JP5301731B2 - 基板収納容器 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の半導体ウエハや円形の石英ガラス基板等のような薄い円盤状基板を保管、輸送等する際に収納するための基板収納容器に関する。
基板収納容器には一般に、複数の半導体ウエハ等のような円盤状の基板を並列に並べた状態で収納するための容器本体が設けられている。その容器本体には、円盤状基板を出し入れするための基板出し入れ開口が形成されている。そして、基板出し入れ開口を塞ぐための蓋体が、基板出し入れ開口に着脱自在に外側から取り付けられるように設けられている。
容器本体内で円盤状基板をがたつかない状態に保持するために、容器本体内の基板出し入れ開口から見て奥側の領域に奥側保持部が配置され、蓋体の内壁部に蓋側リテーナが設けられている。
但し、蓋側リテーナは、蓋体が容器本体の基板出し入れ開口に取り付けられた状態にならないと円盤状基板を保持する状態にならない。そこで、蓋体が取り付けられていない状態の時に基板出し入れ開口の近傍領域で円盤状基板を載置するための基板仮置片が設けられている。円盤状基板は、蓋側リテーナに保持された状態になると、基板仮置片からは浮いた状態にされる(例えば、特許文献1)。
特表2003−522078 図10等
近年、生産性の向上やコスト低減等を目的として、半導体ウエハ等の大径化が進んでいる。半導体ウエハの場合、その直径は現在は300mmが主流であるが、近い将来には450mmになるであろうと予想されている。
基板収納容器に振動や衝撃等が加わると、その内部に収納されている円盤状基板に撓みが発生する。そのような円盤状基板の撓み量は、円盤状基板が大径化されるのに伴って著しく大きくなる。円盤状基板の肉厚を直径に対応して厚くする訳にはいかないからである。
そのため、基板収納容器に振動や衝撃が加わって撓むと、基板収納容器内で基板仮置片から浮いた状態に保持されている円盤状基板が基板仮置片に接触(又は衝突)して、基板収納容器内で損傷、汚損する可能性がある。
本発明の目的は、収納されている円盤状基板が振動や衝撃等により撓んでも基板仮置片に接触するおそれがなく、大径化された円盤状基板であっても安全に収納することができる基板収納容器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の基板収納容器は、複数の円盤状基板を並列に並べた状態で収納するための容器本体と、容器本体に円盤状基板を出し入れするために容器本体に形成された基板出し入れ開口と、基板出し入れ開口を塞ぐために基板出し入れ開口に着脱自在に外側から取り付けられる蓋体と、容器本体内の基板出し入れ開口から見て奥側の領域において各円盤状基板の外縁部を位置決め保持する奥側保持部と、蓋体の内壁部に設けられて各円盤状基板を奥側保持部側に押し込んで位置決め保持する蓋側リテーナと、蓋体が基板出し入れ開口に取り付けられていない状態の時に基板出し入れ開口の近傍領域において円盤状基板を載置するための基板仮置片と、を備えた基板収納容器において、円盤状基板が蓋側リテーナで押し込まれていない状態の時に容器本体内の基板出し入れ開口から見て奥側の領域において円盤状基板の外縁部付近を載置するための基板載置部と、蓋側リテーナで押し込まれていた円盤状基板が蓋側リテーナで押し込まれない状態になった時に、円盤状基板を奥側保持部で位置決め保持されない位置に戻すための基板戻し手段とが設けられ、蓋体が基板出し入れ開口から外されて円盤状基板が奥側保持部で位置決め保持されない状態の時は、円盤状基板の面に対し垂直方向に見て基板仮置片が円盤状基板と重なり合い、蓋体が基板出し入れ開口に取り付けられて円盤状基板が奥側保持部で位置決め保持される位置まで押し込まれた状態の時は、円盤状基板の面に対し垂直方向に見て基板仮置片が円盤状基板と重なり合わなくなるように、基板仮置片の位置が設定されているものである。
なお、基板戻し手段が、円盤状基板の外周面に当接するバネ状部材であってもよく、基板載置部が、円盤状基板に当接するバネ状部材の当接面に隣接してバネ状部材に一体に形成されていてもよい。そして、バネ状部材が奥側保持部の端部から延出する状態に設けられていてもよい。
また、奥側保持部と基板載置部とが隣接して一体的に設けられていてもよく、その場合に、奥側保持部と基板載置部との間に孔が形成されていて、バネ状部材の先端部分が孔を通って円盤状基板の外周面に当接するようにしてもよい。
また、基板戻し手段が、円盤状基板を重力で斜め下方に案内する斜面であってもよい。その場合、奥側保持部と基板載置部とが斜面を間にして連続的に一体に形成されていてもよく、斜面が、奥側保持部においてV溝を形成する二面のうちの一方の面であってもよい。
本発明によれば、蓋体が基板出し入れ開口に取り付けられて円盤状基板が奥側保持部で位置決め保持される位置まで押し込まれた状態の時は、円盤状基板の面に対し垂直方向に見て基板仮置片が円盤状基板と重なり合わなくなるように、基板仮置片の位置が設定されていることにより、円盤状基板が大径化されても、容器本体内に収納されている円盤状基板が振動や衝撃等で基板仮置片に接触するおそれがなく、半導体ウエハや石英ガラス基板等のような円盤状基板をより安全に収納することができる。
本発明の第1の実施例に係る基板収納容器において蓋体が外された状態の外観斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る基板収納容器において蓋体が外された状態の平面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る基板収納容器において、基板を支持する部材の単体斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る基板収納容器において蓋体が取り付けられていない状態の複合側面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る基板収納容器において蓋体が取り付けられた状態の複合側面断面図である。 本発明の第1の実施例に係る基板収納容器において蓋体が取り付けられた状態の平面断面図である。 本発明の第2の実施例に係る基板収納容器において蓋体が取り付けられた状態の平面断面図である。 本発明の第2の実施例に係る基板収納容器において、基板を支持する部材の単体斜視図である。 図7におけるIX−IX断面を図示する断面図である。 図7におけるX−X断面を図示する断面図である。 本発明の第3の実施例に係る基板収納容器において蓋体が外された状態の平面断面図である。 図11におけるXII−XII断面を図示する断面図である。 本発明の第3の実施例に係る基板収納容器において蓋体が取り付けられた状態の平面断面図である。 図13におけるXIV−XIV断面を図示する断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る基板収納容器の斜視図、図2はその平面断面図である。1は、薄い円盤状に形成されている複数の円盤状基板Wを並列に並べた状態で収納するための容器本体である。容器本体1は、円盤状基板Wが出し入れされる際には、各円盤状基板Wが水平の向きに収納される状態に配置される。
容器本体1内には、多数の円盤状基板Wが互いの間に隙間をあけて面と面とが向き合う向きに多数格納される。但し図1には、容器本体1内の最下段位置に円盤状基板Wが一枚だけ収納された状態が図示されている。なお、この実施例における円盤状基板Wは半導体ウエハであるが、円形の石英ガラス基板等であっても本発明が適用される。
容器本体1の四側面の中の一側面には、円盤状基板Wを出し入れするための基板出し入れ開口2が形成されている。そして、その基板出し入れ開口2を塞ぐための蓋体20が、基板出し入れ開口2に着脱自在に外側から取り付けられるように設けられている。
なお、蓋体20には、基板出し入れ開口2と蓋体20の外縁部との間をシールするための弾力性のあるシール部材や、蓋体20をロックするためのロック機構等が設けられているが、それらについての説明は省略する。
容器本体1内の基板出し入れ開口2から見て奥側の領域には、各円盤状基板Wの外縁部を容器本体1内に位置決め保持するための奥側保持部3が配置されている。奥側保持部3は、図2に示されるように、基板出し入れ開口2から見て中心線X(基板出し入れ開口2に対し垂直方向の容器本体1の中心線)の右側と左側とに間をあけて一対設けられている。奥側保持部3についてはさらに後述する。
3′は、容器本体1内の最も奥の中心線X位置付近に配置されたリアリテ−ナである。リアリテ−ナ3′は、円盤状基板Wを基板出し入れ開口2側に向かって弾力的に付勢して保持する機能を備えている。但し、本発明においては、リアリテ−ナ3′が配置されていてもいなくてもどちらであっても差し支えないので、リアリテ−ナ3′については以後の説明に含めない。
一方、蓋体20の内壁部には、各円盤状基板Wの外縁部を基板出し入れ開口2側から奥側保持部3側に個々に弾力的に押し付けて位置決め保持するための公知の蓋側リテーナ21が設けられている。
蓋側リテーナ21は、蓋体20が容器本体1の基板出し入れ開口2に取り付けられた時に各円盤状基板Wの外周部に当接するV溝状の部分が、ばね性があって弾性変形し易い支持部材22で支持された構成を備えていて、中心線X位置の近傍に設けられている。
容器本体1内の基板出し入れ開口2の近傍領域であって中心線Xから離れた位置(即ち、容器本体1の左右側壁の近傍位置)には、基板出し入れ開口2に蓋体20が取り付けられていない状態の時に円盤状基板Wの外縁部を載置するための基板仮置片4が設けられている。
図3に示されるように、奥側保持部3と基板仮置片4とは、間に連結部5を介した状態で一つのプラスチック部品として一体成形で形成されている。奥側保持部3は、円盤状基板Wの中心から遠い側を底とするV字状の溝になっている。
したがって、各円盤状基板Wは、基板出し入れ開口2側から蓋側リテーナ21により奥側保持部3側に押し込まれて、外周の稜線部分が奥側保持部3のV字状溝部に押し付けられた状態になることにより、そこに位置決め保持された状態になる(図5参照)。
なお、図3には、容器本体1内で一枚の円盤状基板Wの左半部(即ち、基板出し入れ開口2側から見て左半部)だけを支持するための部材が図示されているが、容器本体1内には、同様の部材が垂直方向に積み重ねられた状態に且つ左右対称に複数対配置されている。
基板仮置片4は、容器本体1の側壁側から内方に突出する棚状の部材であり、基板出し入れ開口2に蓋体20が取り付けられていない状態(即ち、円盤状基板Wが蓋側リテーナ21で奥側に押し込まれていない状態)の時には、円盤状基板Wの外縁部が基板仮置片4の突端付近に載置された状態になる。
6は、円盤状基板Wが蓋側リテーナ21で押し込まれていない状態の時に容器本体1内の基板出し入れ開口2から見て奥側の領域において円盤状基板Wの外縁部付近を載置するための基板載置部である。基板載置部6は断面形状が小さなL字状に形成されていて、その水平面部分に円盤状基板Wが載置される。
そのような基板載置部6は、奥側保持部3の端部からさらに円盤状基板Wの周方向に延出するバネ状部材7の先端部分に形成されている。バネ状部材7は、奥側保持部3、基板仮置片4及び連結部5と一体成形で形成されていてばね性を備えている。そして、バネ状部材7の先端の基板載置部6から垂直に立ち上がった垂直面が、円盤状基板Wの外周面に当接する当接面8になっている。
その結果、蓋体20が基板出し入れ開口2に取り付けられていない状態において基板仮置片4と基板載置部6とに載置された円盤状基板Wが、蓋体20が取り付けられることによって基板出し入れ開口2側から蓋側リテーナ21で押し込まれると、円盤状基板Wの外縁部が、基板載置部6に載置された状態でバネ状部材7を弾性変形させながら奥側に移動し、奥側保持部3のV溝部に嵌まって位置決め保持された状態になる。
また、蓋側リテーナ21により基板出し入れ開口2側から押し込まれていた円盤状基板Wが、蓋体20が取り外されることによって蓋側リテーナ21で押し込まれない状態になると、弾性変形前の形状に戻るバネ状部材7により円盤状基板Wが基板出し入れ開口2側に向かって押し戻され、円盤状基板Wが奥側保持部3により位置決め保持されない位置に戻される。
図4は、容器本体1の基板出し入れ開口2に蓋体20が取り付けられていない状態の側面断面略示図である。図4には、説明に好適な適宜の複数部分の断面形状を組み合わせて一つの図として示してある。
このように蓋体20が基板出し入れ開口2から外されて円盤状基板Wの外縁部が基板載置部6に載置された状態の時は、図2に示されるように、円盤状基板Wの面に対し垂直方向に見て基板仮置片4と円盤状基板Wとが重なり合う。
その結果、図4に示されるように、各円盤状基板Wの外縁部が、基板出し入れ開口2側においては基板仮置片4に載置され、奥側においては奥側保持部3のV溝に嵌まり込むことなく基板載置部6に載置された状態になっている。
蓋体20が基板出し入れ開口2に取り付けられると、図5に略示されるように、円盤状基板Wが蓋側リテーナ21と奥側保持部3の各V溝に嵌まり込んで位置決め保持される状態になる位置まで押し込まれ、図6に示されるように、円盤状基板Wの面に対し垂直方向に見て基板仮置片4と円盤状基板Wとが重なり合わなくなる。容器本体1内における基板仮置片4の位置がそのように設定されている。
したがって、基板出し入れ開口2に蓋体20が取り付けられた状態では、容器本体1内に収納されている円盤状基板Wが、振動や衝撃等により撓んでも基板仮置片4に接触するおそれがなく、大径化された円盤状基板であっても安全に収納することができる。
そして、蓋体20が基板出し入れ開口2から取り外されると、円盤状基板Wが、バネ状部材7によって少し基板出し入れ開口2側に戻されて基板仮置片4と重なり合う状態になり、図2に示されるように基板仮置片4と基板載置部6に載置された状態になる。
図7は、本発明の第2の実施例に係る基板収納容器において蓋体20が取り付けられた状態の平面断面図である。この実施例においては、奥側保持部3と基板載置部6とが隣接して、基板仮置片4と共に一体成形により一体に設けられている。図8は、その部材を示す斜視図である。
また、この実施例においては、バネ状部材7が独立した部品として形成されてその基部が連結部5の裏面部分に固着されている。そして、奥側保持部3と基板載置部6との間に孔9が形成されていて、バネ状部材7の先端部分が孔9を通って円盤状基板Wの外周面に当接するようになっている。リアリテーナは設けられていない(設けられていてもよい)。
図9と図10は、図7におけるIX−IX断面とX−X断面を図示しており、第1の実施例と同様に、基板載置部6は円盤状基板Wを載置するために円盤状基板Wの下面と一致する平面を備え、奥側保持部3は、円盤状基板Wを位置決め固定するためのV溝を備えている。
その他の構成は第1の実施例と同じであり、図7に示されるように、容器本体1の基板出し入れ開口2に蓋体20が取り付けられた状態では円盤状基板Wが奥側へ押し込まれて、円盤状基板Wの面に対し垂直方向に見て基板仮置片4と円盤状基板Wとが重なり合わない状態になっている。
そして、蓋体20が基板出し入れ開口2から取り外されると、円盤状基板Wが、バネ状部材7によって少し基板出し入れ開口2側に戻されて基板仮置片4と重なり合う状態になり、図2に示される第1の実施例の場合と同様に基板仮置片4と基板載置部6に載置された状態になる。
図11と図13は、本発明の第3の実施例に係る基板収納容器において蓋体20が取り付けられていない状態と取り付けられた状態の平面断面図である。この実施例においては、V溝状の奥側保持部3と水平面状の基板載置部6とが連続的に一体に形成されている。
基板戻し手段としてスプリングの類は設けられておらず、XII−XII断面とXIV−XIV断面を図示する図12と図14に示されるように、奥側保持部3においてV溝を形成する二つの斜面のうちの下側の斜面10が、円盤状基板Wを重力により斜め下方の基板載置部6に案内する基板戻し手段になっている。したがって、奥側保持部3と基板載置部6とが、基板戻し手段である斜面10を間にして連続的に一体に形成されているということもできる。
このように構成された実施例においても、容器本体1の基板出し入れ開口2に蓋体20が取り付けられていない時は、図11と図12に示されるように、各円盤状基板Wの外縁部が、基板出し入れ開口2側においては基板仮置片4に載置され、奥側においては奥側保持部3のV溝に嵌まり込むことなく基板載置部6に載置された状態になっている。
そして、蓋体20が基板出し入れ開口2に取り付けられると、図13、図14に示されるように、円盤状基板Wが奥側保持部3のV溝に嵌まり込んで位置決め保持される位置まで蓋側リテーナ21で押し込まれ、円盤状基板Wの面に対し垂直方向に見て基板仮置片4と円盤状基板Wとが重なり合わなくなる。
その結果、容器本体1内に収納されている円盤状基板Wが、振動や衝撃等により撓んでも基板仮置片4に接触するおそれがなく、大径化された円盤状基板であっても安全に収納することができる。
そして、蓋体20が基板出し入れ開口2から取り外されると、円盤状基板Wが、重力により斜面10を滑り降りて図12に示されるように基板載置部6上に載置された状態に戻り、円盤状基板Wが、基板仮置片4と重なり合う状態になって基板仮置片4と基板載置部6に載置された状態になる。
1 容器本体
2 基板出し入れ開口
3 奥側保持部
4 基板仮置片
6 基板載置部
7 バネ状部材(基板戻し手段)
8 当接面
9 孔
10 斜面(基板戻し手段)
20 蓋体
21 蓋側リテーナ
W 円盤状基板

Claims (9)

  1. 複数の円盤状基板を並列に並べた状態で収納するための容器本体と、上記容器本体に上記円盤状基板を出し入れするために上記容器本体に形成された基板出し入れ開口と、上記基板出し入れ開口を塞ぐために上記基板出し入れ開口に着脱自在に外側から取り付けられる蓋体と、上記容器本体内の上記基板出し入れ開口から見て奥側の領域において上記各円盤状基板の外縁部を位置決め保持する奥側保持部と、上記蓋体の内壁部に設けられて上記各円盤状基板を上記奥側保持部側に押し込んで位置決め保持する蓋側リテーナと、上記蓋体が上記基板出し入れ開口に取り付けられていない状態の時に上記基板出し入れ開口の近傍領域において上記円盤状基板を載置するための基板仮置片と、を備えた基板収納容器において、
    上記円盤状基板が上記蓋側リテーナで押し込まれていない状態の時に上記容器本体内の上記基板出し入れ開口から見て奥側の領域において上記円盤状基板の外縁部付近を載置するための基板載置部と、
    上記蓋側リテーナで押し込まれていた上記円盤状基板が上記蓋側リテーナで押し込まれない状態になった時に、上記円盤状基板を上記奥側保持部で位置決め保持されない位置に戻すための基板戻し手段とが設けられ、
    上記蓋体が上記基板出し入れ開口から外されて上記円盤状基板が上記奥側保持部で位置決め保持されない状態の時は、上記円盤状基板の面に対し垂直方向に見て上記基板仮置片が上記円盤状基板と重なり合い、上記蓋体が上記基板出し入れ開口に取り付けられて上記円盤状基板が上記奥側保持部で位置決め保持される位置まで押し込まれた状態の時は、上記円盤状基板の面に対し垂直方向に見て上記基板仮置片が上記円盤状基板と重なり合わなくなるように、上記基板仮置片の位置が設定されていることを特徴とする基板収納容器。
  2. 請求項1の基板収納容器において、上記基板戻し手段が、上記円盤状基板の外周面に当接するバネ状部材である基板収納容器。
  3. 請求項2の基板収納容器において、上記基板載置部が、上記円盤状基板に当接する上記バネ状部材の当接面に隣接して上記バネ状部材に一体に形成されている基板収納容器。
  4. 請求項2の基板収納容器において、上記バネ状部材が上記奥側保持部の端部から延出する状態に設けられている基板収納容器。
  5. 請求項2の基板収納容器において、上記奥側保持部と上記基板載置部とが隣接して一体的に設けられている基板収納容器。
  6. 請求項5の基板収納容器において、上記奥側保持部と上記基板載置部との間に孔が形成されていて、上記バネ状部材の先端部分が上記孔を通って上記円盤状基板の外周面に当接する基板収納容器。
  7. 請求項1の基板収納容器において、上記基板戻し手段が、上記円盤状基板を重力で斜め下方に案内する斜面である基板収納容器。
  8. 請求項7の基板収納容器において、上記奥側保持部と上記基板載置部とが上記斜面を間にして連続的に一体に形成されている基板収納容器。
  9. 請求項7の基板収納容器において、上記斜面が、上記奥側保持部においてV溝を形成する二面のうちの一方の面である基板収納容器。
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