JP2014048677A - 情報処理装置、受注方法、及び受注システム - Google Patents

情報処理装置、受注方法、及び受注システム Download PDF

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Abstract

【課題】セルフオーダーのための情報処理装置であって、ユーザー操作が容易で、導入コストを抑えることができ、さらに、適切な受注管理を行えるシステムを提供可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置が、ブラウザーが動作する携帯端末と近距離無線通信を行うリーダーライターを介して前記携帯端末との通信を行う第1通信部と、前記携帯端末と無線のローカルエリアネットワークで通信を行う第2通信部と、前記第1通信部での前記リーダーライターを介した前記携帯端末との通信により、無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を前記携帯端末にさせる通信確立部と、前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させ、前記無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて、前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させるメニュー表示制御部と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置等に関し、特に、ユーザー操作が容易で、導入コストを抑えることができ、さらに、適切な受注管理を行えるシステムを提供可能な情報処理装置等に関する。
従来、レストランなどの飲食店では、店員に注文をする代わりに、テーブルに備えられたタッチパネル式等のセルフオーダー装置を用いて顧客が自ら注文を行う、いわゆるセルフオーダーシステムが導入されている場合がある。かかるセルフオーダーシステムは、上述したセルフオーダー端末と店舗側サーバーから構成されており、通常、そのための専用システムとして構築される。セルフオーダー端末に表示されるメニューから所望の品物が選択されて注文がなされると、店舗側サーバーがそのオーダーを受けて、伝票の出力など所定の受注処理を実行する。
また、顧客の携帯電話を利用したセルフオーダーシステムも、例えば、下記特許文献1及び2に示されるように、考案されている。これらのシステムは、セルフオーダー端末として顧客が持参している携帯電話を利用し、簡易なシステム構築を目指すものである。
特開2003−162771号公報 特開2008−191831号公報
しかしながら、上述した専用のセルフオーダーシステムでは、通常、そのシステムの全てを導入するので導入費用が嵩むという課題がある。
また、上述した携帯電話を利用するシステムでは、入店の際の携帯電話の番号登録、あるいは、携帯電話からの所定サイトへのログイン等が必要であり、ユーザー利便性に欠ける点があった。
そこで、本発明の目的は、セルフオーダーのための情報処理装置であって、ユーザー操作が容易で、導入コストを抑えることができ、さらに、適切な受注管理を行えるシステムを提供可能な情報処理装置、等を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、情報処理装置が、ブラウザーが動作する携帯端末と近距離無線通信を行うリーダーライターを介して前記携帯端末との通信を行う第1通信部と、前記携帯端末と無線のローカルエリアネットワークで通信を行う第2通信部と、前記第1通信部での前記リーダーライターを介した前記携帯端末との通信により、無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を前記携帯端末にさせる通信確立部と、前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させ、前記無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて、前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させるメニュー表示制御部と、を有する、ことである。
本発明によれば、来店した顧客がスマートフォン等の携帯端末装置1をテーブルに備え
られたR/W2にかざすだけでセルフオーダーが可能となり、従来システムよりもユーザー利便性を向上させることができる。
また、上記携帯端末装置1として顧客が持参する装置が利用でき、各テーブルにもR/W2が備えられるだけであるので、導入コストを抑えることができる。
更に、上記の発明において、その一つの好ましい態様は、前記メニュー画面に入力された情報を、無線のローカルエリアネットワークでの通信を介して受信し、前記情報に基づいて受注処理を実行する受注部を有する、ことを特徴とする。
本発明により、ユーザーのオーダーについて各種受注処理が実行されるので、店舗側の利便性も向上する。
更に、上記の発明において、その一つの好ましい態様は、前記受注部で受信される前記情報に前記携帯端末に記憶された識別情報が含まれる、ことを特徴とする。
本発明により、識別情報が受信されるため、適切な受注管理及び精算処理を行うことができる。
更に、上記の発明において、その一つの好ましい態様は、前記第2通信部は、前記携帯端末との間の無線のローカルエリアネットワークでの通信時の電波強度を判別し、前記電波強度が予め定められた第一の所定値以上である場合、もしくは、前記第一の所定値より低い第二の所定値以下である場合に、報知処理を実行する報知部を有する、ことを特徴とする。
本発明により、上述のような報知処理が行われるので、店員が顧客の精算や不正行為に素早く対応することができるようになる。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、受注方法において、ブラウザーが動作する携帯端末とリーダーライターを介して近距離無線通信を行って、前記携帯端末に無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を行わせ、無線のローラルネットワークでの通信が確立した後に、前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させ、無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて、前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させる、ことである。
上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、受注システムが、
ブラウザーを動作させる制御部、近距離無線通信を行う近距離無線通信部、無線のローカルエリアネットワークで通信を行う無線通信部、及び前記ブラウザーにオーダーを入力させる入力部を有する携帯端末と、前記携帯端末と近距離無線通信で通信を行うリーダーライターと、前記リーダーライターを介して前記携帯端末と通信を行う第1通信部、無線のローカルエリアネットワークで通信を行う第2通信部、前記第1通信部での前記リーダーライターを介した前記携帯端末との通信により無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を前記携帯端末にさせる通信確立部、及び前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させた後前記無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させるメニュー表示制御部を有する情報処理装置と、を備える、ことである。
更に、上記の発明において、その一つの好ましい態様は、前記リーダーライターは、前記リーダーライターを識別するリーダーライター識別情報を記憶する識別情報記憶部を有し、前記識別情報記憶部に記憶された前記リーダーライター識別情報を前記携帯端末に送
信し、前記携帯端末は送信された前記リーダーライター識別情報を記憶する記憶部を有し、前記携帯端末の前記ブラウザーに表示された前記メニュー画面にオーダー情報が入力されたとき、前記携帯端末は前記オーダー情報及び前記記憶部に記憶された前記リーダーライター識別情報を前記情報処理装置の前記第2通信部に送信する、ことを特徴とする。
更に、上記の発明において、その一つの好ましい態様は、前記携帯端末の前記記憶部は、前記携帯端末を識別する識別情報を記憶し、前記携帯端末の前記ブラウザーに表示された前記メニュー画面にオーダー情報が入力されたとき、前記携帯端末は前記識別情報を前記情報処理装置の前記第2通信部に送信する、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
本発明を適用した情報処理装置の実施の形態例に係る構成図である。 受注処理及び精算処理の手順を例示したフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した情報処理装置の実施の形態例に係る構成図である。図1に示すオーダー受注装置3が本発明を適用した情報処理装置であり、顧客が保持する携帯端末装置1(携帯端末)と近距離無線通信であるNFC(Near Field Communication)により通信を行うR/W(リーダーライター)2を介して、携帯端末装置1との無線LANによる通信を確立すると共に、携帯端末装置1のブラウザー13を起動させて当該無線LAN(ローカルエリアネットワーク)通信によりメニュー画面を表示させる。ここで、近距離無線通信とは、近接場型の無線通信(near field communication)を指し、通信エリアは、およそ1メートル〜数センチ程度の距離である。また、当該メニュー画面に対する顧客のオーダー操作がなされた際には、そのオーダーを、上記NFCによる通信を行ったR/W2が設けられているテーブルの特定情報(テーブルID)及び当該携帯端末装置1の識別情報と共に、無線LAN通信を介して受信し、そのオーダー内容の厨房プリンター4等への印刷出力、オーダー内容の記録等の受注処理を行う。かかるオーダー受注装置3の処理により、テーブル毎及び顧客(携帯端末装置1)毎の適切な受注管理が行え、ユーザー利便性が高く、さらに、導入コストを抑えたセルフオーダーシステムを提供することが可能になる。
図1に示す本実施の形態例に係る受注システム100は、レストラン等の飲食店に設置され、オーダー受注装置3と各テーブルのR/W2等から構成され、来店した顧客が持参した携帯端末装置1からのセルフオーダーを可能にするものである。
携帯端末装置1は、顧客が保持する携帯電話、スマートフォン等の情報処理機能及び通信機能を備える端末装置である。当該携帯端末装置1は、図1に示すようにNFC部11、無線通信部12、ブラウザー13、当該ブラウザーを動作させる制御部14、及びユーザーが入力操作を行う入力部15を備える。なお、携帯端末装置1を持っていない顧客のために店側が携帯端末装置1を用意して、貸し出すようにしてもよい。
NFC部11は、他の装置とNFCにより近距離無線通信を行う部分であり、ここでは、一例としてFeliCa(登録商標)チップが搭載される。無線通信部12は、無線の
ローカルエリアネットワーク(無線LAN)により他の装置と通信を行う部分であり、ここでは、一例としてWi−Fi(登録商標)によって通信を行う機能を有する。ブラウザー13は、いわゆるWebブラウザーであり、ネットワーク上に用意される各種情報を検索・表示する部分である。
R/W2は、店舗の各テーブル(テーブルA、テーブルB、・・・)に備えられ、携帯端末装置1とNFCによる通信を行うリーダーライターである。携帯端末装置1のNFC部11(FeliCa(登録商標)チップ)が当該装置にかざされる際に、NFC部11の記憶部に記憶されるデータの読み取りとNFC部11へのデータの書き込みを実行する。各R/W2の識別情報記憶部には、それが備えられるテーブルの特定情報(テーブルID)が(リーダーライター識別情報として)記憶されており、上記携帯端末装置1との近距離無線通信の際にそのテーブルIDが携帯端末装置1の記憶部に記憶される。
次に、店舗側に備えられているオーダー受注装置3は、図1に示すように、有線もしくは無線のLAN5で上記各テーブルのR/W2及び各厨房プリンター4と接続される。オーダー受注装置3は、本実施形態では、店舗のPOS(Point of Sales)レジ端末として構成され、情報処理機能とプリンター機能を兼ね備えている。従って、ここでは、多彩な情報処理機能を備えたインテリジェントプリンターとして実装されている。その情報処理機能を担う部分(情報処理部であるコンピューター部分)は、図示していないが、CPU、RAM、ROM、HDD等を備えている。また、当該オーダー受注装置3には、R/W2のほかに、図示していないがモニター、操作装置などの周辺機器が接続されて使用される。
また、オーダー受注装置3は、図1に示すように、機能構成として、通信確立部31、メニュー表示制御部32、受注部33、精算処理部34、第1通信部30、第2通信部36、及びプリンター部35を備えている。通信確立部31は、携帯端末装置1との間で無線LAN(ここでは、Wi−Fi(登録商標))による通信を確立する処理を実行する部分である。また、メニュー表示制御部32は、携帯端末装置1に、顧客のオーダーを受けるメニュー画面を表示させる処理を行う部分である。また、受注部33は、上記メニュー画面を備えると共に、携帯端末装置1からの当該画面に対するオーダーを受信して受注処理を実行する部分である。精算処理部34は、上記受信したオーダーに基づいて精算処理を実行する部分である。また、プリンター部35は、上述した印刷機能を担う部分であり、上記オーダーを受信した際には、オーダー内容を印刷した伝票を出力する。また、精算時にはレシートやクーポンを印刷出力する。なお、通信確立部31、メニュー表示制御部32、受注部33、及び精算処理部34は、それぞれ、これらの各部分が行う処理を記述したプログラム(受注プログラム等)と、当該プログラムに従って処理を実行する上記CPU、上記RAM等によって構成される。また、第1通信部30は、上記R/W2を介して携帯端末装置1と通信を行う部分であり、第2通信部36は、携帯端末装置1と無線LANで通信を行う部分である。
また、厨房プリンター4は、厨房に備えられるプリンターであり、本実施形態では、複数の厨房に厨房プリンター4が備えられる。オーダー受注装置3が上記オーダーを受信した場合には、LAN5を介して受注部33の印刷指示を受け、オーダー内容を印刷出力する。
以上説明したような構成を有する受注システム100では、以下のような処理内容で、顧客によるセルフオーダー、受注処理、及び精算処理が実行される。図2は、それら処理の手順を例示したフローチャートである。
まず、顧客が来店してテーブルに付くと、店員の説明、店内表示等に促されて、顧客が
自らの(あるいは、店から貸し出された)スマートフォン等の携帯端末装置1をそのテーブルのR/W2にかざす。これにより携帯端末装置1とR/W2とのNFCによる通信が確立する(図2のステップS1)。なお、1テーブルに対して複数の携帯端末装置1を用いることが可能である。
当該通信が開始されると、通信確立部31が、R/W2を介して携帯端末装置1のNFC部11に上記R/W2に記憶されるテーブルIDを書込み、当該情報が携帯端末装置1に記憶される(図2のステップS2)。
次に、通信確立部31は、NFC部11に対して無線LANによる通信を設定する処理を指示する(図2のステップS3)。具体的には、オーダー受注装置3との無線LAN通信に必要なパスワード等の情報を無線通信部12に設定してオーダー受注装置3との無線LAN通信が可能な状態にする指示をNFC部11に書き込む。その後、当該指示に従って無線通信部12における当該設定が行われて、携帯端末装置1とオーダー受注装置3との無線LAN通信が可能な状態となる。
次に、メニュー表示制御部32が、NFC部11に対してブラウザー13によるメニュー画面の表示指示を行う(図2のステップS4)。具体的には、ブラウザー13を起動し、上記メニュー画面が保持される受注部33のサイト(URL)をアクセスする指示をNFC部11に書き込む。その後、当該指示に従ってブラウザー13が起動され上記サイトがアクセスされて、上記メニュー画面のデータが上記確立した無線LANにより携帯端末装置1に送られ、携帯端末装置1の表示部(図示せず)に上記メニュー画面が表示される。
当該メニュー画面が携帯端末装置1に表示されると、携帯端末装置1の操作者(顧客)が、そのメニューの中から所望の品物を選択して注文の操作を実行する。当該操作が実行されると、上記携帯端末装置1に記憶されたテーブルIDと携帯端末装置1の識別情報(例えば、MACアドレス、IPアドレス等)が添付されたオーダー情報が、上記メニュー画面に組み込まれた機能によってオーダー受注装置3の受注部33に、無線LANを介して送信される。
オーダー受注装置3の受注部33は、上記メニュー画面が携帯端末装置1に表示されている場合には、随時、上記オーダー情報が受信されたか否かをチェックし(図2のステップS5)、受信された場合には(図2のステップS5のYes)、受注処理を実行する(図2のステップS6)。
受注処理では、まず、受注部33が、受信したオーダー情報を解釈し、そのオーダー内容に従って、厨房プリンター4及びプリンター部35に対して印刷出力指示を行う。厨房プリンター4への指示は、オーダーを受けた品物を準備すべき厨房のプリンター4へ送信され、準備すべき品物の名称と数量及びテーブルID等の情報が印刷される。また、プリンター部35への指示により、顧客がオーダー内容を確認するための伝票がテーブルIDを付されて出力され、出力された伝票はそのテーブルIDのテーブルにいる顧客に渡される。
また、受注処理では、受信したオーダー情報を精算処理のために記憶しておく。この際、オーダー情報には、上記受信したテーブルIDとオーダーした携帯端末装置1の識別情報が付される。
受注部33では、後述する精算要求を受信するまでの間、上記オーダーの受信を待って(図2のステップS5のNo)、受信がある度に以上の受注処理を実行する。
また、第2通信部36では、後述する精算要求を受信するまでの間、上記確立した無線LAN通信における携帯端末装置1との間の電波強度を、随時、チェック(判定)する(図2のステップS7)。当該チェックの結果、電波強度の値が予め定められた第一の所定値以上である場合、もしくは、所定期間以上第一の所定値より低い第二の所定値以下である場合には(図2のステップS7のYes)、報知部(図示せず)が、店員に対する報知処理を実行する(図2のステップS8)。具体的には、音、や光の発生、オーダー受注装置3のモニターへの表示等で、携帯端末装置1とオーダー受注装置3との位置関係が特別な状態であることを知らせる。
上記電波強度の値が第一の所定値以上であることの検知は、携帯端末装置1がオーダー受注装置3、すなわち、レジの位置に近づいたことを検知するものであり、それが検知された場合には、顧客がレジ付近にいることが推定され、顧客が精算をするために移動している可能性があるので、それに対応すべく、上記報知がなされる。
また、上記電波強度の値が所定期間以上第二の所定値以下であるこのとの検知は、携帯端末装置1がオーダー受注装置3から遠く離れたことを検知するものであり、それが検知された場合には、顧客が店外に出たことが推察され、顧客が精算をせずに帰った虞があるので、上記報知がなされる。
第2通信部36では、後述する精算要求を受信するまでの間、上記電波強度のチェック行う。
オーダー操作を行った顧客は、帰る際に精算を行うべく、上記表示されたメニュー画面に用意される精算のボタンに対する操作を行って、精算要求を行う。当該要求は無線LANを介してオーダー受注装置3の精算処理部34に送信される。送信される精算要求には、携帯端末装置1に記憶される上記テーブルID及び携帯端末装置1の上記識別情報が、メニュー画面に組み込まれた機能により付加される。また、上記精算要求の操作の際には、顧客は、テーブル一括の精算か、あるいは、その携帯端末装置1からオーダーされたものについての精算か、を指示することができる。
精算処理部34が当該精算要求を受信すると(図2のステップS9のYes)、精算処理を実行する(図2のステップS10)。当該精算処理では、受信した精算要求がテーブル毎の精算である場合には、上記受注部33がオーダーの受信の度に記録したオーダー情報から、上記精算要求と共に送信されたテーブルIDが付加された情報を取り出す。そして、それらの情報から、オーダー受注装置3に記憶される各品物と金額の情報を収めたメニューマスターを参照して、合計の請求金額を計算する。一方、受信した精算要求が携帯端末装置1毎の精算である場合には、上記受注部33がオーダーの受信の度に記録したオーダー情報から、上記精算要求と共に送信された携帯端末装置1の識別情報が付加された情報を取り出す。そして、同様に、それらの情報から、上記メニューマスターを参照して、合計の請求金額を計算する。
精算金額が算出され、顧客による支払いが完了すると、精算処理部34は、レシートを発行するようにプリンター部35に指示を出す。指示を受けたプリンター部35は、レシートを印刷出力する。
以上のようにして精算処理が終了すると、その情報が通信確立部31及び受注部33に送信され、通信確立部31は、精算処理が終了した携帯端末装置1との無線LAN通信を切断する(図2のステップS11)。なお、上記精算処理において、携帯端末装置1毎の精算が行われた場合には、その携帯端末装置1との無線を切断し、テーブル毎の精算が行
われた場合には、上記精算時に取り出されたオーダー情報に付加される携帯端末装置1の識別情報から、該当する全ての携帯端末装置1の無線を切断する。また、受注部33は、上記記録したオーダー情報の中から、精算処理が終了したオーダー情報を消去する。
以上説明したように本実施の形態例における受注システム100での処理が実行される。
なお、上記実施形態では、オーダー受注装置3がPOSレジとして精算機能を兼ね備えていたが、オーダー受注装置3をPOSレジと別体とする態様としてもよい。この場合には、オーダー受注装置3の精算処理部34の機能がPOSレジへ移行し、オーダー受注装置3とPOSレジをLAN5で接続して、精算処理に必要な情報をオーダー受注装置3からPOSレジに送信するようにすることができる。
以上説明したように、本実施の形態例における受注システム100では、来店した顧客がスマートフォン等の携帯端末装置1をテーブルに備えられたR/W2にかざすだけでセルフオーダーが可能となり、従来システムよりもユーザー利便性を向上させることができる。
また、上記携帯端末装置1として顧客が持参する装置が利用でき、各テーブルにもR/W2が備えられるだけであるので、導入コストを抑えることができる。
また、オーダー時にテーブル及びオーダー元の携帯端末装置1を識別できる情報が付加されるため、適切な受注管理及び精算処理を行うことができる。
そのため、一つのテーブルで複数の携帯端末装置1からオーダーをすることも可能である。
更に、顧客のオーダーは、店舗内の無線LAN通信で行われるため、顧客の携帯端末装置1を用いても、顧客に通信料の負担をかけることはない。
また、オーダー受注時に、厨房指示用、顧客確認用の伝票が印刷出力され、確実な受注管理を行うことができる。
また、オーダー受注装置3を多彩な情報処理機能を備えるプリンターで構成することにより、装置点数の少ないコンパクトなシステムとすることができる。さらに、オーダー受注装置3が精算処理機能を兼ね備えたPOSレジ装置として実装されることにより、さらにその効果を向上させることができる。
また、携帯端末装置1とオーダー受注装置3との間の電波強度により、上述のように、報知処理が行われるので、店員が顧客の精算や不正行為に素早く対応することができるようになる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
1 携帯端末装置、 2 R/W、 3 オーダー受注装置、 4 厨房プリンター、
5 LAN、 11 NFC部、 12 無線通信部、 13 ブラウザー、 14 制御部、 15 入力部、 30 第1通信部、 31 通信確立部、 32 メニュー表示制御部、 33 受注部、 34 精算処理部、 35 プリンター部、 36 第
2通信部、 100 受注システム

Claims (8)

  1. ブラウザーが動作する携帯端末と近距離無線通信を行うリーダーライターを介して前記携帯端末との通信を行う第1通信部と、
    前記携帯端末と無線のローカルエリアネットワークで通信を行う第2通信部と、
    前記第1通信部での前記リーダーライターを介した前記携帯端末との通信により、無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を前記携帯端末にさせる通信確立部と、
    前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させ、前記無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて、前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させるメニュー表示制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記メニュー画面に入力された情報を、無線のローカルエリアネットワークでの通信を介して受信し、前記情報に基づいて受注処理を実行する受注部を有する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受注部で受信される前記情報に前記携帯端末に記憶された識別情報が含まれる請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2通信部は、前記携帯端末との間の無線のローカルエリアネットワークでの通信時の電波強度を判別し、
    前記電波強度が予め定められた第一の所定値以上である場合、もしくは、前記第一の所定値より低い第二の所定値以下である場合に、報知処理を実行する報知部を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. ブラウザーが動作する携帯端末とリーダーライターを介して近距離無線通信を行って、前記携帯端末に無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を行わせ、
    無線のローラルネットワークでの通信が確立した後に、前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させ、無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて、前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させることを特徴とする受注方法。
  6. ブラウザーを動作させる制御部、近距離無線通信を行う近距離無線通信部、無線のローカルエリアネットワークで通信を行う無線通信部、及び前記ブラウザーにオーダーを入力させる入力部を有する携帯端末と、
    前記携帯端末と近距離無線通信で通信を行うリーダーライターと、
    前記リーダーライターを介して前記携帯端末と通信を行う第1通信部、無線のローカルエリアネットワークで通信を行う第2通信部、前記第1通信部での前記リーダーライターを介した前記携帯端末との通信により無線のローカルエリアネットワークでの通信の設定を前記携帯端末にさせる通信確立部、及び前記携帯端末の前記ブラウザーを動作させた後前記無線のローカルエリアネットワークでの通信を用いて前記ブラウザーにオーダーを入力させるメニュー画面を表示させるメニュー表示制御部を有する情報処理装置と、
    を備えることを特徴とする受注システム。
  7. 前記リーダーライターは、前記リーダーライターを識別するリーダーライター識別情報を記憶する識別情報記憶部を有し、前記識別情報記憶部に記憶された前記リーダーライター識別情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は送信された前記リーダーライター識別情報を記憶する記憶部を有し、
    前記携帯端末の前記ブラウザーに表示された前記メニュー画面にオーダー情報が入力されたとき、前記携帯端末は前記オーダー情報及び前記記憶部に記憶された前記リーダーライター識別情報を前記情報処理装置の前記第2通信部に送信する請求項6に記載の受注シ
    ステム。
  8. 前記携帯端末の前記記憶部は、前記携帯端末を識別する識別情報を記憶し、
    前記携帯端末の前記ブラウザーに表示された前記メニュー画面にオーダー情報が入力されたとき、前記携帯端末は前記識別情報を前記情報処理装置の前記第2通信部に送信する請求項7に記載の受注システム。
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