JP5293046B2 - 電極 - Google Patents

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Description

本発明は、電極に関する。
1次電池、2次電池(特に、リチウムイオン2次電池)、電気分解セル、キャパシタ(特に、電気化学キャパシタ)等の電気化学デバイス等の電気化学デバイスは、様々な場面で幅広く用いられている。このような電気化学デバイスの電極は、通常、貫通孔を有する板状の集電体上に活物質層が積層されてなり、この活物質層は活物質を含有する多数の粒子を含む。
上記の電極では、集電体と活物質層との間の密着性の向上が、性能向上のために重要となる。このため、集電体と活物質層との間の密着性を向上させるための技術が種々検討されている。例えば、特許文献1では、金属箔部材に表裏両面から貫通させ、両面に対して垂直方向に延びる反りないしバリを残存させて複数の孔を形成した電極用の芯材(集電体)が示されている。
特開2004−103462号公報
特許文献1記載の技術で、反りやバリが集電体の表面にあることで、集電体と活物質層との密着性は向上するものの、活物質層に含まれる活物質と集電体との導電パスにバラつきがあるという問題がある。すなわち、反りやバリの近傍では集電体と活物質との距離が近いため導電パスが短い。しかし、反りやバリから離間した位置にある活物質は集電体との距離が遠く、導電パスが長くなる。この結果、インピーダンスを十分に低下させることができず、出力特性をさらに向上させる際の障害となっていた。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、集電体と活物質層との間で高い密着性を有すると共にインピーダンスが低い電極を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電極は、複数の貫通孔を有する集電体と、集電体の表面に設けられた活物質層と、を備える電極であって、集電体は、貫通孔の縁部から当該貫通孔の外に延びる突起部を有し、当該突起部と集電体の表面とのなす角は30〜80°であることを特徴とする。
本発明によれば、電極の集電体から伸びる突起部と集電体の表面とのなす角が30〜80°であり、傾斜する突起部が活物質層に囲まれることにより、物理的なアンカー効果が発生するため、集電体と活物質層との間の高い密着性が実現される。また、突起部が集電体の表面に対して傾斜していることから、従来のように集電体の表面に対して垂直に延びる突起部とは離間していた活物質も、突起部を含む集電体との距離が短くなる。したがって、導電パスが短くなり、インピーダンスを低下させることができる。
ここで、突起部と集電体の表面とのなす角は40〜60°であると、より好適にインピーダンスを低下させることができる。
また、活物質層の膜厚に対する突起部の先端と集電体の表面との距離の比は、0.24〜0.99であることが好ましい。この場合、突起部を含む集電体と活物質層との間の高い密着性を好適に保つと共にインピーダンスをより効果的に減少させることができる。
ここで、上記作用を効果的に奏する構成としては、具体的には、貫通孔は四角形であって、突起部は、貫通孔の縁部を構成する各辺に、それぞれ当該貫通孔の外に延びるように設けられ、各辺にそれぞれ設けられる突起部のうち、隣接する二辺から延びる一対の突起部は、貫通孔を塞ぐ方向に延び、当該隣接する二辺とは異なる辺から延びる一対の突起部は、貫通孔から離間する方向に延びる態様とすることが挙げられる。
本発明によれば、集電体と活物質層との間で高い密着性を有すると共にインピーダンスが低い電極が提供される。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一または同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係る電極1を示す概略構成図である。また、図2は電極1の断面図である。
本実施形態の電極1は、図1に示すように、集電体2と、集電体2の表面と裏面とにそれぞれ設けられた活物質層3と、により構成される。図1に示す電極1は、1次電池、2次電池(特に、リチウムイオン2次電池)、電気分解セル、キャパシタ(特に、電気化学キャパシタ)等の電気化学デバイスに好適に用いられる。
集電体2は、導電性を有するシートであれば特に制限されないが、例えば銅、アルミニウム、等が好適に用いられる。集電体2の厚みや形状は特に限定されないが、例えば、厚み(図2の厚みTに相当する)が10〜30μmであり、幅が50mm〜2000mmである帯状シートとすることができる。
集電体2の表面と裏面とには、それぞれ活物質層3が形成されている。活物質層3は、正極又は負極の活物質を含む層である。活物質としては、公知の材料を用いることができる。例えば、リチウム系2次電池用の正極活物質としては、LiCoO、LiMn等のリチウム酸化物が代表的に使用されるほか、TiS、MnO、MoO、V等のカルコゲン化合物のうち、一種或いは複数種を組み合わせて用いられる。また、リチウム2次電池用の負極活物質としては、リチウム、リチウム合金或いはグラファイト、カーボンブラック、アセチレンブラック等の炭素質材料が好適に用いられる。また、電気二重層キャパシタ用の電極としては、種々の電子伝導性を有する多孔体が挙げられる。例えば、天然黒鉛、人造黒鉛、メソカーボンマイクロビーズ、メソカーボンファイバー(MCF)、コークス類、ガラス状炭素、有機化合物焼成体等の炭素材料、を好適に用いることができる。
活物質層3は上記の活物質のほか、バインダー等により構成される。また、必要に応じて導電剤等が含まれる。活物質層3を構成するバインダーとしては、上記の活物質や導電剤等を集電体に固定することができれば特に限定されず、種々の結着剤を使用できる。例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂や、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)と水溶性高分子(カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、デキストリン、グルテンなど)との混合物等が挙げられる。また、導電剤としては、例えば、カーボンブラック類、銅、ニッケル、ステンレス、鉄等の金属微粉、炭素材料及び金属微粉の混合物、ITO(Indium Tin Oxide)等の導電性酸化物が挙げられる。
この活物質層3は、上記材料のほか、例えばエーテル類、ケトン類等の溶媒を用いて混練或いは分散することにより活物質層形成用の塗布液として調製して集電体2上に塗布した後、乾燥させることにより形成される。その詳細は後述する。
上記の集電体2には、貫通孔4が設けられると共に、貫通孔4の縁部から集電体2の表面側に延びる突起部4aと裏面側に延びる突起部4bとを有する。この貫通孔4及び突起部4a,4bの作成方法は特に限定されないが、例えば集電体2として用いる導電性シートの両面から工具等を突き刺すことによって孔部分(貫通孔4となる)の導電性シートが破断され、工具の突き刺す方向に反ること等によって、突起部(4a,4b)が形成される。貫通孔4を形成する際に突起部4a,4bが形成されやすいように工具の先端の形状を変更する等、貫通孔4及び突起部4a,4bの作成方法は適宜変更することができる。また、本実施形態に示す集電体2には、菱形の貫通孔4が設けられているが、貫通孔4の形状は、四角形であってもよいし、円形等のその他の形状であってもよい。貫通孔4の形状は、貫通孔4を形成する際の工具等の形状や、貫通孔4の形成方法等によって変更することができる。例えば、工具の先端を四角錐状とすると、図1及び図4に示すような四角形状の貫通孔4が形成されやすい。上記のように貫通孔4の形状の工具を用いて導電性シートに貫通孔4を形成したパンチングメタルのほか、導電性シートに千鳥状に切れ目を入れながら押し広げ、その切れ目を菱形や亀甲形に成形したエキスパンドメタル等を好適に用いることができる。
図2に示すように、突起部4a,4bは、それぞれ集電体2の表面側及び裏面側に延びる。突起部4a,4bは、一般的な作成方法により作成する場合、貫通孔4を設ける際に形成されるので、その大きさは貫通孔4の大きさによって変更される。また、工具による導電性シートの破断状況によってもその大きさは変更されるが、貫通孔4の縁部からの長さαが30μm〜100μmであることが好ましく、特に70μmであることが好ましい。突起部4a,4bの長さαがこの範囲である場合、突起部4a,4bが活物質層3内に広く配置される。また、突起部4a,4bの長さαが上記の範囲である場合、集電体2の表面及び裏面に形成される活物質層3の膜厚Lは、それぞれ50〜200μmであることが好ましい。さらに、突起部4a,4bの先端と集電体2のシート部分(本体部分)の表面との距離をHとしたとき、膜厚Lに対する距離Hの比(H/L)は、0.24〜0.99であることが好ましい。H/Lが上記の範囲である場合、突起部4a,4bが設けられることによる導電パスの短縮及びそれに伴うインピーダンスの低下が大きくなる。
また、突起部4a,4bと集電体2のシート部分(本体部分)とのなす角は30〜80°であり、40〜60°であることがさらに好ましい。なお、ここで突起物4a,4bと集電体2のシート部分とのなす角とは、例えば図2に示す角A1のことをいう。具体的には、角A1は、突起部4aの先端部分の接線を延長することによる集電体2のシートの表面部分との交点において、突起部4aの先端部分の接線とシートの表面部分とがなす角のうちの鋭角部分をいう。このように、突起部4a,4bが集電体2に対して垂直方向に延びるのではなく、上記の範囲の傾きを有することによって物理的なアンカー効果が発生し、突起部4a,4bを含む集電体2と活物質層3との間の密着性が高くなるという効果を有する。また、突起部4a,4bが上記の範囲の傾きを有することで、突起部4a,4bの周辺の活物質層3に含まれる活物質と突起部4a,4bを含む集電体との間の導電パスが短くなるという効果をさらに有する。
図1及び図2に示す集電体2では、菱形の貫通孔4が形成され、貫通孔4の縁部を構成する菱形の各辺から突起部4a,4bが延びている。そして、1つの貫通孔4から延びる4つの突起部4a,4bのうちの一部は貫通孔4を覆う方向へ傾斜し、その他の突起部4a,4bは貫通孔4から離間する方向へ傾斜する。この結果、集電体2上の全ての突起部4a,4bが同じ方向(図2の左側)に傾斜する構成となり、突起部4a,4bと集電体2の本体部分とのなす角は上記の範囲となっている。なお、本実施形態に示す電極1を構成する集電体2では、上述のようにすべての突起部4a,4bが上記のように同一の方向に傾斜しているが、必ずしも同一の方向に傾斜していなくてもよい。すなわち、突起部4a,4bが、集電体2のシート部分とのなす角が上記の範囲となっていればよく、その傾斜する方向は特に限定されない。傾斜する方向が突起部4a,4bによって異なる場合であっても、突起部4a,4bが傾斜していることによって、上述の密着性の向上及びインピーダンスの低下という効果が示される。
なお、集電体2に形成される貫通孔4の形状及び大きさについても特に限定されないが、突起部4a,4bの長さαが上記の範囲(30μm〜100μm)となるような大きさの貫通孔4を設けることが好ましく、例えば、図1に示すように一辺が150μmの菱形の形状とすることができる。また、貫通孔4の数についても特に限定されないが、集電体2の耐久性が著しく低下しない程度に突起部4a,4bを有する貫通孔4を備えることにより、上記の導電パスが短くなる効果が増大する。
ここで導電パスが短くなる効果について、図2及び図5を用いて説明する。図5は従来の電極5の構成を示す断面図である。従来の電極5は、集電体2の貫通孔4の縁部から突起部4a,4bが集電体2に対してそれぞれ垂直な方向へ延びている。したがって、突起部4a,4bの近傍の活物質層3に含まれる活物質は集電体2との距離が近いため、導電パスが短い。しかしながら、例えば図中のY地点のように、貫通孔4の上部であり、突起部4bがY地点とは逆の方向(集電体の裏面側)に延びている地点は、突起部4a,4bからも集電体2の本体からも遠く、導電パスが長くなる。したがって、この長い導電パスによってインピーダンスが増大するため、電極5全体として、インピーダンスを十分に低下させることができなかった。
一方、本実施形態に係る電極1では、図5中のY地点と同様に、貫通孔4の上部であり、突起部4bがY地点とは逆の方向(集電体の裏面側)に延びている地点であるX地点では、集電体2の本体(シート部分)からの距離は図5の電極5と同じであるが、集電体2の表面側に延びる突起部4aがX地点の方に向かって傾斜しているため、図5のY地点と比較して当該突起部4aとX地点との距離が短くなる。したがって、X地点の活物質による導電パスはY地点の活物質による導電パスよりも短くなる。このように、従来の電極5と比較して活物質の導電パスを短くすることができるため、電極1全体としてインピーダンスを十分に低下させることができ、出力特性を向上させることができる。また、突起部4a,4bと活物質層3とが密着することによって、集電体2と活物質層3との高い密着性も保つことができる。
次に、上記の電極1の製造方法について、図3及び図4を用いて説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る電極1を作成する電極製造装置100は、塗布液タンク10、塗布液供給ポンプ11、スリットダイ12、シート供給リール20、バックアップロール21、ップロール22、乾燥機25、及び、巻き取りリール30、を含んで構成される。
塗布液タンク10には、活物質層形成用の塗布液が貯留される。活物質層形成用の塗布液には、上述の活物質、バインダー、導電剤、溶媒等が含まれる。塗布液の粘度は、例えば、50P〜500Pとすることが好ましく、100〜300Pであることが更に好ましい。
上記の塗布液タンク10とスリットダイ12との間は供給ラインL1により接続されている。ラインL1には塗布液タンク10の液をスリットダイ12に対して定量供給するポンプ11が接続されている。ポンプ11としては、例えば精密ギヤポンプを用いることができる。
シート供給リール20は、活物質層形成用の塗布液を塗布する集電体シート2Aを電極製造装置100に供給するリールである。また、巻き取りリール30は、シート供給リール20から供給された後、活物質層形成用の塗布液が塗布され、乾燥機25により乾燥されることで活物質層が形成された集電体シート2Aを巻き取るリールである。巻き取りリール30には図示しないモータが接続され、一定速度で巻き取りリール30を回転されることにより集電体シート2Aを巻き取る機能を有する。
なお、本実施形態に係る電極製造装置100で用いられる集電体シート2Aには、あらかじめその両面に突起部4a,4bが形成されている。突起部4a,4bの形成方法は、上述の通り、特に限定されない。
バックアップロール21は、円筒状の回転可能なロールである。このバックアップロール21の周囲には、シート供給リール20から供給されると共に巻き取りリール30により巻き取られる集電体シート2Aが掛け渡されていて、集電体シート2Aを案内する。バックアップロール21の径は特に限定されないが、例えば、外形が10〜250mmとすることができる。また、バックアップロール21の回転速度は特に限定されないが、掛け渡されている集電体シート2Aの撓みを防止する目的から、バックアップロール21の周面における線速度がライン速度(巻き取りリール30による集電体シート2Aの巻き取り速度)と等速になるように設定することが好ましい。
スリットダイ12は、バックアップロール21の軸方向に沿って開口が設けられたスリット12bを有する。このスリットダイ12は、スリットダイ12の入口から流入した液体を、スリットダイ12の内部に空洞として設けられバックアップロール21の軸方向に伸びるマニホールド12aにおいて集電体シート2Aの幅方向に広げ、スリット12bを介して開口からシート状に吐き出すものである。これにより、集電体シート2Aの表面に塗布液3Aが塗布される。集電体シート2Aの表面に形成される塗布液層の厚みは、50〜200μmとすることが好ましい。
集電体シート2Aの表面に塗布された塗布液3Aは、巻き取りリール30により移動される途中に設けられた乾燥機25によって乾燥される。乾燥機としては、熱線ヒータ、蒸気ヒータ、赤外線ヒータ等が挙げられる。
ニップロール22は、シート供給リール20とバックアップロール21との間に設けられ、バックアップロール21の軸とニップロール22の軸とが平行になるように設けられる。このニップロール22は、シート供給リール20から供給された集電体シート2Aをバックアップロール21に対して掛け渡す機能を有する。さらに、ニップロール22は、バックアップロール21に対して集電体シート2Aを掛け渡す際に、集電体シート2Aをバックアップロール21の周面に対して押圧することによって、集電体シート2A上の突起部4a,4bを傾斜させる機能を有する。
ここで、ニップロール22による押圧による集電体シート2A上の突起部4a,4bを傾斜させる方法について、詳しく説明する。
ップロール22の周面とバックアップロール21の周面との距離W1が集電体シート2Aの厚さと突起部4a,4bが集電体シート2Aに対して垂直に形成された場合の長さの和(すなわち集電体の本体部分と突起部4a,4bとを含む全体の厚さ)よりも短くなるようにニップロール22を配置した場合、突起部4a,4bはそれぞれ集電体シート2Aに対して押し付けられながら、ニップロール22及びバックアップロール21の周面に沿って移動するため、突起部4a,4bは、集電体シート2Aの流れる方向とは逆の方向に傾斜される。距離W1は、通常は集電体シート2Aの厚みと同程度とされる。
図4は、この電極製造装置100を流れる集電体シート2Aについて説明する図である。このうち、図4(A)及び図4(B)は、ニップロール22及びバックアップロール21により突起部4a,4bが傾けられた直後の集電体シート2Aを示す図であり、図4(A)は矢印Aで示す方向(図4の右方向)へ進行する集電体シート2Aを表面側から見た図であり、図4(B)はそのIVB−IVB断面図である。図4(A),(B)に示すように、貫通孔4から延びる突起部4a,4bは、いずれも進行方向の逆方向に傾く。ここで、図4(A)に示すように、集電体シート2Aに設けられた貫通孔4が菱形であり、その対角線が集電体シート2Aの進行方向(矢印A)と平行である場合には、菱形を構成する四辺のうち隣接する二辺(図4(A)では、貫通孔4に対して進行方向前方となる右側の二辺)の縁部に設けられた突起部4a,4bは、貫通孔4を塞ぐ方向に傾斜する。一方、他の二辺(貫通孔4に対して進行方向後方となる左側の二辺)の縁部に設けられた突起部4a,4bは、貫通孔4から離間する方向に傾斜する。このように、集電体シート2Aの進行方向に対して、貫通孔4を構成する辺がいずれも進行方向とは異なる方向にあるとき、その辺上に形成される突起部4a,4bは、電極製造装置100内を進行しながらの押圧によって潰れることなく傾斜する。
なお、集電体シート2Aを押圧する際の線圧は、集電体シート2Aの材質・厚さや突起部4a,4bの長さ等によって異なるが、2〜50kgf/cmであることが好ましく、5〜15kgf/cmであることが更に好ましい。線圧が50kgf/cmよりも大きい場合、突起部4a,4bを傾斜させるだけでなく、集電体シート2Aを損傷させることがある。また、線圧が、2kgf/cmよりも小さい場合、突起部4a,4bを十分に傾斜させることができないことがある。
図3に示す電極製造装置100では、ニップロール22によりバックアップロール21の周面に対して押圧されることにより、集電体シート2Aの突起部4a,4bが進行方向とは逆方向に傾斜された後、集電体シート2Aは連続的にバックアップロール21に沿って集電体シート2Aがスリットダイ12の開口へと送られる。そして、スリットダイ12から供給される塗布液が集電体シート2Aの表面(突起部4aが形成されている面)に供給される。図4(C)は、突起部4a,4bが傾斜した状態で塗布液3Aが供給された際の集電体シート2Aの断面図である。このように、傾斜した突起部4aの周囲に塗布液3Aが塗布される。そして、これが乾燥されることによって、集電体シート2Aの一方の面に活物質層が形成される。
ここで、集電体シート2A上の突起部4aがスリットダイ12に引っ掛かったりすると、塗布膜厚が不均一になるという問題のほか、集電体シート2Aの位置ズレが発生することによる塗布不良や、集電体シート2Aの破断等の問題が発生する可能性がある。しかし、本実施形態の集電体シート2Aは突起部4aが集電体シート2Aの搬送方向とは逆方向に傾斜し、集電体シート2Aに対するスリットダイ12の移動方向と同じ向きに傾斜する。したがって、スリットダイ12に突起部4aが対向しその先端が引っ掛かること等の発生を抑制することができ、スリットダイ12に突起部4aが引っ掛かった場合に発生する種々の問題の発生を低減させることができる。
この後、集電体シート2Aにおける塗布液3Aの塗布面が逆となるように(本実施形態では、集電体シート2Aの裏面となるように)、一方の面に活物質層が形成された集電体シート2Aを配置し、再び、ニップロール22によって集電体シート2Aを押圧することにより突起部を傾斜させた後、連続的に塗布液3Aを塗布し乾燥させる。これにより、集電体シート2Aの両面に活物質層が形成される。その後、これを所定の大きさに切断することにより、本実施形態に係る電極1を得ることができる。
このように、本実施形態に係る電極製造装置100を用いた電極の製造方法によれば、ニップロール22による押圧によって集電体シート2Aの突起部4a,4bが傾斜された状態で、塗布液3Aが集電体シート2Aに塗布されることによって活物質層が形成される。したがって、図2に示すように、突起部が一定方向に傾斜し、この結果インピーダンスを低減させた電極1を作成することができる。また、同時に熱的に活性な状態にある時点で塗布液が供給されるため、従来のパンチドメタルを用いた場合と比較して、集電体と活物質層との密着性をさらに高めることができる。
また、電極製造装置100を用いた電極の製造方法の場合、図4(A)に示すように、電極製造装置100内を進む集電体シート2Aの進行方向とは異なる方向に伸びる辺を起点として突起部が形成された場合には、突起部に対する押圧に由来する突起部の破損を減らすことができるため、インピーダンスの低減及び密着性の向上がより効果的に実現される。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明な上記実施形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。
例えば、本実施形態に係る電極製造装置100では、塗布液を塗布する装置としてスリットダイ12を用いて説明しているが、突起部4a,4bを傾斜させた後に連続的に塗布液を塗布することができる装置であれば、他の装置を用いることができる。例えば圧延ローラやドクターブレード等を用いて塗布液を塗布する態様としてもよい。
また、本実施形態に係る電極製造装置100では、ニップロール22により集電体シート2Aを押圧することによって突起部4a,4bを傾斜させる方法について説明しているが、他の方法により突起部4a,4bを傾斜させることもできる。例えば、突起部4a,4bを含まない集電体シート2Aの本体部分の厚さ以上であり、突起部4a,4bを含む集電体シート2A全体の厚さよりも小さい間隔を有するスリットに対して集電体シートを通過させることにより、集電体シート2Aの突起部4a,4bを傾斜させる方法としてもよい。
また、本実施形態に係る電極1の集電体2には、表面及び裏面の両面に傾斜した突起部4a,4bが設けられているが、一方の面のみに突起部が形成されている態様であってもよい。その場合でも、傾斜した突起部とその突起部が設けられた面上に形成された活物質層3との間で高い密着性を持つと共にインピーダンスを低減させるという効果を有する。
また、本実施形態では、あらかじめ集電体シート2Aに対して貫通孔を形成する際に垂直に延びる突起部を形成し、この突起部を上記の電極製造装置100を用いて傾斜させた後に塗布液を塗布することにより活物質層を形成する方法について説明しているが、この方法とは異なる方法によって本実施形態に係る電極を製造することもできる。例えば、集電体シート2Aに対して工具を突き刺すことにより貫通孔を設ける際に用いる工具の先端を端部に対して傾斜を有するような形状とし、集電体シートに対する工具の突き刺す長さを調整して、工具の先端の形状と同じ傾斜を有する突起部を集電体シートに設ける等の方法を用いることもできる。
(実施例1)
厚さ20μmの銅製の集電体シートに、突起部(バリ)の長さが70μmとなるように菱形形状の貫通孔を500μmの等間隔で表裏面から交互突出する配置となるように設けた。上記の電極製造装置100を用いて、この集電体シートの突起部を傾斜させた後、塗布液を塗布して活物質層を形成して、電極を作成した。このとき、電極製造装置100のニップロール22の径は120mm、バックアップロール21の径は120mmであり、ライン速度は8m/minであった。また、活物質層形成用の塗布液は、活物質として黒鉛(商品名:OMAC、大阪ガス株式会社製)90質量部及びグラファイト(商品名:KS−6、ロンザ社製)1質量部と、導電助剤としてカーボンブラック(商品名:DAB、電気化学工業(株)製)2質量部と、並びに、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(商品名:KYNAR 761、ATFINA社製)7質量部と、を混合分散した後、溶媒としてN−メチル−ピロリドン(NMP)を適量投入して粘度調節し、スラリー状の負極用塗布液を調製した液体であり、その粘度は270Pであった。また、ニップロール22により線圧40kgf/cmで押圧したところ、ニップロール22による傾斜処理が行われた後の集電体シート2と突起部とのなす角は30°となった。次いで、活物質層の膜厚Lが150μmとなるように塗布液を塗布した。塗布液を塗布した集電体シートを乾燥させて、一方の面の活物質層を形成した。このとき、傾斜した突起部の先端と集電体シートの表面との距離Hの活物質層の膜厚Lに対する比H/Lは0.23であった。電極製造装置100によりもう一方の面の活物質層を形成した後、両面に活物質層を備える集電体シートを切断して実施例1に係る電極を得た。この電極のインピーダンスを測定した。
(実施例2〜12及び比較例1〜4)
ニップロール22による押圧時の線圧及び活物質層の膜厚Lを表1に示す条件に変更したほかは、実施例1と同様の方法により実施例2〜12及び比較例1〜4に係る電極を作成した。このうち、比較例1としては貫通孔を作成した後、突起部を除去した集電体シートを用いた。この結果、突起部と集電体シートとのなす角及び比H/Lはそれぞれ表1に示す値となった。これらの電極について、インピーダンスをそれぞれ測定した。
上記実施例1〜12及び比較例1〜4の結果を表1に示す。表1に示すように、比較例1〜4と比べて、実施例1〜12においてインピーダンスが低減されたことを確認できた。なお、実施例3に係る電極では、突起部の先端のうちの一部が活物質層から突出する構造となり、電極として使用する際に短絡が発生する場合があった。
Figure 0005293046

本発明の好適な実施形態に係る電極1を示す概略構成図である。 本発明の好適な実施形態に係る電極1の断面図である。 本発明の好適な実施形態に係る電極1を作成する電極製造装置100を示す概略構成図である。 電極製造装置100を流れる集電体シート2Aについて説明する図である。 従来の電極5の構成を示す断面図である。
符号の説明
1,5…電極、2…集電体、3…活物質層、4…貫通孔、4a,4b…突起部、10…塗布液タンク、11…ポンプ、12…スリットダイ、20…シート供給リール、21…バックアップロール、22…ニップロール、25…乾燥機、30…巻取りリール、100…電極製造装置。

Claims (3)

  1. 複数の貫通孔を有する集電体と、前記集電体の表面に設けられた活物質層と、を備える
    電極であって、
    前記集電体は、前記貫通孔の縁部から当該貫通孔の外に延びる突起部を有し、当該突起
    部と前記集電体の表面とのなす角は30〜80°であって、
    前記貫通孔は四角形であって、
    前記突起部は、前記貫通孔の縁部を構成する各辺に、それぞれ当該貫通孔の外に延びるように設けられ、
    前記各辺にそれぞれ設けられる前記突起部のうち、隣接する二辺から延びる一対の突起部は、前記貫通孔を塞ぐ方向に延び、当該隣接する二辺とは異なる辺から延びる一対の突起部は、前記貫通孔から離間する方向に延びる電極。
  2. 前記突起部と前記集電体の表面とのなす角は40〜60°である請求項1記載の電極。
  3. 前記活物質層の膜厚に対する前記突起部の先端と前記集電体の表面との距離の比は、0.24〜0.99である請求項1又は2記載の電極。
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