JP2019132521A - 設備機器の支持構造及びこれを備えた浴室暖房乾燥機 - Google Patents

設備機器の支持構造及びこれを備えた浴室暖房乾燥機 Download PDF

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Shinko Fujita
真弘 藤田
土田 晃宏
Akihiro Tsuchida
晃宏 土田
和秀 江口
Kazuhide Eguchi
和秀 江口
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Abstract

【課題】設備機器の取り付け作業をさらに効率化し得る設備機器の支持構造及び浴室暖房乾燥機を提供する。【解決手段】天井裏に設置された吊りボルトと、吊りボルトに螺合するナットと、吊りボルトとナットにより設備機器本体を固定する吊り金具と、を有する設備機器の支持構造であって、吊り金具19aは、挿通孔27が設けられる水平部20を含み、吊りボルト17〜17dは挿通孔に挿通され、吊りボルトに螺合したナットが挿通孔の周縁に当接して、設備機器本体を支持し、吊りボルトが挿通孔に挿通されているとき、吊りボルトが切り欠き部を通って挿通孔から抜け出るのを規制する引っ掛け部が設けられ、引っ掛け部は、水平部端部から上方向に延びる上側引っ掛け部31と水平部端部から下方向に延びる下側引っ掛け部32を含み、吊りボルトが挿通孔から抜け出るのを規制する。【選択図】図4

Description

本発明は、浴室暖房乾燥機等の設備機器を家屋に設置するための支持構造及び浴室暖房乾燥機に関する。
浴室の天井裏等に設けられる浴室暖房乾燥機には、浴室内の空気を浴室外に排出して換気を行ったり、気温が低い場合に浴室内に温風を供給して暖房したり、入浴後には浴室内を速やかに乾燥させて、壁面等でのカビの発生を抑制したり、あるいは洗濯物を乾燥できるようにした機能等を備えたものがある。
このような浴室暖房乾燥機は、本体ケースが浴室の上方に位置する家屋の構造物に吊りボルトを介して吊下支持され、本体ケースの下面であるとともに、浴室内の空気を吸込む吸込み口と、温められた空気を浴室内に吹出す吹出し口と、を備えたフロントパネルが浴室の天井面に露出される。
このような設備機器の支持構造では、設備機器に取付けられた複数の吊り金具に、吊りボルトを挿通した状態で本体ケースを保持しながら、ナットを螺合する作業が必要となる。従って、設備機器を一人の作業者で天井裏に設置することは困難であった。
特許文献1、2には、天井内に埋め込まれる設備機器の支持構造が開示されている。
特に特許文献1には、吊り下げボルトを挿通する連結部に規制部を設けて、連結部からの吊り下げボルトの抜けを防止する支持構造が開示されている。
特開2016−109319号公報 特許第6056996号公報
このような従来の支持構造では、吊り下げボルトに螺合したナットで連結部を保持している状態でのみ、吊り下げボルトの連結部からの抜けを防止することができるので、空調機を持ち上げて吊り下げ位置の調整を行う場合等に、吊り下げボルトが連結部から外れることがあるという課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、設備機器の取り付け作業を効率化し得る設備機器の支持構造及び浴室暖房乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る設備機器の支持構造は、天井裏に設置された吊りボルトと、前記吊りボルトに螺合するナットと、前記吊りボルトと前記ナットにより設備機器本体を固定する吊り金具と、を有する設備機器の支持構造であって、前記吊り金具は、挿通孔が設けられる水平部を含み、前記挿通孔は、前記吊りボルトを通すことができるように設けられ、前記吊りボルトは前記挿通孔に挿通され、前記吊りボルトに螺合した前記ナットが前記挿通孔の周縁に当接して、前記設備機器本体を支持し、前記吊り金具は、前記挿通孔に連通する切り欠き部を有し、前記切り欠き部は、前記吊りボルトを水平方向に通過させることが可能であるように設けられ、前記吊りボルトが前記挿通孔に挿通されているとき、前記吊りボルトが前記切り欠き部を通って前記挿通孔から抜け出るのを規制する引っ掛け部が設けられ、前記引っ掛け部は、前記水平部端部から上方向に延びる上側引っ掛け部と前記水平部端部から下方向に延びる下側引っ掛け部を含み、前記上側引っ掛け部または/および前記下側引っ掛け部と前記ナットが接触し、前記吊りボルトが前記挿通孔から抜け出るのを規制する。
本発明の設備機器の支持構造によれば、設備機器の取り付け作業を効率化することができる。
浴室暖房乾燥機が設置される浴室を示す斜視図。 浴室暖房乾燥機が設置される浴室を示す断面図。 浴室暖房乾燥機を示す斜視図。 浴室暖房乾燥機の支持構造を示す斜視図。 吊り金具を示す斜視図。 浴室暖房乾燥機の設置手順を示す側面図。 浴室暖房乾燥機の設置手順を示す側面図。 浴室暖房乾燥機の設置手順を示す側面図。 浴室暖房乾燥機の設置手順を示す側面図。
以下、本発明の一実施形態である浴室暖房乾燥機を図面に従って説明する。
図1および図2に示すように、浴室暖房乾燥機1は、浴室2の天井面3にフロントパネル4が浴室2側に露出される状態で天井裏に設置される。フロントパネル4には、浴室2内の空気を吸込む吸込み口5と、浴室暖房乾燥機1から浴室2内に空気を吹出す吹出し口6が設けられている。
浴室暖房乾燥機1は本体ケース7内部に、熱交換器8と、循環ファン9と、を備えている。
空気加熱手段としての熱交換器8は、浴室暖房乾燥機1の本体ケース7内において、吸込み口5の上方に設けられ、浴室2から吸込まれる空気を加熱可能となっている。
また、循環送風手段としての循環ファン9は、熱交換器8の上方に設けられる。
循環ファン9の作動により、浴室2内の空気は吸込み口5から吸込まれて熱交換器8で温められ、温められた空気が吹出し口6から浴室2内に送風される。
また、本体ケース7の一方の側面には、ダンパー10で開閉される換気口11が設けられ、その換気口11は換気路12を介して屋外に連通している。
換気路12には換気ファン13が配設されている。そして、ダンパー10の作動により換気口11が開かれた状態で換気ファン13が作動すると、浴室2から本体ケース7内に吸い込まれた空気が、換気路12を経て屋外に排出されるようになっている。
また、本体ケース7内には制御部14が配設され、例えば浴室2に隣接する脱衣室15に設けられる操作パネル16と電気的に接続されている。そして、制御部14は、操作パネル16から出力される操作信号と、本体ケース内に設けられている図示しない温度センサや湿度センサから出力される検出信号と、あらかじめ設定されているプログラムとに基づいて熱交換器8、循環ファン9、ダンパー10及び換気ファン13の動作を制御する。
図3に示すように、浴室暖房乾燥機1の本体ケース7は、天井裏において例えば4本の吊りボルト17a〜17dを介して家屋の構造物から吊下支持されている。各吊りボルト17a〜17dは、その上端が家屋の構造物に挿通され、その上端に螺合された吊りナット18により構造物から吊下支持される。
本体ケース7の四隅部分には吊り金具19a〜19dがそれぞれ取着されている。吊り金具19a〜19dは、後述する吊りボルト17a〜17dと固定ナット25とにより本体ケース7を固定する。吊り金具19a〜19dは、それぞれ同一の構成であるので、吊り金具19aについて、その構成を説明する。
図4及び図5に示すように、吊り金具19aは、水平部20と、鉛直部21と、固定部24と、を含む。
水平部20および鉛直部21は、金属板が直角に屈曲されて形成されている。
鉛直部21は、水平部20と固定部24とをつなぐ。
固定部24は、鉛直部21の下端部において、水平部20の反対側に屈曲されて形成されている。すなわち、固定部24は、鉛直部21の下端から水平部20に対して水平に、水平部20から遠ざかる方向に延びるように設けられる。そして、固定部24にあらかじめ固着された固定ナット25に本体ケース7から延びる固定ボルト26を螺合すると、図4に示すように、吊り金具19aの固定部24が本体ケース7に固定される。
水平部20の幅方向中央部には、水平部20の先端に開口する切り欠き部27aに連通する挿通孔27が形成されている。挿通孔27は、水平部20の長手方向に沿って細長い長孔状に形成される。挿通孔27内には切り欠き部27aから吊りボルト17aを水平方向に挿通可能である。すなわち、挿通孔27の外側に設けられる切り欠き部27aから吊りボルト17aが進入可能となっている。
また、水平部20は、吊りボルト17aが挿通孔27に挿通されているときに吊りボルト17aが切り欠き部27aを通って挿通孔27から抜け出ることを規制する引っ掛け部を含む。引っ掛け部は、上側引っ掛け部31と、下側引っ掛け部32と、を含む。
水平部20の先端において、水平補強リブ22の先端部は、互いに対向するように内側へ直角に屈曲されて、一対の上側引っ掛け部31が形成されている。さらに、水平部20の先端において、挿通孔27の切り欠き部27aの両側部分は、それぞれ下方へ直角に屈曲されて、一対の下側引っ掛け部32が形成されている。すなわち、上側引っ掛け部31は、水平部20端部の上部において切り欠き部に27aに向かうように延び、下側引っ掛け部32は、水平部20端部から下方向に向かうように延びる。
吊りボルト17aが挿通孔27に挿通されている状態において、上側引っ掛け部31または/および下側引っ掛け部32と後述するナットもしくは防振部材が当接することで、吊りボルト17aが挿通孔27から抜け出るのを規制する。すなわち、上側引っ掛け部31および下側引っ掛け部32は、吊りボルト17aが挿通孔27に挿通されているとき、吊りボルト17aが切り欠き部27aを通って挿通孔27から抜け出るのを規制する。
また、上側引っ掛け部31と下側引っ掛け部32は、上下に連なるように形成されている。
なお、上側引っ掛け部31の長さおよび下側引っ掛け部32の長さは、ナットの高さ以上であってもよい。これにより、より確実に吊りボルト17aが挿通孔27から抜け出るのを規制することができる。
水平部20の幅方向両側には、鉛直部21から遠ざかる方向、すなわち図5において上方に向かって直角に折り曲げられた水平補強リブ22が形成されている。図4に示すように、吊りボルト17aが挿通孔27に挿通されている状態において、水平補強リブ22に上部ナット28、防振部材30aが接触する。よって、吊りボルト17aが挿通孔27に挿通されると、吊りボルト17aは挿通孔27および水平補強リブ22に沿って移動することとなる。
また、鉛直部21の幅方向両側には、水平部20から遠ざかる方向、すなわち図5において背面側へ直角に折り曲げられた鉛直補強リブ23が形成されている。
水平補強リブ22と鉛直補強リブ23は、水平部20と鉛直部21の屈曲部で連なるように形成されている。
また、固定部24の幅方向両側には、固定部24から水平部20に近づく方向、すなわち図5において上方に向かって直角に折り曲げられた固定補強リブ33が形成されている。
水平補強リブ22と鉛直補強リブ23は、それぞれ水平部20と鉛直部21の曲げ強度を向上させる機能を有する。また、固定補強リブ33は、固定部24の曲げ強度を向上させる機能を有する。そして、水平補強リブ22の長さは鉛直補強リブ23の長さおよび固定補強リブ33の長さより例えば2倍長く形成されていてもよい。これにより、水平補強リブ22の長さ(高さ)を大きくすることで、吊りボルト17aが挿通孔27に挿通されている状態において、ナットまたは防振部材と水平補強リブ22とが接触する面積が大きくなり、吊りボルト17aをよりスムーズに移動させることができる。
なお、水平補強リブ22の長さは、水平部20から立ち上がる水平補強リブ22の高さであり、鉛直補強リブ23の長さは、鉛直部21から立ち上がる鉛直補強リブ23の高さである。また、固定補強リブ33の長さは、固定部24から立ち上がる固定補強リブ33の高さである。
次に、吊り金具19a〜19dを保持する吊りボルト17a〜17dについて構成を説明する。吊りボルト17a〜17dはそれぞれ同一の構成であるので、吊り金具19aに対応する吊りボルト17aについて、その構成を説明する。
吊りボルト17aは、上端部に螺合された吊りナット18により浴室等の天井裏に設置される。また、吊りボルト17aには、吊り金具19aを保持するための上部ナット28及び下部ナット29が螺合されている。上部ナット28及び下部ナット29の直径は、挿通孔27の切り欠き部27aの開口幅より大きく形成されて、挿通孔27内には挿通されない。そして、吊りボルト17aは、上部ナット28と下部ナット29との間の部分が水平部20の先端側から挿通孔27内に挿通される。
吊りボルト17aに螺合したナットが挿通孔27の周縁に当接して、本体ケース7を支持する。
上部ナット28の下側と、下部ナット29の上側には、上部ナット28及び下部ナット29の直径より径の大きい防振部材30a,30bがそれぞれ取り付けられていてもよい。防振部材30a,30bは、合成ゴム等の柔軟性を有する材質で形成され、吊り金具19aと上部ナット28及び下部ナット29との間に介在されて、本体ケース7の振動が吊りボルト17aに伝達されにくいようにしている。
上側引っ掛け部31の挿通孔27からの長さ(高さ)は、吊りボルト17aの軸方向における上部ナット28の高さより大きく形成されている。また、上側引っ掛け部31の挿通孔27からの長さ(高さ)は、吊りボルト17aの軸方向における防振部材30aの高さより大きく形成されている。これにより、上側引っ掛け部31と防振部材30aとが当接する面積が大きくなり、より確実に吊りボルト17aが挿通孔27から抜け出ることを抑制することができる。
同様に、下側引っ掛け部32の挿通孔27からの長さ(高さ)は、吊りボルト17の軸方向における下部ナット29の高さより大きく形成されている。また、下側引っ掛け部32の挿通孔27からの長さ(高さ)は、吊りボルト17aの軸方向における防振部材30bの高さより大きく形成されている。これにより、下側引っ掛け部32と防振部材30bとが当接する面積が大きくなり、より確実に吊りボルト17aが挿通孔27から抜け出ることを抑制することができる。
次に、上記のような支持構造を備えた浴室暖房乾燥機1の設置方法を図6〜8を用いて説明する。
浴室暖房乾燥機1を天井面3に設置するには、図6に示すように、あらかじめ家屋の構造物から吊下支持される吊りボルト17に、防振部材30a,30bを備えた上部ナット28及び下部ナット29を螺合する。上部ナット28及び下部ナット29は、所定間隔を隔てた状態で吊りボルト17と螺合する。また、本体ケース7の四隅部分には、それぞれ吊り金具19a〜19dを取付けておく。
次いで、本体ケース7の一方の側面に取付けた吊り金具19c,19dの挿通孔27に吊りボルト17c,17dを挿通する。図6に示すように、吊り金具19c,19dの挿通孔27には、上部ナット28と下部ナット29の間の吊りボルト17c,17dを挿通する。このとき吊りボルト17c,17dは、切り欠き部27aを通過して挿通孔27に挿通されることとなる。
次いで、吊り金具19c,19dの挿通孔27の奥部まで吊りボルト17c,17dを挿通した状態で、本体ケース7を吊り金具19c,19dが防振部材30aに当接するまで持ち上げて水平方向に維持する。そして、図7に示すように、本体ケース7の他方の側面に取付けた吊り金具19a,19bの挿通孔27に吊りボルト17a,17bを挿通した後、本体ケース7を下降させると、図8に示すように、吊り金具19a〜19dが各吊りボルト17a〜17dの下部ナット29上に支持された状態となる。
この状態で、各吊りボルト17a〜17dの下部ナット29の螺合位置を調整して本体ケース7の高さ及び水平度合を調整する。次いで、上部ナット28の螺合位置を調整して、上部ナット28と下部ナット29との間に各吊り金具19a〜19dを挟着すると、本体ケース7の天井面3への設置が完了する。
上記のような支持構造を備えた浴室暖房乾燥機1では、次に示す効果を得ることができる。
(1)挿通孔27の外側すなわち吊りボルト17が挿通される入り口となる部分に切り欠き部27aを設け、切り欠き部27aから挿通孔27に吊りボルト17を挿通させることが可能となる。また、本体ケース7を設置する際には、切り欠き部27aを利用して本体ケース7の一方の吊り金具19c,19dの挿通孔27に吊りボルト17c,17dを挿通し、次いで、同様に切り欠き部27aを利用して他方の吊り金具19a,19bの挿通孔27に吊りボルト17a,17bを挿通すると、吊りボルト17a〜17dで本体ケース7を仮保持することができる。従って、一人の作業者で本体ケース7を吊りボルト17a〜17dに仮保持することができる。
(2)図8に示すように、本体ケース7を吊りボルト17a〜17dで仮保持する状態では、防振部材30bが水平部20の下面に当接しているので、吊りボルト17a〜17dのいずれかが挿通孔27内を切り欠き部27aに向かってスライドしても、防振部材30bが下側引っ掛け部32に当接する。従って、本体ケース7を仮保持している状態で、吊りボルト17a〜17dの挿通孔27からの不用意な抜けを防止することができる。
(3)図9に示すように、吊りボルト17a〜17dで本体ケース7を仮保持している状態で本体ケース7が傾いて、一方の吊り金具19a,19bが上部ナット28の防振部材30aに当接すると、吊りボルト17a〜17dのいずれかが挿通孔27内を切り欠き部27aに向かってスライドしても、防振部材30aが上側引っ掛け部31に当接する。従って、本体ケース7を仮保持している状態で、本体ケース7が傾いても、吊りボルト17a〜17dの挿通孔27からの不用意な抜けを防止することができる。
(4)上部ナット28及び下部ナット29に防振部材30a,30bを設けない場合でも、上部ナット28あるいは下部ナット29が下側引っ掛け部32あるいは上側引っ掛け部31に当接する。従って、本体ケース7を仮保持している状態で、吊りボルト17a〜17dの挿通孔27からの不用意な抜けを防止することができる。
(5)防振部材30a,30bにより本体ケース7の振動の吊りボルト17a〜17dへの伝播を抑制することができる。従って、本体ケース7の振動による騒音の発生、上部ナット28及び下部ナット29の緩みの発生を抑制することができる。
(6)水平補強リブ22により、水平部20の曲げ強度を向上させることができる。
(7)鉛直補強リブ23により、鉛直部21の曲げ強度を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上側引っ掛け部31と下側引っ掛け部32は、水平補強リブ22若しくは水平部20を折り曲げて形成したが、別部材を水平部20に取り付けて上側引っ掛け部31と下側引っ掛け部32を形成してもよい。
・本発明に係る支持構造により支持される設備機器は、浴室暖房乾燥機以外の空調装置等であってもよい。
以上、本発明に係る設備機器の支持構造およびこれを備えた浴室暖房乾燥機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の設備機器の支持構造は、浴室暖房乾燥機以外の設備機器を天井面等に設置する支持構造として適用可能である。
1 浴室暖房乾燥機
2 浴室
3 天井面
4 フロントパネル
5 吸込み口
6 吹出し口
7 設備機器本体(本体ケース)
8 熱交換器
9 循環ファン
10 ダンパー
11 換気口
12 換気路
13 換気ファン
14 制御部
15 脱衣室
16 操作パネル
17a〜17d 吊りボルト
18 吊りナット
19a〜19d 吊り金具
20 水平部
21 鉛直部
22 水平補強リブ
23 鉛直補強リブ
24 固定部
25 固定ナット
26 固定ボルト
27 挿通孔
27a 切り欠き部
28 上部ナット
29 下部ナット
30a 防振部材
30b 防振部材
31 上側引っ掛け部
32 下側引っ掛け部
33 固定補強リブ

Claims (5)

  1. 天井裏に設置された吊りボルトと、
    前記吊りボルトに螺合するナットと、
    前記吊りボルトと前記ナットにより設備機器本体を固定する吊り金具と、を有する設備機器の支持構造であって、
    前記吊り金具は、挿通孔が設けられる水平部を含み、
    前記挿通孔は、前記吊りボルトを通すことができるように設けられ、
    前記吊りボルトは前記挿通孔に挿通され、前記吊りボルトに螺合した前記ナットが前記挿通孔の周縁に当接して、前記設備機器本体を支持し、
    前記吊り金具は、前記挿通孔に連通する切り欠き部を有し、
    前記切り欠き部は、前記吊りボルトを水平方向に通過させることが可能であるように設けられ、
    前記吊りボルトが前記挿通孔に挿通されているとき、前記吊りボルトが前記切り欠き部を通って前記挿通孔から抜け出るのを規制する引っ掛け部が設けられ、
    前記引っ掛け部は、前記水平部端部から上方向に延びる上側引っ掛け部と前記水平部端部から下方向に延びる下側引っ掛け部を含み、
    前記上側引っ掛け部または/および前記下側引っ掛け部と前記ナットが接触し、前記吊りボルトが前記挿通孔から抜け出るのを規制することを特徴とする設備機器の支持構造。
  2. 前記上側引っ掛け部の長さおよび前記下側引っ掛け部の長さは、前記ナットの高さ以上であることを特徴とする請求項1に記載の設備機器の支持構造。
  3. 前記吊り金具は、設備機器に固定される固定部と、前記水平部と前記固定部とをつなぐ鉛直部と、
    を含み、
    前記水平部に設けられる水平補強リブと、
    前記固定部に設けられる固定補強リブと、
    前記鉛直部に設けられる鉛直補強リブと、を有し、
    前記水平補強リブの長さは、前記固定補強リブの長さおよび前記鉛直補強リブの長さより長いことを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器の支持構造。
  4. 前記ナットと前記吊り金具の前記水平部との間に取り付けられる防振部材を備え、
    前記上側引っ掛け部の長さ、前記下側引っ掛け部の長さは前記防振部材の高さ以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の設備機器の支持構造。
  5. 浴室内の空気を取り入れる吸込み口と、
    空気を加熱する空気加熱手段と、
    空気を循環させる循環送風手段と、
    前記循環送風手段により前記浴室内に空気を送風する吹出し口と、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の支持構造と、を備えた浴室暖房乾燥機。
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