JPH1173952A - 円筒形アルカリ蓄電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池 - Google Patents
円筒形アルカリ蓄電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池Info
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- JPH1173952A JPH1173952A JP9249377A JP24937797A JPH1173952A JP H1173952 A JPH1173952 A JP H1173952A JP 9249377 A JP9249377 A JP 9249377A JP 24937797 A JP24937797 A JP 24937797A JP H1173952 A JPH1173952 A JP H1173952A
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒形アルカリ蓄電池用正極板を捲回する過
程で、その捲回時外側となる面に不規則なクラックを生
じ、その結果、捲回正,負極板間の短絡の発生を生ずる
ことのない正極板を提供する。 【解決手段】 極板用正極板の基板1に、捲回時外側と
なる面にその捲回方向に対し直覚して延び且つ基板1の
厚さの5〜10%の深さの切り込み線2を捲回方向に多
数本を配設した。
程で、その捲回時外側となる面に不規則なクラックを生
じ、その結果、捲回正,負極板間の短絡の発生を生ずる
ことのない正極板を提供する。 【解決手段】 極板用正極板の基板1に、捲回時外側と
なる面にその捲回方向に対し直覚して延び且つ基板1の
厚さの5〜10%の深さの切り込み線2を捲回方向に多
数本を配設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形アルカリ蓄
電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池に関する。
電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円筒形アルカリ蓄電池用正極板
は、捲回用多孔基板に正極活物質を充填、乾燥、加圧し
て製造したものが一般に好ましく用いられている。
は、捲回用多孔基板に正極活物質を充填、乾燥、加圧し
て製造したものが一般に好ましく用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の上記正極板は、セパレータを介して負極板と積層した
ものを捲回し、捲回極板群とするに当たり、その捲回過
程で該正極板は、その捲回時に外側となる面側はその捲
回時のテンションにより捲回方向に延びようとするの
で、その面にその捲回過程でその捲回方向の各所に不規
則に大、小のクラックが入り、その亀裂個所は、その表
面から外方へ突出してその外側に積層するセパレータを
突き破り、その外側に積層する負極板に接触し、短絡を
生ずることがしばしば見られ、不良電池の製造ロスをも
たらすことがしばしば見られた。また、短絡を生じない
までも、正極板にクラックを生じたまゝで得られる捲回
極板群は、歪んだ円筒状として得られるので、所定の有
底円筒容器内への挿入作業を困難にしたり、電池の放電
特性が低下する不都合があった。上記に鑑み、捲回時に
不規則なクラックの発生なく円滑に捲回でき、短絡のな
い捲回極板群をもたらし、円筒形アルカリ蓄電池の製造
ロスをなくし、而も電池としてその放電特性の向上した
円筒形アルカリ蓄電池用正極板の開発が望まれる。
の上記正極板は、セパレータを介して負極板と積層した
ものを捲回し、捲回極板群とするに当たり、その捲回過
程で該正極板は、その捲回時に外側となる面側はその捲
回時のテンションにより捲回方向に延びようとするの
で、その面にその捲回過程でその捲回方向の各所に不規
則に大、小のクラックが入り、その亀裂個所は、その表
面から外方へ突出してその外側に積層するセパレータを
突き破り、その外側に積層する負極板に接触し、短絡を
生ずることがしばしば見られ、不良電池の製造ロスをも
たらすことがしばしば見られた。また、短絡を生じない
までも、正極板にクラックを生じたまゝで得られる捲回
極板群は、歪んだ円筒状として得られるので、所定の有
底円筒容器内への挿入作業を困難にしたり、電池の放電
特性が低下する不都合があった。上記に鑑み、捲回時に
不規則なクラックの発生なく円滑に捲回でき、短絡のな
い捲回極板群をもたらし、円筒形アルカリ蓄電池の製造
ロスをなくし、而も電池としてその放電特性の向上した
円筒形アルカリ蓄電池用正極板の開発が望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解決し、上記の要望を満足した円筒形アルカリ蓄電
池用正極板を提供するもので、捲回用基板に捲回時に外
側となる面に、その捲回方向に対し直角方向に延び且つ
該基板の厚さの5〜10%の深さの切り込み線を多数本
その捲回方向に所望の間隔を存して配設したことを特徴
とする。更に本発明は、放電特性の向上した円筒形アル
カリ蓄電池を提供するもので、正極板として上記の本発
明の正極板を用いたことを特徴とする。尚、本発明の正
極板において、その基板の該切り込み線間の間隔は、捲
き始め端から捲き終り端に至るに従い広くすることが好
ましい。また、この場合、該基板としては、三次元多孔
基板を用いることが好ましく一般である。
題を解決し、上記の要望を満足した円筒形アルカリ蓄電
池用正極板を提供するもので、捲回用基板に捲回時に外
側となる面に、その捲回方向に対し直角方向に延び且つ
該基板の厚さの5〜10%の深さの切り込み線を多数本
その捲回方向に所望の間隔を存して配設したことを特徴
とする。更に本発明は、放電特性の向上した円筒形アル
カリ蓄電池を提供するもので、正極板として上記の本発
明の正極板を用いたことを特徴とする。尚、本発明の正
極板において、その基板の該切り込み線間の間隔は、捲
き始め端から捲き終り端に至るに従い広くすることが好
ましい。また、この場合、該基板としては、三次元多孔
基板を用いることが好ましく一般である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、円筒形のニッケル・水
素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池などの円筒形ア
ルカリ蓄電池に用いられる正極板に適用されるが、以下
では円筒形アルカリ蓄電池のうち、円筒形ニッケル・水
素蓄電池に用いられる正極板を実施例として詳述する。
素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池などの円筒形ア
ルカリ蓄電池に用いられる正極板に適用されるが、以下
では円筒形アルカリ蓄電池のうち、円筒形ニッケル・水
素蓄電池に用いられる正極板を実施例として詳述する。
【0006】一般に、円筒形ニッケル・水素蓄電池に用
いられる矩形状の正極板の捲回用基板としては、長尺の
多孔基板に、正極活物質を充填、乾燥、圧延し、次で所
定の大きさに裁断して成るものであるが、その多孔基板
として三次元多孔基板を用いることが一般であり好まし
い。その1例として、発泡ニッケル基板を用い、これに
正極活物質のスラリーを充填し、乾燥、圧延して捲回用
ニッケル極板を製造する。その厚さは一般に0.5mm
〜0.8mmの範囲のものである。一方、矩形状の負極
板は長尺の多孔基板、例えば、パンチングメタルなどの
二次元多孔基板に水素吸蔵合金粉のスラリーを塗布し、
乾燥、圧延し、次で所定の大きさに裁断して捲回用水素
吸蔵合金極板を製造する。その厚さは一般に0.3〜
0.5mmの捲回によりクラックを生じない極めて肉薄
のものである。而して、これらの正極板と負極板をセパ
レータを介して積層し、公知の所望の捲回装置により捲
回して捲回し捲回極板群を製造するが、この捲回過程
で、正極板は捲回時に外側となる面側に、その捲回方向
にテンションがかゝり、その基板の各所に不規則に大、
小のクラックを生じ、この捲回極板群を備えた電池で
は、その亀裂個所において外方に突出してその外側のセ
パレータを突き破りその外側に積層した負極板に接触
し、極板間の短絡を生じることが従来しばしば見られ
た。
いられる矩形状の正極板の捲回用基板としては、長尺の
多孔基板に、正極活物質を充填、乾燥、圧延し、次で所
定の大きさに裁断して成るものであるが、その多孔基板
として三次元多孔基板を用いることが一般であり好まし
い。その1例として、発泡ニッケル基板を用い、これに
正極活物質のスラリーを充填し、乾燥、圧延して捲回用
ニッケル極板を製造する。その厚さは一般に0.5mm
〜0.8mmの範囲のものである。一方、矩形状の負極
板は長尺の多孔基板、例えば、パンチングメタルなどの
二次元多孔基板に水素吸蔵合金粉のスラリーを塗布し、
乾燥、圧延し、次で所定の大きさに裁断して捲回用水素
吸蔵合金極板を製造する。その厚さは一般に0.3〜
0.5mmの捲回によりクラックを生じない極めて肉薄
のものである。而して、これらの正極板と負極板をセパ
レータを介して積層し、公知の所望の捲回装置により捲
回して捲回し捲回極板群を製造するが、この捲回過程
で、正極板は捲回時に外側となる面側に、その捲回方向
にテンションがかゝり、その基板の各所に不規則に大、
小のクラックを生じ、この捲回極板群を備えた電池で
は、その亀裂個所において外方に突出してその外側のセ
パレータを突き破りその外側に積層した負極板に接触
し、極板間の短絡を生じることが従来しばしば見られ
た。
【0007】捲回用正極板を製造するに当たり、基板に
活物質ペーストを充填、乾燥、加圧して製造するに当た
り、その基板に、その捲回方向、即ち、長さ方向に対し
直角方向に延び且つ前記の加圧される前の基板の厚さの
5〜10%の深さの切り込み線2の多数本をその捲回方
向、即ち、長さ方向に所望の間隔を存して配設したもの
に構成することにより、前記の従来の不都合が解消さ
れ、円滑に捲回でき、短絡のない極板群が確実に得られ
ることを知見した。本発明の正極板の1例を図1に示
す。図1で1は、三次元多孔基板、2は、その基板1に
施された切り込み線2,2,…、Sは、切り込み線2,
2間の間隔を示す。各切り込み線2は、カッターの各刃
により施されるが、その施す時期、正極活物質のペース
トを充填する前の多孔基板に施すことが一般であり、而
してその後常法に従いこれを加熱乾燥、圧延して本発明
の捲回用正極板を製造することが一般であるが、正極活
物質のペーストを充填後でも所定の厚さに加圧する前に
施してもよい。即ち、充填後、加熱乾燥した後、切り込
み線2,2,…を施してもよく、その後圧延して本発明
の捲回用正極板を製造するようにしても良い。
活物質ペーストを充填、乾燥、加圧して製造するに当た
り、その基板に、その捲回方向、即ち、長さ方向に対し
直角方向に延び且つ前記の加圧される前の基板の厚さの
5〜10%の深さの切り込み線2の多数本をその捲回方
向、即ち、長さ方向に所望の間隔を存して配設したもの
に構成することにより、前記の従来の不都合が解消さ
れ、円滑に捲回でき、短絡のない極板群が確実に得られ
ることを知見した。本発明の正極板の1例を図1に示
す。図1で1は、三次元多孔基板、2は、その基板1に
施された切り込み線2,2,…、Sは、切り込み線2,
2間の間隔を示す。各切り込み線2は、カッターの各刃
により施されるが、その施す時期、正極活物質のペース
トを充填する前の多孔基板に施すことが一般であり、而
してその後常法に従いこれを加熱乾燥、圧延して本発明
の捲回用正極板を製造することが一般であるが、正極活
物質のペーストを充填後でも所定の厚さに加圧する前に
施してもよい。即ち、充填後、加熱乾燥した後、切り込
み線2,2,…を施してもよく、その後圧延して本発明
の捲回用正極板を製造するようにしても良い。
【0008】これらの配設される切り込み線2,2,…
の本数や切り込み線2,2間の間隔Sは、所望により定
められた。例えば、その基板1の全長に亘り等間隔でも
よいが、捲回時に捲き始め端側はテンションが最も大き
くかゝり、その中間部及び捲き終り端側に至るに従い、
これにかゝるテンションが小さくなることを考慮し、捲
き始め端側の間隔Sは狭く、即ち、その本数を最も多く
し、捲き終り端側に至るに従い間隔Sを広くする即ち本
数を少なくするように配設することが好ましい。図1に
示す例では、該基板1をその全長を便宜上3等分し、そ
の捲き始め端側の区域Aの面域と中間面域Bの面域と捲
き終り端側の面域Cの面域に分けて説明すると、その捲
き始め端側の区域Aの面域には6本の切り込み線2,
2,…を切り込み、その間隔S1を互いに等間隔に且つ
最も狭幅に配設し、6個の小分割面a,a…を形成し、
その捲き終り端側の区域Cの面域には4本の切り込み線
2,2,…を切り込み、その間隔S3を等間隔で且つ最
も広幅に配設して4個の小分割面c,c,…を形成し、
その中間区域bの面域には4本の切り込み線2,2,…
を切り込み、その間隔S2を、捲き始め端側の面域に施
した切り込み線2,2間の最小の間隔S1の幅と捲き終
りの面域に施した切り込み線2,2間の最大の間隔S3
との中間の幅を存して等間隔に配設し、5個の小分割面
b,b,…を形成した。かくして、該基板1を用いて常
法により活物質を充填、乾燥、加圧して製造した該正極
板1の捲回作業において、捲き始めはテンションが最も
強いため該極板1が受けるストレスも最も大きいが、上
記のように、捲き始め端側の面域には切り込み線2,2
の間隔S1を最も狭くしその本数を最も多くしてあるの
で、その各切り込み線2,2,…でテンションにより受
けるストレスを分散し小さくできると共に、小分割面
a,a,…で容易に捲回でき、従来のようなクラックに
よる生じ短絡の発生を防止することができる。而して、
その捲回の進展に伴い、捲回による曲率半径が増大する
ので、テンションもこれに伴い低下し、中間面域におけ
る切り込み線2,2間の間隔S2をより広く、その本数
もより少なくしても、その面域にかゝるストレスを切り
込み線2,2,…で分散でき、その小分割面b,b,…
で容易に捲回できるので、不規則なクラックの発生なく
円滑に捲回することができる。また、捲き終り端側の面
域では捲回極板群の径は最大に増大するので、こゝに加
わるテンションは最も小さく、その切り込み線2,2,
…の本数は更に少なくても、そのストレスを切り込み線
2,2で分散できると共に、その小分割面c,cで容易
に捲回でき、ストレスによるクラックを生ずることがな
い。
の本数や切り込み線2,2間の間隔Sは、所望により定
められた。例えば、その基板1の全長に亘り等間隔でも
よいが、捲回時に捲き始め端側はテンションが最も大き
くかゝり、その中間部及び捲き終り端側に至るに従い、
これにかゝるテンションが小さくなることを考慮し、捲
き始め端側の間隔Sは狭く、即ち、その本数を最も多く
し、捲き終り端側に至るに従い間隔Sを広くする即ち本
数を少なくするように配設することが好ましい。図1に
示す例では、該基板1をその全長を便宜上3等分し、そ
の捲き始め端側の区域Aの面域と中間面域Bの面域と捲
き終り端側の面域Cの面域に分けて説明すると、その捲
き始め端側の区域Aの面域には6本の切り込み線2,
2,…を切り込み、その間隔S1を互いに等間隔に且つ
最も狭幅に配設し、6個の小分割面a,a…を形成し、
その捲き終り端側の区域Cの面域には4本の切り込み線
2,2,…を切り込み、その間隔S3を等間隔で且つ最
も広幅に配設して4個の小分割面c,c,…を形成し、
その中間区域bの面域には4本の切り込み線2,2,…
を切り込み、その間隔S2を、捲き始め端側の面域に施
した切り込み線2,2間の最小の間隔S1の幅と捲き終
りの面域に施した切り込み線2,2間の最大の間隔S3
との中間の幅を存して等間隔に配設し、5個の小分割面
b,b,…を形成した。かくして、該基板1を用いて常
法により活物質を充填、乾燥、加圧して製造した該正極
板1の捲回作業において、捲き始めはテンションが最も
強いため該極板1が受けるストレスも最も大きいが、上
記のように、捲き始め端側の面域には切り込み線2,2
の間隔S1を最も狭くしその本数を最も多くしてあるの
で、その各切り込み線2,2,…でテンションにより受
けるストレスを分散し小さくできると共に、小分割面
a,a,…で容易に捲回でき、従来のようなクラックに
よる生じ短絡の発生を防止することができる。而して、
その捲回の進展に伴い、捲回による曲率半径が増大する
ので、テンションもこれに伴い低下し、中間面域におけ
る切り込み線2,2間の間隔S2をより広く、その本数
もより少なくしても、その面域にかゝるストレスを切り
込み線2,2,…で分散でき、その小分割面b,b,…
で容易に捲回できるので、不規則なクラックの発生なく
円滑に捲回することができる。また、捲き終り端側の面
域では捲回極板群の径は最大に増大するので、こゝに加
わるテンションは最も小さく、その切り込み線2,2,
…の本数は更に少なくても、そのストレスを切り込み線
2,2で分散できると共に、その小分割面c,cで容易
に捲回でき、ストレスによるクラックを生ずることがな
い。
【0009】図2は、本発明の変形例の捲回用正極板を
示し、図1と異なる点は、その基板1に施される切り込
み線2,2,…の本数と間隔S1,S2,S3の寸法で
ある。
示し、図1と異なる点は、その基板1に施される切り込
み線2,2,…の本数と間隔S1,S2,S3の寸法で
ある。
【0010】基板1に施される切り込み線2は、図1及
び図2では、その長さが基板1の幅W方向の上下端まで
達するものに形成したが、その切り込み線2の長さは、
基板1の幅Wの50%以上の長さがあれば、捲回時の従
来のような不規則なクラックの発生を防止でき、極板表
面に受けるストレスの分散効果をもたらし、また、捲回
におけるガイドの役目をなし円滑且つ真円の捲回極板群
をもたらす。従ってまた、その切り込み線2は連続線の
必要もなく、不連続でもよく、但し、この場合、その不
連続線の合計の長さが該基板1の幅Wの50%以上を占
めれば足り、上記の効果を奏する。
び図2では、その長さが基板1の幅W方向の上下端まで
達するものに形成したが、その切り込み線2の長さは、
基板1の幅Wの50%以上の長さがあれば、捲回時の従
来のような不規則なクラックの発生を防止でき、極板表
面に受けるストレスの分散効果をもたらし、また、捲回
におけるガイドの役目をなし円滑且つ真円の捲回極板群
をもたらす。従ってまた、その切り込み線2は連続線の
必要もなく、不連続でもよく、但し、この場合、その不
連続線の合計の長さが該基板1の幅Wの50%以上を占
めれば足り、上記の効果を奏する。
【0011】この場合、切り込み線2の深さが捲回にお
いてどのような影響を与えるか否かを検討した。その結
果、その深さは前記の加圧前の基板1の厚さの5%〜1
0%の範囲であれば捲回極板群に組み立てた時に短絡が
防止されることが判った。尚、基板1の厚さを変えても
同様の結果が得られた。
いてどのような影響を与えるか否かを検討した。その結
果、その深さは前記の加圧前の基板1の厚さの5%〜1
0%の範囲であれば捲回極板群に組み立てた時に短絡が
防止されることが判った。尚、基板1の厚さを変えても
同様の結果が得られた。
【0012】その試験は、次のように行った。 試験例 三次元多孔基板として、捲回方向の長さ、即ち、横
(X)72mm、即ち、捲回方向に対し直角方向の幅、
即ち、縦(W)42mm、厚さ(t)1.1mmを有す
る住友電工製の三次元多孔ニッケル基板〔セルメット
(#7)〕を多数枚用意し、その夫々に図1、図2に示
す上記の区域A,B,C、切り込み線2,2間の間隔S
1,S2,S3及び切り込み線2の深さを夫々異にした
表1に示す8種類の基板(サンプルNo.1〜No.
8)を夫々100枚づつ作製し、その各基板に、正極活
物質として亜鉛5%及びコバルト1%を固溶して成る球
状の水酸化ニッケル粉末95重量部に1%のCMC水溶
液35重量部を加えて混合して調製したペーストを充填
し、加熱乾燥し、ローラーで圧延して厚さ0.62mm
の捲回用正極板を製造した。
(X)72mm、即ち、捲回方向に対し直角方向の幅、
即ち、縦(W)42mm、厚さ(t)1.1mmを有す
る住友電工製の三次元多孔ニッケル基板〔セルメット
(#7)〕を多数枚用意し、その夫々に図1、図2に示
す上記の区域A,B,C、切り込み線2,2間の間隔S
1,S2,S3及び切り込み線2の深さを夫々異にした
表1に示す8種類の基板(サンプルNo.1〜No.
8)を夫々100枚づつ作製し、その各基板に、正極活
物質として亜鉛5%及びコバルト1%を固溶して成る球
状の水酸化ニッケル粉末95重量部に1%のCMC水溶
液35重量部を加えて混合して調製したペーストを充填
し、加熱乾燥し、ローラーで圧延して厚さ0.62mm
の捲回用正極板を製造した。
【0013】
【表1】
【0014】一方、捲回用負極板を次のように製造し
た。即ち、長さ108mm×幅108mm×厚さ0.0
65mmを有する軟鉄板から成るメタルシートに、直径
0.015mmの開口の多数個を千鳥格子模様に穿設し
て成るパンチングメタルシートに、ニッケルメッキ(厚
さ12μm)を施したものを用意し、これに水素吸蔵合
金として例えばMmNi3.3 Co1.0 Al0.3 Mn0.4
の粉体100重量部にPVdF(ポリフッ化ビニリデ
ン)粉末3重量部、Ni粉15重量部を添加し、増粘剤
として1%のCMC水溶液20重量部を添加混合し、そ
のスラリーを塗布し、加熱乾燥し、ロール圧延を行った
後、窒素雰囲気で170℃で1時間熱処理して厚さ0.
42mmの捲回用負極板の多数枚を製造した。次に、上
記の各サンプルを用いて製造した捲回用正極板100枚
につき、夫々上記の捲回用負極板と長さ約6mm×幅4
4mm×厚さ0.15mmを有する長尺のセパレータを
介して積層し、捲回装置により捲回して8種類の捲回極
板群を100個づつ組み立て、その夫々を有底円筒形電
池容器に収容し、アルカリ電解液として例えば0.6N
のNaOH、1NのLiOH及び7NのKOHから成る
アルカリ電解液を1.96cc注入し、常法により電池
蓋を施し8種類の密閉円筒形ニッケル・水素電池を10
0個づつ製造した。
た。即ち、長さ108mm×幅108mm×厚さ0.0
65mmを有する軟鉄板から成るメタルシートに、直径
0.015mmの開口の多数個を千鳥格子模様に穿設し
て成るパンチングメタルシートに、ニッケルメッキ(厚
さ12μm)を施したものを用意し、これに水素吸蔵合
金として例えばMmNi3.3 Co1.0 Al0.3 Mn0.4
の粉体100重量部にPVdF(ポリフッ化ビニリデ
ン)粉末3重量部、Ni粉15重量部を添加し、増粘剤
として1%のCMC水溶液20重量部を添加混合し、そ
のスラリーを塗布し、加熱乾燥し、ロール圧延を行った
後、窒素雰囲気で170℃で1時間熱処理して厚さ0.
42mmの捲回用負極板の多数枚を製造した。次に、上
記の各サンプルを用いて製造した捲回用正極板100枚
につき、夫々上記の捲回用負極板と長さ約6mm×幅4
4mm×厚さ0.15mmを有する長尺のセパレータを
介して積層し、捲回装置により捲回して8種類の捲回極
板群を100個づつ組み立て、その夫々を有底円筒形電
池容器に収容し、アルカリ電解液として例えば0.6N
のNaOH、1NのLiOH及び7NのKOHから成る
アルカリ電解液を1.96cc注入し、常法により電池
蓋を施し8種類の密閉円筒形ニッケル・水素電池を10
0個づつ製造した。
【0015】これらの電池につき、常法により短絡の有
無を検査した。その結果は下記表2に示す通りであっ
た。
無を検査した。その結果は下記表2に示す通りであっ
た。
【0016】
【表2】
【0017】上記表1及び表2から明らかなように、切
り込みの深さが基板の厚さの15%と深いと、短絡が1
00個当たり15〜17個(15〜17%)も発生した
のは、正極板は、捲回時にその切り込みの個所で切れる
ことが原因と判明した。他方、切り込み線の深さが3%
と浅くても短絡が発生した。これに対し、切り込み線の
深さをサンプル2,3,6,7が示すように、基板の厚
さの5〜10%の範囲であるときは、短絡の発生が全く
なかった。図1に示す捲回用正極板の基板1は、切り込
み線2の深さが5%の、即ち、0.055mmを有する
サンプルNo.2の基板を用いて製造したもの、図2に
示す捲回用正極板の基板1は、切り込み線2の深さが5
%の、即ち、0.055mmを有するサンプルNo.6
の基板を用いて製造したものである。図3に示す捲回用
正極板の基板1は、図1の深さの切り込み線2を配設し
たものである。上記の捲回用正極板の基板として用いた
三次元多孔基板の厚さを従来使用されている1mm〜
1.2mmの範囲のものに上記の切り込み線を表1に示
すように変えて作製し、これらを捲回して上記と同じ試
験を重ねてみたが、基板に施す上記の切り込み線の深さ
は、基板の厚さの5〜10%の範囲で短絡のない捲回用
極板群が得られることが判った。
り込みの深さが基板の厚さの15%と深いと、短絡が1
00個当たり15〜17個(15〜17%)も発生した
のは、正極板は、捲回時にその切り込みの個所で切れる
ことが原因と判明した。他方、切り込み線の深さが3%
と浅くても短絡が発生した。これに対し、切り込み線の
深さをサンプル2,3,6,7が示すように、基板の厚
さの5〜10%の範囲であるときは、短絡の発生が全く
なかった。図1に示す捲回用正極板の基板1は、切り込
み線2の深さが5%の、即ち、0.055mmを有する
サンプルNo.2の基板を用いて製造したもの、図2に
示す捲回用正極板の基板1は、切り込み線2の深さが5
%の、即ち、0.055mmを有するサンプルNo.6
の基板を用いて製造したものである。図3に示す捲回用
正極板の基板1は、図1の深さの切り込み線2を配設し
たものである。上記の捲回用正極板の基板として用いた
三次元多孔基板の厚さを従来使用されている1mm〜
1.2mmの範囲のものに上記の切り込み線を表1に示
すように変えて作製し、これらを捲回して上記と同じ試
験を重ねてみたが、基板に施す上記の切り込み線の深さ
は、基板の厚さの5〜10%の範囲で短絡のない捲回用
極板群が得られることが判った。
【0018】次に、上記の短絡をした電池を除いて、上
記の8種類の基板サンプルNo.1〜No.8を用いて
製造した8種類の正極板を正極とする捲回極板群を組み
込み常法により製造した8種類のニッケル・水素蓄電池
No.1〜No.8について、次のような条件で高率放
電特性試験を行った。即ち、夫々の電池を常温で120
mAの電流で16時間充電した電池を1時間休止し、3
500mAで1Vまで放電した時点での夫々の容量mA
hを測定した。その結果を下記表3に示す。尚、表3
中、電池サンプルNo.9は、この比較試験のため切り
込み線を施さない以外は、上記基板サンプルNo.1〜
No.8と同じ三次元発泡ニッケル基板サンプルNo.
9に、上記と同様にして正極活物質ペーストを充填、乾
燥、圧延して製造した捲回用正極板を、前記と同じ負極
板、セパレータと積層し、捲回して同じ有底円筒状容器
に挿入し、同じ電解液を注入し、施蓋密閉して成る円筒
形ニッケル・水素蓄電池であり、これについて上記と同
じ高率放電特性試験を行ったときの容量を示す。
記の8種類の基板サンプルNo.1〜No.8を用いて
製造した8種類の正極板を正極とする捲回極板群を組み
込み常法により製造した8種類のニッケル・水素蓄電池
No.1〜No.8について、次のような条件で高率放
電特性試験を行った。即ち、夫々の電池を常温で120
mAの電流で16時間充電した電池を1時間休止し、3
500mAで1Vまで放電した時点での夫々の容量mA
hを測定した。その結果を下記表3に示す。尚、表3
中、電池サンプルNo.9は、この比較試験のため切り
込み線を施さない以外は、上記基板サンプルNo.1〜
No.8と同じ三次元発泡ニッケル基板サンプルNo.
9に、上記と同様にして正極活物質ペーストを充填、乾
燥、圧延して製造した捲回用正極板を、前記と同じ負極
板、セパレータと積層し、捲回して同じ有底円筒状容器
に挿入し、同じ電解液を注入し、施蓋密閉して成る円筒
形ニッケル・水素蓄電池であり、これについて上記と同
じ高率放電特性試験を行ったときの容量を示す。
【0019】
【表3】
【0020】上記表3から切り込み線の深さが基板厚さ
の5〜10%の範囲である本発明の正極用基板サンプル
No.2,3,6,7から成る捲回用正極板を用いた電
池は、従来の正極用基板No.9から成る捲回正極板を
用いた電池に比し、高容量でその放電特性の向上するこ
とが認められた。また、切り込み線を施してもその深さ
が基板厚さの5%未満、10%を越えた場合には、上記
の効果を奏せず、却って従来の基板より劣ることが判っ
た。
の5〜10%の範囲である本発明の正極用基板サンプル
No.2,3,6,7から成る捲回用正極板を用いた電
池は、従来の正極用基板No.9から成る捲回正極板を
用いた電池に比し、高容量でその放電特性の向上するこ
とが認められた。また、切り込み線を施してもその深さ
が基板厚さの5%未満、10%を越えた場合には、上記
の効果を奏せず、却って従来の基板より劣ることが判っ
た。
【0021】本発明の正極板の製造法の実施例として、
上記のように基板1への切り込み線2,2,…の配設
は、正極活物質のペースト充填前に行ったが、他の実施
例として、正極活物質ペースト充填後で圧延前の間に行
うこともできる。
上記のように基板1への切り込み線2,2,…の配設
は、正極活物質のペースト充填前に行ったが、他の実施
例として、正極活物質ペースト充填後で圧延前の間に行
うこともできる。
【0022】
【発明の効果】このように、本発明によるときは、正極
板は、その基板に、その捲回時外側となる面に、加圧前
の基板の厚さの5〜10%の深さの切り込み線の多数本
をその捲回方向に間隔を存して配設したものであるか
ら、捲回時に従来のような不規則なクラックの発生が未
然に防止され、短絡のない捲回極板群が確実に得られ、
また、有底円筒容器への挿入が円滑に行われる歪みのな
い円筒状捲回極板群として得られ、また、この捲回極板
群を用いて製造した円筒形アルカリ蓄電池は、放電特性
の向上をもたらす。また、基板として、三次元多孔基板
を用いた場合に特に有効である。更に、切り込み線間の
間隔を捲き始め端から捲き終り端にかけて漸次広くする
ことにより、捲回時にかゝるテンションの大きさに対応
して効率良くテンションを分散吸収できると共に円滑容
易に捲回でき、良好な真円の捲回極板群をもたらす。
板は、その基板に、その捲回時外側となる面に、加圧前
の基板の厚さの5〜10%の深さの切り込み線の多数本
をその捲回方向に間隔を存して配設したものであるか
ら、捲回時に従来のような不規則なクラックの発生が未
然に防止され、短絡のない捲回極板群が確実に得られ、
また、有底円筒容器への挿入が円滑に行われる歪みのな
い円筒状捲回極板群として得られ、また、この捲回極板
群を用いて製造した円筒形アルカリ蓄電池は、放電特性
の向上をもたらす。また、基板として、三次元多孔基板
を用いた場合に特に有効である。更に、切り込み線間の
間隔を捲き始め端から捲き終り端にかけて漸次広くする
ことにより、捲回時にかゝるテンションの大きさに対応
して効率良くテンションを分散吸収できると共に円滑容
易に捲回でき、良好な真円の捲回極板群をもたらす。
【図1】 本発明の実施の1例の正極板の正面図。
【図2】 本発明の他の実施例の正極板の正面図。
【図3】 本発明の更に他の実施例の正極板の正面図。
1 正極板の基板 2 切り込み線 A,B,C 区域 a,b,c 小
分割面
分割面
Claims (4)
- 【請求項1】 捲回用正極板の基板に捲回時に外側とな
る面に、その捲回方向に対し直角方向に延び且つ該基板
の厚さの5〜10%の深さの切り込み線をその捲回方向
に多数本所望の間隔を存して配設したことを特徴とする
円筒形アルカリ蓄電池用正極板。 - 【請求項2】 切り込み線間の間隔は、該基板の捲き始
め端から捲き終り端に至るに従い広くしたことを特徴と
する請求項1に記載の円筒形アルカリ蓄電池用正極板。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の捲回用正極板の
基板は、三次元多孔基板である円筒形アルカリ蓄電池用
正極板。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3のいずれか1つに記
載の正極板を用いたことを特徴とする円筒形アルカリ蓄
電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249377A JPH1173952A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 円筒形アルカリ蓄電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9249377A JPH1173952A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 円筒形アルカリ蓄電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1173952A true JPH1173952A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17192121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9249377A Pending JPH1173952A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 円筒形アルカリ蓄電池用正極板並びに円筒形アルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1173952A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7622218B2 (en) | 2005-04-13 | 2009-11-24 | Panasonic Corporation | Electrode for non-aqueous electrolyte secondary battery and production method thereof |
CN101930808A (zh) * | 2009-06-17 | 2010-12-29 | 索尼公司 | 透明导电性膜和用于制造透明导电性膜的方法 |
CN112510266A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-03-16 | 湖北亿纬动力有限公司 | 一种改善锂电池负极片褶皱的方法 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9249377A patent/JPH1173952A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7622218B2 (en) | 2005-04-13 | 2009-11-24 | Panasonic Corporation | Electrode for non-aqueous electrolyte secondary battery and production method thereof |
CN101930808A (zh) * | 2009-06-17 | 2010-12-29 | 索尼公司 | 透明导电性膜和用于制造透明导电性膜的方法 |
CN112510266A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-03-16 | 湖北亿纬动力有限公司 | 一种改善锂电池负极片褶皱的方法 |
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