JP2009252717A - イオン発生装置 - Google Patents

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利郎 間宮
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Abstract

【課題】工具を使うことなくイオン発生素子を簡単に取り外しでき、メンテナンスの作業性を大幅に向上できるイオン発生装置を提供する。
【解決手段】本体ケーシングかつフロントパネル2に覆われた位置に取り付けられ、送風経路1c側にイオン発生電極部のみが露出したイオン発生素子10とを備える。上記本体ケーシングは、一方向のみから挿入されたイオン発生素子10を他方向の移動を規制しつつ収納する収納部40と、収納部40に収納されたイオン発生素子10を係止する係止位置とイオン発生素子10を係止状態から解放する解放位置とを有する回転体11と、回転体11が解放位置から係止位置に向かって回転するとき、回転体11に押接されて弾性変形して、回転後の係止位置で元の形状に戻って回転体11を保持する一方、回転体11が係止位置から解放位置に向かって回転するとき、回転体11に押接されて弾性変形する弾性保持部44,45とを有する。
【選択図】図4

Description

この発明は、イオン発生装置に関する。
従来、イオン発生装置としては、電極に高電圧を印加して放電させることによりイオンを生成するものがある(例えば、特開2002−15834(特許文献1)参照)。
このようなイオン発生装置では、電極の高電圧により帯電したほこりが放電電極に付着して、放電が阻害されるという不具合が発生する。このため、上記イオン発生装置では、定期的に放電電極をアルコールで濡らした綿棒などで清掃する必要がある。
しかしながら、上記イオン発生装置では、放電電極が装置内部に取り付けられているため、ネジなどを外して分解しなければならないという問題がある。これは、放電電極が高電圧で危険であることと、細い針状電極であるために強度が弱いという理由により、一般のユーザが触れないようにするためである。
特に、24時間連続運転するような使用状況では、定期的にメンテナンスを行って放電電極を清掃する必要があり、メンテナンスをする毎に分解するのは、作業性が非常に悪くなる。
特開2002−15834号公報
そこで、この発明の課題は、工具を使うことなくイオン発生素子を簡単に取り外しでき、メンテナンスの作業性を大幅に向上できるイオン発生装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のイオン発生装置は、
吸込口と吹出口が設けられた本体ケーシングと、
上記本体ケーシングに取り付けられたフロントパネルと、
上記本体ケーシング内に配置された送風ファンと、
上記本体ケーシング内に設けられ、上記送風ファンにより上記吸込口から吸い込んだ空気を上記吹出口から吹き出すための送風経路と、
上記本体ケーシングかつ上記フロントパネルに覆われた位置に取り付けられ、上記送風経路側にイオン発生電極部のみが露出したイオン発生素子と
を備え、
上記本体ケーシングは、
上記イオン発生素子が一方向から挿入され、他方向への移動を規制しつつ上記イオン発生素子を収納する収納部と、
上記収納部に収納された上記イオン発生素子を係止する係止位置と上記イオン発生素子を係止状態から解放する解放位置とを有する回転体と、
上記回転体が上記解放位置から上記係止位置に向かって回転するとき、上記回転体に押接されて弾性変形して、回転後の上記係止位置で元の形状に戻って上記回転体を保持する一方、上記回転体が上記係止位置から上記解放位置に向かって回転するとき、上記回転体に押接されて弾性変形する弾性保持部と
を有することを特徴とする。
ここで、送風ファンは、ファンモータを含むものとする。
上記構成のイオン発生装置によれば、上記本体ケーシングの収納部に、イオン発生素子を一方向から挿入して、イオン発生素子を他方向の移動を規制しつつ収納する。そうして、収納されたイオン発生素子を回転体により係止位置で係止する一方、回転体を回転させて解放位置にすることによりイオン発生素子を係止状態から解放して、収納部から取り出し可能とする。このとき、上記回転体が解放位置から係止位置に向かって回転するとき、回転体に押接されて弾性保持部が弾性変形して、回転後の係止位置で元の形状に戻って回転体を保持する。また、上記回転体が係止位置から解放位置に向かって回転するとき、回転体に押接されて弾性保持部が弾性変形する。このように、工具を使うことなくイオン発生素子を簡単に取り外しでき、メンテナンスの作業性を大幅に向上できる。
また、一実施形態のイオン発生装置では、上記弾性保持部は、上記回転体が上記係止位置から上記解放位置に向かって回転するとき、上記回転体に押接されて弾性変形して、回転後の上記解放位置で元の形状に戻って上記回転体を保持する。
上記実施形態によれば、上記回転体が係止位置から解放位置に向かって回転するとき、回転体に押接されて弾性保持部が弾性変形して、回転後の解放位置で元の形状に戻って回転体を保持することにより、イオン発生素子の取り外すときに回転体が動いてイオン発生素子に干渉することがないので、作業性がより向上する。
また、一実施形態のイオン発生装置では、上記回転体または上記弾性保持部の少なくとも一方に、上記回転体が回転するときに上記弾性保持部が弾性変形するためのカム面を設けた。
上記実施形態によれば、上記回転体または弾性保持部の少なくとも一方に設けられたカム面により、回転体が回転するときに弾性保持部が弾性変形するので、回転体をスムーズに回転させることができ、操作性がよくなる。
また、一実施形態のイオン発生装置では、上記回転体が上記係止位置のときに上記回転体の上記イオン発生素子に対向する位置に、上記イオン発生素子が上記収納部に挿入される方向に上記イオン発生素子を押さえる凸形状の押圧部を設けた。
上記実施形態によれば、上記回転体が係止位置のとき、回転体のイオン発生素子に対向する位置に設けられた凸形状の押圧部により、イオン発生素子が収納部に挿入される方向に向かってイオン発生素子を押さえるので、収納部に収納された係止状態のイオン発生素子を確実に保持できる。
また、一実施形態のイオン発生装置では、上記回転体が上記係止位置のときに上記回転体の上記イオン発生素子に対向する位置に、上記イオン発生素子が上記収納部に挿入される方向とは異なる方向に上記イオン発生素子を押さえる第2の凸形状の押圧部を設けた。
上記実施形態によれば、上記回転体が係止位置のとき、回転体のイオン発生素子に対向する位置に設けられた第2の凸形状の押圧部により、イオン発生素子が収納部に挿入される方向とは異なる方向に向かってイオン発生素子を押さえるので、収納部に収納された係止状態のイオン発生素子を確実に保持できる。
また、一実施形態のイオン発生装置では、
上記本体ケーシングに設けられ、上記イオン発生素子が取り付けられた区画と上記送風経路を仕切る仕切板を備え、
上記仕切板の上記イオン発生素子に対向する側面が、上記イオン発生素子の上記仕切板側への移動を規制する。
上記実施形態によれば、上記イオン発生素子が取り付けられた区画と上記送風経路を仕切る仕切板において、イオン発生素子に対向する側面が、イオン発生素子の仕切板側への移動を規制することによって、送風経路を仕切る仕切板が収納部の一部を兼ねることができ、構成を簡略化できる。
また、一実施形態のイオン発生装置では、
上記仕切板が上記本体ケーシングに略水平に設けられ、
上記仕切板の上面が、上記イオン発生素子の下側が接して上記イオン発生素子の上記仕切板側への移動を規制する。
上記実施形態によれば、上記本体ケーシングに略水平に設けられた仕切板の上面が、イオン発生素子の下側が接してイオン発生素子の仕切板側への移動を規制することによって、仕切板が収納部の一部を兼ねると共、取り外したイオン発生素子を仕切板上に一旦載せて作業でき、作業性がより向上する。
以上より明らかなように、この発明のイオン発生装置によれば、工具を使うことなくイオン発生素子を簡単に取り外しでき、メンテナンスの作業性を大幅に向上できるイオン発生装置を実現することにある。
以下、この発明のイオン発生装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態のイオン発生装置のフロントパネルを外した状態の斜視図である。このイオン発生装置は、空気中でプラズマ放電により発生させた正イオンと負イオンを放出してトイレや厨房などの室内の除菌を行う。
この実施の形態のイオン発生装置は、図1に示すように、前面側に設けられた吸込口1aと前面側上部に設けられた吹出口1bを有する樹脂製の本体ケーシング1と、上記本体ケーシング1の前面側に取り付けられる樹脂製のフロントパネル2と、上記本体ケーシング1内に配置された送風ファン20とを備えている。上記イオン発生装置は、背面側が室内の壁に接するように設置される。
上記本体ケーシング1内に、送風ファン20により吸込口1aから吸い込んだ空気を吹出口1bから吹き出すための送風経路1c(図4に示す)を形成している。上記本体ケーシング1の吸込口1aにフィルタ(図示せず)を固定するフィルタ固定部材12を取り付けている。このフィルタ固定部材12は、本体ケーシング1の吸込口1aに設けられた枠との間にフィルタを挟んで固定する。上記本体ケーシング1の吹出口1bに、複数の水平羽根が形成されたルーバー16を取り付けている。上記ルーバー16は、樹脂により一体に成形されており、本体ケーシング1の上側に取り付けられている。
また、上記フロントパネル2は、本体ケーシング1の前面側を覆う前面カバー部2aと、上記前面カバー部2aの下端から屈曲して後面側に延びる下面カバー部2bと、上記前面カバー部2aの上端から屈曲して後面側に延びる上面カバー部2cと、前面カバー部2aと下面カバー部2bおよび上面カバー部2cの側面側を覆う側面カバー部2dとを有する。上記前面カバー部2aの上側に、本体ケーシング1の吹出口1bに対向する開口部17を設けている。
上記本体ケーシング1かつフロントパネル2に覆われた位置にイオン発生素子10を取り付けている。
なお、上記本体ケーシング1の下側かつ両側面に設けられたフロントパネル用保持部14に、フロントパネル2の側面カバー2dの下側に設けられた軸部18を回動自在に取り付けた後、フロントパネル2を本体ケーシング1に固定する。上記フロントパネル2は、本体ケーシング1に専用工具を用いて取り付ける。この状態で、本体ケーシング1側の電源押ボタン15がフロントパネル2の背面により押されて、電源オンの状態となる。これにより、フロントパネル2を外すようなメンテナンスなどの終了時に、電源スイッチの入れ忘れを防止できる。また、フロントパネル2を外した状態では、自動的に電源オフとなるので、安全性が向上する。
図2は上記イオン発生装置のイオン発生素子を外した状態を示す分解斜視図を示している。図2に示すように、イオン発生素子10を、本体ケーシング1に設けられた収納部40に収納した後、回転体11をワッシャ21とネジ22により本体ケーシング1に回転自在に取り付ける。
また、図3は上記イオン発生装置のフロントパネル2を取り付けた状態を示す斜視図を示している。図3に示すように、図1,図2に示すイオン発生素子10およびそのイオン発生素子10の収納部40は、フロントパネル2により覆われている。ここで、フロントパネル2は、専用工具を用いて本体ケーシング1に取り付け固定されているので、ユーザーがフロントパネル2を外して、イオン発生素子10に触れることは容易にできない。
図4は上記イオン発生装置のイオン発生素子10の取り付け部分を含む要部の正面図を示している。
図4に示すように、本体ケーシング1の吹出口1bの下側、かつ、吸込口1aの上側に立設された略水平の仕切板13との間に、イオン発生素子10が一方向(前方から後方に向う方向)から挿入され、イオン発生素子10を他方向(上下方向,左右方向)の移動を規制しつつ収納する収納部40を設けている。この収納部40は、仕切板13の上側に互いに平行にかつ所定の間隔をあけて上下方向に沿って立設された板状の案内部材41,42と、上記案内部材42近傍に略水平に立設された板状の案内部材43と、仕切板13と、本体ケーシング1の一部とで形成されている。上記案内部材41,42でイオン発生素子10の上下方向の移動を規制し、案内部材43と仕切板13で左右方向の移動を規制し、本体ケーシング1の一部がイオン発生素子10の後面側への移動を規制している。
上記本体ケーシング1の収納部40近傍の上側に、半円板形状の回転体11をその軸部71が前後方向に沿うように配置している。また、上記本体ケーシング1の回転体11の両側に、回転体11を両側から挟むように弾性保持部44,45を設けている。
上記回転体11は、ネジ22により本体ケーシング1に回転自在に支持される軸部71と、その軸部71に設けられ、半径方向外向に延びるフランジ部72とを有する。上記フランジ部72は、カム面72aを有する略半円形状の部分と、その円弧の両端から略平行に延びる被保持部分とを有する。
図4では、回転体11は、収納部40に収納されたイオン発生素子10を係止する係止位置にある。この係止位置の回転体11のフランジ部72の略平行な被保持部分を両側から挟む弾性保持部44,45を本体ケーシング1に立設している。
上記本体ケーシング1かつフロントパネル2に覆われた位置に、送風経路1c側にイオン発生電極部(図9に示す80)のみが露出したイオン発生素子10を取り付けている。
また、上記イオン発生素子10に、ハーネス51の一端が接続されたコネクタ50を接続している。上記ハーネス51の他端を、本体ケーシング1に設けられた穴46を介して本体ケーシング1内の電装品部(図示せず)に接続している。
また、図5は上記イオン発生装置のイオン発生素子10の取り付け部分を含む要部の回転体11を解放位置にしたときの正面図を示している。
図5において、回転体11は、図4の状態からつまみ部73,74を操作して回転させて、イオン発生素子10の保持状態を解放する解放位置にある。ここで、回転体11を時計方向に回転してもよいし、反時計方向に回転してもよい。
ここで、上記回転体11が図4に示す係止位置から図5に示す解放位置に向かって回転するとき、回転体11のフランジ部72のカム面72aに押接されて弾性保持部44,45が弾性変形して、回転後の解放位置で元の形状に戻って弾性保持部44,45により回転体11を保持する。なお、解放位置で回転体が弾性保持部により保持されない構造であってもよいが、弾性保持部44,45が解放位置で元の形状に戻って弾性保持部44,45により回転体11を保持するのがより好ましい。
一方、上記回転体11が図5に示す解放位置から図4に示す係止位置に向かって回転するとき、回転体11のフランジ部72のカム面72aに押接されて弾性保持部44,45が弾性変形して、回転後の係止位置で元の形状に戻って弾性保持部44,45により回転体11を保持する。
図6は上記イオン発生装置のイオン発生素子10を取り外したときの要部の正面図を示している。図6に示すように、イオン発生素子10のイオン発生電極部80(放電電極82,83を含む)のみが送風経路1c側に露出するように、本体ケーシング1の収納部40に開口47を設けている。
また、図7は上記イオン発生装置の回転体11の裏面側の斜視図を示している。上記フランジ部72のつまみ部73,74が設けられている側と反対側の端面に、三日月形状かつ凸形状の第1押圧部72bを設けている。上記三日月形状の第1押圧部72bは、中央から両端に向かってなだらかに低くなっている。また、回転体11の軸穴71aを有する軸部71には、フランジ部72のつまみ部73,74が設けられている側と反対の側に、外周の略1/3に凸形状の第2押圧部71bを設けている。上記回転体11の軸部71の軸穴71aに、本体ケーシング1に立設された円柱部(図示せず)が挿入される。
図8は上記イオン発生装置のイオン発生素子10の取り付け部分を含む要部の拡大図を示している。図8に示すように、回転体11が係止位置にあるとき、凸形状の第1押圧部72bは、イオン発生素子10に対向する回転体11の位置に、イオン発生素子10が収納部40に挿入される方向にイオン発生素子10を押さえ付けている。
また、上記回転体11が係止位置のときにイオン発生素子10に対向する回転体11の位置に、イオン発生素子10が収納部40に挿入される方向とは異なる方向(仕切板13側の方向)にイオン発生素子10を押さえ付けている。
図9は上記イオン発生素子10の裏面図を示している。図9において、84はコネクタ部である。
このイオン発生素子10は、図9に示すように、長方形状のケース81と、ケース81に所定の間隔をあけて設けられた円形の開口81a,81bと、ケース81内に設けられ、開口81a,81bにより露出する放電電極82,83とを有している。上記開口81a,81bと放電電極82,83でイオン電極発生部80を構成している。
上記構成のイオン発生装置によれば、本体ケーシング1の収納部40に、イオン発生素子10を一方向から挿入して、イオン発生素子10を他方向の移動を規制しつつ収納する。そうして、収納されたイオン発生素子10を回転体11により係止位置で係止する一方、回転体11を解放位置にすることによりイオン発生素子10を係止状態から解放する。このとき、上記回転体11が解放位置から係止位置に向かって回転するとき、回転体11に押接されて弾性保持部44,45が弾性変形して、回転後の係止位置で元の形状に戻って回転体11を保持する、また、上記回転体11が係止位置から解放位置に向かって回転するとき、回転体11に押接されて弾性保持部44,45が弾性変形する。
従来は、イオン発生素子の放電電極が高電圧でかつ細針状で強度的に弱いという理由により、一般のユーザが触れないようにして、分解しないとイオン発生素子のメンテナンスができない構造であった。ところが、従来のイオン発生装置が24時間連続運転するような使用状況では、定期的にメンテナンスを行って放電電極を清掃する必要があり、メンテナンスをする毎に分解するのは、作業性が非常に悪くなる。これに対して、この実施形態のイオン発生装置では、フロントパネル2を外した後は、工具を使うことなくイオン発生素子10を簡単に取り外しでき、メンテナンスの作業性を大幅に向上することができる。
また、上記回転体11が係止位置から解放位置に向かって回転するとき、回転体11に押接されて弾性保持部44,45が弾性変形して、回転後の解放位置で元の形状に戻って回転体11を保持することにより、イオン発生素子10を収納部40から取り外すときに回転体11が動いてイオン発生素子10に干渉することがないので、作業性がより向上する。
また、上記回転体11または弾性保持部44,45に設けられたカム面72aにより、回転体11が回転するときに弾性保持部44,45が弾性変形するので、回転体11をスムーズに回転させることができ、操作性がよくなる。なお、回転体でなく弾性保持部にカム面を設けてもよいし、回転体と弾性保持部の両方に、回転体が回転するときに弾性保持部が弾性変形するために設けてもよい。
また、上記回転体11が係止位置のとき、イオン発生素子10に対向する回転体11の位置に設けられた凸形状の第1押圧部72bにより、イオン発生素子10が収納部40に挿入される方向に向かってイオン発生素子10を押さえるので、収納部40に収納された係止状態のイオン発生素子10を確実に保持することができる。
また、上記回転体11が係止位置のとき、イオン発生素子10に対向する回転体11の位置に設けられた凸形状の第2押圧部71bにより、イオン発生素子10が収納部40に挿入される方向とは異なる方向(仕切板13側の方向)に向かってイオン発生素子10を押さえるので、収納部40に収納された係止状態のイオン発生素子10を確実に保持することができる。
また、上記イオン発生素子10が取り付けられた区画と送風経路1cを仕切る仕切板13において、イオン発生素子10に対向する側面が、イオン発生素子10の仕切板13側への移動を規制することによって、送風経路1cを仕切る仕切板13が収納部40の一部を兼ねることができ、構成を簡略化できる。
また、上記本体ケーシング1に略水平に設けられた仕切板13の上面が、イオン発生素子10の下側が接してイオン発生素子10の仕切板13側への移動を規制することによって、仕切板13が収納部40の一部を兼ねると共、取り外したイオン発生素子10を仕切板13上に一旦載せて作業でき、作業性がより向上する。
上記実施の形態では、背面側が室内の壁に接するように設置されるイオン発生装置について説明したが、イオン発生装置の形態はこれに限らず、棚などに載置する形態のイオン発生装置でもよく、他の装置に内蔵されたものにこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
図1はこの発明の実施の一形態のイオン発生装置のフロントパネルを外した状態の斜視図である。 図2は上記イオン発生装置のイオン発生素子を外した状態を示す分解斜視図である。 図3は上記イオン発生装置のフロントパネルを取り付けた状態を示す斜視図である。 図4は上記イオン発生装置のイオン発生素子の取り付け部分を含む要部の正面図である。 図5は上記イオン発生装置のイオン発生素子の取り付け部分を含む要部の回転体を解放位置にしたときの正面図である。 図6は上記イオン発生装置のイオン発生素子を取り外したときの要部の正面図である。 図7は上記イオン発生装置の回転体の裏面側の斜視図である。 図8は上記イオン発生装置のイオン発生素子の取り付け部分を含む要部の拡大図である。 図9は上記イオン発生素子の裏面図である。
符号の説明
1…本体ケーシング
1a…吸込口
1b…吹出口
1c…送風経路
2…フロントパネル
2a…前面カバー部
2b…上面カバー部
2c…下面カバー部
2d…側面カバー部
10…イオン発生素子
11…回転体
12…フィルタ固定部材
13…仕切板
14…フロントパネル用保持部
15…電源押ボタン
16…ルーバー
17…開口部
21…ワッシャ
22…ネジ
40…収納部
41,42,43…案内部材
44,45…弾性保持部
46…穴
47…開口
50…コネクタ
51…ハーネス
71…軸部
71a…軸穴
71b…第2押圧部
72…フランジ部
72a…カム面
72b…第1押圧部
73,74…つまみ部
80…イオン電極発生部
81…ケース
81a,81b…開口
82,83…放電電極
84…コネクタ部

Claims (7)

  1. 吸込口と吹出口が設けられた本体ケーシングと、
    上記本体ケーシングに取り付けられたフロントパネルと、
    上記本体ケーシング内に配置された送風ファンと、
    上記本体ケーシング内に設けられ、上記送風ファンにより上記吸込口から吸い込んだ空気を上記吹出口から吹き出すための送風経路と、
    上記本体ケーシングかつ上記フロントパネルに覆われた位置に取り付けられ、上記送風経路側にイオン発生電極部のみが露出したイオン発生素子と
    を備え、
    上記本体ケーシングは、
    上記イオン発生素子が一方向から挿入され、他方向への移動を規制しつつ上記イオン発生素子を収納する収納部と、
    上記収納部に収納された上記イオン発生素子を係止する係止位置と上記イオン発生素子を係止状態から解放する解放位置とを有する回転体と、
    上記回転体が上記解放位置から上記係止位置に向かって回転するとき、上記回転体に押接されて弾性変形して、回転後の上記係止位置で元の形状に戻って上記回転体を保持する一方、上記回転体が上記係止位置から上記解放位置に向かって回転するとき、上記回転体に押接されて弾性変形する弾性保持部と
    を有することを特徴とするイオン発生装置。
  2. 請求項1に記載のイオン発生装置において、
    上記弾性保持部は、上記回転体が上記係止位置から上記解放位置に向かって回転するとき、上記回転体に押接されて弾性変形して、回転後の上記解放位置で元の形状に戻って上記回転体を保持することを特徴とするイオン発生装置。
  3. 請求項1または2に記載のイオン発生装置において、
    上記回転体または上記弾性保持部の少なくとも一方に、上記回転体が回転するときに上記弾性保持部が弾性変形するためのカム面を設けたことを特徴とするイオン発生装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載のイオン発生装置において、
    上記回転体が上記係止位置のときに上記回転体の上記イオン発生素子に対向する位置に、上記イオン発生素子が上記収納部に挿入される方向に上記イオン発生素子を押さえる凸形状の押圧部を設けたことを特徴とするイオン発生装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のイオン発生装置において、
    上記回転体が上記係止位置のときに上記回転体の上記イオン発生素子に対向する位置に、上記イオン発生素子が上記収納部に挿入される方向とは異なる方向に上記イオン発生素子を押さえる第2の凸形状の押圧部を設けたことを特徴とするイオン発生装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のイオン発生装置において、
    上記本体ケーシングに設けられ、上記イオン発生素子が取り付けられた区画と上記送風経路を仕切る仕切板を備え、
    上記仕切板の上記イオン発生素子に対向する側面が、上記イオン発生素子の上記仕切板側への移動を規制することを特徴とするイオン発生装置。
  7. 請求項6に記載のイオン発生装置において、
    上記仕切板が上記本体ケーシングに略水平に設けられ、
    上記仕切板の上面が、上記イオン発生素子の下側が接して上記イオン発生素子の上記仕切板側への移動を規制することを特徴とするイオン発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150795A (ja) * 2011-12-26 2013-08-08 Kyoraku Sangyo Kk 空気清浄装置

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