JP2009190343A - 多室包装袋を用いた包装体の製造方法 - Google Patents

多室包装袋を用いた包装体の製造方法 Download PDF

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Hideki Noda
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Abstract

【課題】表面フィルム1と裏面フィルム3との間に、両者間の開口部を二分してして分割フィルムが挟み込まれ、表面フィルム1と裏面フィルム2との間が2つの収納部9a,9bに分割された袋状をなし、吸引盤による吸引により各収納部9a,9bを選択的に開放するための表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8が開口部6側の縁部に形成された多室包装袋4を用いた包装体の製造方法において、開口部6側の縁部に形成される熱融着部に、表面側吸引孔7及び裏面側吸引孔8の跡が、内側が分割フィルム2で塞がれた凹部として残らないようにする。
【解決手段】各収納部9a,9bに被包装物を充填後、開口部6側の縁部を熱融着し、表面側吸引孔7及び裏面側吸引孔8を内包する熱融着部を形成した後、この熱融着部に表面側吸引孔7及び裏面側吸引孔8を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔として形成することで、表面側吸引孔7及び裏面側吸引孔8の跡を包装体から無くす。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の収納部を有する多室包装袋を用いた包装体の製造方法に関する。
従来、表裏に位置する表面フィルムと裏面フィルムとの間に、表面フィルムと裏面フィルム間の開口部を複数に分割して1又は複数の分割フィルムが挟み込まれ、表面フィルムと裏面フィルムとの間が複数の収納部に分割された袋状をなし、吸引盤による吸引により各収納部を選択的に開放するための吸引孔又はスリットが開口部側の縁部に形成された多室包装袋を用いた包装体の製造方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
上記従来の製造方法を、1枚の分割フィルムで2つの収納部に分割され、表面フィルムを貫通する表面側吸引孔と、裏面フィルムを貫通する裏面側吸引孔とを備えた多室包装袋を用いた場合を例にさらに説明する。
被包装物は、表面フィルム側と裏面フィルム側でそれぞれ動作する吸引盤による吸引で各収納部を開口させることで自動充填される。上記多室包装袋の表面側吸引孔と裏面側吸引孔は、自動充填時に、2つの収納部を別々に開口させることができるようにし、自動充填時の誤充填を防止するためのものである。例えば表面フィルム側の吸引盤を表面側吸引孔の位置に押し当てて分割フィルムを吸引させると共に、裏面フィルム側の吸引盤を裏面側吸引孔からずれた位置に押し当てて裏面フィルムを吸引させると、分割フィルムを境にして裏面フィルム側の収納部を開口させることができる。これとは逆に、表面フィルム側の吸引盤を表面側吸引孔からずれた位置に押し当てて表面フィルムを吸引させると共に、裏面フィルム側の吸引盤を裏面側吸引孔の位置に押し当てて分割フィルムを吸引させると、分割フィルムを境にして表面フィルム側の収納部を開口させることができる。
特許第3413506号公報 特許第3739925号公報
ところで、特許文献1と2のいずれの製造方法においても、被包装物の充填後は、袋の開口部側の縁部を熱融着し、封止された包装体を構成することになる。
しかしながら、特許文献1の製造方法では、開口部側の縁部に表面側吸引孔と裏面側吸引孔が形成されており、形成される熱融着部の表面に、内側が分割フィルムで塞がれた表面側吸引孔と裏面側吸引孔が凹部として残留することになる。この凹部は、特許文献2の段落〔0011〕でも指摘されているように、包装体の外観を低下させるだけでなく、その周辺からの剥離(熱融着の剥離、積層フィルムを使用した場合の層間剥離)を発生させやすい問題がある。また、凹部にホコリや汚れが溜まりやすいという問題もある。表面側吸引孔と裏面側吸引孔を形成した領域を、それより内側を熱融着した後に切除してしまうことでこれらの問題を解消することもできるが、表面フィルム、裏面フィルム及び分割フィルムが切除分だけ無駄になる問題を生じる。
一方、特許文献2の製造方法のように、吸引孔ではなくスリットを用いる場合、スリットを細くすると、熱融着部におけるその跡を目立ちにくくすることができるが、吸引の確実性が低下する問題がある。また、吸引の確実性を上げるためにスリットを太くすると、特許文献1と同様の問題を生じやすくなる問題がある。
本発明は、上記従来の製造方法における問題点に鑑みてなされたもので、吸引盤による吸引により各収納部を選択的に開放するための吸引孔を有する多室包装袋を用いた包装体の製造方法において、袋の開口部側の縁部に形成される熱融着部に、吸引孔が、内側が分割フィルムで塞がれた凹部として残ることによる不都合を解消できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、表裏いずれか一方に位置する一方のフィルムと、他方に位置する他方のフィルムとの間に、一方のフィルムと他方のフィルム間の開口部を複数に分割して1又は複数枚の分割フィルムが挟み込まれ、一方のフィルムと他方のフィルムとの間が複数の収納部に分割された袋状をなし、吸引盤による吸引により各収納部を選択的に開放するための1又は複数の吸引孔が開口部側の縁部に形成された多室包装袋を用いた包装体の製造方法において、
各収納部に被包装物を充填後、袋の開口部側の縁部を熱融着し、1又は複数総ての吸引孔を内包する熱融着部を形成した後、熱融着部に1又は複数総ての吸引孔を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔として形成することを特徴とする多室包装袋を用いた包装体の製造方法を提供するものである。
本発明の製造方法によると、1又は複数の吸引孔の形成領域は、熱融着後、1又は複数総ての吸引孔を含む単一の貫通孔として打ち抜かれてしまう。そして、この貫通孔は、包装体の吊り下げ展示のための吊り下げ孔として用いられるものであるため、違和感を感じさせることがなく、吸引孔の跡が凹部として熱融着部に残ることで包装体の外観を悪化させることを防止することができる。また、吸引孔の跡は上記吊り下げ孔である単一の貫通孔となり、内側が分割フィルムで閉塞された凹部とはならないことから、周辺からの剥離や、ホコリや汚れの蓄積を防止することができる。
以下、本発明を図面に基づいてさらに説明する。
まず、図1〜図6に基づいて、第一の例に係る多室包装袋を用いた本発明の包装体の製造方法の一例を説明する。
図1は第一の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図、図2は第一の例に係る多室包装袋の斜視図、図3は第一の例に係る多室包装袋の表面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図4は第一の例に係る多室包装袋の裏面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図5は被包装物を充填した第一の例に係る多室包装袋の開口部側の縁部を熱融着した状態の平面図、図6は製造された包装体の平面図である。なお、図1〜図6において、同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
図1及び図2に示されるように、本例の多室包装袋4は、一方のフィルム1、分割フィルム2及び他方のフィルム3の3枚のフィルムで構成されている。一方のフィルム1と他方のフィルム3は、多室包装袋4の表裏に位置するもので、いずれが表面でも裏面でもよいが、説明の便宜上、一方のフィルム1を袋の表面側に位置する表面フィルム、他方のフィルム3を袋の裏面側に位置する裏面フィルムとして説明する。
本例における上記表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3は同形同大となっている。多室包装袋4は、表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3を、表面フィルム1と裏面フィルム3の間に分割フィルム2を挟み込んで重ね、周縁部の三方を熱融着した袋状をなしている。5a〜5cは袋の三方に形成された熱融着部である。
分割フィルム2は、上記熱融着が施されていない一縁部に形成された、表面フィルム1と裏面フィルム3間の開口部6を二分しており、分割フィルム2を境にして、表面フィルム1側と裏面フィルム3側とにそれぞれ収納部9a,9bが形成されている。収納部9a,9bは、上記分割フィルム2で二分された開口部6の一方と他方である開口部6a,6bをそれぞれ有するものとなっている。
表面フィルム2の開口部6(6a)側の縁部と、裏面フィルム3の開口部6(6b)側の縁部には、それぞれ表面フィルム2と裏面フィルム3を貫通して、吸引孔7,8が形成されている。吸引孔7は、表面フィルム1側から分割フィルム2を吸引するための貫通孔であり、吸引孔8は、裏面フィルム3側から分割フィルム2を吸引するための貫通孔である。説明の便宜上、以下の説明においては、表面フィルム2側の吸引孔7を表面側吸引孔、裏面フィルム3側の吸引孔8を裏面側吸引孔という。
本例における表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8は、同じ大きさで同じ平面位置に形成されており、全体が平面上下に重複するものとなっている。表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8は、表面フィルム2と裏面フィルム3をそれぞれ原反フィルムから切り出す際に所定の位置に形成しておくことができる。
多室包装袋4には、表面フィルム1と分割フィルム2間に形成された表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3と分割フィルム2間に形成された裏面フィルム3側の収納部9bとに分けて、2種類の被包装物を充填することができる。被包装物は、表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3側の収納部9bとを別々に開くこと(開口部6aと6bを別々に開くこと)で、充填箇所を誤ることなく自動充填することができる。
表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3側の収納部9bの選択的開放は、表面フィルム1と裏面フィルム3とに向かってそれぞれ進退可能な一対の吸引盤(図示されていない)によって行われる。吸引盤による吸引位置については後述するが、この吸引位置の調節は、吸引盤間における多室包装袋4の位置を調節することで行うこともできる。しかし、吸引位置の調節を行いやすくするために、上記吸引盤は、対向する表面フィルム1又は裏面フィルム3に沿って上下左右に移動可能としておくことが好ましい。
表面フィルム1側の収納部9aを開放する方法について説明する。
まず、吸引盤を表面フィルム1と裏面フィルム3に向かって前進させ、図3に示されるように、表面フィルム1の表面側吸引孔7からずれた位置である吸引位置A1と、裏面フィルム3の裏面側吸引孔8の位置である吸引位置B2とに吸引盤を当接させて吸引を行う。すると、表面フィルム1側では、表面フィルム1が吸引盤に吸着され、裏面フィルム3側では、裏面フィルム3と共に、裏面側吸引孔8を介して分割フィルム2が吸引盤に吸着される。この吸着後、吸引盤を後退させると、図3に示されるように、裏面フィルム3側の収納部9bの開口部6bが閉じた状態で、表面フィルム1側の収納部9aの開口部6aが開放される。この状態で表面フィルム1側の収納部9aへ該当する被包装物を投入することで、裏面フィルム3側の収納部9bへの誤投入を防止しつつ、表面フィルム1側の収納部9aへ被包装物を自動充填することができる。
裏面フィルム3側の収納部9bは、図4に示されるように、表面フィルム1の表面側吸引孔7の位置である吸引位置A2と、裏面フィルム3の裏面側吸引孔8からずれた位置である吸引位置B1とに吸引盤を当接させて吸引することで開放することができる。この吸引により、表面フィルム1側では、表面フィルム1と共に、表面側吸引孔7を介して分割フィルム2が吸引盤に吸着され、裏面フィルム3側では、裏面フィルム3が吸引盤に吸着されるので、吸引盤を後退させると、図4に示されるように、表面フィルム1側の収納部9aの開口部6aが閉じた状態で、裏面フィルム3側の収納部9bの開口部6bが開放される。従って、この状態で裏面フィルム3側の収納部9bへ該当する被包装物を投入することで、表面フィルム1側の収納部9aへの誤投入を防止しつつ、裏面フィルム3側の収納部9bへ被包装物を自動充填することができる。
上記のようにして、表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3側の収納部9bとへそれぞれ該当する被包装物を自動充填した後、図5に示されるように、袋の開口部6側の縁部を熱融着し、表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8とを内包する熱融着部5dを形成し、開口部6を封止する。
さらに本発明では、上記熱融着部5dの形成後、図6に示されるように、熱融着部5dを打ち抜いて、表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔10として形成する。この吊り下げ孔10は、製造された包装体を店頭で吊り下げ陳列するためのものである。
表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8の平面位置は、両者を1つの貫通孔で打ち抜きやすくするために、平面方向に近接していることが好ましく、上下に重複又は一致していることが最も好ましい。表面側吸引孔7と裏面側吸引孔8が上下に重複又は一致している場合、吊り下げ孔10の形成は、表面側吸引孔7及び裏面側吸引孔8と同じかそれより大きい貫通孔を打ち抜くことで行うことができる。
次に、図7〜図13に基づいて、第二の例に係る多室包装袋を用いた本発明の包装体の製造方法の一例を説明する。
図7は第二の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図、図8は第二の例に係る多室包装袋の斜視図、図9は第二の例に係る多室包装袋の表面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図10は第二の例に係る多室包装袋の裏面フィルム側の収納部への被包装物の充填時の説明図、図11は第二の例に係る多室包装袋の中央部の収納部への被包装物充填時の説明図、図12は被包装物を充填した第二の例に係る多室包装袋の開口部側の縁部を熱融着した状態の平面図、図13は製造された包装体の平面図である。なお、図7〜図13において、図1〜図6と同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
図7及び図8に示されるように、第二の例に係る多室包装袋4は、表面フィルム1、2枚の分割フィルム2a,2b及び裏面フィルム3の4枚のフィルムで構成されるものとなっている。この4枚のフィルムは同形同大で、表面フィルム1と裏面フィルム3の間に2枚の分割フィルム2a,2bを挟み込んだ状態で、図8に示されるように、三方を熱融着して多室包装袋4を構成するものとなっている。5a〜5cは三方に形成された熱融着部である。
多室包装袋4とした時に熱融着されずに残された開口部6側の縁部には、表面フィルム側1から分割フィルム2a,2bをそれぞれ吸引するための表面側吸引孔7a,7bと、裏面フィルム3側から分割フィルム2a,2bをそれぞれ吸引するための裏面側吸引孔8a,8bが、それぞれ同形同大で設けられている。表面フィルム1から1枚目の分割フィルム2aを吸引するための表面側吸引孔7aは表面フィルム1のみを貫通しており、表面フィルム1から2枚目の分割フィルム2bを吸引するための表面側吸引孔7bは、表面フィルム1と分割フィルム2aを平面重複した位置で貫通した一連のものとなっている。また、裏面フィルム3から1枚目の分割フィルム2bを吸引するための裏面側吸引孔8aは裏面フィルム3のみを貫通しており、裏面フィルム3から2枚目の分割フィルム2aを吸引するための裏面側吸引孔8bは、裏面フィルム3と分割フィルム2bを平面重複した位置で貫通した一連のものとなっている。
本例における表面側吸引孔7aと裏面側吸引孔8aは、同じ平面位置に形成されており、全体が平面上下に重複するものとなっている。表面フィルム1側に開口している表面側吸引孔7aと7bの平面位置は近接しているが、後述する吸引盤で別々に吸引することができる距離だけ平面位置がずらされている。裏面フィルム3に開口している裏面側吸引孔8aと8bの平面位置も、同様に、近接したものではあるが、別々に吸引盤で吸引することができる距離だけ平面位置がずらされている。また、表面側吸引孔7bと裏面側吸引孔8bの平面位置は、両者が連通してしまわないよう、ずらされている。
表面側吸引孔7a,7b及び裏面側吸引孔8a,8bは、表面フィルム1、分割フィルム2a,2b及び裏面フィルム3をそれぞれ原反フィルムから引き出して切り出す際に所定の位置に形成しておくことができる。また、表面フィルム1と分割フィルム2aを一連に貫通する表面側吸引孔7bは、切り出した表面フィルム1と分割フィルム2aを重ねた状態で打ち抜くことで形成することもできる。同様に、裏面フィルム3と分割フィルム2bを一連に貫通する裏面側吸引孔8bは、切り出した裏面フィルム3と分割フィルム2bを重ねた状態で打ち抜くことで形成することもできる。
図9及び図10に示されるように、本例の多室包装袋4は、2枚の分割フィルム2a,2bで、開口部6から袋内が3つの収納部9a,9b,9cに分割されている。この多室包装袋4には、表面フィルム1と分割フィルム2a間に形成された表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3と分割フィルム2b間に形成された裏面フィルム3側の収納部9bと、2枚の分割フィルム2a,2b間に形成された中央の収納部9cとに分けて、3種類の被包装物を充填することができる。被包装物は、表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3側の収納部9bと、中央の収納部9cとを別々に開くこと(開口部6aと6bと6cを別々に開くこと)で、充填箇所を誤ることなく自動充填することができる。収納部9a〜9cの開口部6a〜6cの選択的開放は、前述した例と同様の一対の吸引盤(図示されていない)によって行われる。
表面フィルム1側の収納部9aを開放する方法について説明する。
まず、吸引盤を表面フィルム1と裏面フィルム3に向かって前進させ、図9に示されるように、表面フィルム1の表面側吸引孔7a,7bからずれた位置である吸引位置A1と、裏面フィルム3の裏面側吸引孔8bの位置である吸引位置B3とに吸引盤を当接させて吸引を行う。すると、表面フィルム1側では、表面フィルム1が吸引盤に吸着され、裏面フィルム3側では、裏面フィルム3と共に、裏面側吸引孔8bを介して分割フィルム2aが吸引盤に吸着される。この吸着後、吸引盤を後退させると、図9に示されるように、裏面フィルム3側と中央の収納部9b,9cの開口部6b,6cが閉じた状態で、表面フィルム1側の収納部9aの開口部6aが開放される。この状態で表面フィルム1側の収納部9aへ該当する被包装物を投入することで、裏面フィルム3側及び中央の収納部9b,9cへの誤投入を防止しつつ、表面フィルム1側の収納部9aへ被包装物を自動充填することができる。
裏面フィルム3側の収納部9bの開口部6bは、図10に示されるように、表面フィルム1の表面側吸引孔7bの位置である吸引位置A3と、裏面フィルム3の裏面側吸引孔8a,8bからずれた位置である吸引位置B1とに吸引盤を当接させて吸引することで開放することができる。つまり、上記吸引位置A3とB1に吸引盤を当接させて吸引すると、表面フィルム1側では、表面フィルム1と共に、表面側吸引孔7bを介して分割フィルム2bが吸引盤に吸着され、裏面フィルム3側では、裏面フィルム3が吸引盤に吸着されるので、吸引盤を後退させると、図10に示されるように、表面フィルム1側と中央の収納部9a,9cの開口部6a,6cが閉じた状態で、裏面フィルム3側の収納部9bの開口部6bが開放される。従って、この状態で裏面フィルム3側の収納部9bへ該当する被包装物を投入することで、表面フィルム1側及び中央の開口部9a,9cへの誤投入を防止しつつ、裏面フィルム3側の収納部9bへ被包装物を自動充填することができる。
中央の収納部9cは、図11に示されるように、表面フィルム1の表面側吸引孔7aの位置である吸引位置A2と、裏面フィルム3の裏面側吸引孔8aの位置である吸引位置B2とに吸引盤を当接させて吸引することで開放することができる。つまり、上記吸引位置A2とB2に吸引盤を当接させて吸引すると、表面フィルム1側では、表面フィルム1と共に、表面側吸引孔7aを介して分割フィルム2aが吸引盤に吸着され、裏面フィルム3側では、裏面側吸引孔8aを介して分割フィルム2b吸引盤に吸着されるので、吸引盤を後退させると、図11に示されるように、表面フィルム1側と裏面フィルム3側の収納部9a,9bの開口部6a,6bが閉じた状態で、中央の収納部9cが開放される。従って、この状態で中央の収納部9cへ該当する被包装物を投入することで、表面フィルム1側及び裏面フィルム3側の開口部9a,9bへの誤投入を防止しつつ、中央の収納部9cへ被包装物を自動充填することができる。
上記のようにして、各収納部9a,9b,9cへそれぞれ該当する被包装物を自動充填した後、図12に示されるように、袋の開口部6(図11参照)側の縁部を熱融着し、表面側吸引孔7a,7bと裏面側吸引孔8a,8bとを内包する熱融着部5dを形成し、開口部6を封止する。
さらに本発明では、上記熱融着部5dの形成後、図13に示されるように、熱融着部5dを打ち抜いて、表面側吸引孔7a,7bと裏面側吸引孔8a,8bを含む単一の貫通孔を吊り下げ孔10として形成する。
本例においては、表面側吸引孔7aと裏面側吸引孔8aの平面位置は重複したものとしたが、近接した状態で平面方向にずらすこともできる。また、本例は、2枚の分割フィルム2a,2bで分割された多室包装袋4を用いたものであるが、3枚以上の分割フィルム2a,2b,…で分割された多室包装袋4を用いることもできる。即ち、本発明では、前述した1枚の分割フィルム2で2つの収納部9a,9bに分割された多室包装袋4を用いる他、n(nは2以上の自然数)枚の分割フィルム2a,2b,…でn+1個の収納部9a,9b,…に分割された多室包装袋4を用いることができる。このn枚の分割フィルム2a,2b,…で分割された多室包装袋4の場合、表面フィルム1側から、表面フィルム1から1枚目乃至n枚目の各分割フィルム2a又は2b又は…をそれぞれ吸引するための表面側吸引孔7a,7b,…と、裏面フィルム3側から、裏面フィルム3から1枚目乃至n枚目の各分割フィルム2b又は2a又は…をそれぞれ吸引するための裏面側吸引孔8a,8b,…とが袋の開口部6側の縁部に形成されたものとなる。また、表面側吸引孔7a,7b,…と裏面側吸引孔8a,8b,…を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔10として形成しやすくするために、表面側吸引孔7a,7b,…相互及び裏面側吸引孔8a,8b,…相互の平面位置をそれぞれ近接させて形成すると共に、表面側吸引孔7a,7b,…と裏面側吸引孔8a,8b,…の平面位置を重複又は近接させて形成しておくことが好ましい。
次に、図14〜図20に基づいて、第三の例に係る多室包装袋を用いた本発明の包装体の製造方法の一例を説明する。
図14は本発明の第三の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図、図15は本発明の第三の例に係る多室包装袋の斜視図、図16は本発明の第三の例に係る多室包装袋の他方のフィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図17は本発明の第三の例に係る多室包装袋のジッパーの開放時の説明図、図18は本発明の第三の例に係る多室包装袋の一方のフィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図、図19は被包装物を充填した第三の例に係る多室包装袋の開口部側の縁部を熱融着した状態の平面図、図20は製造された包装体の平面図である。なお、図14〜図20において、図1〜図6と同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
本例の多室包装袋4は、基本的には前述の第一の例に係る多室包装袋4(図1及び図2参照)と同様である。しかし、表面フィルム1と分割フィルム2の開口部6(6a)側の縁部に、両者間に形成された収納部9aを開閉可能とするジッパー11が取り付けられている点と、裏面側吸引孔8のみで、表面側吸引孔7(図1及び図2参照)が設けられていない点が相違している。ジッパー11は、凸条を有する雄型11aと、凹条を有する雌型11bとからなるもので、雄型11aと雌型11bを嵌め合わせることで収納部9aを閉鎖し、嵌め合わせを解除することで収納部9aを開放できるものとなっている。裏面側吸引孔8は、このジッパー7の位置より外側に形成されている。
表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3側の収納部9bの選択的開放は、吸引盤による吸引と、ジッパー11の開閉によって行われる。
裏面フィルム3側の収納部9bを開放して被包装物を充填する方法について説明する。
図16に示されるように、両吸引盤を、表面フィルム1と裏面フィルム3とに向かって前進させ、表面フィルム1の開口部6側の縁部の中央部分である吸引位置A1と、裏面フィルム3の裏面側吸引孔8からずれた開口部6側の縁部である吸引位置B1とにそれぞれ当接させて吸引する。表面フィルム1と裏面フィルム3が吸引盤にそれぞれ吸着された状態で、両吸引盤を後退させる。これにより、表面フィルム1と共に、閉じたジッパー11によって分割フィルム2が一体となって外方に引っ張られると共に、裏面フィルム3が外方に引っ張られて、裏面フィルム3側の収納部9bの開口部9bが開き、収納部9bを開放することができる。この時、表面フィルム1側の収納部9aの開口部6a(図15参照)はジッパー11によって閉じた状態であるので、誤投入を防止しつつ、被包装物を確実に裏面フィルム3側の収納部9bに自動充填することができる。
次に、ジッパー7の開放方法について説明する。
図17に示されるように、吸引盤を、表面フィルム1の開口部6側の縁部の中央部分である吸引位置A1と、裏面側吸引孔8の部分である吸引位置B2とにそれぞれ当接させて吸引し、表面フィルム1を吸引盤で吸着すると共に、裏面側吸引孔8を介して分割フィルム2を吸引盤で吸着する。この状態で両吸引盤を若干後退させると、ジッパー11は閉じた状態ではあるが、表面フィルム1と分割フィルム2のジッパー7より外側の縁部間を広げることができる。この広げられた縁部間にヘラ状又は爪状の解除具13を差し込み、ジッパー11に押し当てて、雄型11aと雌型11bの嵌め合わせを解除することで、容易にジッパー11を開くことができる。
ジッパー11の開放は、表面フィルム1を一方の吸引盤で吸着すると共に、裏面側吸引孔8を介して分割フィルム2を他方の吸引盤で吸着した後、両吸着盤を強く後退させることでも行うことが可能である。しかし、上記のように解除具13を使用すると、多室包装袋4に無理な力を加えることなく確実に開放できるので好ましい。また、解除具13を使用する場合、解除具13を差し込みやすくするために、ジッパー11より外側に設けられた裏面側吸引孔8を介してジッパー11より外側部分が吸引盤で吸着される分割フィルム2だけでなく、表面フィルム1も、ジッパー11より外側部分を吸引盤で吸着することが好ましい。
上記のようにしてジッパー11を開放することで、表面フィルム1側の収納部9a(図15参照)を選択的に開放することができるようになる。この表面フィルム1側の収納部9aを開放する方法について説明する。
ジッパー11の開放後、ジッパー11の開放時の吸着盤の吸着位置A1,B2を維持したまま、さらに吸着盤を後退させると、図18に示されるように、表面フィルム1が外方へ引っ張られると共に、分割フィルム2が裏面フィルム3を伴って外方へ引っ張られ、表面フィルム1側の収納部9aの開口部6aが広げられる。この時、分割フィルム2が裏面側吸引孔8を介して吸着盤に吸着されていることで、分割フィルム2と裏面フィルム3は密着しており、裏面フィルム3側の収納部9b(図15参照)の開口部6bは閉じた状態にある。したがって、表面フィルム1側の収納部9aだけが開放され、誤投入を防止しつつ、被包装物を確実に表面フィルム1側の収納部9aへ自動充填することができる。
以上のようにして、表面フィルム1側の収納部9aと、裏面フィルム3側の収納部9bとへそれぞれ該当する被包装物を自動充填した後、開口部6側の縁部を熱融着し、図19に示されるように、吸引孔8を内包する熱融着部5dを形成し、開口部6を封止すると共に、ジッパー11を閉じる。ジッパー11の閉鎖は、熱融着部5dの形成の前又は後若しくは熱融着部5dの形成と同時に、挟持ローラや押え板(図示されていない)間にジッパー11部分を挟み付けることで行うことができる。
次に、図20に示されるように、上記熱融着部5dの形成とジッパー11の閉鎖後、熱融着部5dの裏面側吸引孔8部分を打ち抜いて、裏面側吸引孔8を内包する単一の貫通孔を吊り下げ孔10として形成する。
以上の説明は、ジッパー11が閉じた状態での裏面フィルム3側の収納部9bへの充填、ジッパー11の開放、ジッパー11が開放した状態での表面フィルム1側の収納部9aへの充填の順で説明したが、ジッパー11が開放した状態での表面フィルム1側の収納部9aへの充填、ジッパー11の閉鎖、ジッパー11が閉じた状態での裏面フィルム3側の収納部9bへの充填の順で行うこともできる。しかし、本例の多室包装袋4のように、ジッパー11付きの袋の場合、異物の混入を抑制するため、できるだけジッパー11を閉じた状態で移送することが好ましい。このため、包装体の製造手順は、ジッパー11が閉じた状態で移送されて来た多室包装袋4をそのままの状態で製造工程で使用できることが好ましく、ジッパー11が閉じた状態での裏面フィルム3側の収納部9bへの充填、ジッパー11の開放、ジッパー11が開放した状態での表面フィルム1側の収納部9aへの充填の順で行うことが好ましい。
本発明で用いる多室包装袋4は、それぞれ別々に切り離された表面フィルム1、分割フィルム2及び裏面フィルム3を用いたものの他、図21に示されるように、1枚のフィルムを二つ折りにして、1片を表面フィルム1、他片を及び裏面フィルム3とし、両者間に分割フィルム2を挟み込んだものでもよい。また、図22に示されるように、1片を表面フィルム1、他片を分割フィルム2aとした二つ折りのフィルムと、1片を裏面フィルム3、他片を分割フィルム2bとした二つ折りフィルムを組み合わせたものとすることもできる。さらには、少なくとも1つの収納部9a,9b,…に底部ガゼットを設けた自立型の袋とすることもできる。
図23に示されるように、表面側吸引孔7(7a,7b,…)と裏面側吸引孔8(8a,8b,…)は、同形同大の孔ではなく、異なる形状及び大きさの孔とすることができる。また、吊り下げ孔10の形状及び大きさも、例えば楕円孔、コーナーに丸味を持たせた三角形状(おにぎり形)、ひょうたん形など、表面側吸引孔7(7a,7b,…)と裏面側吸引孔8(8a,8b,…)の大きさ、形状、位置などに応じて選択することができる。
なお、以上説明したいずれの例も、表面フィルム1、分割フィルム2(2a,2b,…)及び裏面フィルム3が同形同大となっているが、少なくとも開口部6側の縁部が揃った状態で組み合わせられる場合、表面フィルム1及び/又は裏面フィルム3を他のフィルムと大きさの異なるものとすることもできる。
第一の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図である。 第一の例に係る多室包装袋の斜視図である。 第一の例に係る多室包装袋の表面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 第一の例に係る多室包装袋の裏面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 被包装物を充填した第一の例に係る多室包装袋の開口部側の縁部を熱融着した状態の平面図である。 製造された包装体の平面図である。 第二の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図である。 第二の例に係る多室包装袋の斜視図である。 第二の例に係る多室包装袋の表面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 第二の例に係る多室包装袋の裏面フィルム側の収納部への被包装物の充填時の説明図である。 第二の例に係る多室包装袋の中央部の収納部への被包装物充填時の説明図である。 被包装物を充填した第二の例に係る多室包装袋の開口部側の縁部を熱融着した状態の平面図である。 製造された包装体の平面図である。 本発明の第三の例に係る多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の説明図である。 本発明の第三の例に係る多室包装袋の斜視図である。 本発明の第三の例に係る多室包装袋の裏面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 本発明の第三の例に係る多室包装袋のジッパーの開放時の説明図である。 本発明の第三の例に係る多室包装袋の表面フィルム側の収納部への被包装物充填時の説明図である。 被包装物を充填した第三の例に係る多室包装袋の開口部側の縁部を熱融着した状態の平面図である。 製造された包装体の平面図である。 多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の他の例を示す説明図である。 多室包装袋を構成するフィルムの組み合わせ状態の他の例を示す説明図である。 表面側吸引孔、裏面側吸引孔及び吊り下げ孔の他の例を示す平面図である。
符号の説明
1 一方のフィルム(表面フィルム)
2 分割フィルム
2a 分割フィルム
2b 分割フィルム
3 他方のフィルム(裏面フィルム)
4 多室包装袋
5a 熱融着部
5b 熱融着部
5c 熱融着部
5d 熱融着部
6 開口部
6a 開口部
6b 開口部
6c 開口部
7 吸引孔(表面側吸引孔)
7a 吸引孔(表面側吸引孔)
7b 吸引孔(表面側吸引孔)
8 吸引孔(裏面側吸引孔)
8a 吸引孔(裏面側吸引孔)
8b 吸引孔(裏面側吸引孔)
9a 収納部
9b 収納部
9c 収納部
10 吊り下げ孔
11 ジッパー
11a 雄型
11b 雌型
12 解除具
A1 吸引位置
A2 吸引位置
A3 吸引位置
B1 吸引位置
B2 吸引位置
B3 吸引位置

Claims (1)

  1. 表裏いずれか一方に位置する一方のフィルムと、他方に位置する他方のフィルムとの間に、一方のフィルムと他方のフィルム間の開口部を複数に分割して1又は複数枚の分割フィルムが挟み込まれ、一方のフィルムと他方のフィルムとの間が複数の収納部に分割された袋状をなし、吸引盤による吸引により各収納部を選択的に開放するための1又は複数の吸引孔が開口部側の縁部に形成された多室包装袋を用いた包装体の製造方法において、
    各収納部に被包装物を充填後、袋の開口部側の縁部を熱融着し、1又は複数総ての吸引孔を内包する熱融着部を形成した後、熱融着部に1又は複数総ての吸引孔を含む単一の貫通孔を吊り下げ孔として形成することを特徴とする多室包装袋を用いた包装体の製造方法。
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