JP2012052776A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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伸二 長岡
Tetsutake Kuramori
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Abstract

【課題】メンテナンスを容易にする。
【解決手段】室内機1は、吸込口13aおよび吹出口13bを有し、吸込口13aと吹出口13bとを連通させつ主流路2が内部に設けられたケーシング10と、ケーシング10内の主流路2に設けられたファン21と、ケーシング10内において吸込口13aに近接して配置された防塵フィルタ31と、防塵フィルタ31とファン21との間に配置される脱臭フィルタ51とを備える。正面視において、ケーシング10内に配置された防塵フィルタ31の下方に挿入口13dが設けられている。脱臭フィルタ51は、防塵フィルタ31がケーシング10内に配置された状態で、挿入口13dを介して、防塵フィルタ31とファン21との間に設けられた配置領域へ着脱可能となっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1フィルタおよび第1フィルタの奥側に配置された第2フィルタを備えた空気調和機の室内機に関するものである。
空気調和機の室内機としては、吸込口および吹出口を有し、吸込口と吹出口とを連通させる主流路が内部に設けられたケーシングと、ケーシング内の主流路に設けられたファンおよび熱交換器と、ケーシング内において吸込口に近接して配置された防塵フィルタとを有しているものが知られている。防塵フィルタは、通過する空気中に含まれる比較的大きな埃等を捕捉するものである。かかる室内機は、吸込口から吸い込んだ室内空気を、熱交換器との間で熱交換させることにより冷却又は加熱して室内へと返流させることで、室内空気の温度を調和する。
特許文献1には、防塵フィルタとファンとの間に設けられた脱臭フィルタを備えており、室内空気を脱臭する機能を有する室内機が開示されている。
特開2005−342408号公報
上述の特許文献1に開示されている室内機では、脱臭フィルタが、防塵フィルタの奥側に位置している。したがって、メンテナンスを行うために脱臭フィルタの着脱を行う際には、まず防塵フィルタを取り外すなどして、脱臭フィルタを露出させる必要がある。よって、脱臭フィルタの着脱作業に手間がかかり、メンテナンスが煩雑となる。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、メンテナンスを容易にできる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る空気調和機の室内機は、吸込口および吹出口を有し、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる主流路が内部に設けられたケーシングと、前記ケーシング内の前記主流路に設けられたファンと、前記ケーシング内において前記吸込口に近接して配置された第1フィルタと、前記第1フィルタと前記ファンとの間に配置された第2フィルタとを備え、前記第2フィルタは、前記第1フィルタが前記ケーシング内に配置された状態で、前記第1フィルタと前記ファンとの間に着脱可能に構成されている。
この室内機では、第1フィルタをケーシング内から取り外すことなく、第2フィルタの着脱を行うことができる。したがって、第2フィルタの着脱作業の手間が軽減されるので、第2フィルタのメンテナンスを容易に行うことができる。
第2の発明に係る空気調和機の室内機では、第1の発明に係る室内機において、前記ケーシングは、前記第1フィルタと前記ファンとの間に設けられた第2フィルタ配置領域に連通する挿入口を有している。
この室内機では、挿入口を介して第2フィルタ配置領域への第2フィルタの着脱を行うことができる。
第3の発明に係る空気調和機の室内機では、第2の発明に係る室内機において、前記吸込口は、前記ケーシングの上面を含む部分に設けられており、前記挿入口は、正面視において、前記ケーシング内に配置された第1フィルタの下方に設けられている。
この室内機では、第1フィルタの奥側にある第2フィルタ配置領域に対して、室内機の前面側から第2フィルタの着脱を行うことができる。したがって、第2フィルタの着脱をさらに容易に行うことができる。
第4の発明に係る空気調和機の室内機では、第3の発明に係る室内機において、前記第2フィルタは、前記ケーシング内に挿入された状態において、前記第1フィルタの前面側の端部と対向した位置に配置される。
この室内機では、第2フィルタを挿入口の近傍で第1フィルタと対向させることができる。
第5の発明に係る空気調和機の室内機では、第4の発明に係る室内機において、前記第1フィルタの前面側の端部は、前記ケーシング内に配置された状態において、前方且つ下方へ向かって傾斜する傾斜部となっており、前記第2フィルタは、前記ケーシング内に挿入された状態において、前記第1フィルタの前記湾曲部と前記ファンとの間に配置される。
この室内機では、室内機の手前側から傾斜部の奥に第2フィルタを容易に配置できる。
第6の発明に係る空気調和機の室内機では、第5の発明に係る室内機において、前記第2フィルタは、下方に凸になるように湾曲した状態でケーシング内に挿入されている
この室内機では、第1ファイルタの傾斜部と第2フィルタを確実に対向させることができる。
第7の発明に係る空気調和機の室内機は、第1〜第6のいずれかの発明に係る室内機において、活性種を生成する活性種生成装置をさらに備えており、前記活性種生成装置から放出された空気が、前記第2フィルタを通過する。
この室内機では、第2フィルタに活性種を含んだ空気を通過させることができる。したがって、活性種によって、第2フィルタに付着している有害成分や臭気成分を分解できる。
第8の発明に係る空気調和機の室内機では、第7の発明に係る室内機において、前記活性種生成装置は、前記主流路から外れた位置に設けられており、前記ケーシングは、前記活性種生成装置に供給される空気を吸い込むために前記吸込口と異なる位置に設けられた補助吸込口を有すると共に、前記補助吸込口から吸い込まれた後で前記活性種生成装置から放出された空気を、前記主流路の前記第1フィルタの上流側に導く補助流路が設けられている。
この室内機では、活性種生成装置が主流路に設けられる場合と比べて、活性種生成装置によって主流路における通風抵抗が増加するのを防ぐことができる。したがって、室内機の性能の低下を抑制できる。
第9の発明に係る空気調和機の室内機では、第2〜第7のいずれかの発明に係る室内機において、前記挿入口から挿入された第2フィルタを案内するフィルタガイド機構を有している。
この室内機では、フィルタガイド機構によって、第2フィルタを適切な配置位置に案内できる。
第10の発明に係る空気調和機の室内機では、第9の発明に係る室内機において、前記フィルタガイド機構は、前記挿入口から上方斜め方向に前記第2フィルタを案内する。
この室内機では、第2フィルタを第1フィルタの裏面に近づけて配置できる。
第11の発明に係る空気調和機の室内機では、第10の発明に係る室内機において、前記フィルタガイド機構は、前記第2フィルタが下方に凸となるように案内する。
この室内機では、挿入口よりも上方斜め方向に位置する第2フィルタ配置領域への第2フィルタの着脱を容易にできる。
第12の発明に係る空気調和機の室内機では、第11の発明に係る室内機において、前記第2フィルタは、一方向について変形可能な板状部材であって、その変形可能な方向が前記フィルタガイド機構によって湾曲される方向と一致するように前記挿入口から挿入される。
この室内機では、第2フィルタをフィルタガイド機構によって確実に湾曲させることができる。
第13の発明に係る空気調和機の室内機では、第1〜第12のいずれかの発明に係る室内機において、前記第2フィルタが、枠体に装着されている。
この室内機では、第2フィルタの損傷を防ぐことができる。
第14の発明に係る空気調和機の室内機では、第1〜第13のいずれかの発明に係る室内機において、前記第2フィルタは、脱臭フィルタである。
この室内機では、脱臭機能を発揮できる。
第15の発明に係る空気調和機の室内機は、第1〜第14のいずれかの発明に係る室内機において、前記第1フィルタに付着した塵埃を除去するフィルタ清掃機構をさらに有している。
この室内機では、第1フィルタをケーシングから取り外してメンテナンスを行う必要はほとんどない。このような室内機において、第1フィルタをケーシングから取り外すことなく第2フィルタを着脱可能な構成とするのは効果的である。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、第1フィルタをケーシング内から取り外すことなく、第2フィルタの着脱を行うことができる。したがって、第2フィルタの着脱作業の手間が軽減されるので、第2フィルタのメンテナンスを容易に行うことができる。
第2の発明では、挿入口を介して第2フィルタ配置領域への第2フィルタの着脱を行うことができる。
第3の発明では、第1フィルタの奥側にある第2フィルタ配置領域に対して、室内機の前面側から第2フィルタの着脱を行うことができる。したがって、第2フィルタの着脱をさらに容易に行うことができる。
第4の発明では、第2フィルタを挿入口の近傍で第1フィルタと対向させることができる。
第5の発明では、室内機の手前側から傾斜部の奥に第2フィルタを容易に配置できる。
第6の発明では、第1ファイルタの傾斜部と第2フィルタを確実に対向させることができる。
第7の発明では、第2フィルタに活性種を含んだ空気を通過させることができる。したがって、活性種によって、第2フィルタに付着している有害成分や臭気成分を分解できる。
第8の発明では、活性種生成装置が主流路に設けられる場合と比べて、活性種生成装置によって主流路における通風抵抗が増加するのを防ぐことができる。したがって、室内機の性能の低下を抑制できる。
第9の発明では、フィルタガイド機構によって、第2フィルタを適切な配置位置に案内できる。
第10の発明では、第2フィルタを第1フィルタの裏面に近づけて配置できる。
第11の発明では、挿入口よりも上方斜め方向に位置する第2フィルタ配置領域への第2フィルタの着脱を容易にできる。
第12の発明では、第2フィルタをフィルタガイド機構によって確実に湾曲させることができる。
第13の発明では、第2フィルタの損傷を防ぐことができる。
第14の発明では、脱臭機能を発揮できる。
第15の発明では、第1フィルタをケーシングから取り外してメンテナンスを行う必要はほとんどない。このような室内機において、第1フィルタをケーシングから取り外すことなく第2フィルタを着脱可能な構成とするのは効果的である。
本発明の実施形態に係る室内機の斜視図である。 前面パネルが開いた状態の室内機の斜視図である。 室内機を略前方から視た斜視図である。 図3のA−A線に沿った断面図である。 前面パネルと2つの脱臭フィルタユニットのうちの一方を取り外した状態の室内機の斜視図である。 前面パネルと清掃ユニットと防塵フィルタユニットとを取り外した状態の室内機の斜視図である。 グリルの分解斜視図である。 図3のB−B線に沿った部分拡大断面である。 図3のC−C線に沿った部分拡大断面である。 図3のD−D線に沿った部分拡大断面である。 (a)フィルタガイド部材の正面図であり、(b)は(a)E−E線に沿った断面図である。 脱臭フィルタを示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)の部分拡大図である。 フレームを示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(a)のF−F線に沿った断面図である。 脱臭フィルタユニットを装着する手順を説明するための図である。 (a)はストリーマ放電ユニット(活性種生成装置)の一部を示す図であり、(b)は(a)を下方から視た図であり、(c)は(a)のG−G線に沿った断面図であり、(d)は(a)のH−H線に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機1について説明する。
<室内機1の概略構成>
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に据え付けられるものである。室内機1は、図示しない室外機と共に空気調和機を構成しており、室内の冷暖房を行う。なお、以下の説明において、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。また、図1に示す左右方向を単に「左右方向」と称する。
図2および図4に示すように、室内機1は、グリル11とグリル11に対して開閉可能に設けられる前面パネル12とからなるケーシング10と、ケーシング10内に収容される本体部20、2つの防塵フィルタユニット30、清掃ユニット(フィルタ清掃機構)40、2つの脱臭フィルタユニット50、およびストリーマ放電ユニット60を備えている。本体部20は、内部にファン21と熱交換器22とを収容するとともに、電装品ユニット23およびフィルタガイド部材24を備えている。また、図4および図9に示すように、室内機1は、ケーシング10に形成された吸込口13aと吹出口13bとを連通させる主流路2と、ケーシング10に形成された補助吸込口3から吸い込まれた空気を主流路2に導く補助流路4(4a〜4e)(図4、図8参照)を有している。なお、図3に示す矢印は、補助流路4の空気の流れを示している。
この室内機1においては、ファン21の駆動により、吸込口13aと補助吸込口3とから室内の空気がケーシング10内に吸い込まれる。吸込口13aから吸い込まれた空気は、防塵フィルタユニット30を通過した後、直接または脱臭フィルタユニット50を通過してから、熱交換器22とファン21とを通過して、ケーシング10の下部に形成された吹出口13bから室内に吹き出される(図4参照)。また、補助吸込口3からケーシング10内に吸い込まれた空気は、ストリーマ放電ユニット60を通過した後(図3の矢印参照)、防塵フィルタユニット30と脱臭フィルタユニット50と熱交換器22とファン21とを順に通過して吹出口13bから室内に吹き出される(図4参照)。
<室内機1の構成要素>
[ケーシング10]
図4等に示すように、ケーシング10は、後方が開口した略直方体状の箱状に形成されたグリル11と、グリル11の前面を覆う前面パネル12とから構成されている。
(グリル11)
グリル11は、本体部20を覆うように、本体部20に取り付けられている。図7に示すように、グリル11は、グリル本体13と、飾り板14と、取付部63と、蓋部66とを有する。取付部63および蓋部66は、ストリーマ放電ユニット60の一部を兼ねている。
図4および図5等に示すように、グリル本体13の天井部には、吸込口13aが形成されている。図4および図7等に示すように、グリル本体13の下部には、吹出口13bが形成されている。吹出口13bは、左右方向に長い矩形状の開口である。
図4および図7等に示すように、グリル本体13は、前面の上側略半分に、開口部13cを有している。この開口部13cの内側には、防塵フィルタユニット30の前端部と清掃ユニット40とが配置されている。また、開口部13cの下方には、左右方向に細長い矩形状の2つの挿入口13dが、左右に並んで形成されている。挿入口13dは、後で詳述する脱臭フィルタ51の配置領域に連通しており、図5等に示すように、この挿入口13dから脱臭フィルタ51を備えた脱臭フィルタユニット50が本体部20内に挿入されている。さらに、図4に示すように、挿入口13dの下縁から後方に延びる伸延部13fが形成されている。
図7等に示すように、2つの挿入口13dの下方には、収容部13eと凹部65が左右に並んで形成されている。収容部13eは、室内機1の長手方向の中央より左側に形成されており、凹部65は、室内機1の長手方向のほぼ中央に形成されている。図8等に示すように、収容部13e内には取付部63が配置され、この取付部63内にはストリーマ放電ユニット60のストリーマ放電部61が配置されている。また、凹部65の前側には、凹部65を覆うように蓋部66が配置されている。
飾り板14は、グリル本体13において左右に並んで形成された収容部13eと凹部65との下方に取り付けられる。図4に示すように、飾り板14は、グリル本体13の下面の前側部分に位置している。
図3に示すように、グリル本体13の前面の下端部には、4つのフック係合部18a、18b、18c、18dが略左右方向に並んで形成されている。フック係合部18a、18b、18dは、それぞれ、グリル本体13の前面の下端部において、左端、左右方向の略中央、右端に形成されている。フック係合部18cは、フック係合部18bとフック係合部18dとの略中央に形成されている。そのため、ストリーマ放電部61を挟んで隣接するフック係合部18a、18bの離間距離は、フック係合部18b、18cの離間距離、および、フック係合部18c、18dの離間距離のいずれよりも大きい。
図9に示すように、フック係合部18aには、前面パネル12の裏面に形成されたフック12aが係合されている。フック係合部18b、18dは、フック係合部18aとほぼ同様の形状であって、前面パネル12のフック12b、12dが係合されている。また、図10に示すように、フック係合部18cには、前面パネル12のフック12cが係合されている。このように、フック係合部18a〜18dは、それぞれ、フック12a〜12dと対をなして、前面パネル12が閉状態のときに、前面パネル12を閉状態に保持する。
(前面パネル12)
図2に示すように、前面パネル12は、グリル11の前側に配置され、その左右両端の上端部が、グリル11に対して回転可能に取り付けられている。これにより、前面パネル12は、グリル11に対して開閉可能となっている。前面パネル12の裏面の下端部には、4つのフック12a〜12dが形成されている。3つのフック12a、12b、12dは、互いにほぼ同じ形状である(図9のフック12a参照)。図10に示すように、フック12cは、前面パネル12が閉状態のときに、グリル11のフック係合部18cと係合すると共に、その先端部によって本体部20に設けられた揺動アーム26を下方に押圧している。
図4および図8に示すように、前面パネル12の下端部は、グリル11(詳細には飾り板14)の前面に密着しておらず、両者の間には隙間が形成されている。この隙間のうち、ストリーマ放電部61の下方の部分(図8に表れている部分)が、補助吸込口3を構成している。また、前面パネル12は、プラスチックで形成されており、そのため、フック12a〜12dとフック係合部18a〜18dとが係合した状態では、隣接する2つのフック間において前方に膨らむように若干たわむ。補助吸込口3を挟んで隣接するフック12a、12bの離間距離は、フック12b、12cの離間距離、および、フック12c、12dの離間距離のいずれよりも大きいため、前面パネル12において補助吸込口3を構成する部分のたわみ量は、前面パネル12の下端部の他の部分よりも大きい。したがって、補助吸込口3は、前面パネル12の下端部とグリル11の前面との隙間のうち補助吸込口3に対応しない部分よりも広くなっている。
また、図4に示すように、前面パネル12の裏面とこれに対向する面(グリル11の前面、脱臭フィルタユニット50の前面、および清掃ユニット40の前面)との間には、隙間が形成されている。この隙間の一部が、補助流路4の一部を構成している。具体的には、図8に示すように、グリル11の前面のうち収容部13eの下方の部分と、前面パネル12の裏面との隙間が、第1流路4aを構成している。また、図4に示すように、蓋部66(活性種放出部62)の前面、2つの脱臭フィルタユニット50の前面のうち蓋部66の上方の部分、および、清掃ユニット40の前面のうち蓋部66の上方の部分と、前面パネル12の裏面との隙間が、第5流路4eを構成している。
[本体部20]
図4に示すように、本体部20には、グリル11に形成された吸込口13aと吹出口13bとを連通させる主流路2が形成されている。主流路2の吹出口13b近傍には、水平羽根20bが設けられている。水平羽根20bは、吹出口13bから吹き出される空気流の上下方向の風向きを変更すると共に、吹出口13bの開閉を行う。
主流路2にはファン21と熱交換器22が配置されている。ファン21は、軸流ファン21と呼ばれるものであって、その軸方向が左右方向に沿うように配置されている。ファン21は、上前方の空気を吸い込んで、下後方に吹き出すようになっている。熱交換器22は、ファン21の上方と前方を取り囲むように配置されている。
また、本体部20は、その下部の前側部分に、電装品ユニット23を備えている。より詳細には、電装品ユニット23は、グリル本体13に形成された凹部65の後方であって、収容部13e内に配置された取付部63の右方に配置されている。
図10に示すように、電装品ユニット23は、グリル11のフック係合部18cの後方に、リミットスイッチ25と揺動アーム26とを有している。リミットスイッチ25は、ストリーマ放電部61に電力を供給するための回路を連通状態と遮断状態とに切り換えるものであって、レバー25aが上方に押圧された場合にのみ、上記回路を連通状態とする。揺動アーム26は、左右方向に沿った軸回りに揺動可能に配置されている。前面パネル12が閉じた状態では、揺動アーム26の前端はフック12cの先端によって下方に押圧され、これにより、レバー25aは揺動アーム26の後端で上方に押圧されている。一方、前面パネル12が開いた状態では、フック12cは揺動アーム26を押圧しない。よって、このとき、レバー25aが上方に押圧されることがない。したがって、前面パネル12が開いているときには、ストリーマ放電部61に電流が流れないようになっているため、使用者は前面パネル12を開いてメンテナンス等の作業を安全に行うことができる。
また、本体部20は、挿入口13dから挿入された脱臭フィルタユニット50を案内するフィルタガイド部材24を備えている。図11に示すように、フィルタガイド部材24は、左右方向に延在する基部24aと、基部24aに設けられたガイド部24bとを有している。
基部24aは、図11(b)に示すように、その長手方向と直交する方向に関して垂直に折り曲げられた板状部材である。基部24aにおいて、折れ曲がり部分から前方に向かって延びる部分は上壁24cであり、折れ曲がり部分から下方に向かって延びる部分は後壁24dである。上壁24cは、前方斜め下方向に若干傾斜している。図4および図8に示すように、基部24aは、その上壁24cが収容部13e内に配置された取付部63や電装品ユニット23の上方に位置し、後壁24dが取付部63や電装品ユニット23の後方に位置するように配置されている。
図4に示すように、基部24aの上壁24cの前方には、グリル本体13の伸延部13fが配置されている。フィルタガイド部材24とグリル本体13の伸延部13fとは、本発明のフィルタガイド機構を構成している。上壁24cの上面と伸延部13fの上面とは、ほぼ同一の平面内に位置している。だたし、伸延部13fの後端部は下方に屈曲しており、上壁24cの上面と伸延部13fの上面とで構成される面に窪み13gを形成している。
ガイド部24bは、脱臭フィルタユニット50の左右両端部をそれぞれ案内する2つで一対となっている。ガイド部24bは、2つの脱臭フィルタユニット50を案内できるように、左右に二対並んで設けられている。より詳細には、ガイド部24bは、脱臭フィルタユニット50の左右両端を案内する側板24eと、脱臭フィルタユニット50の左右両端部の下面を案内する下板24fと、脱臭フィルタユニット50の上面と対向する上板24gとを有している。側板24eは、基部24aの上壁24cに設けられており、基部24aの伸延方向(左右方向)と直交する方向に平行な面を有する板状部材である。図11(b)に示すように、下板24fは、基部24aの上壁24cの後端部から後上方に向かって斜めに延びている。上板24gは、下板24fの上方に位置しており、下方に凸となるように湾曲している。
図4に示すように、挿入口13d内に脱臭フィルタユニット50が装着され、脱臭フィルタユニット50に備えられた脱臭フィルタ51が所定の配置領域に配置されたとき、脱臭フィルタユニット50の後端部近傍は、下板24fと上板24gの後端部によって挟まれた状態となる。これによって、脱臭フィルタ51は、所定の配置領域に確実に保持される。
図6に示すように、フィルタガイド部材24は、左右に並んだ二対のガイド部24bの間が、室内機1の中央に位置するように、設けられている。
[防塵フィルタユニット30]
図4および図5に示すように、2つの防塵フィルタユニット30は、グリル11内の吸込口13aに近接する位置に左右に並んで配置されている。防塵フィルタユニット30は、前面パネル12を開いた状態で、開口部13cから本体部20内に挿脱可能となっている。
防塵フィルタユニット30は、防塵フィルタ31(第1フィルタ)と、フレーム32とから構成されている。防塵フィルタ31は、通過する空気中に含まれる比較的大きな埃等を捕捉するためのものであって、合成樹脂製の網で構成されている。防塵フィルタ31は、環状に形成されており、フレーム32は、この環状の防塵フィルタ31を内側から保持するように構成されている。フレーム32は、防塵フィルタ31の前端部を下斜め方向に傾斜させるように形成されている。即ち、図4に示すように、防塵フィルタ31の前端部は、前方且つ下方に向かって傾斜した傾斜部31aとなっている。また、フレーム32は、防塵フィルタ31の内側の前端に配置されたピニオン32aを有する。このピニオン32aは、本体部20に設けられたモータ(図示省略)によって回転駆動される。
[清掃ユニット40]
清掃ユニット40は、防塵フィルタ31を掃除するためのものである。図4に示すように、清掃ユニット40は、防塵フィルタ31の前端部の下方に配置されており、前面パネル12を開いた状態で、開口部13cからグリル11および本体部20に対して着脱可能となっている。清掃ユニット40は、左右方向に延在する回転ブラシ41と、回転ブラシ41についた埃を掻き出すための櫛42と、この櫛42の前方に近接して設けられ、左右方向に延在して回転する圧縮ローラ43と、圧縮ローラ43と櫛42との間で圧縮された埃が収納されるダストボックス44とを備えている。
防塵フィルタユニット30のピニオン32aを回転させると、防塵フィルタ31は、清掃ユニット40の回転ブラシ41に表面が当接した状態で回転する。これにより、防塵フィルタ31に付着した埃等は、回転ブラシ41により取り除かれる。取り除かれた埃等は、圧縮ローラ43により圧縮されてダストボックス44に収納される。
[脱臭フィルタユニット50]
図4に示すように、脱臭フィルタユニット50は、脱臭フィルタ51(第2フィルタ)と、フレーム52とから構成されている。脱臭フィルタユニット50は、前面パネル12を開いた状態で、挿入口13dから本体部20内に挿入されている。脱臭フィルタ51の配置領域は、防塵フィルタ31の前端部に形成された傾斜部31aとファン21を取り囲むように配置された熱交換器22との間に設けられている。脱臭フィルタ51は、防塵フィルタ31の傾斜部31aと対向するように、上述の配置領域に配置される。図3に示すように、脱臭フィルタユニット50の左右方向に沿う長さL1は、防塵フィルタユニット30の左右方向に沿う長さL2に比べて短い。
脱臭フィルタ51は、図12(a)に示すように、略矩形形状の板状部材である。また、図12(b)に示すように、脱臭フィルタ51は、複数の平板状のライナー板51aと、複数のコルゲート板51bとが交互に接着されたハニカム構造を有する積層体であって、その表面に吸着剤とプラズマ触媒とを担持させたものである。吸着剤は、空気中の臭気成分や有害成分を吸着するものであって、具体的には、ゼオライトや活性炭が用いられる。プラズマ触媒は、ストリーマ放電部61で生成した活性種を活性化させて、有害成分や臭気成分の分解を促進させるものであって、具体的には、マンガン系触媒や貴金属系触媒などが用いられる。
複数のライナー板51aは、いずれも左右方向に延びており、互いに所定間隔(例えば3mm〜5mm程度)を隔てて平行に配置されている。また、コルゲート板51bは、
隣り合う2つのライナー板の間において、例えば3mm〜5mm程度のピッチの波打ち形状を有している。そして、図12(b)に示すように、脱臭フィルタ51には、ライナー板51aと1ピッチ分のコルゲート板51bとによって形成された孔であって、脱臭フィルタ51の厚み方向に貫通する通風孔51cが多数形成されている。このような構造を有する脱臭フィルタ51は、ライナー板51aの伸延方向と直交する方向(図12(a)中上下方向)については変形可能である。
フレーム52は、図13に示すように、略矩形の平板状である基部52aと、脱臭フィルタ51を保持する保持部52bと、係止爪52cと、基部52aの前面に形成された取手52dとを有している。図13(a)に示すように、基部52aには、図中左右方向および上下方向にそれぞれ3つずつ、合計9個の略矩形状の開口52eが形成されている。換言すると、基部52aは、9個の開口52eが形成されるように、格子状に形成されている。なお、図13(a)、(c)においては、下方から上方に向かう方向、図13(b)においては、紙面手前側から奥側に向かう方向が、本体部20内への挿入方向である。また、脱臭フィルタ51は、基部52aの上面側であって、9個の開口52eのうち、挿入方向奥側に位置する6個の開口に跨って対向する領域(図13(a)、(c)中破線で囲まれた領域)に装着される。脱臭フィルタ51は、その変形可能な方向、即ち、ライナー板51aの伸延方向と直交する方向が挿入方向と一致するように、フレーム52に装着される。
保持部52bは、脱臭フィルタ51の装着領域の周囲に8個配置されており、脱臭フィルタ51の縁部を保持する。各保持部52bは、基部52aの上面側から突出するように設けられている。保持部52bの突出方向の端部は、脱臭フィルタ51の装着領域内に向かって直角に折り曲げられており、この折り曲げられた部分と基部52aとの間で脱臭フィルタ51の縁部を挟み込んで保持する。
係止爪52cは、挿入方向手前側に位置する3つの開口52eにおける挿入方向手前側の縁の中央部にそれぞれ設けられている。各係止爪52cは、挿入方向奥側に向かって延びており、図13(c)に示すように、その挿入方向奥側の端部における下面に突起が形成されている。この突起は、上述のように、フィルタガイド部材24における基部24aの上壁の上面とグリル本体13における伸延部13fの上面とで構成される面に形成された窪み13gと係合する。
[ストリーマ放電ユニット60]
図4等に示すように、ストリーマ放電ユニット60は、主流路2から外れた位置に、前面パネル12の裏面と対向するように配置されている。ストリーマ放電ユニット60は、ストリーマ放電部(活性種生成装置)61と、活性種放出部62と、取付部63と、補助防塵フィルタ64とを有している。
(取付部63および補助防塵フィルタ64)
上述したように、取付部63は、グリル11の構成部品の1つであって、グリル本体13に形成された収容部13e内に配置されている。収容部13eは、後方に凹んだ形状に形成されている。取付部63は、前方が開口した略直方体状の箱状に形成されている。この取付部63内には、ストリーマ放電部61が着脱可能に配置されている。図8および図15等に示すように、取付部63の下壁63aには、補助吸込口3から吸い込まれた空気をストリーマ放電部61に流入させるための流入口63bが形成されている。図15に示すように、取付部63の右壁63cの前端部には、矩形状の切欠部63dが形成されている。この切欠部63dは、ストリーマ放電部61内の空気を流出させる流出口となっている。
図8および図15等に示すように、取付部63は、流入口63bの左右両端部の前方に、前面パネル12とほぼ直交する方向に延在する2つのガイドレール63gを有する。このガイドレール63gと取付部63の下壁63aとの間に、矩形板状であって、防塵フィルタ31と同様の合成樹脂製の網を有する補助防塵フィルタ64が保持されている。つまり、補助防塵フィルタ64は、流入口63bの前に配置されている。補助防塵フィルタ64は、ストリーマ放電部61が取付部63から取り外された状態において、取付部63に着脱可能となっている。また、図8に示すように、この補助防塵フィルタ64と収容部13eの下壁との間には隙間(第2流路)4bが形成されている。第2流路4bは、補助流路4の一部を構成している。
(ストリーマ放電部61)
図8に示すように、ストリーマ放電部61は、絶縁性合成樹脂で形成された筐体部71および蓋部72と、筐体部71と蓋部72で囲まれた空間内に配置される放電電極板81、放電針82および対向電極板85とを有している。
図8に示すように、筐体部71は、前方が開口した直方体状の略箱状に形成されている。筐体部71の前方の開口は、略矩形状に形成された蓋部72で覆われている。筐体部71内の空間(第3流路)4cは、補助流路4の一部を構成している。
筐体部71の下壁71aには、補助吸込口3から吸い込まれた空気を筐体部71内に流入させる流入口71bが形成されている。筐体部71の右壁の前端部には、図示しない切欠部が形成されている。この切欠部は、ストリーマ放電部61が取付部63に取り付けられた状態で、取付部63に形成された切欠部63dと対向しており、筐体部71内の空気を流出させる流出口となっている。
図8に示すように、放電電極板81は、筐体部71の後壁71eと平行(前面パネル12と平行)であって、左右方向に延在している。放電電極板81には、前方に向かって突出する放電針保持部81bが形成されている。放電針保持部81bの前端部は折り返されており、この折り返し部分に放電針82が挟み込まれている。放電針82は、線径が例えば0.2mmのタングステン線で構成されている。対向電極板85は、放電電極板81の前方に、放電電極板81と平行に配置されている。
放電電極板81は、電装品ユニット23のリミットスイッチ25を介して電源部(図示省略)の正極側に接続された図示しない接続板と電気的に接続される。また、対向電極板85は、電源部の負極側(アース側)に接続された図示しない接続板と電気的に接続される。
ストリーマ放電部61においては、放電針82に電圧が印加されると、放電針82の両端から対向電極板85に向かってストリーマ放電が発生し、これにより、低温プラズマが生成される。この低温プラズマによって、高速電子、イオン、水酸化ラジカル、励起酸素分子などの活性種が生成される。これらの活性種は、アンモニア類や、アルデヒド類、窒素酸化物等の小さな有機分子からなる空気中の有害成分や臭気成分を分解する能力を有する。
(活性種放出部62)
図4に示すように、活性種放出部62は、凹部65とこの凹部65を覆う蓋部66とから構成されており、吸込口13aの長手方向の中央に対して両側にわたって形成されている。図7に示すように、凹部65は、前側と左側とが開口した略直方体状の箱状に形成されている。凹部65内の空間(第4流路4d)は、補助流路4の一部を構成している。凹部65の左側の開口は、ストリーマ放電部61の切欠部から(取付部63の切欠部63dを介して)流出した空気を凹部65内に供給する供給口65aとなっている。また、凹部65の左右方向略中央の下部にはフック係合部18bが設けられており、凹部65はこのフック係合部18bを取り囲むように形成されている。凹部65は、その奥行き(グリル11の前面に直交する方向の長さ)が収容部13eよりも短く、その幅(前面パネル12に沿った略上下方向長さ)は収容部13eより若干大きい。
蓋部66は、左右方向に細長い略矩形状の板部材である。蓋部66には、複数の円形孔66aが形成されている。この複数の円形孔66aが、凹部65内の空気を放出させる放出口となっている。複数の円形孔66aの全開口面積は、供給口65aの開口面積よりも大きい。複数の円形孔66aは、全て同じ大きさであって、フック係合部18bが設けられている範囲を除いて上下方向および左右方向に等間隔に均等に配置されている。
<補助流路4>
補助流路4は、前面パネル12の裏面とグリル11との隙間で構成される第1流路4aと(図8参照)、収容部13eの内壁と補助防塵フィルタ64との隙間で構成される第2流路4b(図8参照)と、ストリーマ放電部61内の第3流路4c(図8参照)と、活性種放出部62内の第4流路4d(図4参照)と、活性種放出部62の前面およびその上側の面と前面パネル12の裏面との隙間で構成される第5流路4e(図4参照)で構成されている。補助吸込口3から吸い込まれた空気は、第1流路4a、第2流路4b、第3流路4c、第4流路4d、第5流路4eを順に通って、主流路2における防塵フィルタ31の上流側に送られる(図3に矢印で示す空気の流れ参照)。なお、より詳細には、図4に示すように、補助流路4によって導かれた空気は、防塵フィルタ31における傾斜部31aを通過する。
<脱臭フィルタユニット50の着脱手順>
まず、図14を参照しつつ、脱臭フィルタユニット50の装着手順について説明する。
最初に、前面パネル12を開いてグリル11の前面を露出させる。そして、開口部13c内に配置された防塵フィルタユニット30および清掃ユニット40の下方に設けられた挿入口13dから、脱臭フィルタユニット50を挿入する。図14(a)に示すように、脱臭フィルタユニット50の奥側端部(取手52dが設けられている側とは反対側の端部)から挿入口13dの内側へ挿入する。このとき、脱臭フィルタユニット50は、その下面が、グリル本体13における伸延部13fの上面と、フィルタガイド部材24における基部24aの上壁24cの上面とに当接し、これらの面に平行な方向に挿入される。
そして、脱臭フィルタユニット50の奥側端部が、上壁24cの後端に達した後、ガイド部24bの下板24fによって後上方へと案内される。このとき、図14(b)に示すように、脱臭フィルタ51は、下方に凸となるように湾曲した状態となる。
図14(d)に示すように、フレーム52に形成された係止爪52cの突起が、伸延部13fの上面と上壁24cの上面とで構成される面に形成された窪み13gと係合することで、脱臭フィルタユニット50がケーシング10内に装着される。最後に、前面パネル12を閉じる。このようにして、挿入口13dから挿入された脱臭フィルタ51は、グリル本体13の伸延部13fおよびフィルタガイド部材24によって、挿入口13dに対して後上方に斜めに案内され、その配置領域に配置される。
脱臭フィルタユニット50を取り外す際は、まず、装着する際と同様に、前面パネル12を開いてグリル11の前面を露出させる。そして、挿入口13d内に配置されている脱臭フィルタユニット50の前面に設けられた取手52dを掴んで手前側に引き出すことで、取り外すことができる。
<室内機1の動作>
次に、室内機1の動作について説明する。
ファン21を駆動させることにより、吸込口13aと、前面パネル12の下端とグリル11との隙間とから室内の空気がケーシング10内に吸い込まれる。
吸込口13aから吸い込まれた空気は、まず、防塵フィルタ31を通過する。このとき、空気に含まれる比較的大きな埃等が除去される。防塵フィルタ31を通過した空気の一部は、脱臭フィルタ51を通過する。このとき、空気に含まれる有害成分や臭気成分が除去されて脱臭および除菌される。その後、空気は熱交換器22を通過して熱交換されてから、ファン21を通過して吹出口13bから吹き出される。
図8に示すように、前面パネル12の下端とグリル11との隙間のうち、ストリーマ放電部61の下方の部分、即ち、補助吸込口3から吸い込まれた空気は、第1流路4aを通って、第2流路4bに流入した後、補助防塵フィルタ64を通過してストリーマ放電部61(第3流路4c)に流入する。なお、補助防塵フィルタ64を通過する際に、空気に含まれる比較的大きな埃等が除去される。
ストリーマ放電部61内では、放電針82と対向電極板85との間でストリーマ放電が生じ、これにより、活性種が生成される。この活性種によって、空気中の有害成分や臭気成分が分解される。
ストリーマ放電部61内の空気は、供給口65aから活性種放出部62(第4流路4d)に流入し、活性種放出部62内で拡散されてから、複数の円形孔66aから前面パネル12の裏面に向かって放出される。
図4に示すように、複数の円形孔66aから放出された空気は、第5流路4eを通って、主流路2における防塵フィルタ31の傾斜部31aの上流側に導かれる。そして、この空気は防塵フィルタ31の傾斜部31aと脱臭フィルタ51とを順に通過した後、熱交換器22とファン21を通過して、吹出口13bから吹き出される。なお、上述のように、脱臭フィルタ51は、防塵フィルタ31の傾斜部31aと対向するように配置されており、脱臭フィルタ51の厚み方向、即ち、通風孔51cの貫通方向と、脱臭フィルタ51を通過する空気の流れ方向とはほぼ一致する。したがって、脱臭フィルタ51における通風抵抗を少なくできる。
ストリーマ放電ユニット60から放出された空気が脱臭フィルタ51を通過する際、空気に含まれる活性種は、プラズマ触媒によって活性化されると共に、脱臭フィルタ51に吸着された有害成分や臭気成分を分解する。これにより、脱臭フィルタ51は吸着性能が再生される。また、ストリーマ放電ユニット60から放出された空気は、第5流路4eによって主流路2に導かれているため、主流路2内の空気に含まれる有害成分や臭気成分を活性種で分解することができる。
<本実施形態の室内機1の特徴>
本実施形態の室内機1では、防塵フィルタ31がケーシング10内に配置された状態で、防塵フィルタ31とファン21との間に位置する所定の配置領域に脱臭フィルタ51を着脱可能に構成されている。したがって、防塵フィルタ31をケーシング10内から取り外すことなく、脱臭フィルタ51の着脱を行うことができる。よって、脱臭フィルタ51の着脱作業の手間が軽減されるので、脱臭フィルタ51のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施形態の室内機1では、ケーシング10を構成するグリル本体13に、脱臭フィルタ51の配置領域に連通する挿入口13dが形成されている。したがって、挿入口13dを介して所定の配置領域への脱臭フィルタ51の着脱を行うことができる。
また、本実施形態の室内機1では、防塵フィルタ31が近接して配置される吸込口13aは、グリル本体13の天井部に設けられている。そして、挿入口13dは、正面視において、ケーシング10内に配置された防塵フィルタ31および清掃ユニット40の下方に設けられている。したがって、防塵フィルタ31の奥側にある脱臭フィルタ51の配置領域に対して、室内機1の前面側から脱臭フィルタ51の着脱を行うことができる。よって、脱臭フィルタ51の着脱をさらに容易に行うことができる。
さらに、本実施形態の室内機1では、脱臭フィルタ51は、ケーシング10内に挿入された状態で、防塵フィルタ31の前端部と対向した位置に配置される。したがって、脱臭フィルタ51を挿入口13dの近傍で防塵フィルタ31と対向させることができる。脱臭フィルタ51を挿入口13dから離れた位置で防塵フィルタ31と対向させる場合には、脱臭フィルタユニット50が大型化し、主流路2における通風抵抗が大きくなる。本発明では、通風抵抗の増大を抑え、室内機1の性能低下を防ぐことができる。
加えて、本実施形態の室内機1では、防塵フィルタ31の前端部は、前方且つ下方に向かって傾斜する傾斜部31aとなっている。そして、脱臭フィルタ51は、防塵フィルタ31の傾斜部31aとファン21との間に配置される。このような構成では、脱臭フィルタ51の配置領域は傾斜部31aの後方に位置しており、正面視で隠れた状態となっているが、挿入口13dに脱臭フィルタユニット50を挿入することで、室内機1の手前側から脱臭フィルタ51を所定の配置領域に容易に配置できる。
また、本実施形態の室内機1では、脱臭フィルタ51は、下方に凸となるように湾曲した状態でケーシング10内に挿入されている。したがって、防塵フィルタ31の傾斜部31aと脱臭フィルタ51とを確実に対向させることができる。
さらに、本実施形態の室内機1は、活性種を生成するストリーマ放電部61を備えている。そして、ストリーマ放電部61から放出された空気が、脱臭フィルタ51を通過する。したがって、脱臭フィルタ51に活性種を含んだ空気を通過させることができる。よって、活性種によって、脱臭フィルタ51に付着している有害成分や臭気成分を分解できる。
また、本実施形態の室内機1では、ストリーマ放電部61は、主流路2から外れた位置に設けられている。そして、ケーシング10は、ストリーマ放電部61に供給される空気を吸い込むために吸込口13aとは異なる位置に設けられた補助吸込口3を有している。さらに、補助吸込口3から吸い込まれた後でストリーマ放電部61から放出された空気を、主流路2における防塵フィルタ31の上流側に導く補助流路4が設けられている。したがって、ストリーマ放電部61が主流路2に設けられる場合と比べて、ストリーマ放電部61によって主流路2における通風抵抗が増加するのを防ぐことができる。よって、室内機1の性能の低下を抑制できる。
加えて、本実施形態の室内機1では、グリル本体13の伸延部13fとフィルタガイド部材24とで構成されており、挿入口13dから挿入された脱臭フィルタ51を案内するフィルタガイド機構を備えている。したがって、脱臭フィルタ51を所定の配置領域に案内できる。
また、本実施形態の室内機1では、フィルタガイド機構は、挿入口13dから上方斜め方向に脱臭フィルタ51を案内する。したがって、脱臭フィルタ51を防塵フィルタ31の裏面に近づけて配置できる。よって、補助流路4によって防塵フィルタ31の上流側に導かれた空気を、防塵フィルタ31を通過した後、直ちに脱臭フィルタ51に当てることができる。これにより、活性種の濃度が比較的高い空気を脱臭フィルタ51に当てることができる。
また、本実施形態の室内機1では、フィルタガイド機構は、脱臭フィルタ51が下方に凸となるように案内する。したがって、挿入口13dよりも上方斜め方向に位置する脱臭フィルタ51の配置領域への脱臭フィルタ51の挿入方向を、比較的水平方向に近い方向とすることができる。よって、脱臭フィルタ51の装着を容易にできる。
加えて、本実施形態の室内機1では、脱臭フィルタ51は、一方向について変形可能な板状部材である。そして、その変形可能な方向がフィルタガイド機構によって湾曲される方向と一致するように、挿入口13dから挿入される。したがって、脱臭フィルタ51をフィルタガイド機構によって確実に湾曲させることができる。
また、本実施形態の室内機1では、脱臭フィルタ51が、フレーム52に装着されている。したがって、脱臭フィルタ51の損傷を防ぐことができる。
さらに、本実施形態の室内機1では、脱臭フィルタ51は、空気中の臭気成分や有害成分を吸着できる。したがって、脱臭機能および除菌機能を発揮できる。
また、本実施形態の室内機1は、防塵フィルタ31に付着した塵埃を除去する清掃ユニット40を備えている。したがって、防塵フィルタ31をケーシング10から取り外してメンテナンスを行う必要はほとんどない。このような室内機1において、防塵フィルタ31をケーシング10から取り外すことなく脱臭フィルタ51を着脱可能な構成とするのは効果的である。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、挿入口13dが、正面視において、ケーシング10内に配置された防塵フィルタ31および清掃ユニット40の下方、より詳細には、清掃ユニット40の下方において清掃ユニット40に隣接する位置、に設けられている場合について説明したが、挿入口13dは、防塵フィルタ31の下方に設けられていればよい。即ち、挿入口13dが、清掃ユニット40に隣接して設けられておらず、挿入口13dと清掃ユニット40との間に別の部材が配置されていてもよい。また、清掃ユニット40が設けられていない室内機の場合には、防塵フィルタ31の下方に防塵フィルタ31に隣接するように挿入口13dを設けてもよい。
また、上述の実施形態では、脱臭フィルタ51が防塵フィルタ31の前端部に形成された傾斜部31aと対向した位置に配置される場合について説明したが、これには限定されない。脱臭フィルタ51は、防塵フィルタ31の中央部や後端部と対向する位置に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、脱臭フィルタ51を案内するフィルタガイド機構(伸延部13f及びフィルタガイド部材24)を備えている場合について説明したが、フィルタガイド機構はなくてもよい。
さらに、上述の実施形態では、フィルタガイド機構は、下方に凸となるようにしつつ、挿入口13dから上方斜め方向に向けて脱臭フィルタ51を案内する場合について説明したが、これには限定されない。即ち、フィルタガイド機構は、挿入口13dから水平方向に脱臭フィルタ51を案内してもよい。また、挿入口13dから上方斜め方向に向けて直線的に脱臭フィルタ51を案内してもよい。
加えて、上述の実施形態では、脱臭フィルタ51が、複数のライナー板51aと複数のコルゲート板51bとが交互に接着されたハニカム構造を有しており、一方向について変形可能な板状部材である場合について説明したが、脱臭フィルタ51の構造はこれには限定されない。即ち、例えば、不織布製のフィルタを脱臭フィルタとして用いてもよい。
また、上述の実施形態では、脱臭フィルタ51がフレーム52に装着されている場合について説明したが、脱臭フィルタ51はフレーム52に装着されておらず、単体で配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、脱臭フィルタ51が左右に並んで2つ配置される場合について説明したが、配置される脱臭フィルタ51の個数は2つに限定されるものではなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
また、上述の実施形態では、吸込口13aが、ケーシング10におけるグリル本体13の天井部に設けられている場合について説明したが、吸込口13aは、ケーシング10の上面を含む部分に形成されていればよい。したがって、例えば、ケーシング10の上面および前面に吸込口が形成されていてもよい。
さらに、上述の実施形態では、防塵フィルタ31に加えて、空気中の臭気成分や有害成分を吸着する脱臭フィルタ51を備えている場合について説明したが、これには限定されない。即ち、本発明は、脱臭フィルタ51を備えている場合に限らず、防塵フィルタ31に加えて、さらにフィルタを備えている室内機に対して適用できる。
また、上述の実施形態では、清掃ユニット40を備えている場合について説明したが、清掃ユニット40はなくてもよい。
加えて、上述の実施形態では、ストリーマ放電によって活性種を生成するストリーマ放電部61を備えている場合についついて説明したが、これには限定されない。即ち、ストリーマ放電部61に代えて、グロー放電やバリア放電で活性種を生成する装置を備えていてもよい。また、光触媒に紫外線を照射することで活性種を生成する装置を備えていてもよい。
さらに、上述の実施形態では、ストリーマ放電部61が、主流路2から外れた位置に設けられている場合について説明したが、これには限定されない。例えば、ストリーマ放電部61は、主流路2における脱臭フィルタ51の上流側に配置されていてもよい。
本発明を利用すれば、メンテナンスを容易にできる。
1 室内機
10 ケーシング
2 主流路
3 補助吸込口
4 補助流路
13a 吸込口
13b 吹出口
13d 挿入口
13f 伸延部(フィルタガイド機構)
21 ファン
24 フィルタガイド部材(フィルタガイド機構)
31 防塵フィルタ(第1フィルタ)
31a 傾斜部
40 清掃ユニット(フィルタ清掃機構)
51 脱臭フィルタ(第2フィルタ)
52 フレーム(枠体)
61 ストリーマ放電部(活性種生成装置)

Claims (15)

  1. 吸込口および吹出口を有し、前記吸込口と前記吹出口とを連通させる主流路が内部に設けられたケーシングと、
    前記ケーシング内の前記主流路に設けられたファンと、
    前記ケーシング内において前記吸込口に近接して配置された第1フィルタと、
    前記第1フィルタと前記ファンとの間に配置された第2フィルタとを備え、
    前記第2フィルタは、前記第1フィルタが前記ケーシング内に配置された状態で、前記第1フィルタと前記ファンとの間に着脱可能に構成されていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記ケーシングは、前記第1フィルタと前記ファンとの間に設けられた第2フィルタ配置領域に連通する挿入口を有していることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記吸込口は、前記ケーシングの上面を含む部分に設けられており、
    前記挿入口は、正面視において、前記ケーシング内に配置された第1フィルタの下方に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記第2フィルタは、前記ケーシング内に挿入された状態において、前記第1フィルタの前面側の端部と対向した位置に配置される請求項3に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記第1フィルタの前面側の端部は、前記ケーシング内に配置された状態において、前方且つ下方へ向かって傾斜する傾斜部となっており、
    前記第2フィルタは、前記ケーシング内に挿入された状態において、前記第1フィルタの前記傾斜部と前記ファンとの間に配置されることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記第2フィルタは、下方に凸になるように湾曲した状態でケーシング内に挿入されていることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機の室内機。
  7. 活性種を生成する活性種生成装置をさらに備えており、
    前記活性種生成装置から放出された空気が、前記第2フィルタを通過することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機に室内機。
  8. 前記活性種生成装置は、前記主流路から外れた位置に設けられており、
    前記ケーシングは、前記活性種生成装置に供給される空気を吸い込むために前記吸込口と異なる位置に設けられた補助吸込口を有すると共に、
    前記補助吸込口から吸い込まれた後で前記活性種生成装置から放出された空気を、前記主流路の前記第1フィルタの上流側に導く補助流路が設けられていることを特徴とする7に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記挿入口から挿入された第2フィルタを案内するフィルタガイド機構を有していることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  10. 前記フィルタガイド機構は、前記挿入口から上方斜め方向に前記第2フィルタを案内することを特徴とする請求項9に記載の空気調和機の室内機。
  11. 前記フィルタガイド機構は、前記第2フィルタが下方に凸となるように案内することを特徴とする請求項10に記載の空気調和機の室内機。
  12. 前記第2フィルタは、一方向について変形可能な板状部材であって、その変形可能な方向が前記フィルタガイド機構によって湾曲される方向と一致するように前記挿入口から挿入されることを特徴とする請求項11に記載の空気調和機の室内機。
  13. 前記第2フィルタが、枠体に装着されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  14. 前記第2フィルタは、脱臭フィルタであることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  15. 前記第1フィルタに付着した塵埃を除去するフィルタ清掃機構をさらに有していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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