JP6429070B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の天井に設けられる浴室乾燥機に関する。
浴室内に気流を生成することで、浴室内を乾燥させる浴室乾燥機が広く普及している。このような浴室乾燥機では、ファンの駆動により浴室内の空気を吸い込み、当該空気の一部を浴室外に排出するとともに、当該空気の残りをそのまま若しくは暖めてから浴室内に吹き出して戻すものが一般的である。浴室内を循環する気流により、浴室内の残水の蒸発が促され、カビの発生を抑制することができる。
浴室乾燥機は、一般的に装置全体がユニット化されており、浴室の天井にユニット全体を嵌め込むことにより構成される。例えば、下記特許文献1に開示される浴室乾燥機も、ユニット状の本体を浴室の天井パネルの中央に嵌め込むことにより取り付ける構成である。
特開2004−184050号公報
ところで、浴室の天井には湿気がたまりやすく、当該湿気がたまることによって天井に結露が発生するおそれがあった。特許文献1には、天井に浴室乾燥機を設け、吹出口から吹き出された空気が天井に沿うように吹き出されることが記載されているものの、吹出口から吹き出された空気は、浴室内全体を循環した後に吸込口から吸い込まれるようになっている。このような浴室全体を循環した後の空気は湿気が多く含まれるため、この湿気を多く含んだ空気が天井に取り付けられた吸込口から吸い込まれるように構成すると、かえって天井に結露が発生しやすくなる。このように、従来の浴室乾燥機では、天井の結露防止に関する課題が依然として残っており、改善する必要があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、浴室内の天井の結露防止を図ることができる浴室乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る浴室乾燥機は、浴室の天井に設けられる浴室乾燥機であって、前記浴室の天井に形成され、前記浴室内の空気を吸い込む吸込部と、前記吸込部から吸い込まれた空気を流す内部流路と、前記浴室の天井に形成され、前記内部流路を流れた空気を前記浴室内に吹き出す吹出部と、を備え、前記吹出部は、前記吹出部から吹き出す空気の方向を案内するガイド部を有し、前記吹出部から吹き出される空気は、前記浴室の天井側に吹き出されるときに、前記ガイド部に衝突し、湿気の蒸発を促して前記浴室の天井を乾燥するように前記浴室の天井に沿った状態で前記吸込部に向かうように構成され、前記浴室の浴室空間の下部側に吹き出されるときに、前記ガイド部に衝突することないように構成されていることを特徴とする浴室乾燥機。
本発明に係る浴室乾燥機によれば、吹出部から吹き出される空気が浴室の天井に沿った状態で吸込部に向かうように、吹出部から空気が吹き出される。これにより、吹出部から吹き出される空気が、浴室内を循環せずに天井に沿ったまま吸込部に吸い込ませることができる。このため、吹出部から吹き出される空気が浴室内を循環した後に吸込部に吸い込まれることにより、湿気を多く含んだ空気が浴室の天井にたまることを防止することができる。その結果、天井に結露が発生することを防止することができる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記吹出部には、前記吹出部から吹き出す空気が前記浴室の天井に沿った状態で前記吸込部に向かうように、前記吹出部から吹き出す空気の方向を案内するガイド部を備えていることも好ましい。
この好ましい態様では、吹出部にガイド部を備えているので、吹出部から吹き出される空気の方向を、浴室内を循環せずに天井に沿ったまま吸込部に向かうように案内することができ、より天井を効率的に乾燥させることができる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記吹出部の長手方向において、前記吹出部の一端部から該一端部寄りの前記浴室の壁面までの距離と、前記吹出部の他端部から該他端部寄りの前記浴室の壁面までの距離とは、いずれも前記吹出部の長手方向寸法よりも小さいことも好ましい。
この好ましい態様では、吹出部の長手方向寸法に対して、吹出部の各端部から浴室の各壁面までの距離を小さくしたことで、吹出部から吹き出した空気は、各壁面近傍の空気を巻き込みながら、幅広のカーテン状の気流を形成するため、気流を天井の広範囲に行きわたらせ、乾燥させることが可能となる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記吸込部の長手方向において、前記吸込部の一端部から該一端部寄りの前記浴室の壁面までの距離と、前記吸込部の他端部から該他端部寄りの前記浴室の壁面までの距離とは、いずれも前記吸込部の長手方向寸法よりも小さいことも好ましい。
この好ましい態様では、吸込部の長手方向寸法に対して、吸込部の各端部から浴室の各壁面までの距離を小さくしたことで、吸込部により吸い込む浴室内の空気は、各壁面近傍の空気を巻き込みながら、幅広のカーテン状の気流を形成するため、気流を天井の広範囲に行きわたらせ、乾燥させることが可能となる。
また本発明に係る浴室乾燥機では、前記吸込部及び前記吹出部は、それぞれの長手方向が互いに略平行となるように設けられていることも好ましい。
この好ましい態様では、吸込部と吹出部のそれぞれの長手方向を互いに略平行とすることで、吹出部から空気を吹き出すことで形成した幅広のカーテン状の気流を、その形状を崩すことなく吸込部に至らせることができるため、気流を天井の広範囲に行きわたらせ、乾燥させることが可能となる。
本発明によれば、浴室内の天井の結露防止を図ることができる浴室乾燥機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機を備えた浴室乾燥機付きユニットバスを表す斜視模式図である。 本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機を備えた浴室乾燥機付きユニットバスを表す平面視模式図である。 本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機の吹出口近傍を表す断面視模式図である。 本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機の吹出口近傍を表す断面視模式図である。 本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機における送気装置の構成を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機及びそれを備えた浴室乾燥機付きユニットバスの概略を説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機及びそれを備えた浴室乾燥機付きユニットバスを表す斜視模式図である。
図1に表すように、浴室乾燥機付きユニットバス1は、ユニットバス2と、浴室乾燥機3と、を有している。
ユニットバス2は、正面パネル21と、背面パネル22と、左側面パネル23と、右側面パネル24と、床パネル25と、天井パネル26と、を有している。ユニットバス2の内部には、これら6枚のパネルによって囲まれる略直方体形状の浴室空間20が形成されている。
以下、背面パネル22から正面パネル21にわたる方向(矢印X方向)を「奥行方向」という。また、奥行方向に直交する方向であって、左側面パネル23から右側面パネル24にわたる方向(矢印Y方向)を「左右方向」という。さらに、床パネル25から天井パネル26にわたる方向を「上下方向」という。
浴室空間20には、浴槽2Bが設けられている。浴槽2Bは、左右方向がその長手方向となるように設けられ、背面パネル22寄りの位置に配置されている。床パネル25の上面のうち、浴槽2Bよりも正面パネル21側の部分は、入浴者が洗身や洗髪を行う場所となる洗い場2Wとされており、浴槽2Bと洗い場2Wとは奥行方向に並べられている。浴槽2Bと洗い場2Wが並べられることにより、浴室空間20の下部には段差が生じることとなり、洗い場2Wの端部と、浴槽2Bのリム部2B1の端部とを繋ぐように、浴槽2Bの側面を隠す化粧板であるエプロン2Eが立設されている。
浴室乾燥機3は、吸気装置31と、連通管33と、送気装置34と、を有しており、浴室空間20の天井パネル26に設けられている。吸気装置31は、その下方に開設された吸込口32から浴室空間20の空気を吸い込み、その内部に取り込む装置である。送気装置34は、吸気装置31と左右方向に間隔を空けて配置されており、内部に取り込んだ空気を加熱し、その下方に開設された吹出口35から浴室空間20に吹き出す装置である。連通管33は、吸気装置31及び送気装置34の内部に連通しており、吸気装置31の内部に取り込まれた空気を、送気装置34の内部に流す管状部材である。尚、図1では、吸気装置31及び送気装置34の内部構成の図示を省略している。
浴室乾燥機3が運転することにより、浴室空間20の空気は、吸気装置31によって吸い込まれ、その後、送気装置34によって浴室空間20に吹き出して戻される。すなわち、浴室乾燥機3を介して浴室空間20の空気が循環することとなる。循環しながら送気装置34によって繰り返し加熱されることで、浴室空間20の空気が昇温していく。
吸気装置31の吸込口32は、複数の孔32aが奥行方向に互いに離間して1列に並べられることで構成されており、その外形は、奥行方向を長手方向とする扁平形状となっている。同様に、送気装置34の吹出口35は、複数の孔(図1において図示せず)が奥行方向に互いに離間して1列に並べられることで構成されており、その外形は、奥行方向を長手方向とする扁平形状となっている。吸込口32の複数の孔32aが並べられる方向と、吹出口35の複数の孔が並べられる方向とは、略平行とされている。吸込口32と吹出口35は、それぞれ空気の吸い込みと吹き出しを行うことにより、浴室空間20に幅広のカーテン状の気流を形成する。
次に、図2を参照して、吸込口32及び吹出口35の配置について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機及びそれを備えた浴室乾燥機付きユニットバスを表す平面視模式図である。詳細には、図2は、ユニットバス2と、吸込口32及び吹出口35との位置関係を表す模式図である。
図2に表すように、左右方向(矢印Y方向)において、天井パネル26の端部26L(左側面パネル23側)から端部26R(右側面パネル24側)までの領域を、領域Y1、Y2、Y3に3等分して見た場合に、吹出口35は領域Y1に設けられ、吸込口32は領域Y3に設けられている。換言すれば、天井パネル26の左右方向寸法をLyとすると、吹出口35は端部26Lから距離Ly/3の範囲内に設けられ、吸込口32は端部26Rから距離Ly/3の範囲内に設けられている。
吹出口35の長手方向である奥行方向(矢印X方向)において、吹出口35の端部から天井パネル26の端部26Fまでの距離35X1と、吹出口35の端部から天井パネル26の端部26Bまでの距離35X2は、いずれも吹出口35の長手方向寸法35Xよりも小さい。これにより、吹出口35の長手方向寸法35Xに対して、吹出口35の各端部から正面パネル21、背面パネル22までの距離が小さくなる。
また、吸込口32の長手方向である奥行方向(矢印X方向)において、吸込口32の端部から天井パネル26の端部26Fまでの距離32X1と、吸込口32の端部から天井パネル26の端部26Bまでの距離32X2は、いずれも吸込口32の長手方向寸法32Xよりも小さい。これにより、吸込口32の長手方向寸法32Xに対して、吸込口32の各端部から正面パネル21、背面パネル22までの距離が小さくなる。
続いて、図3〜図5を参照して、送気装置34の構成について説明する。図3及び図4は、本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機の吹出口近傍を表す断面視模式図である。図5は、本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機における送気装置の構成を説明するための図である。詳細には、図3は、浴室空間20及び天井パネル26へ空気が吹き出される状態を表す模式図であり、図4は、浴室空間20へ空気が吹き出される状態を表す模式図である。
図3に表すように、送気装置34は、ケーシング36と、パイプ43と、ガイド300と、を有している。
ケーシング36は、送気装置34の筐体となる金属製箱体であり、その外形は奥行方向(図1の矢印X方向)を長手方向とする略直方体形状を呈している。ケーシング36の内部には、パイプ43と、ファン41(図5参照)が配置されている。
ファン41は、電力の供給を受けて運転する電動送風機であり、ここでは遠心型ファンを採用している。ファン41のシロッコファン(図示せず)は、上下方向に延びる軸を中心として回転する。これにより、上方に向けて開口する吸引口41aから空気が吸引され、図示されていない内部流路を通ってパイプ43の奥行方向で背面パネル22側に向けて吹き出される
パイプ43は、ファン41と奥行方向(矢印X方向)に隣り合うように配置された金属製の管状部材である。パイプ43は、ファン41とは反対側の端部43bが閉塞されている一方で、ファン41側の端部43aが開放されている。これにより、ファン41が吹き出した空気は、端部43aからパイプ43の内部に流入する。後述するように、パイプ43の内部には、モータ500(図5参照)の回転駆動と併せて回動自在なルーバー462が設けられている。
ケーシング36の内部は、パイプ43が配置されることにより、パイプ43の外部の第1内部流路401と、第1内部流路401の下流側の流路であってパイプ43の内部の第2内部流路402とに区画される。すなわち、ケーシング36の内部に取り込まれ、第1内部流路401を奥行方向で正面パネル21側に向かって流れた空気は、ファン41によって吹き出され、折り返すようにして第2内部流路402を奥行方向で背面パネル22側に向かって流れることになる。
パイプ43は、その下方の一部に切欠43cを有している。また、その切欠43cを覆うように、パイプ43の内部には断面が円弧形状のルーバー462が設けられている。ルーバー462は、その一部に孔35bb、孔35aa、孔35bbが奥行方向(矢印X方向)に互いに離間した位置に開設されている。孔35bbは、孔35aaよりも大きい開口形状を有している。パイプ43の内部の第2内部流路402は、この孔35aaで構成される第1吹出口35a及び孔35bbで構成される第2吹出口35bを介して浴室空間20と連通している。上記のように、孔35aaよりも孔35bbの方が大きい開口形状を有しているため、第1吹出口35aから吹き出される空気の流量よりも、第2吹出口35bから吹き出される空気の流量の方が大きくなる。
ルーバー462は、図4に示すように、パイプ43の中心軸Cを中心として、パイプ43の内側面に沿って矢印Rで表す範囲で回動可能に構成されている。このルーバー462の回動により、第1吹出口35a及び第2吹出口35bが空気を吹き出す方向が所定範囲内で変化する。
ガイド300は、吹出口35から吹き出す空気の方向を、天井パネル26に沿うように案内するための部材である。ガイド300は、ルーバー462の一部を覆い、天井パネル26に沿うように配置される中空部材である。ガイド300は、ルーバー462側の端部300aと、天井パネル26側の端部300bとが開放されている。これにより、ルーバー462がパイプ43の内側面に沿って回動したときに、ルーバー462に開設された第1吹出口35a又は第2吹出口35bから吹き出される空気をガイド300内に流入させ、ガイド300の端部300bから天井パネル26に沿うように空気を吹き出すことが可能となっている。
より詳細には以下のように吹出口35から吹き出す空気がガイド300により案内される。例えば図3に示すようにルーバー462が回動したとき、すなわち、第2吹出口35bと浴室空間20とが連通し、第1吹出口35aとガイド300内とが連通するようにルーバー462が回動したときには、矢印F12で示すように、第2吹出口35bから吹き出される空気は浴室空間20内へ向かい、矢印F11で示すように、第1吹出口35aから吹き出される空気はガイド300内へ向かう。第1吹出口35aからガイド300内へ向かう空気は、ガイド300内を通過し、その端部300bから天井パネル26に沿うように吹き出される。天井パネル26に沿うように吹き出された空気は、天井パネル26に沿った状態で進行した後、そのまま吸込口32(図1参照)に吸い込まれる。このように、ガイド300は、第1吹出口35aから吹き出される空気が、天井パネル26に沿った状態で、浴室空間20を循環せずにそのまま吸込口32へと向かうように、第1吹出口35aから吹き出される空気の方向を案内する。
なお、図3では、ガイド300が、第1吹出口35aから吹き出される空気の方向を案内する状態を示しているが、ガイド300が第2吹出口35bから吹き出される空気の方向を案内するように構成しても良い。この場合には、ガイド300は、第2吹出口35bから吹き出される空気が天井パネル26に沿った状態でそのまま吸込口32へと向かうように、第2吹出口35bから吹き出される空気の方向を案内する。また、ガイド300の形状や大きさは適宜選択可能である。
また、例えば図4に示すようにルーバー462が回動したとき、すなわち、第1吹出口35aと浴室空間20とが連通する一方で、第2吹出口35bが浴室空間20及びガイド300の両方に連通しないようにルーバー462が回動したときには、第1吹出口35aから浴室空間20のみに空気が吹き出される。浴室空間20へと吹き出された空気は、浴室空間20全体を循環した後、吸込口32へ吸い込まれるようになっている。
以上のように構成された本発明の第1実施形態に係る浴室乾燥機によれば、第1吹出口35aから吹き出される空気が、天井パネル26に沿った状態で吸込口32へと向かうように、第1吹出口35aから空気が吹き出される。これにより、第1吹出口35aから吹き出される空気が、浴室空間20を循環せずに天井パネル26に沿ったまま吸込口32に吸い込ませることができる。このため、第1吹出口35aから吹き出される空気が浴室空間20を循環した後に吸込口32に吸い込まれることにより、湿気を多く含んだ空気が浴室空間20の天井パネル26にたまることを防止することができる。その結果、浴室空間20の天井パネル26に結露が発生することを防止することができる。
また、第1吹出口35aから吹き出す空気の方向を案内するガイド300を備えているため、第1吹出口35aから吹き出される空気を、浴室空間20内を循環せずに天井パネル26に沿った状態で吸込口32に向かう方向に容易に案内することができ、より天井パネル26を効率的に乾燥させることができる。
また、吹出口35の端部から正面パネル21までの距離35X1と、吹出口35の端部から背面パネル22までの距離35X2を、いずれも吹出口35の長手方向寸法35Xよりも小さくすることで、吹出口から吹き出した空気は、正面パネル21及び背面パネル22近傍の空気を巻き込みながら、幅広のカーテン状の気流を形成する。これにより、気流を天井パネル26の広範囲に行きわたらせ、乾燥させることが可能となる。
また、吸込口32の端部から正面パネル21までの距離32X1と、吸込口32の端部から背面パネル22までの距離32X2は、いずれも吸込口32の長手方向寸法32Xよりも小さくしたことで、吸込口32により吸い込む浴室空間20の空気は、正面パネル21及び背面パネル22近傍の空気を巻き込みながら、幅広のカーテン状の気流を形成するため、気流を浴室空間20の広範囲に行きわたらせ、乾燥させることが可能となる。
また、吸込口32の複数の孔32aが並べられる方向であって、吸込口32の長手方向と、吹出口35の複数の孔35aa、35bbが並べられる方向であって、吹出口35の長手方向とを、互いに略平行としたことで、吹出口35から空気を吹き出すことで形成した幅広のカーテン状の気流を、その形状を崩すことなく吸込口32に至らせることができるため、気流を天井パネル26に広範囲に行きわたらせ、乾燥させることが可能となる。
なお、上記実施例に加えてファン41の下流側に例えばヒータ等の加熱手段(図示せず)を設置して、吹き出す空気を暖めて相対湿度を下げることにより、天井パネル26の結露防止効果をより一層高めることができる。
さらに、吸い込んだ空気の一部を浴室外に排気するように構成して、浴室の扉などに設けられた開口から浴室外の空気を浴室内へ積極的に取り入れるようにすることも可能である。入浴直後など浴室内の湿度が非常に高い場合、浴室外の湿度の低い空気を浴室内へ取り入れることにより、浴室内の湿度を速やかに下げて天井パネル26の結露防止効果を期待できる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 :浴室乾燥機付きユニットバス1
2B :浴槽
2B1:リム部
2E :エプロン
2W :洗い場
3 :浴室乾燥機
20 :浴室空間(浴室)
26 :天井パネル(天井)
31 :吸気装置
32 :吸込口(吸込部)
33 :連通管
34 :送気装置
35 :吹出口(吹出部)
36 :ケーシング
41 :ファン
43 :パイプ
300:ガイド(ガイド部)
401:内部流路(内部流路)
402:内部流路(内部流路)
462:ルーバー

Claims (4)

  1. 浴室の天井に設けられる浴室乾燥機であって、
    前記浴室の天井に形成され、前記浴室内の空気を吸い込む吸込部と、
    前記吸込部から吸い込まれた空気を流す内部流路と、
    前記浴室の天井に形成され、前記内部流路を流れた空気を前記浴室内に吹き出す吹出部と、を備え、
    前記吹出部は、前記吹出部から吹き出す空気の方向を案内するガイド部を有し、
    前記吹出部から吹き出される空気は、前記浴室の天井側に吹き出されるときに、前記ガイド部に衝突し、湿気の蒸発を促して前記浴室の天井を乾燥するように前記浴室の天井に沿った状態で前記吸込部に向かうように構成され、前記浴室の浴室空間の下部側に吹き出されるときに、前記ガイド部に衝突することないように構成されていることを特徴とする浴室乾燥機。
  2. 前記吹出部の長手方向において、前記吹出部の一端部から該一端部寄りの前記浴室の壁面までの距離と、前記吹出部の他端部から該他端部寄りの前記浴室の壁面までの距離とは、いずれも前記吹出部の長手方向寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  3. 前記吸込部の長手方向において、前記吸込部の一端部から該一端部寄りの前記浴室の壁面までの距離と、前記吸込部の他端部から該他端部寄りの前記浴室の壁面までの距離とは、いずれも前記吸込部の長手方向寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴室乾燥機。
  4. 前記吸込部及び前記吹出部は、それぞれの長手方向が互いに略平行となるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の浴室乾燥機。
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