JP5303129B2 - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Description

本発明は、塗布装置及び塗布方法に関する。
液晶ディスプレイなどの表示パネルを構成するガラス基板上には、配線パターンや電極パターンなどの微細なパターンが形成されている。一般的にこのようなパターンは、例えばフォトリソグラフィなどの手法によって形成される。フォトリソグラフィ法では、ガラス基板上にレジスト膜を形成する工程、このレジスト膜をパターン露光する工程、その後に当該レジスト膜を現像する工程がそれぞれ行われる。
基板の表面上にレジスト膜を塗布する装置として、スリットノズルを固定し、当該スリットノズルの下を移動するガラス基板にレジストを塗布する塗布装置が知られている。その中でも、基板を浮上させて移動させる塗布装置が知られている。このような構成の塗布装置においては、例えば基板の表面に異物等があると、この異物がノズルと衝突し、ノズルが破損してしまう。これに対して、例えばノズルに板状部材を取り付け、当該板状部材に振動を与えることで異物検出を行う手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−24571号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、メンテナンスなどのため塗布装置からノズルを取り外す際に板状部材も取り外す必要があり、メンテナンス後ノズルを塗布装置に取り付けるときに当該板状部材の位置などを再度設定する必要があるため、設定が煩雑になる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、基板上の異物を検出可能であり、設定の煩雑化を回避することができる塗布装置及び塗布方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る塗布装置は、基板を搬送する基板搬送部と、当該基板搬送部によって搬送させつつ前記基板に液状体を塗布する塗布部とを備えた塗布装置であって、前記塗布部よりも前記基板の搬送方向の上流側に前記塗布部に対して非接続状態で設けられ、前記基板上の異物を検知する異物検知機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、塗布部よりも基板の搬送方向の上流側に塗布部に対して非接続状態で設けられ、基板上の異物を検知する異物検知機構を備えるので、当該異物検知機構によって基板上の異物を検出することができる。また、例えばメンテナンスなどのため塗布部を取り外すときであっても異物検知機構を取り外す必要が無いため、異物検知機構の設定をし直すという煩雑さを回避することができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部は、前記基板を浮上させて搬送する浮上搬送手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部が基板を浮上させて搬送する浮上搬送手段を有するため、基板を浮上させて搬送しつつ基板上に塗布処理を行う場合において、異物検知機構の設定をし直す煩雑さを回避することができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部は、前記基板を搬入する基板搬入領域を有し、前記異物検知機構は、前記基板搬入領域に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部が基板を搬入する基板搬入領域を有し、異物検知機構が当該基板搬入領域に設けられていることとしたので、基板搬入領域に搬入された後に異物が付着した場合であっても、確実に検知することができる。
上記の塗布装置は、前記異物検知機構は、前記塗布部に近接して設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、異物検知機構が塗布部に近接して設けられていることとしたので、塗布部にて塗布処理を行う直前までに基板に付着した異物を検知することができる。
上記の塗布装置は、前記異物検知機構は、前記基板に対して所定の間隔をあけて設けられた接触部と、前記接触部が前記異物に接触した状態を検知する検知部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、異物検知機構が、基板に対して所定の間隔をあけて設けられた接触部と、当該接触部が異物に接触した状態を検知する検知部とを有するものであり、異物検知機構が機械的構成によって構成されているため、異物を確実に検知することができる。
上記の塗布装置は、前記所定の間隔は、前記基板と前記塗布部との間隔よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、基板と接触部との間の所定の間隔が基板と塗布部との間隔よりも小さいので、塗布部に衝突しない異物であっても検知することができる。このように高い検知精度の異物検知機構を用いることで、異物を確実に検知することができる。
上記の塗布装置は、前記検知部は、前記接触部に対して複数設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、検知部は接触部に対して複数設けられていることとしたので、接触部が異物に接触した状態をより確実に検知することができる。
上記の塗布装置は、前記接触部が複数設けられており、前記検知部が、複数の前記接触部のそれぞれに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、接触部が複数設けられており、検知部が複数の接触部のそれぞれに設けられているので、各接触部についての基板上の検知領域を抑えることができる。これにより、各接触部における検知精度を向上させることができる。
上記の塗布装置は、複数の前記接触部は、前記基板のうち搬送方向に直交する方向をカバーするように配列されていることを特徴とする。
本発明によれば、複数の接触部が基板のうち搬送方向に直交する方向をカバーするように配列されているので、基板全面について異物を検知することができる。
上記の塗布装置は、前記異物検知機構は、前記基板の表面の状態を非接触で検出可能な非接触センサを有することを特徴とする。
本発明によれば、異物検知機構が基板の表面の状態を非接触で検出可能な非接触センサを有することとしたので、非接触センサによって検出された基板の表面の状態に基づいて異物をより正確に検知することができる。
上記の塗布装置は、前記塗布部よりも前記基板の搬送方向の上流側に設けられ、前記塗布部の状態を管理する管理部を更に備え、前記異物検知機構が、前記管理部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、塗布部よりも基板の搬送方向の上流側に設けられ塗布部の状態を管理する管理部を更に備え、異物検知機構が管理部に設けられていることとしたので、当該異物検知機構を保持する保持部を別途設ける必要は無く、省スペース化を図ることができる。
上記の塗布装置は、前記基板上のうち前記異物の領域を判断して出力する判断手段を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、基板上のうち異物の領域を判断して出力する判断手段を更に備えることとしたので、判断手段によって判断され出力された結果に基づいて、基板上の異物を検知することができる。
本発明に係る塗布方法は、基板を搬送しつつ前記基板上に液状体を塗布する塗布方法であって、前記塗布部よりも前記基板の搬送方向の上流側において、前記塗布部に対して非接触状態で設けられた異物検知機構によって前記基板上の異物を検知することを特徴とする。
本発明によれば、塗布部よりも基板の搬送方向の上流側において、塗布部に対して非接触状態で設けられた異物検知機構によって基板上の異物を検知するので、例えばメンテナンスなどのため塗布部を取り外すときであっても異物検知機構を取り外す必要が無いため、異物検知機構の設定をし直すという煩雑さを回避することができる。
上記の塗布方法は、前記基板を浮上させて搬送することを特徴とする。
本発明によれば、基板を浮上させて搬送しつつ基板上に塗布処理を行う場合において、異物検知機構の設定をし直す煩雑さを回避することができる。
上記の塗布方法は、前記異物検知機構によって前記基板上の異物が検知されたときに、前記基板の搬送及び前記液状体の塗布を停止することを特徴とする。
本発明によれば、異物検知機構によって基板上の異物が検知されたときに、基板の搬送及び液状体の塗布を停止することとしたので、異物によって塗布部が破損するのを確実に防止することができる。
上記の塗布方法は、前記基板上のうち前記異物の領域を判断して出力することを特徴とする。
本発明によれば、基板上のうち前記異物の領域を判断して出力することとしたので、判断され出力された結果に基づいて、基板上の異物をより正確に検知することができる。例えば複数の基板を連続して処理した場合の基板の有無を検知したり、当該基板が搬送中に曲ってしまった場合にこれを検知したりすることができる。これにより、基板に塗布される液状体の厚さをより均一にすることができる。
本発明によれば、基板上の異物を検出可能であり、設定の煩雑化を回避することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本実施形態に係る塗布装置1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、例えば液晶パネルなどに用いられるガラス基板上にレジストを塗布する塗布装置であり、基板搬送部2と、塗布部3と、管理部4とを主要な構成要素としている。この塗布装置1は、基板搬送部2によって基板を浮上させて搬送しつつ塗布部3によって当該基板上にレジストが塗布されるようになっており、管理部4によって塗布部3の状態が管理されるようになっている。
図2は塗布装置1の正面図、図3は塗布装置1の平面図、図4は塗布装置1の側面図である。これらの図を参照して、塗布装置1の詳細な構成を説明する。
(基板搬送部)
まず、基板搬送部2の構成を説明する。
基板搬送部2は、基板搬入領域20と、塗布処理領域21と、基板搬出領域22と、搬送機構23と、これらを支持するフレーム部24とを有している。この基板搬送部2では、搬送機構23によって基板Sが基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22へと順に搬送されるようになっている。基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22は、基板搬送方向の上流側から下流側へこの順で配列されている。搬送機構23は、基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22の各部に跨るように当該各部の一側方に設けられている。
以下、塗布装置1の構成を説明するにあたり、表記の簡単のため、図中の方向をXYZ座標系を用いて説明する。基板搬送部2の長手方向であって基板の搬送方向をX方向と表記する。平面視でX方向(基板搬送方向)に直交する方向をY方向と表記する。X方向軸及びY方向軸を含む平面に垂直な方向をZ方向と表記する。なお、X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとする。
基板搬入領域20は、装置外部から搬送されてきた基板Sを搬入する部位であり、搬入側ステージ25と、リフト機構26とを有している。
搬入側ステージ25は、フレーム部24の上部に設けられており、例えばSUSなどからなる平面視で矩形の板状部材である。この搬入側ステージ25は、X方向が長手になっている。搬入側ステージ25には、エア噴出孔25aと、昇降ピン出没孔25bとがそれぞれ複数設けられている。これらエア噴出孔25a及び昇降ピン出没孔25bは、搬入側ステージ25を貫通するように設けられている。
エア噴出孔25aは、搬入側ステージ25のステージ表面25c上にエアを噴出する孔であり、例えば搬入側ステージ25のうち基板Sの通過する領域に平面視マトリクス状に配置されている。このエア噴出孔25aには図示しないエア供給源が接続されている。この搬入側ステージ25では、エア噴出孔25aから噴出されるエアによって基板Sを+Z方向に浮上させることができるようになっている。
昇降ピン出没孔25bは、搬入側ステージ25のうち基板Sの搬入される領域に設けられている。当該昇降ピン出没孔25bは、ステージ表面25cに供給されたエアが漏れ出さない構成になっている。
この搬入側ステージ25のうちY方向の両端部には、アライメント装置25dが1つずつ設けられている。アライメント装置25dは、搬入側ステージ25に搬入された基板Sの位置を合わせる装置である。各アライメント装置25dは長孔と当該長孔内に設けられた位置合わせ部材を有しており、搬入ステージ25に搬入される基板を両側から機械的に挟持するようになっている。
リフト機構26は、搬入側ステージ25の基板搬入位置の裏面側に設けられている。このリフト機構26は、昇降部材26aと、複数の昇降ピン26bとを有している。昇降部材26aは、図示しない駆動機構に接続されており、当該駆動機構の駆動によって昇降部材26aがZ方向に移動するようになっている。複数の昇降ピン26bは、昇降部材26aの上面から搬入側ステージ25へ向けて立設されている。各昇降ピン26bは、それぞれ上記の昇降ピン出没孔25bに平面視で重なる位置に配置されている。昇降部材26aがZ方向に移動することで、各昇降ピン26bが昇降ピン出没孔25bからステージ表面25c上に出没するようになっている。各昇降ピン26bの+Z方向の端部はそれぞれZ方向上の位置が揃うように設けられており、装置外部から搬送されてきた基板Sを水平な状態で保持することができるようになっている。
塗布処理領域21は、レジストの塗布が行われる部位であり、基板Sを浮上支持する処理ステージ27が設けられている。
処理ステージ27は、ステージ表面27cが例えば硬質アルマイトを主成分とする光吸収材料で覆われた平面視で矩形の板状部材であり、搬入側ステージ25に対して+X方向側に設けられている。処理ステージ27のうち光吸収材料で覆われた部分では、レーザ光などの光の反射が抑制されるようになっている。この処理ステージ27は、Y方向が長手になっている。処理ステージ27のY方向の寸法は、搬入側ステージ25のY方向の寸法とほぼ同一になっている。処理ステージ27には、ステージ表面27c上にエアを噴出する複数のエア噴出孔27aと、ステージ表面27c上のエアを吸引する複数のエア吸引孔27bとが設けられている。これらエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bは、処理ステージ27を貫通するように設けられている。また、処理ステージ27の内部には、エア噴出孔27a及びエア吸引孔27bを通過する気体の圧力に抵抗を与えるための図示しない溝が複数設けられている。この複数の溝は、ステージ内部においてエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bに接続されている。
処理ステージ27では、エア噴出孔27aのピッチが搬入側ステージ25に設けられるエア噴出孔25aのピッチよりも狭く、搬入側ステージ25に比べてエア噴出孔27aが密に設けられている。このため、この処理ステージ27では他のステージに比べて基板の浮上量を高精度で調節できるようになっており、基板の浮上量が例えば100μm以下、好ましくは50μm以下となるように制御することが可能になっている。
基板搬出領域22は、レジストが塗布された基板Sを装置外部へ搬出する部位であり、搬出側ステージ28と、リフト機構29とを有している。この搬出側ステージ28は、処理ステージ27に対して+X方向側に設けられており、基板搬入領域20に設けられた搬入側ステージ25とほぼ同様の材質、寸法から構成されている。搬出側ステージ28には、搬入側ステージ25と同様、エア噴出孔28a及び昇降ピン出没孔28bが設けられている。リフト機構29は、搬出側ステージ28の基板搬出位置の裏面側に設けられており、例えばフレーム部24に支持されている。リフト機構29の昇降部材29a及び昇降ピン29bは、基板搬入領域20に設けられたリフト機構26の各部位と同様の構成になっている。このリフト機構29は、搬出側ステージ28上の基板Sを外部装置へと搬出する際に、基板Sの受け渡しのため昇降ピン29bによって基板Sを持ち上げることができるようになっている。
搬送機構23は、搬送機23aと、真空パッド23bと、レール23cとを有している。搬送機23aは内部に例えばリニアモータが設けられた構成になっており、当該リニアモータが駆動することによって搬送機23aがレール23c上を移動可能になっている。
この搬送機23aは、所定の部分23dが平面視で基板Sの−Y方向端部に重なるように配置されている。この基板Sに重なる部分23dは、基板Sを浮上させたときの基板裏面の高さ位置よりも低い位置に設けられている。
真空パッド23bは、搬送機23aのうち上記基板Sに重なる部分23dに複数配列されている。この真空パッド23bは、基板Sを真空吸着させる吸着面を有しており、当該吸着面が上方を向くように配置されている。真空パッド23bは、吸着面が基板Sの裏面端部を吸着することで当該基板Sを保持可能になっている。各真空パッド23bは搬送機23aの上面からの高さ位置が調節可能になっており、例えば基板Sの浮上量に応じて真空パッド23bの高さ位置を上下させることができるようになっている。レール23cは、搬入側ステージ25、処理ステージ27及び搬出側ステージ28の側方に各ステージに跨って延在しており、当該レール23cを摺動することで搬送機23aが当該各ステージに沿って移動できるようになっている。
(塗布部)
次に、塗布部3の構成を説明する。
塗布部3は、基板S上にレジストを塗布する部分であり、門型フレーム31と、ノズル32とを有している。
門型フレーム31は、支柱部材31aと、架橋部材31bとを有しており、処理ステージ27をY方向に跨ぐように設けられている。支柱部材31aは処理ステージ27のY方向側に1つずつ設けられており、各支柱部材31aがフレーム部24のY方向側の両側面にそれぞれ支持されている。各支柱部材31aは、上端部の高さ位置が揃うように設けられている。架橋部材31bは、各支柱部材31aの上端部の間に架橋されており、当該支柱部材31aに対して昇降可能となっている。
この門型フレーム31は移動機構31cに接続されており、X方向に移動可能になっている。この移動機構31cによって門型フレーム31が管理部4との間で移動可能になっている。すなわち、門型フレーム31に設けられたノズル32が管理部4との間で移動可能になっている。また、この門型フレーム31は、図示しない移動機構によりZ方向にも移動可能になっている。
ノズル32は、一方向が長手の長尺状に構成されており、門型フレーム31の架橋部材31bの−Z方向側の面に設けられている。このノズル32のうち−Z方向の先端には、自身の長手方向に沿ってスリット状の開口部32aが設けられており、当該開口部32aからレジストが吐出されるようになっている。ノズル32は、開口部32aの長手方向がY方向に平行になると共に、当該開口部32aが処理ステージ27に対向するように配置されている。開口部32aの長手方向の寸法は搬送される基板SのY方向の寸法よりも小さくなっており、基板Sの周辺領域にレジストが塗布されないようになっている。ノズル32の内部にはレジストを開口部32aに流通させる図示しない流通路が設けられており、この流通路には図示しないレジスト供給源が接続されている。このレジスト供給源は例えば図示しないポンプを有しており、当該ポンプでレジストを開口部32aへと押し出すことで開口部32aからレジストが吐出されるようになっている。支持部材31aには不図示の移動機構が設けられており、当該移動機構によって架橋部材31bに保持されたノズル32がZ方向に移動可能になっている。ノズル32には不図示の移動機構が設けられており、当該移動機構によってノズル32が架橋部材31bに対してZ方向に移動可能になっている。門型フレーム31の架橋部材31bの下面には、ノズル32の開口部32a、すなわち、ノズル32の先端と当該ノズル先端に対向する対向面との間のZ方向上の距離を測定するセンサ33が取り付けられている。
(管理部)
管理部4の構成を説明する。
管理部4は、基板Sに吐出されるレジスト(液状体)の吐出量が一定になるようにノズル32を管理する部位であり、基板搬送部2のうち塗布部3に対して−X方向側(基板搬送方向の上流側)に設けられている。この管理部4は、予備吐出機構41と、ディップ槽42と、ノズル洗浄装置43と、これらを収容する収容部44と、当該収容部を保持する保持部材45とを有している。保持部材45は、移動機構45aに接続されている。当該移動機構45aにより、収容部44がX方向に移動可能になっている。この保持部材45には、基板S上の異物を検知する異物検知機構60が取り付けられている。
予備吐出機構41、ディップ槽42及びノズル洗浄装置43は、−X方向側へこの順で配列されている。これら予備吐出機構41、ディップ槽42及びノズル洗浄装置43のY方向の各寸法は上記門型フレーム31の支柱部材31a間の距離よりも小さくなっており、上記門型フレーム31が各部位を跨いでアクセスできるようになっている。
予備吐出機構41は、レジストを予備的に吐出する部分である。当該予備吐出機構41はノズル32に最も近くに設けられている。ディップ槽42は、内部にシンナーなどの溶剤が貯留された液体槽である。ノズル洗浄装置43は、ノズル32の開口部32a近傍をリンス洗浄する装置であり、Y方向に移動する図示しない洗浄機構と、当該洗浄機構を移動させる図示しない移動機構とを有している。この移動機構は、洗浄機構よりも−X方向側に設けられている。ノズル洗浄装置43は、移動機構が設けられる分、予備吐出機構41及びディップ槽42に比べてX方向の寸法が大きくなっている。なお、予備吐出機構41、ディップ槽42、ノズル洗浄装置43の配置については、本実施形態の配置に限られず、他の配置であっても構わない。
(異物検出機構)
図5は、管理部4の一部の構成を示す図である。
同図に示すように、異物検出機構60は、収容部44の下流側(+X方向側)に取り付けられており、接触部材61と、センサ62と、クランプ機構63とを有している。この異物検出機構60は、ノズル32に対して非接続状態で設けられている。
接触部材61は、例えばSUSなどからなる板状部材であり、クランプ機構63を介して保持部材45に取り付けられている。接触部材61は、例えば図3及び図4に示すように、基板Sをカバーするように当該基板Sの搬送方向の直交方向(Y方向)に亘って設けられている。接触部材61の底面61aは、例えば基板Sの表面に対して平行になっている。この底面61aと基板Sの表面との距離h1は、ノズル先端32cと基板Sの表面との距離h2よりも小さくなっている。
センサ62は、保持部材45のうちクランプ機構63の+Z方向側に取り付けられており、本体62aとスイッチ62bとを有している。スイッチ62bに接触すると、所定の電気信号が本体62aを介して外部に送出されるようになっている。スイッチ62bは、接触部材61に対向するように設けられている。このセンサ62は、例えば1つだけ配置しても良いし、複数配置しても良い。センサ62を1つ配置する場合には、例えば保持部材45のY方向中央部に配置することが好ましい。また、センサ62を複数配置する場合には、保持部材45のY方向に等しいピッチで配置することが好ましい。例えばセンサ62を3つ配置する場合には、基板SのY方向両端部に重なる位置に1つずつ設けて、残りの1つを基板SのY方向中央部に重なる位置に設けるようにする。センサ62を複数設ける場合の配置については、上記に限られることは無く、例えば各センサ62のピッチをばらばらに配置しても構わないし、適宜ピッチを設定することが可能である。
クランプ機構63は、Y方向上に延在する軸部材によって接触部材61を支持する支持機構である。クランプ機構63により、接触部材61が軸部材を中心に回動可能になっている。
例えば基板S上に異物Eが付着したまま基板Sを搬送する場合、異物Eが接触部材61の下端に接触すると、当該接触部材61の下端を基板Sの搬送方向に移動させる。接触部材61の下端が基板Sの搬送方向下流側(+X方向)に移動すると、クランプ機構63によって接触部材61が回動し、接触部材61の上端が搬送方向上流側(−X方向)に移動してスイッチ62bに接触する。スイッチ62bはこれを検知し、所定の信号を外部に送出する。このように異物Eを検知することができるようになっている。
次に、上記のように構成された塗布装置1の動作を説明する。
図6〜図9は、塗布装置1の動作過程を示す平面図である。各図を参照して、基板Sにレジストを塗布する動作を説明する。この動作では、基板Sを基板搬入領域20に搬入し、当該基板Sを浮上させて搬送しつつ塗布処理領域21でレジストを塗布し、当該レジストを塗布した基板Sを基板搬出領域22から搬出する。図6〜図9には門型フレーム31及び管理部4の輪郭のみを破線で示し、ノズル32及び処理ステージ27の構成を判別しやすくした。以下、各部分における詳細な動作を説明する。
基板搬入領域20に基板を搬入する前に、塗布装置1をスタンバイさせておく。具体的には、搬入側ステージ25の基板搬入位置の−Y方向側に搬送機23aを配置させ、真空パッド23bの高さ位置を基板の浮上高さ位置に合わせておくと共に、搬入側ステージ25のエア噴出孔25a、処理ステージ27のエア噴出孔27a、エア吸引孔27b及び搬出側ステージ28のエア噴出孔28aからそれぞれエアを噴出又は吸引し、各ステージ表面に基板が浮上する程度にエアが供給された状態にしておく。
この状態で、例えば図示しない搬送アームなどによって外部から図6に示す基板搬入位置に基板Sが搬送されてきたら、昇降部材26aを+Z方向に移動させて昇降ピン26bを昇降ピン出没孔25bからステージ表面25cに突出させる。そして、昇降ピン26bによって基板Sが持ち上げられ、当該基板Sの受け取りが行われる。
基板Sを受け取った後、昇降部材26aを下降させて昇降ピン26bを昇降ピン出没孔25b内に収容する。このとき、ステージ表面25cにはエアの層が形成されているため、基板Sは当該エアによりステージ表面25cに対して浮上した状態で保持される。基板Sがエア層の表面に到達した際、アライメント装置25dの位置合わせ部材によって基板Sの位置合わせが行われ、基板搬入位置の−Y方向側に配置された搬送機23aの真空パッド23bを基板Sの−Y方向側端部に真空吸着させる。基板Sの−Y方向側端部が吸着された状態を図6に示す。
真空パッド23bによって基板Sの−Y方向側端部が吸着された後、搬送機23aをレール23cに沿って処理ステージ27へと移動させる。基板Sが浮上した状態になっているため、搬送機23aの駆動力を比較的小さくしても基板Sはレール23cに沿ってスムーズに移動する。処理ステージ27では、エア噴出孔27aによるエア噴出に加えてエア吸引孔27bによるエア吸引が行われており、より高精度に浮上量が調整される。
基板Sの搬送方向先端がノズル32の開口部32aの位置に到達したら、図7に示すように、ノズル32の開口部32aから基板Sへ向けてレジストを吐出する。レジストの吐出は、ノズル32の位置を固定させ搬送機23aによって基板Sを搬送させながら行う。基板Sの移動に伴い、図8に示すように基板S上にレジスト膜Rが塗布されていく。基板Sがレジストを吐出する開口部32aの下を通過することにより、基板Sの所定の領域にレジスト膜Rが形成される。
例えば基板S上に異物が付着していると、基板Sの搬送の流れに従って当該異物が異物検知機構60の接触部材61に接触し、スイッチ62bによって検知され、外部にその情報が送出されることになる。このとき、例えば外部において異物の情報を受け取った場合には、基板Sの搬送動作及びレジストRの塗布動作を停止するようにしても構わない。
基板SにレジストRの塗布が行われる前に、架橋部材31bに取り付けられた2つのレーザセンサ33によって基板Sとノズル32の先端部とのZ方向上の距離(塗布ギャップ)を算出する。この算出結果に基づいて、当該塗布ギャップが予め設定された所定の値になるように、支持部材31aに設けられた移動機構によって塗布ギャップを調整する。塗布ギャップの算出の際には、レーザ射出部33aから基板Sに向けてレーザ光が射出され、基板Sの表面でレーザ光が反射されてレーザ受光部33bに入射する。処理ステージ27のステージ表面27cが光吸収材料である硬質アルマイトで覆われているため、レーザ光はステージ表面27cで反射することなく、基板Sの表面で反射された光のみがレーザ受光部33bに入射することになる。基板Sにレジストの塗布が行われる間、架橋部材31bに取り付けられた2つのレーザセンサ33によって基板SのY方向の両端部の浮上量をそれぞれ測定する。レーザ射出部33aから基板Sに向けてレーザ光が射出され、基板Sの表面でレーザ光が反射されてレーザ受光部33bに入射する。処理ステージ27のステージ表面27cが光吸収材料である硬質アルマイトで覆われているため、レーザ光はステージ表面27cで反射することなく、基板Sの表面で反射された光のみがレーザ受光部33bに入射することになる。
レジスト膜Rの形成された基板Sは、搬送機23aによって搬出側ステージ28へと搬送される。搬出側ステージ28では、ステージ表面28cに対して浮上した状態で、図9に示す基板搬出位置まで基板Sが搬送される。
基板Sが基板搬出位置に到達したら、真空パッド23bの吸着を解除し、リフト機構29の昇降部材29aを+Z方向に移動させる。すると、昇降ピン29bが昇降ピン出没孔28bから基板Sの裏面へ突出し、基板Sが昇降ピン29bによって持ち上げられる。この状態で、例えば搬出側ステージ28の+X方向側に設けられた外部の搬送アームが搬出側ステージ28にアクセスし、基板Sを受け取る。基板Sを搬送アームに渡した後、搬送機23aを再び搬入側ステージ25の基板搬入位置まで戻し、次の基板Sが搬送されるまで待機させる。
次の基板Sが搬送されてくるまでの間、塗布部3では、ノズル32の吐出状態を保持するための予備吐出が行われる。図10に示すように、移動機構31cによって門型フレーム31を管理部4の位置まで−X方向へ移動させる。
管理部4の位置まで門型フレーム31を移動させた後、門型フレーム31の位置を調整してノズル32をノズル洗浄装置43にアクセスさせる。ノズル洗浄装置43では、ノズル32の開口部32a近傍に向けてシンナー等の洗浄液を吐出するとともに、必要に応じて窒素ガスをシンナーと同時にノズル32の開口部32aに吐出しながら、図示しない洗浄機構をノズル32の長手方向にスキャンさせることによって、ノズル32を洗浄する。
ノズル32の洗浄後、当該ノズル32を予備吐出ユニット42にアクセスさせる。予備吐出ユニット42では、開口部32aと予備吐出面との間の距離を測定しながらノズル32の開口部32aをZ方向上の所定の位置に移動させ、ノズル32を−X方向へ移動させながら開口部32aからレジストRを予備吐出する。
予備吐出の後、図11に示すように門型フレーム31を元の位置に戻す。次の基板Sが搬送されてきたら、図12に示すように移動機構32bによってノズル32をZ方向上の所定の位置に移動させる。このように、基板Sにレジスト膜Rを塗布する塗布動作と予備吐出動作とを繰り返し行わせることで、基板Sには良質なレジスト膜Rが形成されることになる。
なお、必要に応じて、例えば管理部4に所定の回数アクセスする毎に、当該ノズル32をディップ槽42内にアクセスさせても良い。ディップ層42では、ノズル32の開口部32aをディップ槽42に貯留されたシンナー又はレジストの蒸気雰囲気に曝すことでノズル32の乾燥を防止する。
このように、本実施形態によれば、塗布部3よりも基板Sの搬送方向の上流側に塗布部3に対して非接続状態で設けられ、基板S上の異物を検知する異物検知機構60を備えるので、当該異物検知機構60によって基板S上の異物を検出することができる。また、例えばメンテナンスなどのため塗布部3を取り外すときであっても異物検知機構60を取り外す必要が無いため、異物検知機構60の設定をし直すという煩雑さを回避することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
塗布装置1の全体構成については、上記実施形態では、搬送機構23を各ステージの−Y方向側に配置する構成としたが、これに限られることは無い。例えば、搬送機構23を各ステージの+Y方向側に配置する構成であっても構わない。また、図12に示すように、各ステージの−Y方向側には上記の搬送機構23(搬送機23a、真空パッド23b、レール23c)を配置し、+Y方向側には当該搬送機構23と同一の構成の搬送機構53(搬送機53a、真空パッド53b、レール53c)を配置して、搬送機構23と搬送機構53とで異なる基板を搬送できるように構成しても構わない。例えば、同図に示すように搬送機構23には基板S1を搬送させ、搬送機構53には基板S2を搬送させるようにする。この場合、搬送機構23と搬送機構53とで基板を交互に搬送することが可能となるため、スループットが向上することになる。また、上記の基板S、S1、S2の半分程度の面積を有する基板を搬送する場合には、例えば搬送機構23と搬送機構53とで1枚ずつ保持し、搬送機構23と搬送機構53とを+X方向に並進させることによって、2枚の基板を同時に搬送させることができる。このような構成により、スループットを向上させることができる。
また、基板Sの表面の状態を非接触で検出可能な非接触センサを塗布装置1に配置する構成であっても構わない。非接触センサの例としては、例えば基板SのY方向の位置を検出可能な非接触センサであっても良いし、基板Sの上方(+Z方向側)から基板S全体を検出可能な非接触センサであっても良いし、例えばビームをスキャンさせる走査型の光センサであっても良い。また、光の反射・透過を利用した光センサであっても構わない。この場合、基板Sの表面の状態を出力する構成であっても構わない。
また、非接触センサが基板Sの表面状態を座標ごとに検出可能な構成であっても構わない。例えば、例えば図13に示すように、基板Sが複数のパネルを形成する多面取り用の基板であった場合、複数のパネルのうち1つの領域Aに異物Eが検出されたときには、当該異物の検出された領域Aのみを破棄し、領域B、領域C及び領域Dのみをパネルとして利用するなどの措置が可能になる。
また、上記実施形態においては、管理部4の収容部44のうち基板S搬送方向の下流側(+X方向側)に取り付けた構成としたが、これに限られることは無く、例えば収容部44の基板S搬送方向の上流側(−X方向側)に取り付ける構成としても構わない。また、管理部4に取り付ける構成に限られることは無く、ノズル32に対して非接続状態でありノズル32に対して基板S搬送方向の上流側であれば、例えば基板搬送領域に管理部4とは別に設ける構成でも構わない。この場合、ノズル32に近接しているほど好ましい。
また、上記実施形態においては、接触部材61が1枚の板状部材の構成であったが、これに限られることは無く、例えばY方向に複数の板状部材を配列させた構成であっても構わない。この場合、各板状部材をY方向上に一列に配置させる必要は無く、基板Sをカバーする構成であれば例えばX方向上の位置がずれるように配置しても構わない。接触部材61を複数の板状部材とする場合、各板状部材について1つ又は複数のセンサ62を設けるようにする必要がある。
また、上記実施形態においては、接触部材61と基板Sの表面との距離h1がノズル32の先端32cと基板Sの表面との距離h2よりも小さくなるような構成としたが、当該距離h1と当該距離h2とが同一の距離である構成にしても構わない。
本実施形態に係る塗布装置の構成を示す斜視図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す正面図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す側面図。 本実施形態に係るエア噴出機構及び吸引機構の構成を示す図。 本実施形態に係る塗布装置の動作を示す図。 同、動作図。 同、動作図。 同、動作図。 同、動作図。 同、動作図。 本実施形態に係る他の塗布装置の構成を示す平面図。 基板上に異物が付着している様子を示す図。
符号の説明
1…塗布装置 2…基板搬送部 3…塗布部 4…管理部 60…異物検知機構 61…接触部材 62…センサ 63…クランプ機構 S…基板 R…レジスト膜

Claims (13)

  1. 基板を浮上させて搬送する浮上搬送手段を有する基板搬送部と、当該基板搬送部によって搬送させつつ前記基板に液状体を塗布する塗布部とを備えた塗布装置であって、
    前記塗布部よりも前記基板の搬送方向の上流側に設けられ、前記塗布部とは独立して移動可能であり、前記塗布部の状態を管理する管理部と、
    前記塗布部に対して非接続状態となるように前記管理部に設けられ、前記基板上の異物を検知する異物検知機構と
    を備えることを特徴とする塗布装置。
  2. 前記基板搬送部は、前記基板を搬入する基板搬入領域を有し、
    前記異物検知機構は、前記基板搬入領域に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記異物検知機構は、前記塗布部に近接して設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記異物検知機構は、前記基板に対して所定の間隔をあけて設けられた接触部と、前記接触部が前記異物に接触した状態を検知する検知部とを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  5. 前記所定の間隔は、前記基板と前記塗布部との間隔よりも小さい
    ことを特徴とする請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記検知部は、前記接触部に対して複数設けられている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の塗布装置。
  7. 前記接触部が複数設けられており、
    前記検知部が、複数の前記接触部のそれぞれに設けられている
    ことを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  8. 複数の前記接触部は、前記基板のうち搬送方向に直交する方向をカバーするように配列されている
    ことを特徴とする請求項4から請求項7のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  9. 前記異物検知機構は、前記基板の表面の状態を非接触で検出可能な非接触センサを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  10. 前記基板上のうち前記異物の領域を判断して出力する判断手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  11. 基板を浮上させて搬送しつつ塗布部で前記基板上に液状体を塗布する塗布方法であって、
    前記塗布部よりも前記基板の搬送方向の上流側において、前記塗布部に対して非接続状態で設けられた異物検知機構によって前記基板上の異物を検知するものであり、
    前記異物検知機構は、前記塗布部よりも前記基板の搬送方向の上流側に設けられ前記塗布部とは独立して移動可能であり前記塗布部の状態を管理する管理部に配置されている
    ことを特徴とする塗布方法。
  12. 前記異物検知機構によって前記基板上の異物が検知されたときに、前記基板の搬送及び前記液状体の塗布を停止する
    ことを特徴とする請求項11に記載の塗布方法。
  13. 前記基板上のうち前記異物の領域を判断して出力する
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の塗布方法。
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