JP5303240B2 - 転がり軸受および回転軸支持構造 - Google Patents

転がり軸受および回転軸支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5303240B2
JP5303240B2 JP2008271661A JP2008271661A JP5303240B2 JP 5303240 B2 JP5303240 B2 JP 5303240B2 JP 2008271661 A JP2008271661 A JP 2008271661A JP 2008271661 A JP2008271661 A JP 2008271661A JP 5303240 B2 JP5303240 B2 JP 5303240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
rolling bearing
resin retaining
ring
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008271661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010101364A (ja
Inventor
昭彦 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2008271661A priority Critical patent/JP5303240B2/ja
Priority to CN200980141598.3A priority patent/CN102187106B/zh
Priority to DE112009002563T priority patent/DE112009002563T5/de
Priority to PCT/JP2009/067059 priority patent/WO2010047213A1/ja
Publication of JP2010101364A publication Critical patent/JP2010101364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5303240B2 publication Critical patent/JP5303240B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/60Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/07Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
    • F16C35/077Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • F16C43/04Assembling rolling-contact bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/44Needle bearings
    • F16C19/46Needle bearings with one row or needles
    • F16C19/466Needle bearings with one row or needles comprising needle rollers and an outer ring, i.e. subunit without inner ring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Description

この発明は、転がり軸受および回転軸支持構造に関するものであり、特に、温度変化が大きい環境で使用される転がり軸受および回転軸支持構造に関するものである。
外輪、針状ころおよび保持器で構成されるニードル軸受は、軸受投影面積が小さいにもかかわらず、高荷重の負荷を受けることができ、かつ高剛性である。したがって、このような特性を活かして、自動車用部品、特に自動車エンジンのクランク軸を支持する軸受として有効に利用されている。自動車のエンジン用の軸受は、−30℃付近の冷間時から150℃付近の運転時まで、幅広い温度環境で使用される。
クランク軸支持用のニードル軸受をクランク軸へ組込む場合、カウンターウェイト等とニードル軸受とが干渉してしまうため、軸方向からの組込みは困難である。したがって、各構成部品を周方向に分割した軸受が適用される。このような軸受は、クランク軸の外径側から各構成部品を配置して組込むことができるため、組込み時におけるカウンターウェイト等との干渉を回避することができる。なお、このような軸受が、米国特許第1920148号(特許文献1)に開示されている。
ここで、外輪を2つに分割した形式の軸受について、組込み時や運転時において、各分割外輪部品を合わせた分割面がずれてしまうおそれがある。そこで、特開平6−81846号公報(特許文献2)に開示の技術では、2つの分割外輪の外径面に跨る環状溝を設け、これにサークリップを嵌合させて、分割面のずれを防止している。また、上記した環状溝およびサークリップを設ける構成に加え、熱膨張時に生じる外輪とハウジングとの径方向のすき間を補正するための結合兼熱膨張補正バンドを備える技術が、特開平6−109025号公報(特許文献3)に開示されている。
また、上記した軸受は、ころが負荷域を転動する際に、騒音や振動が発生する。特に、外輪等が分割されている場合、このような問題が顕著に表れる。このような問題に対し、特開平6−229415号公報(特許文献4)に開示の技術では、外輪とシリンダブロックとの間にオイルフィルム形成部を設け、これによりオイルフィルムを形成して騒音や振動を吸収することにしている。
ここで、クランク軸を支持する従来のクランク軸支持構造の構成について、説明する。図10は、従来におけるクランク軸支持構造をクランク軸の回転軸線方向から見た図である。図11は、図10に示すクランク軸支持構造の一部を、図10中のIX−IX断面で切断した場合の断面図である。なお、クランク軸の回転軸線方向は、紙面表裏方向となる。また、理解の容易の観点から、図10は、クランク軸支持構造の一部を分解した状態を示している。
図10および図11を参照して、クランク軸支持構造101は、クランク軸102と、クランク軸102を支持する転がり軸受103と、転がり軸受103を取付けるエンジンブロック104とを含む。転がり軸受103は、外輪106と、複数のころ107と、複数のころを保持する保持器108とを備える。外輪106は、2つの分割外輪部品109a、109bに分割可能である。保持器108についても、2つの分割保持器部品110a、110bに分割可能である。エンジンブロック104は、2つの分割エンジンブロック部品105a、105bに分割可能である。転がり軸受103を挟んで分割エンジンブロック部品105a、105bをボルト(図示せず)によって締結することにより、転がり軸受103をエンジンブロック104に取付ける。
クランク軸102ところ107との間には、径方向のすき間、すなわち、図11中の寸法Xで示されるラジアルすき間が設けられている。このラジアルすき間の寸法を適正に保つことにより、ころ107の円滑な転動等が可能になる。また、エンジンブロック104には、締め代Yが設けられており、これにより、転がり軸受103を締まり嵌めにして、外輪106のクリープを防止している。なお、本図面および以下の図面において、ラジアルすき間および締め代については、理解の容易の観点から、誇張して大きく図示している。
エンジンブロック104の素材については、一般的には、軽量化等の観点から、アルミニウム合金が使用されている。一方、クランク軸102や転がり軸受103の外輪106の素材については、剛性確保等の観点から、鋼が使用されている。
米国特許第1920148号 特開平6−81846号公報 特開平6−109025号公報 特開平6−229415号公報
上記した構成の転がり軸受103は、組込み性の容易化の観点から外輪が分割されているため、組込まれた各外輪部品の分離を防止する必要がある。特許文献2および特許文献3の技術では、2つの外輪部品に跨る環状溝を設ける必要があり、加工が困難である。そうすると、高コストとなり、生産性を悪化させることになる。
さらに、上記した構成のクランク軸支持構造101は、高温環境や低温環境等、種々の環境で使用される。この場合、クランク軸支持構造101を構成する各構成部材の熱膨張係数が異なるため、ラジアルすき間の寸法Xおよび締め代Yが適切に保てなくなるおそれがある。
これについて、詳細に説明する。図12は、高温環境、具体的には、150℃付近におけるクランク軸支持構造101の一部を示す断面図であり、図11に対応する部分である。図13は、低温環境、具体的には、−30℃付近におけるクランク軸支持構造101の一部を示す断面図であり、図11に対応する部分である。なお、図11は、常温環境、具体的には、20℃付近におけるクランク軸支持構造101の一部を示す断面図である。
図10〜図13を参照して、エンジンブロック104の素材であるアルミニウム合金の熱膨張係数の方が、クランク軸102および外輪106の素材である鋼の熱膨張係数よりも大きい。したがって、高温環境において、適切な量の締め代Yを確保できるよう構成する必要がある。しかし、このように構成すると、常温環境および低温環境において締め代Y、Yが大きくなりすぎ、組込み性が悪化してしまう。また、低温環境におけるラジアルすき間の寸法Xも負になってしまうおそれがある。このような状況は、クランク軸支持構造101を含むエンジンの始動を困難にするのみならず、焼付きやかじりを招くおそれがある。さらに、各環境下におけるラジアルすき間の寸法X、X、Xの変位量が大きいと、クランク軸102の安定した回転が得られず、クランク軸102の振れ回り等を発生させて、騒音や振動が発生することになる。
ここで、特許文献4によると、オイルシールにより形成されるオイルフィルムにより、転がり軸受103の騒音や振動を低減している。しかし、オイルシールは、長期間高温のエンジンオイルに曝されるため、シール性が損なわれるおそれがある。そうすると、騒音や振動を低減することができない。
この発明の目的は、生産性および組込み性が良好であり、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる転がり軸受を提供することである。
この発明の他の目的は、軸受の生産性および組込み性が良好であり、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる回転軸支持構造を提供することである。
この発明に係る転がり軸受は、複数の分割外輪部品を周方向に配置して形成される外輪と、外輪の軌道面を転動する複数のころと、すき間を形成するように環状部材の周方向の一箇所を切断した形状であって、外輪と接触するように外輪の外径側に配置され、複数の分割外輪部品の径方向の動きを規制する樹脂止め輪とを備える。
このように構成することにより、分割外輪部品を回転軸の外径側から配置して外輪を形成し、すき間を形成するように環状部材の周方向の一箇所を切断した形状の樹脂止め輪を弾性変形させて外径側から配置させ、転がり軸受を組込むことができる。そうすると、組込み性を良好にすることができる。この場合、樹脂止め輪により、分割外輪部品の径方向の動きを規制し、外輪の分離を防止することができる。そうすると、外輪に特別の加工を施すことなく、かつ、樹脂止め輪は単純な形状であるため、生産性を良好にすることができる。また、転がり軸受が高温環境および低温環境に配置されても、樹脂製の樹脂止め輪の径方向の寸法を調整して、ラジアルすき間や締め代を適正に保つことができる。そうすると、外輪のクリープや焼付き、かじりを防止することができる。また、回転軸の振れ回りを防止して、騒音や振動を低減することができる。さらに、樹脂止め輪によって騒音や振動を吸収することができるため、騒音や振動を低減することができる。したがって、このような転がり軸受は、組込み性および生産性を良好にして、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる。
好ましくは、常温状態において、外輪の外径側に樹脂止め輪が配置された際に、樹脂止め輪の外径寸法は、外輪の外径寸法よりも大きい。こうすることにより、常温状態において、外輪と、外輪の外径側に配置されるハウジング等との間に樹脂止め輪を介在させることができ、回転時における外輪のクリープを防止すると共に、騒音や振動をより低減することができる。
さらに好ましくは、常温状態において、すき間の周方向の長さをDとし、外輪の外径をDとすると、0<D≦0.4Dの関係を有する。こうすることにより、より確実に外輪の分離の防止等を図ることができる。
さらに好ましい一実施形態として、回転軸線に垂直な方向に樹脂止め輪を切断した場合の樹脂止め輪の断面は、略C字状である。
さらに好ましい一実施形態として、樹脂止め輪を周方向に切断した場合の断面は、矩形状である。
さらに好ましくは、樹脂止め輪は、軸方向に複数設けられている。こうすることにより、より確実に外輪の分離の防止等を図ることができる。
さらに好ましくは、外輪の外径面には、径方向内側に凹んだ溝部が設けられており、樹脂止め輪は、溝部に嵌め込むように配置される。こうすることにより、樹脂止め輪の軸方向の移動を規制することができる。また、溝部を利用して、径方向の寸法をより適切に調整することができる。
この発明の他の局面においては、回転軸支持構造は、回転軸と、上記したいずれかに記載され、回転軸を支持する転がり軸受と、転がり軸受の外径側に配置されるハウジングとを含む。
このような回転軸支持構造は、軸受の生産性および組込み性が良好であり、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる。
好ましくは、樹脂止め輪の熱による線膨張係数は、ハウジングの熱による線膨張係数よりも大きく、ハウジングの熱による線膨張係数は、回転軸および外輪の熱による線膨張係数よりも大きい。このように構成することにより、確実に、低温環境および高温環境における騒音や振動の低減を図ることができる。
さらに好ましい一実施形態として、回転軸および外輪は、鋼製であり、ハウジングは、アルミニウム合金製である。
この発明に係る転がり軸受によれば、分割外輪部品を回転軸の外径側から配置して外輪を形成し、すき間を形成するように環状部材の周方向の一箇所を切断した形状の樹脂止め輪を弾性変形させて外径側から配置させ、転がり軸受を組込むことができる。そうすると、組込み性を良好にすることができる。この場合、樹脂止め輪により、分割外輪部品の径方向の動きを規制し、外輪の分離を防止することができる。そうすると、外輪に特別の加工を施すことなく、かつ、樹脂止め輪は単純な形状であるため、生産性を良好にすることができる。また、転がり軸受が高温環境および低温環境に配置されても、樹脂製の樹脂止め輪の径方向の寸法を調整して、ラジアルすき間や締め代を適正に保つことができる。そうすると、外輪のクリープや焼付き、かじりを防止することができる。また、回転軸の振れ回りを防止して、騒音や振動を低減することができる。さらに、樹脂止め輪によって騒音や振動を吸収することができるため、騒音や振動を低減することができる。したがって、このような転がり軸受は、組込み性および生産性を良好にして、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる。
また、この発明に係る回転軸支持構造によれば、軸受の生産性および組込み性が良好であり、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る転がり軸受に備えられる樹脂止め輪を示す図である。図2は、図1に示す樹脂止め輪の一部を、図1中の矢印IIで示す方向から見た拡大図である。なお、図1は、軸方向、すなわち、後述する転がり軸受に配置された際に、転がり軸受の回転軸線方向から見た図に相当する。
図1および図2を参照して、樹脂止め輪11aは、樹脂製であって、すき間13を形成するように環状部材の周方向の一箇所を切断した形状である。すなわち、樹脂止め輪11aは、周方向に対向する2つの端部12a、12bを有し、端部12a、12b間にすき間13を有する構造である。端部12a、12b同士は、連結されていない。常温状態、ここでは、20℃において、端部12a、12b同士は離れている。端部12a、12bの形状は、後述する転がり軸受に配置された際に、軸方向に延びる平面で切断した形状である。すなわち、端部12a、12bにおいて、それぞれ端部12b、12aに対向する面は、平らである。なお、樹脂止め輪11aを周方向に切断した場合の断面は、矩形状である。樹脂止め輪11aは、すき間13を広げるように弾性変形が可能である。また、樹脂止め輪11aは、ここでは、紙面表裏方向に相当するが、回転軸線に垂直な方向に切断した場合の断面が、略C字状である。
このような樹脂止め輪11aは、比較的単純な形状であるため、樹脂止め輪11aの生産性を良好にすることができる。このような形状の樹脂止め輪11aは、例えば、まず、樹脂製の環状の部材を製造し、この環状部材の周方向の一箇所を、すき間13を形成するように切断して製造してもよいし、全体の形状が図1に示すような略C形状となる金型を用いて、射出成形等により製造してもよい。また、棒状の樹脂部材を円環状に折曲げて、上記した形状の樹脂止め輪11aを製造することにしてもよい。
次に、図1および図2に示す樹脂止め輪11aを備える転がり軸受の構成について説明する。図3は、図1および図2に示す樹脂止め輪11aを備え、この発明の一実施形態に係る転がり軸受21を示す図である。図3は、転がり軸受21によって支持されるクランク軸等の回転軸の回転軸線(図示せず)方向から見た図である。なお、図3に示す状態は、常温状態、具体的には、20℃付近の状態を示す図である。図4は、図3に示す転がり軸受21を、図3中のIV−IV断面で切断した場合の断面図である。図5は、図3に示す転がり軸受21を、図3中の矢印Vの方向から見た図である。
図1〜図5を参照して、転がり軸受21は、外輪22と、複数のころ23と、ころ23を保持する保持器24と、転がり軸受21の外径側に配置される2つの樹脂止め輪11a、11bとを備える。樹脂止め輪11bは、樹脂止め輪11aと同様の構成であるため、その説明を省略する。
ころ23は、外輪22の内径側に位置する軌道面27上を転動する。保持器24は、複数のころ23を収容する複数のポケット(図示せず)を有する。ころ23を保持する保持器24は、2つの分割保持器部品26a、26bから形成される。各分割保持器部品26a、26bは、環状の保持器24を、転がり軸受21の回転軸線を含み、回転軸線と平行な平面で切断した形状である。すなわち、保持器24は、2つの分割保持器部品26a、26bに分割可能であり、分割保持器部品26a、26bを周方向に配置して形成される。各分割保持器部品26a、26bは、それぞれころ23を保持することができる。
外輪22は、2つの分割外輪部品25a、25bから形成される。各分割外輪部品25a、25bは、環状の外輪22を、転がり軸受21の回転軸線を含み、回転軸線と平行な平面で切断した形状である。すなわち、外輪22は、2つの分割外輪部品25a、25bに分割されており、分割外輪部品25a、25bを周方向に配置して形成される。
分割外輪部品25aには、外径面28aから径方向内側に凹んだ2つの溝部29a、29cが設けられている。溝部29a、29cは、軸方向の異なる位置に設けられている。同様に、分割外輪部品25bには、外径面28bから径方向内側に凹んだ2つの溝部29b、29dが設けられている。分割外輪部品25a、25bを組み合わせて外輪22を形成した際に、溝部29a、29bおよび溝部29c、29dはそれぞれ、環状に連なる形状となる。なお、このような溝部29a〜29dは、外輪分割部品25a、25bのそれぞれの外径面28a、28bの一部を切削加工等することにより容易に形成される。
ここで、樹脂止め輪11a、11bは、外輪22と接触するように外輪22の外径側に配置され、複数の分割外輪部品25a、25bの径方向の動きを規制する。ここでは、樹脂止め輪11aは、溝部29a、29bに嵌め込むように転がり軸受21の外径側に配置される。同様に、樹脂止め輪11bは、溝部29c、29dに嵌め込むように転がり軸受21の外径側に配置される。すなわち、樹脂止め輪11a、11bはそれぞれ、軸方向の異なる位置に設けられる。
こうすることにより、分割外輪部品25a、25bの径方向の動きを規制して、外輪22の分離を防止することができる。この場合、軸方向の異なる位置に設けられた2つの樹脂止め輪11a、11bにより、より確実に外輪22の分離を防止することができる。また、溝部29a〜29dに嵌め込むように配置されているため、樹脂止め輪11a、11bの軸方向の移動を規制して、樹脂止め輪11a、11bをより確実に外輪22の外径面28a、28b側に配置させることができる。また、後述するように、溝部29a〜29dを利用して、転がり軸受21の径方向の寸法をより適切に調整することができる。すなわち、外径面28a、28bから径方向に突出する突出量を、溝部29a〜29bの深さ、具体的には、径方向の凹み量により調整することができる。
なお、常温状態において、外輪22の外径側に樹脂止め輪11a、11bが配置された際に、樹脂止め輪11a、11bの外径寸法は、外輪22の外径寸法よりも大きい。具体的には、溝部29a〜29dに嵌め込まれた樹脂止め輪11a、11bは、常温状態において、外径面28a、28bよりも若干突出している。こうすることにより、常温状態において、外輪22と、外輪22の外径側に配置される後述するハウジング等との間に樹脂止め輪11a、11bを介在させることができ、回転時における外輪22のクリープを防止すると共に、騒音や振動をより低減することができる。
次に、上記した転がり軸受21を含む回転軸支持構造、ここでは、回転軸をクランク軸としたクランク軸支持構造の構成について説明する。図6は、この発明の一実施形態に係る転がり軸受21を含むクランク軸支持構造をクランク軸の回転軸線方向から見た図である。なお、理解の容易の観点から、図6は、上記した図10と同様に、クランク軸支持構造の一部を分解した状態を示している。
図1〜図6を参照して、クランク軸支持構造31は、回転軸としてのクランク軸32と、クランク軸32を支持する上記した構成の転がり軸受21と、転がり軸受21の外径側に配置され、転がり軸受21を取り付けるハウジングとしてのエンジンブロック33とを含む。エンジンブロック33は、周方向に分割される2つの分割エンジンブロック部品34a、34bに分割可能である。転がり軸受21を挟んで分割エンジンブロック部品34a、34bをボルト(図示せず)によって締結することにより、転がり軸受21をエンジンブロック33に取付ける。なお、クランク軸32および外輪22は、鋼製であり、エンジンブロック33は、アルミニウム合金製である。また、上記した樹脂止め輪11a、11bの熱による線膨張係数は、エンジンブロック33の熱による線膨張係数よりも大きく、エンジンブロック33の熱による線膨張係数は、クランク軸32および外輪の熱による線膨張係数よりも大きく構成されている。
ここで、クランク軸32への転がり軸受21の組込み方法について説明する。まず、クランク軸32の外径側から、ころ23を保持した分割保持器部品26a、26bを配置させる。次に、分割保持器部品26a、26bの外径側から、分割外輪部品25a、25bを配置させる。その後、分割外輪部品25a、25bの外径側から樹脂止め輪11a、11bの弾性変形を利用して、樹脂止め輪11a、11bを配置させる。この場合、溝部29a〜29dに嵌め込むように配置する。このようにして、転がり軸受21をクランク軸32の外径側から組込む。その後、転がり軸受21をエンジンブロック33に取付ける。
このように構成することにより、転がり軸受21の各構成部品をクランク軸32の外径側から組込むことができる。そうすると、クランク軸32の軸方向に位置するカウンターウェイト(図示せず)等との干渉を防止して組込むことができる。この場合、分割樹脂止め輪11a、11bを外径側から配置させることができるため、組込み性を良好にすることができる。すなわち、環状部材を圧入する際に生ずるかじり等を防止することができる。また、樹脂止め輪11a、11bにより、分割外輪部品25a、25bの径方向の動きを規制し、外輪22の分離を防止することができる。さらに、エンジンブロック33と転がり軸受21の外輪22との間には、樹脂止め輪11a、11b介在しているため、樹脂止め輪11a、11bによって、転がり軸受21の騒音や振動を吸収することができる。したがって、騒音や振動を低減することができる。また、樹脂止め輪11a、11bによって、転がり軸受21の径方向の寸法を調整し、ラジアルすき間や締め代を適切に保つことができる。
これを、図7、図8および図9を参照して説明する。図7は、常温環境、具体的には、20℃付近におけるクランク軸支持構造31の一部を示す断面図であり、図4の一部に対応する部分である。図8は、高温環境、具体的には、150℃付近におけるクランク軸支持構造31の一部を示す断面図であり、図7に対応する部分である。図9は、低温環境、具体的には、−30℃付近におけるクランク軸支持構造31の一部を示す断面図であり、図7に対応する部分である。なお、熱による線膨張係数は、鋼製のクランク軸32および外輪22、アルミニウム合金製のエンジンブロック33、樹脂製の樹脂止め輪11a、11bの順に大きくなる。
図7〜図9を参照して、転がり軸受21の内径側には、クランク軸32が配置される。常温環境において、ラジアルすき間の寸法Aを適正にするよう、樹脂止め輪11a、11bの厚み等を調整する。この場合、外輪22とエンジンブロック33との間には、締め代を設けず、エンジンブロック33と樹脂止め輪11a、11bとの間に締め代を設ける。
高温環境においては、クランク軸32、外輪22、エンジンブロック33および樹脂止め輪11a、11bがそれぞれ径方向外側に熱膨張する。ここで、エンジンブロック33の熱による線膨張係数の方が外輪22の熱による線膨張係数よりも大きいため、外輪22とエンジンブロック33とのすき間が大きくなる。しかし、エンジンブロック33の熱による線膨張係数よりも樹脂止め輪11a、11bの熱による線膨張係数の方が大きいため、樹脂止め輪11a、11bの熱膨張により外輪22とエンジンブロック33とのすき間を埋めることができる。すなわち、樹脂止め輪11a、11bとエンジンブロック33との間に締め代を有することになる。一方、ころ23とクランク軸32との間のラジアルすき間の寸法Aについても、外輪22とクランク軸32の材質は同じであるため、適正にすることができる。
低温環境においては、クランク軸32、外輪22、エンジンブロック33および樹脂止め輪11a、11bがそれぞれ径方向内側に熱収縮する。ここで、エンジンブロック33の熱による線膨張係数の方が外輪22の熱による線膨張係数よりも大きいため、外輪22とエンジンブロック33とのすき間が小さくなる。しかし、エンジンブロック33の熱による線膨張係数よりも樹脂止め輪11a、11bの熱による線膨張係数の方が大きいため、樹脂止め輪11a、11bの熱収縮および溝部29a〜29dの利用により、樹脂止め輪11a、11bとエンジンブロック33とが当接せず、外輪22とエンジンブロック33とが当接して、すき間をなくすことができる。すなわち、外輪22とエンジンブロック33との間に締め代Bを有することになる。一方、ころ23とクランク軸32との間のラジアルすき間の寸法Aについても、適正にすることができる。
表1に、上記した構成の転がり軸受21を含むクランク軸支持構造31において、各環境下における径方向の寸法等を測定した結果を示す。また、表2に、図10等に示す従来の転がり軸受を含むクランク軸支持構造において、各環境下における径方向の寸法等を測定した結果を示す。
Figure 0005303240
Figure 0005303240
表1および表2を参照して、ラジアルすき間については、従来におけるクランク軸支持構造においては、0.002mm〜0.050mmの間で変位している。これに対し、上記した構成のクランク軸支持構造31においては、0.002mm〜0.015mmとなり、変位量が小さくなっている。したがって、ラジアルすき間の変位量を少なくして適正に保ってクランク軸32の安定した回転を確保することができ、騒音や振動を低減することができる。
また、締め代については、従来におけるクランク軸支持構造においては、150℃での締め代を確保すると、−30℃での締め代は0.045mmまで大きくなる。これに対し、上記した構成のクランク軸支持構造31においては、外輪22とエンジンブロック33との間に配置される樹脂止め輪11a、11bにより、−30℃における締め代を考慮し、確保するのみでよい。このように、各環境下におけるラジアルすき間および締め代を適切にすることができる。
以上より、このような転がり軸受21は、組込み性および生産性を良好にして、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる。
また、このようなクランク軸支持構造31は、転がり軸受21の生産性および組込み性が良好であり、騒音や振動を低減すると共に、焼付きやかじりを低減することができる。
なお、常温状態において、すき間13の周方向の長さをDとし、外輪の外径をDとすると、0<D≦0.4Dの関係を有することが好ましい(図5参照)。こうすることにより、より確実に外輪22の分離の防止等を図ることができる。
また、上記の実施の形態においては、2つの樹脂止め輪11a、11bを転がり軸受21に設けることにしたが、これに限らず、1つの樹脂止め輪のみを設ける構成にしてもよいし、3つ以上の樹脂止め輪を設けることにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、外輪22の外径面28a、28bに設けた溝部29a〜29dに樹脂止め輪11a、11bを嵌め込むようにして設けることにしたが、これに限らず、外径面28a、28bに溝部29a〜29dを設けず、外径面28a、28bにそのまま樹脂止め輪11a、11bを嵌めるようにしてもよい。こうすることにより、外輪に特別の加工を施すことなく、外輪の分離を防止することができる。また、溝部29a〜29dは、環状に連なる構成でなくともよく、周方向の各所に溝状の部分を形成し、この溝状の部分に樹脂止め輪の一部を嵌め込むように構成してもよい。
また、樹脂止め輪11a、11bは、断面矩形状としたが、これに限らず、断面丸穴形状等であってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係る転がり軸受および回転軸支持構造は、自動車用部品として有効に利用される。
この発明の一実施形態に係る転がり軸受に備えられる樹脂止め輪を示す図である。 図1に示す樹脂止め輪の一部を外径側から見た拡大図である。 この発明の一実施形態に係る転がり軸受を示す図である。 図3に示す転がり軸受の断面図である。 図3に示す転がり軸受を図3中の矢印Vの方向から見た図である。 この発明の一実施形態に係る転がり軸受を含むクランク軸支持構造を示す図である。 常温環境において、図6に示すクランク軸支持構造の一部を示す断面図である。 高温環境において、図6に示すクランク軸支持構造の一部を示す断面図である。 低温環境において、図6に示すクランク軸支持構造の一部を示す断面図である。 従来におけるクランク軸支持構造の一部を示す図である。 常温環境において、図10に示すクランク軸支持構造の一部を示す図である。 高温環境において、図10に示すクランク軸支持構造の一部を示す断面図である。 低温環境において、図10に示すクランク軸支持構造の一部を示す断面図である。
符号の説明
11a,11b 樹脂止め輪、12a,12b 端部、13 すき間、21 転がり軸受、22 外輪、23 ころ、24 保持器、25a,25b 分割外輪部品、26a,26b 分割保持器部品、27 軌道面、28a,28b 外径面、29a,29b,29c,29d 溝部、31 クランク軸支持構造、32 クランク軸、33 エンジンブロック、34a,34b 分割エンジンブロック部品。

Claims (7)

  1. 複数の分割外輪部品を周方向に配置して形成される外輪と、
    前記外輪の軌道面を転動する複数のころと、
    すき間を形成するように環状部材の周方向の一箇所を切断した形状であって、前記外輪と接触するように前記外輪の外径側に配置され、前記複数の分割外輪部品の径方向の動きを規制する樹脂止め輪とを備え
    常温状態において、前記外輪の外径側に前記樹脂止め輪が配置された際に、前記樹脂止め輪の外径寸法は、前記外輪の外径寸法よりも大きく、
    常温状態において、前記すき間の周方向の長さをD とし、前記外輪の外径をD とすると、0<D ≦0.4D の関係を有し、
    前記外輪の外径面には、径方向内側に凹んだ溝部が設けられており、
    前記溝部は、周方向に真直ぐな方向に延びるよう構成されており、
    前記樹脂止め輪は、前記溝部に嵌め込むように配置される、転がり軸受。
  2. 回転軸線に垂直な方向に前記樹脂止め輪を切断した場合の前記樹脂止め輪の断面は、略C字状である、請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 前記樹脂止め輪を周方向に切断した場合の断面は、矩形状である、請求項1または2に記載の転がり軸受。
  4. 前記樹脂止め輪は、軸方向に複数設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の転がり軸受。
  5. 回転軸と、
    請求項1〜4のいずれかに記載され、前記回転軸を支持する転がり軸受と、
    前記転がり軸受の外径側に配置されるハウジングとを含む、回転軸支持構造。
  6. 前記樹脂止め輪の熱による線膨張係数は、前記ハウジングの熱による線膨張係数よりも大きく、
    前記ハウジングの熱による線膨張係数は、前記回転軸および前記外輪の熱による線膨張係数よりも大きい、請求項5に記載の回転軸支持構造。
  7. 前記回転軸および前記外輪は、鋼製であり、
    前記ハウジングは、アルミニウム合金製である、請求項5または6に記載の回転軸支持構造。
JP2008271661A 2008-10-22 2008-10-22 転がり軸受および回転軸支持構造 Expired - Fee Related JP5303240B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271661A JP5303240B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 転がり軸受および回転軸支持構造
CN200980141598.3A CN102187106B (zh) 2008-10-22 2009-09-30 滚动轴承及旋转轴支承结构
DE112009002563T DE112009002563T5 (de) 2008-10-22 2009-09-30 Wälzlager und Rotationswellen-Stützaufbau
PCT/JP2009/067059 WO2010047213A1 (ja) 2008-10-22 2009-09-30 転がり軸受および回転軸支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271661A JP5303240B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 転がり軸受および回転軸支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010101364A JP2010101364A (ja) 2010-05-06
JP5303240B2 true JP5303240B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=42119257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271661A Expired - Fee Related JP5303240B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 転がり軸受および回転軸支持構造

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5303240B2 (ja)
CN (1) CN102187106B (ja)
DE (1) DE112009002563T5 (ja)
WO (1) WO2010047213A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITTO20120918A1 (it) * 2012-10-17 2014-04-18 Skf Ab Dispositivo anti-slittamento per un anello di un cuscinetto di rotolamento e cuscinetto equipaggiato con lo stesso
CN102937138A (zh) * 2012-10-30 2013-02-20 无锡风电设计研究院有限公司 支承式滚子结构的滚动轴承
CN103206461B (zh) * 2013-03-21 2015-06-17 洛阳轴研科技股份有限公司 一种消除组配角接触球轴承高速所产生轴向热膨胀的方法
DE102013210693A1 (de) * 2013-06-07 2014-12-11 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Lageranordnung für zwei benachbarte Zahnräder, insbesondere für zwei Gangräder in einem Doppelkupplungsgetriebe
DE102014209105B4 (de) * 2014-05-14 2016-02-04 Aktiebolaget Skf Vorrichtung zur Demontage eines Lagerrings
CN104265771B (zh) * 2014-09-23 2017-02-15 徐州重型机械有限公司 一种轴承、滑轮总成、伸缩臂和起重机
EP3445983B1 (en) * 2016-04-21 2020-06-17 Safran Electrical & Power Bearing assembly for electrical generator
DE102018127029A1 (de) * 2018-10-30 2020-04-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Akustikoptimierte Lagereinheit
JP2020148316A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 Ntn株式会社 転がり軸受
CN113042764B (zh) * 2021-03-30 2022-03-01 河南科技大学 自补偿机床主轴轴承热诱导预紧力的轴承隔圈及生产方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1920148A (en) 1929-06-06 1933-07-25 Soudure Electr Antogene Sa Fusible electrode for electric welding
JPH0681846A (ja) 1992-08-31 1994-03-22 Ntn Corp 割り型軸受
JPH06109025A (ja) * 1992-09-29 1994-04-19 Ntn Corp 割り型軸受
JPH06229415A (ja) 1993-01-29 1994-08-16 Fuji Heavy Ind Ltd 内燃機関のクランクシャフト軸受
JP3356877B2 (ja) * 1994-05-31 2002-12-16 エヌティエヌ株式会社 分割軸受の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010101364A (ja) 2010-05-06
WO2010047213A1 (ja) 2010-04-29
CN102187106B (zh) 2016-02-03
CN102187106A (zh) 2011-09-14
DE112009002563T5 (de) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5303240B2 (ja) 転がり軸受および回転軸支持構造
WO2009142172A1 (ja) 二つ割り外輪、これを用いた二つ割り転がり軸受、転がり軸受の取付構造及び取付方法
EP2279352B1 (en) Bearing device for supercharger
JP4790341B2 (ja) 針状ころ軸受および軸受構造
JPWO2006098276A1 (ja) 針状ころ軸受およびその製造方法
EP1696143B1 (en) Double split bearing
JP2009008202A (ja) 転がり軸受の固定構造
JP2008095723A (ja) 転がり軸受
JP2010138753A (ja) 過給機の軸受装置
JP5762698B2 (ja) 分割型ニードル軸受及び軸受装置
JP2013174283A (ja) ソリッド形針状ころ軸受
JP5049044B2 (ja) 転がり軸受
JP2008232309A (ja) ころ軸受
JP2011127713A (ja) 玉軸受用保持器およびこれを備える玉軸受
JP2009019701A (ja) 分割型針状ころ軸受
JP2007024143A (ja) 割れ型転がり軸受
EP2620661A2 (en) Bearing assembly
JP2011252523A (ja) 転がり軸受装置
JPH06109025A (ja) 割り型軸受
JP4480639B2 (ja) 針状ころ軸受および外輪の製造方法
JP2014105733A (ja) 転がり軸受
JP3557265B2 (ja) アイドラプーリ
JP2000055055A5 (ja)
JP5012265B2 (ja) クランクシャフトの支持構造及びクランクシャフト用軸受
JP2008032069A (ja) 2分割ころ軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130219

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5303240

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees