JP5308037B2 - 自動充填用多室包装袋及びそれを用いた包装体の製造方法 - Google Patents

自動充填用多室包装袋及びそれを用いた包装体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の収納部を有する多室包装袋及びこの多室包装袋を用いた包装体の製造方法に関する。
従来、袋の表裏面を形成する表面フィルムと裏面フィルムとの間に、表面フィルムと裏面フィルム間の開口部を二分して分割フィルムが挟み込まれ、分割フィルムを境に、表面フィルム側と裏面フィルム側とに、それぞれ収納部が形成された袋状をなし、表面フィルム側から分割フィルムを吸引するための吸引孔(表面側吸引孔)と、裏面フィルム側から分割フィルムを吸引するための吸引孔(裏面側吸引孔)とが、表面フィルムと裏面フィルムの開口部側の縁部にそれぞれ形成された自動充填用多室包装袋と、それを用いた包装体の製造方法とが知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに説明すると、被包装物は、表面フィルム側と裏面フィルム側でそれぞれ動作する吸引盤で吸引し、外方へ引っ張って各収納部を開口させることで自動充填される。上記多室包装袋の表面側吸引孔と裏面側吸引孔は、この自動充填時に、2つの収納部を別々に開口させることができるようにし、自動充填時の誤充填を防止するためのものである。例えば、表面フィルム側の吸引盤を表面側吸引孔の位置に押し当てて分割フィルムを吸引させると共に、裏面フィルム側の吸引盤を裏面側吸引孔からずれた位置に押し当てて裏面フィルムを吸引させ、それぞれ外方へ引っ張ると、裏面フィルム側の収納部を開口させることができる。これとは逆に、表面フィルム側の吸引盤を表面側吸引孔からずれた位置に押し当てて表面フィルムを吸引させると共に、裏面フィルム側の吸引盤を裏面側吸引孔の位置に押し当てて分割フィルムを吸引させ、それぞれ外方へ引っ張ると、表面フィルム側の収納部を開口させることができる。
特許第3413506号公報
しかしながら、上記従来の自動充填用多室包装袋は、2つの収納部を選択的に開口するために、表面フィルムと裏面フィルムの両者に吸引孔を形成することが必要となる。このため、表面フィルムに形成した吸引孔と、裏面フィルムに形成した吸引孔が共に所定の位置になるよう調整しなければならず、両フィルムのピッチ合わせなど、製袋時の工程数が増える問題がある。また、吸引孔は、通常、原反フィルムに形成するが、吸引孔が形成されることにより原反フィルムの強度が低下し、表面フィルムと裏面フィルムのいずれの原反フィルムについても製袋時の取り扱い性が低下するという問題もある。
さらに、被包装物の充填後は、両収納部の開口部側の縁部を熱融着して封止するが、表裏両フィルムに吸引孔が形成されているので、シールバーへシーラント材などが付着堆積しやすい問題がある。また、上記熱融着は、吸引孔が熱融着部に内包されるようにしてい行われるが、凹部としてその跡が表裏両面に残ってしまい、得られる包装体の見栄えを悪くする問題もある。
本発明は、2つの収納部を選択的に開口させるための吸引孔を表裏いずれか1箇所だけで済むようにし、表裏両フィルムのピッチ合わせの手間、吸引孔の形成に伴う製袋時の原反フィルムの取り扱い性低下、シールバーへのシーラント材の付着堆積、及び封止用の熱融着部に残される吸引孔の跡による見栄えの低下をいずれも軽減できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、表裏いずれか一方に位置する一方のフィルムと、他方に位置する他方のフィルムとの間に、一方のフィルムと他方のフィルム間の開口部を二分して分割フィルムが挟み込まれ、分割フィルムを境に、一方のフィルム側と他方のフィルム側とに、それぞれ収納部が形成された袋状をなし、一方のフィルムの剛度が他方のフィルムの剛度の2.5倍以上で、しかも一方のフィルムと分割フィルムの剛度がほぼ同等であると共に、一方のフィルムと分割フィルムと他方のフィルムのうち、他方のフィルムの開口部側の縁部のみに、他方のフィルム側から分割フィルムを吸引するための吸引孔が形成されていることを特徴とする自動充填用多室包装袋を提供するものである。
上記本発明に係る自動充填用多室包装袋は、一方のフィルムと分割フィルムの剛度が、他方のフィルムの剛度の3倍以上であることをその好ましい態様として含むものである。
また、本発明は、上記自動充填用多室包装袋を用い、
一方のフィルムと他方のフィルムの開口部側の縁部を、一方のフィルムに対向する吸引盤と他方のフィルムに対向する吸引盤とでそれぞれ吸引して外方へ引っ張ることで、一方のフィルムと他方のフィルムとをそれぞれ外方へ湾曲させると共に、分割フィルムを一方のフィルムに追従して同方向に湾曲させ、他方のフィルム側の収納部のみを開口させて被包装物を充填する工程と、
一方のフィルムの開口部側の縁部を当該一方のフィルムに対向する吸引盤で吸引すると共に、分割フィルムの開口部側の縁部を、吸引孔を介して、他方のフィルムに対向する吸引盤で吸引して、それぞれ外方へ引っ張ることで、一方のフィルムと分割フィルム及び他方のフィルムとをそれぞれ外方へ湾曲させ、一方のフィルム側の収納部のみを開口させて被包装物を充填する工程とを有することを特徴とする包装体の製造方法提供するものでもある。
上記本発明に係る包装体の製造方法は、少なくとも他方のフィルム側の収納部のみを開口させて被包装物を充填する工程を、多室包装袋を立てた状態で、両側の熱融着部の上部を、該熱融着部の内縁部を余して把持具で把持して行うこと、
少なくとも他方のフィルム側の収納部のみを開口させて被包装物を充填する工程を、多室包装袋を立てた状態で、両側の熱融着部の上部を、上端部を余して把持具で把持して行うこと、
他方のフィルム側の収納部と、一方のフィルム側の収納部とに被包装物を充填後、開口部側の縁部を熱融着し、吸引孔を内包する熱融着部を形成した後、熱融着部に吸引孔を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔として形成すること、
をその好ましい態様として含むものである。
なお、本発明に係る包装体の製造方法において、他方のフィルム側の収納部を開口させて被包装物を充填する工程と、一方のフィルム側の収納部を開口させて被包装物を充填する工程とのいずれを先に行うかは被包装物に応じて選択すれば足る。本発明に係る包装体の製造方法において、上記両工程を有するとは、少なくとも両工程が行われることを意味し、その順番は問わない。
本発明によれば、一方のフィルム側の収納部は、一方のフィルムの開口部側の縁部を吸引すると共に、他方のフィルム側から吸引孔を介して分割フィルムの開口部側の縁部を吸引して引っ張ることで開放することができる。
一方、他方のフィルム側の収納部の開放は、一方のフィルムの開口部側の縁部と、他方のフィルムの開口部側の縁部とを吸引して引っ張ることで行うことができる。この他方のフィルム側の収納部の開放は、分割フィルムがいずれの側にも吸引されない状態で行われる。しかし、一方のフィルムと他方のフィルムをそれぞれ吸引して外方へ引っ張った時に、一方のフィルムが他方のフィルムよりも剛度が高いので、一方のフィルムを外方に引っ張って湾曲させるのに、他方のフィルムを外方へ引っ張って湾曲させるより大きい力が必要となり、その結果、分割フィルムに対して一方のフィルム側に凸に湾曲させようとする力が働く。加えて、分割フィルムが一方のフィルムとほぼ等しい剛度であることから、上記湾曲させようとする力によって分割フィルムを一方のフィルムに追従して湾曲させることができ、これによって一方のフィルム側の収納部は閉じた状態が維持され、他方のフィルム側の収納部のみが開放される。
上記のように、本発明によれば、他方のフィルム側のみに吸引孔を設けることで、一方のフィルム側の収納部と、他方のフィルム側の収納部を選択的に開放することができる。したがって、表裏両フィルムのピッチ合わせの手間、吸引孔の形成に伴う原反フィルムの製袋時の取り扱い性低下、シールバーへのシーラント材の付着堆積、及び封止用の熱融着部に残される吸引孔の跡による見栄えの低下のいずれをも、2つの吸引孔が必要な従来に比して1/2に軽減することができる。
以下、本発明を図面に基づいて更に説明する。
まず、図1〜図8に基づいて、本発明の第1の例に係る多室包装袋と、これを用いた本発明の包装体の製造方法の一例を説明する。
図1は本発明の第1の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図、図2は本発明の第1の例に係る多室包装袋の斜視図、図3は本発明の第1の例に係る多室包装袋を把持具にセットした状態の斜視図、図4は本発明の第1の例に係る多室包装袋の他方のフィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図5は本発明の第1の例に係る多室包装袋の他方のフィルム側の収納部を開放する時の作用の説明図、図6は本発明の第1の例に係る多室包装袋の一方のフィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図7は製造された包装体の一例を示す平面図、図8は製造された包装体の他の例を示す平面図である。なお、図1〜図8において、同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
図1及び図2に示されるように、本例の多室包装袋4は、一方のフィルム1、分割フィルム2及び他方のフィルム3の3枚のフィルムで構成されている。一方のフィルム1と他方のフィルム3は、多室包装袋4の表裏に位置するもので、いずれが表面でも裏面でもよいが、説明の便宜上、一方のフィルム1を袋の表面側に位置する表面フィルム、他方のフィルム3を袋の裏面側に位置する裏面フィルムとして説明する。
本例における上記表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3は同形同大となっている。多室包装袋4は、表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3を、表面フィルム1と裏面フィルム3の間に分割フィルム2を挟み込んで重ね、周縁部の三方を熱融着した袋状をなしている。5a〜5cは袋の三方に形成された熱融着部である。
分割フィルム2は、上記熱融着が施されていない一縁部に形成された、表面フィルム1と裏面フィルム3間の開口部6を二分しており、分割フィルム2を境にして、表面フィルム1側と裏面フィルム3側とにそれぞれ収納部8a,8bが形成されている。収納部8a,8bは、上記分割フィルム2で二分された開口部6の一方と他方である開口部6a,6bをそれぞれ有するものとなっている。裏面フィルム3の開口部6(6b)側の縁部の中央部には、裏面フィルム3側から分割フィルム2を吸引することができるよう、裏面フィルム3を貫通する吸引孔7が形成されている。
本発明の多室包装袋4の表面フィルム1の剛度は裏面フィルム3の剛度の2.5倍以上となっており、分割フィルム2の剛度は表面フィルム1とほぼ同等となっている。このような剛度とすることで、後述するように、裏面フィルム3側の収納部8bを開放する時に、表面フィルム1側から分割フィルム2を吸引しなくても、表面フィルム1側の収納部8aが開放されずに閉じた状態を維持することができる。
本発明の多室包装袋4を構成する表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3としては、合成樹脂の単層又は積層フィルムを用いることができる。積層フィルムとしては、合成樹脂層同士を積層したものの他、合成樹脂層と、金属その他の無機物層や紙層などとを積層したものでもよい。表面フィルム1及び分割フィルム2は、容易に剛度を揃えることができるよう、同じフィルムで構成することが好ましいが、異なる材質、厚さ、層構成のフィルムとすることもできる。また、表面フィルム1及び分割フィルム2の剛度と、裏面フィルム3の剛度の相違は、厚さ、材質、層構成などを調整することで得ることができる。
なお、本発明における剛度については後で詳述するが、実公平3−25156号に記載の測定装置及び方法を用いて測定した値で、単位はグラム(g)である。
多室包装袋4には、表面フィルム1と分割フィルム2間に形成された表面フィルム1側の収納部8aと、裏面フィルム3と分割フィルム2間に形成された裏面フィルム3側の収納部8bとに分けて、2種類の被包装物を充填することができる。被包装物は、表面フィルム1側の収納部8aと、裏面フィルム3側の収納部8bとを別々に開くこと(開口部6aと6bを別々に開くこと)で、充填箇所を誤ることなく自動充填することができる。
次に、上記多室包装袋4を用いた包装体の製造方法の一例について説明する。
上記多室包装袋4を用いた包装体の製造は、例えば図3に示されるような把持具10,10で多室包装4を立てた状態で保持して行うことができる。
まず、図3に示されるように、多室包装袋4を、両側の熱融着部5a,5cの上部を把持具10,10で把持して吊り下げ、表面フィルム1と裏面フィルム3の外面に向かってそれぞれ進退可能な一対の吸引盤9a,9b間に位置させる。この把持具10,10としては、両側の熱融着部5a,5cを挟み付けて保持するクリップ状のものを用いることができる。また、両把持具10,10は、収納部8a,8bを大きく開口させることができるようにすると共に、この開放に伴って多室包装袋4に無理な力が加わらないよう、対向方向に弾性的に進退可能としておくことが好ましい。
表面フィルム1側の収納部8a(図2参照)と、裏面フィルム3側の収納部8b(図2参照)の選択的開放は、上記吸引盤9a,9bの進退と吸引によって行われる。吸引盤9a,9bによる吸引位置については後述するが、この吸引位置の調節は、吸引盤9a,9b間における多室包装袋4の位置を調節することで行うこともできる。しかし、吸引位置の調節を行いやすくするために、上記吸引盤9a,9bは、対向する表面フィルム1又は裏面フィルム3に沿って上下左右に移動可能としておくことが好ましい。
裏面フィルム3側の収納部8bを開放して被包装物を充填する方法について説明する。
図4に示されるように、両吸引盤9a,9bを、表面フィルム1と裏面フィルム3とに向かって前進させ、表面フィルム1の開口部6側の縁部の中央部分と、裏面フィルム3の吸引孔7からずれた開口部6側の縁部とにそれぞれ当接させて吸引する。表面フィルム1と裏面フィルム3とが吸引盤9a,9bにそれぞれ吸着された状態で、両吸引盤9a,9bを後退させる。これにより、表面フィルム1と裏面フィルム3は、外方へ引っ張られ、それぞれ外方に凸に湾曲されるが、これと同時に分割フィルム2を表面フィルム1に追従して表面フィルム1側に凸に湾曲させることができる。その結果、表面フィルム1側の収納部8a(図2参照)は閉じた状態となり、裏面フィルム3側の収納部8bだけが開放されるので、誤投入を防止しつつ、被包装物を確実に裏面フィルム3側の収納部8bに自動充填することができる。
上記のように分割フィルム2を表面フィルム1に追従して同方向に湾曲させることができるのは、次のような力が作用することによると考えられる。
通常、把持具10,10は、被包装物の充填に引き続いて、後述する熱融着部5dを形成できるようにするために、開口部6との間に間隔をあけて、両側の熱融着部5a,5cの上端部を余した位置を把持する。つまり、少なくとも熱融着部5dとする領域が把持具10,10より上方に突出した状態で熱融着部5a,5cを把持する。また、両吸引盤9a,9bは、把持具10,10による把持位置と開口部6との間の領域を吸引する位置に設けられる。
一方、吸引盤9a,9bで表面フィルム1と裏面フィルム3を吸引し、両吸引盤9a,9bを同じ距離だけ後退させて、表面フィルム1と裏面フィルム3を外方へ引っ張って湾曲させた時に、表面フィルム1は裏面フィルム3に比して剛度が高いことから、表面フィルム1側に裏面フィルム3側より大きな張力が作用する。そして、上記のように、把持具10,10が熱融着部5a,5cの上端部を余して把持していると、図5(a)に示されるように、把持具10,10より上方に突出している熱融着部5a,5bを裏面フィルム3側内向きに捻る力F1が作用することになる。この力F1は、分割フィルム2を表面フィルム1側へ凸に湾曲させようとする力として作用し、分割フィルム2が適度な剛度を有している場合、上記力F1によって無理なく表面フィルム1に追従して同方向へ湾曲することになる。
また、図5(b)に示されるように、把持具10,10を、熱融着部5a,5bの内縁部を余して把持させるようにすると、内側にはみ出している熱融着部5a,5cの内縁部を、表面フィルム1側に引っ張る力F2で表面フィルム1側に屈曲させることができる。この力F2も、分割フィルム2を表面フィルム1側へ凸に湾曲させようとする力として作用することになる。
把持具10,10を用いる場合、基本的には上記力F1を作用させることで、分割フィルム2を表面フィルム1に追従して同方向に湾曲させることになるが、上記力F1,F2の両者を作用させたり、上記力F2のみを作用させることでも分割フィルム2を表面フィルム1に追従して湾曲させることが可能である。また、把持具10,10を用いず、吸引盤9a,9bに表面フィルム1と裏面フィルム3の開口部6側の縁部をそれぞれ吸引保持させただけで外方へ引っ張ることでも、分割フィルム2を表面フィルム1に追従して外方へ湾曲させることができる。この場合、吸引盤10,10で引っ張り力を加えた箇所を中心に、主に上記F1に相当する力が作用して、分割フィルム2は表面フィルム1に追従して外方へ湾曲することになる。
また、分割フィルム2を表面フィルム1に追従して同方向に湾曲させることができるようになる他の要因として、製袋時の歪みや静電気の影響も挙げることができる。さらに説明すると、表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3はそれぞれ原反ロールから引き出されて熱融着されて製袋される。この時、剛度の低い裏面フィルム3は、剛度の高い表面フィルム1及び分割フィルム2に比して伸びやすく、伸びた状態で製袋されてその後収縮することにより、表面フィルム1及び分割フィルム2が裏面フィルム3より弛んだ状態となりやすい。そして、この弛みは、分割フィルム2を表面フィルム1に追従して同方向に湾曲させやすくすると考えられる。また、静電気による表面フィルム1と分割フィルム2の付着も、両者を同方向に湾曲させやすくする方向に作用する。
上記のように分割フィルム2を表面フィルム1に追従して湾曲させ、裏面フィルム3側の収納部8bの開放時に表面フィルム1側の収納部8aが閉じた状態を維持しやすくするために、表面フィルム1の剛度は裏面フィルム3の剛度の2.5倍以上となっている。また、表面フィルム1の剛度は裏面フィルム3の剛度の3倍以上であることがさらに好ましい。表面フィルム1と裏面フィルム3の剛度の差が小さすぎると、分割フィルム2を湾曲させようとする力が小さくなり、表面フィルム1に追従した確実な分割フィルム2の湾曲が得にくくなる。具体的な表面フィルム1と裏面フィルム3の剛度は、袋としての実用性を加味して定められるが、一般的には、表面フィルム1が0.25〜30g、裏面フィルム3が0.1〜12g程度である。この剛度の範囲内で、表面フィルム1の剛度が裏面フィルム3の剛度の2.5倍以上、好ましくは3倍以上となる組み合わせを選択する。
分割フィルム2は、表面フィルム1とほぼ同等の剛度を持たせることで、表面フィルム1に追従して同方向に湾曲させやすくなる。表面フィルム1の剛度が低すぎても高過ぎても、分割フィルム2を表面フィルムに追従して同方向に湾曲させにくくなる。ここで、表面フィルム1とほぼ同等の剛度とは、(表面フィルム1の剛度)±(表面フィルム1の剛度の10%の剛度)をいう。
両吸引盤9a,9bを後退させて表面フィルム1と裏面フィルム3を外方へ引っ張り、裏面フィルム3側の収納部8bを開放させる時、両把持具10,10は弾性的に対向方向に前進し、多室包装袋4に過剰な張力が働くのを防止する。前記のようにして裏面フィルム3側の収納部8bに被包装物を充填した後、両吸引盤9a,9bを前進させると、両把持具10,10は弾性的に後退し、これに伴って収納部8bの開口部6bは閉じた状態に戻る。
次に、表面フィルム1側の収納部8a(図2参照)を選択的に開放する方法について説明する。
図6に示されるように、吸引盤9a,9bを、表面フィルム1の開口部6側の縁部の中央部分と、裏面フィルム3の吸引孔7の部分とにそれぞれ当接させて吸引し、表面フィルム1を吸引盤10aで吸着すると共に、吸引孔7を介して分割フィルム2を吸引盤10bで吸着する。この状態で吸引盤9a,9bを後退させると、図6に示されるように、表面フィルム1が外方へ引っ張られると共に、分割フィルム2が裏面フィルム3を伴って外方へ引っ張られ、表面フィルム1側の収納部8aの開口部6aが広げられる。この時、分割フィルム2が吸引孔7を介して吸引盤9bに吸着されていることで、分割フィルム2と裏面フィルム3は密着しており、裏面フィルム3側の収納部8b(図2参照)の開口部6bは閉じた状態にある。したがって、表面フィルム1側の収納部8aだけが開放され、誤投入を防止しつつ、被包装物を確実に表面フィルム1側の収納部8aへ自動充填することができる。
両吸引盤9a,9bを後退させて表面フィルム1と分割フィルム2及び裏面フィルム3とを外方へ引っ張り、表面フィルム1側の収納部8aを開放させる時、両把持具10,10は弾性的に対向方向に前進し、多室包装袋4に過剰な張力が働くのを防止する。前記のようにして表面フィルム1側の収納部8aに被包装物を充填した後、両吸引盤9a,9bを前進させると、両把持具10,10は弾性的に後退し、これに伴って収納部8aの開口部6aは閉じた状態に戻る。
以上のようにして、表面フィルム1側の収納部8aと、裏面フィルム3側の収納部8bとへそれぞれ該当する被包装物を自動充填した後、開口部6側の縁部を熱融着し、図7に示されるように、吸引孔7を内包する熱融着部5dを形成し、開口部6を封止し包装体の製造を完了する。開口部6側の縁部の熱融着は、被包装物を収納した多室包装袋4を把持具10,10で吊り下げた状態で、開口部6側の縁部をシールバーで挟み付けることで行うことができる。
ところで、図7に示される包装体は、熱融着部5dに吸引孔7の跡が、裏面フィルム3側のみではあるが、凹部として残る。そこで、図8に示されるように、上記熱融着部5dの形成後、熱融着部5dの吸引孔7部分を打ち抜いて、吸引孔7を内包する単一の貫通孔を吊り下げ孔11として形成することが好ましい。この吊り下げ孔11は、製造された包装体を店頭で吊り下げ陳列するためのもので、この吊り下げ孔11で吸引孔7の跡を消してしまうことにより、違和感を無くすことができる。吊り下げ孔11は、吸引孔7と同じか吸引孔7より大きい貫通孔として形成されるもので、図示される円形の孔の他、楕円形、ひょうたん形、卵形、おむすび形などとすることもできる。
以上の説明では、裏面フィルム3側の収納部8bへの被包装物の充填、表面フィルム1側の収納部8aへの被包装物の充填の順となっているが、これとは逆に、表面フィルム1側の収納部8aへの被包装物の充填、裏面フィルム3側の収納部8bへの被包装物の充填の順で行うこともできる。また、把持具10,10を用いた方法を説明したが、把持具10,10を用いずに行うこともできる。例えば、表面フィルム1側の吸引盤9aを一定位置に固定しておき、この吸引盤9aに表面フィルム1の開口部6側の縁部を吸着させて多室包装袋4を立てて保持し、裏面フィルム3側の吸引盤9bを、吸引位置を変えて進退させ、裏面側フィルム3のみ、又は裏面側フィルム3及び分割フィルム2の両者を外方へ引っ張ることでも、収納部8a,8bを選択的に開放しながら被包装物を充填して包装体を製造することができる。
次に、本発明における剛度について説明する。
前述したように、本発明における剛度は、実公平3−25156号に記載の測定装置及び方法を用いて測定されるもので、これを、本発明における剛度の測定装置及び測定方法の説明図である図9に基づいて説明する。
まず、図9(a)に示されるように、使用するフィルムから切り出した試験片12の長さ方向両端部を左右一対のクランプ13,13にそれぞれ挟み込んで固定する。試験片12の大きさは、幅25mm、長さ200mmである。
左右のクランプ13,13は、下側の受けブロック13aと、上側の押さえブロック13bとを備えており、受けブロック13aと押さえブロック13bとの間に、試験片12の長さ方向両端部を挟み込む。クランプ位置は、図示されるように、両クランプ13間に露出する試験片12の長さが100mm+2hとなる位置である。h(mm)は押さえブロックの高さである。
左右のクランプ13,13は、対向方向に水平にスライド移動可能で、両押さえブロック13b,13bが試験片12の一部を挟み込んだ状態となるまで両クランプ13,13を近付け、図9(b)に示されるように、試験片12の長さ100mm部分でループを形成する。左右のクランプ13,13を近付ける際には、試験片12の中央部分に下側から空気を吹き付け、押さえブロック13b側に正しくループが形成できるようにする。
次いで、ループを形成した試験片12をクランプ13ごと90°回転させて、ループの中心軸が垂直方向を向いた状態に寝かせ、図9(c)に示されるように、ループの頂部に荷重を加えて、押さえブロック13bの表面からループの頂部までの間隔が20mmとなるまで押し潰し、その時の荷重をロードセルで測定する。その測定値(g)が剛度である。
本発明における剛度は、同じフィルムから切り出した10本の試験片12についてそれぞれ常温下で上記測定を行い、得られた10の測定値から求めた平均値をいう。市販の剛度の測定機としては、株式会社東洋精機製作所製の「Loop Stiffness Tester No.581」がある。
次に、図10及び図11に基づいて、本発明の第2の例に係る多室包装袋について説明する。
図10は本発明の第2の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図、図11は本発明の第2の例に係る多室包装袋の斜視図である。なお、図10及び図11において、図1〜図8と同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
図10及び図11に示されるように、本例の多室包装袋4は、基本的には前述の第1の例に係る多室包装袋4と同様であるが、裏面フィルム3が表面フィルム1及び分割フィルム2より短いものとなっている。なお、熱融着部5eは、裏面フィルム3の底辺側の縁部と分割フィルム2の中間部間を熱融着したもので、本例の多室包装袋4は、裏面フィルム3と分割フィルム2を熱融着部5eで接合した後に表面フィルム1を重ねて熱融着部5a〜5cを形成することで得ることができる。
本例の多室包装袋4においては、裏面フィルム3が表面フィルム1及び分割フィルム2より短いことから、表面フィルム1側の収納部8aの深さが深く、裏面フィルム3側の収納部8bの深さが浅くなっている。このため、収納部8aへ収納する被包装物に比して収納部8bへ収納する被包装物の量が少ない場合や小さい場合に対応することができる。
さらに、図12及び図13に基づいて、本発明の第3の例に係る多室包装袋について説明する。
図12は本発明の第3の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図、図13は本発明の第3の例に係る多室包装袋の中央縦断面図である。なお、図12及び図13において、図1〜図8と同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
図12及び図13に示されるように、本例の多室包装袋4における表面フィルム1と分割フィルム2間には、二つ折りにされた底面フィルム14が、折り部を内側に向けて挟み込まれており、表面フィルム1側の収納部8aは、底面フィルム14で形成された底面部を有するガゼットタイプとなっている。底面フィルム14の一片は表面フィルム1に熱融着部5b−1を介して接合されており、底面フィルム14の他片は裏面フィルム3と共に分割フィルム2に熱融着部5b−2を介して接合されている。なお、図示はされていないが両側に熱融着部を有するのは他の例と同様である。
上記のようにすると、収納部8aの収納量を増大させることができると共に、多室包装袋4を自立可能な袋とすることができる。また、本例では表面フィルム1と分割フィルム2間に底面フィルム14を挟み込んでいるが、裏面フィルム3と分割フィルム2間にも挟み込み、両収納部8a,8bをガゼットタイプとすることもできる。
実施例1〜6、比較例1及び2
本実施例及び比較例で用いたフィルムを表1に示す。なお、表1における層構成における符号の意味は以下の通りである。また、剛度は、株式会社東洋精機製作所製の「Loop Stiffness Tester No.581」を用い、図9に基づく説明に沿って測定し算出した値である。
AL9:厚さ9μmのアルミニウム箔(住友軽金属製)
PET12:厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(東洋紡製「E5200」)
LLDPE20:厚さ20μmの直鎖状低密度ポリエチレン(フタムラ化学製「LL−XMTN」)
LLDPE30:厚さ30μmの直鎖状低密度ポリエチレン(アイセロ化学製「L−105」)
LLDPE40:厚さ40μmの直鎖状低密度ポリエチレン(アイセロ化学製「L−185」)
LLDPE60:厚さ60μmの直鎖状低密度ポリエチレン(アイセロ化学製「L−185」)
Figure 0005308037
表1に示されるフィルムを、65mm×110mmの大きさに切断し、重ね合わせて短辺側だけを幅10mmでヒートシールし、実験用の底なしの模擬多室包装袋を作成した。
作成した模擬多室包装袋を、未シール側を上下方向にして、一対の吸引盤間に手で位置させ、両吸引盤を前進させて吸着させた。吸引盤による吸引位置は、表面側フィルムと裏面側フィルム共に、上方の未シール側の縁部のほぼ中央で、上端縁から約5mm下がった位置とした。
模擬多室包装袋を吸引盤に吸着させた後手を離し、その後両吸引盤を後退させて、収納部の開開口態を観察した。同じことを5回繰り返し、表面フィルム側の収納部が単独又は裏面フィルム側の収納部と共に開口された回数と、裏面フィルム側の収納部のみが開口された回数をカウントした。
各実施例及び比較例における模擬多室包装袋のフィルムの組み合わせと、(表面フィルムの剛度)÷(裏面フィルムの剛度)の値と、上記カウント結果を表2に示す。なお、表2において、「第1室」は表面フィルム側の収納部、「第2室」は裏面フィルム側の収納部を意味し、「表面÷裏面」は(表面フィルムの剛度)÷(裏面フィルムの剛度)を意味する。また、表2の「フィルムNo.」は表1の「フィルムNo.」に対応する。
Figure 0005308037
本発明の第1の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図である。 本発明の第1の例に係る多室包装袋の斜視図である。 本発明の第1の例に係る多室包装袋を把持具にセットした状態の斜視図である。 本発明の第1の例に係る多室包装袋の他方のフィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 本発明の第1の例に係る多室包装袋の他方のフィルム側の収納部を開放する時の作用の説明図である。 本発明の第1の例に係る多室包装袋の一方のフィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 製造された包装体の一例を示す平面図である。 製造された包装体の他の例を示す平面図である。 本発明における剛度の測定装置及び測定方法の説明図である。 本発明の第2の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図である。 本発明の第2の例に係る多室包装袋の斜視図である。 本発明の第3の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図である。 本発明の第3の例に係る多室包装袋の中央縦断面図である。
符号の説明
1 表面フィルム(一方のフィルム)
2 分割フィルム
3 裏面フィルム(他方のフィルム)
4 多室包装袋
5a 熱融着部
5b 熱融着部
5b−1 熱融着部
5b−2 熱融着部
5c 熱融着部
5d 熱融着部
5e 熱融着部
6 開口部
6a 開口部
6b 開口部
7 吸引孔
8a 収納部
8b 収納部
9a 吸引盤
9b 吸引盤
10 把持具
11 吊り下げ孔
12 試験片
13 クランプ
13a 受けブロック
13b 押さえブロック
14 底面フィルム

Claims (4)

  1. 表裏いずれか一方に位置する一方のフィルムと、他方に位置する他方のフィルムとの間に、一方のフィルムと他方のフィルム間の開口部を二分して分割フィルムが挟み込まれ、分割フィルムを境に、一方のフィルム側と他方のフィルム側とに、それぞれ収納部が形成された袋状をなし、一方のフィルムの剛度が他方のフィルムの剛度の2.5倍以上で、しかも一方のフィルムと分割フィルムの剛度がほぼ同等であると共に、一方のフィルムと分割フィルムと他方のフィルムのうち、他方のフィルムの開口部側の縁部のみに、他方のフィルム側から分割フィルムを吸引するための吸引孔が形成されていることを特徴とする自動充填用多室包装袋。
  2. 一方のフィルムの剛度が、他方のフィルムの剛度の3倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の自動充填用多室包装袋。
  3. 請求項1又は2に記載の自動充填用多室包装袋を用い、
    一方のフィルムと他方のフィルムの開口部側の縁部を、一方のフィルムに対向する吸引盤と他方のフィルムに対向する吸引盤とでそれぞれ吸引して外方へ引っ張ることで、一方のフィルムと他方のフィルムとをそれぞれ外方へ湾曲させると共に、分割フィルムを一方のフィルムに追従して同方向に湾曲させ、他方のフィルム側の収納部のみを開口させて被包装物を充填する工程と、
    一方のフィルムの開口部側の縁部を当該一方のフィルムに対向する吸引盤で吸引すると共に、分割フィルムの開口部側の縁部を、吸引孔を介して、他方のフィルムに対向する吸引盤で吸引して、それぞれ外方へ引っ張ることで、一方のフィルムと分割フィルム及び他方のフィルムとをそれぞれ外方へ湾曲させ、一方のフィルム側の収納部のみを開口させて被包装物を充填する工程とを有することを特徴とする包装体の製造方法。
  4. 他方のフィルム側の収納部と、一方のフィルム側の収納部とに被包装物を充填後、開口部側の縁部を熱融着し、吸引孔を内包する熱融着部を形成した後、熱融着部に吸引孔を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔として形成することを特徴とする請求項3に記載の包装体の製造方法。
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