JP5326277B2 - 白色反射フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ用バックライトの輝度向上を図る白色反射フィルムに関するものである。さらに詳しくは液晶ディスプレイ用のエッジライト方式バックライトのランプリフレクター、および液晶ディスプレイの直下型方式バックライトの反射板に用いられる白色反射フィルムに関するものである。
液晶ディスプレイでは液晶セルを照らすバックライトが用いられている。液晶ディスプレイの種類に応じて液晶モニターではエッジライト方式のバックライト、液晶テレビでは直下型方式のバックライトが採用されている。これらのバックライト用反射フィルムとしては、気泡により形成された多孔質の白色フィルムが一般的に用いられている(特許文献1)。さらに、冷陰極管から放射される紫外線によるフィルムの黄変色を防ぐために紫外線吸収層を積層した白色フィルムも提案されている(特許文献2、3)。
これら反射フィルムにおいて、輝度の諸特性を改善するための様々な方法が開示されている。例えば、エッジライト方式での輝度向上を図るために、光源と反対側のフィルム面に光隠蔽層を設ける方法が開示されている(特許文献4)。また、球状粒子とバインダーとの屈折率差を選択することにより、光拡散性を制御し、光拡散シートによる正面輝度の改善する方法が開示されている(特許文献5)。さらに、直下型方式バックライトにおける反射シートにおいて、光源側のフィルム面の拡散性を制御することにより、バックライトでの輝度ムラを改善する方法も開示されている(特許文献6)。
特開平8−262208号公報 特開2001−166295号公報 特開2002−90515号公報 特開2002−333510号公報 特開2001−324608号公報 特開2005−173546号公報
成長著しい液晶テレビ用反射フィルムにおいては、低コスト化が強く求められる一方、従来以上に反射フィルムの反射特性の向上も同時に求められている。この理由は、反射フィルムの反射特性の向上によりバックライトとしての輝度が向上すれば、光源上部に使用している高価なシートを削減することができるからである。例えば、液晶テレビ用バックライトの構成の一例として、光源側から拡散板(厚み約2mm)/拡散フィルム(厚み約200μm〜300μm)/拡散フィルム(厚み約200μm〜300μm)/拡散フィルム(厚み約200μm〜300μm)の順序で積層されている。バックライト全体の輝度が2〜3%向上すれば、前記構成において拡散フィルムを一枚削減することができる。
しかしながら、反射フィルムの反射特性は、白色フィルム内部のボイド構造に依存する部分が多いのであるが、ボイド構造の工夫による反射特性の向上は限界になりつつある。
本発明は、上記した従来の方法とは異なり、白色フィルムの光源側表面を工夫することにより、輝度を向上させるものである。具体的には、白色フィルムの少なくとも片面に特定の塗布層を設けることで、反射特性を改善し、バックライトの輝度向上に寄与する白色反射フィルムを提供する。
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用する。すなわち、白色フィルムの少なくとも片面に、球状粒子を含有する塗布層を有し、球状粒子の粒径をR、塗布層の厚みをHとしたときに、塗布層の表面積100H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子の平均個数が430個以上530個以下であり、前記球状粒子の変動係数CVが30%以下であるとともに、前記白色フィルムは気泡を含有し、かつ塗布層を設けた面から測定した400〜700nmの波長における平均反射率が90%以上である白色反射フィルムである。
また、本発明は、この白色反射フィルムを用いたバックライト用ランプリフレクター、及び直下型方式のバックライトである。
本発明によれば、白色フィルムの少なくとも片面に特定の塗布層を設けた白色反射フィルムとすることで、バックライトに用いた際にバックライトの輝度向上に寄与することができる。
本発明の白色反射フィルムの断面模式図の一例である。
符号の説明
1:球状粒子
2:バインダー樹脂
3:白色フィルム
4:塗布層の厚み(H)
5:球状粒子の粒径(R)
本願発明者らは、白色フィルムの光源側表面を工夫することで、バックライトの輝度向上に寄与する白色反射フィルムについて鋭意検討した。その結果、白色フィルムの少なくとも片面に球状粒子を含有する塗布層を塗布し、塗布厚みと球状粒子の直径との関係、さらに球状粒子の個数に関して特定の条件のものを用いてみたところ、白色フィルム単体の場合よりも、バックライトに用いた際の輝度が向上することを究明した。
本発明の白色反射フィルムは、白色フィルムの少なくとも片面に、球状粒子を含有した塗布層を有するものである。そして、この塗布層に含有する球状粒子の粒径をR、塗布層の厚みをHとしたときに、塗布層の表面積100H四方(1辺の長さ100Hの正方形)あたりにおいて、R>Hを満たす球状粒子の平均個数が10個以上となる必要がある。平均個数が10個未満であると、本発明の白色フィルムをバックライトに組み込んだ場合に、輝度向上効果が得られない。平均個数は好ましくは50個以上、さらに好ましくは100個以上、特に好ましくは150個以上である。
さらに、塗布層の表面積10H四方(1辺の長さ10Hの正方形)あたりにおいては、R>Hを満たす球状粒子の平均個数が3個以上であることが好ましい。平均個数が3個以上であると、本発明の白色反射フィルムをバックライトに組み込んだ場合に、さらに輝度向上効果が得られる。平均個数はさらに好ましくは5個以上、特に好ましくは10個以上である。
本発明にかかる球状粒子の「球状」とは、必ずしも真球だけを意味するのではなく、粒子の断面形状が円形、楕円形、ほぼ円形、ほぼ楕円形など曲面で囲まれているものを意味する。
また、「球状粒子の粒径R」「塗布層の厚みH」「R>Hを満たす球状粒子の平均個数」は以下のようにして求める。
<塗布層の表面積100H四方あたりの測定方法>
(i) まず、本発明の白色反射フィルムを日本ミクロトーム研究所(株)製ロータリー式ミクロトームを使用し、ナイフ傾斜角度3°にてフィルム平面に垂直な方向に切断する。得られたフィルム断面をトプコン社製走査型電子顕微鏡ABT−32を用いて観察する。塗布層の表面に球状粒子が見えている部分ではなく、塗布層の表面が塗布層を形成するバインダー樹脂となっている部分5箇所の塗布層の厚みを測定し、その平均値を塗布層の厚みHとする。
(ii) 次いで、塗布層表面をコニカ製光学顕微鏡 OPTIPHOTO 200にて観察し、100H四方(縦:100H、横:100H の正方形)の範囲を5箇所任意に選択する。この100H四方範囲中に存在する球状粒子を取り出し、光学顕微鏡で観察して、球状粒子の最長径L及び最短径Sを測定する。球状粒子の粒径Rは、R=(L+S)/2 とする。
(iii) この5箇所の100H四方範囲中に存在する、R>Hを満たす球状粒子の個数を数え、1箇所当たりの平均値を求める。この平均値を100H四方あたりのR>Hを満たす球状粒子の平均個数とする。
<塗布層の表面積10H四方あたりの測定方法>
100H四方の代わりに10H四方を観察・測定する以外は、上記(i)〜(iii)と同じ手順で観察・測定する。
本発明にかかる球状粒子は、その屈折率と塗布層のバインダー樹脂の屈折率との屈折率差が0.30未満であることが好ましい。ここで「屈折率差」とは球状粒子の屈折率とバインダー樹脂の屈折率との差の絶対値のことである。屈折率差が0.30以上であると、本発明の白色反射フィルムをバックライトに組み込んだときに、輝度向上効果が得られない場合がある。屈折率差は次いで好ましくは0.10未満、さらに好ましくは0.05未満、特に好ましくは0.03未満である。最も好ましくは屈折率差がないこと、つまり屈折率差0.00である。
本発明にかかる球状粒子の種類としては特に限定されるものではなく、有機系、無機系いずれでも用いることができる。有機系球状粒子としては、アクリル系樹脂粒子、シリコーン系樹脂粒子、ナイロン系樹脂粒子、スチレン系樹脂粒子、ポリエチレン系樹脂粒子、ベンゾグアナミン系樹脂粒子、ウレタン系樹脂粒子等を用いることができる。無機系球状粒子としては、シリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫化バリウム、マグネシウムシリケート、又はこれらの混合物等を用いることができる。しかしながら、本発明の白色反射フィルムは、バックライトとして使用中に冷陰極管などのランプから出る光、特に紫外線によって、球状粒子が劣化する場合があるので(例えば黄変などの光学的劣化、あるいは低分子化する分解劣化など)、芳香族系化合物を含まない脂肪族系の有機系球状粒子が好ましく、さらに好ましくは無機系球状粒子である。中でも、塗布層のバインダー樹脂として、後述するアクリルモノマーと紫外線吸収剤の共重合物からなるバインダー樹脂を使用した場合には、バインダー樹脂と球状粒子の屈折率差の関係、粒子分散性、塗工性等から、酸化ケイ素、アクリル系樹脂粒子あるいはシリコーン系樹脂粒子を用いることが好ましく、さらに好ましくはアクリル系樹脂粒子が好ましい。
本発明にかかる塗布層中における球状粒子の含有量は、輝度向上が得られれば特に限定されず、また、粒子種や塗液中の分散性等にも依存するため一義的に限定することはできないが、塗布層全体に対して20重量%以上であることが好ましく、さらに好ましくは30重量%以上である。20重量%より少ない場合は輝度向上効果が得られない場合がある。また、上限は特に限定されるものではないが、300重量%を超えると塗布性に劣る場合があるので、300重量%以下が好ましい。
本発明にかかる球状粒子は、上記方法にて測定した最短径Sと最長径Lの比S/Lが0.7以上が好ましく、さらに好ましくは0.8以上、特に好ましくは0.9以上である。0.7未満であると、輝度向上効果が得られない場合がある。
本発明にかかる変動係数CVとは、球状粒子の体積粒子径の標準偏差を平均体積粒子径で除した値である。ここで、「球状粒子の体積粒子径」とは、その球状粒子と同じ体積の真球の直径のことである。「平均体積粒子径」とは、該当する球状粒子群の体積粒子径の平均値のことである。この変動係数CVは、後述する実施例に記載の方法により測定される。
本発明にかかる球状粒子は、その変動係数CVが30%以下であるものである。変動係数CVが30%より大きい場合、粒子の均一性が悪く、また、光拡散性が強くなり、輝度向上効果が乏しい場合がある。変動係数CVは次いで好ましくは20%以下、さらに好ましくは15%以下、特に好ましくは10%以下である。最も好ましくは全ての球状粒子の体積粒子径が同じであること、つまり変動係数CVが0%である。
本発明にかかる塗布層の厚みHは、特に限定しないが、0.5〜15μmが好ましく、さらに好ましくは1〜10μm、特に好ましくは1〜5μmである。厚みHが0.5μm未満であると、塗布層の耐光性が不足する場合がある。逆に厚みHが15μmを越えると、輝度が低下する場合があり、また経済性の面から好ましくない。
本発明にかかる基材の白色フィルムは、可視光線反射率が高ければ高い方が良く、このためには内部に気泡を含有する白色フィルムが使用される。これらの白色フィルムとしては限定されるものではないが、多孔質の未延伸、あるいは二軸延伸ポリプロピレンフィルム、多孔質の未延伸、あるいは延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが例として好ましく用いられる。これらの製造方法等については特開平8−262208の〔0034〕〜〔0057〕、特開2002−90515の〔0007〕〜〔0018〕、特開2002−138150の〔0008〕〜〔0034〕等に詳細に開示されている。中でも特開2002−90515の中に開示されている多孔質白色二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが前述の理由で本発明にかかる白色フィルムとして特に好ましい。
本発明の白色反射フィルムは、バックライトとして使用中に冷陰極管などのランプから出る光、特に紫外線によって基材の白色フィルムが劣化する場合があるので(例えば黄変などの光学的劣化、あるいは低分子化する分解劣化など)、基材の白色フィルムの片面に設ける塗布層を形成するバインダー樹脂中に紫外線吸収剤および/又は光安定剤を含有するのが好ましい。
塗布層に含有する紫外線吸収剤、光安定剤としては、無機系と有機系に大別される。
無機系紫外線吸収剤としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、などが一般的に知られている。中でも酸化亜鉛が経済性、紫外線吸収性、光触媒活性という点で最も好ましい。酸化亜鉛としては、FINEX−25LP、FINEX−50LP(堺化学工業(株)製)やマックスライト(登録商標)ZS−032−D(昭和電工(株)製)などを使用することができる。
これらの無機系紫外線吸収剤は、固体粒子であるため、塗膜強度、基材との密着性が弱く、バインダー樹脂と併用して用いられるのが一般的である。バインダー樹脂としては、冷陰極管などのランプから出る光、特に紫外線によって劣化しなければ、特に限定されるものではないが、芳香族系化合物を含まない脂肪族系樹脂が好ましい。基材となる白色フィルムがポリエステルフィルムの場合、十分な密着性を持たせるためには、ポリエステル樹脂が最も好ましい。例えば、酸化亜鉛とポリエステル系樹脂組成物が分散された市販塗料として紫外線吸収塗料 スミセファイン(登録商標)ZR-133(住友大阪セメント(株)製)などを使用することができる。
有機系紫外線吸収剤としてはベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなどが挙げられる。これらの紫外線吸収剤は、紫外線を吸収するのみであり、紫外線照射により発生する有機ラジカルを捕捉することができないため、このラジカルにより連鎖的に基材となる白色フィルムが劣化することがある。これらのラジカル等を捕捉するために光安定化剤が好適に併用され、ヒンダードアミン系化合物が使用される。
これらの紫外線吸収剤や光安定化剤は塗膜からブリードアウトし、長期の耐光性に劣ることが知られているため、これらの化合物と反応性モノマーを化学結合を生成させ、共重合により高分子化することが好ましい。
前記紫外線吸収剤と光安定化剤との共重合に関する製造方法等については、特開2002−90515の〔0019〕〜〔0039〕に詳細に開示されている。例えば、アクリルモノマーおよび/またはメタクリルモノマーと紫外線吸収剤を有する反応性モノマーおよび光安定化剤を有する反応性モノマーの共重合物を有効成分として含むハルスハイブリッド(登録商標)((株)日本触媒製)などを使用することができる。
本発明にかかる塗布層には、本発明の効果を阻害しない範囲内で各種の添加剤を添加することができる。添加剤としては、例えば、有機および/または無機の微粒子、蛍光増白剤、架橋剤、耐熱安定剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、核剤、カップリング剤などを用いることができる。
本発明にかかる球状粒子は、前記バインダー樹脂と同様に、球状粒子中に紫外線吸収剤および/又は光安定化剤を含有するのが好ましい。含有のさせ方としては、球状粒子中に紫外線吸収剤および/または光安定化剤を添加する方法や、球状粒子を形成する樹脂を製造する際に、反応性二重結合を有する紫外線吸収剤および/または光安定化剤を樹脂に共重合により化学結合させる方法がある。球状粒子からの紫外線吸収剤、光安定化剤のブリードアウトが少ないという点では、後者のように化学結合により紫外線吸収剤および/または光安定化剤を固定させることが好ましい。
本発明の白色反射フィルムは、塗布層を設けた面から測定した400〜700nmの波長における平均反射率が90%以上のものである。平均反射率が90%未満の場合には、適用する液晶ディスプレイによっては輝度が不足する場合がある。なお、白色フィルムの両面に塗布層を設けている場合には、いずれかの塗布層から測定した平均反射率が90%以上であればよい。
本発明にかかる塗布層を基材の白色フィルムに塗布するにあたり、塗液は任意の方法で塗布することができる。例えばグラビアコート、ロールコート、スピンコート、リバースコート、バーコート、スクリーンコート、ブレードコート、エアーナイフコート、ディッピングなどの方法を用いることができる。また、塗布層の形成のための塗液は、基材の白色フィルム製造時に塗布(インラインコーティング)してもよいし、結晶配向完了後の白色フィルム上に塗布(オフラインコーティング)してもよい。
このようにして得られる本発明の白色反射フィルムは、液晶バックライトの輝度向上を図ることでき、さらに好ましい態様によれば、長時間使用しても反射率の低下が少ない。したがって、本発明の白色反射フィルムは、液晶ディスプレイ用のエッジライト方式バックライトのリフレクター、および直下型方式バックライトの反射板として好適に使用することができる。その他にも、各種面光源の反射板や、反射特性が要求される太陽電池モジュールの封止フィルムとしても好適に使用することができる。
測定方法および評価方法を以下に示す。
(1)塗布層の厚みH、球状粒子の粒子径R、R>Hの球状粒子の平均個数
<塗布層の表面積100H四方あたりの測定>
(i) 各実施例・比較例で作成したサンプルを日本ミクロトーム研究所(株)製ロータリー式ミクロトームを使用し、ナイフ傾斜角度3°にてフィルム平面に垂直な方向に切断する。得られたフィルム断面をトプコン社製走査型電子顕微鏡ABT−32を用いて観察する。塗布層の表面に球状粒子が見えている部分ではなく、塗布層の表面がバインダー樹脂となっている部分5箇所の塗布層の厚みを測定し、その平均値を塗布層の厚みHとする。
(ii) 次いで、塗布層表面をコニカ製光学顕微鏡 OPTIPHOTO 200にて観察し、100H四方(縦:100H、横:100H の正方形)の範囲を5箇所任意に選択する。この100H四方範囲中に存在する球状粒子を取り出し、光学顕微鏡で観察して、球状粒子の最長径L及び最短径Sを測定する。R=(L+S)/2 を球状粒子の粒子径Rとする。
(iii) この5箇所の10H四方範囲中に存在する、R>Hを満たす球状粒子の個数を数え、1箇所当たりの平均値を求め、その平均値を10H四方当たりのR>Hを満たす球状粒子の平均個数とする。
<塗布層の表面積10H四方あたりの測定方法>
100H四方の代わりに10H四方を観察・測定する以外は、上記(i)〜(iii)と同じ手順で観察・測定する。
なお、上記で観察した球状粒子の中から任意に5個を選択し、それらの粒子径Rの平均値を求めた。
(2)粒子の最短径Sと最長径Lの比
上記(1)で、粒子径Rの平均値を求めるために選択した5個の球状粒子について、それぞれS/Lの値を求め、その平均値をこのサンプルにおけるS/Lの値とした。
(3)バインダー樹脂の屈折率、球状粒子の屈折率
バインダー樹脂、球状粒子の屈折率の値が不明な場合は、次の手順により求める。
(i) サンプルの塗布層より有機溶剤を用いてバインダー樹脂を抽出し、有機溶剤を留去した後、エリプソメトリー法によって、20℃における589.3nmの波長の光に関して測定を行った。ここで得られた値を「バインダー樹脂の屈折率」とする。
(ii) サンプルの塗布層を有機溶剤に浸漬して、塗布層を剥離採取した後、スライドガラスに圧着・摺動することで球状粒子を塗布層から脱落させた。ここで得られた球状粒子をベッケ線検出法により、各液体有機化合物の屈折率既知の温度に於いて、粒子の輪郭が見えなくなることを確認した。このとき用いた液体有機化合物の屈折率を「球状粒子の屈折率」とする。
(4)球状粒子の体積粒子径、平均体積粒子径、変動係数CV
(3)にて採取した球状粒子の体積粒子径、平均体積粒子径及び変動係数CVの測定には、細孔電気抵抗法を利用した粒度分布測定装置としてコールターマルチサイザーIII(ベックマン・コールター(株)製)を用いた。粒子が細孔を通過する際の粒子体積に相当する電解液分の電気抵抗を測定することによって、粒子の数と体積を測定した。まず微少量のサンプルを薄い界面活性剤水溶液に分散させた。次いでモニターの表示を見ながらアパチャー(検知部分の細孔)通過率が10〜20%となる量だけ指定電解液の容器に添加した。次いで通過粒子数が10万個になるまで体積粒子径の計測を続けて自動計算させ、平均体積粒子径、体積粒子径の標準偏差及び変動係数CVを求めた。変動係数CVの値は下記式により求めることができる。
・変動係数CV(%)= 体積粒子径の標準偏差(μm)/平均体積粒子径(μm)×100。
(5)球状粒子の含有率
塗布層中の球状粒子の含有率が不明な場合は、以下の手順で求める。
(i) サンプルの塗布層を鋭利な刃物で削り取り、白色フィルムから塗布層を0.05g採取し、有機溶剤を用いてバインダー樹脂成分を抽出した。
(ii) 有機溶剤に溶解しなかったものを球状粒子とし、球状粒子の重量A(g)を秤量し、下記数式で求められる値を「球状粒子の含有率」とした。
・球状粒子の含有率(重量%)=球状粒子の重量A(g)/0.05(g)×100。
(6)平均反射率
分光光度計U−3410((株)日立製作所)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)および10℃傾斜スペーサーを取りつけた状態で400−700nmでの10nm間隔の反射率の平均値を算出した。標準白色板には(株)日立計測器サービス製の部品番号210−0740を用いた。3サンプルについて平均値を算出し、これを平均反射率とした。
(7)耐久性試験後の平均反射率
紫外線劣化促進試験機アイスーパーUVテスターSUV−W131(岩崎電気(株)製)を用い、下記条件で強制紫外線照射試験を行った後、平均反射率を求めた。3サンプルについて平均値を算出し、これを耐久性試験後の平均反射率とした。
「紫外線照射条件」
照度:100mW/cm、温度:60℃、相対湿度:50%RH、照射時間:72時間。
(8)平均輝度
21インチ直下型バックライト(ランプ管径:3mmΦ、ランプ本数:12本、ランプ間距離:25mm、白色反射フィルムとランプ中心間距離:4.5mm、拡散版とランプ中心間距離:13.5mm)を使用し、下記2モデルでの光学シート構成にて輝度測定を行った。
・モデル1:拡散版RM803(住友化学(株)製、厚み2mm)/拡散シートGM3((株)きもと製、厚み100μm)2枚
・モデル2:拡散版RM803(住友化学(株)製、厚み2mm)/拡散シートGM3((株)きもと製、厚み100μm)/プリズムシートBEF−II(3M社製、厚み130μm)/偏光分離シートDBEF(3M社製、厚み400μm)
輝度測定では、冷陰極線管ランプを60分間点灯して光源を安定させた後に、色彩輝度計BM−7fast(株式会社トプコン製)を用いて輝度(cd/m)を測定した。3サンプルについて平均値を算出し、これを平均輝度とした。
参考例3
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:13.2g、球状粒子として酸化ケイ素粒子(扶桑化学工業(株)製 クォートロン(登録商標)SPシリーズ、SP−3C、屈折率1.47、変動係数CV12%):1.0gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
参考例4
ハルスハイブリッド (登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:19.2g、球状粒子として酸化ケイ素粒子(扶桑化学工業(株)製 クォートロン(登録商標)SPシリーズ、SP−3C、屈折率1.47、変動係数CV12%):1.7gを攪拌しながら添加し塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
参考例5
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:29.2g、球状粒子として酸化ケイ素粒子(扶桑化学工業(株)製 クォートロン(登録商標)SPシリーズ、SP−3C、屈折率1.47、変動係数CV12%):4.0g、を攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
参考例1
ハルスハイブリッド(登録商標)UV―G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:29.2g、球状粒子としてポリスチレン粒子(積水化成品工業(株)製 テクポリマー(登録商標)SBX−8、屈折率1.59、変動係数CV37%):4.0g、を攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして参考例1の白色反射フィルムを得た。
参考例2
ハルスハイブリッド(登録商標)UV―G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:29.2g、球状粒子としてアクリル粒子(積水化成品工業(株)製 テクポリマー(登録商標)MB30X−8、屈折率1.49、変動係数CV44%):4.0g、を攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして参考例2の白色反射フィルムを得た。
参考例6
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、酢酸エチル:8.6g、球状粒子としてアクリル粒子(積水化成品工業(株)製 TECHPOLYMER(商標登録)SSXシリーズ、SSX−105、屈折率1.49、平均粒径5.0μm、変動係数CV9%):0.08gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液と塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
参考例7
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、酢酸エチル:7.3g、球状粒子としてアクリル粒子(積水化成品工業(株)製 TECHPOLYMER(商標登録)SSXシリーズ、XX−16FP、屈折率1.49、平均粒径10.0μm、変動係数CV9%):0.44gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#24を使用してこの塗液と塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量9.0g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
(実施例
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、酢酸エチル:11.9g、球状粒子としてアクリル粒子(積水化成品工業(株)製 TECHPOLYMER(商標登録)SSXシリーズ、SSX−105、屈折率1.49、平均粒径5.0μm、変動係数CV9%):1.0gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液と塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
参考例8
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、酢酸エチル:11.9g、球状粒子としてアクリル粒子(積水化成品工業(株)製 TECHPOLYMER(商標登録)MBXシリーズ、XX−09FP、屈折率1.49、平均粒径5.0μm、変動係数CV27%):1.0gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液と塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
(実施例
「球状粒子Aの製造方法」
攪拌装置と温度計と窒素ガス導入管を備えた容量1リットルの四つ口フラスコに、メタクリル酸メチル70重量部、架橋構造を形成する多官能モノマーとしてトリメチロールプロパントリアクリレート10重量部、ヒンダードアミン系重合性化合物として2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジルメタクリレート3重量部、ベンゾトリアゾール系重合性化合物として2-(2'-ヒドロキシ-5'-メタクリロキシエチルフェニル)-2H-ベンゾトリアゾール10重量部、重合開始剤としてラウロイルパーオキサイド1重量部を投入し、さらにこの溶液の分散安定剤としてポリビニルアルコール(PVA-224、クラレ(株)製)1重量部および水200重量部を加えた。ホモミキサーを用いて9000rpmの回転数で3分間攪拌して、重合性化合物を水に分散させた。次いで、この分散液を75℃に加熱して2時間、この温度に維持して反応させ、さらに90℃に昇温して3時間反応させた。
上記のように反応させた後、分散液を室温まで冷却し、この分散液を、目開き40μmのメッシュフィルターを用いて濾過して凝集物などを除去した。得られた分散液には凝集物はなく、この分散液の濾過性は非常に良好であった。
こうして濾過した分散液中に分散されている樹脂粒子の平均粒子径は6.4μmであり、この樹脂粒子は真球状であった。
こうして樹脂粒子の分散液を常法に従って洗浄した後、濾過して樹脂粒子と分散媒とを分離し、分離した樹脂粒子を乾燥させて、次いで分級を経て、球状粒子A(変動係数CV15%)を得た。
「白色反射フィルムの製造方法」
ハルスハイブリッド(登録商標)UV−G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、酢酸エチル:11.9g、球状粒子A(屈折率1.49、平均粒径6.4μm、変動係数CV15%):1.0gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
(実施例
球状粒子をシリコーン粒子(GE東芝シリコーン(株)製 トスパール(登録商標)、トスパール145、屈折率1.42、数平均粒子径4.5μm、変動係数CV12%):1.0gとした以外は実施例と同様に作成し、塗布層を設けた。このようにして本発明の白色反射フィルムを得た。
(比較例1)
250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)を、塗布層を設けずに白色反射フィルムとした。
(比較例2)
ハルスハイブリッド(登録商標)UV―G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:8.4g、球状粒子として酸化ケイ素粒子(扶桑化学工業(株)製 クォートロン(登録商標)SPシリーズ、SP―3C、屈折率1.45、変動係数CV12%):0.04gを攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートでできた白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして白色反射フィルムを得た。
(比較例3)
ハルスハイブリッド(登録商標)UV―G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49、(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:29.2g、粒子としてシリカ粉末(富士シリシア化学(株)製 サイロホービック(登録商標)100、屈折率1.47、変動係数CV39%):4.0g、を攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして白色反射フィルムを得た。
(比較例4)
ハルスハイブリッド(登録商標)UV―G13(アクリル系共重合体、濃度40%の溶液、屈折率1.49,(株)日本触媒製):10.0g、トルエン:29.2g、粒子として酸化チタン粒子(昭和電工(株)製 マックスライト(登録商標)TSシリーズ、TS−04−D、屈折率2.52、変動係数CV36%):4.0g、を攪拌しながら添加して塗液を作った。250μmの多孔質の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる白色フィルム(東レ株式会社製 ルミラー(登録商標)E6SL)の片面にメタバー#12を使用してこの塗液を塗布し、乾燥条件120℃、1分間にて乾燥させて、乾燥重量3.5g/mの塗布層を設けた。このようにして白色反射フィルムを得た。
Figure 0005326277
Figure 0005326277
参考例1〜8、実施例6、8、9のいずれにおいても、輝度向上効果が見られた。中でも実施例6、8では耐久性も良好かつ輝度向上が最も顕著であった。
球状シリカ粒子を使用した参考例3〜5は、塗布層の表面積100H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子の平均個数が10個以上存在し、輝度向上が見られた。中でも粒子の含有量の多い参考例5が最も輝度が高かった。
ポリスチレン粒子を使用した参考例1は、耐久性試験後の平均反射率が低下していた。
球状アクリル粒子を使用した参考例2、実施例は、塗布層の表面積100H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子の平均個数が10個以上存在し、いずれも輝度向上が見られた。中でも変動係数が30%以下であり、粒子の含有量が20重量%以上である実施例は、輝度向上が顕著であった。一方、粒子の含有量が20重量%未満である参考例6、7は輝度向上が少なかった。
球状アクリル粒子が紫外線吸収剤及び/又は光安定剤を含有している実施例8は、輝度向上も顕著であり、かつ耐久性試験後の反射率の低下も見られず、耐光性が良好であった。
シリコーン粒子を使用した実施例9でも、塗布層の表面積100H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子の平均個数が10個以上存在し、輝度向上が見られた。
比較例1〜3のいずれにおいても、塗布層の表面積100H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子が存在するが、その個数が10個に満たず、輝度向上が見られなかった。








本発明の白色反射フィルムは、液晶ディスプレイ用のエッジライト方式バックライトのリフレクター、および直下型方式バックライトの反射板として好適に使用することができる。その他にも、各種面光源の反射板や、反射特性が要求される太陽電池モジュールの封止フィルムとしても好適に使用することができる。

Claims (10)

  1. 白色フィルムの少なくとも片面に、球状粒子を含有する塗布層を有し、球状粒子の粒径をR、塗布層の厚みをHとしたときに、塗布層の表面積100H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子の平均個数が430個以上530個以下であり、前記球状粒子の変動係数CVが30%以下であるとともに、前記白色フィルムは気泡を含有し、かつ塗布層を設けた面から測定した400〜700nmの波長における平均反射率が90%以上である白色反射フィルム。
  2. 前記塗布層の表面積10H四方あたりにおいて、R>Hを満たす粒子の平均個数が3個以上である請求項1に記載の白色反射フィルム。
  3. 前記球状粒子の屈折率と、前記塗布層を形成するバインダー樹脂の屈折率との屈折率差が0.30未満である請求項1に記載の白色反射フィルム。
  4. 前記球状粒子の最短径Sと最長径Lの比S/Lが0.7以上である請求項1に記載の白色反射フィルム。
  5. 前記塗布層中の球状粒子の含有率が、塗布層全体に対して20重量%以上である請求項1に記載の白色反射フィルム。
  6. 前記球状粒子が酸化ケイ素、アクリルおよびシリコーンからなる群より選ばれる少なくとも1種類である請求項1に記載の白色反射フィルム。
  7. 前記塗布層を形成するバインダー樹脂が、紫外線吸収剤および/または光安定化剤を含有している請求項1に記載の白色反射フィルム。
  8. 前記球状粒子が、紫外線吸収剤及び/又は光安定化剤が含有している請求項1に記載の白色反射フィルム。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の白色反射フィルムを、その塗布層面を光源側に向けて設けたバックライト用ランプリフレクター。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の白色反射フィルムを、その塗布層面を光源側に向けて
    設けた直下型方式のバックライト。
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