JP5301827B2 - オーダリングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、商品を注文する際に用いられるオーダリングシステム及びその制御方法に関する。
従来、レストランなどにおいて、ウエイトレス等の従業員は、コントローラ装置へ送信するためのオーダ端末を携帯し、客からヒアリングしたオーダをオーダ端末に入力することにより、商品のオーダを取っている。このようなオーダ端末やコントローラ装置を有するオーダリングシステムは、他に、オーダ情報をプリントアウトするプリンタ、オーダ端末からの無線信号を中継する中継装置、コントローラ装置を介してオーダ情報を厨房で受信する厨房側装置(プリンタやディスプレイ)などを有しており、それらは通信ネットワークを介して接続されている。また、これらの接続機器において、コントローラ機器やデータを二重化する等して、システムが停止しないようにするための二重化システムが考案されている。このような複数の装置を、通信ネットワークを介して接続したオーダリングシステム(商品注文管理システム)の技術が特許文献1に開示されている。
特開2000−113061号公報
ところで、上述のようなオーダリングシステムでは、当該システムを構成する各装置が有線もしくは無線の通信ネットワークにより接続されているため、この通信ネットワークそのものに何らかの通信障害が発生すると、二重化システムも機能せず、また、オーダ端末から入力したオーダ情報を厨房のプリンタやディスプレイに出力することが困難となってしまう問題を抱えている。そのため、通信ネットワークに障害が発生したとしても、一旦オーダ端末に入力されたオーダ情報が欠落無く、厨房に伝達されることが望まれている。
そこで本発明は、ノーダウン機能を向上することができるオーダリングシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、オーダ端末とコントローラ装置とが無線通信を介して接続されたオーダリングシステムであって、前記コントローラ装置が、前記オーダ端末よりオーダ商品とその数量との組合せからなるオーダ情報を、前記無線通信を介して受信する情報受信手段と、前記オーダ情報を記憶するオーダ情報記憶手段と、自装置内に一体型に格納された前記オーダ情報を印字する印字手段と、を備えることを特徴等するオーダリングシステムである。
また本発明は、上述のオーダリングシステムにおいて、前記コントローラ装置を少なくとも複数台有し、複数のうち第1のコントローラ装置は、前記オーダ情報のバックアップ要求を、当該第1のコントローラ装置とは異なる少なくとも1台の第2のコントローラ装置へ送信するバックアップ要求手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述のオーダリングシステムにおいて、前記第1のコントローラ装置は、前記バックアップ要求に対する前記第2のコントローラ装置からの応答を受信できない場合に、前記印字手段に対して前記オーダ情報の迂回印字を指示する迂回印字判定手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述のオーダリングシステムにおいて、コントローラ装置の通信用アンテナが着脱可能な構造であることを特徴とする。
また本発明は、上述のオーダリングシステムにおいて、コントローラ装置が、メイン機能とサブ機能のいずれかの機能へと切り替える外部スイッチを有しており、その外部スイッチによって、全ての機能を動作可能とするメイン機能と、バックアップ機能及び印字機能の2機能のみを動作可能とするサブ機能のいずれかに、切換え可能に構成されることを特徴とする。
また本発明は、オーダ端末とコントローラ装置とが無線通信を介して接続されたオーダリングシステムにおける制御方法であって、前記コントローラ装置の情報受信手段が、前記オーダ端末よりオーダ商品とその数量との組合せからなるオーダ情報を、前記無線通信を介して受信し、前記コントローラ装置のオーダ情報記録手段が、オーダ情報記憶手段へ前記オーダ情報を記録し、前記コントローラ装置内に一体型に格納された印字手段が、前記オーダ情報を印字することを特徴とする制御方法である。
本発明によれば、コントローラ機器間をつなぐ、通信ネットワークに障害が発生しても、メインとなるコントローラ装置に一体化された印字機能により、オーダ端末から受信したオーダ情報を印字することができ、また、本来、サブとなるコントローラ装置から印字すべきオーダ情報もメインのコントローラ装置から、迂回印字することができるため、通信ネットワーク障害が発生しても、オーダ情報の厨房等への伝達が可能である。
以下、本発明の一実施形態によるオーダリングシステムについて、図面を参照して説明する。
図1は、同実施形態によるオーダリングシステムの構成を示すブロック図である。この図において、符号1はメインのコントローラ装置、2はサブのコントローラ装置、3はオーダ端末である。オーダ端末3は無線通信によりメインのコントローラ装置1もしくはサブのコントローラ装置2と接続することができ、またメインのコントローラ装置1とサブのコントローラ装置2通信ネットワークを介して接続されている。サブのコントローラ装置2は、1台でも複数台でもかまわない。
図2は、コントローラ装置の機能ブロック図である。図2に示すように、メインのコントローラ装置1は、オーダ端末3と無線により情報を送受信する無線通信部11、サブのコントローラ装置2と通信ネットワークにより情報を送受信するネットワーク通信部12、オーダ端末3から受信したオーダ情報に基づいてオーダの各種制御を行うオーダ制御部13(迂回印字判定手段)、オーダ情報を印字する印字部14(印字手段)、オーダ情報を記憶するオーダ情報記憶部15(オーダ情報記憶手段)、オーダ情報のバックアップ処理を行うバックアップ処理部16(バックアップ要求手段)を備えている。
そしてメインのコントローラ装置1においては、オーダ端末3より、少なくともオーダ商品とその数量との組合せからなるオーダ情報を、無線通信を介して受信し、オーダ情報をオーダ情報記憶部15へ記録する。そして、自装置内に一体型に格納された印字部により、オーダ情報を印字する。また、メインのコントローラ装置1は、上述したように、オーダ情報を印字する印字部14を備えたサブのコントローラ装置2と接続されていてもよく、メインのコントローラ装置1は、オーダ情報のバックアップ要求を、サブのコントローラ装置2へ送信する。なお、メインのコントローラ装置1やサブのコントローラ装置2は、オーダ端末1と無線通信するための無線アンテナを備えており、当該無線アンテナは、脱着可能に取り付けられているものとする。
なお、メインのコントローラ装置1やサブのコントローラ装置2は、オーダ端末3と直接にオーダ情報を送受信するメイン機能と、オーダ情報のバックアップを行うサブ機能との切り替えが可能であり、この切り替えはそれぞれのコントローラ装置1,2に備えられているメイン/サブ切り替えスイッチにより行われる。
切り替えスイッチによって、サブを指定された場合、コントローラ装置は、バックアップ機能と印字機能のみが動作する。
次にオーダリングシステムにおける通常処理時の処理フローについて説明する。図3は、オーダリングシステムの処理フローを示す第1の図である。
図3に示すように、まずオーダ端末3にオーダが入力されると(ステップS301)、オーダ端末3は、オーダ情報をメインのコントローラ装置1へ送信する(ステップS302)。すると、メインのコントローラ装置1の無線通信部11が、オーダ情報を受信し、オーダ制御部13へ転送する。オーダ制御部13は、オーダ情報をオーダ情報記憶部15へ登録し(ステップS303)、オーダ情報を格納したバックアップ要求を、バックアップ処理部16に送信する。また、オーダ制御部13は、受信したオーダ情報に対する伝票番号を生成し(ステップS304)、無線通信部11を介して当該伝票番号をオーダ端末3へ送信する(ステップS305)。また、バックアップ処理部16は、オーダ制御部13よりバックアップ要求を受信すると、そのオーダ情報を格納したバックアップ要求を、通信部12を介してサブのコントローラ装置2へ送信する(ステップS306)。なお、サブのコントローラ装置2の各処理部は、図2を用いて説明した各処理部と同じ処理部を有している。
メインのコントローラ装置1においては、バックアップ要求を送信すると、オーダ制御部13が、オーダ情報を格納した印字要求を印字部14へ転送する。印字部14では印字要求を受信すると、当該印字要求に格納されているオーダ情報を読み取って、当該オーダ情報で示されるオーダされた商品名や注文数量やオーダテーブル番号、オーダされた商品の合計金額などから、メインのコントローラ装置1で印字しなければならない伝票データを作成する(ステップS307)。そして、印字部14は、伝票データをプリントアウトする(ステップS308)。
他方、サブのコントローラ装置2においては、メインのコントローラ装置1から、通信部12がバックアップ要求を受信する。すると、サブのコントローラ装置2のオーダ制御部13は、バックアップ要求に格納されているオーダ情報を読み取って、オーダ情報記憶部15に登録する(ステップS309)。そして、オーダ情報制御部13は、オーダ情報を格納した印字要求を印字部14へ転送する。印字部14では印字要求を受信すると、当該印字要求に格納されているオーダ情報を読み取って、当該オーダ情報で示されるオーダされた商品名や注文数量やオーダテーブル番号、オーダされた商品の合計金額などから、サブのコントローラ装置2で印字しなければならない伝票データを作成する(ステップS310)。そして、印字部14は、伝票データをプリントアウトする(ステップS311)。これによりサブのコントローラ装置2においても、オーダ情報によって作成された伝票データがプリントアウトされ、またオーダ情報がオーダ情報記憶部15に登録されるので、メインのコントローラ装置1においてオーダ端末から受信したオーダ情報が、何らかの事情で破棄された場合であっても、その情報をバックアップすることができる。
次に、メインのコントローラ装置1とサブのコントローラ装置2との間の通信障害、もしくはサブのコントローラ装置2に装置障害が発生した場合の処理フローについて、図4を参照して説明する。
図4は、オーダリングシステムの処理フローを示す第2の図である。
図3の処理と同様に、まず、オーダ端末3にオーダが入力されると(ステップS401)、オーダ端末3はオーダ情報をメインのコントローラ装置1へ送信する(ステップS402)。すると、メインのコントローラ装置1の無線通信部11が、オーダ情報を受信し、オーダ制御部13へ転送する。オーダ制御部13は、オーダ情報をオーダ情報記憶部15へ登録し(ステップS403)、オーダ情報を格納したバックアップ要求を、バックアップ処理部16に送信する。また、オーダ制御部13は、受信したオーダ情報に対する伝票番号を生成し(ステップS404)、当該伝票番号を無線通信部11を介してオーダ端末3へ送信する(ステップS405)。次に、バックアップ処理部16は、オーダ制御部13よりバックアップ要求を受信すると、そのオーダ情報を格納したバックアップ要求を、通信部12を介してサブのコントローラ装置2へ送信する(ステップS406)。
ここで、メインのコントローラ装置1とサブのコントローラ装置2間の通信ネットワーク障害、またはサブのコントローラ装置2の装置障害が発生している場合、メインのコントローラ装置1の通信部12では、バックアップ要求の送信に対する返答(例えば、TCPの通信であればAckの信号)を受信することができない。所定の時間を越えても、バックアップ要求に対する応答が受信できない場合、バックアップ処理部16は、オーダ制御部13へ障害発生を通知する。
次に、オーダ制御部13は、バックアップ要求を送信した後、バックアップ処理部16から障害発生の通知が有るか否かを判定し(ステップS407)、障害発生の通知があった場合には、障害発生と検出し、オーダ情報を格納しさらに、サブのコントローラ装置2で印字するべき情報の複製印字を示す情報を格納した印字要求を印字部14へ転送する(ステップS408)。なお、所定の時間の間に、障害発生の通知がない場合には、図3で示した処理と同様に、通常のオーダ情報のみを格納した印字要求を印字部14へ転送する(ステップS409)。
次に、印字部14では印字要求を受信すると、当該印字要求に格納されているオーダ情報を読み取って、当該オーダ情報で示されるオーダされた商品名や注文数量やオーダテーブル番号、オーダされた商品の合計金額などからなる伝票データを作成する(ステップS410)。そして、印字要求に複製印字を示す情報が格納されているか否かを判定し、格納されている場合には、サブのコントローラ装置2用の伝票データをプリントアウトする(ステップS411)。
そしてサブのコントローラ装置2用の伝票データをプリントアウトすると、次に、自装置、つまりメインのコントローラ装置1用の伝票データをプリントアウトする(ステップS412)。つまり、メインのコントローラ装置1においては、サブのコントローラ装置2間の通信ネットワーク障害、またはサブのコントローラ装置2の装置障害が発生している場合、サブのコントローラ装置用の伝票データをプリントアウト(オーダ情報の迂回印字)するので、これにより、サブのコントローラ装置2側におけるオーダ情報の伝票印字処理を補完することができる。このサブのコントローラ装置2用の伝票は、サブのコントローラ装置2を用いて作業を行う従業員(厨房の料理人など)に手渡しで渡される。
次にメインのコントローラ装置1とオーダ端末3との間の通信障害、もしくはメインのコントローラ装置1の装置障害が発生している場合の処理フローについて図5を参照して説明する。
図5は、オーダリングシステムの処理フローを示す第3の図である。
まず、オーダ端末3にオーダが入力されると(ステップS501)、オーダ端末3はオーダ情報をメインのコントローラ装置1へ送信する(ステップS502)。ここで、メインのコントローラ装置1の装置障害が発生している場合、当該コントローラ装置1においてはオーダ情報に基づく伝票データの印字がされない。従って、ユーザは、サブのコントローラ装置2の切り替えスイッチを、サブ機能からメイン機能へと切り替える(ステップS503)。また、元々メイン装置となっていたコントローラ装置1のスイッチを、メイン機能からサブ機能へと切り替える(ステップS504)。これにより、メインのコントローラ装置1とサブのコントローラ装置2の機能が入れ替わり、符号2がメインのコントローラ装置となり符号1がサブのコントローラ装置となる。
メインのコントローラ装置1の障害状況によって、メインのコントローラ装置1は、電源をOFFにすることでもよい。
オーダ端末3においては、オーダ情報の送信に対する返答(例えば、TCPの通信であればAckの信号)を受信するまで、当該オーダ情報を送信し続ける。そして、新たにメインとなったコントローラ装置2のオーダ制御部13は、オーダ情報を受信すると、当該オーダ情報をオーダ情報記憶部15へ登録し(ステップS505)、オーダ情報を格納したバックアップ要求を、バックアップ処理部16に送信する。また、メインとなったコントローラ装置2のオーダ制御部13は、受信したオーダ情報に対する伝票番号を生成し(ステップS506)、当該伝票番号を無線通信部11を介して、オーダ端末3へ送信する(ステップS507)。次に、新たにメインとなったコントローラ装置2のバックアップ処理部16は、バックアップ要求を受信すると、オーダ情報を格納したバックアップ要求を、通信部12を介して、新たにサブとなっているコントローラ装置1へ送信する(ステップS508)。
ここで、新たなメインのコントローラ装置2と、新たなサブのコントローラ装置1間の通信障害、または新たなサブのコントローラ装置1の装置障害の復旧が完了していない場合、新たなメインのコントローラ装置2の有線通信部12では、バックアップ要求の送信に対する返答(例えば、TCPの通信であればAckの信号)を受信することができない。所定の時間待機して、バックアップ要求に対する応答を受信できるか否かを判定し(ステップS509)、バックアップ要求に対する応答が受信できないと判定した場合、バックアップ処理部16は、障害発生を検出して(ステップS510)、オーダ制御部13へ通知する。
次に、新たなメインとなったコントローラ装置2のオーダ制御部13、バックアップ要求を送信した後、バックアップ処理部16から障害発生の通知が有るか否かを判定し、所定の時間の間に、障害発生の通知があった場合には、オーダ情報を格納し、さらに、複製印字を示す情報を格納した印字要求を印字部14へ転送する(ステップS511)。なお、所定の時間の間に、障害発生の通知がない場合の処理については図6を用いて説明する。
次に、印字部14では印字要求を受信すると、当該印字要求に格納されているオーダ情報を読み取って、当該オーダ情報で示されるオーダされた商品名や注文数量やオーダテーブル番号、オーダされた商品の合計金額などから、新たなサブのコントローラ装置1で印字するべき情報の伝票データを作成する(ステップS512)。そして、印字部14は、新たなサブのコントローラ装置1用の伝票データをプリントアウトし(ステップS513)、また、次に、自装置、つまりメインとなるコントローラ装置2用で印字するべき情報の伝票データをプリントアウトする(ステップS514)。
以上の処理により、オーダ端末3からのオーダ情報をメインのコントローラ装置1で受信できない場合には、サブのコントローラ装置2へ切り替えて、オーダ情報に基づく伝票データをプリントアウトし、さらに、そのバックアップ処理を元々のメインのコントローラ装置1で行うことができない場合には、符号1で示される元々のメインのコントローラ装置、つまり新たなサブのコントローラ装置用の伝票データを、新たなメインのコントローラ装置2がプリントアウトするので、これにより、オーダ情報に基づく伝票の印字漏れを削減することができ、またそのオーダ情報のバックアップ処理を補完することができる。
次に、メイン機能からサブ機能へと切り替えられたコントローラ装置1の障害が復旧した場合の処理フローについて図6を参照して説明する。
図6はオーダリングシステムの処理フローを示す第4の図である。
切り替えスイッチによって、メイン機能とサブ機能が切り替えられ、そのサブのコントローラ装置へと切り替えられた符号1で示されるコントローラ装置の障害が復旧した場合、新たなメインのコントローラ装置2は、ステップS509において、バックアップ要求に対する応答が受信できたと判定する。そして、そのような場合、メイン装置となっているコントローラ装置2のオーダ制御部13は、通常のオーダ情報のみを格納した印字要求を印字部14へ転送する(ステップS601)。次に、印字部14では印字要求を受信すると、当該印字要求に格納されているオーダ情報を読み取って、当該オーダ情報で示されるオーダされた商品名や注文数量やオーダテーブル番号、オーダされた商品の合計金額などからなる伝票データを作成する(ステップS602)。そして、印字部14は、メインとなっているコントローラ装置2用の伝票データをプリントアウトする(ステップS603)。
他方、復旧したサブのコントローラ装置1においては、メインとなるコントローラ装置2から、通信部12がバックアップ要求を受信する。すると、復旧したサブのコントローラ装置1のオーダ制御部13は、オーダ情報記憶部15にバックアップ要求に格納されているオーダ情報を読み取って、登録する(ステップS604)。そして、オーダ情報制御部13は、オーダ情報を格納した印字要求を印字部14へ転送する。印字部14では印字要求を受信すると、当該印字要求に格納されているオーダ情報を読み取って、当該オーダ情報で示されるオーダされた商品名や注文数量やオーダテーブル番号、オーダされた商品の合計金額などからなる伝票データを作成する(ステップS605)。
そして、印字部14は、サブのコントローラ装置1用の伝票データをプリントアウトする(ステップS606)。つまり、メイン機能とサブ機能が切り替えられた後に、新たにサブとなったコントローラ装置1の障害が復旧したとしても、そのコントローラ装置1をサブのコントローラ装置として使用し続けることとなる。これにより、メインのコントローラ装置2とサブのコントローラ装置1を再度切り替える切り替え時間が不要となり、オーダ転送ができなくなる時間をなくすことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の処理によれば、サブのコントローラ装置2においても、オーダ情報によって作成された伝票データがプリントアウトされ、またオーダ情報がオーダ情報記憶部15に登録されるので、メインのコントローラ装置1においてオーダ端末から受信したオーダ情報が、何らかの事情で破棄された場合であっても、その情報をバックアップすることができる。
また、メインとなるコントローラ装置1においては、サブのコントローラ装置2間の通信ネットワーク障害、またはサブのコントローラ装置2の装置障害が発生している場合、サブのコントローラ装置2用の伝票データをプリントアウトするので、これにより、サブのコントローラ装置2側におけるオーダ情報の印字処理を補完することができる。
また、オーダ端末からのオーダ情報をメインのコントローラ装置1で受信できない場合には、サブのコントローラ装置2へ切り替えて、オーダ情報に基づく伝票データをプリントアウトし、さらに、そのバックアップ処理を元々のメインのコントローラ装置1で行うことができない場合には、元々のメインのコントローラ装置1、つまり新たなサブのコントローラ装置1用の伝票データを新たなメインのコントローラ装置2でプリントアウトするので、これにより、オーダ情報に基づく伝票の印字漏れをなくすことができ、またそのオーダ情報の格納処理を継続することができる。
また、上述のオーダリングシステムにおけるコントローラ装置1,2においては、自装置内に一体型に格納された印字部を備え、当該印字部によってオーダ情報に基づく伝票を印字している。そのため、別途、プリンタ装置を備えなくとも良い。そして、このように一台の印字機能を備えたコントローラ装置とオーダ端末を一組、店舗に供えるようにすれば、シンプルで安価なオーダリングシステムを提供することができる。さらに、無線中継器を設置したり、プリンタ装置とコントローラ装置を別々に設置したりする必要が無いため、無駄な設置スペースを必要とせず、また、無線中継器等が店舗に来店した客から見える場所に設置されることなく、店舗の雰囲気を壊すということがないという効果が得られる。
また、メインのコントローラ装置1やサブのコントローラ装置2とオーダ端末3には、当該装置間で情報を送受信する通信手段として、赤外線通信部などを備えるようにしてもよい。これにより、無線アンテナの障害が発生しても、オーダ端末3からメインのコントローラ装置1やサブのコントローラ装置2へオーダ情報を転送可能となるため、この場合も、オーダ端末を用いたオーダを停止することなく営業活動を行うことができる。
また、無線アンテナがメインとなるコントローラ装置1のみに接続され、サブのコントローラ装置2に無線アンテナが無い場合でも、無線アンテナが脱着可能であるため、メイン装置となるコントローラ装置1に障害が発生した場合、サブのコントローラ装置2に無線アンテナを接続して、サブのコントローラ装置2を、サブ機能からメイン機能に切り替えることにより、オーダ情報をオーダ端末3から受信して、オーダリング処理を継続することが可能である。
また、本実施形態によるオーダリングシステムによれば、POSレジとの通信ネットワーク回線に障害が発生した場合や、POSレジ本体が障害を起こしてしまっても、会計用の伝票が出力されており、この伝票に、合計金額が印字されているため、客との金銭のやり取りを障害に関わらず行うことが可能である。
また、オーダ端末から送信されたオーダ情報は、メインのコントローラ装置1に登録されている、障害復旧後に、改めて、障害中のオーダデータの会計処理を、POSレジで行うことで、抜けのない売り上げ集計を行うことが可能となる。
上述のオーダ端末やコントローラ装置1、2は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上説明したように、本発明によれば、コントローラ機器間をつなぐ、通信ネットワークに障害が発生しても、メインとなるコントローラ装置に一体化された印字機能により、オーダ端末から受信したオーダ情報を印字することができ、また、本来、サブとなるコントローラ装置から印字すべきオーダ情報もメインのコントローラ装置から、迂回印字することができるため、通信ネットワーク障害が発生しても、オーダ情報の厨房等への伝達が可能である。
また、メインのコントローラ装置の印字機能部分に障害が発生した場合は、サブのコントローラ装置にバックアップ情報と障害情報を伝達することで、サブのコントローラ装置から、本来メインのコントローラ装置から印字するオーダ情報も、合わせて印字することができ、この場合も、オーダ情報の伝達が可能である。
さらに、メインのコントローラ装置そのものに障害が発生し、オーダ端末からのオーダ受信ができなくなった場合でも、過去のオーダ情報は、すべてサブのコントローラ装置にもバックアップされているため、手動によって、サブのコントローラ装置のオーダコントロール機能を稼動させることができる。
また、必要に応じて無線アンテナの付け替えを行うことによって、そのまま継続して、サブのコントローラ装置において、オーダコントロール機能を動作させることが可能となる。また、さらに、サブのコントローラ装置には、過去のオーダ情報もバックアップされているため、このような場合に、POSレジにおいての会計等の処理に支障を及ぼすこともない。
オーダリングシステムの構成を示すブロック図である。 コントローラ装置の機能ブロック図である。 オーダリングシステムの処理フローを示す第1の図である。 オーダリングシステムの処理フローを示す第2の図である。 オーダリングシステムの処理フローを示す第3の図である。 オーダリングシステムの処理フローを示す第3の図である。
符号の説明
1・・・コントローラ装置
2・・・プリンタ装置
3・・・オーダ端末
11・・・無線通信部
12・・・ネットワーク通信部
13・・・オーダ制御部
14・・・印字部
15・・・オーダ情報記憶部
16・・・バックアップ処理部

Claims (3)

  1. オーダ端末とコントローラ装置とが無線通信を介して接続され、前記コントローラ装置が、前記オーダ端末よりオーダ商品とその数量との組合せからなるオーダ情報を、前記無線通信を介して受信する情報受信手段と、前記オーダ情報を記憶するオーダ情報記憶手段と、自装置内に一体型に格納された前記オーダ情報を印字する印字手段とを備えるオーダリングシステムであって、
    前記コントローラ装置は、少なくとも複数台存在し、複数のうち第1のコントローラ装置は、前記オーダ情報のバックアップ要求を、当該第1のコントローラ装置とは異なる少なくとも1台の第2のコントローラ装置へ送信するバックアップ要求手段を備え、
    且つ、前記コントローラ装置は、メイン機能とサブ機能のいずれかの機能へと切り替える外部スイッチを有し、その外部スイッチによって、全ての機能を動作可能とするメイン機能と、バックアップ機能及び印字機能の2機能のみを動作可能とするサブ機能のいずれかに切り替え可能に構成される
    ことを特徴するオーダリングシステム。
  2. 前記第1のコントローラ装置は、
    前記バックアップ要求に対する前記第2のコントローラ装置からの応答を受信できない場合に、前記印字手段に対して前記オーダ情報の迂回印字を指示する迂回印字判定手段を備えることを特徴とする請求項に記載のオーダリングシステム。
  3. 請求項1または2に記載のコントローラ装置の通信用アンテナが着脱可能な構造である
    ことを特徴とするオーダリングシステム。
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