JP5316500B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室内機に関するものである。
空気調和機は、室内に設置される室内機と、室外に設置される室外機とを備えるものが一般的である。室内機は、ファンや熱交換器を収容する本体部と、本体部を覆うように本体部に着脱自在に取り付けられるグリルとを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−065904号公報
ところで、室内機として、グリルが取り付けられた本体部に対して、電気機器を着脱可能に構成することが考えられる。この電気機器は、本体部に設けられた本体接続部に電気的に接続可能な接続部を有している。したがって、電気機器が本体部に装着されることで、電気機器の接続部が本体部の本体接続部に電気的に接続される。そして、室内機において、グリルが本体部から取り外される際に、電気機器ごと取り外し可能に構成することもできる。しかしながら、このような室内機では、グリルが電気機器ごと本体部から取り外された後で、再度、グリルだけが本体部に向かって押されながら取り付けられた場合に、グリルが本体部に適正に取り付けられたにもかかわらず、電気機器が本体部に確実に取り付けられないことがある。このとき、本体部の本体接続部と電気機器の接続部との間で、電気的な接続不良が生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、電気機器と本体部との間における電気的な接続不良を防止できる空気調和機の室内機を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の発明に係る空気調和機の室内機は、本体部と、前記本体部を覆うように取り付けられるグリルと、前記グリルが前記本体部に取り付けられた状態で、前記本体部に対して着脱可能な電気機器とを備え、前記電気機器は、前記本体部に装着された際に前記本体部内に設けられた本体接続部に対して電気的に接続される接続部を有しており、前記グリルは、前記電気機器が前記本体部に取り付けられた状態において、前記本体部から取り外せないように構成されていることを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、電気部品を本体部から取り外さないと、グリルを本体部から取り外すことができない。そのため、電気機器は、グリルが本体部から取り外される前に、必ず、本体部から単独で取り外される。したがって、グリルが電気機器ごと本体部から取り外されることがなくなることから、グリルと電気機器は本体部に対して個別に取り付けられるようになる。その結果、電気機器の接続部と本体接続部との間における電気的な接続不良を防止することができる。
第2の発明に係る空気調和機の室内機は、第1の発明において、前記グリルは、前記本体部に対して固定部材によって固定されるものであって、前記電気機器の一部は、前記本体部に装着された状態において、前記グリルを前記本体部に固定している前記固定部材を覆うことを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、電気機器の一部で固定部材を覆うという簡易な構成によって、電気機器が本体部に装着されているときにグリルを本体部から取り外せないようにできる。
第3の発明に係る空気調和機の室内機は、第2の発明において、前記電気機器の一部によって覆われた前記固定部材は、目視可能であることを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、グリルを本体部から取り外す際に、固定部材を作業者が確認できるため、取り外し作業に支障を来さないようにできる。
なお、電気機器の一部によって覆われた固定部材が目視可能であるとは、固定部材が完全には覆われていない場合と、電気機器の固定部材を覆う部分が透明である場合を含む。
第4の発明に係る空気調和機の室内機は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記電気機器は、前記本体部に向かう方向に押されることによって前記本体部に装着されるものであって、前記電気機器を前記本体部に装着するために必要となる押圧力が、前記電気機器の前記本体部への装着完了前において増加することを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、電気機器を本体部に押し込んで装着することにより、電気機器の接続部が本体部から抜けにくくなると共に、接続部と本体接続部とを安定して電気的に接続させることができる。
第5の発明に係る空気調和機の室内機は、第4の発明において、前記接続部および前記本体接続部の少なくとも一方は、弾性変形可能な金属板で構成されており、前記電気機器が前記本体部に装着される際に他方から作用する押圧力によって弾性変形することを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、接続部と本体接続部の一方を構成する金属板は、他方に押圧されて弾性変形した状態で他方に接触しているため、本体接続部と接続部とを確実に接触させることができる。
第6の発明に係る空気調和機の室内機は、第1〜第5のいずれかの発明において、前記電気機器は、第1係合部を有し、前記グリルは、前記第1係合部に係合可能な第2係合部を有しており、前記第1係合部が前記第2係合部に係合することによって、前記本体部に装着された前記電気機器が前記グリルに保持されることを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、電気機器とグリルは互いに係合する第1係合部と第2係合部を有しているため、第1係合部と第2係合部の係合によって、本体部に装着された電気機器をグリルに確実に保持させることができる。
第7の発明に係る空気調和機の室内機は、第1〜第6のいずれかの発明において、前記本体部は、ファンを収容すると共に、活性種を生成する活性種生成装置を備えており、前記電気機器は、前記活性種生成装置の全体または一部であることを特徴とする。
この空気調和機の室内機では、高電圧を使用する活性種生成装置の全体または一部を、本体部に確実に接続することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、電気部品を本体部から取り外さないと、グリルを本体部から取り外すことができない。そのため、電気機器は、グリルが本体部から取り外される前に、必ず、本体部から単独で取り外される。したがって、グリルが電気機器ごと本体部から取り外されることがなくなることから、グリルと電気機器は、本体部に対して個別に取り付けられるようになる。その結果、電気機器の接続部と本体接続部との間における電気的な接続不良を防止することができる。
第2の発明では、電気機器の一部で固定部材を覆うという簡易な構成によって、電気機器が本体部に装着されているときにグリルを本体部から取り外せないようにできる。
第3の発明では、グリルを本体部から取り外す際に、固定部材を作業者が確認できるため、取り外し作業に支障を来さないようにできる。
第4の発明では、電気機器を本体部に押し込んで装着することにより、電気機器の接続部が本体部から抜けにくくなると共に、接続部と本体接続部とを安定して電気的に接続させることができる。
第5の発明では、接続部と本体接続部の一方を構成する金属板は、他方に押圧されて弾性変形した状態で他方に接触しているため、本体接続部と接続部とを確実に接触させることができる。
第6の発明では、電気機器とグリルは互いに係合する第1係合部と第2係合部を有しているため、第1係合部と第2係合部の係合によって、本体部に装着された電気機器をグリルに確実に保持させることができる。
第7の発明では、高電圧を使用する活性種生成装置の全体または一部を、本体部に確実に接続することができる。
本発明の実施形態に係る室内機の斜視図である。 前面パネルが開いた状態の室内機の斜視図である。 前面パネルが開いた状態の室内機を略前方から視た斜視図である。 図3のA−A線に沿った断面図である。 前面パネルと2つの脱臭フィルタユニットのうちの一方を取り外した状態の室内機の斜視図である。 前面パネルと清掃ユニットと防塵フィルタユニットとを取り外した状態の室内機の斜視図である。 グリルの分解斜視図である。 (a)はストリーマ放電部(電気機器)が装着された状態のグリルの部分拡大図であって、(b)はグリルの部分拡大図である。 図3のB−B線に沿った部分拡大断面である。 図3のC−C線に沿った部分拡大断面である。 (a)はストリーマ放電ユニット(活性種生成装置)の一部を示す図であり、(b)は(a)を下方から視た図であり、(c)は(a)のD−D線に沿った断面図であり、(d)は(a)のE−E線に沿った断面図である。 ストリーマ放電部(電気機器)の分解斜視図である。 (a)はストリーマ放電部(電気機器)の構成部品を示す図であり、(b)は(a)のG−G線に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機1について説明する。
<室内機1の概略構成>
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に据え付けられるものである。室内機1は、図示しない室外機と共に空気調和機を構成しており、室内の冷暖房を行う。なお、以下の説明において、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。また、図1に示す左右方向を単に「左右方向」と称する。
図2および図4に示すように、室内機1は、グリル11とグリル11に対して開閉可能に設けられる前面パネル12とからなるケーシング10と、ケーシング10内に収容される本体部20、2つの防塵フィルタユニット30、清掃ユニット40、2つの脱臭フィルタユニット50、およびストリーマ放電ユニット(活性種生成装置)60を備えている。本体部20は、内部にファン21と熱交換器22とを収容している。また、図4および図9に示すように、室内機1は、ケーシング10に形成された吸込口13aと吹出口13bとを連通させる主流路2と、ケーシング10に形成された補助吸込口3から吸い込まれた空気を主流路2に導く補助流路4(4a〜4e)(図4、図9、図10参照)を有している。なお、図3に示す矢印は、補助流路4の空気の流れを示している。
この室内機1においては、ファン21の駆動により、吸込口13aと補助吸込口3とから室内の空気がケーシング10内に吸い込まれる。吸込口13aから吸い込まれた空気は、防塵フィルタユニット30を通過した後、直接または脱臭フィルタユニット50を通過してから、熱交換器22とファン21とを通過して、ケーシング10の下部に形成された吹出口13bから室内に吹き出される(図4参照)。また、補助吸込口3からケーシング10内に吸い込まれた空気は、ストリーマ放電ユニット60を通過した後(図3の矢印参照)、防塵フィルタユニット30と脱臭フィルタユニット50と熱交換器22とファン21とを順に通過して吹出口13bから室内に吹き出される(図4参照)。
<室内機1の構成要素>
[ケーシング10]
図4等に示すように、ケーシング10は、後方が開口した略直方体状の箱状に形成されたグリル11と、グリル11の前面を覆う前面パネル12とから構成されている。
(グリル11)
グリル11は、本体部20を覆うように、本体部20に取り付けられている。図7に示すように、グリル11は、グリル本体13と、取付部63と、蓋部66とを有する。取付部63および蓋部66は、ストリーマ放電ユニット60の一部を兼ねている。
図6に示すように、グリル本体13の前面には、3つのネジ用凹部17a、17b、17cが形成されている。図8に示すように、ネジ用凹部17aは、その奥面に孔を有しており、この孔に挿通されるネジ(固定部材)16によってグリル本体13は本体部20に取り付けられている。ネジ用凹部17b、17cもネジ用凹部17aと同様の形状であって、グリル本体13を本体部20にネジ止めするために設けられている。
図4および図5等に示すように、グリル本体13の天井部には、吸込口13aが形成されている。図4および図7等に示すように、グリル本体13の下部には、吹出口13bが形成されている。吹出口13bは、左右方向に長い矩形状の開口である。
図4および図7等に示すように、グリル本体13は、前面の上側略半分に、開口部13cを有している。この開口部13cの内側には、防塵フィルタユニット30の前端部と清掃ユニット40とが配置されている。また、開口部13cの下方には、左右方向に細長い矩形状の2つの挿入口13dが、左右に並んで形成されている。図5等に示すように、この挿入口13dから脱臭フィルタユニット50が本体部20内に挿入されている。
図7等に示すように、2つの挿入口13dの下方には、収容部13eと凹部65が左右に並んで形成されている。収容部13eは、室内機1の長手方向の中央より左側に形成されており、凹部65は、室内機1の長手方向のほぼ中央に形成されている。図10等に示すように、収容部13e内には取付部63が配置され、この取付部63内にはストリーマ放電ユニット60のストリーマ放電部(電気機器)61が配置されている。また、凹部65の前側には、凹部65を覆うように蓋部66が配置されている。
図3に示すように、グリル本体13の前面の下端部には、4つのフック係合部18a、18b、18c、18dが略左右方向に並んで形成されている。このフック係合部18a〜18dには、前面パネル12の裏面に形成されたフック12a〜12dが係合されており、前面パネル12を閉状態に保持している。
(前面パネル12)
図2に示すように、前面パネル12は、グリル11の前側に配置され、その左右両端の上端部が、グリル11に対して回転可能に取り付けられている。これにより、前面パネル12は、グリル11に対して開閉可能となっている。前面パネル12の裏面の下端部には、4つのフック12a〜12dが形成されている。
図4、図9および図10に示すように、前面パネル12の下端部は、グリル11の前面に密着しておらず、両者の間には隙間が形成されている。この隙間のうち、ストリーマ放電部61の下方の部分(図9および図10に表れている部分)が、補助吸込口3を構成している。
また、図4に示すように、前面パネル12の裏面とこれに対向する面(グリル11の前面、脱臭フィルタユニット50の前面、および清掃ユニット40の前面)との間には、隙間が形成されている。この隙間の一部が、補助流路4の一部を構成している。具体的には、図9および図10に示すように、グリル11の前面のうち収容部13eの下方の部分と、前面パネル12の裏面との隙間が、第1流路4aを構成している。また、図4に示すように、蓋部66(活性種放出部62)の前面、2つの脱臭フィルタユニット50の前面のうち蓋部66の上方の部分、および、清掃ユニット40の前面のうち蓋部66の上方の部分と、前面パネル12の裏面との隙間が、第5流路4eを構成している。
[本体部20]
図4に示すように、本体部20には、グリル11に形成された吸込口13aと吹出口13bとを連通させる主流路2が形成されている。主流路2の吹出口13b近傍には、水平羽根20bが設けられている。水平羽根20bは、吹出口13bから吹き出される空気流の上下方向の風向きを変更すると共に、吹出口13bの開閉を行う。
主流路2にはファン21と熱交換器22が配置されている。ファン21は、軸流ファン21と呼ばれるものであって、その軸方向が左右方向に沿うように配置されている。ファン21は、上前方の空気を吸い込んで、下後方に吹き出すようになっている。熱交換器22は、ファン21の上方と前方を取り囲むように配置されている。
[防塵フィルタユニット30]
図4および図5に示すように、2つの防塵フィルタユニット30は、グリル11内の吸込口13aに近接する位置に左右に並んで配置されている。防塵フィルタユニット30は、防塵フィルタ31と、フレーム32とから構成されている。防塵フィルタ31は、通過する空気中に含まれる比較的大きな埃等を捕捉するためのものであって、合成樹脂製の網で構成されている。防塵フィルタ31は、環状に形成されており、フレーム32は、この環状の防塵フィルタ31を内側から保持するように構成されている。また、フレーム32は、防塵フィルタ31の内側の前端に配置されたピニオン32aを有する。このピニオン32aは、本体部20に設けられたモータ(図示省略)によって回転駆動される。
[清掃ユニット40]
清掃ユニット40は、防塵フィルタ31を掃除するためのものであって、図4に示すように、防塵フィルタ31の前端部の下方に配置されている。清掃ユニット40は、左右方向に延在する回転ブラシ41と、回転ブラシ41についた埃を掻き出すための櫛42と、この櫛42の前方に近接して設けられ、左右方向に延在して回転する圧縮ローラ43と、圧縮ローラ43と櫛42との間で圧縮された埃が収納されるダストボックス44とを備えている。
防塵フィルタユニット30のピニオン32aを回転させると、防塵フィルタ31は、清掃ユニット40の回転ブラシ41に表面が当接した状態で回転する。これにより、防塵フィルタ31に付着した埃等は、回転ブラシ41により取り除かれる。取り除かれた埃等は、圧縮ローラ43により圧縮されてダストボックス44に収納される。
[脱臭フィルタユニット50]
図4に示すように、脱臭フィルタユニット50は、脱臭フィルタ51と、フレーム52とから構成されている。脱臭フィルタ51は、防塵フィルタ31の前端部と対向するように、防塵フィルタ31の前端部と熱交換器22との間に位置している。脱臭フィルタ51は、例えばハニカム構造の基材の表面に吸着剤とプラズマ触媒とを担持させたものである。吸着剤は、空気中の臭気成分や有害成分を吸着するものであって、具体的には、ゼオライトや活性炭が用いられる。プラズマ触媒は、ストリーマ放電部61で生成した活性種を活性化させて、有害成分や臭気成分の分解を促進させるものであって、具体的には、マンガン系触媒や貴金属系触媒などが用いられる。
[ストリーマ放電ユニット60]
図4等に示すように、ストリーマ放電ユニット(活性種生成装置)60は、主流路2から外れた位置に、前面パネル12の裏面と対向するように配置されている。ストリーマ放電ユニット60は、ストリーマ放電部(電気機器)61と、活性種放出部62と、取付部63と、補助防塵フィルタ64とを有している。
(取付部63および補助防塵フィルタ64)
上述したように、取付部63は、グリル11の構成部品の1つであって、グリル本体13に形成された収容部13e内に配置されている。収容部13eは、後方に凹んだ形状に形成されている。取付部63は、前方が開口した略直方体状の箱状に形成されている。この取付部63内には、ストリーマ放電部61が着脱可能に配置されている。
図9および図14等に示すように、取付部63の下壁63aには、補助吸込口3から吸い込まれた空気をストリーマ放電部61に流入させるための流入口63bが形成されている。図14に示すように、取付部63の右壁63cの前端部には、矩形状の切欠部63dが形成されている。この切欠部63dは、ストリーマ放電部61内の空気を流出させる流出口となっている。図14および図10に示すように、取付部63の後壁63eには、2つの貫通孔63fが形成されている。この2つの貫通孔63fには、ストリーマ放電部61の後述する2つの接続突起61a、61bが挿通されている。
また、図14に示すように、取付部63の左壁63hには、ストリーマ放電部61の係合爪(第1係合部)73aと係合する係合孔(第2係合部)67aが形成されている。また、取付部63の右壁63cには、ストリーマ放電部61の係合爪(第1係合部)73bと係合する係合孔(第2係合部)67bが形成されている。
図9および図14等に示すように、取付部63は、流入口63bの左右両端部の前方に、前面パネル12とほぼ直交する方向に延在する2つのガイドレール63gを有する。このガイドレール63gと取付部63の下壁63aとの間に、矩形板状であって、防塵フィルタ31と同様の合成樹脂製の網を有する補助防塵フィルタ64が保持されている。また、図8および図9等に示すように、この補助防塵フィルタ64と収容部13eの下壁との間には隙間(第2流路)4bが形成されている。第2流路4bは、補助流路4の一部を構成している。
(ストリーマ放電部61)
図15に示すように、ストリーマ放電部61は、絶縁性合成樹脂で形成された筐体部71と、筐体部71と一体的に形成されている補強部78、79と、絶縁性合成樹脂で形成された蓋部72と、筐体部71と蓋部72で囲まれた空間内に配置される放電電極板81、放電針82および対向電極板85と、放電電極板81に電気的に接続される接続板(接続部)83と、対向電極板85に電気的に接続される接続板(接続部)86とを有している。
図9および図15等に示すように、筐体部71は、前方が開口した直方体状の略箱状に形成されている。筐体部71内の空間(第3流路)4cは、補助流路4の一部を構成している。筐体部71の下壁71aには、補助吸込口3から吸い込まれた空気を筐体部71内に流入させる流入口71bが形成されている。図15に示すように、筐体部71の右壁71cの前端部には、矩形状の切欠部71dが形成されている。この切欠部71dは、筐体部71内の空気を流出させる流出口となっている。
また、図15および図16に示すように、筐体部71の右壁71cには、係合爪(第1係合部)73bが形成されている。この係合爪73bの周囲には溝が形成されており、係合爪73bは、左右方向に押圧された場合にたわみ変形可能となっている。取付部63内に筐体部71を挿入する際には、係合爪73bは、取付部63の右壁63cによって筐体部71の内側に押圧されつつ移動した後、係合孔67bに嵌り込む。また、筐体部71の左壁71fには、係合爪73bと同様の形状の係合爪(第1係合部)73aが形成されている。この係合爪73aは、取付部63の左壁63hの係合孔67aと係合する。係合爪73a、73bと係合孔67a、67bとの係合によって、筐体部71は、取付部63(グリル11)に保持されている。
図9および図16等に示すように、筐体部71は、後壁71eから前方(詳細には、後壁71eに対して垂直方向)に突出する4本の電極板支持柱74〜77を有している。電極板支持柱74〜77は、略左右方向に並んで配置されている。内側の2本の電極板支持柱75、76の後壁71eからの突出長さは、互いに同じである。外側の2本の電極板支持柱74、77の後壁71eからの突出長さは、互いに同じであって、電極板支持柱75、76よりも長い。電極板支持柱74〜77には、ネジ孔74a〜77aが形成されている。電極板支持柱75、77には、ネジ孔75a、77aの下方に、貫通孔75b、77bが形成されている。貫通孔75b、77bは、筐体部71の後壁71eを貫通している。
補強部78、79は、筐体部71と一体的に形成されており、筐体部71の後壁71eから後方(詳細には、後壁71eに対して垂直方向)に突出している。補強部78、79は、それぞれ、貫通孔75b、77bの内面のうち上側の部分と連続するように形成されている。
図9等に示すように、蓋部72は、筐体部71の前方の開口を覆っている。図3および図15等に示すように、蓋部72は、略矩形状に形成されている。蓋部72は、その下端部の左端に、下方に突出する突出部72aを有している。図8(a)に示すように、ストリーマ放電部61がグリル11に取り付けられた状態では、蓋部72の突出部72aは、ネジ用凹部17a内のネジ16の一部を覆っている。
図15に示すように、放電電極板81は、細長い矩形状の金属板であって、その長手方向の両端部が電極板支持柱75、76の前端にネジ84で固定されている。図9および図10に示すように、放電電極板81は、筐体部71の後壁71eと平行(前面パネル12と平行)であって、左右方向に延在している。また、図15に示すように。放電電極板81は、ネジ84が挿通される孔の下方に、接続板83が挿通される貫通孔81aを有している。
また、図9および図15等に示すように、放電電極板81には、前方に向かって突出する2つの放電針保持部81bが、左右に並んで形成されている。放電針保持部81bは、筐体部71の下壁71aと平行である。放電針保持部81bの前端部は折り返されており、この折り返し部分に放電針82が挟み込まれている。放電針82は、左右方向に延在しており、両端部が放電針保持部81bから突出している。放電針82は、線径が例えば0.2mmのタングステン線で構成されている。
図15に示すように、接続板83は、一端が垂直に折り曲げられた細長い略矩形状の金属板である。図10に示すように、接続板83は、放電電極板81の貫通孔81aと電極板支持柱75の貫通孔75bに挿通されているとともに、垂直に折り曲げられた前記一端部(前端部)が、放電電極板81と共にネジ84で電極板支持柱75に固定されている。接続板83の後側略半分は、補強部78に沿って配置されている。接続板83の後端部には、下方に突出するように折り曲げられた屈曲部83aが形成されている。
図15に示すように、対向電極板85は、放電電極板81よりも大きい矩形状の金属板であって、その長手方向の両端部が電極板支持柱74、77の前端にネジ87で固定されている。図9および図10に示すように、対向電極板85は、放電電極板81の前方に、放電電極板81と平行に配置されている。また、図15に示すように、対向電極板85は、ネジ87が挿通される孔の下方に、接続板86が挿通される貫通孔85aを有している。
図15に示すように、接続板86は、接続板83とほぼ同様の形状の金属板であって、その長手方向長さが接続板83よりも長い。接続板86は、対向電極板85の貫通孔85aと電極板支持柱77の貫通孔77bに挿通されているとともに、垂直に折り曲げられた一端部(前端部)が、対向電極板85と共にネジ87で電極支持柱77に固定されている。接続板86の後端部には、接続板83の屈曲部83aと同様の形状の屈曲部86aが形成されている。
図10に示すように、接続板83のうち後壁71eから後方に突出している部分と、補強部78とを合わせて、接続突起61aとする。接続突起61aは、取付部63の貫通孔63fを貫通し、その先端部が、本体部20に設けられた本体接続板(本体接続部)20cと挟持ブロック20dとの間に挿抜可能に配置されている。また、接続板86のうち後壁71eから後方に突出している部分と、補強部79とを合わせて、接続突起61bとする。図示は省略するが、接続突起61bは、接続突起61aと同様に、取付部63の貫通孔63fを貫通し、その先端部が、本体部20に設けられた本体接続板20cと挟持ブロック20dとの間に挿抜可能に配置されている。したがって、ストリーマ放電部61は、筐体部71がグリル11の取付部63に着脱可能に保持されていると共に、接続突起61a、61bが本体部20に着脱可能に取り付けられている。
ここで、本体部20に設けられた本体接続板20cおよび挟持ブロック20dについて説明する。
本体接続板20cは、180度折り曲げられた金属板であって、左右方向に並んで2つ配置されている。2つの本体接続板20cは、それぞれ、接続板83、86と接触して電気的に接続されている。接続板83に電気的に接続される本体接続板20cは、電装品ユニット23内の電源部の正極側に接続されている。また、接続板86に電気的に接続される本体接続板20cは、電源部の負極側(アース側)に接続されている。挟持ブロック20dは、2つの本体接続板20cの上方に配置されている。本体接続板20cと挟持ブロック20dとの間に接続突起61aが配置されている状態では、本体接続板20cと接続板83の屈曲部83aは、互いに押圧されて弾性変形しており、接続突起61aは、本体接続板20cと挟持ブロック20dとの間で挟持されている。接続突起61bについても同様である。
ストリーマ放電部61においては、放電針82に電圧が印加されると、放電針82の両端から対向電極板85に向かってストリーマ放電が発生し、これにより、低温プラズマが生成される。この低温プラズマによって、高速電子、イオン、水酸化ラジカル、励起酸素分子などの活性種が生成される。これらの活性種は、アンモニア類や、アルデヒド類、窒素酸化物等の小さな有機分子からなる空気中の有害成分や臭気成分を分解する能力を有する。
(活性種放出部62)
図4に示すように、活性種放出部62は、凹部65とこの凹部65を覆う蓋部66とから構成されている。図7に示すように、凹部65は、前側と左側とが開口した略直方体状の箱状に形成されている。凹部65内の空間(第4流路4d)は、補助流路4の一部を構成している。凹部65の左側の開口は、ストリーマ放電部61の切欠部71dから(取付部63の切欠部63dを介して)流出した空気を凹部65内に供給する供給口65aとなっている。また、凹部65の左右方向略中央の下部にはフック係合部18bが設けられており、凹部65はこのフック係合部18bを取り囲むように形成されている。
蓋部66は、左右方向に細長い略矩形状の板部材である。蓋部66には、複数の円形孔66aが形成されている。この複数の円形孔66aが、凹部65内の空気を放出させる放出口となっている。
<補助流路4>
補助流路4は、前面パネル12の裏面とグリル11との隙間で構成される第1流路4aと(図9参照)、収容部13eの内壁と補助防塵フィルタ64との隙間で構成される第2流路4b(図9参照)と、ストリーマ放電部61内の第3流路4c(図9参照)と、活性種放出部62内の第4流路4d(図4参照)と、活性種放出部62の前面およびその上側の面と、前面パネル12の裏面との隙間で構成される第5流路4e(図4参照)で構成されている。補助吸込口3から吸い込まれた空気は、第1流路4a、第2流路4b、第3流路4c、第4流路4d、第5流路4eを順に通って、主流路2における防塵フィルタ31の上流側に送られる(図3中、矢印で示した空気の流れ参照)。
<室内機1の動作>
次に、室内機1の動作について説明する。
ファン21を駆動させることにより、吸込口13aと、前面パネル12の下端とグリル11との隙間とから室内の空気がケーシング10内に吸い込まれる。
吸込口13aから吸い込まれた空気は、まず、防塵フィルタ31を通過する。このとき、空気に含まれる比較的大きな埃等が除去される。防塵フィルタ31を通過した空気の一部は、脱臭フィルタ51を通過する。このとき、空気に含まれる有害成分や臭気成分が除去されて脱臭および除菌される。その後、空気は熱交換器22を通過して熱交換されてから、ファン21を通過して吹出口13bから吹き出される。
図9に示すように、前面パネル12の下端とグリル11との隙間のうち、ストリーマ放電部61の下方の部分、即ち、補助吸込口3から吸い込まれた空気は、第1流路4aを通って、第2流路4bに流入した後、補助防塵フィルタ64を通過してストリーマ放電部61(第3流路4c)に流入する。なお、補助防塵フィルタ64を通過する際に、空気に含まれる比較的大きな埃等が除去される。
ストリーマ放電部61内では、放電針82と対向電極板85との間でストリーマ放電が生じ、これにより、活性種が生成される。この活性種によって、空気中の有害成分や臭気成分が分解される。
ストリーマ放電部61内の空気は、供給口65aから活性種放出部62(第4流路4d)に流入し、活性種放出部62内で拡散されてから、複数の円形孔66aから前面パネル12の裏面に向かって放出される。図4に示すように、複数の円形孔66aから放出された空気は、第5流路4eを通って、主流路2における防塵フィルタ31の上流側に導かれる。そして、この空気は防塵フィルタ31と脱臭フィルタ51とを通過した後、熱交換器22とファン21を通過して、吹出口13bから吹き出される。ストリーマ放電ユニット60から放出された空気が脱臭フィルタ51を通過する際、空気に含まれる活性種は、プラズマ触媒によって活性化されると共に、脱臭フィルタ51に吸着された有害成分や臭気成分を分解する。これにより、脱臭フィルタ51は吸着性能が再生される。また、ストリーマ放電ユニット60から放出された空気は、第5流路4eによって主流路2に導かれているため、主流路2内の空気に含まれる有害成分や臭気成分を活性種で分解することができる。
<グリル11の取り外しおよび取り付け手順>
次に、本体部20のメンテナンス等のために、グリル11を本体部20から取り外す場合の手順について説明する。
まず、前面パネル12を開いて、清掃ユニット40をグリル11と本体部20から取り外す。次に、ストリーマ放電部61をグリル11と本体部20から引き抜いて取り外す。そして、3つのネジ用凹部17a〜17c内のネジ16を外した後、グリル11を本体部20から取り外す。このとき、脱臭フィルタユニット50は、グリル11と共に本体部20から取り外される。
取り外されたグリル11等を本体部20に取り付ける場合には、防塵フィルタユニット30が装着されていない状態の本体部20に対してグリル11を取り付けて、ネジ16によってグリル11を本体部20に固定する。ネジ止めの後、ストリーマ放電部61を取付部63内に挿入して、筐体部71の係合爪73a、73bを取付部63の係合孔67a、67bに係合させると共に、接続突起61a、61bを取付部63の貫通孔fに挿通して、接続突起61a、61bを本体接続板20cと挟持ブロック20dとの間に挟持させる。
接続突起61a、61bが、本体接続板20cと挟持ブロック20dとの間に挟持される過程を詳細に説明すると、接続板83、86の屈曲部83a、86aが本体接続板20cの先端部と接触した後、接続板83、86は本体接続板20cに押圧されて、屈曲部83a、86aの角度が広くなる方向に弾性変形する。一方、本体接続板20cは屈曲部83a、86aに押圧されて、曲がり角度が小さくなる方向に弾性変形する。したがって、ストリーマ放電部61を本体部20に装着するために必要となる押圧力は、ストリーマ放電部61の本体部20への装着完了前において増加する。
また、グリル11を本体部20にネジ止めした後で、清掃ユニット40と、防塵フィルタユニット30と、脱臭フィルタユニット50を取り付ける。これは、ストリーマ放電部61の取り付けの前でも後でもよい。
<本実施形態の室内機1の特徴>
本実施形態の室内機1では、ストリーマ放電部61を本体部20から取り外さないと、グリル11を本体部20から取り外すことができないようになっている。そのため、ストリーマ放電部61は、グリル11が本体部20から取り外される前に、必ず、本体部20から単独で取り外される。したがって、グリル11がストリーマ放電部61ごと本体部20から取り外されることがなくなることから、グリル11とストリーマ放電部61は本体部20に対して個別に取り付けられるようになる。その結果、ストリーマ放電部61の接続板83、86と本体接続板20cとの間における電気的な接続不良を防止することができる。
本実施形態の室内機1では、ストリーマ放電部61の蓋部72の突出部72aでネジ16を覆うという簡易な構成によって、ストリーマ放電部61がグリル11と本体部20に装着されているときにグリル11を本体部20から取り外せないようにできている。
また、本実施形態の室内機1では、ストリーマ放電部61の突出部72aによってネジ16は完全には覆われておらず一部分のみが覆われているため、ネジ16は目視可能となっている。そのため、グリル11を本体部20から取り外す際に、ネジ16を作業者が確認できるため、取り外し作業に支障を来さない。
また、本実施形態の室内機1では、接続板83、86と本体接続板20cは弾性変形可能な金属板で構成されており、ストリーマ放電部61が本体部20に取り付けられている状態において、互いに押圧されて弾性変形した状態で接触している。したがって、本体接続板20cと接続板83、86とを確実に接触させることができる。
さらに、ストリーマ放電部61を本体部20に装着するために必要となる押圧力は、ストリーマ放電部61の本体部20への装着完了前において増加するようになっている。そのため、ストリーマ放電部61を本体部20に押し込んで装着することにより、ストリーマ放電部61の接続板83、86が本体部20から抜けにくくなると共に、接続板83、86と本体接続板20cとを安定して電気的に接続させることができる。
また、本実施形態の室内機1では、ストリーマ放電部61が係合爪73a、73bを有し、グリル11が係合爪73a、73bと係合する係合孔67a、67bを有しているため、係合爪73a、73bと係合孔67a、67bとの係合によって、ストリーマ放電部61をグリル11に確実に保持させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。なお、後述する変更形態は、適宜組み合わせて実施することも可能である。
上記実施形態では、ストリーマ放電部61の蓋部72の突出部72aは、ネジ16の一部を覆うように構成されているため、ネジ16は目視可能となっているが(図8(a)参照)、突出部72aを透明な合成樹脂で形成することで、ネジ16が目視可能となっていてもよい。この場合、突出部72aはネジ16を完全に覆っていても、一部分のみを覆っていてもよい。
上記実施形態では、ストリーマ放電部61に係合爪73a、73bが設けられ、グリル11(取付部63)に、この係合爪73a、73bと係合する係合孔67a、67bが設けられているが、係合爪73a、73bと係合孔67a、67bを設ける代わりに、ストリーマ放電部61と本体部20に、互いに係合する係合爪と係合孔を設けてもよい。
ストリーマ放電部61の接続部と、本体部20の本体接続部との接続構造は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば接続部が係合爪を有し、本体接続部がこの係合爪と係合する係合溝を有しており、接続部と本体部とが係合しつつ、電気的に接続される構成であってもよい。
上記実施形態では、本発明の活性種生成装置として、ストリーマ放電によって活性種を生成する装置(ストリーマ放電ユニット60)が用いられているが、グロー放電やバリア放電で活性種を生成する活性種生成装置を用いてもよい。また、光触媒に紫外線を照射することで活性種を生成する活性種生成装置を用いてもよい。
上記実施形態では、本発明の電気機器として、ストリーマ放電ユニット(活性種生成装置)60のストリーマ放電部61を適用した例を挙げて説明したが、本発明の電気機器はこれに限定されるものではない。例えば、ストリーマ放電ユニット60が、本発明の電気機器に相当するように構成されていてもよい。つまり、ストリーマ放電ユニット60全体が、グリル11と本体部20に対して着脱可能に構成されていてもよい。
上記実施形態では、壁据付型の室内機に本発明を適用した一例を説明したが、本発明は、床置型の室内機に適用してもよい。
本発明を利用すれば、電気機器と本体部との間における電気的な接続不良を防止することができる。
1 室内機
11 グリル
17a、17b、17c ネジ用凹部
16 ネジ(固定部材)
20 本体部
20c 本体接続板(本体接続部)
20d 挟持ブロック
21 ファン
22 熱交換器
60 ストリーマ放電ユニット(活性種生成装置)
61 ストリーマ放電部(電気機器)
67a、67b 係合孔(第2係合部)
72 蓋部
72a 突出部
73a、73b 係合爪(第1係合部)
83、86 接続板(接続部)

Claims (7)

  1. 本体部と、
    前記本体部を覆うように取り付けられるグリルと、
    前記グリルが前記本体部に取り付けられた状態で、前記本体部に対して着脱可能な電気機器とを備え、
    前記電気機器は、前記本体部に装着された際に前記本体部内に設けられた本体接続部に対して電気的に接続される接続部を有しており、
    前記グリルは、前記電気機器が前記本体部に取り付けられた状態において、前記本体部から取り外せないように構成されていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記グリルは、前記本体部に対して固定部材によって固定されるものであって、
    前記電気機器の一部は、前記本体部に装着された状態において、前記グリルを前記本体部に固定している前記固定部材を覆うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記電気機器の一部によって覆われた前記固定部材は、目視可能であることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記電気機器は、前記本体部に向かう方向に押されることによって前記本体部に装着されるものであって、
    前記電気機器を前記本体部に装着するために必要となる押圧力が、前記電気機器の前記本体部への装着完了前において増加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記接続部および前記本体接続部の少なくとも一方は、弾性変形可能な金属板で構成されており、前記電気機器が前記本体部に装着される際に他方から作用する押圧力によって弾性変形することを特徴とする請求項4に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記電気機器は、第1係合部を有し、
    前記グリルは、前記第1係合部に係合可能な第2係合部を有しており、
    前記第1係合部が前記第2係合部に係合することによって、前記本体部に装着された前記電気機器が前記グリルに保持されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記本体部は、ファンを収容すると共に、
    活性種を生成する活性種生成装置を備えており、
    前記電気機器は、前記活性種生成装置の全体または一部であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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