JP2009008202A - 転がり軸受の固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】外輪のクリープを抑制し、耐久性に優れた転がり軸受の固定構造を提供することを目的とする。
【解決手段】軸受鋼で形成された内輪1と、軸受鋼で形成された外輪2と、内輪1と外輪2との間に転動自在に設けた複数の転動体であるボール3とを備えた転がり軸受を、ハウジング11に組み付け固定してなる転がり軸受の固定構造おいて、ハウジング11を外輪2より熱膨張係数の大きな材料であるアルミ合金で形成し、外輪2の外周面に周方向に延びる軸方向に一定の間隔を置いて形成された一対の止め輪用凹溝8、8内に該止め輪用凹溝から一部が突出するよう止め輪9をそれぞれ嵌入させ、ハウジング11の内周面への外輪2の嵌合保持時に外輪2の一対の止め輪用凹溝8、8に対応した位置に設けられた一対のクリープ防止用凹溝12、12に止め輪用凹溝8から突出する止め輪9の一部を嵌合させたものである。
【選択図】図1
【解決手段】軸受鋼で形成された内輪1と、軸受鋼で形成された外輪2と、内輪1と外輪2との間に転動自在に設けた複数の転動体であるボール3とを備えた転がり軸受を、ハウジング11に組み付け固定してなる転がり軸受の固定構造おいて、ハウジング11を外輪2より熱膨張係数の大きな材料であるアルミ合金で形成し、外輪2の外周面に周方向に延びる軸方向に一定の間隔を置いて形成された一対の止め輪用凹溝8、8内に該止め輪用凹溝から一部が突出するよう止め輪9をそれぞれ嵌入させ、ハウジング11の内周面への外輪2の嵌合保持時に外輪2の一対の止め輪用凹溝8、8に対応した位置に設けられた一対のクリープ防止用凹溝12、12に止め輪用凹溝8から突出する止め輪9の一部を嵌合させたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は自動車用トランスミッション等に用いられる転がり軸受の固定構造に関するものである。
一般に転がり軸受は、内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に配置された複数のボールとを備え、ハウジングに外輪が支持固定されるものである。
そして、ハウジングへの組付けを容易にするために、外輪はハウジングに対してルーズ嵌め合いになっている。
しかし、外輪とハウジングとの嵌め合いがルーズに設定されているため、エンジン振動や、高速回転する回転軸のアンバランス荷重が大きい場合にその荷重が外輪に作用することにより、外輪のクリープが発生するという問題があった。
そこで、従来より、外輪のクリープが発生することを防止するため、外輪の外周に溝を周設し、この溝に線膨張係数の大きな樹脂材料を被覆してクリープの防止を図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平1−77136号公報(第1〜2頁、第6図)
そして、ハウジングへの組付けを容易にするために、外輪はハウジングに対してルーズ嵌め合いになっている。
しかし、外輪とハウジングとの嵌め合いがルーズに設定されているため、エンジン振動や、高速回転する回転軸のアンバランス荷重が大きい場合にその荷重が外輪に作用することにより、外輪のクリープが発生するという問題があった。
そこで、従来より、外輪のクリープが発生することを防止するため、外輪の外周に溝を周設し、この溝に線膨張係数の大きな樹脂材料を被覆してクリープの防止を図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記のような従来の転がり軸受の場合、外輪の外周に周設した溝に線膨張係数の大きな樹脂材料を被覆したものでは、樹脂材料の温度変化が大きいために外輪と樹脂材料との間に緩みが生じたり、樹脂材料では耐久性の点で劣るという問題があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、外輪のクリープを抑制し、耐久性に優れた転がり軸受固定装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、外輪のクリープを抑制し、耐久性に優れた転がり軸受固定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る転がり軸受の固定構造は、内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に設けた複数の転動体とを備えた転がり軸受を、ハウジングに組み付け固定してなる転がり軸受の固定構造おいて、前記ハウジングを前記外輪より熱膨張係数の大きな材料で形成し、前記外輪の外周面に周方向に延びる軸方向に一定の間隔を置いて形成された一対の止め輪用凹溝内に該止め輪用凹溝から一部が突出するよう止め輪をそれぞれ嵌入させ、前記ハウジングの内周面への前記外輪の嵌合保持時に前記外輪の一対の止め輪用凹溝に対応した位置に設けられた一対のクリープ防止用凹溝に前記止め輪用凹溝から突出する前記止め輪の一部を嵌合させたものである。
本発明に係る転がり軸受の固定構造においては、転がり軸受が組み付け固定されるハウジングを転がり軸受の外輪より熱膨張係数の大きな材料で形成し、外輪の外周面に周方向に延びる軸方向に一定の間隔を置いて形成された一対の止め輪用凹溝内に該止め輪用凹溝から一部が突出するよう止め輪をそれぞれ嵌入させ、ハウジングの内周面への外輪の嵌合保持時に外輪の一対の止め輪用凹溝に対応した位置に設けられた一対のクリープ防止用凹溝に該止め輪用凹溝から突出する止め輪の一部を嵌合させるようにしたので、外輪に比べてハウジングの方が軸方向の線膨張が大きいため、外輪の一対の止め輪用凹溝の間隔に比べてハウジングの一対のクリープ防止用凹溝の間隔が大きく拡がることにより、各止め輪の一側面がクリープ防止用凹溝の側面に押当すると共に各止め輪のもう一側面が止め輪用凹溝の側面に押当し、外輪−止め輪−ハウジング間の接触に伴う摩擦抵抗を生じさせ、使用温度域において外輪のクリープを抑制し、耐久性に優れているという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の転がり軸受の固定構造の構成を示す断面図、図2は同転がり軸受の固定構造の止め輪部位の温度変化の状態を示す説明図である。
この転がり軸受は、図1に示すように、例えば軸受用鋼で形成された内輪1と、例えば軸受用鋼で形成された外輪2と、内輪1と外輪2との間に配置された複数の転動体である例えば軸受用鋼からなるボール3とを備えている。4は複数のボール3を周方向に一定間隔をあけて保持する保持器である。
また、内輪1と外輪2との間の両端部には芯金付きのゴムシール5、5を設けている。
外輪2の外周面7には周方向に延びる一対の止め輪用凹溝8、8を一定の間隔を置いて形成している。その一対の止め輪用凹溝8、8にそれぞれ例えば構造用鋼で形成された止め輪9を嵌入している。
図1は本発明の実施の形態1の転がり軸受の固定構造の構成を示す断面図、図2は同転がり軸受の固定構造の止め輪部位の温度変化の状態を示す説明図である。
この転がり軸受は、図1に示すように、例えば軸受用鋼で形成された内輪1と、例えば軸受用鋼で形成された外輪2と、内輪1と外輪2との間に配置された複数の転動体である例えば軸受用鋼からなるボール3とを備えている。4は複数のボール3を周方向に一定間隔をあけて保持する保持器である。
また、内輪1と外輪2との間の両端部には芯金付きのゴムシール5、5を設けている。
外輪2の外周面7には周方向に延びる一対の止め輪用凹溝8、8を一定の間隔を置いて形成している。その一対の止め輪用凹溝8、8にそれぞれ例えば構造用鋼で形成された止め輪9を嵌入している。
その止め輪9は円周方向の長さの一箇所に切断部を有するものである。止め輪9の厚みは止め輪用凹溝8の深さよりも厚く形成されている。
また、外輪2を嵌合保持するアルミ合金製のハウジング11の内周面には、外輪2の嵌合保持時に外輪2の一対の止め輪用凹溝8、8に対応した位置に一対のクリープ防止用凹溝12、12が一定の間隔を置いて設けられている。
また、外輪2を嵌合保持するアルミ合金製のハウジング11の内周面には、外輪2の嵌合保持時に外輪2の一対の止め輪用凹溝8、8に対応した位置に一対のクリープ防止用凹溝12、12が一定の間隔を置いて設けられている。
このように一対の止め輪用凹溝8、8に止め輪9がそれぞれ装着された外輪2がハウジング11に組み付けられた状態にあっては、一対の止め輪用凹溝8、8にそれぞれ装着された止め輪9、9の一部がハウジング11の一対のクリープ防止用凹溝12、12にも装着され、止め輪9は使用開始時の常温ではハウジング11に対する外輪2の位置決め部材として機能する(図2の(a)参照)。
そして、使用が開始されて使用温度が例えば80℃から120℃になると、ハウジング11がアルミ合金製であり、外輪2及び止め輪9は軸受鋼で形成されており、外輪2の軸受鋼とハウジング11のアルミ合金とでは軸方向の線膨張差があり、外輪2に比べてハウジング11の方が軸方向の線膨張が大きいため、図2の(b)に示すように、外輪2の一対の止め輪用凹溝8、8の間隔に比べてハウジングの11の一対のクリープ防止用凹溝12、12の間隔が大きく拡がることにより、各止め輪9の一側面がクリープ防止用凹溝12の側面に押当すると共に各止め輪9のもう一側面が止め輪用凹溝8の側面に押当し、外輪2−止め輪9−ハウジング11間が相互に接触して摩擦抵抗を生じさせ、使用温度域において外輪2のクリープを抑制することとなる。また、軸受鋼で形成された止め輪9を使用しているため、耐久性にも優れている。
なお、上記図2の(a)、(b)は本発明の作用、効果を分かり易くするために記載したもので、実際はミクロン単位(数十〜数百μm)の隙間しかなく、これら止め輪用凹溝8及びクリープ防止用凹溝12と止め輪9との隙間は目に見えない程度のものである。
また、ハウジング11の材質もアルミ合金に限定されるものではなく、外輪2及び止め輪9の軸受鋼に対して線膨張差が大きいものであればよい。
また、ハウジング11の材質もアルミ合金に限定されるものではなく、外輪2及び止め輪9の軸受鋼に対して線膨張差が大きいものであればよい。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2の転がり軸受の固定構造の構成を示す断面図である。
この実施の形態2は、実施の形態1と実質的な構造に基づく作用、効果は同じであるが、実施の形態1より組み付けを容易にしたものである。
この実施の形態2におけるハウジング11の一対のクリープ防止用凹溝12、12は次のようにして構成される。
ハウジング11の内周面に段部を有する切欠凹部11aを形成する。その凹部11aの幅は、実施の形態1の1つのクリープ防止用凹溝12の外側面からもう1つのクリープ防止用凹溝12の内側面までと同じ寸法とし、深さもクリープ防止用凹溝12の深さと同じ寸法とする。
図3は本発明の実施の形態2の転がり軸受の固定構造の構成を示す断面図である。
この実施の形態2は、実施の形態1と実質的な構造に基づく作用、効果は同じであるが、実施の形態1より組み付けを容易にしたものである。
この実施の形態2におけるハウジング11の一対のクリープ防止用凹溝12、12は次のようにして構成される。
ハウジング11の内周面に段部を有する切欠凹部11aを形成する。その凹部11aの幅は、実施の形態1の1つのクリープ防止用凹溝12の外側面からもう1つのクリープ防止用凹溝12の内側面までと同じ寸法とし、深さもクリープ防止用凹溝12の深さと同じ寸法とする。
また、ハウジング11の凹部11aが設けられた側の端面にボルト15で取り付けられる環状押え板13の内周縁に段部を有する切欠凹部13aが形成されている。その切欠凹部13aの幅と深さはクリープ防止用凹溝12と同じ幅と深さ寸法としている。
そして、ハウジング11の内周面に形成された切欠凹部11aに嵌め付けられる外輪2より熱膨張係数の大きな材料のスリーブ14を用意する。そのスリーブ14の幅と厚さはクリープ防止用凹溝12と同じ幅と深さ寸法とする。
そして、ハウジング11の内周面に形成された切欠凹部11aに嵌め付けられる外輪2より熱膨張係数の大きな材料のスリーブ14を用意する。そのスリーブ14の幅と厚さはクリープ防止用凹溝12と同じ幅と深さ寸法とする。
この実施の形態2の転がり軸受の固定構造の組み付けについて説明する。
まず、外輪2の一方の止め輪用凹溝8に止め輪9を装着する。
次に、外輪2の外周面にスリーブ14を嵌め付け、スリ−ブ14の一端を一方の止め輪用凹溝8に装着された止め輪9に当接させ、その後に外輪2のもう一方の止め輪用凹溝8に止め輪9を装着する。こうして2つの止め輪9,9間にスリーブ14が位置することになる。
まず、外輪2の一方の止め輪用凹溝8に止め輪9を装着する。
次に、外輪2の外周面にスリーブ14を嵌め付け、スリ−ブ14の一端を一方の止め輪用凹溝8に装着された止め輪9に当接させ、その後に外輪2のもう一方の止め輪用凹溝8に止め輪9を装着する。こうして2つの止め輪9,9間にスリーブ14が位置することになる。
しかる後に、一対の止め輪用凹溝8、8に装着された止め輪9,9間にスリーブ14が装着された外輪2をハウジング11の内周面に挿入する。そうすると、ハウジング11の切欠凹部11aとスリーブ14の一端部で1つのクリープ防止用凹溝12が形成される。
その後に、ハウジング11の凹部11aが設けられた側の端面に環状押え板13をネジ15で取り付ける。このとき、環状押え板13の切欠凹部13a内にもう1つの止め輪9が嵌め付けられ、環状押え板13の切欠凹部13aとスリーブ14の他端部でもう1つのクリープ防止用凹溝12が形成され、実施の形態1と同様の組み付け状態が構成される。
その後に、ハウジング11の凹部11aが設けられた側の端面に環状押え板13をネジ15で取り付ける。このとき、環状押え板13の切欠凹部13a内にもう1つの止め輪9が嵌め付けられ、環状押え板13の切欠凹部13aとスリーブ14の他端部でもう1つのクリープ防止用凹溝12が形成され、実施の形態1と同様の組み付け状態が構成される。
この実施の形態2では、ハウジング11に切欠凹部11aを形成し、切欠凹部13aを有する環状押え板13とハウジング11の切欠凹部11aに嵌め付けられるスリーブ14を用いることにより、一対の止め輪用凹溝8、8に止め輪9がそれぞれ装着された外輪2をハウジング11に組み付けることが容易になる。
1 内輪、2 外輪、3 ボール、4 保持器、5 ゴムシール、7 外周面、8 止め輪用凹溝、9 止め輪、11 ハウジング、12 クリープ防止用凹溝。
Claims (2)
- 内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に設けた複数の転動体とを備えた転がり軸受を、ハウジングに組み付け固定してなる転がり軸受の固定構造おいて、
前記ハウジングを前記外輪より熱膨張係数の大きな材料で形成し、
前記外輪の外周面に周方向に延びる軸方向に一定の間隔を置いて形成された一対の止め輪用凹溝内に該止め輪用凹溝から一部が突出するよう止め輪をそれぞれ嵌入させ、
前記ハウジングの内周面への前記外輪の嵌合保持時に前記外輪の一対の止め輪用凹溝に対応した位置に設けられた一対のクリープ防止用凹溝に前記止め輪用凹溝から突出する前記止め輪の一部を嵌合させたことを特徴とする転がり軸受の固定構造。 - 前記ハウジングの一対のクリープ防止用凹溝のうち、
1のクリープ防止用凹溝は、前記ハウジングの内周面に形成され、前記一対の止め輪用凹溝の外側面間と同じ幅寸法と所定の深寸法を有する切欠凹部内に、前記外輪の外周面で前記一対の止め輪用凹溝の内側面間に嵌め付けられた前記外輪より熱膨張係数の大きな材料のスリーブが装着されて形成され、
他のクリープ防止用凹溝は、前記ハウジングの切欠凹部が設けられた側の端面に前記クリープ防止用凹溝の側面となる内側面を有する環状押え板が固定部材で取り付けられて形成されたことを特徴とする請求項1記載の転がり軸受の固定構造。
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JP2007171629A JP2009008202A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 転がり軸受の固定構造 |
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-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007171629A patent/JP2009008202A/ja not_active Withdrawn
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