JP2004103462A - 二次電池の電極用の芯材 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素吸蔵合金粉末などの電極活物質の固着力を高めることができ、剥離や脱落を極力防止できる二次電池の電極用の芯材を提供すること。
【解決手段】電極活物質が付けられる二次電池の電極用の芯材10を、金属箔部材11に表裏両面から貫通させて反りないしバリ13を残存させて複数の孔12を形成して構成する。
これにより、これまでは反りやバリが存在すると、電極の空隙率が高くなったり、巻回時にセパレータを突き破ることが有るとされ、予め除去するようにしていた反りやバリの不定形な形状を積極的に利用して電極活物質を食い込ませて固着力の増大を図るようにしている。
なお、この芯材では、電極活物質を固着した後、ローラ間を通すことで、反りやバリの突き出しを防止すると同時に厚みの調整を行い、これまでの反りやバリによって生じる問題をなくすようにしている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、二次電池の電極用の芯材に関し、ニッケル・水素二次電池などの電極用の芯材として、両表面に付ける水素吸蔵合金粉末等の電極活物質の固着力を高めることができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
二次電池は、基本的には、一方の電極となる正極、もう一方の電極となる負極、正極と負極とを絶縁するセパレータ、および正極と負極との間でイオンの移動を可能にする電解液で構成されており、電極を構成する材料などによってニッケル・亜鉛二次電池、ニッケル・カドミウム二次電池、ニッケル・水素二次電池などの二次電池がある。
【0003】
例えばニッケル・水素二次電池では、正極として導電性の芯材に活物質となる水酸化ニッケル粉末等が付けられたものが、負極として導電性の芯材に活物質となる水素吸蔵合金粉末等が付けられたものが用いられており、芯材としてはエキスパンドメタルやパンチングメタルなどが用いられ、多数の孔部を介して電解液が通過できるようになっている。
【0004】
このようなニッケル・水素二次電池に用いられている電極のうち例えば負極板は、20〜60μm程度に薄く伸ばした鋼板にパンチングなどにより多数の貫通孔をあけた多孔板の表面にニッケルメッキを施して芯材とし、この芯材の表面に、例えばランタン・ニッケル系等の水素吸蔵合金粉末と、樹脂などの接着剤に導電性粒子を添加してなる導電性の有機バインダとを混合したスラリを塗布し、これを乾燥させた後、プレス加圧することによって、例えば厚さを250〜450μm程度としたものが用いられている。
【0005】
このような負極板を用いて、例えば円筒状のニッケル・水素二次電池を製造する場合には、負極板を正極板およびセパレータとともにコイル状に巻く必要があるが、このコイル状に巻く段階で水素吸蔵合金粉末が芯材から剥離したり、脱落するおそれがあり、二次電池の性能が低下してしまう。
【0006】
そこで、本願出願人において、水素吸蔵合金粉末の芯材への固着力を高めることができる芯材として、特許文献1に開示したものがあり、例えば図4に示すように、この芯材1は、ニッケル箔に表裏を貫通する長孔形状の孔部2を形成し、この孔部2の周縁部を表裏交互に盛り上げて突出部3として非平面形状に形成し、この突出部3によって水素吸蔵合金粉末の固着力を高めるようにしている。
【0007】
また、2次電池の電極用の芯材では、反りやバリが存在すると、電極の空隙率が高くなったり、巻回時にセパレータを突き破ることが有るとされ、予め除去することが特許文献2に開示されている。
【0008】
さらに、特許文献3の立体多孔金属箔、この金属箔の加工方法及びその加工装置には、金属箔に、所定の折り曲げ半径に応じて形成した不連続カットラインと、不連続カットラインに当たらないように開けた多数の空孔部とを有することで、金属箔を容易に折り曲げることを可能とすることが開示されている。
【0009】
また、二次電池用集電体に関しては、特許文献4や特許文献5などがある。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−15117号公報
【特許文献2】
特開平11−185767号公報
【特許文献3】
特開2001−357856号公報
【特許文献4】
特開平11−67219号公報
【特許文献5】
特開平11−191418号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような芯材1の孔部2の周縁部を表裏交互に盛り上げて突出部3を形成することで、平坦な芯材に比べて水素吸蔵合金粉末の固着力を増大できるものの、二次電池の性能向上のためには、さらなる固着力の増大が望まれている。
【0012】
この発明は、上記従来技術に対する要望に鑑みてなされたもので、水素吸蔵合金粉末などの電極活物質の固着力を高めることができ、剥離や脱落を極力防止することができる二次電池の電極用の芯材を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため二次電池の電極用の芯材について鋭意検討を重ねた結果、孔の周縁部を滑らかに盛り上げて突出部を形成するだけでなく、突出部自体での固着力を向上することが有効であり、このための形状として孔をあける場合に形成される反りやバリを利用することが有効であることを見出だし、本願を完成したものである。
【0014】
すなわち、この発明の請求項1記載の二次電池の電極用の芯材は、正極活物質または負極活物質が付けられる二次電池の電極用の芯材であって、金属箔部材に表裏両面から貫通させて反りないしバリを残存させて複数の孔を形成して構成したことを特徴とするものである。
【0015】
この二次電池の電極用の芯材によれば、電極活物質が付けられる二次電池の電極用の芯材を、金属箔部材に表裏両面から貫通させて反りないしバリを残存させて複数の孔を形成して構成するようにしており、これまでは反りやバリが存在すると、電極の空隙率が高くなったり、巻回時にセパレータを突き破ることが有るとされ、予め除去するようにしていた(特許文献2などを参照)が、ここでは、反りやバリの不定形な形状を積極的に利用して電極活物質の固着力の増大を図るようにしている。
【0016】
なお、この芯材では、電極活物質を固着した後、ローラ間を通すことで、反りやバリの突き出しを防止すると同時に厚みの調整を行い、これまでの反りやバリによって生じる問題をなくすようにしている。
【0017】
また、この発明の請求項2記載の二次電池の電極用の芯材は、請求項1記載の構成に加え、前記複数の孔を、異形の孔としたことを特徴とするものである。
【0018】
この二次電池の電極用の芯材によれば、複数の孔を、異形の孔とするようにしており、生じる反りやバリの形状も不定形となって電極活物質の固着力も増大できるようになる。
【0019】
ここで、異形の孔とは、円形や矩形などの整った形状でない孔および多数の孔同士の間でも同一形状でなく異なる形状である孔をいう。
【0020】
さらに、この発明の請求項3記載の二次電池の電極用の芯材は、請求項1または2記載の構成に加え、前記複数の孔の表裏両面に残存される反りないしバリを、二次電池の電極として巻回する内周側を小さく、外周側を大きくすることを特徴とするものである。
【0021】
この二次電池の電極用の芯材によれば、前記複数の孔の表裏両面に残存される反りないしバリを、二次電池の電極として巻回する内周側を小さく、外周側を大きくするようにしており、内外周の曲率の違いや伸びによる影響を抑えて一層固着力を高めることができるようにしている。
【0022】
また、この発明の請求項4記載の二次電池の電極用の芯材は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記金属箔部材を、ニッケルメッキを施した鉄箔またはステンレス箔としたことを特徴とするものである。
【0023】
この二次電池の電極用の芯材によれば、前記金属箔部材を、ニッケルメッキを施した鉄箔またはステンレス箔とするようにしており、ニッケルメッキを施した鉄箔とすることで、電解液による腐蝕などを防止しながらニッケル箔に比べてコスト低減を図ることができ、ステンレス箔とすることで、電解液による腐蝕などを防止しながらニッケルメッキの工程を省略でき、一層のコスト低減を図るようにしている。
【0024】
ここで、反りないしバリとは、突き刺すようにして形成する孔の周囲にできる母材の突出部をいい、反りとバリとを特に区別する必要はなく、通常、金属板材の加工の際に生じる反りであっても、バリであってもその大きさなどに拘らず含む意である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1はこの発明の二次電池の電極用の芯材の一実施の形態にかかり、(a)は部分拡大斜視図、(b)は部分拡大断面図である。
【0026】
この二次電池の電極用の芯材(以下、単に芯材とする。)10は、例えばニッケル・水素二次電池の負極板の芯材として用いられる。
【0027】
この芯材10は、金属箔部材11として、例えばニッケルメッキを施した鉄箔やステンレス箔が用いられ、その厚さが20〜60μmの範囲とされ、この金属箔部材11に表裏両面から貫通させて複数の孔12を形成し、これによって貫通方向前方となる面にそれぞれ反りないしバリ13を残すようにしてある。
【0028】
すなわち、この芯材10に形成される複数の孔12は、切削や打ち抜きにより孔部分を除去することで形成されるものでなく、工具を突き刺すことで孔部分の金属箔部材を前方に突き出させて反りやバリとして残した状態となっている。
【0029】
この芯材10に形成する複数の孔12は、例えば図1に示すように、千鳥状に配置されて金属箔部材11の長手方向には、表裏交互に反りないしバリ13が突き出すようにし、金属箔部材11の幅方向には、同一面に反りないしバリ13が突き出すように形成される。
【0030】
このような芯材10の複数の孔12の形状は、金属箔部材11に突き刺す工具の形状によってある程度定まり、例えば図1に示したような略円形の孔12と反りないしバリ13とする場合には、図2(a)に示す円錐部と円柱部を組み合わせた工具21を用いて形成するが、孔12の形状はこれに限らず、円形以外であっても良く、図2(b)に示す角錐部と角柱部を組み合わせた工具22を用いて形成する矩形の孔12と反りないしバリ13とするようにしても良い。
【0031】
また、反りないしバリの発生を促すため、例えば図2(c)に示す直角な板状部の先端部を尖らせた工具23や、図2(d)に示す1枚の板に直交させて2枚の板を設けて先端部を尖らせた工具24などを用いて複数の孔12および反りないしバリ13を形成しても良く、打ち抜くこと無く、突き刺すようにして孔12を形成でき、反りないしバリ13を残すようにできれば良く、できる孔の形状や工具の形状は適宜定めれば良い。
【0032】
なお、図では、反りないしバリ13の周縁部が滑らかに描いてあるが、通常は引き千切られるようにギザギザ等の複雑な形状になる。
【0033】
また、芯材10の孔12は、径が1〜1000μmの範囲とされ、間隔が5〜1000μmの範囲とされる。
【0034】
したがって、これらの孔12によって生じる反りないしバリ13の高さは最大でも孔12の径と同一であり、通常は孔12の径の半分程度の高さになる。これにより、この芯材10を用いるニッケル・水素二次電池の負極板では、芯材10の両表面に水素吸蔵合金粉末を付けた状態での厚さを250〜450μmとすることから、場合によっては水素吸蔵合金粉末から反りないしバリ13が突き出すことになるが、水素吸蔵合金粉末を芯材10の付けるためローラ間に通すことで、突き出しを無くして厚さも一定にすることができる。
【0035】
次に、この芯材10によるニッケル・水素二次電池の負極板30の成形について、図3により説明する。
【0036】
この負極板30の製造は、例えば有機バインダを用いず乾式法で行われ、板状の電極プリフォームを成形した後、この電極プリフォームを少なくとも1回圧延することで製造される。
【0037】
この電極プリフォームを製造する乾式法としては、例えば粉末圧延法が用いられ、図3(a)に示すように、1対の圧延ロール31の間に芯材10を送給する一方、それぞれの圧延ロール31の上方に配置したホッパ32に入れられた水素吸蔵合金粉末33を芯材10の両表面に送り出すようにし、圧延ロール31で加圧することで、水素吸蔵合金粉末33同士および芯材10と水素吸蔵合金粉末33とを反りないしバリ13および孔12に噛み込ませるようにして強固に付着させる。
【0038】
こうして成形された電極プリフォームは、必要に応じて予備圧延、予備焼結が行われ、水素吸蔵合金粉末33同士および芯材10と水素吸蔵合金粉末33との結合を強化するようにする。なお、予備圧延として電極プリフォームに電圧を印加して圧延ロールによって加圧するようにすれば、通電加熱により水素吸蔵合金粉末33同士および芯材10と水素吸蔵合金粉末33とを拡散接合させることもできる。
【0039】
こうして得られた電極プリフォームは、図示しない圧延ロール間で少なくとも1回圧延することで負極板30となる。
【0040】
なお、負極板の製造方法としては、乾式法に限らず、有機バインダを用いる湿式法であっても良い。
【0041】
この負極板30では、芯材10の貫通させて突き刺すようにした孔12とその周縁部に突き出した反りないしバリ13に、負極活物質である水素吸蔵合金粉末33を食い込ませることができ、これまでの滑らかな孔や平坦な突出部が形成された芯材に比べ、強固に水素吸蔵合金粉末33を付着させて固着力を高めることができる。
【0042】
また、このような負極板30を用いてニッケル・水素二次電池を構成する場合には、セパレータを介して正極板を巻いてケース内に収納するようにするが、芯材10に形成する孔12および反りないしバリ13を内周側を小さくし、外周側を大きくしておくことで、内外周の曲率の相違や伸びなどの影響を極力抑えて負極活物質である水素吸蔵合金粉末33の脱落や剥離を一層強力に防止することができる。
【0043】
これにより、ニッケル・水素二次電池とした場合にも、放電容量が高くなって二次電池としての性能に優れたものとなった。
【0044】
また、芯材10を構成する金属箔部材として、ニッケルメッキを施した鉄箔を用いることで、二次電池とした場合の電解液による腐蝕などを防止しながらニッケル箔に比べてコスト低減を図ることができ、ステンレス箔とすることで、二次電池とした場合の電解液による腐蝕などを防止しながら、ニッケルメッキを施した鉄箔を用いる場合と比べ、ニッケルメッキの工程を省略でき、一層のコスト低減を図ることができる。
【0045】
なお、上記実施の形態では、ニッケル・水素二次電池の負極として用いる場合を例に説明したが、これに限らず、ニッケル・亜鉛二次電池など他の二次電池の正極(電極)用や負極(電極)用の芯材としても同様に用いることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上、一実施の形態とともに具体的に説明したようにこの発明の請求項1記載の二次電池の電極用の芯材によれば、電極活物質が付けられる二次電池の電極用の芯材を、金属箔部材に表裏両面から貫通させて反りないしバリを残存させて複数の孔を形成して構成したので、これまでは反りやバリが存在すると、電極の空隙率が高くなったり、巻回時にセパレータを突き破ることが有るとされ、予め除去するようにしていた反りやバリの不定形な形状を積極的に利用して電極活物質を食い込ませることができ、これにより固着力の増大を図ることができ、電極活物質の剥離や脱落を防止することができる。
【0047】
また、この発明の請求項2記載の二次電池の電極用の芯材によれば、複数の孔を、異形の孔とするようにしたので、円形や矩形などの整った形状でない孔や多数の孔同士の間でも同一形状でなく異なる形状とした孔とすることで、これらに生じる反りやバリの形状も不定形とすることができ、電極活物質を、より一層食い込ませることができる部分が増大し、固着力の増大を図ることができる。
【0048】
さらに、この発明の請求項3記載の二次電池の電極用の芯材によれば、前記複数の孔の表裏両面に残存される反りないしバリを、二次電池の電極として巻回する内周側を小さく、外周側を大きくするようにしたので、内外周の曲率の違いや伸びによる影響を抑えて一層固着力を高めることができる。
【0049】
また、この発明の請求項4記載の二次電池の電極用の芯材によれば、前記金属箔部材を、ニッケルメッキを施した鉄箔またはステンレス箔とするようにしたので、ニッケルメッキを施した鉄箔とすることで、電解液による腐蝕などを防止しながらニッケル箔に比べてコスト低減を図ることができ、ステンレス箔とすることで、電解液による腐蝕などを防止しながらニッケルメッキの工程を省略でき、一層のコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の二次電池の電極用の芯材の一実施の形態にかかり、(a)は部分拡大斜視図、(b)は部分拡大断面図である。
【図2】この発明の二次電池の電極用の芯材の一実施の形態にかかり、(a)〜(d)はそれぞれが孔および反りないしバリの概略斜視図と孔加工用の工具の概略斜視図である。
【図3】この発明の二次電池の電極用の芯材の一実施の形態にかかり、(a)はこの芯材を用いたニッケル・水素二次電池の負極板の製造装置の概略構成図、(b)は負極板の部分拡大断面図である。
【図4】従来の電極用の芯材の概略斜視図および部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10 芯材
11 金属箔部材
12 孔
13 反りないしバリ
21〜24 孔加工用の工具
30 負極板
31 圧延ロール
32 ホッパ
33 水素吸蔵合金粉末

Claims (4)

  1. 正極活物質または負極活物質が付けられる二次電池の電極用の芯材であって、金属箔部材に表裏両面から貫通させて反りないしバリを残存させて複数の孔を形成して構成したことを特徴とする二次電池の電極用の芯材。
  2. 前記複数の孔を、異形の孔としたことを特徴とする請求項1記載の二次電池の電極用の芯材。
  3. 前記複数の孔の表裏両面に残存される反りないしバリを、二次電池の電極として巻回する内周側を小さく、外周側を大きくすることを特徴とする請求項1または2記載の二次電池の電極用の芯材。
  4. 前記金属箔部材を、ニッケルメッキを施した鉄箔またはステンレス箔としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池の電極用の芯材。
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