JP5296135B2 - 液晶配向剤用処理済ポリマーの製造方法、これにより製造された処理済ポリマー及び液晶配向剤、液晶配向膜、並びに該配向膜を具える液晶表示素子 - Google Patents
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Description
(1)ポリアミック酸、ポリイミド、ポリイミド系ブロック共重合体、及び、これらのポリマーの末端変性ポリマー、及び、これらのポリマーの組み合わせからなる群から選ばれる処理前ポリマー、を生成するステップ;
(2)ケトン、エーテル、及び、これらの組み合わせからなる群から選ばれる貧溶媒を、全溶媒1000重量部に対して700〜950重量部含有し、かつ、上記処理前ポリマーを溶解可能な良溶媒を前記1000重量部に対する残量として含有する共沈溶媒を、ステップ(1)で得られた処理前ポリマーと接触させることにより得られる固形物を、小分子量のポリマーが除去された処理済みポリマーとして得るステップ。
(1)液晶配向剤とメタノールを1:6の重量比で混合して、第一の混合剤を得て、当該混合剤をフィルターを用いてろ過して、第一の固体沈殿物を取り出し、
(2)当該第一の固体沈殿物を、オーブン中で60℃の温度で12時間乾燥させ、重量値WSを有する乾燥固体とし、
(3)当該乾燥固体とN−メチル−2−ピロリドンを1:15の重量比で混合して、当該乾燥固体の溶液を得て、当該溶液とアセトンを1:6の重量比で混合して第二の混合剤を得て、当該混合剤をフィルターを用いてろ過して固体沈殿物を取り除いて残ったろ液に含まれる固体成分の重量値WLSを測定し、
(4)前記重量値WLSを前記重量値WSで除算することにより、百分率としてT値が得られる。
本発明の液晶配向剤は、処理済ポリマー(A)及びこの処理済ポリマー(A)を溶解させるための有機溶媒(B)を含んでいる。
処理済ポリマー(A)は、ポリアミック酸(A−1)、ポリイミド(A−2)、ポリイミド系ブロック共重合体(A−3)またはこれらの組み合わせを含む。ポリイミド系ブロック共重合体(A−3)は、ポリアミック酸ブロック共重合体(A−3−1)、ポリイミドブロック共重合体(A−3−2)、ポリアミック酸−ポリイミドブロック共重合体(A−3−3)またはこれらの組み合わせを含む。ポリアミック酸(A−1)は、例えば、テトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物を反応させて得ることができる。そして、ポリイミド(A−2)とポリイミド系ブロック共重合体(A−3)は、ポリアミック酸(A−1)を用いて得ることができる。
本発明に適したテトラカルボン酸二無水物化合物は、脂肪族テトラカルボン酸二無水物、脂環式テトラカルボン酸二無水物及び芳香族テトラカルボン酸二無水物を含む。
本発明に用いられるジアミン化合物は、脂肪族ジアミン化合物、脂環式ジアミン化合物、芳香族ジアミン化合物、その他のジアミン化合物などを例示できる。
処理前のポリアミック酸(A−1)は、テトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物との重縮合反応によって得られ、重縮合反応に用いるテトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物の当量比は0.2〜2、好ましくは0.3〜1.2である。
本発明では、ポリアミック酸(A−1)をさらに脱水/閉環(イミド化)処理することによってポリイミド(A−2)を得る。
ポリイミド系ブロック共重合体(A−3)は、ポリアミック酸ブロック共重合体(A−3−1)、ポリイミドブロック共重合体(A−3−2)、ポリアミック酸−ポリイミドブロック共重合体(A−3−3)、及びこれらの組み合わせからなる。
本発明で使用されるポリアミック酸(A−1)、ポリイミド(A−2)、ポリイミド系ブロック共重合体(A−3)は分子量を調節した後に末端を変性したポリマーであってもよい。本発明の効果を損なわない限り、末端変性ポリマーを用いることにより、液晶配向剤の塗布特性などを改善することができる。末端変性ポリマーは、ポリアミック酸を合成する際に、例えば、酸一無水物化合物、モノアミン化合物、モノイソシアネート化合物などの単官能基化合物を反応系に添加することにより合成することができる。酸一無水物化合物として、例えば、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水イタコン酸、n−デシルコハク酸無水物、n−ドデシルコハク酸無水物、n−テトラデシルコハク酸無水物、n−ヘキサデシルコハク酸無水物などが挙げられる。モノアミン化合物として、例えば、アニリン、シクロヘキシルアミン、n−ブチルアミン、n−アミルアミン、n−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン、n−ウンデシルアミン、n−ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、n−テトラデシルアミン、n−ペンタデシルアミン、n−セチルアミンなどが挙げられる。モノイソシアネート化合物として、例えば、フェニルイソシアネート、ナフチルイソシアネートなどが挙げられる。
本発明の液晶配向剤は、処理済ポリマー(A)と任意添加物(C)を有機溶媒(B)に溶解させることで得られる。
本発明の液晶配向剤に含まれる有機溶媒(B)として、例えば、N−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、γ−ブチロラクタム、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、エチレングリコールモノメチルエーテル、乳酸ブチル、酢酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−i−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートなどが挙げられる。
本発明の液晶配向剤には、基板に対する接着度を改善するために、液晶配向剤の好ましい特性を損なわない範囲で、官能基シランを含む化合物やエポキシ基を含む化合物のような添加剤を加えてもよい。
上記のように、本発明の液晶配向剤は処理済ポリマー(A)と任意添加物(C)を有機溶媒(B)に溶解させることで得られる。
本発明の液晶配向剤は、透明導電膜が設けられている基板一面にロールコーター法、スピンナー法、印刷法、インクジェット法などの方法で塗布され、その後加熱して塗膜が形成される。
[4]液晶表示素子
二枚の基板にそれぞれ形成された上述の液晶配向膜は、互いに所定の間隔(セルギャップ)をおいて向き合うように配置される。二枚の基板の周辺部はシール剤で張り合わせて、これら基板の表面とシール剤で区画されたセルギャップに液晶が充填された後、注入孔が封止されて液晶セルが形成される。そして、この液晶セルの外表面(すなわち、液晶セルを形成している基板の他面側)に偏光板が貼り付けられ、液晶表示素子を得る。
窒素ガス雰囲気の下で、窒素ガス導入口、撹拌器、加熱器、冷却器、温度計を備えた500mlの四つ口フラスコに、C7CDAを0.74g(0.0015mol)、p−フェニレンジアミン(以下、PDAと称する)を5.24g(0.0485mol)、N−メチル−2−ピロリドン(以下、NMPと称する)を75g加えた。C7CDAとPDAがNMPに溶解するまで室温で撹拌した。そして、ピロメリット酸二無水物(以下、PMDAと称する)10.91g(0.05mol)とNMPを20g加え、室温で2時間反応を行わせた。その後、ポリマーを沈殿させるため、反応溶液を1500mlの水に注いだ。ろ過後に得られたポリマーを真空オーブンで60℃の温度で乾燥させ、ポリアミック酸(A−1−a)を得た。
比較合成例1と同様の方法によりポリアミック酸(A−1−b)を得たが、上述の化学式(化31)の化合物(以下、VEDAと称する)を5.64g(0.01mol)、4,4’−ジアミノジフェニルメタン(以下、DDMと称する)を7.93g(0.04mol)、100gのNMPに溶解させ、そして、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物(以下、CBTAと称する)を9.81g(0.05mol)、NMPを30g加えた点が異なっている。
窒素ガス雰囲気の下で、窒素ガス導入口、撹拌器、加熱器、冷却器、温度計を備えた500mlの四つ口フラスコに、BCDAを1.13g(0.0025mol)、PDAを5.14g(0.0475mol)、NMPを45g加えた。BCDAとPDAがNMPに溶解するまで60℃で撹拌した。そして、3,4−ジカルボキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−コハク酸二無水物(以下、TDAと称する)を15.01g(0.05mol)、NMPを20g加え、室温で6時間反応を行わせた。NMPを97g、無水酢酸を6g、ピリジンを20g加え、更に60℃で2時間撹拌を続け、イミド化反応を行わせた。その後、ポリマーを沈殿させるため、反応溶液を1500mlの水に注いだ。ろ過後に得られたポリマーを真空オーブンで60℃の温度で乾燥させ、ポリイミド(A−2−a)を得た。
比較合成例3と同様の方法でポリイミド(A−2−b)を得たが、VEDAを4.23g(0.0075mol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(以下、ODAと称する)を8.51g(0.0425mol)、60gのNMPに溶解させ、そして、TDAを15.01g(0.05mol)、NMPを25g加えた点が異なっている。
比較合成例1と同様の方法でポリアミック酸(A−1−c)とポリアミック酸(A−1−d)を得たが、ポリアミック酸(A−1−c)を調製する際、VEDAを0.71g(0.00125mol)、2,2’−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(以下、BAPPと称する)を20.01g(0.04875mol)、160gのNMPに溶解させ、その後3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(以下、BTDAと称する)を15.95g(0.0495mol)、NMPを50g加えた点が異なる。また、ポリアミック酸(A−1−d)を調製する際、C7CDAを0.61g(0.00125mol)、DDMを9.67g(0.04875mol)、120gのNMPに溶解させ、その後BTDAを16.27g(0.0505mol)、NMPを30g加えた点が異なる。
窒素ガス雰囲気の下で、窒素ガス導入口、撹拌器、加熱器、冷却器、温度計を備えた500mlの四つ口フラスコに、BCDAを0.57g(0.00125mol)、PDAを5.27g(0.04875mol)、NMPを100g加えた。室温で撹拌してBCDAとPDAをNMPに溶解させた。BTDAを15.95g(0.0495mol)、NMPを25g更に加え、室温で2時間撹拌し続けた。更に、94gのNMPと、15gの無水酢酸と、12gのピリジンとを加え、110℃で2時間撹拌を続け、イミド化反応を起こさせた。その後、ポリマーを沈殿させるため、反応溶液を1500mlの水に注いだ。ろ過後に得られたポリマーを真空オーブンで60℃の温度で乾燥させ、ポリイミド(A−2−c)を得た。
窒素ガス雰囲気の下で、窒素ガス導入口、撹拌器、加熱器、冷却器、温度計を備えた500mlの四つ口フラスコに、BCDAを2.26g(0.005mol)、PDAを5.27g(0.04875mol)、NMPを100g加えた。室温で撹拌し、BCDAとPDAをNMPに溶解させた。BTDAを15.95g(0.0495mol)、NMPを35g更に加え、室温で2時間、反応を続けさせた。その後、ポリマーを沈殿させるため、反応溶液を1500mlの水に注いだ。ろ過後に得られたポリマーを真空オーブンで60℃の温度で乾燥させ、ポリアミック酸(A−1−e)を得た。
比較合成例1で得られた100重量部のポリアミック酸(A−1−a)を、850重量部のアセトンと150重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去して、ポリアミック酸(A−1−a’)を得た。
比較合成例2で得られた100重量部のポリアミック酸(A−1−b)を、900重量部のアセトンと100重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを二回行い、ポリアミック酸(A−1−b’)を得た。
比較合成例3で得られた100重量部のポリイミド(A−2−a)を、800重量部のアセトンと200重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを三回行った。これにより得られた沈殿物を950重量部のアセトンと50重量部のNMPの共溶媒系に加え、撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを三回行い、ポリイミド(A−2−a’)を得た。
比較合成例4で得られた100重量部のポリイミド(A−2−b)を、800重量部のアセトンと200重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを四回行った。これにより得られた沈殿物を900重量部のアセトンと100重量部のNMPの共溶媒系に加え、撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを五回行い、ポリイミド(A−2−b’)を得た。
比較合成例5で得られた100重量部のポリアミック酸ブロック共重合体(A−3−1−a)を、500重量部のテトラヒドロフラン、400重量部のアセトン、100重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを三回行い、ポリアミック酸ブロック共重合体(A−3−1−a’)を得た。
比較合成例6で得られた100重量部のポリイミド−ポリイミドブロック共重合体(A−3−2−a)を、700重量部のテトラヒドロフラン、200重量部のアセトン、100重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを四回行い、ポリイミド−ポリイミドブロック共重合体(A−3−2−a’)を得た。
比較合成例7で得られた100重量部のポリアミック酸−ポリイミドブロック共重合体(A−3−3−a)を、600重量部のテトラヒドロフラン、300重量部のアセトン、100重量部のNMPの共溶媒系に加えた。撹拌を30分間行った。ろ過後に得られた沈殿物を60℃の真空オーブン内に置き、残留溶媒を除去した。上述の溶解、沈殿、除去のプロセスを四回行い、ポリアミック酸−ポリイミドブロック共重合体(A−3−3−a’)を得た。
以下の実施例と比較例において、液晶配向剤と液晶表示素子を調製し、次の評価方法によって評価した。
1.ろ過液中の固体成分の分析:
調製した液晶配向剤とメタノールを1:6の重量比で混合し、第一の固体沈殿物を含む第一の混合剤を得る。第一の固体沈殿物は第一の混合剤を孔径0.2μmのフィルター(Critical Process Filtration社製、型番はETM、PTFE材質、孔径0.2μm)を用いてろ過することで取り出され、オーブン中で60℃の温度で12時間乾燥させ、乾燥固体を得る。この乾燥固体の重量を測定し、重量値WSとする。
WLS = WL × TS (式2)
「T.J.Scheffer,et.al.,J.Appl.Phys.,vol.19,2013(1980)」に記載の方法に基づき、He−Neレーザー光を用いた結晶回転法で液晶配向膜のプレチルト角を測定した。該測定には、CHUO PRECISION INDUSTRIAL社製、型番はOMS−CM4RDを使用した。
液晶表示素子に直流3.0V、交流6.0V(ピーク−ピーク)を重畳した30Hz、3.0Vの矩形波を70℃の環境温度で20時間印加した後、電圧を解除して、目視により、残像現象が消去するまでの時間を測定した。
合成例1で得られた100重量部のポリアミック酸(A−1−a’)を1250重量部のNMPと250重量部のエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル(以下、BCと称する)の共溶媒に室温で溶解させ、配向剤溶液を得た。
実施例2〜10は、実施例1と同一の方法により、表1に示すポリマー(A)、有機溶媒(B)、添加剤(C)を用いて行われた。実施例2〜10によって得られた液晶配向剤と液晶表示素子を上述の評価方法に基づいて評価した。評価結果を表1に示す。なお、実施例2と実施例4においては配向処理が省略されていることに留意すべきである。
比較例1〜8は、実施例1と同一の方法により、表1に示すポリマー(A)、有機溶媒(B)、添加剤(C)を用いて行われた。比較例1〜8によって得られた液晶配向剤と液晶表示素子を上述の評価方法に基づいて評価した。評価結果を表1に示す。なお、比較例2と比較例4においては、配向処理が省略されていることに留意すべきである。
Claims (14)
- 下記のステップ(1)及び(2)を含むことを特徴とする、液晶配向剤用の処理済ポリマーの製造方法。
(1)ポリアミック酸、ポリイミド、ポリイミド系ブロック共重合体、及び、これらのポリマーの末端変性ポリマー、及び、これらのポリマーの組み合わせからなる群から選ばれる処理前ポリマー、を生成するステップ;
(2)ケトン、エーテル、及び、これらの組み合わせからなる群から選ばれる貧溶媒を、全溶媒1000重量部に対して700〜950重量部含有し、かつ、上記処理前ポリマーを溶解可能な良溶媒を前記1000重量部に対する残量として含有する共沈溶媒を、ステップ(1)で得られた処理前ポリマーと接触させることにより得られる固形物を、小分子量のポリマーが除去された処理済みポリマーとして得るステップ。 - 処理前ポリマーであるポリアミック酸は、テトラカルボン酸二無水物化合物とジアミン化合物を反応させて生成されたポリアミック酸であり、その他の処理前ポリマーは当該ポリアミック酸を用いて生成されたポリマーであることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
- 処理前ポリマーであるポリイミド系ブロック共重合体は、ポリアミック酸ブロック共重合体、ポリイミドブロック共重合体、ポリアミック酸−ポリイミドブロック共重合体からなる群から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の製造方法。
- 良溶媒は、非プロトン系極性溶媒、及び/又は、フェノール系溶媒であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 共沈溶媒における貧溶媒及び良溶媒の比率は、貧溶媒が当該共沈溶媒1000重量部に対して800〜900重量部、であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 貧溶媒のケトンとして、アセトンを含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 貧溶媒のエーテルとして、テトラヒドロフランを含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法により得られることを特徴とする、液晶配向剤用の処理済ポリマー。
- 請求項8に記載の処理済みポリマー、及び、当該処理済ポリマーを溶解するための有機溶媒を含有することを特徴とする、液晶配向剤。
- T値が1.0%以下(0%を含む)であることを特徴とする、請求項9に記載の液晶配向剤。
当該T値は、以下のステップ(1)〜(4)にて計測される。
(1)液晶配向剤とメタノールを1:6の重量比で混合して、第一の混合剤を得て、当該混合剤をフィルターを用いてろ過して、第一の固体沈殿物を取り出し、
(2)当該第一の固体沈殿物を、オーブン中で60℃の温度で12時間乾燥させ、重量値WSを有する乾燥固体とし、
(3)当該乾燥固体とN−メチル−2−ピロリドンを1:15の重量比で混合して、当該乾燥固体の溶液を得て、当該溶液とアセトンを1:6の重量比で混合して第二の混合剤を得て、当該混合剤をフィルターを用いてろ過して固体沈殿物を取り除いて、残ったろ液に含まれる固体成分の重量値WLSを測定し、
(4)前記重量値WLSを前記重量値WSで除算することにより、百分率としてT値が得られる。 - T値は、0.9%以下(0%を含む)であることを特徴とする、請求項10に記載の液晶配向剤。
- T値は、0.8%以下(0%を含む)であることを特徴とする、請求項10に記載の液晶配向剤。
- 請求項9〜12のいずれかに記載の液晶配向剤で製造されたことを特徴とする、液晶配向膜。
- 請求項13に記載の液晶配向膜を備えることを特徴とする、液晶表示素子。
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