JP4523452B2 - 注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム - Google Patents

注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4523452B2
JP4523452B2 JP2005051309A JP2005051309A JP4523452B2 JP 4523452 B2 JP4523452 B2 JP 4523452B2 JP 2005051309 A JP2005051309 A JP 2005051309A JP 2005051309 A JP2005051309 A JP 2005051309A JP 4523452 B2 JP4523452 B2 JP 4523452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
order
order data
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005051309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006236099A (ja
Inventor
浩志 澁谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SII Data Service Corp
Original Assignee
SII Data Service Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SII Data Service Corp filed Critical SII Data Service Corp
Priority to JP2005051309A priority Critical patent/JP4523452B2/ja
Publication of JP2006236099A publication Critical patent/JP2006236099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4523452B2 publication Critical patent/JP4523452B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、レストラン、居酒屋等において、客から受けた注文を管理する注文管理システムに関する。
従来から、レストラン、居酒屋等で、客から受けた注文を入力するために、携帯型の注文データ入力装置が使用されている。
従来の注文管理システムでは、接客担当者が客から料理の注文を受けた場合、注文データ入力装置でテーブル番号や人数、客層等の顧客識別情報とともに注文を受けた各メニューとその数量を入力する。入力されたメニューは、注文データ入力装置に一時的に記憶され、終了もしくは転送等のキー入力によって、データ管理装置に無線転送される。また、店舗のフロント側に置かれたプリンタやディスプレイ装置からは主として配膳や料金を客に提示するのに必要な情報が表示、もしくは伝票として印字される。一方、厨房内に置かれたプリンタやディスプレイ装置等のデータ出力装置からは、必要な調理指示等の内容が表示、もしくは伝票として印字される仕組みになっている。
データ管理装置に送られた注文データは、会計機からの問い合わせによって、データ管理装置から会計機に送られ、会計機において料金の精算やデータの集計が行われる。
携帯型の注文データ入力装置から、データ管理装置へのデータ転送は、無線によって行われ、さらに、データ管理装置から各出力装置へのデータ転送も無線によって行われるのが一般的になってきている。
通常、注文データ入力装置は、第1の通信手段として、比較的遠距離まで到達可能な無線を使用するとともに、この無線障害発生時に別途通信可能な第2の通信手段を有しており、この第2の通信手段は、至近距離での通信が可能となっている。
一方、出力装置も同様に、主として使用する第3の通信手段として、比較的遠距離まで到達可能な無線もしくは有線の通信手段を使用して、データ管理装置と通信を行うとともに、注文データ入力装置と直接通信が可能な前記第2の通信手段も保持している。
このようなシステムにおいて、前記データ管理装置に障害が発生した場合は、注文管理システムとしてデータの管理や、調理や配膳の指示が伝わらなくなってしまうという致命的な問題となってしまう。そのため、リカバリー処理として、注文データ入力装置内で簡易的な伝票印字データを作成し、前記第2の通信手段を使用して、出力装置であるプリンタ装置と直接通信を行い、注文データの伝票を印字させることで、注文データを厨房へ伝え、店舗運用を止めないようにするため機能がサポートされている。
特開2001−60287公報 会田邦弘・浅川明著「オーダーシステムが外食産業を変える」泉文堂、1999年2月20日、P15−28
前記第2の通信手段は、赤外線通信や電磁誘導通信のような比較的短距離の通信手段であり、そのためフロントの接客担当者は、データ管理装置に障害が発生した場合には、注文データ入力装置に入力した注文データの伝票を印字するために、出力装置であるプリンタの傍まで出向く必要があった。また、伝票は、通常、お客様に提示する勘定伝票と、厨房に調理指示を行うための調理指示書の最低2枚が必要であり、さらに厨房の調理場所が分かれている場合には作業場毎に伝票が必要になる。そのため、フロントの接客担当者は、プリンタで必要枚数の伝票を出力後、厨房の各調理場所に伝票を配って回る必要があった。
このように、データ管理装置の障害発生は、注文管理システムとしてデータの管理や、調理や配膳の指示が伝わらなくなってしまうという致命的な問題が発生させ、また、そのリカバリー手段として、従来用意されている注文データ入力装置とプリンタとの第2の通信手段による簡易印字伝票発行での運用は、システムの全停止は回避できるものの、フロントの接客担当者の作業負荷を増大させ、また、厨房側の調理担当者も自分に必要なメニュー以外メニューも記載された伝票を引き渡されることになり、内容の確認に手間取り、調理作業の効率を低下させてしまうという問題が発生していた。
さらに、データ管理装置の障害発生中に入力された注文データは、プリンタ装置に印字されるだけであるため、通常、会計機で行っている売り上げや販売数の集計データには、反映されないという問題も発生していた。
本発明の課題は、このようなデータ管理装置に障害が発生したような場合でも、通常運用と変わることなく、データ管理装置のみを切り離した縮退運用ができる仕組みを提供し、また、障害発生中の売り上げや販売数の集計データを欠落させない仕組みを提供することにある。
本発明は上述のような課題を鑑みて、客の注文に係る情報を入力し、注文データを作成する注文データ入力装置と、注文データ入力装置から受信した注文データを記憶し、注文データに基づいて出力用のデータを作成するデータ管理装置と、データ管理装置から受信したデータを印字出力もしくは表示出力する出力装置とを含む注文管理システムであって、注文データ入力装置は、出力装置およびデータ管理装置とデータ通信を行う注文データ入力装置通信手段と、出力装置に送信する出力データを、注文データに基づいて、出力装置毎に作成する出力データ作成手段と、出力データ作成手段で作成した出力データを、注文データ入力装置通信手段を介して該当の出力装置に送信する出力データ送信手段とを有し、出力装置が、注文データ入力装置およびデータ管理装置とデータ通信を行う出力装置通信手段と、注文データ入力装置から出力データ通信手段を介して受信した出力データに基づいて、印字もしくは表示を行う出力手段とを有することを特徴とする注文管理システムを提供する。また、このシステムに用いる注文データ入力装置、出力装置を提供する。
これにより、出力装置は注文データ入力装置から直接出力データを受けて出力することが出来る。
また本発明の注文データ入力装置はさらに、出力装置のうちプリンタ出力装置の通信手段の電波強度を確認して、最も電波強度の強いプリンタ出力装置を検出するプリンタ出力装置検出手段を有し、注文データ入力装置の出力データ作成手段は、プリンタ出力装置検出手段で検出したプリンタ出力装置に応じた出力データを作成し、注文データ入力装置の出力データ送信手段は、出力データ作成手段が作成した出力データを、注文データ入力装置通信手段を介してプリンタ出力装置に送信することを特徴とする。
これにより、注文データ入力装置で作成した出力データをプリンタ出力する場合、注文データ入力装置に一番近くにあると思われるプリンタ出力装置に出力データを送信することが出来る。
また本発明の注文データ入力装置はさらに、出力データ送信手段による出力データの、出力装置への送信成功・失敗を確認する送信確認手段を有し、注文データ入力装置のプリンタ出力装置検出手段は、送信確認手段が出力データの出力装置への送信失敗を確認した場合、送信を失敗した当該出力装置以外の出力装置のうち、プリンタ出力装置の通信手段の電波強度を確認して、最も電波強度の強いプリンタ出力装置を検出することを特徴とする。
これにより、注文データ入力装置からある出力装置への出力データ送信が失敗しても、注文データ入力装置に一番近くにあると思われるプリンタ出力装置にその出力データを送信、出力させることが出来る。
また本発明の注文データ入力装置の送信確認手段が、出力データの出力装置への送信失敗を確認した場合、注文データ入力装置の出力データ作成手段は、出力データとして、少なくとも注文データのテーブル情報と、メニューを識別する情報(メニュー名称および/もしくはメニュー番号)と、数量と、送信を失敗した出力装置を識別する情報とを含むデータを作成することを特徴とする。
これにより、送信を失敗した出力装置以外の装置で出力データを出力した時に、送信を失敗した出力装置を確認することが出来る。
また本発明の注文データ入力装置の出力データ作成手段は、勘定伝票に係る出力データとして、少なくとも注文データのテーブル情報と、メニューを識別する情報(メニュー名称および/もしくはメニュー番号)と、単価と、数量とを含む出力データを作成し、調理指示伝票もしくは提供指示に係る出力データとして、少なくとも注文データのテーブル情報と、メニューを識別する情報(メニュー名称および/もしくはメニュー番号)と、数量と、出力先の出力装置を識別する情報とを含む出力データを作成することを特徴とする。
また、出力装置がディスプレイ装置である場合、出力データとして、少なくとも注文データのテーブル情報と、メニューを識別する情報(メニュー名称および/もしくはメニュー番号)と、数量と、出力先の出力装置を識別する情報とを含む出力データを作成することを特徴とする。
これにより、調理、提供、勘定等の処理を遂行する上で必要最低限の情報を該当の出力装置へ送信することが出来る。
尚、調理、提供、勘定等の処理を遂行する上で必要最低限の情報なので、本注文管理システムを運用する運用者により、これらの情報の内容を別のものに変更(情報パラメータを増やす、減らす、変える等)することが可能であることは明らかである。
また本発明の注文データ入力装置はさらに、出力データを作成して出力装置へ送信した注文データと、注文データの入力日時とを記憶する出力済み注文データ記憶手段と、出力済み注文データ記憶手段から読み出した注文データおよび注文データの入力日時に、注文データが出力済みであることを示す識別子を付加したデータを、注文データ入力装置通信手段を介してデータ管理装置へ送信する第1の出力済み注文データ送信手段とを有することを特徴とする。
これにより、注文データ入力装置で出力データを作成して出力装置に出力させた場合の注文データを、通常の注文データとは区別して、データ管理装置において保持することが出来る。
また本発明の注文管理システムはさらに、会計処理を行う会計機を含み、データ管理装置は、出力装置、注文データ入力装置、および会計機とデータ通信を行うデータ管理装置通信手段と、注文データ入力装置からデータ管理装置通信手段を介して受信した出力済みの注文データに、注文データが出力済みであることを示す識別子を付加したデータを、データ管理装置通信手段を介して会計機へ送信する第2の出力済み注文データ送信手段を有することを特徴とする。
これにより、注文データ入力装置で出力データを作成して出力装置に出力させた場合の注文データを、会計機において売り上げ集計の対象とするべきか否か、またはデータ集計の対象とするべきか否かを判断ことが出来る。
尚本発明は、データ管理装置が正常運用されている際にも実行可能であるが、特に、データ管理装置に障害が発生している際に実行することにより、注文管理システムを使用する店舗の運用を通常どおり行うことが出来る。
本発明によって、注文管理システムの中心であるデータ管理装置に障害が発生した場合でも、接客担当者は注文データの入力処理は従来とかわらず、伝票も正常動作時と同じように出力されるため、障害対応としての過分な処理を追加されることなく、店舗の運用が実現可能である。
また、障害発生中の、売り上げや販売数の集計データの欠落を防ぐことも可能になる。
本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の注文管理システムを実現するための構成装置を示している。また、図2から図4は、本発明を実現するため注文データ入力装置、データ管理装置、出力装置であるプリンタ装置やディスプレイ装置の内部構造をあらわしている。
まず図1を用いて本発明の注文管理システムを説明する。本実施例では、このシステムは飲食店等の店舗に設置されているものする。
図1において、110はフロントの接客担当者が所有する注文データ入力装置、120は本システムを管理するデータ管理装置、130は、店舗のフロントに設置されたプリンタ装置、140は、店舗の厨房に設置されたプリンタ装置、150は店舗のフロントに設置されたディスプレイ装置、160は店舗の厨房に設置されたディスプレイ装置、170は店舗の会計機である。
ここで、プリンタ装置130および140、ディスプレイ装置150および160、ならびに注文データ入力装置110は、データ管理装置120とデータ通信を行う。またデータ管理装置120と会計機170は、有線LANによりデータ通信を行う。
次に図2を用いて、注文データ入力装置110の内部構成を説明する。215は注文データを入力する入力部、216は比較的長距離の通信を行う通信部1(注文データ入力装置通信手段に相当する)、217は短距離の通信を行う通信部2、214は注文データ等を表示する表示部、213は注文に係る情報を記憶する記憶部、212は注文データ入力装置が実行する様々な機能を実現するための動作プログラムが記憶されたメモリ、211は注文データ入力装置を制御するCPUである。本発明の出力データ作成手段、出力データ送信手段、プリンタ出力装置検出手段、送信確認手段、出力済み注文データ記憶手段、第1の出力済み注文データ送信手段は、メモリ212にある動作プログラムを実行し、必要な構成要素を動作させることにより実現される。
注文データ入力装置110は、携帯可能な重さおよび大きさを有し、その表示部214の表示画面にはタッチパネルが装着されており、さらに、複数の固定キーと画面スクロール等を行うためのサイドキーが設けられている。入力部215としての、このサイドキーの操作とタッチパネル、固定キーの操作によって、接客担当者が注文データの入力操作を行い、入力された注文データは記憶部213に一時的に格納される。
また、注文データ入力装置は、記憶部に一時格納された注文データや各種メッセージ等を送受信するため、2種類の通信手段を有する。第1の通信手段(通信部1(216))は、SS無線のような比較的遠距離での高速通信が可能な通信手段であり、通常使用される通信手段である。第2の通信手段(通信部2(217))は、赤外線通信や電磁誘導通信のような比較的短距離での通信が可能な通信手段であり、第1の通信手段にたいして、距離や通信速度は劣るものの、安定性が確保される通信手段である。第2の通信手段は、通常使用する第1の通信手段が使用できない時のバックアップとして使用される通信手段となる。
フロントの接客担当者は、客の注文データの入力を行い、復唱を完了した後、注文データ入力装置の無線転送キーを押して注文データの送信を指示されると、注文データ入力装置は、通信手段1を使用して、データ管理装置120に対して入力された注文データを送信する。
尚本実施例では、注文データ入力装置を接客担当者が所有する携帯型の装置として説明しているが、これに限らず、据え置き型の装置であってもよい。また、客に持たせて注文を入力させるセルフオーダー端末であってもよい。
次に、図3を用いて、データ管理装置120の内部構成を説明する。324は管理しているデータ等を表示する表示部、325は入力部、326は比較的長距離の通信を行う通信部1(データ管理装置通信手段に相当する)、323は注文データ等を記憶する記憶部、322はデータ管理装置が実行する様々な機能を実現するための動作プログラムが記憶されたメモリ、311は注文データ入力装置を制御するCPUである。本発明の第2の出力済み注文データ送信手段は、メモリ322にある動作プログラムを実行し、必要な構成要素を動作させることにより実現される。
データ管理装置の第1の通信手段(通信部1(326))は、注文データ入力装置の第1の通信手段(通信部1(216))とデータ通信をし、注文データ入力装置から注文データを受信する。そして、記憶部323である不揮発性の記憶媒体にその注文データを記憶させる。
またデータ管理装置は、図5に記載のメニューテーブルおよび図6に記載の出力先設定テーブルを別途保持しており、メニューテーブルに基づいて、注文データの各々のメニューの出力先を決定する。そして決定したメニューの出力先について、出力先設定テーブルに指定されている出力装置の設定、機能種別に従い、勘定伝票や調理指示伝票の伝票データもしくは配膳用、調理用のディスプレイ装置用データを作成する。データ管理装置は、作成した各種データを、再び第1の通信手段(通信部1(326))を介して、該当の出力装置であるプリンタ装置やディスプレイ装置に送信する。
次に、図4を用いて、出力装置130の内部構成を説明する。434は表示部、435は入力部、436は比較的長距離の通信を行う通信部1(出力装置通信手段に相当する)、437は短距離通信を行う通信部2、432は出力装置が実行する様々な機能を実現するための動作プログラムが記憶されたメモリ、431は出力装置を制御するCPU、433は通信により受信した情報を印字する印字部(出力手段に相当する)である。
データ管理装置とは、第1の通信手段(通信部1(436))によりデータ通信を行う。第2の通信手段(通信部2(437))は、注文データ入力装置の第2の通信手段(通信部2(217))と同種の通信手段であり、これと同様の理由から出力装置にも設置されている。また、注文データ入力装置とは、互いに第2の通信手段同士を使用することで、通信することも可能である。
ここで、たとえば、出力装置であるプリンタ装置130は、フロント側に設置されており、主として勘定伝票の出力を行う。また、プリンタ装置140は、厨房に設置されており、こちらは主として、調理指示書の出力を行う。
また、出力装置がディスプレイ装置の場合は、フロント側のディスプレイ装置150は主として配膳管理機能を有し、厨房に設置されたディスプレイ装置160は調理指示機能を有する。
なお、データ管理装置の記憶部に記憶された注文データは、出力装置との調理や配膳指示データの通信とは別に、さらに会計機170にも送られ、客の料金精算に使用されるとともに、会計機での売り上げやメニュー販売数の集計用データとしても使用される。
本発明は、従来、データ管理装置120の記憶部323にのみ置かれていたすメニューテーブル(図5)、出力先設定テーブル(図6)を、各々の注文データ入力装置の記憶部213にもその複製を保持させ、データ管理装置に障害が発生した場合においても、どの出力装置(プリンタ装置もしくはディスプレイ装置)にどのようなメニューを出力しなければならないかについて、注文データ入力装置が単体で把握できるようにしたものである。さらに、注文データ入力装置と、出力装置であるプリンタ装置やディスプレイ装置全てが、共通の通信手段として、第1の通信手段を有するようにしたことによって、注文データ入力装置において必要なデータ加工を行い、出力装置であるプリンタ装置やディスプレイ装置にデータ管理装置を介さずに注文データを印字もしくは表示させる機能を実現した。
この注文データの出力装置への直接送信処理方法について、図7のフローチャートに従って説明する。
注文データ入力装置は、客の注文データを入力した〔step710〕後、まず、データ管理装置に対して注文データの登録のための送信を行う〔step720〕。ここで、送信失敗等のエラー発生により通信異常を検出した場合〔step730〕、注文データ入力装置は送信確認手段によって、自分の記憶部213に保持しているメニューテーブル(図5)と出力先設定テーブル(図6)の出力装置アドレスを参照して注文データを出力すべき出力装置を確定し、確定した出力装置が通信可能な状態であるか否かを、第1の通信手段(通信部1(216))を使用して確認する〔step740〕。
確認の結果、該当の出力装置が通信可能な状態であることが確認できた場合、店舗全体の無線障害の発生ではないこと、および自分の第1の通信手段は正常に機能していると判断し、データ管理装置側の障害発生と考え、注文データ作成手段により必要な注文データの加工を開始する〔step760〕。
尚、〔step740〕の確認の結果、該当の出力装置の中に通信不可能な装置がある場合、注文データ入力装置はプリンタ出力装置検出手段によって、通信可能な出力装置のうち注文データ入力装置に直近のプリンタ出力装置を探索する〔step750〕。そして探索した直近のプリンタ出力装置に対して、注文データ作成手段により必要な注文データの加工を開始する。しかしこの処理に関しては、図9を用いて後述することとする。
〔step760〕ではまず、出力先設定テーブル(図6)の先頭に登録されている出力先610とその機能種別630を確認する。次に、入力された注文データのそれぞれのメニューのメニュー番号と記憶部に格納されているメニューテーブル(図5)のメニュー番号510とを照合し、合致したメニュー番号の出力先540を参照する。この時、出力先540に、現在出力を行おうとしている出力装置の出力先と同じ出力先指定があった場合、該当メニューのメニュー名称520、単価530を使用して、出力装置の機能種別に従った出力データである印字データもしくはディスプレイ表示データを作成する。この印字データやディスプレイ表示データは、データ管理装置よりも処理能力が通常低いとされる注文データ入力装置よって作成されるため、データ管理装置が通常作成する印字データやディスプレイ表示データに比較して、勘定、調理指示、配膳指示等に必要最小限の情報のみとなっている。このため、注文データ入力装置が出力装置に対して作成する出力データ(印字データおよびディスプレイ表示データ)を、以後、簡易出力データ(簡易印字データおよび簡易ディスプレイ表示データ)と定義して、説明を進める。
簡易出力データの作成を完了すると注文データ入力装置は、出力データ送信手段により、出力先設定テーブル(図6)を再び参照して、該当の出力先に対応する出力装置アドレスを参照し、作成した簡易印字データまたはディスプレイ簡易表示データを、該当の出力装置アドレスの出力装置へ、第1の通信手段を介して送信する〔step770〕。
ここで、〔step760〕と〔step770〕の具体例を挙げてみる。たとえば、注文データが、和風ハンバーグ1個、ラーメン1個、コーヒー2個だった場合、注文データ入力装置は、まず、図6に示す内部の出力先設定テーブルを参照し、先頭に登録されている出力先P01とその機能種別が勘定伝票であることを確認する。次に、図5のメニューテーブルを参照し、出力先設定テーブルに登録されている出力先に対して、注文データのメニューで出力指定があるかどうかを、1つ1つ判断し、どの出力装置にどのようなメニューを出力しなければならないかを判断する。この場合、メニューテーブルの出力先指定540を確認すると、P01の出力先指定が、和風ハンバーグのほかに、ラーメン、コーヒーもそれぞれ指定があることがわかる。P01は勘定伝票指定であるため、和風ハンバーグ1個、ラーメン1個、コーヒー2個の3メニューについて、勘定伝票としての簡易データが作成される。具体的には、勘定伝票の伝票印字データにはヘッダ情報として、注文データのテーブル番号、伝票番号、人数情報、オーダー登録日時、出力先設定テーブルの該当出力装置の略称(識別する情報)がセットされ、メニュー情報として、注文データのメニューを識別する識別情報(メニュー番号、メニュー名称)、単価、注文数量がセットされる。さらに、各メニューの単価×数量を合算した合計金額についても注文データ入力装置内で計算されしセットされる。
簡易出力データの作成が完了すると、注文データ入力装置は、出力先設定テーブルを再び参照し、出力先P01の出力装置アドレスである01番のプリンタ装置に対して、このデータを送信する。
注文データ入力装置は、次に、出力先設定テーブルの2番目に登録されているP02についても同様の処理を行う。ただし、P02については、機能種別が、調理指示書の指定であるため、簡易出力データには、ヘッダ情報として、注文データのテーブル番号、伝票番号、人数情報、オーダー登録日時と、出力先設定テーブルの該当出力装置の出力先略称(識別する情報)がセットされ、メニュー情報として、注文データのメニューを識別する識別情報(メニュー番号、メニュー名称)と注文数量がセットされる。単価や合計金額等は調理指示書には不要のため、簡易出力データとしては組み込まれない。設定例では、P02のプリンタ装置からは、和風ハンバーグ1個が調理指示伝票として印字されることになる。
注文データ入力装置は、次に、出力先設定テーブルの3番目に登録されているD03についても同様の処理を行う。ただし、D03は機能種別が配膳ディスプレイであるため、簡易出力データとして、簡易印字データではなくディスプレイ簡易表示データが作成される。その情報の中身としては、ヘッダ情報として、注文データのテーブル番号、伝票番号、人数情報、オーダー登録日時、データ管理装置の障害によるリカバリーデータであることのフラグ、配膳データであることのフラグがセットされ、メニュー情報として、注文データのメニューを識別する識別情報(メニュー番号、メニュー名称)と注文数量がセットされる。ディスプレイ装置では、通常、メニュー名称は事前にマスタファイルをデータ管理装置より受信して内部で管理しておくが、データ管理装置の障害時は、その整合性が保障されなくなるため、注文メニューのメニュー名称を採用し、画面に表示する。従ってD03のディスプレイ装置には、配膳管理データとして和風ハンバーグ1個、ラーメン1個、コーヒー2個が表示される。
次に、注文データ入力装置は、4番目のD04についての処理を行う。D04の機能種別は調理ディスプレイであるため、D03と同様に簡易出力データとしてディスプレイ簡易表示データが作成される。その情報の中身は、ヘッダ情報として、注文データのテーブル番号、伝票番号、人数情報、オーダー登録日時、障害リカバリーデータであることのフラグ、調理指示データであることのフラグがセットされ、メニュー情報として、注文データのメニューを識別する識別情報(メニュー番号、メニュー名称)と注文数量がセットされる。D04のディスプレイ装置は、調理指示ディスプレイとして機能し、ラーメン1個が表示される。
最後に注文データ入力装置は、5番目のD05について処理を行うが、D05については該当の出力先と出力先指定が合致するメニューが注文データに存在しないため、D05については、簡易出力データの作成処理はスキップされる。
図7に戻ると、上記のように出力先設定テーブルの全ての出力先に対して簡易出力データの処理を行うと、注文データ入力装置はデータ送信処理の完了と判断する〔step780〕。
全ての簡易出力処理が完了すると、注文データ入力装置は出力済み注文データ記憶手段によって、該当注文データに簡易出力済みであることと、データ管理装置には未送信であることを示すフラグをセットし、その注文データを記憶部にそのまま保持する〔step790〕。この注文データは、データ管理装置が障害状態から回復し次第、データ管理装置対して再送信可能に形成されている。
データ管理装置の障害復旧を確認した場合、注文データ入力装置は第1の出力済み注文データ送信手段により、それまでに入力され自らの記憶部に記憶・管理されている注文データのうち、データ管理装置に未送信のデータを抽出し、送信を開始する。この時、簡易出力データを出力済みの注文データには、その旨のフラグがセットされて送信される。
尚、上記の例では、簡易出力データ作成時に、メニューを識別する識別情報としてメニュー番号とメニュー名称の両方を用いたが、あくまで簡易的な出力なので、両方を具備する必要は無い。例えばメニュー名称のみでも調理指示や提供指示には十分である。またもし、出力装置がメニュー番号に対応するメニュー名称情報を具備しているのであれば、メニュー番号のみでもよい。
次に、受信する側のデータ管理装置でのデータ受信処理について、図8のフローチャートに従って説明する。
データ管理装置は、第1の通信手段(通信部1(326))によって、注文データを受信した場合〔step810〕、まず簡易出力済みの注文データであるか否かをフラグ等により判断する〔step820〕。
注文データ入力装置から受信した注文データが簡易出力済みの注文データである場合、データ管理装置は、出力先の機能種別を判断する〔step830〕。そして機能種別が勘定伝票の場合、第2の出力済み注文データ送信手段によって、印字データ作成を行い〔step840〕、該当のプリンタ装置へ印字データを送信する〔step850〕。機能種別が他のものの場合は、伝票データの作成やディスプレイ表示データの作成は行わない。またこの時、オーダー登録日時には注文データ入力装置がセットした時間を採用する。また、記憶部の注文データには、注文データ入力装置の場合と同様に、簡易印字を行った旨のフラグをセットし、会計機からのオーダー参照要求に対して、このフラグを合わせて通知できるようにする。
一方、〔step820〕において、受信した注文データが簡易出力済みの注文データでないと判断された場合、図6の出力先設定テーブルに沿った通常の処理(印字データもしくはディスプレイ表示データの作成〔step840〕と、送信〔step850〕)を行う。
尚、会計機は、データ管理装置に問い合わせを行って注文データの情報を参照し、注文データが簡易印字済みであることを示すフラグの有無により、該当の注文データを売り上げ集計の対象とするべきか否か、またはデータ集計の対象とするべきか否かを判断する。そして判断した結果をもとに適切な処理をおこなうことによって、データ管理装置に障害が発生した時間帯についても、整合性のとれた売り上げデータ、集計データを構築することが可能となっている。
次に、注文データ入力装置で、注文データの簡易出力送信に失敗した場合の処理について、図9のフローチャートに基づいて説明する。
注文データ入力装置が対象の出力装置についてその送信データ(簡易出力データ)を作成し、通信を行った際〔step910〕、この処理がエラーとなってしまった場合〔step920〕、対象の出力装置が動作していないことが考えられる。また、注文データ入力装置を操作している場所からは、無線の届かない場所に、出力装置が設置されている可能性が考えられる。
このような場合で、出力対象の出力装置がプリンタ装置である場合〔step930〕、予めプリンタ出力装置検出手段により検出して分かっている、電波状況の最もよいプリンタ装置へ簡易出力データを送信して、そのプリンタ装置から伝票を出力させる〔step950〕。また、出力対象装置がディスプレイ装置の場合は、このデータを一度破棄し、出力先の機能種別をプリンタ装置の調理指示に読み替えて、プリンタ装置用のデータを再構築し〔step940〕、調理指示用データを作り直し〔step950〕、予め分かっている電波状況の最もよいプリンタ装置へ簡易出力データを送信して、そのプリンタから伝票を出力させる〔step950〕。
電波強度の一番強いプリンタ装置が、操作者の最も近くにあると想定できるため、直接通信できなかった出力装置のデータについては、近くのプリンタ装置に印字させ、厨房の各調理場所に届けることによって、従来よりも動線を短くした運用のリカバリーが可能である。また、該当の伝票には本来出力されるはずの出力先の略名称が印字されているため、どの調理場所や配膳場所へ伝票を回送すればよいのか簡単にわかるようになっている。また、当該の伝票には、その調理場所や配膳場所に必要な情報だけが印字されているため、受け取った調理場所側や配膳場所側の混乱が少なくてすむようになっている。
尚、注文データ入力装置の簡易出力の設定に関し、全ての伝票を、予め、電波強度の最も強いプリンタへ印字する設定を選んでおくことも可能である。このことによって、データ管理装置の障害発生時には、1つの出力先ごとに通信確認を行わずにすむため、速やかに、近くのプリンタから伝票が出力される運用を行うことも可能である。リカバリー処理の処理スピードを求められる場合には、このような方法での対応も有効と考えられる。
また、妨害電波等によって、第1の通信手段が店舗全体にわたって使用できないという障害が発生した場合には、注文データ入力装置と出力装置のプリンタには、共に、第2の通信手段がサポートされているため、この第2の通信手段を使用して、第1の通信手段の縮退運用と同じように運用することが可能である。また、第1の通信手段の通信環境が復旧した場合の復旧処理においてもが、データ管理装置の障害復旧処理と同様の処理を実施することで、注文データの保全をはかることが可能である。
以上、本発明は、注文データ入力装置からシステム共通の通信手段を介して、必要最低限の出力データが、出力すべき該当の出力装置に対して送信され出力されるため、データ管理装置に障害が生じても、何ら支障なく注文管理システムを運用することが出来る。
また、このように簡易的な出力行為がなされた注文データは、データ管理装置が復旧した後には全てデータ管理装置へ送信され記憶され、且つ勘定伝票に係る情報に関しては正規の勘定伝票出力もなされるため、データ管理装置の障害発生中にシステム中で生じた注文データ等が欠落することは無い。
本発明の注文管理システムを実現する装置構成図である。 注文データ入力装置の内部構成図である。 データ管理装置の内部構成図である。 出力装置の内部構成図である。 データ管理装置、注文データ入力装置にもつメニューテーブルである。 データ管理装置、注文データ入力装置にもつ出力先設定テーブルである。 注文データ入力装置での簡易出力処理のフローチャートである。 データ管理装置の簡易出力済みデータの受信処理フローチャートである。 注文データ入力装置の簡易出力通信エラー発生時のフローチャートである。
符号の説明
110 注文データ入力装置
120 データ管理装置
130 フロントに置かれた出力装置(プリンタ)
140 厨房に置かれた出力装置(プリンタ)
150 フロントに置かれた出力装置(ディスプレイ)
160 厨房に置かれた出力装置(ディスプレイ)
170 会計機

Claims (10)

  1. 客の注文に係る情報を入力し、注文データを作成する注文データ入力装置と、前記注文データ入力装置から受信した前記注文データを記憶し、前記注文データに基づいて出力用のデータを作成するデータ管理装置と、前記データ管理装置から受信した前記データを印字出力もしくは表示出力する出力装置とを含む注文管理システムにおいて使用される注文データ入力装置に用いられる注文管理方法であって、
    前記出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて、前記出力装置毎に作成するステップと、
    前記作成するステップにおいて作成した前記出力データを、該当の出力装置に送信するステップと、
    前記送信するステップにおいて、前記出力データの前記該当の出力装置への送信失敗した場合、送信を失敗した当該出力装置以外の出力装置のうち最も電波強度の強いプリンタ出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて作成して送信するステップと
    送信した前記出力データのもととなった注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報と、当該注文データが前記データ管理装置に対して未送信であることを示す情報とを記憶するステップと、
    前記記憶するステップにおいて記憶したデータの中から、前記データ管理装置に対して未送信であるデータを抽出するステップと、
    前記抽出するステップにおいて抽出した、前記注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報とを、前記データ管理装置へ送信して記憶させるステップと
    を有する注文管理方法。
  2. 客の注文に係る情報を入力して作成した注文データを前記データ管理装置に登録させるため、当該注文データを前記データ管理装置へ送信したときに通信異常を検出した場合、
    前記出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて、前記出力装置毎に作成するステップを実施する、請求項1に記載の注文管理方法。
  3. 前記出力データを出力装置に送出後に前記データ管理装置と通信可能であることを検出した場合、
    前記記憶するステップにおいて記憶したデータの中から、前記データ管理装置に対して未送信であるデータを抽出するステップと、前記抽出するステップにおいて抽出した、前記注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報とを、前記データ管理装置へ送信して記憶させるステップとを実施する、請求項1または2に記載の注文管理方法。
  4. 客の注文に係る情報を入力し、注文データを作成する注文データ入力装置と、前記注文データ入力装置から受信した前記注文データを記憶し、前記注文データに基づいて出力用のデータを作成するデータ管理装置と、前記データ管理装置から受信した前記データを印字出力もしくは表示出力する出力装置とを含む注文管理システムにおいて使用される注文データ入力装置であって、
    前記出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて、前記出力装置毎に作成する出力データ作成手段と、
    前記出力データ作成手段において作成した前記出力データを、該当の出力装置に送信する出力データ送信手段と、
    前記出力データ送信手段において、前記出力データの前記該当の出力装置への送信が失敗した場合、送信を失敗した当該出力装置以外の出力装置のうち最も電波強度の強いプリンタ出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて作成して送信する手段と、
    送信した前記出力データのもととなった注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報と、当該注文データが前記データ管理装置に対して未送信であることを示す情報とを記憶する注文データ記憶手段と、
    前記注文データ記憶手段において記憶したデータの中から、前記データ管理装置に対して未送信であるデータを抽出する手段と、
    前記抽出する手段において抽出した、前記注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報とを、前記データ管理装置へ送信して記憶させる手段と
    を有する注文データ入力装置。
  5. 客の注文に係る情報を入力して作成した注文データを前記データ管理装置に登録させるため、当該注文データを前記データ管理装置へ送信したときの通信異常を検出する手段をさらに有し、
    前記出力データ作成手段は、前記通信異常を検出する手段が前記データ管理装置へ前記注文データを送信したときの通信異常を検出した場合に前記出力データを作成する、請求項4に記載の注文データ入力装置。
  6. 前記出力データを出力装置に送出後に、前記データ管理装置との通信状態を検出する手段をさらに有し、
    前記データ管理装置に対して未送信であるデータを抽出する手段は、前記通信状態を検出する手段が、前記出力データを出力装置に送出後に前記データ管理装置と通信可能であることを検出した場合にデータの抽出を行う、請求項4または5に記載の注文データ入力装置。
  7. 客の注文に係る情報を入力し、注文データを作成する注文データ入力装置と、前記注文データ入力装置から受信した前記注文データを記憶し、前記注文データに基づいて出力用のデータを作成するデータ管理装置と、前記データ管理装置から受信した前記データを印字出力もしくは表示出力する出力装置とを含む注文管理システムであって、
    前記注文データ入力装置が、
    前記出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて、前記出力装置毎に作成する出力データ作成手段と、
    前記出力データ作成手段において作成した前記出力データを、該当の出力装置に送信する出力データ送信手段と、
    前記出力データ送信手段において、前記出力データの前記該当の出力装置への送信が失敗した場合、送信を失敗した当該出力装置以外の出力装置のうち最も電波強度の強いプリンタ出力装置に送信して出力させる出力データを、前記注文データに基づいて作成して送信する手段と、
    送信した前記出力データのもととなった注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報と、当該注文データが前記データ管理装置に対して未送信であることを示す情報とを記憶する注文データ記憶手段と、
    前記注文データ記憶手段において記憶したデータの中から、前記データ管理装置に対して未送信であるデータを抽出する手段と、
    前記抽出する手段において抽出した、前記注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報とを、前記データ管理装置へ送信して記憶させる手段とを有し、
    前記データ管理装置が、
    前記注文データ入力装置が未送信データとして抽出して送信した、前記注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報とを示す情報とを受信して記憶する手段を有する、
    注文管理システム。
  8. 前記注文データ入力装置が、客の注文に係る情報を入力して作成した注文データを前記データ管理装置に登録させるため、当該注文データを前記データ管理装置へ送信したときの通信異常を検出する手段をさらに有し、
    前記出力データ作成手段は、前記通信異常を検出する手段が前記データ管理装置へ前記注文データを送信したときの通信異常を検出した場合に前記出力データを作成する、請求項7に記載の注文管理システム。
  9. 前記注文データ入力装置が、前記出力データを出力装置に送出後に、前記データ管理装置との通信状態を検出する手段をさらに有し、
    前記データ管理装置に対して未送信であるデータを抽出する手段は、前記通信状態を検出する手段が、前記出力データを出力装置に送出後に前記データ管理装置と通信可能であることを検出した場合にデータの抽出を行う、請求項7または8に記載の注文管理システム。
  10. 前記データ管理装置は、前記注文データ入力装置から受信して記憶した、前記注文データと、前記注文データの入力日時と、当該注文データが既に前記出力装置に送信されて簡易的に出力済みであることを示す情報とに基づいて、当該注文データに関する正規の勘定伝票を出力するための印字データを作成して前記出力装置に送出する、請求項7〜9のいずれかに記載の注文管理システム。
JP2005051309A 2005-02-25 2005-02-25 注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム Expired - Fee Related JP4523452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005051309A JP4523452B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005051309A JP4523452B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006236099A JP2006236099A (ja) 2006-09-07
JP4523452B2 true JP4523452B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=37043667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005051309A Expired - Fee Related JP4523452B2 (ja) 2005-02-25 2005-02-25 注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4523452B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5200252B2 (ja) * 2007-01-16 2013-06-05 エスアイアイ・データサービス株式会社 注文データ入力装置、データ管理装置
JP5209885B2 (ja) * 2007-02-14 2013-06-12 エスアイアイ・データサービス株式会社 注文情報管理装置、システム、および方法
JP5372040B2 (ja) * 2011-02-10 2013-12-18 東芝テック株式会社 無線オーダーシステム、無線オーダーシステムに用いるハンディ端末、及びハンディ端末の制御プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635927A (ja) * 1992-07-20 1994-02-10 Tokyo Electric Co Ltd 注文データ管理装置
JPH11328258A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Toshiba Tec Corp オーダーデータ処理システム
JP2001060287A (ja) * 1997-11-07 2001-03-06 Seiko Instruments Inc オーダーエントリーシステム
JP2001142938A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Toshiba Tec Corp オーダーデータ処理システム
JP2003303227A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Seiko Instruments Inc 注文端末

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635927A (ja) * 1992-07-20 1994-02-10 Tokyo Electric Co Ltd 注文データ管理装置
JP2001060287A (ja) * 1997-11-07 2001-03-06 Seiko Instruments Inc オーダーエントリーシステム
JPH11328258A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Toshiba Tec Corp オーダーデータ処理システム
JP2001142938A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Toshiba Tec Corp オーダーデータ処理システム
JP2003303227A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Seiko Instruments Inc 注文端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006236099A (ja) 2006-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002312853A (ja) レシートデータの出力制御装置、電子レシート受信装置、レシートデータの出力制御方法及びその記録媒体
JP4523452B2 (ja) 注文管理方法、注文データ入力装置及び注文管理システム
JP2014048677A (ja) 情報処理装置、受注方法、及び受注システム
JP6321590B2 (ja) 注文受付システム
JP5764594B2 (ja) 注文管理システム、オーダ端末およびその制御プログラム
JP5200252B2 (ja) 注文データ入力装置、データ管理装置
JP3754261B2 (ja) 注文管理システム
JP2008129883A (ja) キッチンディスプレイデータの送受信方法及びその方法を用いたシステム
JP3955688B2 (ja) 商品注文管理システム
JP2014164443A (ja) オーダ端末、端末監視装置及び端末監視プログラム
JP2004295311A (ja) 注文データ処理装置における調理指示伝票及び会計伝票の印刷処理方法
JP5850770B2 (ja) 出力システム
JP2006235869A (ja) 注文データ管理システム
JPS6249560A (ja) デ−タ送信方式
JP5301827B2 (ja) オーダリングシステム
JP6829616B2 (ja) 注文管理システム、注文管理方法及び注文管理プログラム
KR20230091985A (ko) 주문 관리 장치, 컴퓨터 판독가능한 기록 매체 및 주문 처리 시스템
JP3288292B2 (ja) キッチンプリンタ
JP5989203B1 (ja) オーダー処理システム及び方法
JP4909568B2 (ja) 注文データ印字方法及びそのシステム
JP6108865B2 (ja) 注文管理システム、注文入力装置、注文管理装置および注文管理方法
JP3686283B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP5600853B2 (ja) オーダリングシステム
JP2566011B2 (ja) レストランシステム
JPH01306963A (ja) オーダリングシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071016

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091105

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091112

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4523452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees