JP3246408B2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

天井埋込形空気調和機

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JP3246408B2 JP26578397A JP26578397A JP3246408B2 JP 3246408 B2 JP3246408 B2 JP 3246408B2 JP 26578397 A JP26578397 A JP 26578397A JP 26578397 A JP26578397 A JP 26578397A JP 3246408 B2 JP3246408 B2 JP 3246408B2
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富康 栂村
博澄 伊藤
康裕 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に埋め込まれ
る空気調和機の化粧パネル取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、天井に埋め込まれる空気調和機は
図12に示すように、内部に送風機71と熱交換器72
を有する本体73があり、この本体73の下方には本体
73の下方を被う化粧パネル75が取り付けられてい
る。74は天井を示している。この化粧パネル75を本
体73に取り付ける場合の従来の構成について、図13
を用いて説明する。本体73には、引っかけ穴76と引
っかけ面79が形成されている。化粧パネル75には、
Z形状の仮掛け金具77と板バネ78が取り付けられて
いる。今、化粧パネル75を本体に取り付けるには、化
粧パネル75に取り付けられている仮掛け金具77の先
端を本体73に設けられた引っかけ穴76に差し込み、
スライドさせて図示のごとく引っかけ、次に板バネ78
を引っかけ面79に引っかけることにより化粧パネル7
5の仮止めし、最後にねじ80によって化粧パネル75
を本体73に固定する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、仮掛け金具77を本体73の引っかけ穴
76に差し込むために位置を合わせることが必要である
が、その作業が面倒であるとともに、仮止め後のねじ8
0の挿入時において化粧パネル75の位置が本体73に
対して精度よく位置決めされる状態ではないのでねじ穴
を探さねばならないというやりにくさもあった。これら
の作業は、天井面高さ近くでの作業であるため脚立等へ
乗っての作業であり、作業性の改善要望は非常に強いも
のであった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、化粧パネルの取り付け作業を容易に行うこ
とができる空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、本体に化粧パネルの下降を係止する係止手
段を設け、化粧パネルには、弾性によって係止手段との
係合と離脱を可能とした係合手段と、本体の外形に係合
することにより化粧パネルの位置決めを行うガイド手段
を設けた構成とするものである。
【0006】上記の構成によって、化粧パネルを上方に
上げていくとガイド手段によって本体に対する化粧パネ
ルの位置がガイドされていくとともに、この化粧パネル
の上方への移動に従って係合手段が弾性によって係止手
段への係合を完了するので、仮止め作業が容易であると
ともに、ガイド手段によって本体と化粧パネルの位置決
めがなされているので化粧パネル仮止め後のねじ固定を
する際の化粧パネルと本体の位置ずれがなく、ねじ固定
作業も容易である。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、熱交換
器,送風機などを有する本体と、前記本体の下面に取り
付けられる化粧パネルとを具備し、前記本体に前記化粧
パネルの下降を係止する係止手段を少なくとも2カ所に
設け、前記化粧パネルには、前記係止手段との係合ある
いは離脱を弾性変形によって可能とした係合手段を前記
係止手段と相対する位置に設けるとともに、前記本体の
外形と係合することにより前記本体に対する前記化粧パ
ネルの位置をガイドするガイド手段を設けた構成とした
ものである。そしてこの構成によれば、化粧パネルを上
方に上げていくとガイド手段によって本体に対する化粧
パネルの位置がガイドされていくとともに、この化粧パ
ネルの上方への移動に従って係合手段が弾性によって係
止手段への係合を完了するので、化粧パネルの仮止め作
業が容易であるとともに、ガイド手段によって本体と化
粧パネルの位置決めがなされているので化粧パネル仮止
め後のねじ固定をする際の化粧パネルと本体の位置ずれ
がなく、ねじ固定作業も容易である。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記化粧パネル
の前記係合手段に下方から押すことの可能な傾斜面を設
けたものであり、この傾斜面を下方から押すことにより
前記係合手段が前記係止手段から離脱するので化粧パネ
ルをはずす作業も容易になる。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記係合手段が
前記係止手段から離脱するときの前記係合手段の変形量
を、所定量にて規制する規制手段を設けたものであり、
係合手段への無理な変形を防止できるので、係合手段の
弾性力を柔らかくすることが可能となり、化粧グリル脱
着力が軽くてすみ、作業性が向上するものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記化粧パネル
に前記本体の外形に平行でかつ係合する位置にリブ状の
凸部を設け、前記凸部に相対する位置の前記本体側を傾
斜面を有した形状に構成することにより、前記本体に対
する前記化粧パネルの位置ガイドを行える構成としたも
のであり、位置ガイドを行うための必要寸法が前記凸部
のリブ厚みで可能なため、本体の外形に対しての化粧パ
ネルを大きくしなければならない寸法を小さくすること
が可能である。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記ガイド手段
の位置を、前記化粧パネル装着完了後に前記本体が前記
化粧パネルから露出する部分の近傍ではない位置に係合
するよう配したものであり、化粧パネル脱着時における
ガイド手段による本体側へのこすり跡等の発生を懸念す
る必要がなく、作業性が向上するものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記化粧パネル
の自重が加わると、前記係合手段と前記係止手段との係
合が強くなる方向に前記係合手段と前記係止手段との係
合面を傾斜させて構成したもので、大型の化粧パネル等
の自重の大きい化粧パネルであっても、仮止め保持強度
の確保を可能とするものであり、また、前記係合手段の
弾性力を柔らかくして作業性の向上を可能とするもので
ある。
【0013】請求項7に記載の発明は、前記化粧パネル
を下方に引き下げると前記係合手段と前記係止手段との
係合がはずれる方向に前記係合手段と前記係止手段との
係合面を傾斜させて構成したものであり、仮止め保持力
のあまり必要のない小型軽量の化粧パネルにおいて、は
ずしたいときには化粧パネルを下方に引き下げるだけで
可能となるものである。
【0014】請求項8に記載の発明は、前記係止手段を
前記本体に一体構成にて形成し、前記係合手段および前
記ガイド手段を前記化粧パネルに一体構成にて形成した
ものであり、安価なコストでの実現を可能とするもので
ある。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0016】(実施例1)図11において、1は天井2
内に埋め込まれた空気調和機の本体で、内部に送風機3
と熱交換器4を有している。5は本体1の下方に固定さ
れ天井2の表面に露出した化粧パネルであり、本図11
は化粧パネル5の取付が完了している状態を示してい
る。
【0017】次に、詳細の説明を図1にて行う。本体1
の吹き出し部6は下方まで伸びており化粧パネル5の穴
7部まで到達し、一部が露出するよう構成されている。
8は化粧パネル5の仮止めのための係止用凸部であり本
体1に一体で左右2カ所に設けられている。この係止用
凸部8は係止面8aとガイド面8bを有している。9は
化粧パネル5を固定するためのねじ穴である。10は係
止用凸部8に係合して化粧パネル5を仮止めするための
係合用爪であり、化粧パネル5に一体に形成されてお
り、係合面10aとガイド面10bを有している。ま
た、この係合用爪10の内側下方の化粧グリル面には穴
11が設けられており、係合用爪10を下方から押すこ
とができるようになっている。またこの背面には係合用
爪10の変形量を規制するための規制用リブ12が、係
合用爪10からの所定距離をもって形成されており、こ
の規制用リブ12も化粧パネル5に一体に構成されてい
る。13,14,15,16は本体1の外形に係合し位
置決めを行う位置決め面13b,14b,15b,16
bとガイド面13a,14a,15a,16aを有する
ガイド用リブであり、化粧パネル5に一体に構成されて
いる。17は本体1のねじ穴9に対応した位置に設けら
れた固定ねじ貫通用の穴である。
【0018】この化粧パネル5と本体1の位置関係を示
したのが図2であり、化粧パネル5の平面図として表し
ている。本体1の外形を2点鎖線にて示してある。な
お、本体1の吹き出し部6が化粧パネル5から露出する
が、この時の化粧パネルの穴7から離れた位置にガイド
用リブ13は設けられている。
【0019】次に化粧パネル5の本体1への着脱につい
て、図3および図4を用いて説明する。図3および図4
は図2でのA−A断面図として示しており、図3は取り
付け前状態、図4は仮止め完了状態を示している。今、
図3の状態から化粧パネル5を上方に上げていくと、図
1に示したガイド用リブ13,14,15,16のガイ
ド面13a,14a,15a,16aが本体1の外形部
に当たることにより、本体1に対する化粧パネル5の位
置がガイドされていくとともに、係合用爪10はガイド
面10bが本体1の係止用凸部8のガイド面8bにガイ
ドされて外側に弾性変形していく。そして係合用爪10
のガイド面10bが係止用凸部8のガイド面8bを通り
過ぎると、係合用爪10は弾性変形が解除されて図4の
状態になり、仮止めが完了することになる。すなわち、
化粧パネル5を上方へ上げていく動作のみで完了でき
る。なお、この動作時において、ガイド用リブ13,1
4,15,16が本体1とがこすれることによるこすり
跡が本体側に付いたとしてもいずれのガイド用リブも本
体1の露出部から離れた位置であるので、支障がない。
また、仮止め完了時には、ガイド用リブ13,14,1
5,16の本体1の外形への当たり位置も以前のガイド
面13a,14a,15a,16aから位置決め面13
b,14b,15b,16bに移動しているので本体1
に対する化粧パネル5の位置は精度よく位置決めされて
いるため、図1で示した穴17を介して本体1のねじ穴
9にねじ固定する作業は位置あわせの必要がなく容易で
ある。次にこの化粧パネル5をはずしたい場合には、固
定ねじをはずして仮止め状態である図4状態において化
粧パネル5の穴11から指あるいはドライバーの先端を
入れて係合用爪10を外側方向に押して弾性変形させる
ことにより、係合用爪10と係止用凸部8を離間させる
ことで、可能となる。この場合、必要以上の係合用爪の
変形については、規制用リブ12に当たることで防止す
ることが可能となっているので、係合用爪10の強度を
下げて弾性力を柔らかくし、化粧パネル5の着脱力を弱
めて作業性を向上させることが可能である。また、本構
成として形成されている係止用凸部8は本体に一体に、
係合用爪10とガイド用リブ13,14,15,16お
よび規制リブ12は化粧グリル5と一体に構成されてい
るので、特別なコストが必要ではなく、安価な構成が可
能となっている。
【0020】(実施例2)図5,図6,図7は化粧パネ
ル5取り外しの際の係合用爪10の離脱をより容易にさ
せたものである。図5は図1の係止用凸部8の周辺を拡
大図示したものであり、図6は係合用爪10を拡大図示
したものであり、図7は係合用爪10離脱構成を説明す
るための図である。本体1に設けられた係止用凸部8の
中央部には凸形状をなくした逃げ部8cを設けており、
係合用爪10は中央部に傾斜面10cを形成してある。
この逃げ部8cと傾斜面10cは相対する位置に配され
ており、逃げ部8cの幅Tの方が傾斜面10cの幅tよ
り大きく構成されている。図7において、ドライバ18
の先端を化粧パネル5の穴11に挿入していき、先端を
係合用爪10の傾斜面10cに押し当てていくと、係合
用爪10は傾斜面10cが押されることにより自然に外
側へ弾性変形していくことになり係止用凸部8から離間
することになる。すなわち、ドライバ18を上方へ挿入
する動作のみで可能となり、容易となる。
【0021】(実施例3)図8は本体1に対する位置決
め構成を実施例1と異にするものであり、本体1には位
置決めガイド用の傾斜面19と20(20の傾斜面自体
は隠れて見えていない)が設けられているが、その位置
は化粧パネル5から露出する部分からは離している。化
粧パネル5には、本体1の外形に平行で傾斜面19,2
0に相対する位置に位置決め用リブ21,22が設けら
れており、この位置決め用リブ21,22は化粧パネル
5の補強用リブ23,24と一体に形成されている。こ
れら以外は前述の実施例と同一であるので説明は省略す
る。本構成では、化粧パネル5を上方へ上げていったと
きの本体1に対する化粧パネル5の長手方向と直行する
方向の位置ガイドが、位置決め用リブ21,22の先端
が本体1の傾斜面19,20に当たってガイドされるこ
とでなされ、仮止め完了時点での精度よい位置決めは位
置決め用リブ21,22の内側面が本体1の外形に当た
ることでなされることになる。本構成では、位置決めガ
イドに必要なスペースが位置決め用リブ21,22の厚
みのみで可能となり、図1の構成での必要スペースであ
るガイド用リブ13,14の長さスペースに比べ、大幅
に縮小することが可能であり、化粧パネル5の大きさを
小さくすることが可能となる。
【0022】(実施例4)図9は本体1の係止用凸部8
の係止面8aを水平ではなく、内側方向に下降する傾斜
面として構成し、化粧パネル5の係合用爪10の係合面
10aを係止面8aに相対する傾斜面として構成したも
のである。本構成とすれば、化粧パネル5が大きく自重
が重いものであっても仮止め保持強度を強くできるし、
また、逆に係合用爪10の弾性力を柔らかくしても保持
強度を確保できるので、化粧パネル5着脱作業性の改善
が可能である。
【0023】(実施例5)図10は本体1の係止用凸部
8の係止面8aを水平ではなく、外側方向に下降する傾
斜面として構成し、化粧パネル5の係合用爪10の係合
面10aを係止面8aに相対する傾斜面として構成した
ものである。化粧パネル10が小型軽量で仮止め保持強
度を要求されない場合などに本構成とすれば、化粧パネ
ル10をはずす際には、化粧パネル10を下方に引き下
げるだけで係合用爪10が離脱するので、はずす作業も
さらに容易とすることができる。
【0024】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、熱交換器,送風機などを有する本体
と、本体の下面に取り付けられる化粧パネルとを具備
し、本体に化粧パネルの下降を係止する係止手段を少な
くとも2カ所に設け、化粧パネルには、係止手段との係
合あるいは離脱を弾性変形によって可能とした係合手段
を係止手段と相対する位置に設けるとともに、本体の外
形と係合することにより本体に対する化粧パネルの位置
をガイドするガイド手段を設けた構成としたもので、こ
の構成によれば、化粧パネルを上方に上げていくとガイ
ド手段によって本体に対する化粧パネルの位置がガイド
されていくとともに、この化粧パネルの上方への移動に
従って係合手段が弾性によって係止手段への係合を完了
するので、化粧パネルの仮止め作業が容易であるととも
に、ガイド手段によって本体と化粧パネルの位置決めが
なされているので化粧パネル仮止め後のねじ固定をする
際の化粧パネルと本体の位置ずれがなく、ねじ固定作業
も容易であるという効果を奏する。
【0025】請求項2に記載の発明は、化粧パネルの係
合手段に下方から押すことの可能な傾斜面を設けたもの
であり、この傾斜面を下方から押すことにより係合手段
が係止手段から離脱するので化粧パネルをはずす作業も
容易になるという効果を奏する。
【0026】請求項3に記載の発明は、係合手段が係止
手段から離脱するときの係合手段の変形量を、所定量に
て規制する規制手段を設けたものであり、係合手段への
無理な変形を防止できるので、係合手段の弾性力を柔ら
かくすることが可能となり、化粧グリル脱着力が軽くて
すみ、作業性が向上するという効果を奏する。
【0027】請求項4に記載の発明は、化粧パネルに本
体の外形に平行でかつ係合する位置にリブ状の凸部を設
け、凸部に相対する位置の本体側を傾斜面を有した形状
に構成することにより、本体に対する化粧パネルの位置
ガイドを行える構成としたものであり、位置ガイドを行
うための必要寸法が前記凸部のリブ厚みで可能なため、
本体の外形に対しての化粧パネルを大きくしなければな
らない寸法を小さくすることが可能であるという効果を
奏する。
【0028】請求項5に記載の発明は、ガイド手段の位
置を、化粧パネル装着完了後に本体が化粧パネルから露
出する部分の近傍ではない位置に係合するよう配したも
のであり、化粧パネル脱着時におけるガイド手段による
本体側へのこすり跡等の発生を懸念する必要がなく、作
業性が向上するという効果を奏する。
【0029】請求項6に記載の発明は、化粧パネルの自
重が加わると、係合手段と係止手段との係合が強くなる
方向に係合手段と係止手段との係合面を傾斜させて構成
したもので、大型の化粧パネル等の自重の大きい化粧パ
ネルであっても、仮止め保持強度の確保を可能とするも
のであり、また、係合手段の弾性力を柔らかくして作業
性の向上を可能とするという効果を奏する。
【0030】請求項7に記載の発明は、化粧パネルを下
方に引き下げると係合手段と係止手段との係合がはずれ
る方向に係合手段と係止手段との係合面を傾斜させて構
成したものであり、仮止め保持力のあまり必要のない小
型軽量の化粧パネルにおいて、はずしたいときには化粧
パネルを下方に引き下げるだけで可能となるという効果
を奏する。
【0031】請求項8に記載の発明は、係止手段を本体
に一体構成にて形成し、係合手段およびガイド手段を化
粧パネルに一体構成にて形成したものであり、安価なコ
ストでの実現を可能とするという効果を奏する。
【0032】本発明は、以上のように種々の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の分解斜視
【図2】同一実施例の平面図
【図3】同図2におけるA−A断面図
【図4】同図2における化粧パネル仮止め完了時のA−
A断面図
【図5】本発明の他の実施例の要部斜視図
【図6】同一実施例の要部斜視図
【図7】同一実施例の要部動作説明断面図
【図8】本発明の他の実施例の分解斜視図
【図9】本発明の他の実施例の要部説明断面図
【図10】本発明の他の実施例の要部説明断面図
【図11】本発明の他の実施例を示す空気調和機の断面
【図12】従来例を示す空気調和機の断面図
【図13】従来例を示す空気調和機の分解斜視図
【符号の説明】
1 本体 5 化粧パネル 6 吹き出し部 7,11 穴 8 係止用凸部 8a 係止面 8b ガイド面 10 係合用爪 10a 係合面 10b ガイド面 10c 傾斜面 12 規制用リブ 13,14,15,16 ガイド用リブ 19,20 傾斜面 21,22 位置決め用リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 康裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−205804(JP,A) 特開 平3−244938(JP,A) 特開 平9−68343(JP,A) 特開 平8−61690(JP,A) 実開 平4−78426(JP,U) 実開 昭59−67722(JP,U) 実開 平1−94832(JP,U) 実開 平3−6231(JP,U) 実開 平2−77517(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器,送風機などを有する本体と、
    前記本体の下面に取り付けられる化粧パネルとを具備
    し、前記本体に前記化粧パネルの下降を係止する係止手
    段を少なくとも2カ所に設け、前記化粧パネルには、前
    記係止手段との係合あるいは離脱を弾性変形によって可
    能とした係合手段を前記係止手段と相対する位置に設け
    るとともに、前記本体の外形と係合することにより前記
    本体に対する前記化粧パネルの位置をガイドするガイド
    手段を設けた構成とした天井埋込形空気調和機。
  2. 【請求項2】 化粧パネルの係合手段に下方から押すこ
    との可能な傾斜面を設け、この傾斜面を下方から押すこ
    とにより前記係合手段が前記係止手段から離脱する構成
    とした請求項1記載の天井埋込形空気調和機。
  3. 【請求項3】 係合手段が係止手段から離脱するときの
    前記係合手段の変形量を、所定量にて規制する規制手段
    を設けた請求項1記載の天井埋込形空気調和機。
  4. 【請求項4】 化粧パネルに本体の外形に平行でかつ係
    合する位置にリブ状の凸部を設け、前記凸部に相対する
    位置の前記本体側を傾斜面を有した形状に構成すること
    により、前記本体に対する前記化粧パネルの位置ガイド
    を行える構成とした請求項1記載の天井埋込形空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 ガイド手段の位置を、化粧パネル装着完
    了後に本体が前記化粧パネルから露出する部分の近傍で
    はない位置に係合するよう配した請求項1記載の天井埋
    込形空気調和機。
  6. 【請求項6】 化粧パネルの自重が加わると、係合手段
    と係止手段との係合が強くなる方向に前記係合手段と前
    記係止手段との係合面を傾斜させて構成した請求項1記
    載の天井埋込形空気調和機。
  7. 【請求項7】 化粧パネルを下方に引き下げると係合手
    段と係止手段との係合がはずれる方向に前記係合手段と
    前記係止手段との係合面を傾斜させて構成した請求項1
    記載の天井埋込形空気調和機。
  8. 【請求項8】 係止手段を本体に一体構成にて形成し、
    係合手段およびガイド手段を化粧パネルに一体構成にて
    形成した請求項1記載の天井埋込形空気調和機。
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