JP5533417B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気清浄機能を備えたベース構成に対し、複数の外観パネルを取り付けることによって筐体部が構成される空気清浄機に関する。
従来の空気清浄機は、筐体内の送風機により吸込口から取り込んだ空気を吹出口から吐出する間に、空気中の塵を除去する集塵機能、空気中の臭いを脱臭する脱臭機能、空気中にイオン等を放出して脱臭・除菌等を行う機能、および空気を加湿する加湿機能などを行う各種機能部を具備し、空気を清浄化している。
図16−1は、従来の空気清浄機の外観斜視図であり、図16−2は、図16−1のT−T線断面図である。従来の空気清浄機200は、図16−1に示すように、略直方体形状をしていて、前面パネル210に対し各機能部を組み付けた後、背面パネル220で覆い、ネジ止め部221a、222a、223aで固定することにより筐体部が構成されていた。
この背面パネル220の水平断面形状は、図16−2に示すように、前面パネル210に対し「コの字」状をしている。このため、従来の空気清浄機200は、前面パネル側に各機能部211を組み付けた後、背面パネル220をネジ止め部222aでネジ止めする際に、本体の厚さが厚いと、前面パネル210から伸びるネジ止め用のスリーブ222bと、背面パネル側から伸びるネジ止め用のスリーブ222cとを形成する必要があった。
また、特許文献1にかかる従来の加湿器は、加湿器本体に対して、前面パネル、右側面パネル、左側面パネル、天面パネル、および背面パネルに分けて順次組み付けた後、天面パネルと背面パネルをネジで固定していた。
特開2009−52841号公報
図16−1に示すような従来の空気清浄機にあっては、長く伸びるネジ止め用のスリーブ222b、222cを形成する必要があるため、有効に使えないスペース230が発生してしまい、製品が大型化すると共に、ネジ止め部222aが露出して、外観意匠性を損なう問題があった。
また、特許文献1にかかる従来の加湿器にあっては、筐体部が複数の外観パネルで構成されていて、順次組み付けを行っているが、天面パネルと背面パネルとを加湿器本体にネジで固定するため、ネジ止め部が露出してしまい、外観意匠性を損なう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スペース効率が良く、ネジ止め部が露出しない外観意匠性の良好な空気清浄機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気清浄機は、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路内に送風機と空気清浄フィルタとを少なくとも備えた空気清浄機能を有するベース構成部を含む空気清浄機であって、前記ベース構成部の周囲に、複数に分割された外観パネルを順次ネジ止めしながら固定する際に、前に固定した外観パネルのネジ止め部を、後で固定する外観パネルで順次覆い隠すことで筐体部を構成し、前記ベース構成部に対して少なくとも最後に固定する前記筐体部を構成する前記外観パネルは、爪止めによって固定することを特徴とする。
また、本発明の空気清浄機において、前記外観パネルは、天面パネル、前面パネル、右側面パネル、左側面パネル、および背面パネルで構成されていることが好ましい。
また、本発明の空気清浄機において、前記外観パネルは、前記吸込口に設けられた前記空気清浄フィルタを通風可能に覆うリアガードを前記ベース構成部に対してネジ止めした後、前記天面パネル、前記前面パネル、前記左右の側面パネルの順序で前記ベース構成部に対して固定し、前記ベース構成部に対して最後に爪止めによって固定する前記外観パネルは、前記リアガードを通風可能に覆う前記背面パネルであって、前記リアガード、前記天面パネル、前記前面パネル、前記左右の側面パネルを固定するネジ止め部のうち、少なくとも一つのネジ止め部を前記背面パネルで覆い隠すことが好ましい。
本発明によれば、筐体部を構成する複数の外観パネルをベース構成部に対して順次ネジ止めする際に、前に固定した外観パネルのネジ止め部を、後で固定する外観パネルで順次覆い隠すことで、ネジ止め用のスリーブが不要となり、小型化が実現できると共に、ネジ止め部が露出しない外観意匠性の良好な空気清浄機が得られるという効果を奏する。
以上
図1は、本発明にかかる空気清浄機の前方方向の外観斜視図である。 図2は、本発明にかかる空気清浄機の後方方向の外観斜視図である。 図3は、図1のU−U線断面図である。 図4−1は、図2の空気清浄機内部の空気清浄機能を有するベース構成部の斜視図である。 図4−2は、図4−1にリアガードを固定した状態を示す斜視図である。 図4−3は、図4−2に天面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図4−4は、図4−3に前面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図4−5は、図4−4に左右の側面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図4−6は、図4−5に左右の背面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図5−1は、図4−1を矢印D方向から見た矢指図である。 図5−2は、図5−1にリアガードを固定した状態を示す斜視図である。 図5−3は、図5−2に天面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図5−4は、図5−3に前面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図6−1は、図4−1を矢印E方向から見た矢指図である。 図6−2は、図6−1にリアガードを固定した状態を示す斜視図である。 図6−3は、図6−2に天面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図6−4は、図6−3に前面パネルを固定した状態を示す斜視図である。 図7は、図4−3のV−V線断面図の一部を示す図である。 図8は、図7に示すリアガード側の突片と嵌合する天面パネル側の嵌合孔との斜視図である。 図9は、図4−5のW−W線断面図を示す図である。 図10は、図4−5の天面パネルに左側面パネルを取り付ける取付構造の一例を示す図である。 図11は、図4−5のX−X線断面図を示す図である。 図12は、図4−5に示すリアガードの吸込グリルと図4−6に示す背面パネルとの間に装着する集塵フィルタとプレフィルタの分解図である。 図13は、図12のZ−Z線断面図である。 図14は、図6−3の天面パネルに図6−4の前面パネルを取り付ける取付構造の一例を示す図である。 図15は、図6−4のY−Y線断面図である。 図16−1は、従来の空気清浄機の外観斜視図である。 図16−2は、図16−1のT−T線断面図である。
以下に、本発明にかかる空気清浄機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明による構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
まず、本発明にかかる空気清浄機の外観の構成を説明する。図1は、本発明にかかる空気清浄機の前方方向の外観斜視図であり、図2は、本発明にかかる空気清浄機の後方方向の外観斜視図である。
空気清浄機100は、ここでは内部に送風機と、空気清浄機能を有する各種フィルタ(プレフィルタ、集塵フィルタ、ヒータ付き脱臭ユニット等)と、空気を加湿する気化フィルタとを備え、吸込口から導入した空気を清浄化して吹出口から吐出するものである。図1および図2に示すように、筐体部80が縦長の略直方体形状で構成されており、面積の最も大きい一方の側面を前面パネル40とし(図1参照)、前面パネル40と対向する他方の側面を背面パネル70として(図2参照)、多数の開口部が設けられた空気の吸込口71が形成されている。前面パネル40と背面パネル70以外の左側面パネル50と右側面パネル60には、空気清浄機100を持ち運ぶための把手を兼ねた凹部が形成されている。また、空気清浄機100の上面を構成する天面パネル30には、ユーザが空気清浄機100を運転操作するための各種ボタンやランプ等が配置された操作パネル32と、その操作パネル32に隣接する位置に手動により開閉可能な矩形状のルーバ31とが配されている。このルーバ31は、後述の図3に示すように上方に開閉可能であって、ルーバ31を開くことにより、清浄化された空気の吹出口33となる。
次に、空気清浄機100の具体的な内部構成について図を用いて説明する。図3は、図1のU−U線断面図である。実施例1の空気清浄機100の内部構成は、図3に示すように、筐体部80の内部に吸込口71から吹出口33までを結ぶ空気通路17が形成されている。この空気通路17の途中に設けられた送風機14は、ファンモータ14aとシロッコファンなどのファン14bで構成され、ファンモータ14aがファン14bを回すことによって、吸込口71から外部空気が吸引される(白抜き矢印A)。吸引された空気は、既存の脱臭器等で使用されているプレフィルタ81、集塵フィルタ82、およびヒータ脱臭ユニット12を通過する間に、除塵・脱臭処理が行われる。
ヒータ脱臭ユニット12の風下側には、気化フィルタ13が配置されている。この気化フィルタ13は、回転軸13aに直交する面に沿って回転可能な円盤状の吸水性フィルタで構成されており、フィルタの外周部に水車と同じ水汲みポケット(不図示)が一定間隔で同じ方向に配置されている。水車型の気化フィルタ13は、加湿運転中に一定速度で回転させることで、給水トレイに貯めた水を水汲みポケットが汲み上げ、頂点付近で中の水を気化フィルタ13に順次掛けることで、湿潤状態を保つことができる。気化フィルタ13のフィルタ材としては、ここでは、ポリエステルとレーヨンを50:50の割合で配合し、プリーツ構造に形成し、通気性と吸水性とを兼ね備えているが、必ずしもこの材質や配合割合に限定されない。気化フィルタ13は、水を吸水して湿潤した状態で空気が通過する間に、水が気化して空気を加湿することができる。
送風機14は、気化フィルタ13で加湿された空気を上方へ伸びる空気通路17へと送り出し(白抜き矢印B)、上面のルーバ31を開けた吹出口33から清浄化された空気を外部へ吐出する(白抜き矢印C)。
実施例1における空気清浄機100は、空気通路17を通過する空気の一部を分岐させ、オゾン発生ユニット16に取り込んでUVランプ16aを照射することで、オゾンを発生させることができる。また、空気通路17内には、図3に示すように、イオン発生器としてのイオナイザ18がオゾン発生ユニット16とは別に配置されている。イオナイザ18は、針状の電極を備えていて、電極に例えば数kVの高電圧を印加すると、電極の先端でコロナ放電が生じ、マイナスイオンとオゾンを発生させる。イオナイザ46から発生したマイナスイオンは、同じくイオナイザ46やオゾン発生ユニット16から発生したオゾンと反応して、強い酸化力を有するOHラジカルを生成する。
このように、空気清浄機100は、空気清浄機能を有するベース構成部を形成した後、そのベース構成部の外周部に対して、外観パネルとしての天面パネル、前面パネル、右側面パネル、左側面パネル、および背面パネルを順次ネジ止め固定、あるいは、爪止め固定することにより、筐体部80を形成している。実施例1における空気清浄機100の特徴は、ベース構成部に対して複数に分割された外観パネルを順次固定していく際に、前に固定した外観パネルのネジ止め部を、後で固定する外観パネルによって覆い隠すようにして筐体部80を構成し、少なくとも最後にベース構成部に固定する外観パネルは、爪止めによって固定するようにした点にある。これにより、ネジ止め部が露出するのを防止し、外観意匠性の良好な空気清浄機を得ることができる。また、従来から使われていたネジ止め用のスリーブが不要となるため、機器を小型化することができる。以下、ベース構成部に対して外観パネルを順次固定していく動作について図を用いて説明する。
[ベース構成部に対する外観パネルの固定動作]
図4−1は、図2の空気清浄機内部の空気清浄機能を有するベース構成部の斜視図であり、図4−2は、図4−1にリアガードを固定した状態を示す斜視図であり、図4−3は、図4−2に天面パネルを固定した状態を示す斜視図であり、図4−4は、図4−3に前面パネルを固定した状態を示す斜視図であり、図4−5は、図4−4に左右の側面パネルを固定した状態を示す斜視図であり、図4−6は、図4−5に左右の背面パネルを固定した状態を示す斜視図である。また、図5−1は、図4−1を矢印D方向から見た矢指図であり、図5−2は、図5−1にリアガードを固定した状態を示す斜視図であり、図5−3は、図5−2に天面パネルを固定した状態を示す斜視図であり、図5−4は、図5−3に前面パネルを固定した状態を示す斜視図である。また、図6−1は、図4−1を矢印E方向から見た矢指図であり、図6−2は、図6−1にリアガードを固定した状態を示す斜視図であり、図6−3は、図6−2に天面パネルを固定した状態を示す斜視図であり、図6−4は、図6−3に前面パネルを固定した状態を示す斜視図である。さらに、図7は、図4−3のV−V線断面図の一部を示す図であり、図8は、図7に示すリアガード側の突片と嵌合する天面パネル側の嵌合孔との斜視図であり、図9は、図4−5のW−W線断面図を示す図であり、図10は、図4−5の天面パネルに左側面パネルを取り付ける取付構造の一例を示す図であり、図11は、図4−5のX−X線断面図を示す図であり、図12は、図4−5に示すリアガードの吸込グリルと図4−6に示す背面パネルとの間に装着する集塵フィルタとプレフィルタの分解図であり、図13は、図12のZ−Z線断面図であり、図14は、図6−3の天面パネルに図6−4の前面パネルを取り付ける取付構造の一例を示す図であり、図15は、図6−4のY−Y線断面図である。
まず、図4−1に示すベース構成部10は、ベース11上のケーシングに各種機能部(ヒータ脱臭ユニット12、送風機14、ダクト15、オゾン発生ユニット16、センターガード19等)を組み付けることにより構成されている。図4−1のベース11には、リアガード20下端部の固定爪20eを差し込んで固定する固定溝11aと、後述する背面パネル70の下端部の爪を差し込んで固定する固定溝11bとが予め形成されている。なお、図5−1〜図5−4は、図4−1を矢印D方向から見た組み付け状態を示しており、図6−1〜図6−4は、図4−1を矢印E方向から見た組み付け状態を示している。図5−1では、ベース構成部10の右側面に気化フィルタ13を挿入する気化フィルタ挿入口11eが形成されており、前面側のケーシングには、前面パネル40を固定するネジ穴11cと、右側面パネル60を固定するための固定孔11dとが予め形成されている。また、図6−1では、ベース構成部10の左側面に、前面パネル40を固定するネジ穴11fが予め形成されている。図6−1に示すように、ベース構成部10の前面部には、送風機14と空気通路17を構成するダクト15が配置されている。
続いて、図4−2では、図4−1のベース構成部10のセンターガード19およびヒータ脱臭ユニット12の全面を覆って保護するためのリアガード20が背面側に取り付けられている。このリアガード20は、下端部の2ヶ所に突き出た固定爪20e(図7参照)を図4−1および図7に示す固定溝11aに差し込むと共に、センターガード19に対してネジ止め部20aを用いて固定される。これを図5−2で見ると、固定されたリアガード20には、後述する背面パネル70を固定するための爪固定溝20b、および、後述する右側面パネルを固定するための爪固定孔22が予め形成されている。また、図6−2では、ベース構成部10の背面側にリアガード20が取り付けられていることがわかる。
続いて、図4−3では、取り付けられたリアガード20とベース構成部10の上面部を覆う天面パネル30が取り付けられる。この天面パネル30の取り付けは、まず、図6−3に示すように、正面側に突き出た固定爪30aをオゾン発生ユニット16の固定孔16aに差し込んで固定する。また、図4−3のV−V線断面図である図7、およびその取り付け方を示す図8に示すように、図6−3の天面パネル30の固定爪30aとは反対側の面に、固定孔30bが設けられ、リアガード20の上端付近の対向位置には、固定爪20dが設けられている。天面パネル30を取り付ける場合は、リアガード20のネジ止め部20aを少し緩めて、天面パネル30の固定孔30bにリアガード20の固定爪20dを差し込んだ後、ネジ止め部20aで締め付けることにより、リアガード20と天面パネル30の両方を固定することができる。これを、図5−3で見ると、リアガード20と天面パネル30の両方を固定するネジ止め部20aが露出していることがわかる。
続いて、図4−4、図5−4、および図6−4に示すように、取り付けられた天面パネル30の前面部と接するように、前面パネル40が取り付けられる。前面パネル40を取り付けるに当たっては、図6−3に示すF位置、および図6−4に示すG位置、およびこれらを拡大した図14、および、図6―4のY−Y線断面図である図15を参照して説明する。図14に示すように、天面パネル30の前面、および側面端部には、基準突起部30d、30eが形成されており、これに対応する前面パネル40の内側上端部には、基準突起部30d、30eに嵌合する溝が形成されている(図15参照)。このため、天面パネル40の基準突起部30d、30eに前面パネル40の溝を嵌合させて被せることにより、前面パネル40は、天面パネル30に対して、左右方向、前後方向、および上下方向の位置決めを容易かつ正確に行うことができる。このようにして位置決めされた前面パネル40は、図4−1のベース構成部10に設けられたネジ穴11fと、図5−1のベース構成部10に設けられたネジ穴11cとを使い、図4−4に示すネジ止め部40bと、図5−4に示すネジ止め部40aとによってベース構成部10に固定される。このようにして、前面パネル40が天面パネル30に接した状態で正確に位置決め固定されたのが、図6−4である。
続いて、図4−5では、取り付けられた前面パネル40のネジ止め部40b(図4−4参照)と、リアガード20および天面パネル30のネジ止め部20a(図5−3参照)とを覆い隠すように左側面パネル50が取り付けられる。また、前面パネル40のネジ止め部40a(図5−4参照)と、リアガード20および天面パネル30のネジ止め部20a(図5−3参照)とを覆い隠すように右側面パネル60が取り付けられる。
まず、左側面パネル50の取り付け手段については、図4−5のW−W線断面図である図9に示すように、前面パネル40と接する左側面パネル50の先端部の裏面側には、前面パネル40を挟み込むための固定爪50cが設けられている。この左側面パネル50と固定爪50cとの間に前面パネル40を挟み込んで付き当てることにより、縦ラインの位置合わせを行うことができる。
また、図4−5のX−X線断面図である図11、およびその取り付け手段を示す図10では、左側面パネル50の上端付近に所定間隔をおいて複数設けられた固定孔50bに対して、天面パネル30の下端付近に所定間隔をおいて複数設けられた固定爪30cを嵌合させることにより、横ラインの位置合わせを行うことができる。このようにして、左側面パネル50は、前面パネル40と天面パネル30に対して位置合わせを行った後、図4−5に示すネジ止め部50aにより固定される。このネジ止め部50aに用いられるネジ穴20cは、図5−2〜図5−4に示すように、リアガード20に予め形成されたものを用いている。
続いて、右側面パネル60の取り付け手段は、図5−1〜図5−4に示すケーシングに形成された3ヶ所の固定孔11dに対応する先端付近に不図示の固定爪が形成されていて、この固定爪をケーシングに形成された3ヶ所の固定孔11dに差し込む。これにより、右側面パネル60の縦ラインと横ラインの位置合わせを行うと共に、先端部を固定することができる。そして、右側面パネル60の背面側の端部中央には、図4−5に示すように、固定爪61が設けられていて、図5−4に示すリアガード20の固定孔22に右側面パネル60の固定爪61を差し込むことにより、容易に固定することができる。また、固定爪61を起こすことにより、右側面パネル60の取り外しを容易に行うことができる。このため、右側面パネル60は、図5−4に示す気化フィルタ挿入口11eに相当するため、気化フィルタ13へ水を供給するための給水タンク(不図示)の水補給やメンテナンス時に手軽に開閉動作を行うことができる。
続いて、図4−6では、取り付けられた左側面パネル50と右側面パネル60と天面パネル30とで囲まれた空間に、空気の吸込口71を備えた背面パネル70をネジ止めではなく、爪止め方式により固定する。ここで、図4−5に示す吸込グリル21と図4−6に示す背面パネル70との間には、図12に示すように、集塵フィルタ82とプレフィルタ81とが挿入される。図12に示すように、吸込グリル21に対して集塵フィルタ82を挿入後、プレフィルタ81が挿入される。これを図12のZ−Z線断面図である図13で見ると、プレフィルタ81の右端側が左側面パネル50の湾曲部で抑えられた状態で、左端を押し込むことで、プレフィルタ81の左端に設けられた爪がリアガード20に設けられた溝に嵌まって固定される。また、このプレフィルタ81のつまみを引いて爪を起こすと、爪がリアガード20の溝から外れ、プレフィルタ81と集塵フィルタ82とを取り出すことができる。
このようにして、リアガード20の吸込グリル21に対して、プレフィルタ81と集塵フィルタ82とを取り付けた後、図4−6に示すように背面パネル70の取り付けが行われる。すなわち、背面パネル70の下端部の両端付近には、不図示の固定爪が形成されていて、この固定爪を図4−5に示す固定溝11bに差し込むことにより、背面パネル70の下端部を固定することができる。また、背面パネル70の上端部の両端付近には、図4−6に示すように固定爪70aが形成されており、図4−5に示すリアガード20に予め形成されている爪固定溝20bに背面パネル70の固定爪70aを差し込むことにより、容易に固定することができる。また、固定爪70aを指で押し下げると、リアガード20の爪固定溝20bから固定爪70aが外れ、背面パネル70を容易に取り外すことができる。このように、背面パネル70の固定手段としては、固定爪70aを用いているため、ネジ止め部が露出することがない。また、背面パネル70を取り付ける前の図4−5では、左側面パネル50を固定するためのネジ止め部50aが露出しているが、図4−6に示すように、背面パネル70を取り付けることによって、ネジ止め部50aが覆い隠すことができるため、外観上ネジ止め部が全く露出しない空気清浄機100とすることができる。
以上説明したように、実施例1にかかる空気清浄機100は、空気清浄機能を有するベース構成部に対して、天面パネル30、前面パネル40、左側面パネル50、右側面パネル60、背面パネル70のように複数に分割された外観パネルを順次ネジ止めしながら組付けて行き、筐体部が構成される。その際、前に固定した外観パネルのネジ止め部を、後で固定する外観パネルで覆い隠して行き、ベース構成部に対して最後に固定する筐体部を構成する外観パネルを爪止め手段を使って固定するようにしたため、ネジ止め用のスリーブが不要となり、小型化が実現できると共に、ネジ止め部が一切露出しない外観意匠性の良好な空気清浄機を得ることができる。
なお、上記実施例1では、複数に分割された外観パネルを天面パネル30、前面パネル40、左側面パネル50、右側面パネル60、背面パネル70として説明したが、必ずしもこの分割に限定する趣旨ではなく、外観パネルを種々の形状に分割して、順次組み付けを行っても良い。
また、上記実施例1では、リアガード20→天面パネル30→前面パネル40→左側面パネル50→右側面パネル60→背面パネル70の順序で組み付けを行った例で説明したが、必ずしもこの順序に限定されない。
また、上記実施例1では、外観パネルの固定手段として、ネジ止め部以外は、爪止め部、あるいは、固定孔や固定溝に固定爪を差し込むようにして構成したが、これも固定手段の一例であって、外観意匠性の良好な固定手段であれば、種々の固定手段を組み合わせて実施することも可能である。
また、上記実施例1では、リアガード20と天面パネル30とを同じネジ止め部20aで兼用したが、個別のネジ止め部で固定しても良く、後で固定する外観パネルで覆い隠すことが可能であれば、ネジ止め部の個数や位置は限定されない。
以上のように、本発明にかかる空気清浄機は、空気清浄機能を有する複数の外観パネルで筐体部が構成されている空気清浄機に有用であり、特に、小型化で外観意匠性の高い空気清浄機に適している。
100 空気清浄機
10 ベース構成部
11 ベース
11a 固定溝
11b 固定溝
11c ネジ穴
11d 固定孔
11e 気化フィルタ挿入口
11f ネジ穴
12 ヒータ脱臭ユニット
13 気化フィルタ
13a 回転軸
14 送風機
14a ファンモータ
14b ファン
15 ダクト
16 オゾン発生ユニット
16a 固定孔
16b UVランプ
17 空気通路
18 イオナイザ
19 センターガード
20 リアガード
20a ネジ止め部
20b 爪固定溝
20c ネジ穴
21 吸込グリル
22 爪固定孔
30 天面パネル
30a 固定爪
31 ルーバ
32 操作パネル
33 吹出口
40 前面パネル
40a ネジ止め部
40b ネジ止め部
50 左側面パネル
50a ネジ止め部
60 右側面パネル
61 固定爪
70 背面パネル
70a 固定爪
71 吸込口
80 筐体
81 プレフィルタ
82 集塵フィルタ














































Claims (3)

  1. 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路内に送風機と空気清浄フィルタとを少なくとも備えた空気清浄機能を有するベース構成部を含む空気清浄機であって、
    前記ベース構成部の周囲に、複数に分割された外観パネルを順次ネジ止めしながら固定する際に、前に固定した外観パネルのネジ止め部を、後で固定する外観パネルで順次覆い隠すことで筐体部を構成し、
    前記ベース構成部に対して少なくとも最後に固定する前記筐体部を構成する前記外観パネルは、爪止めによって固定することを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記外観パネルは、天面パネル、前面パネル、右側面パネル、左側面パネル、および背面パネルで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記外観パネルは、前記吸込口に設けられた前記空気清浄フィルタを通風可能に覆うリアガードを前記ベース構成部に対してネジ止めした後、前記天面パネル、前記前面パネル、前記左右の側面パネルの順序で前記ベース構成部に対して固定し、
    前記ベース構成部に対して最後に爪止めによって固定する前記外観パネルは、前記リアガードを通風可能に覆う前記背面パネルであって、前記リアガード、前記天面パネル、前記前面パネル、前記左右の側面パネルを固定するネジ止め部のうち、少なくとも一つのネジ止め部を前記背面パネルで覆い隠すことを特徴とする請求項2に記載の空気清浄機。
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