JP2014085863A - 制御システム、及び、制御システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録装置と、制御装置とが無線通信可能に接続されたシステムについて、当該システムの利用者の利便性を向上する。
【解決手段】プリンター11と、プリンター11を制御するホストコンピューター10と、を備える制御システム1において、ホストコンピューター10は、端末間直接無線通信により通信可能なプリンター11を検出し、検出したプリンター11に端末間直接無線通信により記録データを出力するホスト側制御部15を備え、また、プリンター11は、ホストコンピューター10から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータを、ネットワークを介して外部機器に出力するプリンター側制御部22を備える。
【選択図】図2
【解決手段】プリンター11と、プリンター11を制御するホストコンピューター10と、を備える制御システム1において、ホストコンピューター10は、端末間直接無線通信により通信可能なプリンター11を検出し、検出したプリンター11に端末間直接無線通信により記録データを出力するホスト側制御部15を備え、また、プリンター11は、ホストコンピューター10から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータを、ネットワークを介して外部機器に出力するプリンター側制御部22を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録装置と、当該記録装置に無線通信可能に接続された制御装置とを備える制御システム、及び、制御システムの制御方法に関する。
従来、制御装置(ホスト装置)と、記録装置(プリンター)とが、所定の近距離無線通信の規格に準拠して通信するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述したシステムのように、記録装置と制御装置とが無線通信を行うシステムでは、システムを利用するユーザーの利便性を向上したいとするニーズがある。また、ユーザーの利便性を向上することが、システムの価値を向上し、システムの導入へとつながる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置と、制御装置とが無線通信可能に接続されたシステムについて、当該システムの利用者の利便性を向上することを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置と、制御装置とが無線通信可能に接続されたシステムについて、当該システムの利用者の利便性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体に記録する記録装置と、前記記録装置を制御する制御装置と、を備える制御システムであって、前記制御装置は、端末間直接無線通信により通信可能な前記記録装置を検出し、検出した前記記録装置に端末間直接無線通信により記録データを出力する制御装置側制御部を備え、前記記録装置は、前記制御装置から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータを、ネットワークを介して外部機器に出力する記録装置側制御部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、制御装置は、記録装置に記録させる際に、端末間直接無線通信により通信可能な記録装置を検出し、検出した記録装置に当該通信により記録データを出力するため、例えば、制御装置を所有するユーザーは、記録装置に記録させる際に、記録装置のアドレスを調べて通信に関する各種設定を行う等の煩雑な作業を行うことなく、自動で通信可能な状態を確立した上で、記録装置に記録させることが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、記録装置は、記録データに基づいて記録するのみならず、記録データに基づくデータを外部機器に出力するため、外部機器の機能を利用して記録データに基づくサービスをユーザーに提供可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
この構成によれば、制御装置は、記録装置に記録させる際に、端末間直接無線通信により通信可能な記録装置を検出し、検出した記録装置に当該通信により記録データを出力するため、例えば、制御装置を所有するユーザーは、記録装置に記録させる際に、記録装置のアドレスを調べて通信に関する各種設定を行う等の煩雑な作業を行うことなく、自動で通信可能な状態を確立した上で、記録装置に記録させることが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、記録装置は、記録データに基づいて記録するのみならず、記録データに基づくデータを外部機器に出力するため、外部機器の機能を利用して記録データに基づくサービスをユーザーに提供可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
また、本発明は、前記制御装置の前記制御装置側制御部は、端末間直接無線通信により通信可能な前記記録装置であって、端末間直接無線通信に係る電波の受信信号強度が閾値以上のものを検出し、検出した前記記録装置を、記録データを出力する対象とすることを特徴とする。
この構成によれば、制御装置は、端末間直接無線通信に係る電波の受信信号強度が閾値以上のものを検出し、検出した記録装置を、記録データを出力する対象とするため、制御装置を、受信信号強度が閾値以上となる程度に、記録装置に近接させるという簡易な作業によって、記録させる記録装置を設定可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
この構成によれば、制御装置は、端末間直接無線通信に係る電波の受信信号強度が閾値以上のものを検出し、検出した記録装置を、記録データを出力する対象とするため、制御装置を、受信信号強度が閾値以上となる程度に、記録装置に近接させるという簡易な作業によって、記録させる記録装置を設定可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
また、本発明は、前記外部機器は、表示部を備える装置であり、前記記録装置の前記記録装置側制御部は、前記制御装置から入力された記録データに基づいて、前記表示部に記録データに基づく画像を表示させるデータを生成し、生成したデータを前記外部機器、又は、前記外部機器によりアクセス可能な他の機器に出力することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーは、記録媒体に記録されるべき画像と同一性を有する画像を、外部機器の表示部によって視認することができ、よりユーザーの利便性を向上できる。
この構成によれば、ユーザーは、記録媒体に記録されるべき画像と同一性を有する画像を、外部機器の表示部によって視認することができ、よりユーザーの利便性を向上できる。
また、本発明は、前記記録装置は、レシートを発行可能であり、前記記録装置の前記記録装置側制御部は、前記制御装置から入力されたレシートの画像に係る記録データに基づいて、前記表示部にレシートの画像を表示させるデータを生成し、生成したデータを前記外部機器、又は、前記外部機器によりアクセス可能な他の機器に出力することを特徴とする。
この構成によれば、レシートの発行の対象となったユーザーは、外部機器の表示部によってレシートの画像を視認することができ、よりユーザーの利便性を向上できる。
この構成によれば、レシートの発行の対象となったユーザーは、外部機器の表示部によってレシートの画像を視認することができ、よりユーザーの利便性を向上できる。
また、本発明は、前記外部機器は、サーバー装置であり、前記記録装置の前記記録装置側制御部は、前記制御装置から入力された記録データに基づくデータを、前記サーバー装置に出力し、前記サーバー装置は、入力された記録データに基づくデータを記憶し、記憶したデータに基づいて、記録データに含まれる情報に関する管理を行うことを特徴とする。
この構成によれば、外部機器のサーバー装置によって、記録データに基づくデータが管理され、記録データに含まれる情報に関する管理が行われるため、当該管理の下、必要な情報の出力等のサービスを実行でき、よりユーザーの利便性を向上できる。
この構成によれば、外部機器のサーバー装置によって、記録データに基づくデータが管理され、記録データに含まれる情報に関する管理が行われるため、当該管理の下、必要な情報の出力等のサービスを実行でき、よりユーザーの利便性を向上できる。
また、本発明は、前記記録装置は、レシートを発行可能であり、前記記録装置の前記記録装置側制御部は、前記制御装置から入力されたレシートの画像に係る記録データに基づくデータを、当該レシートを発行した対象を識別する識別情報と対応付けて、前記サーバー装置に出力し、前記サーバー装置は、入力された記録データに基づくデータを、前記識別情報と対応付けて記憶すると共に、記憶したデータに基づいて、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーの要求に応じて、ユーザーに対して、購買履歴に関する有益な情報を提供することが可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
この構成によれば、ユーザーの要求に応じて、ユーザーに対して、購買履歴に関する有益な情報を提供することが可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
また、本発明は、前記記録装置の前記記録装置側制御部は、前記制御装置から入力された記録データを、マークアップ言語で記述されたデータに変換し、記録データに基づくデータとして前記外部機器に出力することを特徴とする。
周知のとおり、マークアップ言語で記述されたデータは、ブラウザーを利用した表示や、タグを利用した情報の検索、管理に適したデータ構造であり、上記構成によれば、記録装置は、記録データをマークアップ言語で記述されたデータに変換して出力するため、外部機器は、入力されたデータに基づいて、当該データがマークアップ言語で記述されていることに由来するメリットを生かして、適切に、データの管理、処理を行うことが可能である。
周知のとおり、マークアップ言語で記述されたデータは、ブラウザーを利用した表示や、タグを利用した情報の検索、管理に適したデータ構造であり、上記構成によれば、記録装置は、記録データをマークアップ言語で記述されたデータに変換して出力するため、外部機器は、入力されたデータに基づいて、当該データがマークアップ言語で記述されていることに由来するメリットを生かして、適切に、データの管理、処理を行うことが可能である。
また、上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体に記録する記録装置と、前記記録装置を制御する制御装置と、を備える制御システムの制御方法であって、前記制御装置は、端末間直接無線通信により通信可能な前記記録装置を検出し、検出した前記記録装置に記録データを出力し、前記記録装置は、前記制御装置から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータを、ネットワークを介して外部機器に出力することを特徴とする。
この制御方法によれば、制御装置は、記録装置に記録させる際に、端末間直接無線通信により通信可能な記録装置を検出し、検出した記録装置に当該通信により記録データを出力するため、例えば、制御装置を所有するユーザーは、記録装置に記録させる際に、記録装置のアドレスを調べて通信に関する各種設定を行う等の煩雑な作業を行うことなく、自動で通信可能な状態を確立した上で、記録装置に記録させることが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、記録装置は、記録データに基づいて記録するのみならず、記録データに基づくデータを外部機器に出力するため、外部機器の機能を利用して記録データに基づくサービスをユーザーに提供可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
この制御方法によれば、制御装置は、記録装置に記録させる際に、端末間直接無線通信により通信可能な記録装置を検出し、検出した記録装置に当該通信により記録データを出力するため、例えば、制御装置を所有するユーザーは、記録装置に記録させる際に、記録装置のアドレスを調べて通信に関する各種設定を行う等の煩雑な作業を行うことなく、自動で通信可能な状態を確立した上で、記録装置に記録させることが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、記録装置は、記録データに基づいて記録するのみならず、記録データに基づくデータを外部機器に出力するため、外部機器の機能を利用して記録データに基づくサービスをユーザーに提供可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
本発明によれば、記録装置と、制御装置とが無線通信可能に接続されたシステムについて、当該システムの利用者の利便性を向上できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る制御システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、制御システム1は、ホストコンピューター10(制御装置)と、このホストコンピューター10と無線通信可能であり、このホストコンピューター10によって制御されるプリンター11(記録装置)とを備えている。また、制御システム1は、サーバー装置12(外部機器)を備えており、このサーバー装置12と、ホストコンピューター10及びプリンター11のそれぞれとが、アクセスポイント13を介して無線通信可能に接続されている。各装置間の通信の具体的な態様については後に詳述する。
また、図1に示すように、制御システム1では、ホストコンピューター10、及び、プリンター11は、それぞれ、複数個、存在しており、ある1つのホストコンピューター10は、複数のプリンター11のうち、任意のプリンター11と通信して、当該プリンター11に記録に係る各種処理を実行させることが可能な構成となっている。
図1は、本実施形態に係る制御システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、制御システム1は、ホストコンピューター10(制御装置)と、このホストコンピューター10と無線通信可能であり、このホストコンピューター10によって制御されるプリンター11(記録装置)とを備えている。また、制御システム1は、サーバー装置12(外部機器)を備えており、このサーバー装置12と、ホストコンピューター10及びプリンター11のそれぞれとが、アクセスポイント13を介して無線通信可能に接続されている。各装置間の通信の具体的な態様については後に詳述する。
また、図1に示すように、制御システム1では、ホストコンピューター10、及び、プリンター11は、それぞれ、複数個、存在しており、ある1つのホストコンピューター10は、複数のプリンター11のうち、任意のプリンター11と通信して、当該プリンター11に記録に係る各種処理を実行させることが可能な構成となっている。
本実施形態では、ホストコンピューター10、及び、プリンター11は、以下のような態様で使用されることが想定されている。
すなわち、制御システム1は、ショッピングセンターや、百貨店、コンビニエンスストアー等の小売店、レストランや、喫茶店等の飲食店、その他の各種店舗に適用される、いわゆるPOSシステムの一部である。
本例では、制御システム1が適用される店舗には、会計処理を行う複数のレジカウンターが設けられており、1つのレジカウンターには、少なくとも1台のプリンター11が設けられている。また、レジカウンターにおいて会計処理を担当するレジ担当者(ユーザー)には、それぞれ、タブレット端末として構成されたホストコンピューター10が割り当てられている。レジ担当者は、レジカウンターにおいて会計に係る処理を行う場合、自身に割り当てられたホストコンピューター10をレジカウンターにおける所定の位置に配置する。当該所定の位置にホストコンピューター10を配置した場合、当該ホストコンピューター10は、当該レジカウンターに設置されたプリンター11と最も近い位置に位置した状態となる。次いで、レジ担当者は、このホストコンピューター10を利用して、会計に関する各種処理を行う。レジカウンターにおける会計に係る処理に伴って、随時、ホストコンピューター10は、レジカウンターに設置されたプリンター11と通信し、当該プリンター11を制御して、プリンター11にレシートを発行させる。
本実施形態では、ホストコンピューター10は、特定のプリンター11とのみ接続されるのではなく、用意された複数のプリンター11のいずれとも接続される可能性がある。なお、レジ担当者は、制御システム1の利用者としての「ユーザー」に該当する。
また、図1に示すように、アクセスポイント13には、インターネットや、電話通信網等からなるネットワークNと適切な接続を行うためのブロードバンドルーター等のネットワークルーター13aが接続されている。そして、ネットワークNには、ユーザー端末14(外部機器)が接続されている。ユーザー端末14は、店舗において商品を購入する顧客(ユーザー)が所有する端末であり、例えば、タブレット型の端末や、携帯電話である。ユーザー端末14、及び、制御システム1を構成する各機器は、ネットワークNを介して、通信可能である。
すなわち、制御システム1は、ショッピングセンターや、百貨店、コンビニエンスストアー等の小売店、レストランや、喫茶店等の飲食店、その他の各種店舗に適用される、いわゆるPOSシステムの一部である。
本例では、制御システム1が適用される店舗には、会計処理を行う複数のレジカウンターが設けられており、1つのレジカウンターには、少なくとも1台のプリンター11が設けられている。また、レジカウンターにおいて会計処理を担当するレジ担当者(ユーザー)には、それぞれ、タブレット端末として構成されたホストコンピューター10が割り当てられている。レジ担当者は、レジカウンターにおいて会計に係る処理を行う場合、自身に割り当てられたホストコンピューター10をレジカウンターにおける所定の位置に配置する。当該所定の位置にホストコンピューター10を配置した場合、当該ホストコンピューター10は、当該レジカウンターに設置されたプリンター11と最も近い位置に位置した状態となる。次いで、レジ担当者は、このホストコンピューター10を利用して、会計に関する各種処理を行う。レジカウンターにおける会計に係る処理に伴って、随時、ホストコンピューター10は、レジカウンターに設置されたプリンター11と通信し、当該プリンター11を制御して、プリンター11にレシートを発行させる。
本実施形態では、ホストコンピューター10は、特定のプリンター11とのみ接続されるのではなく、用意された複数のプリンター11のいずれとも接続される可能性がある。なお、レジ担当者は、制御システム1の利用者としての「ユーザー」に該当する。
また、図1に示すように、アクセスポイント13には、インターネットや、電話通信網等からなるネットワークNと適切な接続を行うためのブロードバンドルーター等のネットワークルーター13aが接続されている。そして、ネットワークNには、ユーザー端末14(外部機器)が接続されている。ユーザー端末14は、店舗において商品を購入する顧客(ユーザー)が所有する端末であり、例えば、タブレット型の端末や、携帯電話である。ユーザー端末14、及び、制御システム1を構成する各機器は、ネットワークNを介して、通信可能である。
図2は、ホストコンピューター10、プリンター11、サーバー装置12、及び、ユーザー端末14の機能的構成を示すブロック図である。
ホストコンピューター10は、図2に示すように、ホスト側制御部15(制御装置側制御部)と、ホスト入力部16と、ホスト側表示部17と、ホスト側記憶部18と、ホスト側無線通信部19と、デバイス通信部30と、を備えている。
ホスト側制御部15は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、ホストコンピューター10の各部を中枢的に制御する。ホスト側制御部15が備える機能ブロックについては後述する。ホスト入力部16は、タッチパネルや、操作スイッチ等の各種入力手段に接続され、これら入力手段に対する操作を検出して、ホスト側制御部15に出力する。ホスト側表示部17は、液晶表示パネル等の表示パネルを備え、ホスト側制御部15の制御の下、各種情報を表示パネルに表示する。ホスト側記憶部18は、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを不揮発的に、書き換え可能に記憶する。
ホスト側無線通信部19は、IEEE802.11シリーズ等の無線LANに係る所定の通信規格に準拠した通信モジュールを備え、ホスト側制御部15の制御の下、プリンター11と無線通信し、また、アクセスポイント13を介して、プリンター11、及び、サーバー装置12と無線通信する。
本実施形態では、ホスト側無線通信部19の通信モジュールは、Wi-Fi(登録商標) Direct modeに対応しており、ワイファイダイレクトモード(Wi-Fi Direct mode)に準拠して、プリンター11との間で通信を行うことができる。周知の通り、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信(端末間直接無線通信)によれば、通信を行う装置のそれぞれは、アクセスポイント13を介することなく、無線LANに係る所定の通信規格に準拠して直接通信を行うことができる。
同様に、ホスト側無線通信部19の通信は、インフラストラクチャモード(Infrastructure mode)に対応しており、Infrastructure modeに準拠して、アクセスポイント13を介して、プリンター11、及び、サーバー装置12との間で通信を行うことができる。周知の通り、Infrastructure modeに準拠した通信では、LAN内の各装置は、他の装置と、無線LANに係る所定の通信規格に準拠して通信を行うことができる。
このように、本実施形態では、ホスト側無線通信部19は、通信モジュールが対応している無線LANに係る通信規格(共通の規格)に準拠して、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信によりプリンター11と通信が可能であり、また、Infrastructure modeに準拠した通信によりプリンター11、及び、サーバー装置12と通信が可能である。
ホスト側無線通信部19が上述したような構成の場合、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信と、Infrastructure modeに準拠した通信とは、使用する通信モジュールが共通するため、これら通信を同時並行的に実行することはできない。
デバイス通信部30は、ホストコンピューター10に接続されたデバイスと所定の規格に準拠して通信する。本実施形態では、デバイスとして、少なくとも、商品や商品の包装に付されたバーコードを読み取るバーコードリーダー31や、カードリーダー32がホストコンピューター10に接続されており、デバイス通信部30は、ホスト側制御部15の制御の下、所定の近距離無線通信や、所定の有線シリアル通信の規格に準拠して、これらデバイスと通信する。
ホストコンピューター10は、図2に示すように、ホスト側制御部15(制御装置側制御部)と、ホスト入力部16と、ホスト側表示部17と、ホスト側記憶部18と、ホスト側無線通信部19と、デバイス通信部30と、を備えている。
ホスト側制御部15は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、ホストコンピューター10の各部を中枢的に制御する。ホスト側制御部15が備える機能ブロックについては後述する。ホスト入力部16は、タッチパネルや、操作スイッチ等の各種入力手段に接続され、これら入力手段に対する操作を検出して、ホスト側制御部15に出力する。ホスト側表示部17は、液晶表示パネル等の表示パネルを備え、ホスト側制御部15の制御の下、各種情報を表示パネルに表示する。ホスト側記憶部18は、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを不揮発的に、書き換え可能に記憶する。
ホスト側無線通信部19は、IEEE802.11シリーズ等の無線LANに係る所定の通信規格に準拠した通信モジュールを備え、ホスト側制御部15の制御の下、プリンター11と無線通信し、また、アクセスポイント13を介して、プリンター11、及び、サーバー装置12と無線通信する。
本実施形態では、ホスト側無線通信部19の通信モジュールは、Wi-Fi(登録商標) Direct modeに対応しており、ワイファイダイレクトモード(Wi-Fi Direct mode)に準拠して、プリンター11との間で通信を行うことができる。周知の通り、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信(端末間直接無線通信)によれば、通信を行う装置のそれぞれは、アクセスポイント13を介することなく、無線LANに係る所定の通信規格に準拠して直接通信を行うことができる。
同様に、ホスト側無線通信部19の通信は、インフラストラクチャモード(Infrastructure mode)に対応しており、Infrastructure modeに準拠して、アクセスポイント13を介して、プリンター11、及び、サーバー装置12との間で通信を行うことができる。周知の通り、Infrastructure modeに準拠した通信では、LAN内の各装置は、他の装置と、無線LANに係る所定の通信規格に準拠して通信を行うことができる。
このように、本実施形態では、ホスト側無線通信部19は、通信モジュールが対応している無線LANに係る通信規格(共通の規格)に準拠して、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信によりプリンター11と通信が可能であり、また、Infrastructure modeに準拠した通信によりプリンター11、及び、サーバー装置12と通信が可能である。
ホスト側無線通信部19が上述したような構成の場合、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信と、Infrastructure modeに準拠した通信とは、使用する通信モジュールが共通するため、これら通信を同時並行的に実行することはできない。
デバイス通信部30は、ホストコンピューター10に接続されたデバイスと所定の規格に準拠して通信する。本実施形態では、デバイスとして、少なくとも、商品や商品の包装に付されたバーコードを読み取るバーコードリーダー31や、カードリーダー32がホストコンピューター10に接続されており、デバイス通信部30は、ホスト側制御部15の制御の下、所定の近距離無線通信や、所定の有線シリアル通信の規格に準拠して、これらデバイスと通信する。
プリンター11は、感熱ロール紙を収容し、サーマルヘッド20によって感熱ロール紙に画像を記録し、カッターユニット21によって所定の位置で感熱ロール紙を切断することにより、レシート等の紙片を発行可能なサーマル式の記録装置である。
図2に示すように、プリンター11は、プリンター側制御部22と、プリンター側記憶部23と、プリンター側無線通信部24と、メカ機構25と、を備えている。
プリンター側制御部22は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、プリンター11の各部を中枢的に制御する。プリンター側制御部22は、記録関連データ生成/出力部22aを備えているが、この機能ブロックについては後述する。プリンター側記憶部23は、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを不揮発的に、書き換え可能に記憶する。
プリンター側無線通信部24は、プリンター側制御部22の制御の下、ホストコンピューター10、及び、サーバー装置12との間で無線LANに係る所定の通信規格に準拠した無線通信を行う。プリンター側無線通信部24は、上述したホスト側無線通信部19と同様、Wi-Fi Direct mode、及び、Infrastructure modeのそれぞれに対応した通信モジュールを備えており、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信(端末間直接無線通信)によりホストコンピューター10と通信が可能であり、また、Infrastructure modeに準拠した通信によりホストコンピューター10、及び、サーバー装置12と通信が可能である。
メカ機構25は、上述したサーマルヘッド20、及び、カッターユニット21のほか、搬送機構26を含んで構成されている。レシート等の紙片の発行に際し、プリンター側制御部22は、インストールされているファームウェアを読み出して実行することにより、搬送機構26によって感熱ロール紙を搬送しつつ、サーマルヘッド20によって画像を記録し、カッターユニット21によって感熱ロール紙を切断する。
図2に示すように、プリンター11は、プリンター側制御部22と、プリンター側記憶部23と、プリンター側無線通信部24と、メカ機構25と、を備えている。
プリンター側制御部22は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、プリンター11の各部を中枢的に制御する。プリンター側制御部22は、記録関連データ生成/出力部22aを備えているが、この機能ブロックについては後述する。プリンター側記憶部23は、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを不揮発的に、書き換え可能に記憶する。
プリンター側無線通信部24は、プリンター側制御部22の制御の下、ホストコンピューター10、及び、サーバー装置12との間で無線LANに係る所定の通信規格に準拠した無線通信を行う。プリンター側無線通信部24は、上述したホスト側無線通信部19と同様、Wi-Fi Direct mode、及び、Infrastructure modeのそれぞれに対応した通信モジュールを備えており、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信(端末間直接無線通信)によりホストコンピューター10と通信が可能であり、また、Infrastructure modeに準拠した通信によりホストコンピューター10、及び、サーバー装置12と通信が可能である。
メカ機構25は、上述したサーマルヘッド20、及び、カッターユニット21のほか、搬送機構26を含んで構成されている。レシート等の紙片の発行に際し、プリンター側制御部22は、インストールされているファームウェアを読み出して実行することにより、搬送機構26によって感熱ロール紙を搬送しつつ、サーマルヘッド20によって画像を記録し、カッターユニット21によって感熱ロール紙を切断する。
サーバー装置12は、制御システム1を統括的に管理するいわゆるPOSサーバーであり、図2に示すように、サーバー側制御部50と、サーバー側記憶部51と、サーバー側無線通信部52と、を備えている。
サーバー側制御部50は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、サーバー装置12の各部を中枢的に制御する。サーバー側制御部50は、購買履歴管理部50aを備えているが、これについては後述する。サーバー側記憶部51は、ハードディスク等の不揮発性メモリーを備え、各種データを不揮発的に、書き換え可能に記憶する。このサーバー側記憶部51には、POSデータベース51a、購買履歴データベース51bが記憶されている。POSデータベース51aは、商品マスターや、顧客マスター、在庫管理データベース等、POSシステムとしての制御システム1を管理、運営するために必要な各種データベースのことである。購買履歴データベース51bについては後述する。
サーバー側無線通信部52は、サーバー側制御部50の制御の下、無線LANに係る所定の規格に準拠して、ホストコンピューター10、及び、プリンター11と通信する。
サーバー側制御部50は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、サーバー装置12の各部を中枢的に制御する。サーバー側制御部50は、購買履歴管理部50aを備えているが、これについては後述する。サーバー側記憶部51は、ハードディスク等の不揮発性メモリーを備え、各種データを不揮発的に、書き換え可能に記憶する。このサーバー側記憶部51には、POSデータベース51a、購買履歴データベース51bが記憶されている。POSデータベース51aは、商品マスターや、顧客マスター、在庫管理データベース等、POSシステムとしての制御システム1を管理、運営するために必要な各種データベースのことである。購買履歴データベース51bについては後述する。
サーバー側無線通信部52は、サーバー側制御部50の制御の下、無線LANに係る所定の規格に準拠して、ホストコンピューター10、及び、プリンター11と通信する。
ユーザー端末14は、上述したように、制御システム1が適用された店舗において、商品を購入し、レジカウンターにて会計を行う顧客が有する端末である。端末の形態は、タブレット端末や、携帯電話、デスクトップ型の端末等何であってもよい。
図2に示すように、ユーザー端末14は、端末側制御部60と、端末側入力部61と、端末側表示部62と、インターフェイス部63と、を備えている。端末側制御部60は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、ユーザー端末14の各部を中枢的に制御する。端末側入力部61は、各種入力デバイス、入力表示に対するユーザーの操作を検出して端末側制御部60に出力し、端末側表示部62(表示部)は、液晶パネルや有機ELパネル等の表示パネルを備え、端末側制御部60の制御の下、表示パネルに各種画像、情報を表示する。インターフェイス部63は、端末側制御部60の制御の下、ネットワークNを介して、制御システム1を構成する各機器と、通信規格に準拠して通信する。
ユーザー端末14には、XMLファイルを開く機能を有するブラウザーがインストールされている。
図2に示すように、ユーザー端末14は、端末側制御部60と、端末側入力部61と、端末側表示部62と、インターフェイス部63と、を備えている。端末側制御部60は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、ユーザー端末14の各部を中枢的に制御する。端末側入力部61は、各種入力デバイス、入力表示に対するユーザーの操作を検出して端末側制御部60に出力し、端末側表示部62(表示部)は、液晶パネルや有機ELパネル等の表示パネルを備え、端末側制御部60の制御の下、表示パネルに各種画像、情報を表示する。インターフェイス部63は、端末側制御部60の制御の下、ネットワークNを介して、制御システム1を構成する各機器と、通信規格に準拠して通信する。
ユーザー端末14には、XMLファイルを開く機能を有するブラウザーがインストールされている。
ここで、以上の構成を有する制御システムは、以下の2つのサービスを顧客(ユーザー)に提供可能であり、これらサービスを顧客に対して提供することにより、顧客の利便性を向上している。また、サービスの提供にあたり、レジ担当者(ユーザー)の利便性も向上している。
以下、2つのサービスについて、サービスごとに説明する。
以下、2つのサービスについて、サービスごとに説明する。
<電子レシート発行サービス>
まず、サービスの1つである電子レシート発行サービスについて説明する。
図3は、電子レシート発行サービスの提供時におけるホストコンピューター10と、プリンター11との動作を示すフローチャートであり、(A)はホストコンピューター10の動作を、(B)はプリンター11の動作をそれぞれ示している。
図3のフローチャートの開始時点では、制御システム1は、以下の状況にあるものとする。
すなわち、レジカウンターにおいて、レジ担当者が、自身に割り当てられたホストコンピューター10を、予め定められた所定の位置に配置しているものとする。このようにホストコンピューター10を所定の位置に配置することにより、当該ホストコンピューター10が、他のホストコンピューター10との比較で、レジカウンターに設けられたプリンター11に最も近接した位置に位置した状態となる。なお、本実施形態において、プリンター11にホストコンピューター10が「近接」するとは、詳細は後述するが、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信の電波に係る受信信号強度の値が、閾値T1(後述)を上回るような位置であり、例えば、1メール程度以内である。レジカウンターにおいてホストコンピューター10が配置される位置は、プリンター11の位置から「近接」した位置に位置している。後に明らかとなるとおり、図3のフローチャートが示す処理では、レジ担当者が煩雑な作業を行うことなく、ホストコンピューター10と、ホストコンピューター10に近接させたプリンター11との間で、自動で、通信可能な状態が確立し、これら機器間で無線通信が可能となる。
また前提として、店舗のレジカウンターにおいて、商品を購入しようとしている顧客が、当該レジカウンターにて会計を行っているものとする。そして、会計に際し、顧客は、自身が所有する会員カードをレジ担当者に提示し、レジ担当者は、会員カードの情報をカードリーダー32によって読み取っているものとする。会員カードとは、会員として登録された顧客に対して配布されたカード(例えば、磁気カード)であり、カードリーダー32によって読み取られるデータには、少なくとも、顧客を識別する識別コードが含まれている。制御システム1は、識別コードによって会計を行っている顧客を特定し、顧客に特有のサービス、例えば、誕生日月には所定の割引を行う等のサービスを提供可能な構成となっている。また、レジ担当者は、顧客が購入しようとしている商品のそれぞれについて、バーコードリーダー31によりバーコードを読み取っているものとする。
まず、サービスの1つである電子レシート発行サービスについて説明する。
図3は、電子レシート発行サービスの提供時におけるホストコンピューター10と、プリンター11との動作を示すフローチャートであり、(A)はホストコンピューター10の動作を、(B)はプリンター11の動作をそれぞれ示している。
図3のフローチャートの開始時点では、制御システム1は、以下の状況にあるものとする。
すなわち、レジカウンターにおいて、レジ担当者が、自身に割り当てられたホストコンピューター10を、予め定められた所定の位置に配置しているものとする。このようにホストコンピューター10を所定の位置に配置することにより、当該ホストコンピューター10が、他のホストコンピューター10との比較で、レジカウンターに設けられたプリンター11に最も近接した位置に位置した状態となる。なお、本実施形態において、プリンター11にホストコンピューター10が「近接」するとは、詳細は後述するが、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信の電波に係る受信信号強度の値が、閾値T1(後述)を上回るような位置であり、例えば、1メール程度以内である。レジカウンターにおいてホストコンピューター10が配置される位置は、プリンター11の位置から「近接」した位置に位置している。後に明らかとなるとおり、図3のフローチャートが示す処理では、レジ担当者が煩雑な作業を行うことなく、ホストコンピューター10と、ホストコンピューター10に近接させたプリンター11との間で、自動で、通信可能な状態が確立し、これら機器間で無線通信が可能となる。
また前提として、店舗のレジカウンターにおいて、商品を購入しようとしている顧客が、当該レジカウンターにて会計を行っているものとする。そして、会計に際し、顧客は、自身が所有する会員カードをレジ担当者に提示し、レジ担当者は、会員カードの情報をカードリーダー32によって読み取っているものとする。会員カードとは、会員として登録された顧客に対して配布されたカード(例えば、磁気カード)であり、カードリーダー32によって読み取られるデータには、少なくとも、顧客を識別する識別コードが含まれている。制御システム1は、識別コードによって会計を行っている顧客を特定し、顧客に特有のサービス、例えば、誕生日月には所定の割引を行う等のサービスを提供可能な構成となっている。また、レジ担当者は、顧客が購入しようとしている商品のそれぞれについて、バーコードリーダー31によりバーコードを読み取っているものとする。
さて、図3を参照し、顧客の会計に応じて、ホストコンピューター10のホスト側制御部15の記録制御部15aは、会計に係る各種処理に応じて、会計の内容、その他の情報、画像が記録されたレシートを発行する動作をプリンター11に行わせるための記録データを生成する(ステップSA1)。この記録制御部15aの機能は、CPUがPOSアプリケーションや、プリンタードライバーを読み出して実行する等、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。
記録データの生成に際し、記録制御部15aは、適宜、サーバー装置12のサーバー側制御部50と通信し、カードリーダー32によって読み取られた商品コードをキーとして、商品の名称や、単価等、レシートに記録すべき必要な情報を要求する。サーバー側制御部50は、当該要求に応じて、適宜、POSデータベース51aにアクセスして、必要な情報を応答する。
記録データは、プリンター11のコマンド体系に準拠した制御コマンド、及び、付随するデータからなるコマンド群である。
記録データの生成に際し、記録制御部15aは、適宜、サーバー装置12のサーバー側制御部50と通信し、カードリーダー32によって読み取られた商品コードをキーとして、商品の名称や、単価等、レシートに記録すべき必要な情報を要求する。サーバー側制御部50は、当該要求に応じて、適宜、POSデータベース51aにアクセスして、必要な情報を応答する。
記録データは、プリンター11のコマンド体系に準拠した制御コマンド、及び、付随するデータからなるコマンド群である。
記録データを生成すると、ホスト側制御部15の記録装置検出部15bは、Wi-Fi Direct modeの規格に準拠して、接続待ちの状態のWi-Fi Direct対応機を検索し、検索されたWi-Fi Direct対応機のそれぞれについて、電波の受信信号強度を取得し、予め定められた閾値T1以上の値の受信信号強度に係るWi-Fi Direct対応機を検出する(ステップSA2)。本例のようにレジカウンターにおける適切な位置にホストコンピューター10が配置されている場合は、ステップSA2の処理により、レジカウンターに設けられた1台のプリンター11が検出される。閾値T1を上回る値の受信信号強度に係るプリンター11は、「端末間直接無線通信により通信可能な記録装置であって、端末間直接通信に係る電波の受信信号強度が閾値以上のもの」に該当する。このようなプリンター11が検出されない場合や、受信信号強度が閾値T1以上のプリンター11が複数検出された場合は、ホスト側制御部15は、ホスト側表示部17を制御して、その旨表示させる。なお、受信信号強度は、ホストコンピューター10のOSの機能により適切に検出される。この検出は、プリンタードライバーやその他の専用のツールの機能により実行されてもよい。以下では、プリンター11が1台検出されるものとする。
記録装置検出部15bは、閾値T1以上の値の受信信号強度に係るプリンター11を、記録データを送信(出力)する対象のプリンター11として特定する(ステップSA3)。
次いで、記録制御部15aは、記録データを送信する対象として特定したプリンター11との間で、Wi-Fi Direct modeの規格に準拠して必要なデータのやり取りを行い、これら機器の間で、当該規格に準拠した通信を行える状態を確立する(ステップSA4)。以上により、ホストコンピューター10からプリンター11に対して制御データを送信可能な状態となり、プリンター11がホストコンピューター10の制御下におかれる。
このように、本実施形態では、プリンター11によってレシートを発行する際、レジ担当者は、ホストコンピューター10をレジカウンターの所定の位置に配置するという非常に簡易な作業を行えばよく、例えば、プリンター11のネットワークアドレスを調べて、通信リンクを確立するための各種設定を行うといった煩雑な作業を行う必要がない。これにより、ユーザーとしてのレジ担当者の利便性が向上する。
プリンター11との間で通信可能な状態を確立した後、記録制御部15aは、ホスト側無線通信部19を制御して、Wi-Fi Direct modeの規格に準拠した通信により、識別コード(レシートを発行した対象を識別する識別情報)、及び、記録データをプリンター11に送信する(ステップSA5)。
記録装置検出部15bは、閾値T1以上の値の受信信号強度に係るプリンター11を、記録データを送信(出力)する対象のプリンター11として特定する(ステップSA3)。
次いで、記録制御部15aは、記録データを送信する対象として特定したプリンター11との間で、Wi-Fi Direct modeの規格に準拠して必要なデータのやり取りを行い、これら機器の間で、当該規格に準拠した通信を行える状態を確立する(ステップSA4)。以上により、ホストコンピューター10からプリンター11に対して制御データを送信可能な状態となり、プリンター11がホストコンピューター10の制御下におかれる。
このように、本実施形態では、プリンター11によってレシートを発行する際、レジ担当者は、ホストコンピューター10をレジカウンターの所定の位置に配置するという非常に簡易な作業を行えばよく、例えば、プリンター11のネットワークアドレスを調べて、通信リンクを確立するための各種設定を行うといった煩雑な作業を行う必要がない。これにより、ユーザーとしてのレジ担当者の利便性が向上する。
プリンター11との間で通信可能な状態を確立した後、記録制御部15aは、ホスト側無線通信部19を制御して、Wi-Fi Direct modeの規格に準拠した通信により、識別コード(レシートを発行した対象を識別する識別情報)、及び、記録データをプリンター11に送信する(ステップSA5)。
プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から記録データを受信すると(ステップSB1)、当該記録データに基づいてレシートを発行するか否かを判別する(ステップSB2)。電子レシート発行サービスは、紙媒体としてのレシートの発行と共に、又は、紙媒体としてのレシートの発行に代えて、所定の手段により電子的なレシートを発行するサービスであるが、ステップSB2では、紙媒体としてのレシートを発行するか否かを判別している。当該判別は、例えば、以下のようにして行われる。すなわち、事前に設定されている場合は、その設定に従う。また、顧客ごとに、紙媒体としてのレシートを発行するか否かが異なる場合は、例えば、サーバー装置12のPOSデータベース51aに顧客の識別コードと対応付けて、発行するか否かを示す情報を記憶しておき、ホストコンピューター10が当該情報にアクセスして記録データの送信と併せてプリンター11に指示し、また、プリンター11が当該情報にアクセスして、ステップSB2の判別を行う。
紙媒体としてのレシートを発行する場合(ステップSB2:YES)、プリンター側制御部22は、プリンター11のコマンド体系に準拠した制御コマンド群からなる記録データに基づいて、メカ機構25の各機構、装置を制御してレシートを発行し(ステップSB3)、処理手順をステップSB5へ移行する。一方、紙媒体としてのレシートを発行しない場合(ステップSB2:NO)、プリンター側制御部22は、レシートを発行することなく(ステップSB4)、処理手順をステップSB5へ移行する。なお、紙媒体としてのレシートを発行しないことにより、紙の消費量を抑制し、ランニングコストを削減できる、というメリットがある。
紙媒体としてのレシートを発行する場合(ステップSB2:YES)、プリンター側制御部22は、プリンター11のコマンド体系に準拠した制御コマンド群からなる記録データに基づいて、メカ機構25の各機構、装置を制御してレシートを発行し(ステップSB3)、処理手順をステップSB5へ移行する。一方、紙媒体としてのレシートを発行しない場合(ステップSB2:NO)、プリンター側制御部22は、レシートを発行することなく(ステップSB4)、処理手順をステップSB5へ移行する。なお、紙媒体としてのレシートを発行しないことにより、紙の消費量を抑制し、ランニングコストを削減できる、というメリットがある。
ステップSB5において、プリンター側制御部22の記録関連データ生成/出力部22aは、記録データに基づいて、記録関連データD1(記録データに基づくデータ、表示部に記録データに基づく画像を表示させるデータ)を生成する(ステップSB5)。
記録関連データD1とは、マークアップ言語の1つであるXMLで記述されたXMLファイルであって、レシートに記録された各種情報が、予め定義されたタグを利用して、予め定められた規則に準じて記述されたものである。この記録関連データD1を、XMLに対応したブラウザーで開いた場合、記録データに基づいてレシートを発行したときにレシートに記録される画像と同一性を有する対応した画像が、レシートの画像の態様と同様の態様で、画面上に表示されることとなる。プリンター11のファームウェアには、記録データに基づいて、記録データにおける制御コマンドを分析し、適切にXMLで記述されたXMLファイルを生成する機能に係るアルゴリズムが実装されたプログラムが含まれており、記録関連データ生成/出力部22aは、当該プログラムを読み出して実行することにより、記録関連データD1を生成する。
記録関連データD1を生成した後、プリンター側制御部22は、この記録関連データD1を、会計を行った顧客が所有するユーザー端末14に送信する(ステップSB6)。本実施形態では、電子メールに記録関連データD1が添付されて、ユーザー端末14に送信される。電子メールを送信すべきアドレスは、サーバー装置12上のPOSデータベース51aに含まれる顧客マスターにおいて、顧客を識別する識別コードと対応付けて記憶されており、プリンター11は、サーバー装置12にアドレスを問い合わせて、アドレスを取得する。ホストコンピューター10が、サーバー装置12に問い合わせ、記録データをプリンター11に送信するときに、あわせて電子メールを送信すべきアドレスを通知する構成であってもよい。なお、プリンター11には、電子メールを送るための適切なソフト的、ハード的な通信モジュールが実装されている。
このように、記録関連データD1が、ユーザー端末14に送信されるため、ユーザー端末14を所有する顧客は、ブラウザーの機能を利用して、自身の会計に応じて発行されたレシート、又は、発行されるべきレシートと同様の内容を、いつでも、どこでも確認することが可能である。これにより、顧客は、例えば、紙媒体としてのレシートを保管する必要がなく、また、レシートを紛失した場合であってもレシートの内容を参照でき、ユーザーの利便性が向上する。
なお、本実施形態では、顧客に対して、記録関連データD1を電子メールにて送信する構成であったが、これに限らず、例えば、所定のサーバー装置に記録関連データD1を保存し、保存場所のURL等を電子メール等の所定の手段で顧客に通知してもよい。このような構成であっても、顧客は、いつでもどこでも自身に対して発行されたレシートの内容を確認可能である。上記動作は、「データを外部機器によりアクセス可能な他の機器に出力する」動作に該当する。
記録関連データD1とは、マークアップ言語の1つであるXMLで記述されたXMLファイルであって、レシートに記録された各種情報が、予め定義されたタグを利用して、予め定められた規則に準じて記述されたものである。この記録関連データD1を、XMLに対応したブラウザーで開いた場合、記録データに基づいてレシートを発行したときにレシートに記録される画像と同一性を有する対応した画像が、レシートの画像の態様と同様の態様で、画面上に表示されることとなる。プリンター11のファームウェアには、記録データに基づいて、記録データにおける制御コマンドを分析し、適切にXMLで記述されたXMLファイルを生成する機能に係るアルゴリズムが実装されたプログラムが含まれており、記録関連データ生成/出力部22aは、当該プログラムを読み出して実行することにより、記録関連データD1を生成する。
記録関連データD1を生成した後、プリンター側制御部22は、この記録関連データD1を、会計を行った顧客が所有するユーザー端末14に送信する(ステップSB6)。本実施形態では、電子メールに記録関連データD1が添付されて、ユーザー端末14に送信される。電子メールを送信すべきアドレスは、サーバー装置12上のPOSデータベース51aに含まれる顧客マスターにおいて、顧客を識別する識別コードと対応付けて記憶されており、プリンター11は、サーバー装置12にアドレスを問い合わせて、アドレスを取得する。ホストコンピューター10が、サーバー装置12に問い合わせ、記録データをプリンター11に送信するときに、あわせて電子メールを送信すべきアドレスを通知する構成であってもよい。なお、プリンター11には、電子メールを送るための適切なソフト的、ハード的な通信モジュールが実装されている。
このように、記録関連データD1が、ユーザー端末14に送信されるため、ユーザー端末14を所有する顧客は、ブラウザーの機能を利用して、自身の会計に応じて発行されたレシート、又は、発行されるべきレシートと同様の内容を、いつでも、どこでも確認することが可能である。これにより、顧客は、例えば、紙媒体としてのレシートを保管する必要がなく、また、レシートを紛失した場合であってもレシートの内容を参照でき、ユーザーの利便性が向上する。
なお、本実施形態では、顧客に対して、記録関連データD1を電子メールにて送信する構成であったが、これに限らず、例えば、所定のサーバー装置に記録関連データD1を保存し、保存場所のURL等を電子メール等の所定の手段で顧客に通知してもよい。このような構成であっても、顧客は、いつでもどこでも自身に対して発行されたレシートの内容を確認可能である。上記動作は、「データを外部機器によりアクセス可能な他の機器に出力する」動作に該当する。
<購買履歴管理サービス>
次に、サービスの1つである購買履歴管理サービスについて説明する。
図4は、購買履歴管理サービスの提供時における制御システム1を構成する各機器の動作を示すフローチャートであり、(A)はホストコンピューター10の動作を、(B)はプリンター11の動作を、(C)はサーバー装置12の動作をそれぞれ示している。
購買履歴管理サービスでは、ホストコンピューター10のステップSA1〜ステップSA5の動作、及び、プリンター11のステップSB1〜ステップSB6までの動作は同一であるため、その説明を省略する。
ステップSB6において、記録関連データD1を、会計を行った顧客が所有するユーザー端末14に送信すると、プリンター側制御部22は、さらに、記録関連データD1(制御装置から入力されたレシートの画像に係る記録データに基づくデータ)を、識別コード(レシートを発行した対象を識別する識別情報)と併せて、Infrastructure modeに準拠して、アクセスポイント13を介して、サーバー装置12に送信する(ステップSB7)。
サーバー装置12のサーバー側制御部50の購買履歴管理部50aは、記録関連データD1を受信すると(ステップSC1)、サーバー側記憶部51の購買履歴データベース51bにアクセスする(ステップSC2)。次いで、購買履歴管理部50aは、購買履歴データベース51bにて、受信した記録関連データD1を、識別コードと対応付けて記憶する(ステップSC3)。すなわち、購買履歴データベース51bは、店舗において発行されたレシートについて、レシートを発行した顧客を識別する情報(識別コード)と、発行されたレシートに係る記録関連データD1とを対応付けて累積的に記憶するデータベースである。
この購買履歴データベース51bにて識別コードと、記録関連データD1とを対応付けて記憶する処理は、「入力された記録データに基づくデータを記憶し、記憶したデータに基づいて、記録データに含まれる情報に関する管理を行う」処理、及び、「入力された記録データに基づくデータを、識別情報と対応付けて記憶すると共に、記憶したデータに基づいて、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理する」処理に該当する。
次に、サービスの1つである購買履歴管理サービスについて説明する。
図4は、購買履歴管理サービスの提供時における制御システム1を構成する各機器の動作を示すフローチャートであり、(A)はホストコンピューター10の動作を、(B)はプリンター11の動作を、(C)はサーバー装置12の動作をそれぞれ示している。
購買履歴管理サービスでは、ホストコンピューター10のステップSA1〜ステップSA5の動作、及び、プリンター11のステップSB1〜ステップSB6までの動作は同一であるため、その説明を省略する。
ステップSB6において、記録関連データD1を、会計を行った顧客が所有するユーザー端末14に送信すると、プリンター側制御部22は、さらに、記録関連データD1(制御装置から入力されたレシートの画像に係る記録データに基づくデータ)を、識別コード(レシートを発行した対象を識別する識別情報)と併せて、Infrastructure modeに準拠して、アクセスポイント13を介して、サーバー装置12に送信する(ステップSB7)。
サーバー装置12のサーバー側制御部50の購買履歴管理部50aは、記録関連データD1を受信すると(ステップSC1)、サーバー側記憶部51の購買履歴データベース51bにアクセスする(ステップSC2)。次いで、購買履歴管理部50aは、購買履歴データベース51bにて、受信した記録関連データD1を、識別コードと対応付けて記憶する(ステップSC3)。すなわち、購買履歴データベース51bは、店舗において発行されたレシートについて、レシートを発行した顧客を識別する情報(識別コード)と、発行されたレシートに係る記録関連データD1とを対応付けて累積的に記憶するデータベースである。
この購買履歴データベース51bにて識別コードと、記録関連データD1とを対応付けて記憶する処理は、「入力された記録データに基づくデータを記憶し、記憶したデータに基づいて、記録データに含まれる情報に関する管理を行う」処理、及び、「入力された記録データに基づくデータを、識別情報と対応付けて記憶すると共に、記憶したデータに基づいて、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理する」処理に該当する。
購買履歴管理サービスにおいて、購買履歴管理部50aは、購買履歴データベース51bに基づいて、顧客(ユーザー)に対して、以下のサービスを提供する。
すなわち、顧客が所有するユーザー端末14には、当該顧客履歴管理サービスの提供を受けるための専用のアプリケーションが事前にインストールされる。当該専用のアプリケーションは、少なくとも、顧客が自身の購買履歴に関する情報を問い合わせるためのインターフェイスを提供する機能を有している。ユーザーは、このインターフェイスに適切に入力を行うことにより、特定の日付の日に購入した商品や、購入に応じて支払った支払いの総額、特定の期間(例えば、2012/1/1〜2012/1/31)に購入した商品や、当該期間に支払った支払いの総額等を問い合わせることが可能である。
例えば、顧客が、「2012/1/1〜2012/1/31」に行った会計で支払った支払いの総額を問い合わせたとする。すると、ユーザー端末14にインストールされた専用のアプリケーションの機能により、所定のプロトコルに準拠した所定のフォーマットのデータが、サーバー装置12に送信され、上記の旨の問い合わせが実行される。その際、当該顧客を識別するための識別コードがサーバー装置12に併せて出力される。
サーバー装置12のサーバー側制御部50の購買履歴管理部50aは、上記問い合わせが行われると、識別コードをキーにして、購買履歴データベース51bにおいて識別コードと対応付けて記録されている記録関連データD1を抽出する。そして、記録関連データD1では、所定のタグと紐付けられて、レシートを発行した年月日、時刻が記述されている。これを利用して、購買履歴管理部50aは、当該所定のタグを利用して、顧客の問い合わせに対応する期間に発行されたレシートに係る記録関連データD1を抽出する。そして、購買履歴管理部50aは、抽出した記録関連データD1の内容に基づいて、上記期間に顧客が支払った支払いの総額を算出する。例えば、各記録関連データD1では、顧客が支払うべき金額が、所定のタグと紐付けられて記述されているため、購買履歴管理部50aは、当該所定のタグと紐付けて記述された金額を合算することにより、支払いの総額を算出する。
購買履歴管理部50aは、算出した支払いの総額を示す情報を所定のプロトコルに準拠して、ユーザー端末14に送信する。ユーザー端末14の端末側制御部60は、インストールされた専用のアプリケーションの機能により、インターフェイス上の所定の欄に、顧客の問い合わせに係る期間における支払いの総額を示す情報を表示する。これにより、顧客は、特定の期間における支払いの総額を取得できる。なお、購買履歴管理部50aは、顧客の問い合わせに係る期間に発行されたレシートのそれぞれに係る記録関連データD1をユーザー端末14に出力し、端末側表示部62に表示させることも可能である。これにより、ユーザーは、当該期間に発行されたレシートの情報を、的確かつ確実に取得できる。これは、記録関連データD1が、XMLファイルであるために可能な処理である。
以上、顧客の問い合わせに応じて、特定の期間における支払いの総額を応答する場合を例にして説明したが、購買履歴管理サービスで提供できるサービスはこれに留まるものではないことは言うまでもない。例えば、購買履歴管理部50aは、記録関連データD1に基づいて、月ごとの支払総額を管理し、その増減であったり、傾向であったりを分析し、ユーザー端末14を介して顧客に通知してもよい。すなわち、記録関連データD1は、レシートに記録すべき情報が過不足無く含まれているため、購買履歴管理サービスでは、当該情報を利用して、顧客に対して、購買履歴に関する有益な情報を多様に提供可能である。
なお、記録関連データD1には、レシートに記録される情報、すなわち、顧客が購入した商品や、商品の単価、支払った金額等が含まれているため、サーバー装置12は、記録関連データD1を識別コードに対応付けて記憶することにより、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理している。
すなわち、顧客が所有するユーザー端末14には、当該顧客履歴管理サービスの提供を受けるための専用のアプリケーションが事前にインストールされる。当該専用のアプリケーションは、少なくとも、顧客が自身の購買履歴に関する情報を問い合わせるためのインターフェイスを提供する機能を有している。ユーザーは、このインターフェイスに適切に入力を行うことにより、特定の日付の日に購入した商品や、購入に応じて支払った支払いの総額、特定の期間(例えば、2012/1/1〜2012/1/31)に購入した商品や、当該期間に支払った支払いの総額等を問い合わせることが可能である。
例えば、顧客が、「2012/1/1〜2012/1/31」に行った会計で支払った支払いの総額を問い合わせたとする。すると、ユーザー端末14にインストールされた専用のアプリケーションの機能により、所定のプロトコルに準拠した所定のフォーマットのデータが、サーバー装置12に送信され、上記の旨の問い合わせが実行される。その際、当該顧客を識別するための識別コードがサーバー装置12に併せて出力される。
サーバー装置12のサーバー側制御部50の購買履歴管理部50aは、上記問い合わせが行われると、識別コードをキーにして、購買履歴データベース51bにおいて識別コードと対応付けて記録されている記録関連データD1を抽出する。そして、記録関連データD1では、所定のタグと紐付けられて、レシートを発行した年月日、時刻が記述されている。これを利用して、購買履歴管理部50aは、当該所定のタグを利用して、顧客の問い合わせに対応する期間に発行されたレシートに係る記録関連データD1を抽出する。そして、購買履歴管理部50aは、抽出した記録関連データD1の内容に基づいて、上記期間に顧客が支払った支払いの総額を算出する。例えば、各記録関連データD1では、顧客が支払うべき金額が、所定のタグと紐付けられて記述されているため、購買履歴管理部50aは、当該所定のタグと紐付けて記述された金額を合算することにより、支払いの総額を算出する。
購買履歴管理部50aは、算出した支払いの総額を示す情報を所定のプロトコルに準拠して、ユーザー端末14に送信する。ユーザー端末14の端末側制御部60は、インストールされた専用のアプリケーションの機能により、インターフェイス上の所定の欄に、顧客の問い合わせに係る期間における支払いの総額を示す情報を表示する。これにより、顧客は、特定の期間における支払いの総額を取得できる。なお、購買履歴管理部50aは、顧客の問い合わせに係る期間に発行されたレシートのそれぞれに係る記録関連データD1をユーザー端末14に出力し、端末側表示部62に表示させることも可能である。これにより、ユーザーは、当該期間に発行されたレシートの情報を、的確かつ確実に取得できる。これは、記録関連データD1が、XMLファイルであるために可能な処理である。
以上、顧客の問い合わせに応じて、特定の期間における支払いの総額を応答する場合を例にして説明したが、購買履歴管理サービスで提供できるサービスはこれに留まるものではないことは言うまでもない。例えば、購買履歴管理部50aは、記録関連データD1に基づいて、月ごとの支払総額を管理し、その増減であったり、傾向であったりを分析し、ユーザー端末14を介して顧客に通知してもよい。すなわち、記録関連データD1は、レシートに記録すべき情報が過不足無く含まれているため、購買履歴管理サービスでは、当該情報を利用して、顧客に対して、購買履歴に関する有益な情報を多様に提供可能である。
なお、記録関連データD1には、レシートに記録される情報、すなわち、顧客が購入した商品や、商品の単価、支払った金額等が含まれているため、サーバー装置12は、記録関連データD1を識別コードに対応付けて記憶することにより、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理している。
以上説明したように、本実施形態では、ホストコンピューター10は、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信(端末間直接無線通信)により通信可能なプリンター11を検出し、検出したプリンター11にWi-Fi Direct modeに準拠した通信により記録データを出力するホスト側制御部15(制御装置側制御部)を備えている。また、プリンター11は、ホストコンピューター10から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータである記録関連データD1を、ネットワークNを介して外部機器(ユーザー端末14、サーバー装置12)に出力するプリンター側制御部22(記録装置側制御部)を備えている。
この構成によれば、ホストコンピューター10は、プリンター11に記録させる際に、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信により通信可能なプリンター11を検出し、検出したプリンター11に当該通信により記録データを出力する。このため、例えば、ホストコンピューター10を所有するユーザー(本例では、レジ担当者)は、プリンター11に記録させる際に、プリンター11のアドレスを調べて通信に関する各種設定を行う等の煩雑な作業を行うことなく、自動で通信可能な状態を確立した上で、プリンター11に記録させることが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、プリンター11は、記録データに基づいて記録するのみならず、記録データに基づくデータである記録関連データD1を外部機器に出力するため、外部機器の機能を利用して記録データに基づくサービスをユーザー(本例では、顧客)に提供可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
この構成によれば、ホストコンピューター10は、プリンター11に記録させる際に、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信により通信可能なプリンター11を検出し、検出したプリンター11に当該通信により記録データを出力する。このため、例えば、ホストコンピューター10を所有するユーザー(本例では、レジ担当者)は、プリンター11に記録させる際に、プリンター11のアドレスを調べて通信に関する各種設定を行う等の煩雑な作業を行うことなく、自動で通信可能な状態を確立した上で、プリンター11に記録させることが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、プリンター11は、記録データに基づいて記録するのみならず、記録データに基づくデータである記録関連データD1を外部機器に出力するため、外部機器の機能を利用して記録データに基づくサービスをユーザー(本例では、顧客)に提供可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、ホストコンピューター10のホスト側制御部15の記録装置検出部15bは、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信により通信可能なプリンター11であって、当該通信に係る電波の受信信号強度が閾値T1以上のものを検出し、検出したプリンター11を、記録データを出力する対象とする。
この構成によれば、ホストコンピューター10は、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信に係る電波の受信信号強度が閾値T1以上のものを検出し、検出したプリンター11を、記録データを出力する対象とするため、ホストコンピューター10を、受信信号強度が閾値T1以上となる程度に、プリンター11に近接させるという簡易な作業によって、記録させるプリンター11を設定可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
この構成によれば、ホストコンピューター10は、Wi-Fi Direct modeに準拠した通信に係る電波の受信信号強度が閾値T1以上のものを検出し、検出したプリンター11を、記録データを出力する対象とするため、ホストコンピューター10を、受信信号強度が閾値T1以上となる程度に、プリンター11に近接させるという簡易な作業によって、記録させるプリンター11を設定可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から入力された記録データに基づいて記録を行い、又は、行うことなく、記録データに基づいて、端末側表示部62に記録データに基づく画像を表示させるデータである記録関連データD1を生成し、生成した記録関連データD1をユーザー端末14、又は、ユーザー端末14によりアクセス可能な他の機器に出力する。
より詳細には、プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から入力された記録データ(レシートの画像に係る記録データ)に基づいてレシートを発行し、又は、発行することなく、記録データに基づいて、端末側表示部62にレシートの画像を表示させるデータである記録関連データD1を生成し、生成した記録関連データD1を外部機器たるユーザー端末14に出力する。
この構成によれば、レシートの発行の対象となったユーザーは、ユーザー端末14の端末側表示部62によってレシートの画像を視認することができ、よりユーザーの利便性を向上できる。
より詳細には、プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から入力された記録データ(レシートの画像に係る記録データ)に基づいてレシートを発行し、又は、発行することなく、記録データに基づいて、端末側表示部62にレシートの画像を表示させるデータである記録関連データD1を生成し、生成した記録関連データD1を外部機器たるユーザー端末14に出力する。
この構成によれば、レシートの発行の対象となったユーザーは、ユーザー端末14の端末側表示部62によってレシートの画像を視認することができ、よりユーザーの利便性を向上できる。
また、本実施形態では、プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から入力された記録データに基づくデータである記録関連データD1を、サーバー装置12に送信し、サーバー装置12は、受信した記録関連データD1を購買履歴データベース51bにて記憶し、記憶した記録関連データD1に基づいて、記録データに含まれる情報に関する管理を行う。
この構成によれば、サーバー装置12によって、記録関連データD1が管理され、記録データに含まれる情報に関する管理が行われるため、当該管理の下、必要な情報の出力等のサービスを実行でき、よりユーザーの利便性を向上できる。
この構成によれば、サーバー装置12によって、記録関連データD1が管理され、記録データに含まれる情報に関する管理が行われるため、当該管理の下、必要な情報の出力等のサービスを実行でき、よりユーザーの利便性を向上できる。
また、本実施形態では、プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から入力された記録データに基づくデータである記録関連データD1を、当該レシートを発行した対象を識別する識別情報である識別コードと対応付けて、サーバー装置12に出力する。そして、サーバー装置12は、入力された記録関連データD1を、識別コードと対応付けて記憶すると共に、記憶した記録関連データD1に基づいて、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理する。
この構成によれば、ユーザーの要求に応じて、ユーザーに対して、購買履歴に関する有益な情報を提供することが可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
この構成によれば、ユーザーの要求に応じて、ユーザーに対して、購買履歴に関する有益な情報を提供することが可能となり、よりユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、プリンター11のプリンター側制御部22は、ホストコンピューター10から入力された記録データを、マークアップ言語たるXMLで記述されたデータに変換し、記録関連データD1として外部機器たるサーバー装置12や、ユーザー端末14に送信する。
周知のとおり、XMLで記述されたデータは、ブラウザーを利用した表示や、タグを利用した情報の検索、管理に適したデータ構造であり、上記構成によれば、プリンター11は、記録データをXMLで記述されたデータに変換して出力するため、外部機器たるサーバー装置12や、ユーザー端末14は、入力されたデータに基づいて、当該データがXMLで記述されていることに由来するメリットを生かして、適切に、データの管理、処理を行うことが可能である。
周知のとおり、XMLで記述されたデータは、ブラウザーを利用した表示や、タグを利用した情報の検索、管理に適したデータ構造であり、上記構成によれば、プリンター11は、記録データをXMLで記述されたデータに変換して出力するため、外部機器たるサーバー装置12や、ユーザー端末14は、入力されたデータに基づいて、当該データがXMLで記述されていることに由来するメリットを生かして、適切に、データの管理、処理を行うことが可能である。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、一例として、レジカウンターにおける会計処理で、プリンター11や、ホストコンピューター10が利用される場合を例にして発明を説明したが、発明が適用されるシステム、環境はこの例に限らない。
また例えば、プリンター11は、サーマル式であったが、記録形式は何でもよい。また例えば、図2に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、ホストコンピューター10の各機能ブロックの機能を、ホストコンピューター10に外部接続される別の装置に持たせるようにしてもよい。また、ホストコンピューター10は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、各種動作を実行するようにしてもよい。
例えば、上述した実施形態では、一例として、レジカウンターにおける会計処理で、プリンター11や、ホストコンピューター10が利用される場合を例にして発明を説明したが、発明が適用されるシステム、環境はこの例に限らない。
また例えば、プリンター11は、サーマル式であったが、記録形式は何でもよい。また例えば、図2に示す各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、ホストコンピューター10の各機能ブロックの機能を、ホストコンピューター10に外部接続される別の装置に持たせるようにしてもよい。また、ホストコンピューター10は、外部接続される記憶媒体に記憶させたプログラムを実行することにより、各種動作を実行するようにしてもよい。
1…制御システム、10…ホストコンピューター(制御装置)、11…プリンター(記録装置)、12…サーバー装置(外部機器)、14…ユーザー端末(外部機器)、15…ホスト側制御部(制御装置側制御部)、22…プリンター側制御部(記録装置側制御部)、62…端末側表示部(表示部)、N…ネットワーク。
Claims (8)
- 記録媒体に記録する記録装置と、前記記録装置を制御する制御装置と、を備える制御システムであって、
前記制御装置は、
端末間直接無線通信により通信可能な前記記録装置を検出し、検出した前記記録装置に端末間直接無線通信により記録データを出力する制御装置側制御部を備え、
前記記録装置は、
前記制御装置から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータを、ネットワークを介して外部機器に出力する記録装置側制御部を備えることを特徴とする制御システム。 - 前記制御装置の前記制御装置側制御部は、
端末間直接無線通信により通信可能な前記記録装置であって、端末間直接無線通信に係る電波の受信信号強度が閾値以上のものを検出し、検出した前記記録装置を、記録データを出力する対象とすることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。 - 前記外部機器は、表示部を備える装置であり、
前記記録装置の前記記録装置側制御部は、
前記制御装置から入力された記録データに基づいて、前記表示部に記録データに基づく画像を表示させるデータを生成し、生成したデータを前記外部機器、又は、前記外部機器によりアクセス可能な他の機器に出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。 - 前記記録装置は、レシートを発行可能であり、
前記記録装置の前記記録装置側制御部は、
前記制御装置から入力されたレシートの画像に係る記録データに基づいて、前記表示部にレシートの画像を表示させるデータを生成し、生成したデータを前記外部機器、又は、前記外部機器によりアクセス可能な他の機器に出力することを特徴とする請求項3に記載の制御システム。 - 前記外部機器は、サーバー装置であり、
前記記録装置の前記記録装置側制御部は、
前記制御装置から入力された記録データに基づくデータを、前記サーバー装置に出力し、
前記サーバー装置は、
入力された記録データに基づくデータを記憶し、記憶したデータに基づいて、記録データに含まれる情報に関する管理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。 - 前記記録装置は、レシートを発行可能であり、
前記記録装置の前記記録装置側制御部は、
前記制御装置から入力されたレシートの画像に係る記録データに基づくデータを、当該レシートを発行した対象を識別する識別情報と対応付けて、前記サーバー装置に出力し、
前記サーバー装置は、
入力された記録データに基づくデータを、前記識別情報と対応付けて記憶すると共に、記憶したデータに基づいて、レシートを発行した対象ごとの購買履歴を管理することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。 - 前記記録装置の前記記録装置側制御部は、
前記制御装置から入力された記録データを、マークアップ言語で記述されたデータに変換し、記録データに基づくデータとして前記外部機器に出力することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の制御システム。 - 記録媒体に記録する記録装置と、前記記録装置を制御する制御装置と、を備える制御システムの制御方法であって、
前記制御装置は、端末間直接無線通信により通信可能な前記記録装置を検出し、検出した前記記録装置に記録データを出力し、前記記録装置は、前記制御装置から入力された記録データに基づいて記録を行うと共に、記録データに基づくデータを、ネットワークを介して外部機器に出力することを特徴とする制御システムの制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2012234610A JP2014085863A (ja) | 2012-10-24 | 2012-10-24 | 制御システム、及び、制御システムの制御方法 |
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-
2012
- 2012-10-24 JP JP2012234610A patent/JP2014085863A/ja active Pending
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