JP5367559B2 - 多室包装袋及びその製造方法 - Google Patents
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Description
片面に低融点シーラント層を有する一方のフィルムと、片面に低融点シーラント層、他面にこの低融点シーラント層より融点の高い高融点シーラント層を有する分割フィルムと、片面に高融点シーラント層を有し、吸引孔が形成された他方のフィルムとを、低融点シーラント層同士と高融点シーラント層同士を対向させて重ね合わせた状態で、
高融点シーラント層及び低融点シーラント層を、高融点シーラント層のシール温度領域まで加熱することなく、低融点シーラント層のシール温度領域まで加熱する低温横シールの後又は前に、高融点シーラント層及び低融点シーラント層を高融点シーラント層のシール温度領域まで加熱する高温横シールを施すことにより両側縁融着部を形成すると共に、低温横シールにより、少なくとも開口部側の一部において、少なくとも片側の側縁融着部よりも内側にはみ出して一方のフィルムと分割フィルムの二者のみを熱融着させた補助側縁融着部を形成することを特徴とする多室包装袋の製造方法を提供するものである。
低温横シールを、高温横シールに用いる高温横シールバーより幅の広い低温横シールバーで行うこと、
低温横シールバーの長さを、開口部側の一部の領域にのみ対応する長さとすること
をその好ましい態様として含むものである。
一方のフィルムと分割フィルムの対向面にそれぞれ低融点シーラント層が設けられ、分割フィルムと他方のフィルムの対向面にこの低融点シーラント層より融点の高い高融点シーラント層が設けられており、少なくとも開口部側の一部において、少なくとも片側の側縁融着部よりも内側にはみ出して一方のフィルムと分割フィルムの二者のみを熱融着させた補助側縁融着部が形成されていることを特徴とする多室包装袋を提供するものである。
B 多室包装袋
1 表面フィルム(一方のフィルム)
2 分割フィルム
3 裏面フィルム(他方のフィルム)
4a 低融点シーラント層
4b 高融点シーラント層
5 側縁融着部
5′ 補助側縁融着部
6 底縁融着部
7 開口部
7a 開口部
7b 開口部
8 吸引孔
9a 収納部
9b 収納部
10a 吸引盤
10b 吸引盤
11 把持具
12 封止融着部
13 吊り下げ孔
21 縦シールバー
22 縦シール部
23 低温横シールバー
24 低温横シール部
25 高温横シールバー
26 高温横シール部
27 カッター
101 表面フィルムの原反ロール
102 分割フィルムの原反ロール
103 裏面フィルムの原反ロール
Claims (5)
- 表裏いずれか一方に位置する一方のフィルムと、他方に位置する他方のフィルムと、両者間に挟み込まれた分割フィルムの三者が、上縁に開口部を残して、両側縁と底縁が両側縁融着部と底縁融着部で互いに熱融着されていることで、分割フィルムを境に、一方のフィルム側と他方のフィルム側とにそれぞれ収納部が形成された袋状をなし、少なくとも開口部側の一部において、一方のフィルム側の収納部の開口幅に比して、他方のフィルム側の収納部の開口幅が広くなっていると共に、他方のフィルムの開口部側の縁部には、他方のフィルム側から分割フィルムを吸引するための吸引孔が形成されている多室包装袋の製造方法において、
片面に低融点シーラント層を有する一方のフィルムと、片面に低融点シーラント層、他面にこの低融点シーラント層より融点の高い高融点シーラント層を有する分割フィルムと、片面に高融点シーラント層を有し、吸引孔が形成された他方のフィルムとを、低融点シーラント層同士と高融点シーラント層同士を対向させて重ね合わせた状態で、
高融点シーラント層及び低融点シーラント層を、高融点シーラント層のシール温度領域まで加熱することなく、低融点シーラント層のシール温度領域まで加熱する低温横シールの後又は前に、高融点シーラント層及び低融点シーラント層を高融点シーラント層のシール温度領域まで加熱する高温横シールを施すことにより両側縁融着部を形成すると共に、低温横シールにより、少なくとも開口部側の一部において、少なくとも片側の側縁融着部よりも内側にはみ出して一方のフィルムと分割フィルムの二者のみを熱融着させた補助側縁融着部を形成することを特徴とする多室包装袋の製造方法。 - 高融点シーラント層の融点が、低融点シーラント層の融点より20℃以上高いことを特徴とする請求項1に記載の多室包装袋の製造方法。
- 低温横シールを、高温横シールに用いる高温横シールバーより幅の広い低温横シールバーで行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の多室包装袋の製造方法。
- 低温横シールバーの長さを、開口部側の一部の領域にのみ対応する長さとすることを特徴とする請求項3に記載の多室包装袋の製造方法。
- 表裏いずれか一方に位置する一方のフィルムと、他方に位置する他方のフィルムと、両者間に挟み込まれた分割フィルムの三者が、上縁に開口部を残して、両側縁と底縁が両側縁融着部と底縁融着部で互いに熱融着されていることで、分割フィルムを境に、片側のフィルム側と他方のフィルム側とにそれぞれ収納部が形成された袋状をなし、少なくとも開口部側の一部において、一方のフィルム側の収納部の開口幅に比して、他方のフィルム側の収納部の開口幅が広くなっていると共に、他方のフィルムの開口部側の縁部には、他方のフィルム側から分割フィルムを吸引するための吸引孔が形成されている多室包装袋において、
一方のフィルムと分割フィルムの対向面にそれぞれ低融点シーラント層が設けられ、分割フィルムと他方のフィルムの対向面にこの低融点シーラント層より融点の高い高融点シーラント層が設けられており、少なくとも開口部側の一部において、少なくとも片側の側縁融着部よりも内側にはみ出して一方のフィルムと分割フィルムの二者のみを熱融着させた補助側縁融着部が形成されていることを特徴とする多室包装袋。
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JP2009296603A JP5367559B2 (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 多室包装袋及びその製造方法 |
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