JP6406943B2 - ボビン形リチウム一次電池 - Google Patents

ボビン形リチウム一次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6406943B2
JP6406943B2 JP2014183376A JP2014183376A JP6406943B2 JP 6406943 B2 JP6406943 B2 JP 6406943B2 JP 2014183376 A JP2014183376 A JP 2014183376A JP 2014183376 A JP2014183376 A JP 2014183376A JP 6406943 B2 JP6406943 B2 JP 6406943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
current collector
electrode current
bobbin
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014183376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016058220A (ja
Inventor
皓己 大塚
皓己 大塚
浩 濱田
浩 濱田
春彦 佐竹
春彦 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP2014183376A priority Critical patent/JP6406943B2/ja
Publication of JP2016058220A publication Critical patent/JP2016058220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6406943B2 publication Critical patent/JP6406943B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Primary Cells (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)

Description

本発明は、負極にリチウム金属あるいはリチウム合金を用いたボビン形リチウム一次電池に関する。具体的にはボビン形リチウム一次電池を構成する負極集電体の改良技術に関する。
インサイドアウト構造を有するボビン形リチウム一次電池は、リチウム金属あるいはリチウム合金を負極活物質として用い、エネルギー密度が高く高容量であるという特徴を有する。そのため、各種計測器や電子機器のメモリーバックアップ用の電池など、長期間にわたって無保守で使い続けるような用途に広く利用されている。図1に一般的なボビン形リチウム一次電池1の構造を示した。この図1では円筒状のボビン形リチウム一次電池1の円筒軸100延長方向を上下(縦)方向としたときの縦断面を示している。ボビン形リチウム一次電池1は、有底円筒状の電池缶10内に、二酸化マンガン等の正極活物質を黒鉛等の導電助剤とともに中空円筒状に成形してなる正極合剤20、円筒状の金属リチウムやリチウム合金からなる負極リチウム30、円筒カップ状のセパレータ40が電解液とともに収納されているとともに、電池缶10の開口に封口体60が封口ガスケット50を介して嵌着されたものである。
電池缶10は、金属製で電池ケースと正極集電体を兼ねている。その外底面には凸状の正極端子部11がプレス加工により形成され、開口部近傍の周囲には絞り加工によるビーディング部12が形成されている。封口体60は、負極端子板61と封口板62とから構成されており、負極端子板61は金属製で、電池缶10の開口を上方とすると、上方を底とした皿状で、皿の縁にはフランジが形成されている。封口板62は金属製の円板で、負極端子板61におけるフランジの下面に積層されている。絶縁製の樹脂からなる封口ガスケット50は、当初の形状が上方に開口するカップ状で、底部中央が開口している。この封口ガスケット50は電池缶10の内方にて上記のビーディング部12を座にして載置されている。封口ガスケット50の内側には封口板62と負極端子板61が配置されている。そして電池缶10のビーディング部から開口に至る領域が内方にかしめられていることで封口体60が封口ガスケット50を介して電池缶10に嵌着され、当該電池缶10内が密封されている。
ところでボビン形リチウム一次電池1における負極リチウム30は、板状のリチウム金属やリチウム合金を中空円筒状に丸めたものであり、その中空内面側には負極集電体70が圧着などの方法によって取り付けられている。負極集電体70は帯状あるいは矩形状の金属薄板からなり、図1に示した例では帯状の負極集電体70を用いており、その帯状の負極集電体70の一端71が円筒状の負極リチウム30の内面側に圧着されている。他端72は封口ガスケット50の底部開口を介して封口板62の下面63まで案内されているとともに、この下面63に溶接などによって取り付けられている。
矩形状の負極集電体70を用いる場合では、負極集電体70の全面が負極リチウム30に圧着される。負極集電体70と封口板62とは、例えば、帯状の金属薄板などの別の部材からなるリード板を介して電気的に接続されている。もちろん負極集電体70となる矩形の平板部分とリード板となる帯状の部分とが一体的に形成されていてもよい。なおボビン形リチウム一次電池の構造については以下の特許文献1に記載されている。また平板状の負極集電体については以下の特許文献2に記載されている。
特開2001−273911号公報 特開平2−75521号公報
ボビン形リチウム一次電池を含めた各種電池には放電容量をより大きくすることが求められている。放電容量を大きくするためには、発電物質の総量を多くすることが有効であるが、規格によって外形サイズが規定されている電池では電池缶内に収納できる発電物質の量に限界があり、発電物質を増量することで放電容量を大きくすることが難しい。そこで限られた量の発電物質を効率よく利用したり、放電反応の際の損失を低減させたりすることで放電容量を実質的に増加させることが考えられる。ボビン形リチウム一次電池では、負極リチウムと負極集電体との接触抵抗を低くするとともに、その低い接触抵抗を長期間にわたって維持ことで実質的な放電容量を増大させることができる。
負極リチウムと負極集電体の接触抵抗を低減させるためには負極集電体を負極リチウムに確実に圧着し、電池の使用を通じてその圧着状態を維持することが必要となる。また負極集電体の圧着領域においても負極リチウムが電解液と確実に接触できるようにしたり、負極集電体自体にも電解液を保持するための保液空間を設けて、電池缶内により多くの電解液を充填できるようにしたりすることも必要となる。
そこで本発明は、負極集電体を確実に負極リチウムに圧着させるとともに、負極集電体に十分な保液空間を確保させ、かつ負極リチウムと電解液との接触が負極集電体によって阻害されないようにすることで、放電性能に優れたボビン形リチウム一次電池を達成することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、中空筒状に成形された正極合剤と、板状のリチウム金属またはリチウム合金が中空筒状に成形されて前記正極合材の中空筒内にセパレータを介して配置されてなる負極とが有底筒状の電池缶内に収納されてなるボビン形リチウム一次電池であって、
前記負極の中空内面には金属製薄板からなる負極集電体が圧着され、
前記負極集電体には表裏を貫く複数の孔が形成されているとともに、各孔の周囲の一部あるいは全部に突起が形成されて、当該突起が前記負極に圧入され、
前記孔が前記金属薄板の表面に行列配置され、前記負極集電体には当該行列の行方向あるいは列方向に向かって延長するスリットが形成されている、
ことを特徴とするボビン形リチウム一次電池としている。
前記孔と前記突起は、前記金属薄板に前記孔の開口形状の一部を非切断部として残存させた切欠によって形成された舌片が前記非切断部を基部として立ち上げられてなることとしてもよい。前記突起が前記負極における前記負極集電体の圧着面に対して傾斜する方向に圧入されていればより好ましい。
本発明に係るボビン形リチウム一次電池によれば、負極集電体が負極リチウムに確実に圧着されるとともに十分な保液空間を有し、かつ負極集電体による負極リチウムと電解液との接触が阻害されないため、優れた放電性能を備えている。なおその他の効果については以下の記載で明らかにする。
一般的なボビン形リチウム一次電池の構造を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るボビン形リチウム一次電池を構成する負極集電体の構造を示す図である。 上記負極集電体が負極リチウムに圧着されている状態を示す図である。 上記負極集電体が負極リチウムとともに巻回されている状態を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るボビン形リチウム一次電池の構造を示す図である。 本発明の第2の実施例に係るボビン形リチウム一次電池を構成する負極集電体の構造を示す図である。
本発明の実施例について、以下に添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明に用いた図面において、同一または類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。図面によっては説明に際して不要な符号を省略することもある。
===第1の実施例===
本発明の第1の実施例に係るボビン形リチウム一次電池(以下、電池)は、負極集電体以外は図1に示した従来の電池1とほぼ同じ構成と構造を有している。そして負極集電体の構造に特徴を有して優れた放電性能を備えている。図2に第1の実施例に係る電池に用いた負極集電体170の構造を示した。図2(A)はその負極集電体170の平面図であり、(B)は(A)におけるa−a矢視断面を拡大した図である。ここで図1に示した電池1と同様に上下方向を規定するとともに、負極集電体170以外の構成や部位については図1に示した符号を用いることとすると、第1の実施例における負極集電体170は、平板状のステンレス(SUS304)からなり、負極リチウム30に圧着される矩形平板状の領域(以下、圧着部171とも言う)の上方にリード板として機能する帯状のリード部172が一体形成されている。圧着部171には保液空間を確保するための多数の矩形状の孔173が形成されている。また負極リチウム30に圧着される際に負極リチウムに対向する面(以下、おもて面175とする)側には、矩形状の孔173の一辺を基部として舌片状に立ち上げられてなる突起174が形成されている。そしてこの突起174は、孔173を矩形の開口形状に沿って打ち抜かず、矩形の一辺を残したコの字形の切欠をその一辺に沿って折り曲げることで形成されたものである。すなわち孔173と突起174は個別に形成されたものではなく、実質的に同時に形成されたものである。そのため孔173と突起174を個別に形成するよりも遙かに低いコストで負極集電体170を作製することができる。
なおここに示した負極集電体170は、例えば、CR−17335型のリチウム一次電池に対応する直径17mm、高さ35mmの外形サイズを有する電池缶に組み込まれるものであり、厚さt=0.08mmで、圧着部171の平面サイズが幅w=8mm、高さH=15mmである。リード部172の平面サイズは幅W=2.8mm、高さH=19mmである。孔173は上下方向を長辺とした矩形状で、全ての孔173は同じサイズである。また長辺方向を上下方向、短辺方向を左右方向とすると、孔173は圧着部171の領域内で上下および左右で対象となるように配置されている。また突起174はおもて面175の法線176に対して角度θ(ここではθ≒40゜)で傾斜している。それによって圧着部171を負極リチウム30に圧着して突起174が負極リチウム30に圧入されると、その突起174が抜けにくくなり、当初の圧着状態がより確実に維持されるようになっている。
図3は負極集電体170が負極リチウム30に圧着された状態を示している。負極リチウム30は2.2mmの厚さを有する矩形平板状で、その平面サイズは幅W=21mm、高さH=23mmである。そして負極リチウム30のほぼ中央に負極集電体170の圧着部171が圧着される。負極集電体170は、図3に示したように平板状の負極リチウム30に圧着された後、負極リチウム30とともに円筒状に巻回された上で電池缶10内に配置されたリング状の正極合剤20の内側にセパレータ40を介して挿入されることになる。
図4は円筒状に巻回された負極リチウム30の中空筒内における負極集電体170の状態を示している。ここでは負極リチウム30の一部を破断した斜視図を示した。また図5に本実施例の電池1bの構造を縦断面図にして示した。図4に示したように負極集電体170の圧着部171が円筒状の負極リチウム30の内面にて円弧状に成形されているとともに、リード部172が中空円筒状の負極リチウム30の上方開口から突出している。そして図5に示したように、第1の実施例に係る電池1bでは、負極集電体170のリード部172がその延長途上で適宜に屈曲されて先端部177が封口板62の下面63に溶接されている。
つぎに第1の実施例の電池の性能を評価するために、図5に示した電池1bと、当該電池1bにおいて負極集電体170の構造のみを変えた電池とをサンプルとして作製した。具体的には、図2に示した孔173の周囲に突起174が形成されている負極集電体170を用いた電池1bと、全体の外形や個々の孔173の形状や配置については図2に示した負極集電体170と同じものの、孔173の周囲に突起174がない負極集電体を用いた電池とをサンプルとして作製した。そして各サンプルについて20℃の雰囲気下で1kΩの負荷をかけて連続放電させる放電試験を行い、電圧が2.0Vになるまでの時間を測定した。
表1に放電試験の結果を示した。
Figure 0006406943
表1において、サンプル1は突起が無い負極集電体を用いて組み立てた電池であり、サンプル2は図2に示した突起174を備えた負極集電体170を用いて組み立てた電池1bである。開口率は圧着部171の面積に対する孔173の開口面積の割合であり、ここでは孔173の数や図2に示した孔173に関する幅W、高さH、間隔(P1〜P3)などを調整することで30%に設定している。また放電性能はサンプル1における放電時間を100%としたときの相対値で示している。
表1に示した放電試験結果より、サンプル1と2は負極集電体における突起の有無以外は同じ構成と構造を有しているものの、突起のある負極集電体170を用いたサンプル2の方がサンプル1に対して放電容量が8%増加した。これは、負極集電体170を負極リチウム30に圧着すると突起174が負極リチウム30にめり込み、その当初の圧着状態が放電に前後でも維持されたものと思われる。
===第2の実施例===
本発明の第1の実施例に係る電池1bでは負極集電体170のおもて面175に突起を設けることで放電性能が向上することが確認できた。次に第2の実施例として、突起の数を増やさずに開口率をより大きくした負極集電体を備えたボビン形リチウム一次電池を挙げる。図6に第2の実施例における負極集電体270を示した。この図に示したように、当該負極集電体270は、第1の実施例における負極集電体170と同様に矩形状の孔173が行列配置されており、各孔173には矩形の一辺を基部とした突起174が形成されている。しかしこの負極集電体270では、行方向あるいは列方向に隣接する孔173の列の間隙に沿ってスリット271が形成されている。この例ではスリット271が上下方向に延長して形成されている。
ここでスリット271を形成することによる放電性能の向上効果について検討した。具体的には、スリット271の数を増減させることで開口率を調整した各種負極集電体を電池缶に組み込んだ電池をサンプルとして作製し、各サンプルに対して上記の放電試験を行った。
表2に開口率が異なる負極集電体を備えた各種サンプルの放電試験結果を示した。
Figure 0006406943
表2において、サンプル3は表1におけるサンプル2と同じものであり、放電性能を表1におけるサンプル1の放電容量を100%としたときの相対値で示している。表2に示したように、サンプル3の負極集電体に対してスリットを追加形成して開口率を大きくした負極集電体を備えたサンプル4〜6では、サンプル3よりも放電性能が向上していることがわかる。また開口率が大きくなるのに従って放電容量が増加する傾向にあるが、開口率60%のサンプル5と90%のサンプル6では放電容量が同じであり、開口率がある程度大きくなると放電容量が飽和することが確認できた。なお開口率が過大であると負極集電体が自身の形状を維持できなくなる可能性があるので、ここでは開口率の上限を90%としている。
このように負極集電体に突起を形成することで負極集電体と負極リチウムとの圧着強度が確保され、その上で保液空間として機能するスリットを追加形成することで放電性能をさらに向上させることができた。もちろん圧着部に設ける保液空間の全てを周囲に突起を備えた孔で形成してもよい。突起付きの孔を追加形成することで開口率を上げれば、圧着強度も同時に大きくなるので極めて優れた放電性能が得られると考えられる。いずれにしても、突起付きの孔の形成コスト、スリットの形成コスト、および要求される放電性能などを勘案して保液空間の種類(突起付きの孔、スリット)を選択したり、その種類の割合を調整したりすればよい。
なお第2の実施例では、隣接する孔の列に沿ってスリットを形成することで開口率を自由に調整することができるため、用途などに応じて性能が異なる複数種類の電池を提供したり、電池の仕様を変更したりするような場合などでは、突起(孔)の数が同じ集電体を基本部品とすれば、電池の種類に応じて個別に負極集電体を用意する必要が無く、基本部品に対してスリットを追加形成することで柔軟に対応することができる。
===その他の実施例===
上記各実施例では、圧着部とリード部とが一体化された負極集電体を用いていたが、もちろん圧着部とリード部が個別の部材で構成され、リード部が圧着部に溶接などによって取付けられていてもよい。上記各実施例では、負極集電体における孔の形状が矩形状であったが、他の形状(例えば三角形など)であってもよい。
また上記実施例では、負極集電体を構成する金属薄板に孔の平面形状の一部を非切断部とした切欠を形成し、その非切断部を基部としつつ切欠によって形成された舌片を負極集電体のおもて面側に立ち上げることで突起を形成していたもちろん切欠は他の方法によっても形成することができる。例えば、ポンチとダイスを用いて孔を形成するとともに、ポンチとダイスのクリアランスを調整することでも突起を形成することができる。また矩形の孔をポンチとダイスで形成する場合では、矩形の一辺のみに大きなクリアランスを設ければ、上記実施例と同様の矩形の一辺を基部とした突起を形成することができる。矩形の4辺にクリアランスを設ければ孔の全周に突起を形成することができる。
切欠きによって形成された舌片を立ち上げることで突起を形成する場合では、突起をより高くすることができるとともに、突起を角度(図2、符号θ)を柔軟かつ容易に設定することができる。ポンチとダイスを用いる場合では孔の周囲における突起の位置を柔軟に設定することができる。もちろん、ポンチとダイスを用いて形成した突起を後工程によって傾斜させることもできる。いずれにしても孔の周囲の一部あるいは全部を基部として突起が立ち上がる構成は、突起と孔を実質的に同時形成できる構成でもあり、孔と突起の形成方法についてはその形成コストや目的とする電池の性能に応じて適宜に選択すればよい。
1,1b ボビン形リチウム一次電池、10 電池缶、20 正極合剤、
30 負極リチウム、40 セパレータ、50 封口ガスケット、60 封口体、
61 負極端子板、62 封口板、70,170,270 負極集電体、
171 圧着部、172 リード部、173 孔、174 突起、271 スリット

Claims (3)

  1. 中空筒状に成形された正極合剤と、板状のリチウム金属またはリチウム合金が中空筒状に成形されて前記正極合材の中空筒内にセパレータを介して配置されてなる負極とが有底筒状の電池缶内に収納されてなるボビン形リチウム一次電池であって、
    前記負極の中空内面には金属製薄板からなる負極集電体が圧着され、
    前記負極集電体には表裏を貫く複数の孔が形成されているとともに、各孔の周囲の一部あるいは全部に突起が形成されて、当該突起が前記負極に圧入され、
    前記孔が前記金属薄板の表面に行列配置され、前記負極集電体には当該行列の行方向あるいは列方向に向かって延長するスリットが形成されている、
    ことを特徴とするボビン形リチウム一次電池。
  2. 請求項1において、前記孔と前記突起は、前記金属薄板に前記孔の開口形状の一部を非切断部として残存させた切欠によって形成された舌片が前記非切断部を基部として立ち上げられてなることを特徴とするボビン形リチウム一次電池。
  3. 請求項1または請求項2において、前記突起は前記負極における前記負極集電体の圧着面に対して傾斜する方向に圧入されていることを特徴とするボビン形リチウム一次電池。
JP2014183376A 2014-09-09 2014-09-09 ボビン形リチウム一次電池 Active JP6406943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183376A JP6406943B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 ボビン形リチウム一次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183376A JP6406943B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 ボビン形リチウム一次電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016058220A JP2016058220A (ja) 2016-04-21
JP6406943B2 true JP6406943B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=55758731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014183376A Active JP6406943B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 ボビン形リチウム一次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6406943B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6872325B2 (ja) * 2016-08-24 2021-05-19 Fdk株式会社 筒型リチウム一次電池、および筒型リチウム一次電池用負極集電体
JP7097226B2 (ja) * 2018-05-07 2022-07-07 Fdk株式会社 ボビン形リチウム一次電池
KR101996543B1 (ko) * 2019-01-02 2019-07-04 주식회사 비츠로셀 출력 특성을 향상시킨 리튬일차전지 및 그 제조 방법
CN110323461A (zh) * 2019-06-20 2019-10-11 武汉孚安特科技有限公司 一种高容量锂亚硫酰氯能量型电池及其制备方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6067664U (ja) * 1983-10-17 1985-05-14 富士電気化学株式会社 非水電解液電池
JPS63120354U (ja) * 1987-01-28 1988-08-04
JPH0770310B2 (ja) * 1990-03-27 1995-07-31 富士電気化学株式会社 筒形非水電解液電池の製造方法
JPH0637569Y2 (ja) * 1990-08-29 1994-09-28 富士電気化学株式会社 リチウム電池用負極集電体
JP4178425B2 (ja) * 1997-09-22 2008-11-12 東芝電池株式会社 有機電解液電池およびその負極集電板の製造方法
JP5293046B2 (ja) * 2008-09-24 2013-09-18 Tdk株式会社 電極

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016058220A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6406943B2 (ja) ボビン形リチウム一次電池
CN208507745U (zh) 二次电池
JP4526996B2 (ja) リチウムイオン二次電池
KR100897638B1 (ko) 코인형 전기화학 소자의 제조방법 및 코인형 전기화학 소자
US20080241679A1 (en) Sealed battery with electrode terminal welded to current collector, and manufacturing method for the same
US20060040179A1 (en) Secondary battery
US8551645B2 (en) Can for cylindrical lithium rechargeable battery and cylindrical lithium rechargeable battery using the same
US20080187829A1 (en) Electrochemical Device
JPWO2014157191A1 (ja) 蓄電素子、及び前記蓄電素子を備える蓄電装置
CN106560939A (zh) 二次电池
JP2008159357A (ja) 円筒形二次電池
US6979514B2 (en) Collector used for an alkali storage battery
US20180342723A1 (en) Energy storage device and method of manufacturing energy storage device
EP4340117A1 (en) Secondary battery
JP2017059346A (ja) 二次電池および組電池
US20210408649A1 (en) Rechargeable battery
KR100601522B1 (ko) 리튬이온 이차전지
JP5297697B2 (ja) 円筒型電池
JP6872325B2 (ja) 筒型リチウム一次電池、および筒型リチウム一次電池用負極集電体
KR100601524B1 (ko) 리튬이온 이차전지
JP2012252922A (ja) 円筒型電池
JP4848622B2 (ja) コイン形リチウム一次電池
US11843133B2 (en) Electrochemical cell with contact lug
JP7398719B2 (ja) 密閉型電池
JP2016022509A (ja) 抵抗溶接方法および抵抗溶接構造

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20161102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6406943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250