JP4248680B2 - ディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法 - Google Patents
ディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータ支援の製図システム即ちCADのディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
マウス上のキーを押しながらマウスをXY方向に微少量移動させると、このマウスの移動方向に対応するコマンドメニューが画面上に表示され、キーの投入を解除するとコマンドメニューが画面から消去されるようにしたディスプレイ装置が第2663133号特許公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
マウスキーを上下左右の方向に移動させてそれぞれの方向に対応するコマンドメニューを選択表示させる場合、マウスを移動させる前は、マウスの方向に対応するコマンドメニューが表示されないので、どの方向にマウスを移動すれば所望のコマンドメニューを選択できのか判断に迷う場合がある。コマンドメニューの選択方向を画面に常時表示させておけばこの問題は解消されるが、その場合には画面の利用範囲が狭まってしまうという問題点が生じてしまう。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、計算機の作図データを図面で表示するディスプレイ装置の画面にコマンドメニューを表示する方法において、プロセッサとこれにより制御されるコマンド処理部及び描画ユニットにより、画面に複数のコマンドメニューの種類とそれらを選択するためのマウスの移動方向を示すメニューガイドを表示し、マウスから出力されるキー投入信号とXY方向の微少移動信号とからマウスの移動方向を上下左右のうちの一つの方向に決定し、マウスの上下左右移動方向のそれぞれに対応して予め設定されているコマンドメニューをマウスからの移動信号によって選択し、前記選択したコマンドメニューを前記画面に表示し、前記マウスのキー投入信号とXY方向の微少移動信号によって所望のコマンドメニューを前記画面に表示するようにしたものである。
また本発明は、前記メニューガイドは作画モードのスタート後、マウスのボタンが押されこのボタン信号が所定時間コントロール部に供給されたとき画面に表示されるようにしたものである。
また本発明は、前記メニューガイドは、画面に表示された後、マウスがコマンドメニュー選択のために移動すると非表示状態と成るようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図2において、2はX−Y信号を出力する公知のマウスであり、カーソルコントロール4に接続している。6はプロセッサであり、マウスのボタンスイッチ(キー)信号を受けて、その処理のために指令をコントロールし、且つ、コマンドメニューのコマンド指令を受けて、それぞれの機能の処理のために指令をコントロールする部分である。
【0006】
8はコマンド処理部であり、プロセッサ6からのメニューガイド表示指令やコマンドメニューから選択されたメニューコードの指令を受け、実際にそのコマンド用の処理を実行する部分である。10は描画ユニットであり、メニューガイドやコマンドメニューを表示させるためのコントロール部分を構成している。12はカーソル描画ユニットであり、該ユニットと前記カーソルコントロール4は前記マウス2によってスクリーンビットマップ14上のカーソル(図示省略)を移動させるコントロール部分を構成している。
【0007】
18はビットマップカラー変換ユニットであり、コマンドメニュー内の矩形座標と矩形エリアのカラーを変換させるコントロール部分を構成している。20はビットマップ転送ユニットであり、コマンドメニューを画面22上に表示させた場合に、コマンドメニューエリアに該当するビットマップデータ即ち図形データを一時的にメモリビットマップ24にメモリし、その後、コマンドメニュー表示の終了後、前にメモリしたビットマップデータを元に戻すためのものである。
【0008】
次に本実施形態の動作について説明する。
図6に示すように作画プログラムをスタートさせると、CPUはマウスイベントの監視を開始する。プロセッサ6は、マウスイベントが3秒以上何もない場合、あるいは、マウス右ボタン28が1秒以上押されている場合にメニュガイドコードをコマンド処理部8に出力する。コマンド処理部8はメニューガイド30または32をメモリから呼び出す。
【0009】
呼び出されたメニューガイド30または32は描画ユニット10によってビットマップ14に展開され、画面22に図1に示すように表示される。尚、メニューガイド30または32は表示の条件を種々の方法に設定することができる。メニューガイド30または32は、マウス2を上下(前後)左右どちらの方向にドラッグすると何のコマンドメニューが表示されるかを知らせるためのものであり、図1,2に示すようにマウスの4方向を表示する中央部分とマウスの4方向に対応するコマンドメニュー種類表示部とから構成されている。
【0010】
尚、メニューガイドは種々の形態とすることが可能であり、図1,2に示すメニューガイド30,32に特に限定されるものではない。カーソル即ちマウス2が移動したり、あるいは、キーボード入力が検知されたり、マウス2の右ボタン28が放された場合には、メニューガイド30または32は非表示状態となる。オペレータがマウス2の右ボタン28を押しながらマウス2を上下左右いずれかの方向に微少量移動すなわちドラッグするとボタン(キー)信号とΔX及びΔYの座標信号がプロセッサ6に供給される。
【0011】
プロセッサ6は、方向判別プログラムソフトに基づき、ΔXとΔYの値からマウス2の移動方向を上下左右の4方向のうちの1つに決定する。プロセッサ6は、マウス2の移動方向に基づいて、コマンド処理部8にメニュー呼び出し信号を出力し、描画ユニット10に指令を与え、マウス2の移動方向に対応したコマンドメニューをスクリーンビットマップ14に供給する。スクリーンビットマップ14上のコマンドメニューはディスプレイの画面22に表示される。
【0012】
次に、マウス2を図1のメニューガイド28が表示された状態で、上方向に移動し、上方向のコマンドメニューを表示する場合について説明する。
マウス2の右ボタン28を押した状態でマウス2を+Y座標方向に微少量ΔY移動すると、ボタン信号と+ΔYのマウス2の出力座標信号が−ΔXあるいは+ΔXの座標信号とともに、プロセッサ6に供給される。
【0013】
プロセッサ6は、マウス2の移動方向を上方向と決定し、描画ユニット10に指令を与え、スクリーンビットマップ14上のカーソル16上に、マウス2の上方向(+Y方向)の移動方向に対応して設定されている作図コマンドメニュー34を供給し、該作図コマンドメニュー34がディスプレイの画面22に図4に示すように表示される。
【0014】
上記の動作を図6のフローチャートを参照して説明すると、マウス右ボタンドラッグが検知され、カーソル(マウス)が上方向にnドット移動したときは、メニューガイド30または32中の上メニュー表示が行われ、カーソルが下方向にnドット移動したときは下メニュー表示が行われる。カーソルが左方向にnドット移動したときは、左メニュー表示が行われ、カーソルが右方向にnドット移動したときは右メニュー表示が行われる。
【0015】
カーソルがメニューサイズの120%の領域を出た場合にはメニューは非表示状態となる。メニューからコマンドが選択された場合には、コマンドが実行され、メニューは非表示状態となる。表示されたコマンドメニュー例えば作図コマンドメニュー34からコマンドを選択するには、カーソルを目的のコマンドに合わせてドラッグしていた右ボタンを離す。カーソルを合わせるとそのコマンドにはそれぞれ方向によって異なる色が表示される。
【0016】
即ち、ビットマップカラー変換ユニット18により、上方向(作図)は黄色、左方向(編集/変更)は緑、右方向(Oスナップ/補助線)はピンク、下方向(画面表示)は水色になる。図4の作図コマンドメニュー36から直線を選択し、連続直線を描くには、「直線」にマウス2をドラッグしたまま移動させる。「直線」の表示が黄色くなったことを確認し、マウス2の右ボタン28を離す。すると、図5に示す直線コマンドメニュー36が画面22に表示される。
【0017】
直線コマンドメニュー36から「連続直線」にカーソルを移動させ「連続直線」の表示が黄色くなったことを確認してマウス2の左ボタン26をクリックする。すると直線コマンドメニュー36が消え、画面22に始点指示要求のメッセージが表示される。メッセージに従ってマウス2を移動しながらマウス2の左ボタン26をクリックすると、左クリックしたそれぞれの点を結ぶ線が描ける。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、上述の如く、画面にガイドメニューが表示されるので簡単に所望のコマンドメニューをディスプレイの画面に表示させることができ、作画操作を迅速且つ確実に行うことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドメニューの説明図である。
【図2】ディスプレイ装置の機能ブロック説明図である。
【図3】マウスの説明図である。
【図4】作図コマンドメニュー説明図である。
【図5】作図コマンドメニュー内直線コマンドメニューの説明図である。
【図6】メニュー選択表示動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 マウス
4 カーソルコントロール
6 プロセッサ
8 コマンド処理部
10 描画ユニット
12 カーソル描画ユニット
14 スクリーンビットマップ
16 カーソル
18 ビットマップカラー変換ユニット
20 ビットマップ転送ユニット
22 画面
24 メモリビットマップ
26 左ボタン
28 右ボタン
30 メニューガイド
32 メニューガイド
34 作図コマンドメニュー
36 直線コマンドメニュー
Claims (4)
- 計算機の作図データを図面で表示するディスプレイ装置の画面にコマンドメニューを表示する方法において、プロセッサとこれにより制御されるコマンド処理部及び描画ユニットにより、画面に複数のコマンドメニューの種類とそれらを選択するためのマウスの移動方向を示すメニューガイドを表示し、マウスから出力されるキー投入信号とXY方向の微少移動信号とからマウスの移動方向を上下左右のうちの一つの方向に決定し、マウスの上下左右移動方向のそれぞれに対応して予め設定されているコマンドメニューをマウスからの移動信号によって選択し、前記選択したコマンドメニューを前記画面に表示し、前記マウスのキー投入信号とXY方向の微少移動信号によって所望のコマンドメニューを前記画面に表示するようにしたことを特徴とするディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法。
- 前記メニューガイドは作画モードのスタート後、マウスからの信号が所定時間を経過してもコントロール部に供給されないとき自動的に画面に表示されるようにしたことを特徴とする「請求項1」に記載のディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法。
- 前記メニューガイドは作画モードのスタート後、マウスのボタンが押されこのボタン信号が所定時間コントロール部に供給されたとき画面に表示されるようにしたことを特徴とする「請求項1」に記載のディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法。
- 前記メニューガイドは、画面に表示された後、マウスがコマンドメニュー選択のために移動すると非表示状態と成るようにしたことを特徴とする「請求項1」に記載のディスプレイ装置におけるコマンドメニュー表示方法。
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