JP6265483B2 - 浴室暖房乾燥機及び浴室暖房乾燥機の取付構造 - Google Patents

浴室暖房乾燥機及び浴室暖房乾燥機の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、浴室暖房乾燥機及び浴室暖房乾燥機の取付構造に関し、詳しくは、浴室の天井に設置される浴室暖房乾燥機及び浴室暖房乾燥機の取付構造に関する。
特許文献1には、浴室の天井に設置される乾燥機本体と、この乾燥機本体に接続されて浴室の空気を換気する換気ユニットとを備える浴室暖房乾燥機が開示されている。
乾燥機本体には、天井の点検口に近い側の側面と、天面とに、換気ユニットが接続される接続口が設けられている。
特許文献1の浴室暖房乾燥機は、平坦な通常の天井に設置する場合には、乾燥機本体の側面の接続口に換気ユニットが接続され、一部が上方に膨らんだドーム型天井に設置する場合には、乾燥機本体の天面の接続口に換気ユニットが接続される。このようにして、特許文献1の浴室暖房乾燥機は、ドーム部分を避けて、換気ユニットを乾燥機本体に接続することができる。
特開2010−276290号公報
特許文献1の浴室暖房乾燥機は、ドーム型天井に設置する場合には、乾燥機本体の天面の接続口に換気ユニットを接続するため、天井の点検口から接続口までの距離が遠くて、点検口からの換気ユニットの接続口への取り付けや、点検口からの換気ユニットのメンテナンスが行いにくいといった問題があった。
上記事情を鑑みて、本発明は、ドーム型天井に設置する場合でも、点検口からの、換気ユニットの取り付けや、換気ユニットのメンテナンスが行いやすい浴室天井暖房乾燥機及び浴室天井暖房乾燥機の取付構造を提案することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の浴室暖房乾燥機は、浴室の天井に設置される暖房乾燥機本体と、前記暖房乾燥機本体の側面に接続される接続具と、前記接続具を介して前記暖房乾燥機本体に接続され、前記暖房乾燥機本体を通じて前記浴室内の空気を換気する換気ユニットとを備え、前記接続具は、前記暖房乾燥機本体の前記側面に接続される第一接続面と、前記換気ユニットに接続される第二接続面とを有し、前記第二接続面は、下側ほど前記暖房乾燥機本体から離れるように傾斜した傾斜面であり、前記換気ユニットは、前記接続具に支持されて先端側が持ち上げられた姿勢で保持されることを特徴とする。
また、前記第二接続面の上端部は、平面視にて前記暖房乾燥機本体の一部と重なる位置にあることが好ましい。
また、上記課題を解決するために本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造は、浴室天井と、前記浴室天井に取り付けられる浴室暖房乾燥機と、を備え、前記浴室天井は、平坦な取付部と、上方に膨らんだドーム部とを有し、前記ドーム部には、点検口が設けられ、前記浴室暖房乾燥機は、前記取付部に取り付けられる暖房乾燥機本体と、前記暖房乾燥機本体のうち前記点検口に近い側の側面に接続される接続具と、前記接続具を介して前記暖房乾燥機本体に接続され、前記暖房乾燥機本体を通じて前記浴室内の空気を換気する換気ユニットとを有し、前記接続具は、前記暖房乾燥機本体に接続される第一接続面と、前記換気ユニットに接続される第二接続面とを有し、前記第二接続面は、前記点検口側を向き、且つ下側ほど前記暖房乾燥機本体から離れるように傾斜した傾斜面であり、前記換気ユニットは、前記接続具に支持されて先端側が持ち上げられた姿勢で保持されることを特徴とする。
本発明の浴室暖房乾燥機は、暖房乾燥機本体の側面に接続具を介して換気ユニットが接続され、このとき、換気ユニットが接続具に支持されて先端側が持ち上げられた姿勢で保持されるようにしたことで、ドーム型天井に設置する場合に、換気ユニットを、暖房乾燥機本体のうち天井の点検口に近い側の側面に、上方に膨らんだドーム部を避けるようにして、接続することができる。これにより、本発明の浴室暖房乾燥機は、ドーム型天井に設置する場合でも、点検口から換気ユニットの接続先までの距離が近くなり、点検口からの、換気ユニットの取り付けや、換気ユニットのメンテナンスが行いやすくなっている。
また、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造では、暖房乾燥機本体のうち浴室天井の点検口に近い側の側面に、接続具を介して換気ユニットが接続され、このとき、換気ユニットが接続具に支持されて先端側が持ち上げられた姿勢で保持されるようにしたことで、浴室天井の上方に膨らんだドーム部を避けるようにして、換気ユニットを配置することができる。これにより、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造は、浴室天井の点検口からの、換気ユニットの接続先までの距離が近くて、点検口からの、換気ユニットの取り付けや、換気ユニットのメンテナンスが行いやすくなっている。
本発明の一実施形態の浴室暖房乾燥機を示す縦断面図である。 同上の浴室暖房乾燥機の内部の配管を説明する管路図である。 同上の浴室暖房乾燥機を浴室に設置した状態の斜視図である。 同上の浴室暖房乾燥機の暖房乾燥機本体を示す斜視図である。 同上の暖房乾燥機本体にベース部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の暖房乾燥機本体にベース部材と接続具を介して換気ユニットを接続した状態を示す斜視図である。 同上の暖房乾燥機本体にベース部材と接続具を介して換気ユニットを接続した状態を示す斜視図であり、図6とは別の角度から視た図である。 同上の暖房乾燥機本体にベース部材と接続具を介して換気ユニットを接続した状態を示す斜視図であり、図6及び図7とは別の角度から視た図である。 同上の暖房乾燥機本体にベース部材と接続具を介して換気ユニットを接続した状態を示す側面図である。 同上の浴室暖房乾燥機を浴室天井に設置した状態の側断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態の浴室暖房乾燥機100は、ユニットバスのような浴室1に設置されるミスト機能付浴室暖房乾燥機である。浴室暖房乾燥機100は、浴室1内の暖房をしたり、浴室1内を換気したり、浴室1内を乾燥したり、浴室1内に干した洗濯物を乾燥したり、浴室1内に涼風を送風したり、浴室1内に温水のミストを噴霧して使用者にミスト浴をさせたり、浴室1内に温水のミストを噴霧すると共に温風を吹き出して使用者にミストサウナ浴をさせたりする機能を有する。
浴室暖房乾燥機100は、図3に示すように、浴槽10の上方の位置で浴室1の天井11に設置される。以下では、図3に示す状態を基準として、浴槽10の長手方向を前後方向とし、浴槽10の短手方向を左右方向として、各構成について説明する。つまり、図3の矢印X1で示す方向が前方向であり、その逆方向が後方向であり、矢印Y1で示す方向が右方向であり、その逆方向が左方向であり、矢印Z1で示す方向が上方向であり、その逆方向が下方向である。
本実施形態の浴室暖房乾燥機100の取付構造では、天井11は、図3及び図10に示すように、ハーフドーム天井であり、浴槽10の上方に位置する平坦な取付部110と、取付部の右隣に位置する上方に膨らんだドーム部111とを有する。取付部110には、暖房乾燥機本体2が配される開口12が設けられ、ドーム部111には、最も膨らんだ上端部分に、点検口13が設けられる。点検口13には、蓋14が着脱自在に取り付けられている。
浴室暖房乾燥機100は、暖房乾燥機本体2と、暖房乾燥機本体2の点検口13に近い側の側面7に接続される接続具3と、この接続具3を介して暖房乾燥機本体2の側面7に接続され、暖房乾燥機本体2を通じて浴室1内の空気を換気する換気ユニット4とを備える。暖房乾燥機本体2の側面7には、図1及び図4に示すように、接続口70が設けられている。接続口70は、暖房乾燥機本体2の外殻を内外に貫通する孔であり、後述する換気用風路114に連通している。
暖房乾燥機本体2は、図3に示すように、下面を開口12に臨ませた状態で、取付部110の天井裏に配置される。暖房乾燥機本体2は、例えば、吊り金具15によって天井スラブ等に吊り支持される。暖房乾燥機本体2の下面には、開口12を覆うように、グリル板16が取り付けられる(図10等参照)。
暖房乾燥機本体2は、図1乃至図3に示すように、矩形箱状であり、温風用熱交換器20や浴室内循環ファン21が内装されている。温風用熱交換器20は、内部に温水が循環され、暖房乾燥機本体2内に吸い込まれた空気との間で熱交換を行って、その空気を加熱する。
温風用熱交換器20は、暖房乾燥機本体2に配管された暖房用温水管路22の途中に配置される。暖房用温水管路22には、給湯暖房機のような熱源機23(図3参照)から温水が供給される。また、暖房用温水管路22の途中には、温風用熱交換器20への温水の供給の有無を開閉により切り替える弁24や、暖房用温水管路22を流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタTH1が配置される。また、暖房用温水管路22の途中には、ミスト加熱用管路25が接続され、ミスト加熱用管路25の途中には、比例弁26が配される。
浴室内循環ファン21は、浴室1内の空気を暖房乾燥機本体2内に吸い込み、暖房乾燥機本体2内の空気を浴室1へと吹き出す。暖房乾燥機本体2の下面側には、浴室内循環ファン21で送風される空気を吹き出す吹き出し口17が設けられ、この吹き出し口17には、可動ルーバー18が回転自在に装着されている。可動ルーバー18は、回転することにより、吹き出し口17を開閉したり、吹き出し口17から吹き出す風向を変えることができる。グリル板16には浴室1内に空気を吸い込む吸い込み口19が設けられ、この吸い込み口19の近傍に浴室温度サーミスタTH2が配置されている。
また、暖房乾燥機本体2には、ミスト浴の機能を持たせるためのミスト発生部27が組み込まれている。ミスト発生部27は、ミスト用給水管路270、ストレーナ271、給水電磁弁272、ミスト用熱交換器273、ミスト温度サーミスタTH3、ミスト開閉弁274、ミストノズル275等を有する。なお、ミスト発生部27に関する詳しい説明については省略する。
換気ユニット4は、図1、図3及び図6に示すように、暖房乾燥機本体2の接続口70に連通させる吸込み口40と、接続具3に固定されるフランジ41と、換気ファン42と、外部のダクト112に接続される排出口43とを備える。換気ファン42は、接続具3と暖房乾燥機本体2を通じて、浴室1内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を、ダクト112を通じて屋外へ排出する。なお、図1中の符号44は、逆風止めである。
浴室暖房乾燥機100は、浴室1外の脱衣所に設けた操作器5や浴室1内に設けた操作器6によってリモコン操作される。脱衣所用の操作器5には、タイマー表示部、タイマー設定スイッチ、風向スイッチ、ミストサウナスイッチ、乾燥スイッチ、暖房スイッチ、涼風スイッチ、換気スイッチ、停止スイッチ等が設けられている。浴室用の操作器6には、状態表示部、ミストサウナスイッチ、ミストスイッチ、温度設定スイッチ、暖房スイッチ、涼風スイッチ、風向スイッチ、ミスト入浴時間のストップウォッチのスタート/ストップスイッチ、リセットスイッチ、停止スイッチ等が設けられている。
暖房乾燥機本体2内には、浴室内循環ファン21によって吸い込まれた浴室1内の空気を、温風用熱交換器20で暖めて、浴室1へと吹き出す循環用風路113と、換気ファン42によって吸い込まれた浴室1内の空気を換気ユニット4へ導入する換気用風路114とが、別々に形成される。換気用風路114には、湿度検出手段28が配されている。
続いて、本実施形態の浴室暖房乾燥機100の特徴的な構造について更に詳しく説明する。
本実施形態では、換気ユニット4は、接続具3を介して、暖房乾燥機本体2の側面7に接続される。接続具3は、図9に示すように、暖房乾燥機本体2の側面7に接続される第一接続面300と、換気ユニット4に接続される第二接続面301とを有する。第二接続面301は、点検口13側を向き、且つ下側ほど暖房乾燥機本体2から離れるように傾斜した傾斜面である。そのため、換気ユニット4は、接続具3の第二接続面301に接続された状態で、接続具3によって支持されて、先端側(右端側)が持ち上げられた姿勢で保持される。これにより、本実施形態の浴室暖房乾燥機100は、図10に示すように、暖房乾燥機本体2の点検口13に近い側の側面7に、ドーム部111を避けて、換気ユニット4を設置することができる。
詳しくは、図4乃至図10に示すように、接続具3は、側面7のうち接続口70の周縁部にねじ等の固定具80で取り付けられる板状のベース体30と、このベース体30にねじ等の固定具81で取り付けられる筒状の連結体31とを有する。連結体31は、換気ユニット4を先端側(右端側)が持ち上げられた姿勢に維持するためのものである。
ベース体30は、図5に示すように、暖房乾燥機本体2の側面7と平行に配されて、側面7に固定される矩形枠状の枠部32と、枠部32の上端から斜め上方(左上方向)に突出した傾斜部33とを有する。傾斜部33は、枠部32が暖房乾燥機本体2の側面7に固定された状態で、暖房乾燥機本体2の上方に位置する。ベース体30の側面7への固定は、暖房乾燥機本体2を取付部110に設置した後に行ってもよいし、暖房乾燥機本体2を取付部110に設置する前に行ってもよい。
枠部32には、接続口70に対応した矩形状の開口34が中央部に設けられている。枠部32は、4つの隅部にそれぞれ、固定具80が打ち込まれることによって、暖房乾燥機本体2の側面7の接続口70の周縁部に固定される。
枠部32の下部の前後の端部にはそれぞれ、連結体31を下方から支持して連結体31の下方への移動を規制する支持部35が設けられている。支持部35は、略L字状であり、枠部32から斜め下方(右下方向)に突出した上片部350と、上片部350の下端から斜め上方(右上方向)に突出する下片部351とを有する。上片部350には、固定具81が打ち込まれる孔が設けられている。傾斜部33の上端部には、斜め下方(右下方向)に向けて開口した係止用凹部36が設けられている。係止用凹部36は、傾斜部33の上端部に、前後に離れて2つ形成されている。係止用凹部36は、支持部35よりも上方に位置する。
連結体31は、図6乃至図9に示すように、係止用凹部36に差し込まれて係止される係止部37と、支持部35によって支持される筒状部38とを一体に有する。係止部37は、矩形板状である。筒状部38は、略直角三角形板状の前後一対の前壁380及び後壁381と、前壁380の下端部と後壁381の下端部に連続する矩形板状の下壁382とで構成される。前壁380と後壁381の左下端部からは、支持部35に載置されるフランジ39が筒外側に向けて突出している。つまり、前壁380の左下端部からは、フランジ39が前方に向けて突出しており、後壁381の左下端部からは、フランジ39が後方に向けて突出している。図9に示すように、係止部37の右面370と筒状部38の右面383(つまり、前壁380、後壁381及び下壁382の右面)とは、同一平面上に位置し、係止部37の左面371に対して筒状部38の左面384は傾斜している。
連結体31は、係止用凹部36に係止部37を下方から差し込んで、支持部35にフランジ39を載せることで、ベース体30に仮止めされる。このとき、フランジ39は、支持部35の上片部350に重ねられ、下片部351によって支持される。この仮止め状態で、係止用凹部36によって連結体31の上方への移動と、連結体31の上端部の、ベース体30から離れる方向への移動が規制され、支持部35によって連結体31の下方への移動が規制される。
そして、連結体31は、固定具81を斜め上方(右上方向)から各フランジ39に打ち込むことで、各フランジ39が支持部35の上片部350に固定されて、ベース体30に本固定される。このとき、連結体31は、係止部37の左面371が傾斜部33の右面に重なり、筒状部38の左面384が枠部32の右面に重なって、ベース体30に密着した状態で固定される。
なお、上述した暖房乾燥機本体2の側面7に接続される第一接続面300は、本実施形態では、ベース体30の枠部32の左面320で構成され、換気ユニット4に接続される第二接続面301は、連結体31の係止部37の右面370と筒状部38の右面383とで構成される。
換気ユニット4は、吸い込み口40が筒状部38に連通するようにフランジ41が連結体31の右面に重ねられて、ねじ等の固定具82によってフランジ41の4つの隅部がそれぞれ連結体31に固定される。ここで、フランジ41への固定具82の打ち込みも、斜め上方から行うことができる。換気ユニット4は、連結体31に固定された状態で、フランジ41の上端部が係止用凹部36に差し込まれて、連結体31の係止部37とともに係止用凹部36に係止される。
連結体31に固定された換気ユニット4は、連結体31の右面(つまり、第二接続面301)の傾斜に合わせて、先端側(右端側)が持ち上げられた姿勢で保持される。これにより、本実施形態の浴室暖房乾燥機100は、図10に示すように、暖房乾燥機本体2の点検口13に近い側の側面7に、ドーム部111を避けて、換気ユニット4を設置することができる。
また、本実施形態の浴室暖房乾燥機100では、接続具3を、ベース体30と、このベース体30に仮止め可能な連結体31とで構成したことで、連結体31をベース体30に仮止めした状態で、連結体31をベース体30に固定具81で固定することができるため、連結体31のベース体30への固定施工を簡単に行うことができる。また、本実施形態の浴室暖房乾燥機100では、連結体31のベース体30への固定を、斜め上方から行うことができるため、この施工を行うときに、ドーム部111がドライバー等の工具の操作の邪魔になりにくく、点検口13からの連結体31の固定施工が行いやすくなっている。
また、本実施形態の浴室暖房乾燥機100では、フランジ39を連結体31の下端部の隅部にそれぞれ設けたことで、連結体31や換気ユニット4がドライバー等の工具の操作の邪魔になりにくく、点検口13からの連結体31の固定施工が行いやすくなっている。
また、本実施形態の浴室暖房乾燥機100では、換気ユニット4のフランジ41の4つの隅部に固定具82を打ち込んで連結体31に固定するようにしたことで、換気ユニット4がドライバー等の工具の操作の邪魔になりにくく、点検口13からの換気ユニット4の固定施工が行いやすくなっている。
また、本実施形態の浴室暖房乾燥機100では、図9に示すように、第二接続面301の上端部は、平面視にて暖房乾燥機本体2の一部と重なる位置にある。言い換えると、ベース体30の係止用凹部36は、暖房乾燥機本体2の上方に位置する。そのため、本実施形態の浴室暖房乾燥機100では、第二接続面301の上端部が、平面視にて暖房乾燥機本体2と重ならないように配置した場合に比べて、換気ユニット4の先端側(右端側)を上方に配置することができ、換気ユニット4とドーム部111との接触をより一層抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、係止用凹部36を暖房乾燥機本体2の上方に位置するように設けた例について説明したが、これに限定されない。例えば、係止用凹部36を枠部32の上端部に設けて、係止用凹部36を暖房乾燥機本体2の側方(右方向)に位置するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、連結体31のベース体30への固定を、2本のねじを用いて行う例について説明したが、連結体31のベース体30への固定は、1本のねじで行ってもよいし、3本以上のねじで行ってもよい。また、連結体31のベース体30への固定は、ねじに限らず、他の固定手段によって行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、連結体31のベース体30への固定や、換気ユニット4の連結体31への固定を、斜め上方から打ち込むねじ等の固定具によって行う例について説明したが、水平方向に打ち込むねじ等の固定具によって行ってもよい。
以上まとめると、本発明の浴室暖房乾燥機は、上述した一実施形態の浴室暖房乾燥機100のように、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の浴室暖房乾燥機は、浴室1の天井11に設置される暖房乾燥機本体2と、暖房乾燥機本体2の側面7に接続される接続具3と、接続具3を介して暖房乾燥機本体2に接続され、暖房乾燥機本体2を通じて浴室1内の空気を換気する換気ユニット4とを備える。接続具3は、暖房乾燥機本体2の側面7に接続される第一接続面300と、換気ユニット4に接続される第二接続面301とを有する。第二接続面301は、下側ほど暖房乾燥機本体2から離れるように傾斜した傾斜面である。換気ユニット4は、接続具3に支持されて、先端側が持ち上げられた姿勢で保持される。
以上のように本発明の浴室暖房乾燥機は、暖房乾燥機本体2の側面7に接続具3を介して換気ユニット4が接続され、このとき、換気ユニット4が接続具3に支持されて先端側が持ち上げられた姿勢で保持されるようにしている。そのため、本発明の浴室暖房乾燥機は、ドーム型天井に設置する場合に、換気ユニット4を、暖房乾燥機本体2のうち天井11の点検口13に近い側の側面7に、上方に膨らんだドーム部111を避けるようにして、接続することができる。これにより、本発明の浴室暖房乾燥機は、ドーム型天井に設置する場合でも、点検口13から換気ユニット4の接続先までの距離が近くなり、点検口13からの、換気ユニット4の取り付けや、換気ユニット4のメンテナンスが行いやすくなっている。
また、本発明の浴室暖房乾燥機は、上述した一実施形態の浴室暖房乾燥機100のように、上記の構成に加えて更に、下記の構成を備えることが好ましい。
すなわち、本発明の浴室暖房乾燥機は、第二接続面301の上端部は、平面視にて暖房乾燥機本体2の一部と重なる位置にある。
以上のような構成とすることで、本発明の浴室暖房乾燥機は、ドーム型天井に設置する場合に、換気ユニット4をより上方に配置することができ、これにより、換気ユニット4を、暖房乾燥機本体2のうち点検口13に近い側の側面7に、上方に膨らんだドーム部111を避けるようにして、接続することが更に容易となる。
また、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造は、上述した一実施形態の浴室暖房乾燥機100の取付構造のように、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造は、浴室天井11と、浴室天井11に取り付けられる浴室暖房乾燥機100と、を備える。浴室天井11は、平坦な取付部110と、上方に膨らんだドーム部111とを有する。ドーム部111には、点検口13が設けられる。浴室暖房乾燥機100は、取付部110に取り付けられる暖房乾燥機本体2と、暖房乾燥機本体2のうち点検口13に近い側の側面7に接続される接続具3と、接続具3を介して暖房乾燥機本体2に接続され、暖房乾燥機本体2を通じて浴室1内の空気を換気する換気ユニット4とを有する。接続具3は、暖房乾燥機本体2に接続される第一接続面300と、換気ユニット4に接続される第二接続面301とを有する。第二接続面301は、点検口13側を向き、且つ下側ほど暖房乾燥機本体2から離れるように傾斜した傾斜面である。換気ユニット4は、接続具3に支持されて、先端側が持ち上げられた姿勢で保持される。
以上のような構成とすることで、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造では、暖房乾燥機本体2のうち浴室天井11の点検口13に近い側の側面7に、接続具3を介して換気ユニット4が接続され、このとき、換気ユニット4が接続具3に支持されて先端側が持ち上げられた姿勢で保持される。そのため、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造では、浴室天井11の上方に膨らんだドーム部111を避けるようにして、換気ユニット4を配置することができる。これにより、本発明の浴室暖房乾燥機の取付構造は、浴室天井11の点検口13からの、換気ユニット4の接続先までの距離が近くて、点検口13からの、換気ユニット4の取り付けや、換気ユニット4のメンテナンスが行いやすくなっている。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 浴室
2 暖房乾燥機本体
3 接続具
4 換気ユニット
7 側面
11 天井(浴室天井)
13 点検口
100 浴室暖房乾燥機
110 取付部
111 ドーム部
300 第一接続面
301 第二接続面

Claims (3)

  1. 浴室の天井に設置される暖房乾燥機本体と、
    前記暖房乾燥機本体の側面に接続される接続具と、
    前記接続具を介して前記暖房乾燥機本体に接続され、前記暖房乾燥機本体を通じて前記浴室内の空気を換気する換気ユニットとを備え、
    前記接続具は、
    前記暖房乾燥機本体の前記側面に接続される第一接続面と、
    前記換気ユニットに接続される第二接続面とを有し、
    前記第二接続面は、下側ほど前記暖房乾燥機本体から離れるように傾斜した傾斜面であり、
    前記換気ユニットは、前記接続具に支持されて、先端側が持ち上げられた姿勢で保持されることを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 前記第二接続面の上端部は、平面視にて前記暖房乾燥機本体の一部と重なる位置にあることを特徴とする請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
  3. 浴室天井と、
    前記浴室天井に取り付けられる浴室暖房乾燥機と、を備え、
    前記浴室天井は、平坦な取付部と、上方に膨らんだドーム部とを有し、
    前記ドーム部には、点検口が設けられ、
    前記浴室暖房乾燥機は、
    前記取付部に取り付けられる暖房乾燥機本体と、
    前記暖房乾燥機本体のうち前記点検口に近い側の側面に接続される接続具と、
    前記接続具を介して前記暖房乾燥機本体に接続され、前記暖房乾燥機本体を通じて前記浴室内の空気を換気する換気ユニットとを有し、
    前記接続具は、
    前記暖房乾燥機本体に接続される第一接続面と、
    前記換気ユニットに接続される第二接続面とを有し、
    前記第二接続面は、前記点検口側を向き、且つ下側ほど前記暖房乾燥機本体から離れるように傾斜した傾斜面であり、
    前記換気ユニットは、前記接続具に支持されて、先端側が持ち上げられた姿勢で保持されることを特徴とする浴室暖房乾燥機の取付構造。
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