JP5709659B2 - メニュー選択装置 - Google Patents
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Description
ただし、メニューの個数が多い場合、1つのメニュー画面の中に全てのメニューに対応するボタンが入りきらないことがある。
例えば、図17に示すメニュー画面には、メニュー「項目A1〜A7」、「項目B1〜B8」、「項目C1〜C5」に対応するボタンは配列されているが、「項目D1〜D3」については入りきれず配列されていない。
このとき、初期のメニュー画面において、例えば、メニューAに対応するボタンが選択されると、メニューAに属している2階層目のメニュー「項目A1〜A7」に対応するボタンが表示される。
これにより、所望のメニューが「項目A1〜A7」のいずれかであれば、所望のメニューを選択することができるが、所望のメニューが項目B3であるような場合には、所望のメニューを選択することができないため、一旦、初期のメニュー画面に戻ってから、メニューBに対応するボタンを選択することで、メニューBに属している2階層目のメニュー「項目B1〜B8」に対応するボタンを表示する必要がある。
このメニュー選択装置では、ある下位階層のメニュー画面を表示したのち、そのメニュー画面に所望のメニューが含まれていない場合でも、一旦、上位階層に戻ることなく、カーソル操作で、同じ下位階層に属している隣接分類のメニュー画面に表示を切り替えることができるようにしている。
また、メニュー画面の表示操作やメニューの選択操作が、カーソルによる操作に限られており、マウスやタッチパネルを利用して操作することができない課題もあった。
図1はこの発明の実施の形態1によるメニュー選択装置を示す構成図である。
図1において、分類記憶部1は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、選択可能なメニューの大分類のほか、その大分類に属している複数の小分類を記憶している。なお、分類記憶部1は分類記憶手段を構成している。
この実施の形態1では、分類記憶部1が図18に示すようなメニューのツリー構造を記憶しているものとする。
図18の例では、1階層目がメニューの大分類に相当し、2階層目がメニューの小分類に相当する。
表示制御部3は例えばGPU(Graphics Processing Unit)などから構成されており、メニュー画面生成部2により生成されたメニュー画面などを表示器4に表示する処理を実施する。
表示器4は例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイなどが該当し、メニュー画面などを表示する。
なお、メニュー画面生成部2、表示制御部3及び表示器4からメニュー画面表示手段が構成されている。
入力位置判定部6は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、入力ユニット5による入力位置(例えば、利用者が触れているタッチパネル上の位置や、カーソル上の位置)と、表示器4に表示されているメニュー画面内のボタンの表示位置とを比較し、その入力位置を表示位置内に含んでいるボタンがあれば、そのボタンの選択を受け付ける処理を実施する。
なお、入力ユニット5及び入力位置判定部6から選択受付手段が構成されている。
選択状態記憶部8は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、選択可能分類設定部7により選択状態に設定された大分類を記憶するとともに、選択可能分類設定部7により選択可能分類に設定された複数の小分類を記憶する。
なお、選択可能分類設定部7及び選択状態記憶部8から選択可能分類設定手段が構成されている。
即ち、メニュー画面更新部9は選択状態記憶部8により記憶されている複数の小分類に対応するボタンのメニュー画面上の表示位置を計算し、その計算結果にしたがってメニュー画面上に上記ボタンを表示する処理を実施する。なお、メニュー画面更新部9はメニュー画面更新手段を構成している。
例えば、メニュー選択装置の全部がコンピュータで構成される場合、分類記憶部1、メニュー画面生成部2、表示制御部3、表示器4、入力ユニット5、入力位置判定部6、選択可能分類設定部7、選択状態記憶部8、メニュー画面更新部9及び選択結果出力部10の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図2はこの発明の実施の形態1によるメニュー選択装置の処理内容を示すフローチャートである。
メニュー選択装置の起動時には、メニュー画面生成部2が初期のメニュー画面を生成する(図2のステップST1)。
即ち、メニュー画面生成部2は、図3に示すように、分類記憶部1により記憶されている全部の大分類(メニューA,B,C,・・・,F)に対応するボタンが配列されている初期のメニュー画面を生成する。
また、メニュー画面生成部2は、選択状態記憶部8の記憶内容を参照して、現在選択可能な分類に設定されている小分類を特定し、その小分類に対応するボタンが配列されている初期のメニュー画面を生成する。
メニュー選択装置の起動時では、いずれの大分類も選択されていないが、便宜上、選択状態記憶部8には、いずれかの大分類が選択されているものとして初期設定されている。
図3の例では、大分類であるメニューBが初期設定されているため、メニューBに属している小分類であるメニュー「項目B1〜B8」に対応するボタンが配列されている初期のメニュー画面を生成している。
図3の例では、メニューBに属しているメニュー「項目B1〜B8」の数が多いため、現在選択可能な分類に設定されていない小分類として、メニュー「項目A1〜A7」とメニュー「項目C1〜C5」だけを表しているが、メニューBに属している小分類の数が少なく、その小分類の表示領域が少なくて済む場合には、現在選択可能な分類に設定されていない小分類として、さらに、メニュー「項目D1〜D4」なども表示される。つまり、メニュー画面には、出来る限り多くの小分類が表示される。
このように、メニュー画面が表示器4に表示されると、利用者は、メニューを選択することができるようになる。
即ち、利用者が大分類に対応するボタン(A,B,C,・・・,Fと表記されているボタン)に触れると、そのボタンに対応する大分類を選択することができる。
また、利用者が小分類に対応するボタン(図3の例では、項目B1,項目B2,・・・,項目B8と表記されているボタン)に触れると、そのボタンに対応する小分類を選択することができる。
入力位置判定部6は、入力ユニット5から入力位置情報を受けると、その入力位置情報が示す利用者が触れている位置と、表示器4に表示されているメニュー画面内のボタンの表示位置とを比較することで、利用者が大分類に対応するボタン、非選択小分類領域、あるいは、小分類に対応するボタンに触れているか否かを判定する(ステップST4,ST5,ST6)。
一方、小分類に対応するボタンや非選択小分類領域は、分類の選択状態に応じて表示位置がダイナミックに変更されるため、入力位置判定部6が分類の選択状態に応じて表示位置を計算する。あるいは、メニュー画面生成部2又はメニュー画面更新部9により計算された表示位置を取得する。
なお、小分類に対応するボタンの表示位置の計算方法は後述する。
また、入力位置判定部6は、利用者が小分類に対応するボタンに触れていれば、利用者が触れているボタンの選択を受け付けて、そのボタンを示すボタン識別情報を選択結果出力部10に出力する。例えば、利用者が触れているボタンがメニュー「項目B1」であれば、メニュー「項目B1」を示すボタン識別情報を出力し、利用者が触れているボタンがメニュー「項目B2」であれば、メニュー「項目B2」を示すボタン識別情報を出力する。
また、入力位置判定部6は、利用者が非選択小分類領域に触れていれば、利用者が触れている非選択小分類領域の選択を受け付けて、その非選択小分類領域を示す領域識別情報を選択可能分類設定部7に出力する。例えば、利用者が触れている領域がメニュー「項目C1〜C5」が表されている領域であれば、メニュー「項目C1〜C5」を示す領域識別情報を出力する。
即ち、選択状態記憶部8に記憶されている選択状態の大分類を、今回選択状態に設定した大分類に変更する。
また、選択可能分類設定部7は、分類記憶部1の記憶内容を参照して、その大分類に属している複数の小分類を認識し、その複数の小分類を選択可能分類に設定して、選択状態記憶部8に記憶されている選択可能分類を更新する(ステップST8)。
即ち、選択状態記憶部8に記憶されている選択可能分類を、今回選択可能分類に設定した小分類に変更する。
また、利用者が触れているボタンが、大分類であるメニューCであれば、メニューCを選択状態に設定して、メニューCに属しているメニュー「項目C1〜C5」を選択可能分類に設定する。
また、選択可能分類設定部7は、分類記憶部1の記憶内容を参照して、その複数の小分類が属している大分類を認識し、その大分類を選択状態に設定して、選択状態記憶部8に記憶されている選択状態の大分類を更新する(ステップST10)。即ち、選択状態記憶部8に記憶されている選択状態の大分類を、今回選択状態に設定した大分類に変更する。
また、利用者が触れている位置が、現在選択可能な分類に設定されていない小分類であるメニュー「項目C1〜C5」が表示されている領域内であれば、小分類であるメニュー「項目C1〜C5」を選択可能分類に設定して、大分類であるメニューCを選択状態に設定する。
即ち、メニュー画面更新部9は、選択状態記憶部8に記憶されている選択状態の大分類が、現在選択状態にあることが分かるようにメニュー画面の表示内容を変更する。
また、メニュー画面更新部9は、選択状態記憶部8に記憶されている選択可能分類である複数の小分類に対応するボタンの全てがメニュー画面上に配列され、かつ、複数の小分類に対応するボタンが、概ね選択状態の大分類の直下に表示されるようにメニュー画面を変更する。小分類に対応するボタンの表示位置の計算方法は後述する。
また、選択可能分類である複数の小分類に対応するボタンと隣接している領域には、現在選択可能な分類に設定されていない小分類を表す非選択小分類領域を配列するようにメニュー画面を変更する。
表示制御部3は、メニュー画面更新部9による変更後のメニュー画面を表示器4に表示する(ステップST11)。
図5は大分類であるメニューBが選択状態であり、メニューBに属している小分類であるメニュー「項目B1〜B8」が選択可能分類である場合のメニュー画面を示す説明図である。
図6は大分類であるメニューCが選択状態であり、メニューCに属している小分類であるメニュー「項目C1〜C5」が選択可能分類である場合のメニュー画面を示す説明図である。
図7は大分類であるメニューDが選択状態であり、メニューDに属している小分類であるメニュー「項目D1〜D4」が選択可能分類である場合のメニュー画面を示す説明図である。
図8は大分類であるメニューEが選択状態であり、メニューEに属している小分類であるメニュー「項目E1〜E3」が選択可能分類である場合のメニュー画面を示す説明図である。
図9は大分類であるメニューFが選択状態であり、メニューFに属している小分類であるメニュー「項目F1〜F6」が選択可能分類である場合のメニュー画面を示す説明図である。
例えば、小分類であるメニュー「項目C1〜C5」が選択可能分類に設定されているときに、メニュー「項目C3」に対応するボタンの選択が受け付けられた場合、メニュー「項目C3」が選択された旨を示す選択結果信号を出力する。
選択結果出力部10から選択結果信号が出力された場合も、同様に、現時点における選択状態の大分類及び選択可能分類の小分類を解除して、初期状態に戻すようにする(ステップST15)。
これにより、メニュー画面生成部2により生成された初期のメニュー画面と同じメニュー画面が表示器4に表示されるようになる。
ここで、初期のメニュー画面と同じメニュー画面が表示器4に表示されるものとしているが、大分類に対応するボタンだけを表示して、小分類に対応するボタンを表示しないようにしてもよい。
単純に、選択状態の大分類の直下に、選択可能分類に設定された複数の小分類に対応するボタンを配列する場合、例えば、選択状態の大分類がメニューEであれば、図10に示すように、そのメニューEに属しているメニュー「項目E1〜E3」の全てをメニュー画面上に表示することができる。
しかし、選択状態の大分類がメニューFである場合、図11に示すように、そのメニューFに属しているメニュー「項目F1〜F6」の一部「項目F5,F6」をメニュー画面上に表示することができなくなる不具合が生じる。
そこで、この実施の形態1では、どの大分類が選択状態にある場合でも、その大分類に属している全ての小分類に対応するボタンが、概ね選択状態の大分類の直下に表示されるように表示位置を計算する。
図12では、選択状態の大分類がメニューCである場合と、メニューFである場合を例示している。
図12(a)において、X0は1階層目の大分類であるメニューAのX座標、X1は選択状態の大分類のX座標、W1は選択状態の大分類の横幅、Nは1番左に配置されている大分類を基準にして、選択状態の大分類が何番目に位置しているかを示す順番(図12の例では、メニューAを0番目としているので、例えば、メニューCは2番目、メニューFは5番目である。なお、X座標の原点は、1階層目の左端点である。
図12(b)において、XMはメニュー画面の2階層目のX座標、X2は選択状態の大分類に属している小分類に対応するボタンが配列される領域のX座標、W2は選択状態の大分類に属している小分類に対応するボタンが配列される領域の横幅である。
XM=X0+X1−X2+(W1−W2)×(N/(T−1)) (1)
式(1)において、Tは1階層目の分類であるメニューA,B,C,・・・,Fの合計数である。
例えば、式(1)にしたがって、選択状態の大分類がメニューCである場合の2階層目の表示位置を計算すると、下記のようになる。
XM=100+200−400+(100−400)×(2/(6−1))
=−220
これにより、メニューCに属している全てのメニュー「項目C1〜C5」は、図12(c)に示すように、概ね選択状態の大分類の直下に表示される。
XM=100+500−1000+(100−400)×(5/(6−1))
=−700
これにより、メニューFに属している全てのメニュー「項目F1〜F6」は、図12(e)に示すように、概ね選択状態の大分類の直下に表示される。
即ち、この実施の形態1によれば、メニュー画面生成部2により生成されるメニュー画面には、大分類に対応するボタンや小分類に対応するボタンだけでなく、現在選択可能な分類に設定されていない一部の小分類も表されているので、所望のメニューが現在選択可能な分類に設定されていない場合でも、大分類の選択状態の切替操作を行うことなく、所望のメニューが属している大分類を確認することができる場合があり、操作の簡略化を図ることができる。
この場合、更なる操作の簡略化を図ることができる効果を奏する。
図13はこの発明の実施の形態2によるメニュー選択装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
コマンド記憶部11は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、各小分類に対応するコマンド(コマンド実行部12に与える実行命令)を記憶している。
コマンド実行部12は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、入力位置判定部6により小分類に対応するボタンの選択が受け付けられた場合、コマンド記憶部11から上記ボタンに対応する小分類に係るコマンドを取得して、そのコマンドを実行する処理を実施する。
なお、コマンド記憶部11及びコマンド実行部12からコマンド実行手段が構成されている。
例えば、メニュー選択装置の全部がコンピュータで構成される場合、分類記憶部1、メニュー画面生成部2、表示制御部3、表示器4、入力ユニット5、入力位置判定部6、選択可能分類設定部7、選択状態記憶部8、メニュー画面更新部9、コマンド記憶部11及びコマンド実行部12の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図14はこの発明の実施の形態1によるメニュー選択装置の処理内容を示すフローチャートである。
上記実施の形態1と比べて、選択結果出力部10の代わりに、コマンド記憶部11及びコマンド実行部12を設けている点以外は同一である。
このため、分類記憶部1、メニュー画面生成部2、表示制御部3、表示器4、入力ユニット5、入力位置判定部6、選択可能分類設定部7、選択状態記憶部8及びメニュー画面更新部9の処理内容の説明は省略する。
なお、この実施の形態2では、選択結果出力部10の代わりに、コマンド記憶部11及びコマンド実行部12を設けているが、選択結果出力部10、コマンド記憶部11及びコマンド実行部12の全てを同時に実装していてもよい。
コマンド実行部12がコマンドを実行すると、選択可能分類設定部7が現時点における選択状態の大分類及び選択可能分類の小分類を解除して初期状態に戻し、メニュー画面生成部2により生成された初期のメニュー画面と同じメニュー画面が表示器4に表示されるようにしてもよいが、図15に示すように、メニュー画面更新部9が、メニュー画面の2階層目にコマンドの実行結果を表示するようにしてもよい。
図15(a)はメニュー項目A1に対応するコマンドの実行結果、図15(b)はメニュー項目A2に対応するコマンドの実行結果、図15(c)はメニュー項目B2に対応するコマンドの実行結果を示している。
即ち、この実施の形態2によれば、メニュー画面表示部2により生成されるメニュー画面には、大分類に対応するボタンや小分類に対応するボタンだけでなく、現在選択可能な分類に設定されていない一部の小分類も表されているので、所望のメニューが現在選択可能な分類に設定されていない場合でも、大分類の選択状態の切替操作を行うことなく、所望のメニューが属している大分類を確認することができる場合があり、操作の簡略化を図ることができる。
この場合、更なる操作の簡略化を図ることができる効果を奏する。
上記実施の形態1,2では、メニュー画面生成部2が大分類に対応するボタンや小分類に対応するボタンなどが配列されているメニュー画面を生成するものを示したが、図16に示すように、小分類に対応する機器をメニュー画面に描画するようにしてもよい。
小分類に対応する機器は、小分類であるメニュー項目と関連がある機器あればよく、例えば、小分類であるメニュー項目が選択されることで、制御対象や監視対象になる機器(例えば、ポンプ、バルブ、ドア)などが該当する。
図16では、小分類であるメニュー項目C1,C2,C3に対応する機器がバルブである例を示している。
なお、小分類に対応する機器として、路線図の駅なども考えられる。
Claims (6)
- 選択可能なメニューの大分類及び上記大分類に属している複数の小分類を記憶している分類記憶手段と、
上記分類記憶手段により記憶されている全部の大分類に対応するボタンと現在選択可能な分類に設定されている小分類に対応するボタンが配列され、かつ、現在選択可能な分類に設定されていない一部の小分類が表されているメニュー画面をタッチパネル付の表示器に表示するメニュー画面表示手段と、
上記メニュー画面表示手段により表示されているメニュー画面内のボタンの中から、任意のボタンの選択を受け付ける選択受付手段と、
上記選択受付手段により大分類に対応するボタンの選択が受け付けられた場合、上記ボタンに対応する大分類に属している小分類を選択可能分類に設定する選択可能分類設定手段と、
上記メニュー画面に配列されている小分類に対応するボタンを、上記選択可能分類設定手段により選択可能分類に設定された小分類に対応するボタンに更新するメニュー画面更新手段と、
上記選択受付手段により上記メニュー画面に配列されている小分類に対応するボタンの選択が受け付けられた場合、上記ボタンに対応する小分類が選択された旨を示す選択結果信号を出力する選択結果出力手段とを備え、
上記メニュー画面表示手段は、
現在選択可能な分類に設定されている小分類と、現在選択可能な分類に設定されていない小分類とを互いに異なる表示様態で表示し、
小分類に対応する制御対象または監視対象の機器と、該機器間の接続状態とが描画されているメニュー画面を表示する
ことを特徴とするメニュー選択装置。 - 選択可能なメニューの大分類及び上記大分類に属している複数の小分類を記憶している分類記憶手段と、
上記分類記憶手段により記憶されている全部の大分類に対応するボタンと現在選択可能な分類に設定されている小分類に対応するボタンが配列され、かつ、現在選択可能な分類に設定されていない一部の小分類が表されているメニュー画面をタッチパネル付の表示器に表示するメニュー画面表示手段と、
上記メニュー画面表示手段により表示されているメニュー画面内のボタンの中から、任意のボタンの選択を受け付ける選択受付手段と、
上記選択受付手段により大分類に対応するボタンの選択が受け付けられた場合、上記ボタンに対応する大分類に属している小分類を選択可能分類に設定する選択可能分類設定手段と、
上記メニュー画面に配列されている小分類に対応するボタンを、上記選択可能分類設定手段により選択可能分類に設定された小分類に対応するボタンに更新するメニュー画面更新手段と、
上記選択受付手段により上記メニュー画面に配列されている小分類に対応するボタンの選択が受け付けられた場合、上記ボタンに対応する小分類に係るコマンドを実行するコマンド実行手段とを備え、
上記メニュー画面表示手段は、
現在選択可能な分類に設定されている小分類と、現在選択可能な分類に設定されていない小分類とを互いに異なる表示様態で表示し、
小分類に対応する制御対象または監視対象の機器と、該機器間の接続状態とが描画されているメニュー画面を表示する
ことを特徴とするメニュー選択装置。 - 上記選択受付手段は、現在選択可能な分類に設定されていない小分類が表されている領域の選択を受け付ける機能を備えており、
上記選択可能分類設定手段は、上記選択受付手段により選択が受け付けられた領域内の小分類を選択可能分類に設定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のメニュー選択装置。 - 上記選択受付手段は、現在選択可能な分類に設定されていない小分類が表されている領域内の任意の小分類の選択を受け付ける機能を備えており、
上記選択結果出力手段は、上記選択受付手段により選択が受け付けられた小分類が選択された旨を示す選択結果信号を出力する
ことを特徴とする請求項1記載のメニュー選択装置。 - 上記選択受付手段は、現在選択可能な分類に設定されていない小分類が表されている領域内の任意の小分類の選択を受け付ける機能を備えており、
上記コマンド実行手段は、上記選択受付手段により選択が受け付けられた小分類に係るコマンドを実行する
ことを特徴とする請求項2記載のメニュー選択装置。 - 上記メニュー画面表示手段は、上記分類記憶手段により記憶されている全部の大分類に対応するボタンをメニュー画面の上端部に配列するとともに、現在選択可能な分類に設定されている大分類に対応するボタンの直下に該大分類に属する全ての小分類に対応するボタンが表示されるように、該小分類に対応するボタンの表示位置を計算することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のメニュー選択装置。
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