JP5315415B2 - グラフィカル・ユーザ・インターフェイス(gui)環境におけるオブジェクトに対するメニュー選択方法、コンピュータ・プログラム、コンピュータ・システム。 - Google Patents

グラフィカル・ユーザ・インターフェイス(gui)環境におけるオブジェクトに対するメニュー選択方法、コンピュータ・プログラム、コンピュータ・システム。 Download PDF

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Description

本発明は、GUI環境におけるユーザビリティ向上技術に関し、特に、操作性に優れたメニュー選択をその対象とする。
従来からGUI環境におけるユーザビリティ向上を目的として、以下の特許文献1乃至4などの技術が提案されている。
特開2002−91649号公報 特開2006−113705公報 特開平8−123647号公報 特開2000−339482号公報
一般に、GUIを用いたアプリケーションでは、対象オブジェクトに対してマウスのボタンを押すことにより表示されるメニューを選択しなければならないことは多い。あるオペレーティング・システム上のアプリケーションでは、アイコンなどのオブジェクト上でマウスの右ボタンを押すことによりメニューを表示し、メニュー上の項目をマウスまたはカーソルキーにより選択する。表示されるメニューの項目が少ない場合は操作上の問題も少ないが、アプリケーションによっては数多くの項目が表示されることや複数階層のメニューとして表示されることも多々あり、ユーザにとって利用頻度の高いメニューがメニュー下部や階層内にある場合、必ずしも操作性がよくない。
一方、メニュー項目数が多い場合の効率化の問題とは別に、項目選択と同時になんらかの数値的量を与えることが有効である事例が存在する。たとえば、「音量を上げる」「音量を下げる」といった選択項目がある場合を想定したとき、単に「音量を上げる」という選択だけでなく、”どれくらい”いった量(程度)を同時にユーザーがアプリケーションに指示できた方が操作性に優れる。一般的にGUI環境におけるメニュー選択では、選択と同時に量を指示することはできていないため、量の指定の場合は、代表的候補をサブメニューとして出すか、別のUI(Dialog含む)を出すことにより指示させる必要があり、操作効率の面で課題となる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、GUI環境においてメニュー選択及び量指定の操作をより効率的に行う方法、コンピュータ・プログラム、コンピュータ・システムを提供することにある。
本発明は、表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置と記憶装置と演算制御装置を備えるコンピュータ・システムに適用される方法として把握することができる。この場合、この方法は、演算制御装置が、ポインティング装置を介してユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶装置に記憶させるステップと、当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示装置に表示させるステップと、ポインティング装置を介して当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶装置に記憶させるステップと、当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示装置に表示させるステップとを備える方法、とすることができる。
ここで、第1操作は、表示領域内のオブジェクトをポインタで指定する操作とすることができる。また、第2操作は、当該オブジェクトをポインタでドラッグする操作とすることができる。またメニューの表示領域に着目すると、視認性を高める観点から、第2メニューの表示領域は、第1メニューの表示領域よりも大きく構成することができる。さらに、第2メニューの表示領域は拡大・縮小可能に、すなわち第1位置と第2位置との距離が長くなるに従って拡大し、第1位置と第2位置との距離が短くなるに従って縮小されるように構成することもできる。また第2メニュー内の項目に着目すると、この項目の態様を第1位置と第2位置との距離に応じて変更することもできる。
一例としては、小さなメニュー表示時における誤操作を防止する観点から、第1位置と第2位置との距離が第1閾値を上回ることに応答して、第2メニュー内の項目を(選択不能から)選択可能に表示する、言い換えれば、第1位置と第2位置との距離が第1閾値を下回ることに応答して、第2メニュー内の項目を(選択可能から)選択不能に表示することができる。他の一例としては、項目の選択頻度を考慮して、第1位置と第2位置との距離が第2閾値を上回ることに応答して、第2メニューに含まれる項目は、第1メニューに含まれる項目に加えて第1メニューには含まれない項目が追加される、言い換えれば、第1位置と第2位置との距離が第2閾値を下回ることに応答して、第2メニューに含まれる項目は、第1メニューには含まれない項目が削除されるように構成することができる。つまり、第2メニューに含まれ得る項目のうち、第1メニューにも含まれる項目は第1メニューに含まれない項目よりも選択頻度が高いものとすることができる。さらにこれらの例を組み合わせ、第1位置と第2位置との距離が第1閾値を越えることに応答して、第1メニューに含まれる項目を選択可能に表示し、第1位置と第2位置との距離が第1閾値よりも大きい第2閾値を越えることに応答して、第1メニューに含まれない項目を選択可能に表示することもできる。
ここで、第1位置と第2位置との距離としては、第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、P1とP2との平面距離(|X2-X1|の二乗と|Y2-Y1|の二乗との和の平方根)としてもよいし、|X2-X1|や|Y2-Y1|で代表させることもできる。|X2-X1|で代表させる場合には、(Y2-Y1)の値や大きさに基づいて第2メニューに含まれる(複数の)項目の選択を行うことができる(この例が一般には好適である)。逆に、|Y2-Y1|で代表させる(X2-X1)の値や大きさに基づいて第2メニューに含まれる(複数の)項目の選択を行うことができる。前者の例としては、第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、第2メニューがY方向に複数の項目を備えることを前提として、X2-X1の大きさに応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示し、ユーザからの第3操作を受け付けることに応答して、Y2-Y1の値に応じて(具体例としては(Y2-Y1)/|X2-X1|の値に応じて)前記複数の項目の一つを選択するように構成することができる。さらに、ユーザからの第3操作を受け付けることに応答して、Y2-Y1の値(具体例としては(Y2-Y1)/|X2-X1|の値)が第3閾値を越えることに応じて前記複数の項目のいずれも選択しないように構成することもできる。
なお、ポインティング・デバイスがボタンを備えたマウスの場合を想定すると、第1操作は当該ボタンを押す操作、第2操作は当該ボタンを押したまま当該マウスを移動させる操作(ドラッグ操作)、第3操作は当該ボタンを離す操作とすることができる。そして、前段落の構成を前提とすると、ドラッグの距離によって第2メニューの大きさが決まり、ドラッグの方向(換言すれば、ドラッグの角度)によって第2メニュー中の選択される項目が決まる。
選択される項目としては、非連続な値(例えば、各種コマンド)であってもよいし、連続的な値(例えば、音量等のパラメータ値)であってもよい。
さらに、項目がより下位階層の第3メニューを含む場合がある。この場合、第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、第2メニューがY方向に複数の項目を備え、第2メニューを表示するステップは、X2-X1の大きさに応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示することを前提として、ユーザからの第3操作を受け付けることに応答して、Y2-Y1の値に応じて複数の項目の一つを選択し、当該一つの項目がより下位階層の第3メニューを含むことを条件に、当該第3メニューを表示するように構成することができる。ここで、第3操作としては、ポインタをX方向においてP1からP2へと逆方向、Y方向においてP1からP2へと順方向に移動させる操作とし、第3メニューは一つの項目に対してX方向においてP1からP2へと逆方向側に表示することができる。これは、ポインティング・デバイスがボタンを備えたマウスであると想定すると、第1操作は当該ボタンを押す操作(クリック操作)、第2操作は当該ボタンを押したまま当該マウスをある方向へ移動させる操作(ドラッグ操作)、第3操作は当該ボタンを押したまま当該マウスを異なる方向へ移動させる操作(逆ドラッグ操作)とすることができる。
本発明は、表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置と記憶装置と演算制御装置を備えるコンピュータ・システムにおいて実行されるコンピュータ・プログラムとして把握することもできる。この場合、コンピュータ・プログラムは、当該コンピュータ・システムに、ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶ステップと、当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを実行させるものである。
本発明は、表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置と記憶装置と演算制御装置とを備えるコンピュータ・システムとして把握することもできる。この場合、コンピュータ・システムの演算制御装置は、ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶装置に記憶させ、当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示装置に表示させ、当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶装置に記憶させ、
当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示装置に表示させる。
本発明をこれらコンピュータ・プログラム、コンピュータ・システムとして把握した場合にも、上述した本発明を方法として把握した場合と実質的に同一の技術的特徴を備える事ができるのは当然である。
本発明によれば、GUI環境においてメニュー選択及び量指定の操作をより効率的に行う方法、コンピュータ・プログラム、コンピュータ・システムを提供することができる。
本実施形態に係るパーソナル・コンピュータ4の外観図 パーソナル・コンピュータ4のハードウェア構成を示す機能ブロック図 パーソナル・コンピュータ4のソフトウェア構成を示す機能ブロック図 パーソナル・コンピュータ4の動作を説明するフローチャート ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状態 ユーザのマウス47の操作及びそれに応じてディスプレイ48の表示領域の状
まず図1乃至図3を参照しつつ、本実施形態に係るパーソナル・コンピュータ(コンピュータ・システム)4のハードウェア構成及びソフトウェア構成を説明する。ここで、図1は本実施形態に係るパーソナル・コンピュータ4の外観図であり、図2はパーソナル・コンピュータ4のハードウェア構成を示す機能ブロック図であり、図3はパーソナル・コンピュータ4のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。
このパーソナル・コンピュータ4のハードウェア構成は、(低速及び高速の)バス40、バスに接続されるCPU(演算制御装置)41、RAM(ランダム・アクセス・メモリ:記憶装置)42、ROM(リード・オンリ・メモリ:記憶装置)43、HDD(ハード・ディスク・ドライブ:記憶装置)44、通信インタフェース45、入出力インタフェース46を備えている。さらに、入出力インタフェース46に接続されるマウス(ポインティング装置)47、フラット・パネル・ディスプレイ(表示装置)48、キーボード49等を備えている。なお、このパーソナル・コンピュータ4は一般的なパーソナル・コンピュータ・アーキテクチャを採用するものとして説明したが、例えば、より高いデータ処理能力や可用性を求めて、CPU41やHDD44等を多重化することができる。また、デスクトップ型の他、ラップトップ型やタブレット型のパーソナル・コンピュータ、或いはPDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォンなど、様々なタイプのコンピュータ・システムを採用することができる。
このパーソナル・コンピュータ4のソフトウェア構成は、基本的な機能を提供するオペレーティング・システム(OS)50と、OS50の機能を利用するアプリケーション・ソフトウェア51と、マウス47のドライバ・ソフトウェア52とを備えている。例えば、オペレーティング・システム(OS)50としては、一般的な商用又はオープンソースのオペレーティング・システムを採用することができる。これらのソフトウェアのいずれか、又は複数に後述する本実施態様に係るソフトウェアの機能が実装されており、これらの各ソフトウェア50乃至52はRAM42上にロードされ、CPU41等により実行される。
次に図4乃至11を参照しつつ、本実施形態に係るパーソナル・コンピュータ4の動作・機能について説明する。ここで図4はパーソナル・コンピュータ4の動作を説明するフローチャートであり、図5乃至図11はユーザのマウス47の操作(図5乃至図11の各(b)参照)及びそれに応じてフラット・パネル・ディスプレイ(以下、単に「ディスプレイ」という)48の表示領域の(一部の)状態(図5乃至図11の各(a)参照)を示している。以下、図4のフローチャートに沿って説明する。
ユーザはマウス47を操作し、ディスプレイ48の表示領域においてポインタPを操作する。ここでは、XY直交座標系で原点として定義される位置(第1位置)P1(X1,Y1)にオブジェクトOが表示されているものとする。図5(a)はオブジェクトOにポインタPが重なっている状態を示している。この状態で、ユーザがマウス47の右ボタンをクリックすると(図4のS101、図6(b)参照)、パーソナル・コンピュータ4はその位置P1をRAM42上に記憶し(図4のS102参照)、初期メニュー(第1メニュー)1をディスプレイ48のP1に対応する位置(ここでは位置P1のX方向近傍)に表示する(図4のS103、図6(a)参照)。
さらにユーザがマウス47を操作し、右ボタンを押したままポインタPを位置P1から位置P2(X2,Y2)へ移動(つまりドラッグ)させると(図4のS104参照)、位置P1と位置P2との関係に応じて、次のような機能が発現される(図4のS105及びS106)。
まず、位置P1と位置P2とのX方向の移動値(X2−X1)に応じて、1.メニューが拡大・縮小し、2.メニューに含まれる項目が選択可能・選択不能に切り替わり、3.メニューに含まれる項目が追加・削除(増減)する(図4のS105参照)。以下、それぞれ図7を参照しつつ説明する。なお、簡単のために、ここでは位置P1と位置P2とのY方向の移動値(Y2−Y1)は存在しない(ゼロ)として説明する。また、ディスプレイ48上のXY座標系と、マウス47の移動方向を示すxy座標系とは必ずしも一致しない。
1.メニューの拡大・縮小
ユーザがマウス47をx方向にドラッグすると、位置P2に拡大メニュー(第2メニュー)2が表示される。つまり、ポインタが位置P2A(X2A,Y2A)に移動されると位置P2Aに(位置P2Aを実質的に中心として)拡大メニュー2Aが表示され、ポインタが位置P2B(X2B,Y2B)に移動されると位置P2Bに(位置P2Bを実質的に中心として)拡大メニュー2Bが表示され、ポインタが位置P2C(X2C,Y2C)に移動されると位置P2Cに(位置P2Cを実質的に中心として)拡大メニュー2Cが表示され、ポインタが位置P2D(X2D,Y2D)に移動されると位置P2Dに(位置P2Dを実質的に中心として)拡大メニュー2Dが表示される。ここで、各メニューの大きさ(面積)は、初期メニュー1<拡大メニュー2A<拡大メニュー2B<拡大メニュー2C<拡大メニュー2Dの関係があり、位置の関係はX2A<X2B<X2C<X2Dの関係がある。つまり、ポインタPのX方向の移動値が大きくなれば、メニュー(初期メニュー1及び拡大メニュー2)の面積も大きくなる。逆も同様であり、ポインタPのX方向の移動値が小さくなれば、メニュー(初期メニュー1及び拡大メニュー2)の面積も小さくなる。このようにメニューの拡大・縮小が可能となることで、ユーザが所望するサイズのメニューを表示させることができる。
2.項目の選択可能・選択不能の切り替え
ユーザがマウス47をx方向にドラッグすると、位置P2に拡大メニュー(第2メニュー)2が表示されるのは上述の通りであるが、ポインタPのX方向の移動値が閾値(第1閾値)T1となるまでは、メニュー(初期メニュー1及び拡大メニュー2)に含まれる項目は選択不可であり、メニューも選択不可であることをユーザに対して視覚的に示すように半透明で表示される。ここでは、X2A<T1<X2Bの関係が存在するため、初期メニュー1、拡大メニュー2Aはいずれもその項目が選択できず、それを視覚的に示す為にディスプレイ48には半透明で表示される。一方、拡大メニュー2B、2C、2Dはいずれもその項目が選択でき、それを示すためにディスプレイ48には非透明で表示される。逆も同様であり、ポインタPのX方向の移動値が小さくなれば、メニューは選択可能から選択不能となる。このようにメニュー中の項目が選択可能・不能に切り替わることで、比較的メニューが小さく、誤って意図しない項目が選択されてしまうことを防止することができる。
3.メニューに含まれる項目の増減
ユーザがマウス47をx方向にドラッグすると、位置P2に拡大メニュー(第2メニュー)2が表示されるのは上述の通りであるが、ポインタPのX方向の移動値が閾値(第2閾値)T2を越えると、拡大メニュー2に含まれる項目が増加する。ここでは、X2C<T2<X2Dの関係が存在するため、初期メニュー1、拡大メニュー2A、2B、2Cが含む項目Iの数は11個であるのに対し、拡大メニュー2Dが含む項目Iの数は13個である。逆も同様であり、ポインタPのX方向の移動値が小さくなれば、メニューが含む項目Iの数は(13個から11個へ)減少する。ここで、既存の項目の選択頻度は追加される項目の選択頻度よりも高いものとすることが好ましい。なお、選択頻度はユーザにより選択される項目の履歴をパーソナル・コンピュータ4が記憶、演算することで求めることができる。また、ユーザ毎、又はオブジェクトO毎に選択頻度を記憶、演算し、それに基づいて既存の項目と追加される項目とを動的に変更してもよい。さらに、項目の増減は二段階に留まらず、多段階としてもよい。このようにメニューに含まれる項目の数が増減することで、メニューの大きさに応じて項目の数が変化し、項目の選択がより容易となる。
つぎに、位置P1と位置P2とのY方向の移動値(Y2−Y1)に応じて、ポインタPをメニュー内の一つの項目又はメニュー外の表示領域に表示する(図4のS106参照)。以下、図7乃至図9を参照しつつ説明する。なお、ポインタPは斜めにドラッグされるものとして説明する。
ポインタPとメニューとの位置関係は次のように決定される。すなわち、ポインタPがX方向にのみドラッグされる場合には、ポインタPは常にほぼメニューの中心に表示される(図7(a)参照)。ポインタPがXY方向にドラッグされる場合には、ポインタPのY座標は位置P1と位置P2とのY方向の移動値(Y2−Y1)によって、より正確にはドラッグ方向の傾き(Y2−Y1)/|X2−X1|によって決定される。したがって、ドラッグ方向の傾きが一定の場合((Y2A−Y1)/|X2A−X1|=(Y2B−Y1)/|X2B−X1|=(Y2C−Y1)/|X2C−X1|)には、ポインタPは常に拡張メニュー2中の同一の項目I2を指し示す(図8(a)及び図9(a)の実線矢印参照)。一方、傾き(Y2−Y1)/|X2−X1|が閾値(第3閾値)を越える場合には、ポインタPは拡張メニュー2の外を指し示すこととなる(図9(a)の点線矢印参照)。また、このような実装の場合には、ポインタPのY方向の移動量を抑えてユーザビリティを高める為に、メニューの中心により選択頻度の高い項目を配置し、メニューの上側(Y方向)又は下側(マイナスY方向)にはより選択頻度の低い項目を配置することが好ましい。
本実施形態では、拡大メニュー2内の項目を選択する操作(第三操作)が二通り存在するため、それぞれについて説明する。
一方の操作は、ポインタPがメニュー内の選択可能な項目内に存在しているタイミングで(図4のS108参照)、ユーザがマウス47の右ボタンを離す場合(図4のS107参照)である。この場合、そのポインタPによって指し示されている項目が選択される(図4のS109参照)。例えば、図9に示す通り、ポインタPが拡大メニュー2Cの項目I2を指し示している状態でユーザが右ボタンを離した場合、その項目I2が選択される。逆に、ポインタPがメニュー内の選択可能な項目内に存在しているタイミングでユーザがマウス47の右ボタンを離す場合(図4のS107参照)、具体的には、ポインタPが初期メニュー1又は拡大メニュー2A内に存在しているタイミング、或いはポインタPが拡大メニュー2B、2C、2Dの外に存在しているタイミング(図9(a)のP2C‘参照)で右ボタンを離す場合には、その選択は無効となりキャンセルされる(図4のS110)。
他方の操作は、ユーザがマウス47の右ボタンを離すことなく、ポインタPが逆方向(X方向においてP1からP2方向と逆方向、Y方向においてP1からP2方向と順方向)に移動させられる場合である(図4のS111)。その際、ポインタPにより指し示されている項目が下位階層のメニューを含まない場合には(図4のS112参照)、その項目が選択される(図4のS109)。ポインタPにより指し示されている項目が下位階層のメニューを含む場合には、下位階層のメニュー(第3メニュー)が表示される(図4のS113参照)。例えば、ポインタPにより指し示されている拡大メニュー2Cの項目I2が下位階層のメニューを含む場合には、ポインタPを逆方向(X方向においてP1からP2方向と逆方向、Y方向においてP1からP2方向と順方向)に移動させることで、項目I2から下位階層のメニュー3が表示される(図10参照)。逆に、ユーザがマウス47の右ボタンを離すことなく、ポインタPが順方向(X方向においてP1からP2方向と逆方向、Y方向においてP1からP2方向と逆方向)に移動させられる場合には(図4のS111参照)、選択は行われず、拡大メニュー2が(拡大メニュー2Cから2Bへと)縮小するのみである(図4のS105、図11参照)。
以上、本発明の実施形態について説明した。この実施形態では、メニュー内の項目を選択するものとして説明したが、当該項目がパラメータの数値に対応する場合には、同様にパラメータを選択することもできる。図12は、音量パラメータを選択する態様を示したものである。同様に、ポインタPを移動させる傾きにより、所望のパラメータ(音量値)を容易に選択することができる。なお、図10に示すように、ある項目の下位階層としてあるパラメータを選択可能とする構成を採用することもできる。
なお、本発明は、方法の他、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現可能である。例えば、ポインティング・デバイスとしてタッチパネル、タブレットを採用することもできる。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる実行において、所定のプログラムを有するデータ処理システムにおける実行が典型的な例として挙げられる。かかる場合、該所定プログラムが該データ処理システムにロードされ実行されることにより、該プログラムは、データ処理システムを制御し、本発明にかかる処理を実行させる。このプログラムは、任意の言語・コード・表記によって表現可能な命令群から構成される。そのような命令群は、システムが特定の機能を直接、または1.他の言語・コード・表記への変換、2.他の媒体への複製、のいずれか一方もしくは双方が行われた後に、実行することを可能にするものである。
もちろん、本発明は、そのようなプログラム自体のみならず、プログラムを記録した媒体もその範囲に含むものである。本発明の機能を実行するためのプログラムは、フレキシブル・ディスク、MO、CD−ROM、DVD、ハードディスク装置、ROM、MRAM、RAM等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することができる。かかるプログラムは、記録媒体への格納のために、通信回線で接続する他のデータ処理システムからダウンロードしたり、他の記録媒体から複製したりすることができる。また、かかるプログラムは、圧縮し、または複数に分割して、単一または複数の記録媒体に格納することもできる。また、様々な形態で、本発明を実施するプログラム製品を提供することも勿論可能であることにも留意されたい。
発明の構成の詳細を説明するものとして、以下に擬似コードを示す。ただし、擬似コードは説明を容易とするため、実装上の詳細は割愛してある。たとえば、マウスを右方向でなく、左方向にドラッグした場合、x方向の移動量が負となるが、この処理を示していない。また移動量が負となった場合のメニューの表示順位(反転して表示するかどうか)についても言及していない。x方法の移動量が負となった場合のメニューの表示順位は、反転させる場合と反転させない場合があるが、アプリケーションにとってより自然な表示順位を選択するものとする。
int MENU_H_USUAL= 24 /* 例:メニュー項目の通常の高さ*/
int MENU_W_USUAL= 60 /* 例:メニュー項目の通常の幅 */
int MIN_FONT_HEIGHT= 6 /* 例:選択可能とする最小のメニュー項目高さ。最小のフォントの高さが目安*/
int X_TO_Y_RATIO= 5 /* 例:x方向に120dot移動したばあい、メニュー項目の高さが24dotとする場合*/
#define POS_CENTER1
#define POS_UPPER2
#define POS_LOWER3
typedef struct {
booleandisplayed
int menuid
int distance
} MENUINFO
main
...
MENUINFO menuinfo[10]/* 仮に最大10階層としている */
GetMouseInfo(&x, &y, &button )/* マウスから座標、ボタン状態を入手 */
if ( button is pressed )
ScalableMenu( x, y, N, pos_center,menuinfo, 0 )
/* menuinfo配列に 選択されたmenuidと各々の選択までの距離(distance)が返される。*/
/* ここでは説明を単純化するために何層までsubmenuが表示・選択されたかの判断ロジックは */
/* 省く。*/
endif
end
ScalableMenu( int x0, inty0, int N, int menu_pos_mode, MENUINFO *menuinfo,int depth )
selectable = false/* 表示メニューが小さいときは選択不可とする。半透明で表示 */
curr_menuid= -1
prev_y = -1
GetMouseInfo(&x, &y, &button )/* マウスから座標、ボタン状態を入手 */
while ( button is notreleased )
menu_h = ( x - x0 ) / X_TO_Y_RATIO/* メニュー項目の高さは x方向の移動量に比例 */
/* ここでは説明を単純化するために、x が x0 より小さくなる */
/* ケースを含めていない。*/
if menu_h == 0/*menu_hが 0の場合は最小のサイズで表示する。この際*/
menu_h = 1/* メニュー項目の高さが x方向の移動量と厳密には比例しない */
selectable = false
elseif ( menu_h < MIN_FONT_HEIGHT ) /*最小表示フォントサイズ以下の場合は読めないので選択不可*/
selectable = false/* としている。慣れたユーザーの場合、選択可としてよい。 */
else
selectable = true
if menu_pos_mode == POS_CENTER
ypos_in_menu = y - ( y0 - menu_h* N / 2 )
else menu_pos_mode = POS_UPPER
ypos_in_menu = y - ( y0 - menu_h* N )
else
ypos_in_menu = y - y0
endif
if ( ypos_in_menu < 0 )/* メニューを上に越えた場合*/
curr_menuid = -1
else
curr_menuid = ypos_in_menu/ menu_h
if curr_menuid >= N/* メニューを下に越えた場合*/
curr_menuid = -1
endif
endif
endif
menu_w = menu_h * MENU_W_USUAL /MENU_H_USUAL
if (menu_h < prev_menu_h)/*x方向に逆に動かしたことを計算結果の menu_h から判断 */
/* 1つ前の xと現在の xから判断すると遊びがなくなるため */
/* sub menuがちょっとしたことで表示されてしまうため */
if ( y <= y0 && y < prev_y )
ScalableMenu( x, y, POS_UPPER, menuinfo, depth + 1 )
break
else ( y > y0 &&y > prev_y )
ScalableMenu( x, y, POS_LOWER, menuinfo, depth + 1 )
break
endif
endif
UpdateMenu( selectable, N, menu_h,menu_w, menu_pos_mode) /* メニューを表示・更新。selectableがfalseの場合 */
/* 半透明表示で選択不可を示す */
prev_y = y
prev_menu_h = menu_h
GetMouseInfo( &x, &y, &button )
endwhile
menuinfo[depth ].menuid = curr_menuid
menuinfo[depth ].distance = calculate_distance( x, y, x0, y0 )
return
end
4…パーソナル・コンピュータ(コンピュータ・システム)、
41…CPU(演算制御装置)、
42…RAM(ランダム・アクセス・メモリ:記憶装置)、
43…ROM(リード・オンリ・メモリ:記憶装置)、
44…HDD(ハード・ディスク・ドライブ:記憶装置)、
47…マウス(ポインティング装置)、
48…フラット・パネル・ディスプレイ、

Claims (19)

  1. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第2メニューの表示領域は、前記第1メニューの表示領域よりも大きい方法。
  2. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第2メニューの表示領域は、前記第1位置と第2位置との距離が長くなるに従って拡大し、前記第1位置と第2位置との距離が短くなるに従って縮小される方法。
  3. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第1位置と第2位置との距離が第2閾値を越えることに応答して、前記第2メニューに含まれる項目は、前記第1メニューに含まれる項目に加えて前記第1メニューには含まれない項目が追加される方法。
  4. 前記第1メニューに含まれる項目は前記第1メニューに含まれない項目よりも選択頻度が高い請求項に記載の方法。
  5. 前記第1位置と第2位置との距離が第1閾値を越えることに応答して、前記第1メニューに含まれる項目を選択可能に表示し、
    前記第1位置と第2位置との距離が第1閾値よりも大きい第2閾値を越えることに応答して、前記第1メニューに含まれない項目を選択可能に表示する請求項に記載の方法。
  6. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、
    前記第2メニューを表示するステップは、X2-X1の大きさ又はY2-Y1の大きさに応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示する方法
  7. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、
    前記第2メニューがY方向に複数の項目を備え、
    前記第2メニューを表示するステップは、X2-X1の大きさに応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示し、
    前記方法は、
    ユーザからの第3操作を受け付けることに応答して、Y2-Y1の値に応じて前記複数の項目の一つを選択するステップを更に含む方法。
  8. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、
    前記第2メニューがY方向に複数の項目を備え、
    前記第2メニューを表示するステップは、
    X2-X1の大きさに応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示し、
    前記方法は、
    ユーザからの第三操作を受け付けることに応答して、Y2-Y1の値が第3閾値を越えることに応じて前記複数の項目のいずれも選択しないステップを更に含む方法。
  9. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    ユーザからの第三操作を受け付けることに応答して、前記第2メニューが含む項目の一つを選択するステップを更に含み
    前記第2メニューが含む複数の項目がそれぞれパラメータ値に対応する方法。
  10. 前記ポインティング・デバイスがボタンを備えたマウスであり、
    前記第1操作は当該ボタンを押す操作、前記第2操作は当該ボタンを押したまま当該マウスを移動させる操作、前記第3操作は当該ボタンを離す操作である請求項に記載の方法。
  11. 前記一つの項目がより下位階層の第3メニューを含み、
    当該一つの項目が選択されたことに応答して、当該第3メニューを表示するステップを更に含む請求項に記載の方法。
  12. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムに適用される方法であり、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを備え
    前記第1位置及び第2位置をそれぞれP1(X1,Y1)、P2(X2,Y2)とし、
    前記第2メニューがY方向に複数の項目を備え、
    前記第2メニューを表示するステップは、X2-X1の大きさに応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示し、
    前記方法は、
    ユーザからの第3操作を受け付けることに応答して、Y2-Y1の値に応じて前記複数の項目の一つを選択するステップと、
    当該一つの項目がより下位階層の第3メニューを含むことを条件に、当該第3メニューを表示するステップとを更に備える方法
  13. 前記第3操作は前記ポインタをX方向においてP1からP2と逆方向、Y方向においてP1からP2と順方向に移動させる操作であり、
    前記第3メニューは前記一つの項目に対してX方向においてP1からP2へと逆方向側に表示する請求項12に記載の方法。
  14. 前記ポインティング・デバイスがボタンを備えたマウスであり、
    前記第1操作は当該ボタンを押す操作、前記第2操作は当該ボタンを押したまま当該マウスをある方向へ移動させる操作、前記第3操作は当該ボタンを押したまま当該マウスを異なる方向へ移動させる操作である請求項12に記載の方法。
  15. 前記第1操作は、前記表示領域内のオブジェクトをポインタで指定する操作である請求項1乃至14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記第1位置と第2位置との距離が第1閾値を越えることに応答して、前記第2メニュー内の項目を選択可能に表示する請求項1乃至15のいずれかに記載の方法。
  17. ユーザからの第三操作を受け付けることに応答して、前記第2メニューが含む項目の一つを選択するステップを更に含む請求項1乃至16のいずれかに記載の方法。
  18. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置とを備えるコンピュータ・システムにおいて実行されるコンピュータ・プログラムであり、
    当該コンピュータ・システムに、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶するステップと、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示するステップと、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶するステップと、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示するステップとを実行させるコンピュータ・プログラムであり
    前記第2メニューの表示領域は、前記第1メニューの表示領域よりも大きいコンピュータ・プログラム。
  19. 表示装置とユーザの操作に応じて当該表示装置の表示領域内に表示されるポインタを操作するポインティング装置と記憶装置と演算制御装置とを備えるコンピュータ・システムであり、
    当該演算制御装置は、
    ユーザからの第1操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第1位置として記憶装置に記憶させ、
    当該第1位置に対応する位置に複数の項目を含む第1メニューを表示装置に表示させ、
    当該ユーザからの第2操作を受け付けることに応答して、当該ポインタの位置を第2位置として記憶装置に記憶させ、
    当該第1位置と第2位置との距離に応じて当該第1メニューを変更した第2メニューを表示装置に表示させるように構成されるコンピュータ・システムであり、
    前記第2メニューの表示領域は、前記第1メニューの表示領域よりも大きいコンピュータ・システム。
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