JPH10321238A - コーティングされた多孔ストリップの形態の金属−水素化物負極 - Google Patents
コーティングされた多孔ストリップの形態の金属−水素化物負極Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顕著な歪みを伴うことなく比較的小さい多孔
率(典型的には27%未満)が得られる被覆電極構造を
提供すること。 【解決手段】 Ni−MH型蓄電池用負極(1)は、多
孔質活物質でコーティングされた鋼製多孔金属ストリッ
プ(2)から成り、開孔(4)の孔径は1mm〜2mm
のオーダである。電極は、コーティングされたストリッ
プの乾燥及び圧延によって得られる。ストリップは硬鋼
または1/4硬鋼から成り、多孔ストリップの開孔率は
25%以下である。ストリップは幅5mm以上の無孔縁
端(6)を少なくとも1つ含む。
率(典型的には27%未満)が得られる被覆電極構造を
提供すること。 【解決手段】 Ni−MH型蓄電池用負極(1)は、多
孔質活物質でコーティングされた鋼製多孔金属ストリッ
プ(2)から成り、開孔(4)の孔径は1mm〜2mm
のオーダである。電極は、コーティングされたストリッ
プの乾燥及び圧延によって得られる。ストリップは硬鋼
または1/4硬鋼から成り、多孔ストリップの開孔率は
25%以下である。ストリップは幅5mm以上の無孔縁
端(6)を少なくとも1つ含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角柱(プリズム)
形のNi−MH型蓄電池用平面状金属−水素化物負極に
関する。
形のNi−MH型蓄電池用平面状金属−水素化物負極に
関する。
【0002】
【従来の技術】ニッケルから成るスポンジ状支持体を用
いて製造される負極は公知である。このような負極は十
分な品質を有しているが、製造コストが比較的高い。
いて製造される負極は公知である。このような負極は十
分な品質を有しているが、製造コストが比較的高い。
【0003】例えば、フランス特許公開第2,519,
806号に記載されているように、電流コレクタとして
機能する(通常はニッケルめっきされた)鋼ストリップ
から成る支持体を用い、微粉状活物質と結合剤と任意に
添加された導電性物質とを含むペーストで前記支持体を
コーティングすることによっていわゆる被覆負極(elec
trode negative plastifie)または非焼結負極を比較的
廉価に製造する方法は公知である。ストリップの中央領
域に多数開孔が設けられており、これら多数の開孔は通
常は格子形または5点形に配置されている。このような
多数の開孔を設けることによって、ペーストがストリッ
プに容易に付着し、総重量が軽くなる。
806号に記載されているように、電流コレクタとして
機能する(通常はニッケルめっきされた)鋼ストリップ
から成る支持体を用い、微粉状活物質と結合剤と任意に
添加された導電性物質とを含むペーストで前記支持体を
コーティングすることによっていわゆる被覆負極(elec
trode negative plastifie)または非焼結負極を比較的
廉価に製造する方法は公知である。ストリップの中央領
域に多数開孔が設けられており、これら多数の開孔は通
常は格子形または5点形に配置されている。このような
多数の開孔を設けることによって、ペーストがストリッ
プに容易に付着し、総重量が軽くなる。
【0004】欧州特許公開第0,419,221号は、
円筒形蓄電池用螺旋電極を開示している。この電極は5
点形配置の多数開孔を有し、開孔の孔径は1mm〜5m
m、開孔率(全表面積に対する開孔面積の比)は45%
〜70%である。欧州特許公開第0,632,513号
は、開孔の孔径1mm〜2.5mm、好ましい開孔率3
5%〜61%のニッケルめっき鋼から成る多孔ストリッ
プを開示している。
円筒形蓄電池用螺旋電極を開示している。この電極は5
点形配置の多数開孔を有し、開孔の孔径は1mm〜5m
m、開孔率(全表面積に対する開孔面積の比)は45%
〜70%である。欧州特許公開第0,632,513号
は、開孔の孔径1mm〜2.5mm、好ましい開孔率3
5%〜61%のニッケルめっき鋼から成る多孔ストリッ
プを開示している。
【0005】記載されている活性ペーストは、ABn型
の金属間合金粉末から成る微粉物質を含む。Aはミッシ
ュメタル、BはAl、Mn及びCoによって部分的に置
換されたニッケルを表す。
の金属間合金粉末から成る微粉物質を含む。Aはミッシ
ュメタル、BはAl、Mn及びCoによって部分的に置
換されたニッケルを表す。
【0006】本発明で考察されるタイプの平面状電極も
同じペーストを使用する。このような平面状電極におい
ては通常、電流を蓄電池の端子に収集するために少なく
とも5mm、一般には約8mmの無孔縁端が設けられて
いる。従って、電極形成材料となるストリップは、少な
くとも1つの無孔縁端を含む。ストリップ形成用の単一
帯状材料から上下互い違いの複数の電極が形成されるの
で、通常はストリップが多孔ゾーンを取り巻く2つの無
孔縁端を含む。
同じペーストを使用する。このような平面状電極におい
ては通常、電流を蓄電池の端子に収集するために少なく
とも5mm、一般には約8mmの無孔縁端が設けられて
いる。従って、電極形成材料となるストリップは、少な
くとも1つの無孔縁端を含む。ストリップ形成用の単一
帯状材料から上下互い違いの複数の電極が形成されるの
で、通常はストリップが多孔ゾーンを取り巻く2つの無
孔縁端を含む。
【0007】電極製造中に、活性ペーストでコーティン
グされたストリップを乾燥させてペーストに含まれてい
る水を蒸発させ、次いで圧延して(即ち、例えば約30
トンの高圧ローラ間に通して)活物質を圧縮し、電極の
厚みと開孔率とを減少させる。多孔ゾーンと無孔ゾーン
との伸び率が異なるために圧縮によって歪みが生じる
と、極板列を製造することができない。カドミウム電極
で使用される(圧延容易な)酸化物粉末でなく上記のよ
うな金属粉末を活物質として使用するときは、より顕著
な歪みが生じる。
グされたストリップを乾燥させてペーストに含まれてい
る水を蒸発させ、次いで圧延して(即ち、例えば約30
トンの高圧ローラ間に通して)活物質を圧縮し、電極の
厚みと開孔率とを減少させる。多孔ゾーンと無孔ゾーン
との伸び率が異なるために圧縮によって歪みが生じる
と、極板列を製造することができない。カドミウム電極
で使用される(圧延容易な)酸化物粉末でなく上記のよ
うな金属粉末を活物質として使用するときは、より顕著
な歪みが生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点を軽減し、顕著な歪みを伴うことなく比較的小さ
い多孔率(典型的には27%未満)が得られる被覆電極
構造を提供することである。
の欠点を軽減し、顕著な歪みを伴うことなく比較的小さ
い多孔率(典型的には27%未満)が得られる被覆電極
構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、ストリップ
を形成する鋼が硬鋼または1/4硬鋼から成り、開孔の
孔径が1mm〜2mmのオーダであり、ストリップが極
板ヘッド(tete de plaque)を形成する幅5mm以上の
無孔縁端を少なくとも1つ有し、約25%以下の開孔率
を有している本発明によって達成される。開孔率が低す
ぎると活物質が付着し難いので、開孔率は好ましくは1
9%以上である。
を形成する鋼が硬鋼または1/4硬鋼から成り、開孔の
孔径が1mm〜2mmのオーダであり、ストリップが極
板ヘッド(tete de plaque)を形成する幅5mm以上の
無孔縁端を少なくとも1つ有し、約25%以下の開孔率
を有している本発明によって達成される。開孔率が低す
ぎると活物質が付着し難いので、開孔率は好ましくは1
9%以上である。
【0010】開孔の孔径が1mm未満になると、ペース
トが確実に付着できない。開孔の孔径が2mmを上回る
と、圧延抵抗の改善が難しく、堅牢性は逆に低下する。
トが確実に付着できない。開孔の孔径が2mmを上回る
と、圧延抵抗の改善が難しく、堅牢性は逆に低下する。
【0011】硬鋼(“フルハード”)ストリップなる用
語は、ビッカース硬度180〜240Hv、引張抵抗6
00〜850N/mm2及び全伸び率3%以下の鋼を意
味する。1/4硬鋼(“クオーターハード”)ストリッ
プなる用語は、ビッカース硬度約100Hv、引張抵抗
380〜450N/mm2を意味する。これらの2つの
標準の間にある全ての鋼は本発明に使用可能である。実
際には所定の硬度の鋼を使用するのが好都合である。焼
鈍し鋼を用いた実験は好結果を示さなかった。
語は、ビッカース硬度180〜240Hv、引張抵抗6
00〜850N/mm2及び全伸び率3%以下の鋼を意
味する。1/4硬鋼(“クオーターハード”)ストリッ
プなる用語は、ビッカース硬度約100Hv、引張抵抗
380〜450N/mm2を意味する。これらの2つの
標準の間にある全ての鋼は本発明に使用可能である。実
際には所定の硬度の鋼を使用するのが好都合である。焼
鈍し鋼を用いた実験は好結果を示さなかった。
【0012】ストリップは一般に厚み0.06〜0.0
9mmのニッケルめっき鋼から成る。
9mmのニッケルめっき鋼から成る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴及び利点は
添付図面を参照した以下の記載より明らかであろう。
添付図面を参照した以下の記載より明らかであろう。
【0014】図1は、コーティングされた電極1を示
す。電極は5点形に配置された多数開孔4に付着する多
孔質活物質3のコーティング支持体として機能する金属
ストリップ2から成る(ストリップは例えば両面に3ミ
クロンの厚みのニッケルめっきが施された厚み0.06
〜0.09mmの鋼から成る)。
す。電極は5点形に配置された多数開孔4に付着する多
孔質活物質3のコーティング支持体として機能する金属
ストリップ2から成る(ストリップは例えば両面に3ミ
クロンの厚みのニッケルめっきが施された厚み0.06
〜0.09mmの鋼から成る)。
【0015】極板ヘッド5を形成する極板の少なくとも
一方の側縁部分は無孔である。実際には、帯状材料が2
つの無孔縁端6(図2)を有しており、1つの電極また
は上下互い違いの2つの電極の横断方向で帯状材料を切
断することによって個々の電極板が得られる。
一方の側縁部分は無孔である。実際には、帯状材料が2
つの無孔縁端6(図2)を有しており、1つの電極また
は上下互い違いの2つの電極の横断方向で帯状材料を切
断することによって個々の電極板が得られる。
【0016】上述のように、乾燥したコーティングスト
リップの圧延段階に伴って多孔部分が伸長する。図3に
示すように伸び率は所望の開孔率の関数である。図3
は、従来技術の特定実施態様における伸び率(%)を所
望の開孔率(%)の関数として縦座標に示す。伸び率
0.3%未満の場合、圧延による帯状材料の顕著な歪み
は生じない。この伸び率は開孔率31%に対応してい
る。しかしながら、開孔率はより小さい値、即ち、スポ
ンジ状の金属支持体に金属−水素化物をコーティングす
る技術によって得られる開孔率(約27%±2%)に少
なくとも等しい値を有しているのが望ましい。
リップの圧延段階に伴って多孔部分が伸長する。図3に
示すように伸び率は所望の開孔率の関数である。図3
は、従来技術の特定実施態様における伸び率(%)を所
望の開孔率(%)の関数として縦座標に示す。伸び率
0.3%未満の場合、圧延による帯状材料の顕著な歪み
は生じない。この伸び率は開孔率31%に対応してい
る。しかしながら、開孔率はより小さい値、即ち、スポ
ンジ状の金属支持体に金属−水素化物をコーティングす
る技術によって得られる開孔率(約27%±2%)に少
なくとも等しい値を有しているのが望ましい。
【0017】図4は、図5に示す5点形に配置された多
数開孔の基本モチーフの拡大詳細図である。
数開孔の基本モチーフの拡大詳細図である。
【0018】開孔の直径をD、正確に対応する2つの横
列の軸間距離(即ち、2つの横列間の間隔)をL、正確
に対応する2つの縦列の軸間距離をlで表すと、開孔率
TはT=πD2/2lLで容易に計算できる。
列の軸間距離(即ち、2つの横列間の間隔)をL、正確
に対応する2つの縦列の軸間距離をlで表すと、開孔率
TはT=πD2/2lLで容易に計算できる。
【0019】異なる開孔率でいくつかの実験を行った。
どの場合にも、圧延による伸び率及び落下による剥落を
測定した。規格化されていないこれらの比較測定値を以
下のように定義する。
どの場合にも、圧延による伸び率及び落下による剥落を
測定した。規格化されていないこれらの比較測定値を以
下のように定義する。
【0020】伸び率は〔(D′−D)/D〕×100に
等しい。Dは圧延前の帯状材料に記した任意の2つのマ
ーク間の距離を表し、D′は圧延後の同じマーク間の距
離を表す。歪みが生じないようにするためには、伸び率
が0.3%を超過してはならない。
等しい。Dは圧延前の帯状材料に記した任意の2つのマ
ーク間の距離を表し、D′は圧延後の同じマーク間の距
離を表す。歪みが生じないようにするためには、伸び率
が0.3%を超過してはならない。
【0021】剥落は、等しい試験片を数回落下させたと
きの、〔(M−M′)/M〕×100で計算される量の
平均値である。Mはコーティング及び圧延された試験片
の重量を表し、M′は標準落下量500mmの落下を1
0回繰返した後の同じ試験片の重量を表す。ペーストの
付着が十分な堅牢性を有するためには、剥落率が1%未
満でなければならない。
きの、〔(M−M′)/M〕×100で計算される量の
平均値である。Mはコーティング及び圧延された試験片
の重量を表し、M′は標準落下量500mmの落下を1
0回繰返した後の同じ試験片の重量を表す。ペーストの
付着が十分な堅牢性を有するためには、剥落率が1%未
満でなければならない。
【0022】実験の5つの代表例を以下に示す。
【0023】第1の試験は、両面に3ミクロンの厚みの
ニッケルめっきが施された厚み0.09mmの硬鋼スト
リップにD=1.5mm、l=2.2mm、L=3.8
mmの標準寸法の開孔を設けた試験片で行う。これらの
開孔寸法は開孔率42.2%に対応する。この試験で
は、27%という所望の開孔率及び0.25%という十
分な剥落率をもつ電極が得られるが、圧延伸び率が0.
5%を超過する。得られた電極は平面状でなく、従っ
て、極板列の製造に使用することができない。
ニッケルめっきが施された厚み0.09mmの硬鋼スト
リップにD=1.5mm、l=2.2mm、L=3.8
mmの標準寸法の開孔を設けた試験片で行う。これらの
開孔寸法は開孔率42.2%に対応する。この試験で
は、27%という所望の開孔率及び0.25%という十
分な剥落率をもつ電極が得られるが、圧延伸び率が0.
5%を超過する。得られた電極は平面状でなく、従っ
て、極板列の製造に使用することができない。
【0024】第2の試験では、図4及び図5のストリッ
プの製造に用いた穿孔器具(outilde perforation)の
目打ちピン(poincon)を1つ置きに取り外す。開孔は
図6に示す分布を有している。即ち、横の開孔列と縦の
開孔列とがずれることなく垂直に交わっている。基本計
算で開孔率は21%である。圧延工程で測定した伸び率
は約0.3%にすぎない。従って、得られた電極はほぼ
平面状である。剥落率も0.50%という適正な値であ
る。
プの製造に用いた穿孔器具(outilde perforation)の
目打ちピン(poincon)を1つ置きに取り外す。開孔は
図6に示す分布を有している。即ち、横の開孔列と縦の
開孔列とがずれることなく垂直に交わっている。基本計
算で開孔率は21%である。圧延工程で測定した伸び率
は約0.3%にすぎない。従って、得られた電極はほぼ
平面状である。剥落率も0.50%という適正な値であ
る。
【0025】第3の試験では、穿孔器具の目打ちピンを
3個に2個の割合で取り外す。図7に示す開孔分布が得
られる。これは最終的にL=11.4mm、l=2.2
mmの5点形の分布に対応し、開孔率は14%である。
圧延工程で測定した伸び率はやはり0.3%未満であ
る。電極は完全に平面状である。しかしながら剥落率が
1.1%であり、これは機械的堅牢性が十分でないこと
を示す。
3個に2個の割合で取り外す。図7に示す開孔分布が得
られる。これは最終的にL=11.4mm、l=2.2
mmの5点形の分布に対応し、開孔率は14%である。
圧延工程で測定した伸び率はやはり0.3%未満であ
る。電極は完全に平面状である。しかしながら剥落率が
1.1%であり、これは機械的堅牢性が十分でないこと
を示す。
【0026】さらに精密な測定値を得るために、目打ち
ピンの寸法を変更する。1つ置きの目打ちピンを取り外
す場合に、直径1.5mmの目打ちピンの代わりに直径
1.42mmの目打ちピンを使用する。開孔率は19%
である。伸び率は0.3%未満に維持され、剥落率は
0.70%であり、双方とも適正な値である。
ピンの寸法を変更する。1つ置きの目打ちピンを取り外
す場合に、直径1.5mmの目打ちピンの代わりに直径
1.42mmの目打ちピンを使用する。開孔率は19%
である。伸び率は0.3%未満に維持され、剥落率は
0.70%であり、双方とも適正な値である。
【0027】第5の試験では、同じ配置で目打ちピンの
寸法を再度変更する。目打ちピンの直径を1.5mmか
ら1.6mmに代える。開孔率は25%、伸び率0.3
%、剥落率0.30%になる。
寸法を再度変更する。目打ちピンの直径を1.5mmか
ら1.6mmに代える。開孔率は25%、伸び率0.3
%、剥落率0.30%になる。
【図1】本発明で使用される被覆型電極の部分断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明で使用される被覆型電極の支持体を形成
する帯状材料の上面図である。
する帯状材料の上面図である。
【図3】電極の開孔率P(%)と支持体の多孔部分で観
察された伸び率A(%)との関係を示すグラフである。
察された伸び率A(%)との関係を示すグラフである。
【図4】5点形配置の多数開孔の寸法パラメータを示す
概略図である。
概略図である。
【図5】図4に対応する5点形配置の多数開孔を示す概
略図である。
略図である。
【図6】多数開孔の基本モチーフの寸法に関する変形例
である。
である。
【図7】多数開孔の基本モチーフの寸法に関する別の変
形例である。
形例である。
1 電極 2 ストリップ 3 活物質 4 開孔 5 極板ヘッド 6 無孔縁端
Claims (4)
- 【請求項1】 多孔質活物質(3)でコーティングされ
た鋼から成る多孔金属ストリップ(2)を含み、前記ス
トリップが極板ヘッドを形成する幅5mm以上の無孔縁
端を少なくとも1つ含み、コーティングされたストリッ
プの乾燥及び圧延によって電極(1)が得られるような
角柱形のNi−MH型蓄電池用平面状負極(1)であっ
て、ストリップ(2)が硬鋼または1/4硬鋼から成
り、開孔(4)の孔径が1mm〜2mmのオーダであ
り、多孔ストリップの開孔率が25%以下であることを
特徴とする角柱形のNi−MH型蓄電池用平面状負極。 - 【請求項2】 開孔率が19%以上であることを特徴と
する請求項1に記載の電極。 - 【請求項3】 ストリップがニッケルめっき鋼から成る
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電極。 - 【請求項4】 ストリップ(2)の厚みが0.06〜
0.09mmであることを特徴とする請求項1から3の
いずれか一項に記載の電極。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9705984 | 1997-05-15 | ||
FR9705984A FR2763427B1 (fr) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | Electrode negative metal-hydrure en feuillard perfore enduit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10321238A true JPH10321238A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=9506933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10134018A Pending JPH10321238A (ja) | 1997-05-15 | 1998-05-15 | コーティングされた多孔ストリップの形態の金属−水素化物負極 |
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