JP6421556B2 - 印刷装置 - Google Patents

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JP6421556B2
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典生 土屋
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Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、複数の受信部(インターフェース)を備え、複数の外部装置から複数の受信部を
介して受信したデータを、受信部ごとに用意された処理プログラムにより処理する印刷装
置(画像形成装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−312250号公報
上述した印刷装置のように、受信部が複数ある装置では、受信部が複数ある構成に対応
する処理を行って、記憶資源、計算資源の有効活用等を実現したいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の受信部を備える印刷装置
について、受信部が複数ある構成に対応する処理を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、記録媒体に印刷を行う印刷部と、デ
ータを受信する第1受信部と、前記第1受信部で受信したデータを格納する第1受信バッ
ファーと、データを受信する第2受信部と、前記第2受信部で受信したデータを格納する
第2受信バッファーと、処理対象を前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッフ
ァーのいずれかに切り替え、処理対象としたバッファーに格納されたデータに基づいて前
記印刷部を制御する印刷制御部と、を備え、前記印刷制御部は、所定の場合に、前記第1
受信バッファー、及び、前記第2受信バッファーのいずれか一方を主バッファー、及び、
いずれか他方を副バッファーに設定し、前記副バッファーにデータが格納されない間は、
処理対象が前記主バッファーである状態を維持し、前記副バッファーにデータが格納され
た場合、処理対象を前記副バッファーに切り替えて前記副バッファーに格納されたデータ
に基づく処理を実行し、処理が完了した場合、処理対象を前記主バッファーに切り替える
ことを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、受信部が複数ある構成に対応する処理を行える。
また、本発明の印刷装置は、前記印刷制御部は、前記第1受信部、及び、前記第2受信
部のうち、先に、データの受信を開始した方の受信部に対応するバッファーを、前記主バ
ッファーと設定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、いずれか一方の受信部を主バッファーと設定する場合に、ユー
ザーの利便性が向上する。
また、本発明の印刷装置は、前記印刷制御部は、前記第1受信部、及び、前記第2受信
部のうち、先に、データを受信可能な状態となった方の受信部に対応するバッファーを、
前記主バッファーと設定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、いずれか一方の受信部を主バッファーと設定する場合に、ユー
ザーの利便性が向上する。
また、本発明の印刷装置は、前記印刷制御部は、前記第1受信バッファー、及び、前記
第2受信バッファーのうち、予め指定されたバッファーを、前記主バッファーと設定する
ことを特徴とする。
本発明の構成によれば、いずれか一方の受信部を主バッファーと設定する場合に、ユー
ザーの利便性が向上する。
また、本発明の印刷装置は、前記印刷制御部は、前記第1受信部、及び、前記第2受信
部のうち、一方の受信部が有線通信により外部装置からデータを受信し、他方の受信部が
無線通信により外部装置からデータを受信する場合、有線通信でデータを受信する方の受
信部に対応するバッファーを、前記主バッファーと設定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、いずれか一方の受信部を主バッファーと設定する場合に、ユー
ザーの利便性が向上する。
本実施形態に係る印刷システムの構成を示す図。 印刷システムが備える各装置の機能的構成を示すブロック図。 POS端末、印刷装置の動作を示すフローチャート。 タブレット端末、印刷装置の動作を示すフローチャート。 印刷装置の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の仕様態様の一例を示す図である。
図1は、来店した顧客に飲み物、及び、食べ物を提供する飲食店Tに印刷システム1が
適用された様子を模式的に示す。
図1に示す飲食店Tは、ホールT1と、キッチンT2とに分かれている。
ホールT1は、来店した顧客が滞在し、ホールT1の担当者(以下、「ホール担当者」
という。)が飲食物の提供等のサービスを顧客に提供するエリアである。ホールT1には
、複数のホール担当者が、存在する。ホールT1には、料理等を載置可能な複数のテーブ
ルTBや、顧客が座るイスCHが設けられる。
ホールT1において、出入口DGの近傍には、顧客が会計を行う会計カウンターLCが
設けられる。会計カウンターLCには、POS端末10と、POS端末10に有線接続さ
れた印刷装置11とが設けられる。POS端末10には、デバイスとして、モニターMT
と、キャッシュドロアーKSとが接続される。
顧客の会計に際し、ホール担当者は、POS端末10に、会計に応じた入力を行う。P
OS端末10は、入力に応じて、モニターMT、及び、キャッシュドロアーKSを制御し
、モニターMTに会計に関する情報を表示し、また、キャッシュドロアーKSを利用した
現金の受け渡しを可能とする。また、POS端末10は、印刷装置11を制御して、印刷
装置11にレシートを発行させる。印刷装置11により発行されたレシートは、顧客に引
き渡される。
複数のホール担当者には、顧客からの注文を受け付ける際に使用するタブレット端末1
3(制御装置)が、事前に、付与される。タブレット端末13は、前面にタッチパネル4
1(図2参照)が設けられたタブレット型のコンピューターである。
ホールT1において、顧客からの注文を受け付ける際、ホール担当者は、顧客の近くに
行き、顧客から注文を聞き、タブレット端末13に注文に対応する入力を行う。注文の受
け付けが完了すると、ホール担当者は、会計カウンターLCの近くに行き、タブレット端
末13と、印刷装置11とを、Bluetooth(登録商標)に従って、無線接続する。次いで
、ホール担当者は、タブレット端末13に対して所定の入力を行う。当該所定の入力に応
じて、タブレット端末13は、印刷装置11を制御して、少なくとも注文された飲食物の
名称、及び、注文された数量が印刷された注文伝票を発行させる。ホール担当者は、印刷
装置11が発行した注文伝票を、キッチンT2の所定の位置に載置する。
キッチンT2は、キッチンT2の担当者(以下、「キッチン担当者」という。)が飲食
物を作るエリアであり、ドリンクサーバーや、ガスコンロ、冷蔵庫等が設けられる。キッ
チン担当者は、ホール担当者が所定の位置に載置した注文伝票を受け取り、注文伝票に基
づいて、注文が入った飲食物を認識し、飲食物を作る。キッチン担当者が作った飲食物は
、ホール担当者に渡され、ホール担当者により、顧客に引き渡される。
このように、本実施形態に係る印刷装置11は、POS端末10の制御でレシートを発
行し、また、タブレット端末13の制御で注文伝票を発行する。
印刷システム1の各装置の機能的構成を示すブロック図である。
印刷装置11は、ロール紙(記録媒体)を収容し、感熱紙であるロール紙にライン型の
サーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を印刷するラインサーマルプリ
ンターである。
図2に示すように印刷装置11は、制御部20と、印刷部21と、記憶部22と、US
Bインターフェース23(第1受信部)と、第1受信バッファー24と、無線通信インタ
ーフェース25(第2受信部)と、第2受信バッファー26と、を備える。
制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、印刷装置11を
制御する。制御部20は、所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、印刷
制御部201として機能する。印刷制御部201については後述する。
印刷部21は、印刷装置11の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構や、サー
マルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を印刷する印刷機構、ロール紙を所
定の位置で切断する切断機構等を備える。印刷部21は、制御部20の制御で、搬送機構
によりロール紙を搬送しつつ、印刷機構によりロール紙に画像を印刷し、切断機構により
所定の位置でロール紙を切断して、上述したレシート、及び、注文伝票を発行する。
記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。記憶部22は、設定
ファイルSFを記憶する。設定ファイルSFについては後述する。
USBインターフェース23は、USBの規格に従ったポートを有するインターフェー
スボード等を備え、制御部20の制御で、ポートに接続されたUSBケーブルを介して、
POS端末10と、USBの規格に従って通信する。
第1受信バッファー24は、USBインターフェース23がPOS端末10から受信し
たデータを格納するバッファーである。
無線通信インターフェース25は、Bluetoothの規格に従った無線通信機能を有する無
線通信モジュール等を備え、制御部20の制御で、タブレット端末13と、Bluetoothの
規格に従って無線通信する。
第2受信バッファー26は、無線通信インターフェース25がタブレット端末13から
受信したデータを格納するバッファーである。
POS端末10は、印刷装置11を制御するホストコンピューターである。
図2に示すように、POS端末10は、POS端末制御部30と、POS端末記憶部3
1と、POS端末通信インターフェース32と、POS端末入力部33と、POS端末デ
バイス通信部34と、を備える。
POS端末制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、PO
S端末10を制御する。
POS端末記憶部31は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
POS端末通信インターフェース32は、POS端末制御部30の制御で、印刷装置1
1と、USBの規格に従って通信する。
POS端末入力部33は、テンキーや、操作スイッチ等の入力手段を備え、入力手段に
対する入力を検出し、POS端末制御部30に出力する。POS端末制御部30は、PO
S端末入力部33からの入力に基づいて、入力に対応する処理を実行する。
POS端末デバイス通信部34は、POS端末制御部30の制御で、POS端末10に
接続されたデバイスと通信する。POS端末10には、デバイスとして、モニターMTと
、キャッシュドロアーKSとが接続される。
モニターMTを、液晶表示パネル等の表示手段を備え、POS端末制御部30の制御絵
、表示手段に各種画像を表示する。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイと、筐体からトレイを引き出す引出
機構と、トレイをロックするロック機構とを備える。キャッシュドロアーKSは、POS
端末制御部30の制御で、ロック機構のロックを解除し、引出機構により筐体からトレイ
を引き出す。
タブレット端末13は、前面にタッチパネル41が設けられたタブレット型のコンピュ
ーターである。
図2に示すように、タブレット端末13は、タブレット端末制御部40と、タッチパネ
ル41と、タブレット端末記憶部42と、タブレット端末通信インターフェース43とを
備える。
タブレット端末制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、
タブレット端末13を制御する。
タッチパネル41は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられ
たタッチセンサーとを備える。表示パネルは、タブレット端末制御部40の制御で、各種
画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、タブレット端末制御部40に
出力する。タブレット端末制御部40は、タッチパネル41からの入力に基づいて、タッ
チ操作に対応する処理を実行する。
タブレット端末記憶部42は、不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
タブレット端末通信インターフェース43は、タブレット端末制御部40の制御で、印
刷装置11と、Bluetoothの規格に従って無線通信する。
次に、レシートを発行するときのPOS端末10と、印刷装置11との動作について、
図3のフローチャートを用いて説明する。
なお、後に詳述するように、本実施形態では、第1受信バッファー24と、第2受信バ
ッファー26とのいずれかに処理対象が切り替えられ、第1受信バッファー24が処理対
象の場合に、印刷装置11はレシートの発行に係る処理を実行する。しかしながら、以下
の図3のフローチャートを用いた説明では、説明の便宜を考慮して、処理対象が第1受信
バッファー24である状態が維持されるものとする。
上述したように、会計カウンターLCにおける顧客の会計に際し、ホール担当者は、P
OS端末10のテンキー等を介して会計に応じた入力を行う。POS端末10は、入力に
応じて、モニターMT、及び、キャッシュドロアーKSを制御し、モニターMTに会計に
関する情報を表示し、また、キャッシュドロアーKSを利用した現金の受け渡しを可能と
する。
POS端末10のPOS端末制御部30は、顧客の会計に応じて決済処理を行い、決済
処理に基づいて、レシートの発行を指示する制御データ(以下、「レシート発行データ」
という。)を生成する(ステップSA1)。
詳述すると、POS端末10は、機能ブロックとして、POSアプリケーションを実行
するPOSアプリケーション実行部と、プリンタードライバーを実行するプリンタードラ
イバー実行部と、を備える。
POSアプリケーション実行部は、顧客の会計に応じて、レシートに印刷する情報を含
むレシート情報を生成する。レシート情報は、レシートに印刷するロゴに関する情報や、
レシートの発行日時(日付+時刻)を示す情報、顧客が購入した商品の名称、商品の単価
、購入した商品の数量、税に関する情報、合計購入金額、顧客から受け取った金銭の額、
お釣りを示す情報、その他の情報を含む情報である。POSアプリケーション実行部は、
テンキー等の入力手段に対するレジ担当者の入力に基づいてレシート情報を生成する。レ
シート情報の生成後、POSアプリケーション実行部は、レシート情報をプリンタードラ
イバー実行部に出力する。
プリンタードライバー実行部は、入力されたレシート情報に基づいて、印刷装置11の
コマンド体系に従って、レシート発行データを生成する。レシート発行データは、印刷装
置11のコマンド体系に従った制御コマンドを複数含んで構成されたデータである。
レシート発行データの生成後、POS端末制御部30は、POS端末通信インターフェ
ース32を制御して、生成したレシート発行データを印刷装置11に送信する(ステップ
SA2)。
図3(B)に示すように、印刷装置11のUSBインターフェース23は、レシート発
行データを受信し、第1受信バッファー24に格納する(ステップSB1)。
制御部20の印刷制御部201は、記憶部22が記憶する設定ファイルSFを参照する
(ステップSB2)。
設定ファイルSFは、印刷装置11に関する設定情報が、複数、記録されたデータであ
る。設定情報とは、設定項目と、設定項目にセットされる設定値との組み合わせにより構
成される情報である。
本実施形態では、設定情報の種類として、画像設定情報と、動作設定情報とがある。
画像設定情報とは、記録媒体に記録される画像の印刷結果に影響を与える設定情報であ
る。画像設定情報の設定項目には、例えば、左右上下のマージンや、フォント、行間等が
ある。
画像設定情報は、レシートのレイアウトに応じて、所定の手段で事前に設定される。
動作設定情報とは、印刷装置11が印刷に係る処理を実行するときの動作に影響を与え
る設定情報である。動作設定情報の設定項目には、例えば、印刷濃度や、印刷速度等があ
る。
設定ファイルSFに記録された情報は、所定の手段により、ユーザーが任意のタイミン
グで書き換えることが可能である。
設定ファイルSFを参照した後、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納
されたレシート発行データを読み出す(ステップSB3)。
次いで、印刷制御部201は、読み出したレシート発行データに基づいて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報(画像設定情報、及び、動作設定情報)に従って、印刷部2
1を制御し、レシートを発行させる(ステップSB4)。
次に、注文伝票を発行するときのタブレット端末13と、印刷装置11との動作につい
て、図4のフローチャートを用いて説明する。
なお、後に詳述するように、本実施形態では、第1受信バッファー24と、第2受信バ
ッファー26とのいずれかに処理対象が切り替えられ、第2受信バッファー26が処理対
象の場合に、印刷装置11は注文伝票の発行に係る処理を実行する。しかしながら、以下
の図4のフローチャートを用いた説明では、説明の便宜を考慮して、処理対象が第2受信
バッファー26である状態が維持されるものとする。
なお、タブレット端末13には、事前に、所定のネイティブアプリケーションがインス
トールされる。以下の説明では、タブレット端末13のタブレット端末制御部40の機能
は、ネイティブアプリケーション、その他付随するプログラムにより実現される。
上述したように、ホール担当者は、顧客から注文を聞き、ネイティブアプリケーション
の機能により提供される所定のユーザーインターフェースに、注文に対応する入力を行う
。注文の受け付けが完了すると、ホール担当者は、会計カウンターLCの近くに行き、タ
ブレット端末13と、印刷装置11とを、Bluetoothに従って、無線接続する。無線接続
時、タブレット端末13と印刷装置11との間で、Bluetoothの規格に従ったペアリング
が行われ、これら装置間で通信リンクが確立され、これら装置間でデータの送受信が行え
る状態が確立される。タブレット端末13と印刷装置11とを無線接続した後、ホール担
当者は、ユーザーインターフェースに所定の入力を行う。
ユーザーインターフェースに対する所定の入力に応じて、タブレット端末制御部40は
、注文伝票の発行を指示する制御データ(以下、「注文伝票発行データ」という。)を生
成する(ステップSC1)。上述したように、注文伝票は、少なくとも注文された飲食物
の名称、及び、注文された数量が印刷された紙片である。ここで、ネイティブアプリケー
ションは、上述したPOSアプリケーション、及び、プリンタードライバーの機能と同様
の機能を有するプログラムを有する。タブレット端末制御部40は、ネイティブアプリケ
ーションの機能により、注文伝票発行データを生成する。
注文伝票発行データは、印刷装置11のコマンド体系に従った制御コマンドを複数含ん
で構成されたデータである。特に、注文伝票発行データは、先頭の制御コマンドに、設定
ファイル書換コマンドを含む。設定ファイル書換コマンドについては、後述する。
注文伝票発行データの生成後、タブレット端末制御部40は、タブレット端末通信イン
ターフェース43を制御して、印刷装置11に、注文伝票発行データを送信する(ステッ
プSC2)。
図4(B)に示すように、印刷装置11の無線通信インターフェース25は、注文伝票
発行データを受信し、第2受信バッファー26に格納する(ステップSD1)。
次いで、制御部20の印刷制御部201は、記憶部22が記憶する設定ファイルSFを
参照する(ステップSD2)。
次いで、設定ファイルSFを参照した後、印刷制御部201は、第2受信バッファー2
6に格納された注文伝票発行データを読み出す(ステップSD3)。
次いで、印刷制御部201は、読み出した注文伝票発行データに基づいて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報(画像設定情報、及び、動作設定情報)に従って、印刷部2
1を制御し、注文伝票を発行させる(ステップSD4)。
ところで、飲食店Tにおいて、POS端末10、及び、印刷装置11により構成される
システム(以下、「POSシステム」という。)は、既存のシステムであり、このPOS
システムを用いて会計が行われていた。そして、従来、注文伝票の発行は、紙媒体の用紙
に、ホール担当者が手書きで注文に関する情報を書き込むことにより行われていた。一方
で、本実施形態の印刷システム1は、印刷装置11がレシートだけでなく、注文伝票を発
行する構成とし、ホール担当者の作業の負担を低減している。
ここで、飲食店Tに、紙片を発行する機能を有する専用の装置を新たに設け、当該専用
の装置により、注文伝票を発行する構成とすることによって、ホール担当者の作業の負担
を低減することも可能である。しかしながら、この構成とした場合、専用の装置を設ける
必要があるため、コストの増大につながる。これを踏まえ、本実施形態では、印刷装置1
1がレシート、及び、注文伝票の双方を発行する構成とし、注文伝票を発行する専用の装
置を設けることに起因したコストの増大を防止する。しかしながら、この構成の場合、以
下の課題、及び、ニーズがある。
すなわち、POSシステムは、既存のシステムであり、POSシステムが有するPOS
端末10に対して、できるだけ改変(例えば、インストールされたPOSアプリケーショ
ンのプログラム修正や、プリンタードライバーのプログラム修正等)を加えたくないとす
るニーズがある。POS端末10の改変を伴う場合、改変のための作業が必要となり、作
業負担が増大するからである。
また、既存のPOSシステムは、POS端末10と、印刷装置11とが一対一の関係で
常時接続されることが前提のシステムである。従って、POS端末10の制御による印刷
装置11のレシートの発行が正常に行われる状態を維持した上で、タブレット端末13の
制御による印刷装置11の注文伝票の発行が行われるようにする必要がある。また、印刷
装置11の設定ファイルSFに記録された画像設定情報は、レシートのレイアウトに対応
した内容であり、注文伝票のレイアウトに対応した内容ではなく、このことに対応する処
理を実行する必要がある。
また、印刷装置11についても既存の装置を用いるため、印刷装置11の記憶資源、計
算資源を有効活用し、印刷装置11に対してメモリーの増設や、高性能なCPUへの交換
等を行わなくてもいいようにしたい、とするニーズがある。
これらの課題、ニーズを踏まえ、本実施形態に係る印刷装置11は、以下の処理を実行
する。
図5は、電源が投入された後の印刷装置11の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、電源の投入後、印刷装置11は、主バッファー設定処理を実行する
(ステップSE1)。
以下、主バッファー設定処理について詳述する。
後述するように、印刷装置11の制御部20の印刷制御部201は、第1受信バッファ
ー24、又は、第2受信バッファー26のいずれかに、処理対象とするバッファーを切り
替え、処理対象としたバッファーに格納されたデータに基づいて処理を実行する。バッフ
ァーの切り替えに関し、印刷制御部201は、POS端末10と接続するインターフェー
ス(通信部。本例では、USBインターフェース23。)で受信したデータを格納するバ
ッファー(本例では、第1受信バッファー24)を主バッファーと設定し、他方のバッフ
ァー(本例では、第2受信バッファー26)を副バッファーと設定する。そして、印刷制
御部201は、主バッファーに設定したバッファー(本例では、第1受信バッファー24
。)を基本的に処理対象とし、副バッファーに設定したバッファー(本例では、第2受信
バッファー26。)にデータが格納された場合に、処理対象を副バッファーに切り替え、
副バッファーに格納されたデータに基づく処理が完了した後、主バッファーに処理対象を
切り替える。
そして、ステップSE1の主バッファー設定処理は、第1受信バッファー24(POS
端末10と接続するインターフェースで受信したデータを格納するバッファー)を主バッ
ファーに設定する処理である。
第1受信バッファー24を主バッファーとすることにより、以下のメリットがある。
すなわち、後に明らかとなるとおり、印刷装置11がPOS端末10から受信したレシ
ート発行データに基づくレシートの発行を行う際に、設定ファイル書換コマンドに基づく
設定ファイルの書き換えを行う必要がない。従って、POS端末10は、設定ファイル書
換コマンドを印刷装置11に送信する必要がない。ここで、後に明らかとなる通り、設定
ファイル書換コマンドは、バッファーが第1受信バッファー24と、第2受信バッファー
26との2つ存在し、各バッファーに格納されたデータに基づく処理に際し、1つの設定
ファイルに基づいて処理を実行することに起因して、タブレット端末13から印刷装置1
1に送信される制御コマンドである。従って、既存のPOSシステムでは、POS端末1
0は、設定ファイル書換コマンドを印刷装置11に送信していなかった。そして、第1受
信バッファー24を主バッファーとすることにより、POS端末10から印刷装置11に
対して、設定ファイル書換コマンドを送信する必要がなく、従って、POS端末10に対
する改変(例えば、設定ファイル書換コマンドを送信する機能を実装するためのプログラ
ム修正)が必要ない。
本実施形態では、主バッファーを設定する方法として、第1方法〜第3方法の3つの方
法がある。第1方法〜第3方法のうち、どの方法を用いて主バッファーの設定を行うかは
、所定の手段により、ユーザーが設定可能である。
以下、第1方法〜第3方法のそれぞれについて説明する。
<第1方法>
第1方法は、USBインターフェース23、及び、無線通信インターフェース25のう
ち、先に、接続された外部装置(POS端末10、又は、タブレット端末13)からデー
タを受信可能な状態となった方のインターフェース(受信部)に対応するバッファーを、
主バッファーと設定する方法である。
データを受信可能な状態とは、USBインターフェース23については、USBに従っ
て印刷装置11とPOS端末10との間で所定の情報の送受信が行われ、これら装置間で
USBに従ったコネクションが確立した状態をいう。
また、データを受信可能な状態とは、無線通信インターフェース25については、Blue
toothの規格に従ったペアリングが行われ、これら装置間で通信リンクが確立された状態
をいう。
第1方法の場合、電源投入後、印刷制御部201は、USBインターフェース23、及
び、無線通信インターフェース25について、データを受信可能な状態となったか否かを
監視する。そして、印刷制御部201は、先に、データを受信可能な状態となったインタ
ーフェースに対応するバッファーを、主バッファーと設定する。
第1方法により主バッファーを設定する場合、ユーザーは、タブレット端末13よりも
先に、POS端末10を印刷装置11に接続する。これにより、第1受信バッファー24
を、主バッファーとすることができる。
タブレット端末13よりも先にPOS端末10を印刷装置11に接続する処理は、例え
ば、以下のようにして可能である。例えば、印刷装置11の電源のオン/オフにかかわら
ず、POS端末10と印刷装置11とをUSBケーブルを介して接続した状態とする。そ
して、印刷装置11の電源が投入された場合、自動で、POS端末10と印刷装置11と
の間でUSBに従ったコネクションを確立する設定とする。これにより、簡易に、タブレ
ット端末13よりも先にPOS端末10を印刷装置11に接続し、第1受信バッファー2
4を主バッファーとすることができる。
第1方法によれば、ユーザーは、タブレット端末13よりも先にPOS端末10を印刷
装置11に接続する、という非常に簡易な作業を行うことにより、第1受信バッファー2
4を主バッファーとすることができる。このため、ユーザーの利便性が向上する。
また、第1受信バッファー24を主バッファーに設定するための特別な機構が必要なく
、コストの増大を抑制できる。
なお、第1方法において、受信可能な状態となった後、先にデータを受信した方のイン
ターフェース(受信部)に対応するバッファーを、主バッファーと設定する構成であって
もよい。この場合、ユーザーは、タブレット端末13よりも先にPOS端末10から印刷
装置11にデータを送信し、送信したデータに基づく処理を印刷装置11に実行させれば
よい。
<第2方法>
第2方法は、第1受信バッファー24、及び、第2受信バッファー26のうち、予め指
定されたバッファーを主バッファーと設定する方法である。
主バッファーとするバッファーを指定する方法は、どのような方法でもよい。例えば、
印刷装置11に設けられた操作スイッチやディップスイッチ等を操作して指定できるよう
にしてもよく、外部装置と接続し、外部装置から所定のコマンドを出力することにより指
定できるようにしてもよい。
第2方法の場合、電源投入後、印刷制御部201は、第1受信バッファー24、及び、
第2受信バッファー26のうち、予め指定されたバッファーを主バッファーと設定する。
第2方法により主バッファーを設定する場合、ユーザーは、第1受信バッファーが主バ
ッファーとなるよう指定する。これにより、第1受信バッファー24を、主バッファーと
することができる。
第2方法によれば、ユーザーは、電源の投入の度に、主バッファーの設定に関する作業
を行う必要がない。このため、ユーザーの利便性が向上する。
また、第1受信バッファー24を主バッファーに設定するための特別な機構が必要なく
、コストの増大を抑制できる。
<第3方法>
第3方法は、2つのインターフェースのうち、一方のインターフェースが有線通信によ
り外部装置からデータを受信し、他方のインターフェースが無線通信により外部装置から
データを受信する場合に、有線通信でデータを受信する方のインターフェースに対応する
バッファーを、主バッファーと設定する方法である。
本実施形態では、USBインターフェース23は有線通信でデータを受信し、無線通信
インターフェース25は無線通信でデータを受信する。これを踏まえ、第3方法の場合、
電源投入後、印刷制御部201は、USBインターフェース23に対応するバッファーで
ある第1受信バッファー24を主バッファーと設定する。
第3方法により主バッファーを設定する場合、ユーザーは、POS端末10を印刷装置
11に有線接続し、タブレット端末13を印刷装置11に無線接続する。これにより、第
1受信バッファー24を、主バッファーとすることができる。
第3方法によれば、ユーザーは、POS端末10を印刷装置11に有線接続し、タブレ
ット端末13を印刷装置11に無線接続する、という非常に簡易な作業を行うことにより
、第1受信バッファー24を主バッファーとすることができる。このため、ユーザーの利
便性が向上する。
また、第1受信バッファー24を主バッファーに設定するための特別な機構が必要なく
、コストの増大を抑制できる。
以上、第1方法〜第3方法について説明した。
第1方法、第2方法、又は、第3方法に基づいて主バッファー設定処理が行われるため
、主バッファー設定処理が完了した段階では、処理対象のバッファーは、POS端末10
から受信したデータを格納する第1受信バッファー24である。
従って、以下で説明するステップSE2以下の処理は、第1受信バッファー24が主バ
ッファーであることを前提とした処理である。
さて、図5に示すように、印刷制御部201は、タブレット端末13から注文伝票発行
データを新たに受信し、受信した注文伝票発行データが第2受信バッファー26に格納さ
れたか否かを監視する(ステップSE2)。上述したように、無線通信インターフェース
25は、注文伝票発行データを受信した場合、受信した注文伝票発行データを、第2受信
バッファー26に、順次、格納する。
印刷制御部201は、第1受信バッファー24、及び、第2受信バッファー26の状態
を監視しており、これらバッファーに新たなデータが格納された場合、そのことを検出で
きる。
第2受信バッファー26に注文伝票発行データが格納された場合(ステップSE2:Y
ES)、印刷制御部201は、第1受信バッファー24に格納されたレシート発行データ
について、全てのレシート発行データの読み出しが完了し、全てのレシート発行データに
基づく処理(レシートの発行)が完了した状態か否かを判別する(ステップSE3)。こ
の完了した状態は、印刷制御部201による第1受信バッファー24に格納されたデータ
に基づく印刷部21の制御が完了した状態を含む。
第1受信バッファー24に格納された全てのレシート発行データに基づく処理が完了し
た状態ではない場合(ステップSE3:NO)、印刷制御部201は、処理手順をステッ
プSE17へ移行する。ステップSE17以下の処理は、後述する。
第1受信バッファー24に格納されたレシート発行データに基づく処理が完了した状態
の場合(ステップSE3:YES)、印刷制御部201は、処理が完了してから、予め定
められた第1の所定期間が経過した状態か否かを判別する(ステップSE4)。ここで、
印刷制御部201は、直近で行った(=最後に行った)レシート発行データに基づく処理
が完了した場合、完了した後の経過時間を計時する機能を有する。ステップSE4で、印
刷制御部201は、計時した経過時間と、予め定められた第1の所定期間とを比較し、比
較結果に基づいて、処理が完了してから予め定められた第1の所定期間が経過した状態か
否かを判別する。
第1の所定期間が既に経過した状態の場合(ステップSE4:YES)、印刷制御部2
01は、処理手順をステップSE7へ移行する。この場合、後に明らかとなるとおり、印
刷制御部201は、第1受信バッファーから第2受信バッファーへ処理対象を即時に切り
替える。
第1の所定期間が経過していない状態の場合(ステップSE4:NO)、印刷制御部2
01は、最後に行った第1受信バッファー24に格納されたレシート発行データに基づく
処理が完了してから第1の所定期間が経過したか否かを監視しつつ(ステップSE6)、
POS端末10からレシート発行データを新たに受信し、受信したレシート発行データが
第1受信バッファー24に格納されたか否かを監視する(ステップSE5)。
第1の所定期間が経過する前に、新たに受信したレシート発行データが第1受信バッフ
ァー24に格納された場合(ステップSE5:YES)、印刷制御部201は、処理手順
をステップSE17へ移行する。この場合、後に明らかとなるとおり、印刷制御部201
は、処理対象とするバッファーの切り替えを行わず、第1受信バッファー24に格納され
たレシート発行データに基づく処理を優先して実行する。
新たにレシート発行データを受信することなく第1の所定期間が経過した場合(ステッ
プSE6:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE7へ移行する。
ステップSE7において、印刷制御部201は、処理対象とするバッファーを、第1受
信バッファー24から第2受信バッファー26へ切り替える。
処理対象とするバッファーを切り替えるとは、データを読み出す対象とするバッファー
を1のバッファーから他のバッファーへ変更することを意味する。第1受信バッファー2
4が処理対象の場合、印刷制御部201は、第1受信バッファー24からデータ(レシー
ト発行データ)を読み出して実行する。一方、第2受信バッファー26が処理対象の場合
、印刷制御部201は、第2受信バッファー26からデータ(注文伝票発行データ)を読
み出して実行する。
このように、第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく処理が完了した後、
所定期間の経過を待ってから、バッファーの切り替えを行う理由は以下である。
すなわち、上述したように、レシート発行データは、複数の制御コマンドを含んで構成
されたデータである。従って、1の制御コマンドが第1受信バッファー24に格納されて
から、当該1の制御コマンドの次の制御コマンドが第1受信バッファー24に格納される
までに、タイムラグが生じる場合がある。一方で、1枚のレシートの発行を指示するレシ
ート発行データに含まれる制御コマンドは、一連の処理で連続して実行する必要がある。
一連の処理で連続して実行しないと、レシートが正常に発行されないからである。以上を
踏まえ、レシート発行データに含まれる制御コマンドが第1受信バッファー24に格納さ
れるタイミングにタイムラグが生じた場合であっても、1枚のレシートの発行を指示する
レシート発行データに含まれる制御コマンドを、一連の処理で連続して実行するために、
第1受信バッファー24に格納されたデータに基づく処理が完了した後、所定期間の経過
を待ってから、バッファーの切り替えが行われる。
ステップSE7で処理対象のバッファーを第1受信バッファー24から第2受信バッフ
ァー26へ切り替えた後、印刷制御部201は、設定ファイルSFをコピーしたデータを
所定の記憶領域に記憶する(ステップSE8)。ステップSE8の処理は、設定ファイル
SFを退避する処理に相当する。
次いで、印刷制御部201は、設定ファイルSFの画像設定情報をリセットする(ステ
ップSE9)。画像設定情報をリセットするとは、画像設定情報が有する設定項目のそれ
ぞれにセットされる設定値をデフォルト値とすることを意味する。
次いで、印刷制御部201は、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行デー
タに含まれる制御コマンドのうち、先頭の制御コマンドである設定ファイル書換コマンド
を読み出す(ステップSE10)。
設定ファイル書換コマンドは、設定ファイルSFに記録された画像設定情報の書き換え
を実行させる制御コマンドである。画像設定情報の書き換えとは、画像設定情報が有する
設定項目のそれぞれに、所定の設定値をセットすることを意味する。設定ファイル書換コ
マンドには、画像設定情報の各設定項目と、各設定項目に設定する設定値とを示す情報が
含まれる。設定項目と、設定値との組み合わせを示す情報は、所定の手段により事前にタ
ブレット端末13に登録される。タブレット端末13は、注文伝票発行データを生成する
際、登録された情報に基づいて設定ファイル書換コマンドを生成する。
次いで、印刷制御部201は、読み出した設定ファイル書換コマンドを実行し、設定フ
ァイルSFの画像設定情報を書き換える(ステップSE11)。
このように、本実施形態では、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へ
の処理対象の切り替え時に、設定ファイルSFの画像設定情報がリセットされる。その後
、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに含まれる設定ファイル書換
コマンドに基づいて、画像設定情報が書き換えられる。この構成のため、画像設定情報の
内容を、注文伝票に対応したものとすることができる。
さらに、本実施形態では、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26へと処
理対象が切り替わる際に、設定ファイルSFに記録された設定情報のうち、動作設定情報
はリセットされず、また、設定ファイル書換コマンドによって書き換えられない。これは
以下の理由による。すなわち、動作設定情報は、上述したように、印刷濃度や、印刷速度
等の印刷装置11が印刷に係る処理を実行するときの動作に影響を与える設定情報である
。このため、動作設定情報は、レシートを発行したときの印刷結果がフィードバックされ
た上で、印刷装置11の個体差、飲食店Tで行われる業務の実態等を踏まえ、適宜、設定
されるものと想定される。従って、動作設定情報は、発行する紙片の種類に応じて変更せ
ず、発行する紙片の種類にかかわらず同一の情報を利用する方が適切だからである。
なお、設定ファイル書換コマンドに、動作設定情報の書き換えを指示する制御コマンド
が含まれている場合、印刷制御部201は、当該制御コマンドを実行せずに読み捨てる。
これにより、処理対象のバッファーの切り替え時に動作設定情報が書き換えられることが
防止される。
画像設定情報の書き換え後、印刷制御部201は、設定ファイルSFを参照しつつ、第
2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに含まれる制御コマンドを、順次
、読み出して実行することにより、印刷部21を制御し、印刷部21に注文伝票を発行さ
せる(ステップSE12)。
注文伝票発行データの読み出しが全て完了し、注文伝票発行データに基づく注文伝票の
発行に係る処理が完了すると、印刷制御部201は、処理が完了してから第2の所定期間
が経過したか否かを監視しつつ(ステップSE14)、タブレット端末13から注文伝票
発行データを新たに受信し、受信した注文伝票発行データが第2受信バッファー26に格
納されたか否かを監視する(ステップSE13)。
第2の所定期間の値は、上述した第1の所定期間の値と同じでもよく、異なっていても
よい。
第2の所定期間が経過する前に、新たに受信した注文伝票発行データが第2受信バッフ
ァー26に格納された場合(ステップSE13:YES)、印刷制御部201は、処理手
順をステップSE10へ戻し、設定ファイル書換コマンドに基づく設定ファイルSFの書
き換え、及び、注文伝票発行データに基づく注文伝票の発行を実行する。
新たに注文伝票発行データを受信することなく第2の所定期間が経過した場合(ステッ
プSE14:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE15へ移行する。
ステップSE15において、印刷制御部201は、所定の記憶領域に記憶した設定ファ
イルSFのコピーに基づいて、設定ファイルSFを上書きする(設定ファイルSFを復元
する)。
このステップSE15の処理により、設定ファイルSFが、ステップSE7で処理対象
が第1受信バッファー24から第2受信バッファー26に切り替えられる直前のものへと
復元される。
設定ファイルSFの復元後、印刷制御部201は、処理対象とするバッファーを、第2
受信バッファー26から第1受信バッファー24へと切り替える(ステップSE16)。
一方、ステップSE17において、印刷制御部201は、以下の処理を実行する。印刷
制御部201は、設定ファイルSFを参照し、第1受信バッファー24に格納されたデー
タ(レシート発行データ)に基づく処理(レシートの発行)を実行する(ステップSE1
7)。
レシート発行データに基づく処理の実行後、印刷制御部201は、処理が完了してから
第1の所定期間が経過したか否かを監視しつつ(ステップSE19)、POS端末10か
らレシート発行データを新たに受信し、受信したレシート発行データが第1受信バッファ
ー24に格納されたか否かを監視する(ステップSE18)。
第1の所定期間が経過する前に、新たに受信したレシート発行データが第1受信バッフ
ァー24に格納された場合(ステップSE18:YES)、印刷制御部201は、処理手
順をステップSE17へ移行し、新たに受信したレシート発行データに基づく処理を実行
する。
新たにレシート発行データを受信することなく第1の所定期間が経過した場合(ステッ
プSE19:YES)、印刷制御部201は、処理手順をステップSE7へ移行する。上
述したように、ステップSE7以下の処理により、処理対象が第1受信バッファー24か
ら第2受信バッファー26に切り替えられ、第2受信バッファー26に格納されたデータ
に基づく処理が実行される。
以上のように、本実施形態では、POS端末10から印刷装置11に送信するデータ(
レシート発行データ)が変更されることなく、印刷装置11は、図5のフローチャートで
説明した処理を実行する。このため、POS端末10に対する改変(例えば、インストー
ルされたPOSアプリケーションのプログラム修正や、プリンタードライバーのプログラ
ム修正等)が必要ない。
また、印刷装置11の印刷制御部201は、タブレット端末13から注文伝票発行デー
タを受信した場合、POS端末10から受信したレシート発行データに基づく処理が完了
してから所定期間が経過している場合に、処理対象を第1受信バッファー24から第2受
信バッファー26へ切り替える。次いで、印刷制御部201は、注文伝票発行データに基
づく注文伝票の発行を実行する。注文伝票の発行後は、印刷制御部201は、処理対象を
第2受信バッファー26から第1受信バッファー24へ切り替える。このため、POS端
末10の制御による印刷装置11のレシートの発行が正常に行われる状態を維持した上で
、タブレット端末13の制御による印刷装置11の注文伝票の発行を行うことができる。
また、印刷制御部201は、第1受信バッファー24から第2受信バッファー26に処
理対象を切り替えるときに設定ファイルSFを退避し、第2受信バッファー26から第1
受信バッファー24に処理対象を切り替えるときに設定ファイルSFを復元する。また、
印刷制御部201は、第2受信バッファー26に格納された注文伝票発行データに基づく
処理を実行する場合は、当該データに含まれる設定ファイル書換コマンドに基づいて、設
定ファイルSFの内容を書き換えた後に実行する。このため、印刷制御部201は、レシ
ートを発行するときはレシートのレイアウトに対応した印刷を、また、注文伝票を発行す
るときは注文伝票のレイアウトに対応した印刷を実行できる。
また、本実施形態では、通信インターフェース(USBインターフェース23、無線通
信インターフェース25)ごとに、処理プログラムを用意するのではなく、同一の処理プ
ログラムで動作する印刷制御部201が、各通信インターフェースを介して受信したデー
タに基づく処理を実行する。このため、通信インターフェースごとに処理プログラムを用
意する必要がなく、記憶資源、計算資源の有効活用を実現できる。また、本実施形態では
、通信インターフェースごとに設定ファイルSFを記憶する構成ではなく、1つの設定フ
ァイルSFを必要に応じて切り替えて、使用する構成である。このため、記憶資源の有効
活用を実現できる。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置11は、記録媒体に印刷する印刷部2
1と、データを受信するUSBインターフェース23(第1受信部)と、USBインター
フェース23で受信したデータを格納する第1受信バッファー24と、データを受信する
無線通信インターフェース25(第2受信部)と、無線通信インターフェース25で受信
したデータを格納する第2受信バッファー26と、を備える。
そして、印刷制御部201は、所定の場合に、第1受信バッファー24、及び、第2受
信バッファー26のいずれかを主バッファーと設定し、主バッファーではないバッファー
である副バッファーにデータが格納されない間は、処理対象が主バッファーである状態を
維持し、副バッファーにデータが格納された場合、処理対象を副バッファーに切り替えて
副バッファーに格納されたデータに基づく処理を実行し、処理が完了した場合、処理対象
を主バッファーに切り替える。
この構成によれば、印刷装置11は、主バッファーに格納されたデータに基づく処理を
継続して実行しつつ、副バッファーにデータが格納された場合は、当該データに基づく処
理も実行できる。すなわち、印刷装置11は、インターフェース(受信部)が複数ある構
成に対応する処理を行うこができる。
また、本実施形態では、第1方法において、印刷制御部201は、USBインターフェ
ース23、及び、無線通信インターフェース25のうち、先に、データを受信可能な状態
となった方のインターフェースに対応するバッファーを、主バッファーと設定する。
この構成によれば、POS端末10から受信したデータを格納するバッファーを主バッ
ファーに設定する際に、ユーザーは、タブレット端末13よりも先にPOS端末10を印
刷装置11に接続する、という非常に簡易な作業を行うことにより、第1受信バッファー
24を主バッファーとすることができる。このため、ユーザーの利便性が向上する。また
、第1受信バッファー24を主バッファーに設定するための特別な機構が必要なく、コス
トの増大を抑制できる。
なお、上述したように、第1方法において、印刷制御部201は、先にデータを受信し
た方のインターフェース(受信部)に対応するバッファーを、主バッファーと設定しても
よい。
また、本実施形態では、第2方法において、印刷制御部201は、第1受信バッファー
24、及び、第2受信バッファー26のうち、予め指定されたバッファーを、主バッファ
ーと設定する。
この構成によれば、POS端末10から受信したデータを格納するバッファーを主バッ
ファーに設定する際に、ユーザーは、電源の投入の度に、主バッファーの設定に関する作
業を行う必要がない。このため、ユーザーの利便性が向上する。また、第1受信バッファ
ー24を主バッファーに設定するための特別な機構が必要なく、コストの増大を抑制でき
る。
また、本実施形態では、第3方法において、印刷制御部201は、USBインターフェ
ース23、及び、無線通信インターフェース25のうち、一方のインターフェースが有線
通信によりデータを受信し、他方のインターフェースが無線通信によりデータを受信する
場合、有線通信でデータを受信する方のインターフェースに対応するバッファーを、主バ
ッファーと設定する。
この構成によれば、POS端末10から受信したデータを格納するバッファーを主バッ
ファーに設定する際に、ユーザーは、POS端末10を印刷装置11に有線接続し、タブ
レット端末13を印刷装置11に無線接続する、という非常に簡易な作業を行うことによ
り、第1受信バッファー24を主バッファーとすることができる。このため、ユーザーの
利便性が向上する。また、第1受信バッファー24を主バッファーに設定するための特別
な機構が必要なく、コストの増大を抑制できる。
<変形例>
次いで、変形例について説明する。
上述した実施形態では、印刷制御部201は、処理対象が第1受信バッファー24の場
合に、タブレット端末13から注文伝票発行データを受信した場合、第1受信バッファー
24に格納された全てのレシート発行データに基づく処理が完了してから第1の所定期間
の経過後、バッファーの切り替えを実行した。しかしながら、1つのレシート発行データ
に含まれる制御コマンドのうち、特定の種類の制御コマンドが、最後に処理される制御コ
マンドである場合は、印刷制御部201が、当該特定の種類の制御コマンドを実行した後
、所定期間の経過を減ることなく、即時に、バッファーの切り替えを実行する構成でもよ
い。特定の種類の制御コマンドは、例えば、ロール紙の切断を指示するカットコマンドで
ある。
この構成によれば、1枚のレシートの発行を指示するレシート発行データに含まれる制
御コマンドを一連の処理で連続して実行した後に、バッファーの切り替えが行われるよう
にすることができる。さらに、上記構成によれば、所定期間の経過を待つことなく、バッ
ファーの切り替えを実行できるため、処理効率の向上、及び、処理に要する時間の短縮を
実現できる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の
範囲内で任意に変形および応用が可能である。
上述した実施形態では、通信インターフェースは、USBインターフェース23と、無
線通信インターフェース25の2つであった。しかしながら、印刷装置11が備える通信
インターフェースの数は2つに限らず、3つ以上であってもよい。また、通信インターフ
ェースが対応する通信プロトコルも、USBや、Bluetoothに限らず、例えば、イーサネ
ット(登録商標)でもよく、RS232C等の所定のシリアル通信に係る規格でもよい。
また、上述した実施形態では、印刷装置11は、タブレット端末13からの要求に応じ
て、注文伝票を発行していたが、印刷装置11がPOS端末10以外の装置からの要求に
応じて発行する紙片は注文伝票に限らず、整理番号が印刷された紙片や、クーポン等でも
よい。
また、上述した実施形態では、印刷システム1が飲食店Tに適用された場合を例示した
が、印刷システム1が適用される施設は飲食店Tに限らない。
また、上述した実施形態では、処理対象のバッファーの切り替えに応じて、設定ファイ
ルSFに記録された設定情報のうち、画像設定情報が書き換えられる構成であったが、動
作設定情報も併せて書き換えられる構成であってもよい。
1…印刷システム、10…POS端末、11…印刷装置、13…タブレット端末、21
…印刷部、23…USBインターフェース23(第1受信部)、24…第1受信バッファ
ー、25…無線通信インターフェース(第2受信部)、26…第2受信バッファー、20
1…印刷制御部。

Claims (5)

  1. 記録媒体に印刷を行う印刷部と、
    データを受信する第1受信部と、
    前記第1受信部で受信したデータを格納する第1受信バッファーと、
    データを受信する第2受信部と、
    前記第2受信部で受信したデータを格納する第2受信バッファーと、
    処理対象を前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッファーのいずれかに切り替え、処理対象としたバッファーに格納されたデータに基づいて前記印刷部を制御する印刷制御部と、
    少なくとも、マージン、フォント、行間のいずれかの設定情報を記憶する記憶部を備え、
    前記印刷制御部は、
    所定の場合に、前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッファーのいずれか一方を主バッファー、及び、いずれか他方を副バッファーに設定し、
    前記副バッファーにデータが格納されない間は、処理対象が前記主バッファーである状態を維持し、
    前記副バッファーにデータが格納された場合、処理対象を前記副バッファーに切り替え
    前記副バッファーに格納されたデータには前記設定情報を書き換えるコマンドを含んでおり、前記コマンドに基づいて前記記憶部の前記設定情報を書き換え、書き換え後の前記設定情報を用いて、前記副バッファーに格納されたデータに基づいて前記印刷部を制御する処理を実行し、処理が完了した場合、処理対象を前記主バッファーに切り替え、前記記憶部の前記設定情報を書換え前の前記設定情報に復元する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷制御部は、
    前記第1受信部、及び、前記第2受信部のうち、先に、データの受信を開始した方の受信部に対応するバッファーを、前記主バッファーと設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷制御部は、
    前記第1受信部、及び、前記第2受信部のうち、先に、データを受信可能な状態となった方の受信部に対応するバッファーを、前記主バッファーと設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷制御部は、
    前記第1受信バッファー、及び、前記第2受信バッファーのうち、予め指定されたバッファーを、前記主バッファーと設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷制御部は、
    前記第1受信部、及び、前記第2受信部のうち、一方の受信部が有線通信により外部装置からデータを受信し、他方の受信部が無線通信により外部装置からデータを受信する場合、有線通信でデータを受信する方の受信部に対応するバッファーを、前記主バッファーと設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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