装着された粘着テープの表面に貼着した状態でチャックテーブルに保持し、該チャックテーブルに保持されたウエーハのストリートに沿ってレーザー光線を照射する。しかるに、ウエーハをオーバーランしてレーザー光線が照射されると粘着テープにレーザー光線が照射され、ポリオレフィンやポリエチレン等の合成樹脂によって形成されている粘着テープが溶融してチャックテーブルに付着し、チャックテーブルを汚染したり損傷させるという問題がある。また、溶融した粘着テープの一部がチャックテーブルに付着すると、加工後に粘着テープに貼着されているウエーハをチャックテーブルから搬出する際に、搬出を阻害するという問題がある。
このような問題は、ウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射し、ウエーハの内部に変質層を形成するレーザー加工方法においても発生する。
一方、チャックテーブルの被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルを石英によって形成し、保持面に照射されたレーザー光線を透過させることにより保持テーブルの加熱を抑制し、粘着テープが溶融することを防止したウエーハの保持機構が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2006−281434号公報
而して、保持テーブルを石英によって形成し、保持テーブルの保持面に照射されたレーザー光線を透過させることにより保持テーブルの加熱を抑制しても、ウエーハをオーバーランしてレーザー光線が粘着テープに照射されると、合成樹脂によって形成されている粘着テープが溶融して保持テーブルの保持面に焦げ付いて経時的に強固に付着するという問題がある。
このようにして保持テーブルの保持面に付着した付着物は、界面活性剤または有機溶剤によって払拭することによりある程度除去することができるものの、確実に除去することは困難である。そして、保持テーブルの保持面に付着した付着物は、次のレーザー加工を実施した際に粘着テープの溶融を促進する要因となる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、チャックテーブルの被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルに付着した付着物を除去するレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を有する石英からなる保持テーブルを備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送り方向(X軸方向)に加工送りする加工送り手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを該加工送り方向と直交する割り出し送り方向(Y軸方向)に割り出し送りする割り出し送り手段と、該チャックテーブルの加工送り位置を検出する加工送り位置検出手段と、該チャックテーブルの割り出し送り位置を検出する割り出し送り位置検出手段と、該保持テーブルの保持面を撮像する撮像手段と、該撮像手段によって撮像された画像信号と該加工送り位置検出手段および該割り出し送り位置検出手段からの検出信号に基いて該レーザー光線照射手段と該加工送り手段および該割り出し送り手段を制御する制御手段と、を具備するレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法であって、
該制御手段は、該撮像手段によって撮像された画像信号に基づいて該保持テーブルの保持面に付着した付着物が位置するX,Y座標値を求め、該加工送り手段および該割り出し送り手段を制御して該X,Y座標値をレーザー光線の照射位置に位置付け、該レーザー光線照射手段を制御して該保持テーブルを形成する石英に対しては透過性を有し付着物に対しては吸収性を有する波長のレーザー光線を該保持テーブルの保持面に付着した付着物に照射することにより、該付着物を焼失せしめる、
ことを特徴とするレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法が提供される。
本発明によれば、制御手段は、撮像手段によって撮像された画像信号に基づいて該保持テーブルの保持面に付着した付着物が位置するX,Y座標値を求め、加工送り手段および割り出し送り手段を制御して該X,Y座標値をレーザー光線の照射位置に位置付け、レーザー光線照射手段を制御して保持テーブルを形成する石英に対しては透過性を有し付着物に対しては吸収性を有する波長のレーザー光線を保持テーブルの保持面に付着した付着物に照射することにより、付着物を焼失せしめるので、保持テーブルの保持面に付着した付着物は確実に除去される。
以下、本発明によるレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明によるレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構5と、該レーザー光線ユニット支持機構5に矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット6とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒状の支持筒体34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル4を具備している。
チャックテーブル4について、図2を参照して説明する。
図2に示すチャックテーブル4は、第2の滑動ブロック33の上面に配設された円筒状の支持筒体34に軸受36を介して回転可能に支持されている。チャックテーブル4は、円柱状のチャックテーブル本体41と、該チャックテーブル本体41の上面に配設された石英からなる保持テーブル42とを具備している。チャックテーブル本体41は、その上面に設けられた円形状の嵌合凹部411と、該嵌合凹部411を囲繞して設けられた環状のテーブル支持部412と、該テーブル支持部412を囲繞して形成された環状の吸引溝413と、該環状の吸引溝413を囲繞して設けられた環状のシール部414と、上記環状の吸引溝413に連通する連通路415と、連通路415に連通する該吸引通路416を備えている。環状のテーブル支持部412の内周部には上記保持テーブル42が載置される環状の載置棚412aが設けられている。上記吸引通路416は、図示しない吸引手段に連通されている。従って、図示しない吸引手段が作動すると、吸引通路416および連通路415を通して環状の吸引溝413に負圧が作用せしめられる。このように構成された本体41は、円筒状の支持筒体34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。
上記環状のテーブル支持部412に設けられた環状の載置棚412a上に載置される保持テーブル42は、厚さが2〜5mmの石英板からなっており、その上面が後述するウエーハを保持する保持面421として機能する。なお、保持面421には、全面に渡って外周に達する複数の溝421aが形成されている。この複数の溝421aは、幅0.03〜0.1mm、深さ0.05〜0.1mm、溝間隔0.1〜5mmに設定されており、溝形状はV字状でもU字状でもよい。このような溝を形成するには、半導体ウエーハ等をストリートに沿って切断する切削装置を用いて、切削ブレードの切り込み送り量を所定の値に設定することのより形成することができる。
なお、上記チャックテーブル本体41の上部外周には、環状の溝417が形成されている。この環状の溝417内には4個(図1参照)のクランプ44の基部が配設され、このクランプ44の基部がチャックテーブル本体41に適宜の固定手段によって取付けられている。また、円筒状の支持筒体34の上端には、カバーテーブル35が載置される。
図1に戻って説明を続けると、上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記チャックテーブル4の加工送り量を検出するための加工送り位置検出手段374を備えている。加工送り位置検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。この加工送り位置検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル4の加工送り位置を検出する。なお、上記加工送り手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル4の加工送り位置を検出することもできる。また、上記加工送り手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル4の加工送り位置を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記第2の滑動ブロック33の割り出し加工送り量を検出するための割り出し送り位置検出手段384を備えている。割り出し送り位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。この割り出し送り位置検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル4の割り出し送り位置を検出する。なお、上記第1の割り出し送り手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル4の割り出し送り位置を検出することもできる。また、上記加工送り手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル4の割り出し送り位置を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構5は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール51、51と、該案内レール51、51上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台52を具備している。この可動支持基台52は、案内レール51、51上に移動可能に配設された移動支持部521と、該移動支持部521に取り付けられた装着部522とからなっている。装着部522は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール523、523が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構5は、可動支持基台52を一対の案内レール51、51に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第2の割り出し送り手段53を具備している。第2の割り出し送り手段53は、上記一対の案内レール51、51の間に平行に配設された雄ネジロッド531と、該雄ねじロッド531を回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド531は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ532の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド531は、可動支持基台52を構成する移動支持部521の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ532によって雄ネジロッド531を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台52は案内レール51、51に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット6は、ユニットホルダ61と、該ユニットホルダ61に取り付けられたレーザー光線照射手段62を具備している。ユニットホルダ61は、上記装着部522に設けられた一対の案内レール523、523に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝611、611が設けられており、この被案内溝611、611を上記案内レール523、523に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット6は、ユニットホルダ61を一対の案内レール523、523に沿って矢印Zで示す方向(Z軸方向)に移動させるための移動手段63を具備している。移動手段63は、一対の案内レール523、523の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ632等の駆動源を含んでおり、パルスモータ632によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ61およびレーザビーム照射手段62を案内レール523、523に沿って矢印Zで示す方向(Z軸方向)に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ632を正転駆動することによりレーザー光線照射手段62を上方に移動し、パルスモータ632を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段62を下方に移動するようになっている。
図示のレーザー光線照射手段62は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング621を含んでいる。また、レーザー光線照射手段62は、図3に示すようにケーシング621内に配設されたパルスレーザー光線発振手段622および出力調整623と、ケーシング621の先端に配設されパルスレーザー光線発振手段622によって発振されたパルスレーザー光線を上記チャックテーブル4に保持された被加工物に照射する集光器624を具備している。上記パルスレーザー光線発振手段622は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器622aと、これに付設された繰り返し周波数設定手段622bとから構成されている。この繰り返し周波数設定手段622bは、後述する制御手段によって制御される。上記出力調整623は、後述する制御手段によって制御され上記パルスレーザー光線発振手段622から発振されたパルスレーザー光線の出力を調整する。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段62を構成するケーシング621の先端部には、チャックテーブル4に保持された被加工物の上記レーザー光線照射手段62によってレーザー加工すべき加工領域およびチャックテーブル4の保持テーブル42の保持面を撮像する撮像手段7が配設されている。この撮像手段7は、撮像素子(CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を制御手段8に送る。
制御手段8はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)81と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)82と、チャックテーブル4を構成する保持テーブル42の保持面に付着している付着物が位置するX,Y座標値や演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)83と、カウンター84と、入力インターフェース85および出力インターフェース86とを備えている。制御手段8の入力インターフェース85には、上記加工送り位置検出手段374、割り出し送り位置検出手段384および撮像手段7等からの検出信号が入力される。そして、制御手段8の出力インターフェース86からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ532、パルスモータ632、レーザー光線照射手段62および表示手段80等に制御信号を出力する。
次に、上述したレーザー加工装置によって加工されるウエーハについて、図4を参照して説明する。図4に示す半導体ウエーハ10は、厚さが例えば100μmのシリコンウエーハからなり、その表面10aには複数のストリート101が格子状に形成されているとともに複数のストリート101によって区画された複数の領域にデバイス102が形成されている。
上述した半導体ウエーハ10を上記レーザー加工装置によって加工するには、半導体ウエーハ10を図5に示すよう環状のフレームFに装着された粘着テープTに貼着する。このとき、半導体ウエーハ10は、表面10aを上にして裏面側を粘着テープTに貼着する。なお、粘着テープTは、ポリ塩化ビニル(PVC)等の樹脂シートからなっている。
次に、上述した半導体ウエーハ10のストリート101に沿ってレーザー加工溝を形成するレーザー光線照射工程について説明する。
先ず、図5に示すように環状のフレームFに粘着テープTを介して支持された半導体ウエーハ10を、図6に示すようにレーザー加工装置のチャックテーブル4上に粘着テープT側を載置する。そして、環状のフレームFをクランプ44によって固定する。この状態で、粘着テープTの外周部がチャックテーブル本体41の環状のシール部414に接触する。次に、図示しない吸引手段を作動すると、吸引通路416および連通路415を通して環状の吸引溝413、複数の溝421aに負圧が作用せしめられる。この結果、粘着テープTの下面に負圧が作用し、粘着テープTにおける半導体ウエーハ10が貼着している領域が保持部材42の保持面421に吸引保持される。このとき、保持部材42の保持面421には全面に渡って外周に達する複数の溝421aが形成されているので、該複数の溝421aに負圧が作用するため、保持面421に粘着テープTにおける半導体ウエーハ10が貼着している領域を確実に吸引保持することができる。
上述したように半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル4は、加工送り手段37の作動により撮像手段7の直下に位置付けられる。チャックテーブル4が撮像手段7の直下に位置付けられると、撮像手段7および制御手段8によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段7および制御手段8は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されているストリート101と、ストリート101に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段62の集光器624との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直交する方向に延びるストリート101に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。
以上のようにしてチャックテーブル4上に保持された半導体ウエーハ10に形成されているストリート101を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図7の(a)で示すようにチャックテーブル4を集光器624が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート101を集光器624の直下に位置付ける。このとき、半導体ウエーハ10は、ストリート101の一端(図7の(a)において左端)が集光器624の直下に位置するように位置付けられる。次に、レーザー光線照射手段62を作動し集光器624からシリコンウエーハに対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつ、チャックテーブル4を図7の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる(レーザー加工溝形成工程)。そして、ストリート101の他端が図7の(b)に示すように集光器624の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル4の移動を停止する。この結果、半導体ウエーハ10の表面10aには、図7の(b)に示すようにストリート101に沿ってレーザー加工溝110が形成される。このレーザー加工溝形成工程においては、パルスレーザー光線の集光点Pをストリート23の表面付近に合わせる。
上記レーザー加工溝形成工程おける加工条件は、次のように設定されている。
光源 :YVO4レーザーまたはYAGレーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :20kHz
平均出力 :5W
スポット径 :φ10μm
加工送り速度 :100mm/秒
上述したレーザー加工溝形成工程を半導体ウエーハ10に所定方向に形成された全てのストリート101に沿って実施したならば、チャックテーブル4を90度回動して該チャックテーブル4に保持されている半導体ウエーハ10を90度回動する。そして、半導体ウエーハ10に上記所定方向と直交する方向に形成された全てのストリート101に沿って上述したレーザー加工溝形成工程を実施する。このようにして全てのストリート101に沿ってレーザー加工溝110が形成された半導体ウエーハ10は、レーザー加工溝110に沿って個々のデバイスに分割する分割工程に搬送される。
上述したレーザー加工溝形成工程を実施した際に、半導体ウエーハ10をオーバーランして粘着テープTにレーザー光線が照射されることがある。このようにして粘着テープTにレーザー光線が照射されると、粘着テープTを支持しているチャックテーブル4の保持テーブル42は石英によって形成されているので、上記波長のレーザー光線は透過するために加熱されることはない。しかるに、粘着テープTはレーザー光線の一部を吸収することにより溶融する。この結果、図8に示すように保持テーブル42の保持面421に粘着テープTの溶融部が付着物Gとして付着する。このように保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gは、次回のレーザー加工溝形成工程を実施した際に粘着テープTの溶融を促進する要因となる。従って、保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gを除去する必要がある。
以下、チャックテーブル4の保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gを除去する方法について説明する。
先ず制御手段8は、加工送り手段37を作動してチャックテーブル4を撮像手段7の直下に位置付ける。チャックテーブル4を撮像手段7の直下に位置付けたならば、制御手段8は撮像手段7を作動してチャックテーブル4の保持テーブル42の保持面421を撮像し、撮像した画像信号を入力する。そして、制御手段8は撮像手段7から入力した画像信号に基づいて、図8に示す保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gが位置するX,Y座標値を求め、このX,Y座標値を上記ランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納する。
上述したように保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gが位置するX,Y座標値をランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納したならば、制御手段8は加工送り手段37および第1の割り出し送り手段38を作動してチャックテーブル4をレーザー光線照射手段62の集光器624が位置するレーザー光線照射領域に移動し、図9に示すように保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gの一つのX,Y座標値を集光器624の直下である照射位置に位置付ける。このとき、制御手段8は加工送り位置検出手段374および割り出し送り位置検出手段384からの検出信号に基づいて上記加工送り位置検出手段374および割り出し送り位置検出手段384の作動を制御する。このようにして保持テーブル42の保持面421に付着した付着物Gの一つのX,Y座標値を集光器624の直下である照射位置に位置付けたならば、制御手段8はレーザー光線照射手段62を制御して保持テーブル42を形成する石英に対しては透過性を有し付着物Gに対しては吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を数発照射する(付着物除去工程)。この付着物除去工程においては、レーザー光線照射ユニット6の移動手段63を作動してレーザー光線照射手段62の集光器624によるレーザー光線の集光点位置を変位させることにより、保持テーブル42に付着した付着物Gに照射するパルスレーザー光線のスポット径を大きくする。この結果、付着物Gは酸化または昇華されて焼失し、保持テーブル42の表面421から除去される。
上記付着物除去工程おける加工条件は、次のように設定されている。
光源 :YVO4レーザーまたはYAGレーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :20kHz
平均出力 :1.0〜2.0W
スポット径 :φ30〜70μm
上記付着物除去工程を保持テーブル42の保持面421に付着した全ての付着物Gが位置するX,Y座標値に対して実施する。この結果、保持テーブル42の表面421に付着した付着物Gは、残存が確認できない程度に除去される。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図 図1に示すレーザー加工装置に装備されるチャックテーブルの断面図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段の構成を簡略に示すブロック図。 被加工物としての半導体ウエーハを示す斜視図。 図4に示す半導体ウエーハが環状のフレームに粘着テープを介して支持された状態を示す斜視図。 環状のフレームに粘着テープを介して支持された半導体ウエーハをレーザー加工装置のチャックテーブル上に保持した状態を示す断面図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するレーザー加工溝形成工程の説明図。 図2に示すチャックテーブルを構成する保持テーブルの保持面に付着物が付着した状態を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施する付着物除去工程の説明図。
符号の説明
1:レーザー加工装置
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
32:第1の滑動ブロック
33:第2の滑動ブロック
37:加工送り手段
374:加工送り位置検出手段
38:第1の割り出し送り手段
384:割り出し送り位置検出手段
4:チャックテーブル
41:チャックテーブル本体
42:保持テーブル
5:レーザー光線照射ユニット支持機構
52:可動支持基台
53:第2の割り出し送り手段
6:レーザー光線照射ユニット
61:ユニットホルダ
62:レーザー光線照射手段
622:パルスレーザー光線発振手段
624:集光器
63:移動手段
7:撮像手段
8:制御手段
10:半導体ウエーハ
F:環状のフレーム
T:粘着テープ

Claims (1)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する石英からなる保持テーブルを備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送り方向(X軸方向)に加工送りする加工送り手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを該加工送り方向と直交する割り出し送り方向(Y軸方向)に割り出し送りする割り出し送り手段と、該チャックテーブルの加工送り位置を検出する加工送り位置検出手段と、該チャックテーブルの割り出し送り位置を検出する割り出し送り位置検出手段と、該保持テーブルの保持面を撮像する撮像手段と、該撮像手段によって撮像された画像信号と該加工送り位置検出手段および該割り出し送り位置検出手段からの検出信号に基いて該レーザー光線照射手段と該加工送り手段および該割り出し送り手段を制御する制御手段と、を具備するレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法であって、
    該制御手段は、該撮像手段によって撮像された画像信号に基づいて該保持テーブルの保持面に付着した付着物が位置するX,Y座標値を求め、該加工送り手段および該割り出し送り手段を制御して該X,Y座標値をレーザー光線の照射位置に位置付け、該レーザー光線照射手段を制御して該保持テーブルを形成する石英に対しては透過性を有し付着物に対しては吸収性を有する波長のレーザー光線を該保持テーブルの保持面に付着した付着物に照射することにより、該付着物を焼失せしめる、
    ことを特徴とするレーザー加工装置のチャックテーブルの付着物除去方法。
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