JP2013194944A5 - - Google Patents

Description

本発明は、前記給排水装置側への前記気化ユニットの取り付け及び取り外しを簡単かつ迅速に行える、天井埋込型気化式加湿装置を提案しようとするものである。

本発明によれば、作業者が前記気化ユニットを手で支え上げ、前記挿入受け部に対して前記気化ユニットを上方へと挿入して、前記気化ユニットを前記箱体内に支持させることができる。同様に、作業者が前記気化ユニットを下から手で支えた状態で、前記箱体内での前記気化ユニットの支持を解除することで、前記気化ユニットを前記挿入受け部から下方へと取り外すことができる。よって、前記気化ユニットの取り付け及び取り外しが簡単かつ迅速に行える。

好適な実施の一形態として、前記箱体内における前記気化ユニットの支持及び該支持の解除を、前記箱体側に設けられる支持部材と前記気化ユニットに設けられる係合部との係合操作及び係合解除操作によって行う態様を例示する（請求項２）。

好適な実施の一形態として、前記支持部材が吊り下げ支持部材である態様を例示する（請求項３）。この場合、前記係合部に対して前記吊り下げ支持部材を係合させることで、前記気化ユニットを前記箱体内に吊り下げ支持させることができる。同様に、作業者が前記気化ユニットを下から手で支えた状態で、前記係合部から前記吊り下げ支持部材を外すことで、前記気化ユニットを取り外すことができる。よって、前記気化ユニットの取り付け及び取り外しが簡単かつ迅速に行える。

この場合、前記吊り下げ支持部材を前記係脱作業位置へと操作し、前記吊り下げ支持部材と前記係合部とを係合させ、その後、前記吊り下げ支持部材を前記取付位置へと操作することにより、前記気化ユニットを前記箱体内に支持させることができる。取り外し時には、前記吊り下げ支持部材を前記係脱作業位置へと操作し、前記吊り下げ支持部材と前記係合部との係合を解除する。このようにすれば、前記係脱作業位置が前記取付位置よりも低い位置にあるので、前記吊り下げ支持部材と前記係合部との係脱作業を行い易い。

図１において、１は気化ユニット、２は給排水装置、３は送風機である。図１及び図２から明らかなように、前記気化ユニット１と、前記給排水装置２と、前記送風機３は、箱体内に支持される。また、４は前記給排水装置２を構成する循環ポンプ、５は水吸込み口、６は給水電磁弁、７は給水管が連結される給水口、８は三方弁、９は散水ノズル、１０は排水管が連結される排水口、１１は前記各部の間を連結する配管、１２は水位センサー、１６は前記箱体に固着された吊り金具、１８は建物の躯体部分に連結された吊りボルトである。

図２に示すように、前記箱体は、前記吊り金具１６と前記吊りボルト１８によって天井１７の裏側に支持され、下部の化粧パネル２２の周縁の上面が前記天井１７の開口部１７ａの周縁の下面に接触している。図２中、１９は前記給排水装置２を構成する前記循環ポンプ４等の各部を支持する給排水装置支持板、２０は気化ユニット１の差込みガイドを構成する差込みガイド板、２３は前記化粧パネル２２に形成された気化ユニット着脱用開口部２２ａを開閉する開閉パネルである。前記差込みガイド板２０を含む差込みガイドにより、前記給排水装置２側には、前記気化ユニット１の挿入受け部２１（図５参照）が形成される。

図５を参照して、前記箱体内への前記気化ユニット１の取り付け及び取り外し過程を説明する。図５から明らかなように、前記気化ユニット１は、前記給排水装置２とは別体に形成されている。そして、前記気化ユニット１は、下向きに開口する前記気化ユニット着脱用開口部２２ａを通して、前記箱体内への取り付け及び前記箱体内からの取り外しが可能とされている。

Claims (2)

1. 気化媒体と該気化媒体を支持する水槽とが一体且つ分離自在に形成された気化ユニットと、該気化ユニットとは別体に形成され、前記気化媒体へ水分を供給するとともに前記水槽から水を排出する給排水装置と、前記気化媒体に風を当てる送風機とが、下向きの開口部を有して天井裏に設置される箱体内に支持され、前記気化ユニットが、前記箱体内に形成される挿入受け部に対して前記下向きの開口部を通して上下方向に挿脱自在とされている、天井埋込型気化式加湿装置。
2. 前記箱体内における前記気化ユニットの支持及び該支持の解除を、前記箱体側に設けられる支持部材と前記気化ユニットに設けられる係合部との係合操作及び係合解除操作によって行うことを特徴とする、請求項１に記載の天井埋込型気化式加湿装置。