JP6027348B2 - 浴室装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の天井に取り付けられる浴室装置に関する。
従来、浴室の天井に取り付けられる浴室装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1には、天井に取り付けられた空調装置が記載されている。空調装置は、浴室の天井に固定される本体部と、本体部の下方に配置されるグリル板と、グリル板を天井に固定するための頭付きネジとを備えている。
グリル板には、複数の挿通孔が設けられている。本体部には、被螺合部が設けられている。被螺合部は、グリル板の挿通孔に対応する位置に配置されている。頭付きネジは、グリル板の下方から挿通孔に向かって挿入され、被螺合部にねじ込まれる。これにより、頭付きネジは、本体部とグリル板とを相互に固着し、グリル板を天井に固定する。
特開2001−254969号公報
ところでこの特許文献1記載のグリル板は、頭付きネジを取り外すと、そのまま重力にしたがって落下する。このため、作業者は、グリル板を取り外す際には、グリル板を手で天井に向かって押し上げながら、頭付きネジを取り外す必要がある。また、作業者は、グリル板を取り付ける際にも、グリル板を手で天井に向かって押し上げながら、頭付きネジをねじ込む必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、グリル板を固定する固着具を取り外したり取り付けたりする際に、作業者がグリル板を手で押さえ付けなくても、作業することができる浴室装置を提供することにある。
本発明の浴室装置は、浴室の天井に設置される装置本体と、前記天井に沿った状態で前記装置本体の下方に配置されるグリル板と、前記グリル板を前記装置本体に固定する固着具と、前記固着具が取り付けられていない状態で前記グリル板を前記天井に沿った姿勢で仮支持する支持部とを備え、前記支持部は、前記固着具が取り付けられていない状態で、前記天井と前記グリル板との間に、前記グリル板を掴みやすくするための隙間を形成するように構成されていることを特徴とする。
またこの浴室装置において、前記支持部は、前記グリル板の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、その支持状態を解除するものであることが好ましい。
またこの浴室装置において、前記支持部は、前記装置本体に設けられた係止部と、前記グリル板に設けられて前記係止部に係合する被係止部とを備え、前記被係止部は、側方に膨出してその下端が前記係止部に位置規制される係止爪を有しており、前記係止爪の上端には、前記係止部を当該係止爪の下端に導入するための傾斜部が設けられていることが好ましい。
またこの浴室装置において、前記支持部は、前記装置本体に設けられた係止部と、前記グリル板に設けられて前記係止部に係合する被係止部とを備え、前記被係止部は、側方に膨出してその下端が前記係止部に位置規制される係止爪を有しており、前記係止爪の下端は、膨出先端側に向かうほど上方に位置するよう傾斜しており、これにより、前記グリル板の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、前記係止部との係止状態を解除するものであることが好ましい。
本発明のグリル板は、支持部により、固着具が取り付けられていない状態でも、天井に沿った姿勢で仮支持される。このため、本発明の浴室装置によれば、作業者は、グリル板を固定する固着具を取り外したり取り付けたりする際に、グリル板を手で押さえ付けなくても、着脱作業をすることができる。
実施形態1の浴室装置の分解斜視図である。 実施形態1の浴室の全体斜視図である。 実施形態1の浴室装置の概略側断面図である。 実施形態1の装置本体の底面図である。 実施形態1のグリル板の斜視図である。 実施形態1の支持部の斜め上方から見た要部断面図である。 実施形態1の支持部の正面から見た要部断面図である。 実施形態1の浴室装置において固着具を取り外した状態を示す側面図である。 実施形態2の支持部の斜め上方から見た要部断面図である。 実施形態3の支持部の斜め上方から見た要部断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
実施形態1の浴室装置1は、浴室の天井9に取り付けられる。本実施形態の浴室装置1は、ミスト機能付き浴室暖房乾燥機である。なお、浴室装置1としては、ミスト機能付き浴室暖房乾燥機に限らず、浴室暖房換気乾燥機であってもよいし、浴室乾燥機であってもよく、特に限定されない。
浴室は、天井9を有している。天井9は、浴室の内部の上側の面であり、天井板91の下面により構成されている。図2に示されるように、浴室には浴槽94が設けられている。なお、浴室は、ユニットバスであってもよい。また、浴室は、浴槽94が設置されていないシャワールームであってもよい。
浴室装置1は、図1に示されるように、その下面が浴室内に臨むようにして配置される。浴室装置1は、天井スラブに固定された吊り金具93を介して、吊り下げられている。浴室装置1は、装置本体2と、グリル板4とを備えている。
装置本体2は、本体ケーシング21と、機能部3とを備えている。本体ケーシング21は、下方に向かって開口した箱形状をしている。本体ケーシング21の開口周縁には、フランジ部22が設けられている。本体ケーシング21は、装置本体2の外郭を形成する。機能部3は、図3に示されるように、暖房部31と、換気部32と、ミスト発生部33とを備えている。機能部3は、本体ケーシング21内に収容配置されている。
暖房部31は、温風用熱交換器311と、循環流路312と、循環ファン313とを備えている。循環流路312は、吸込み口314と、吹き出し口315とを有している。吸込み口314と吹き出し口315とは、浴室内に臨んでいる。循環ファン313は、循環流路312内の空気を流通させる。温風用熱交換器311は、循環流路312内に配置されている。温風用熱交換器311は、熱源機7(図2参照)との間で熱媒が循環するよう暖房配管に接続されている。温風用熱交換器311は、循環流路312内を流通する空気と熱交換を行なう。これにより、暖房部31は、吸込み口314を介して浴室内の空気を装置本体2内に取り込み、取り込んだ空気を温風用熱交換器311により加熱した上で、その温風を吹き出し口315を介して浴室内に吹き出す。
なお、吹き出し口315は、可動ルーバ316に設けられている。可動ルーバ316は、支持体317に回動自在に支持されている。支持体317は、本体ケーシング21内に固定されている。
換気部32は、換気ファン321と、排出路322とを備えている。排出路322は、吸込み口323と、排出部324とを備えている。吸込み口323は浴室内に臨んでいる。排出部324は、外部に連通している。換気ファン321は、排出路322内の空気を流通させる。換気部32は、吸込み口323を介して浴室内の湿った空気を装置本体2内に取り込んだ上で、排出部324を介して外部に排出する。
ミスト発生部33は、ミスト用熱交換器331と、配管部332と、ミストノズル333と、ミスト用弁334とを備えている。配管部332は、給水管とミストノズル333とを接続する。ミストノズル333の開口は、浴室内に臨んでいる。ミスト用熱交換器331は、熱源機7との間で熱媒が循環するよう暖房配管に接続されている。ミスト用熱交換器331は、配管部332を流通する水と熱交換を行なう。ミスト用弁334は、配管部332においてミストノズル333のすぐ上流側に接続されている。ミスト用弁334は、例えば、熱動弁により構成されている。これによりミスト発生部33は、浴室内に温水ミストを噴出する。
図1に示されるように、天井9には取付開口92が設けられている。取付開口92は、天井板91を上下方向に貫通する。装置本体2は、天井板91の上方に配置されている。装置本体2のフランジ部22は、取付開口92の開口周縁の上面に当接する。装置本体2は、天井スラブに吊持された吊り金具93を介して支持されている。言い換えると、装置本体2は、浴室の天井9に設置される。
なお、装置本体2のフランジ部22と、天井板91の上面との間には、パッキンが介装される。
装置本体2には、図4に示されるように、複数の取付部23が設けられている。取付部23は、固着具5を介してグリル板4を取り付けるために設けられている。取付部23は、雌ねじ部24を有している。雌ねじ部24の中心軸は、上下方向に平行となっている。雌ねじ部24は下方に開口している。この取付部23は、例えば、本体ケーシング21の側面、及び支持体317に設けられている。
グリル板4は、装置本体2の下方に配置される。グリル板4は、図5に示されるように、平面視矩形状をしている。グリル板4は、吸込み用開口41と、吹き出し用開口42とを備えている。吸込み用開口41は、グリル板4が装置本体2に取り付けられると、暖房部31の吸込み口314や換気部32の吸込み口323に連通する。吹き出し用開口42は、グリル板4が装置本体2に取り付けられると、装置本体2の吹き出し口315に連通する。
グリル板4は、固着具挿通孔43を有している。固着具挿通孔43は、装置本体2の取付部23の雌ねじ部24に対応する箇所に設けられている。図1に示されるように、固着具挿通孔43には固着具5が挿通される。グリル板4は、装置本体2の下方に配置された状態で、固着具挿通孔43に固着具5が挿通される。固着具5は、グリル板4の固着具挿通孔43に挿通された状態で、雌ねじ部24にねじ込まれる。これにより、グリル板4は、天井9に沿った状態で、装置本体2に取り付けられる。言い換えると、グリル板4は、天井9に沿った状態で前記装置本体2の下方に配置される。
固着具5は、例えば、ねじ具である。ねじ具は、雄ねじ部51と、軸部52と、頭部53とを備えている。雄ねじ部51は、装置本体2の雌ねじ部24に螺合する。雄ねじ部51は、軸部52の軸方向の第一端から軸方向に沿って設けられている。頭部53は、軸部52の軸方向の第二端に設けられている。第二端は、第一端とは反対側に位置している。固着具5は、グリル板4を装置本体2に取り付ける。言い換えると、固着具5はグリル板4を天井9に固定する。
本実施形態の浴室装置1は、支持部6を備えている。支持部6は、固着具5が取り付けられていない状態のグリル板4を、天井9に沿った姿勢で仮支持する。支持部6は、図6に示されるように、装置本体2に設けられた係止部61と、グリル板4に設けられた被係止部63とを備えている。
係止部61は、装置本体2に設けられている。より詳しく説明すると、係止部61は、本体ケーシング21内に固定された支持体317に一体に設けられている。また、係止部61は、支持体317に設けられた取付部23に隣接配置されている。係止部61は、図1に示されるように、複数(本実施形態では2つ)設けられている。各係止部61同士は、離間して配置されている。
各係止部61は、図6に示されるように、一対の係止片62を有している。係止片62は、互いに離間している。各係止片62は、一方向に長く形成されており、互いに平行となっている。係止部61は、係止片62の長手方向の両端が連結されることで、平面視ロ字状となっている。係止部61には、下方から被係止部63を挿入することができるようになっている。
被係止部63は、グリル板4に一体成形されている。被係止部63は、グリル板4の上面において、装置本体2の係止部61に対応する箇所に設けられている。被係止部63は、グリル板4の上面から上方に向かって突出している。被係止部63は、弾性片64と、係止爪65とを備えている。係止爪65は、弾性片64の上端に設けられている。
弾性片64は、図7に示されるように、一対設けられている。弾性片64は、互いに離間して配置されている。具体的に、弾性片64同士は、約8mmの隙間を介して設けられている。弾性片64は、互いに近づく方向に向かって弾性変形することができるようになっている。弾性片64は、グリル板4の上面から上方に向かって突出している。
係止爪65は、弾性片64の上端に設けられている。係止爪65は、側方に膨出している。弾性片64に設けられた各係止爪65は、その膨出先端が互いに離れる方向に臨んでいる。係止爪65は、位置規制部66と、傾斜部67とを備えている。
位置規制部66は、係止爪65の下端に設けられている。位置規制部66は、係止片62に引っ掛かるようになっている。これにより、係止爪65は、下方への移動が規制される。言い換えると、被係止部63は、下方に抜け落ちないよう係止部61に係止される。
位置規制部66は、係止爪65の膨出先端側に向かうほど上方に位置するよう傾斜している。また、弾性片64は弾性変形することができる。これにより、被係止部63は、係止部61との係合状態において、下方に向かって所定以上の荷重が掛けられると、弾性片64が互いに近づく方向に弾性変形しながら、係止爪65が互いに近づく方向に移動し、係止部61との係止状態が解除されるようになっている。
なお、被係止部63は、グリル板4の自重以下の荷重が掛けられたときには、係止状態が解除されない(係止状態を維持する)。一方、被係止部63は、グリル板4の自重よりも大きい荷重が掛けられると、係止状態を解除する。言い換えると、支持部6は、グリル板4の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、その支持状態を解除する。
傾斜部67は、係止爪65の上端に設けられている。傾斜部67は、膨出先端側に向かうほど下方に位置するよう傾斜している。被係止部63は、傾斜部67に係止片62が押し付けられると、対向する弾性片64同士が互いに近づく方向に弾性変形しながら係止爪65が互いに近づく方向に移動する。これにより、係止片62は、係止爪65の下端に導入される。言い換えると、傾斜部67は、係止片62を係止爪65の下端に導入するために設けられている。
装置本体2にグリル板4を取り付けるには、次のようにして行なう。
天井9の上方には装置本体2が固定されている。作業者は、グリル板4を装置本体2の下方から上方に向かって持ち上げる。このとき、作業者は、装置本体2の係止部61に、グリル板4の被係止部63を挿入するようにして押し上げる。すると、装置本体2の係止部61に、グリル板4の被係止部63が係止され、これにより、グリル板4が天井9に沿った姿勢で仮支持される。
次いで、作業者は、固着具5をグリル板4の固着具挿通孔43に挿入してねじ込む。これにより、グリル板4は、装置本体2に固定される。
次に、装置本体2からグリル板4を取り外すには、次のようにして行なう。
作業者は、固着具5を取り外す。固着具5を全て取り外すと、グリル板4は、重力に従って落下しようとするが、支持部6により仮支持された状態であるため、天井9に沿った姿勢のまま落下しない。この状態で、作業者はグリル板4を下方に引き下げる。作業者がグリル板4を下方に引き下げると、被係止部63と係止部61との係合状態が解除され、これにより、グリル板4が天井9から取り外される。
なお、固着具5が全て取り外された状態では、図8に示すように、グリル板4は、天井9から少しだけ下方に移動する。これにより、天井9とグリル板4との間に僅かな隙間が形成され、作業者はグリル板4を掴み易いようになっている。
以上説明したように、本実施形態の浴室装置1は、装置本体2と、グリル板4と、固着具5と、支持部6とを備えている。装置本体2は、浴室の天井9に固定される。グリル板4は、天井9に沿った状態で装置本体2の下方に配置される。固着具5は、グリル板4を天井9に固定する。支持部6は、固着具5が取り付けられていない状態で、グリル板4を天井9に沿った姿勢で仮支持する。
このように本実施形態の浴室装置1は、固着具5とは別に、支持部6により、グリル板4を支持することができるため、作業者が固着具5を取り外した場合でも、グリル板4の落下を防ぐことができる。
なお、装置本体2とグリル板4とを紐で連結すれば、固着具5を取り外した際のグリル板4の落下を防ぐことができるが、グリル板4を取り付けるときに、紐が、装置本体2とグリル板4との間に挟まってしまうことがある。このように、装置本体2とグリル板4とを紐で連結する構造では、作業性がよくないという問題がある。また、この構造の浴室装置は、作業者が現地において、装置本体2とグリル板4とを紐で連結する必要があるため、つなぎ忘れが発生する可能性がある。
これに対し、本実施形態の浴室装置1は、支持部6が、装置本体2に設けられた係止部61と、グリル板4に設けられて係止部61に係合する被係止部63とを備えている。被係止部63は、係止爪65を有している。係止爪65の上端には、係止部61をこの係止爪65の下端に導入するための傾斜部67が設けられている。
このため、グリル板4を下方から天井9に向かって押し上げるだけで、装置本体2に設けられた係止部61と、グリル板4に設けられた被係止部63とを係止させることができる。また、仮に取り付ける際に係止部61と被係止部63とが正常に係止していなくても、固着具5をねじ込んで、装置本体2とグリル板4とを螺合するだけで、確実に係止部61と被係止部63とを係止させることができる。すなわち本実施形態の浴室装置1によれば、従来の構造のように、紐の繋ぎ忘れの問題や、紐が装置本体2とグリル板4との間に挟まってしまうという問題を解消することができる。
また、本実施形態の浴室装置1の支持部6は、グリル板4の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、その支持状態を解除するものである。
このため本実施形態の浴室装置1によれば、グリル板4を落下しないようにできるだけでなく、グリル板4を取り外す場合には、グリル板4を引き下げるだけで、簡単に取り外すことができる。
また、本実施形態の被係止部63は、係止爪65を有している。係止爪65は、側方に膨出してその下端が係止部61に位置規制される。係止爪65の下端は、膨出先端側に向かうほど上方に位置するよう傾斜している。これにより被係止部63は、グリル板4の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、前記係止部61との係止状態を解除するものである。
このように本実施形態の浴室装置1によれば、係止爪65の下端に傾斜を設けるという簡単な構造で、グリル板4を落下しないようにするだけでなく、グリル板4を取り外す場合には、グリル板4を引き下げるだけで、簡単に取り外すことができる構造とすることができる。
次に、実施形態2について図9に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分について同じ構造であるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の浴室装置1は、支持部6の構造が実施形態1とは異なっている。本実施形態のその他の構造は、実施形態1のものと同じである。
支持部6は、装置本体2に設けられた係止部61と、グリル板4に設けられた被係止部63とを備えている。
係止部61は、一対の係止片62を有している。係止片62は、互いに離間している。各係止片62は、係止片62の並設方向に幅を有している。係止片62は、対向する係止片62側に向かうほど、上方に位置するよう傾斜している。
被係止部63は、係止爪65を有している。係止爪65は、側方に膨出している。係止爪65の上端には、実施形態1の係止爪65のような傾斜部67は設けられていない。係止爪65の下端(位置規制部66)は、膨出先端側に向かうほど上方に位置するよう傾斜している。
装置本体2に向かってグリル板4が押し上げられると、係止部61に被係止部63が挿入される。その後、被係止部63は、係止片62の傾斜に沿って上昇し、各被係止部63同士が互いに近づく方向に向かって弾性変形する。これにより、被係止部63は、係止部61に係合する。
グリル板4が、所定の荷重(グリル板4の自重よりも大きな荷重)で下方に引き下げられると、被係止部63の下端が係止部61に押圧され、被係止部63同士が互いに近づく方向に向かって弾性変形する。これにより、被係止部63と係止部61との係止状態が解除される。
次に、実施形態3について図10に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分について同じ構造であるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
浴室装置1は、支持部6の構造が実施形態1とは異なっている。本実施形態のその他の構造は、実施形態1のものと同じである。
支持部6は、装置本体2に設けられた係止部61と、グリル板4に設けられた被係止部63とを備えている。
係止部61は、一対の係止片62を有している。係止片62は、互いに離間している。各係止片62は、係止片62の並設方向に幅を有している。係止片62は、対向する係止片62側に向かうほど、下方に位置するよう傾斜している。
被係止部63は、係止爪65を有している。係止爪65は、側方に膨出している。係止爪65の上端には、傾斜部67が設けられている。なお、係止爪65の下端は、実施形態1の係止爪65のように傾斜していない。
装置本体2に向かってグリル板4が押し上げられると、係止部61に被係止部63が挿入される。その後、被係止部63同士は、互いに近づく方向に係止片62により押圧されながら上昇し、これにより、被係止部63同士は互いに近づく方向に向かって弾性変形する。これにより、被係止部63は、係止部61に係合する。
グリル板4が、所定の荷重(グリル板4の自重よりも大きな荷重)で下方に引き下げられると、被係止部63の下端が、傾斜した係止部61に押圧され、被係止部63同士が互いに近づく方向に向かって弾性変形する。これにより、被係止部63と係止部61との係止状態が解除される。
なお、実施形態1〜3の被係止部63は、弾性片64と係止爪65とを対向するよう一対備えていたが、本発明の浴室装置1においては、弾性片64と係止爪65とは1つであってもよい。
また、実施形態1〜3の固着具5は、グリル板4を装置本体2に取り付けるものであったが、本発明において固着具5は、グリル板4を天井9に、直接取り付けるものであってもよい。
1 浴室装置
2 装置本体
21 本体ケーシング
23 取付部
24 雌ねじ部
4 グリル板
43 固着具挿通孔
5 固着具
6 支持部
61 係止部
62 係止片
63 被係止部
64 弾性片
65 係止爪
66 位置規制部
67 傾斜部
9 天井
91 天井板
92 取付開口

Claims (4)

  1. 浴室の天井に設置される装置本体と、
    前記天井に沿った状態で前記装置本体の下方に配置されるグリル板と、
    前記グリル板を前記装置本体に固定する固着具と、
    前記固着具が取り付けられていない状態で前記グリル板を前記天井に沿った姿勢で仮支持する支持部と
    を備え
    前記支持部は、前記固着具が取り付けられていない状態で、前記天井と前記グリル板との間に、前記グリル板を掴みやすくするための隙間を形成するように構成されている
    ことを特徴とする浴室装置。
  2. 前記支持部は、前記グリル板の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、その支持状態を解除するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の浴室装置。
  3. 前記支持部は、
    前記装置本体に設けられた係止部と、
    前記グリル板に設けられて前記係止部に係合する被係止部と
    を備え、
    前記被係止部は、側方に膨出してその下端が前記係止部に位置規制される係止爪を有しており、
    前記係止爪の上端には、前記係止部を当該係止爪の下端に導入するための傾斜部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の浴室装置。
  4. 前記支持部は、
    前記装置本体に設けられた係止部と、
    前記グリル板に設けられて前記係止部に係合する被係止部と
    を備え、
    前記被係止部は、側方に膨出してその下端が前記係止部に位置規制される係止爪を有しており、
    前記係止爪の下端は、膨出先端側に向かうほど上方に位置するよう傾斜しており、これにより、前記グリル板の自重よりも大きい荷重が下方に向かって掛けられると、前記係止部との係止状態を解除するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の浴室装置。
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