JP5285672B2 - 歯車研削盤 - Google Patents

歯車研削盤 Download PDF

Info

Publication number
JP5285672B2
JP5285672B2 JP2010199455A JP2010199455A JP5285672B2 JP 5285672 B2 JP5285672 B2 JP 5285672B2 JP 2010199455 A JP2010199455 A JP 2010199455A JP 2010199455 A JP2010199455 A JP 2010199455A JP 5285672 B2 JP5285672 B2 JP 5285672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
gear
workpiece
dressing
turning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010199455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012055986A (ja
Inventor
俊文 勝間
邦広 渡辺
寿真 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2010199455A priority Critical patent/JP5285672B2/ja
Priority to TW100129810A priority patent/TWI450781B/zh
Priority to CN201180042301.5A priority patent/CN103079763B/zh
Priority to US13/820,203 priority patent/US9511477B2/en
Priority to EP11823420.2A priority patent/EP2614923B1/en
Priority to PCT/JP2011/069138 priority patent/WO2012032941A1/ja
Priority to BR112013004966A priority patent/BR112013004966A2/pt
Publication of JP2012055986A publication Critical patent/JP2012055986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285672B2 publication Critical patent/JP5285672B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/06Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels
    • B24B53/075Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels for workpieces having a grooved profile, e.g. gears, splined shafts, threads, worms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F23/00Accessories or equipment combined with or arranged in, or specially designed to form part of, gear-cutting machines
    • B23F23/12Other devices, e.g. tool holders; Checking devices for controlling workpieces in machines for manufacturing gear teeth
    • B23F23/1225Arrangements of abrasive wheel dressing devices on gear-cutting machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F5/00Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made
    • B23F5/02Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by grinding
    • B23F5/04Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by grinding the tool being a grinding worm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Gear Processing (AREA)

Description

本発明は、被加工歯車を砥石により研削する歯車研削盤に関し、特に、砥石をドレッシングするドレッシング機能を有する歯車研削盤に関する。
従来から、熱処理後の歯車を砥石により研削し、その歯面を効率良く仕上げ加工するものとして、歯車研削盤が提供されている。このような歯車研削盤においては、研削加工を行っていくと、砥石が磨耗して、その切れ味が低下するため、所定数量の歯車を研削した後には、磨耗した砥石に対してドレッシングを行って、その刃面を鋭い刃面に再生させることが必要となる。
そこで、従来の歯車研削盤には、磨耗した砥石をドレッサによりドレッシングするドレッシング装置が設けられている。そして、このような、ドレッシング装置を備えた歯車研削盤は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2005−111600号公報
上記従来の歯車研削盤では、歯車を保持する回転テーブルに対して、砥石を支持するコラムの反対側に、カウンタコラムを設けている。そして、カウンタコラムの外周に、旋回リングを旋回可能に支持しており、更に、この旋回リングに、歯車を把持可能なグリッパと、砥石をドレッシング可能なドレッシング装置とを設けている。従って、回転テーブルに対して、グリッパを旋回させることにより、歯車の搬入及び搬出を可能とする一方、コラムに支持された砥石に対して、ドレッシング装置を旋回させることにより、砥石のドレッシングを可能としている。
しかしながら、このような従来の歯車研削盤においては、コラムとカウンタコラムとの間に、歯車を取り付けるための回転テーブルが設けられているため、比較的大きな歯車を回転テーブルに取り付けた状態で、砥石をドレッシング装置によりドレッシングしようとすると、ドレッシング動作中における砥石やドレッシング装置が、その大きな歯車と接触するおそれがある。
また、このような問題を解決する方法として、砥石をドレッシングする前に、予め、歯車を回転テーブルから取り外しておくことも考えられるが、歯車が大きくなると、この歯車着脱作業は非常に大掛かりなものとなってしまう。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、歯車の大きさに関わらず、歯車を取り付けた状態で、砥石をドレッシングすることができる歯車研削盤を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る歯車研削盤は、
被加工歯車と砥石とを噛み合わせた状態で互いに回転させることにより、被加工歯車に研削加工を行う歯車研削盤において、
被加工歯車を保持して、ワーク回転軸周りに回転する回転テーブルと、
前記砥石を回転可能に支持し、前記ワーク回転軸に対して前記砥石を移動させる砥石移動手段と、
前記回転テーブルと同軸上で、且つ、当該回転テーブルの径方向外側に配置され、前記ワーク回転軸周りに旋回可能に支持されるリング状の旋回テーブルと、
前記旋回テーブルに設けられ、前記砥石をドレッシング可能なドレッシング手段と、
前記砥石移動手段に支持された前記砥石をドレッシング可能なドレッシング位置と、研削加工中に前記ドレッシング位置から退避する退避位置との間で、前記ドレッシング手段が移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させるテーブル旋回手段とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る歯車研削盤は、
前記テーブル旋回手段は、前記ドレッシング手段が、ドレッサを交換可能なドレッサ交換位置に移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る歯車研削盤は、
前記回転テーブルの径方向外側に設けられ、当該回転テーブルを前記ワーク回転軸周りに回転可能に支持する固定テーブルと、
前記固定テーブルの径方向外側に設けられ、前記旋回テーブルを旋回可能に収容する環状溝とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る歯車研削盤は、
前記旋回テーブルに設けられ、前記砥石を載置可能な砥石受け台を備え、
前記テーブル旋回手段は、前記砥石移動手段に対して前記砥石を交換可能な砥石交換位置と、前記砥石受け台に対して前記砥石を搬入及び搬出可能な砥石搬入出位置との間で、前記砥石受け台が移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させる
ことを特徴とする。
従って、本発明に係る歯車研削盤によれば、被加工歯車を保持してワーク回転軸周りに回転する回転テーブルの径方向外側において、旋回テーブルをワーク回転軸周りに旋回させて、ドレッシング手段をドレッシング位置と退避位置との間で移動させることにより、被加工歯車の大きさに関わらず、被加工歯車を回転テーブルに取り付けた状態で、砥石をドレッシングすることができる。
本発明の一実施例に係る歯車研削盤の側面図である。 本発明の一実施例に係る歯車研削盤の平面図である。 図1の要部拡大図である。 ドレッシング装置をドレッシング位置に配置させたときの様子を示した図であって、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 ドレッシング装置をドレッサ交換位置に配置させると共に、砥石受け台を砥石交換位置に配置させたときの様子を示した図であって、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 ドレッシング装置を退避位置に配置させると共に、砥石受け台を砥石搬入出位置に配置させたときの様子を示した図である。
以下、本発明に係る歯車研削盤について、図面を用いて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、歯車研削盤1には、ベッド11が設けられており、このベッド11上には、コラム12が水平なX軸方向に移動可能に支持されている。また、コラム12には、サドル13が鉛直なZ軸方向に昇降可能に支持されており、このサドル13には、砥石ヘッド14が砥石回転軸B1の軸方向(水平なY軸方向)に移動可能に支持されている。
更に、砥石ヘッド14には、砥石回転用モータ15が設けられており、この砥石回転用モータ15には、砥石軸16が砥石回転軸B1周りに回転可能に支持されている。そして、砥石軸16には、外周面にねじ山が螺旋状に形成された、ねじ状の砥石17が着脱可能に装着されている。
なお、砥石17を砥石軸16に取り付けるための砥石取付構造は、円筒状の砥石17の貫通孔の両側から、それぞれフランジ部材を嵌入して、当該砥石17をそのフランジ部材のフランジ部18で挟持させた状態で、砥石軸16に固着するものとなっている。
従って、コラム12、サドル13、砥石ヘッド14を駆動させることにより、砥石17をX軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させることができる。また、砥石回転用モータ15を駆動させることにより、砥石17を砥石軸16を介して砥石回転軸B1周りに回転させることができる。なお、コラム12、サドル13、砥石ヘッド14は、砥石17を移動させるための砥石移動手段を構成するものである。
また、ベッド11の上部には、円筒状の固定テーブル21が設けられており、この固定テーブル21の径方向内側には、軸状の回転テーブル22が、軸受23a,23bを介して、鉛直なワーク回転軸C周りに回転可能に支持されている。
固定テーブル21と回転テーブル22との間には、テーブル回転用モータ24が設けられており、このテーブル回転用モータ24は、固定テーブル21の内周面に固定された固定子24aと、回転テーブル22の外周面に固定された回転子24bとから構成されている。そして、回転テーブル22の上面には、ワーク(被加工歯車)Wが、取付治具25を介して、取り付けられている。従って、テーブル回転用モータ24を駆動させることにより、回転テーブル22と共にワークWを、ワーク回転軸C周りに回転させることができる。
一方、固定テーブル21には、その径方向外側に、上方に開口した環状の環状溝21aが、当該固定テーブル21の周方向に沿うように形成されている。この環状溝21a内には、リング状の旋回テーブル31が、軸受32を介して、ワーク回転軸C周りに旋回可能に収容されている。即ち、旋回テーブル31は、固定テーブル21及び回転テーブル31と同軸上に配置されている。
また、旋回テーブル31の外周面には、旋回用ギヤ31aがその周方向に沿うように形成されている。更に、旋回テーブル31の内周面における下部には、位置決め用ギヤ31bがその周方向に沿うように形成されている。
ここで、環状溝21aには、中空状のギヤボックス部21bが、一体に形成されている。このギヤボックス部21bは、回転テーブル21の中心(ワーク回転軸C)から径方向外側(X軸方向)で、且つ、コラム12とは反対側に延設するものであって、その外端上部には、テーブル旋回用モータ(テーブル旋回手段)33が設けられている。テーブル旋回用モータ33の駆動軸34は、ギヤボックス部21b内に配置されており、この駆動軸34の外周面には、駆動ギヤ34aがその周方向に沿うように形成されている。
また、ギヤボックス部21b内には、中間軸35及び従動軸36が回転可能に支持されている。中間軸35には、上中間ギヤ35a及び下中間ギヤ35bが設けられており、従動軸36には、従動ギヤ36aが設けられている。そして、駆動ギヤ34aと下中間ギヤ35bとが噛み合い、上中間ギヤ35aと従動ギヤ36aとが噛み合い、従動ギヤ36aと旋回用ギヤ31aとが噛み合っている。
更に、図1及び図3に示すように、環状溝21aの内壁面(固定テーブル21の外周面)と旋回テーブル31の内周面との間には、リング状の摺動部材37及び固定部材38が上下に並ぶように設けられている。
環状溝21aの内壁面には、凹状のシリンダ部21cが形成されており、摺動部材37は、そのシリンダ部21cを介して、上下方向に摺動可能に支持されている。また、シリンダ部21cにおける上部及び下部には、油圧が給排可能となっており、シリンダ部21cの上部に油圧を供給すると、摺動部材37は下降する一方、シリンダ部21cの下部に油圧を供給すると、摺動部材37は上昇するようになっている。更に、摺動部材37の下面には、位置決め用ギヤ37aが形成されている。一方、固定部材38は、環状溝21a内に固定されており、その上面には、位置決め用ギヤ38aが形成されている。
そして、摺動部材37の位置決め用ギヤ37aと、旋回テーブル31の位置決め用ギヤ31b及び固定部材38の位置決め用ギヤ38aとは、上下方向において噛み合い可能となっている。即ち、位置決め用ギヤ31b,37a,38aは、ギヤカップリングを構成するものであって、これらの噛み合いによって、旋回テーブル31の旋回方向の位置決めが行われる。
従って、テーブル旋回用モータ33を駆動させることにより、旋回テーブル31を、各ギヤ34a,35a,35b,36a,31aを介して、ワーク回転軸C周りに回転させることができる。このとき、摺動部材37が最上位に摺動した状態では、位置決め用ギヤ37aと位置決め用ギヤ31b,38aとが噛み合わないため、旋回テーブル31の旋回が可能となっている。一方、摺動部材37が最下位に摺動した状態では、位置決め用ギヤ37aと位置決め用ギヤ31b,38aとが噛み合うため、旋回テーブル31の旋回方向の位置決めが可能となっている。
また、旋回テーブル31の上面には、ドレッシング装置(ドレッシング手段)40及び砥石受け台50が設けられている。なお、ドレッシング装置40と砥石受け台50とは、旋回テーブル31の周方向において、位相が90°ずれた位置に配置されている。
ドレッシング装置40は、砥石17をドレッシングするものであって、旋回テーブル31の上面に固定される装置本体41と、この装置本体41に設けられるドレッサ回転用モータ42と、このドレッサ回転用モータ42に着脱可能に装着される円盤状のドレッサ43とから構成されている。従って、ドレッサ回転用モータ42を駆動させることにより、ドレッサ43を水平なドレッサ回転軸B2周りに回転させることができる。
一方、砥石受け台50は、砥石17を載置するものであって、旋回テーブル31の上面に着脱可能に装着される受け台本体51と、この受け台本体51の幅方向両側に設けられる左右一対の受け部材52とから構成されている。なお、左右一対の受け部材52間の距離は、砥石17の両端部に設けられるフランジ部18間の長さと同じになるように設定されており、これら受け部材52は、そのフランジ部18を嵌め込むことができるように、その上面が円弧状に形成されている。
そして、図1、図2、図4乃至図6に示すように、旋回テーブル31を所定の旋回角度で旋回させて位置決めすることにより、ドレッシング装置40を、ドレッシング位置D1、退避位置D2、ドレッサ交換位置D2のいずれかに配置させることができると共に、砥石受け台50を、砥石交換位置G1または砥石搬入出位置G2に配置させることができる。
ここで、ドレッシング位置D1(旋回テーブル31の旋回角度が0°の状態)は、ドレッシング装置40が砥石軸16に装着された砥石17と対向する位置である。そして、ドレッシング装置40をドレッシング位置D1に配置させることにより、砥石17をドレッサ43によりドレッシングすることができる。
また、退避位置D2(旋回テーブル31の旋回角度が180°の状態)は、ドレッシング装置40がドレッシング位置D1から最も遠ざかった位置、即ち、回転テーブル21を挟んだコラム12の反対側の位置である。そして、ドレッシング装置40を退避位置D2に配置させることにより、ワークWを砥石17により研削することができる。
更に、ドレッサ交換位置D3(旋回テーブル31の旋回角度が90°の状態)は、ドレッシング位置D1と退避位置D2との間の中間点で、且つ、作業者と対向する位置である。そして、ドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3に配置させることにより、作業者がドレッサ43の交換を行うことができる。
一方、砥石交換位置G1(旋回テーブル31の旋回角度が90°の状態)は、砥石受け台50が砥石軸16に装着された砥石17と対向する位置である。そして、砥石受け台50を砥石交換位置G1に配置させることにより、砥石ヘッド14に対して砥石17を交換することができる。
また、砥石搬入出位置G2(旋回テーブル31の旋回角度が180°の状態)は、作業者と対向する位置である。そして、砥石受け台50を砥石搬入出位置G2に配置させることにより、作業者が砥石受け台50に対して砥石17の搬入及び搬出(載せ替え)を行うことができる。
次に、歯車研削盤1の動作について、図4乃至図6を用いて説明する。
ワークWを砥石17により研削する場合には、先ず、砥石17を、X軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、取付治具25に取り付けられたワークWの上側または下側に待機させる。
次いで、砥石17を砥石回転軸B1周りに回転させると共に、ワークWをワーク回転軸C周りに回転させた後、砥石17をZ軸方向に移動させて、ワークWに噛み合わせる。これにより、砥石17の刃面によって、ワークWの歯面が研削される。
なお、上述した研削加工においては、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40を予め退避位置D2に配置させておく。一方、図4(a),(b)の二点鎖線で示すように、砥石受け台50は、予め旋回テーブル31から取り外しておく。
ここで、砥石17を用いて所定数量のワークWを研削すると、その刃面が磨耗して、切れ味が低下するため、砥石17をドレッサ43により定期的にドレッシングする必要がある。
そこで、砥石17をドレッサ43によりドレッシングする場合には、図4(a),(b)に示すように、先ず、ワークWを取付治具25に取り付けたままの状態で、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40を退避位置D2からドレッシング位置D1に配置させる。
次いで、ドレッサ43をドレッサ回転軸B2周りに回転させた後、砥石17を、X軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、ドレッシング位置D1に配置されたドレッサ43に噛み合わせる。
そして、このような噛み合い状態から、砥石17を、砥石回転軸B1周りに回転させると共に、Y軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させる。これにより、ドレッサ43の刃面によって、砥石17の刃面がドレッシングされる。
また、ドレッサ43が磨耗して、新たなドレッサ43に交換したり、砥石17の刃形に応じて、別種類のドレッサ43に交換したりする場合には、先ず、図5(a),(b)に示すように、ワークWを取付治具25に取り付けたままの状態で、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40をドレッシング位置D1または退避位置D2からドレッサ交換位置D3に配置させる。
次いで、ドレッサ交換位置D3に配置されたドレッシング装置40に対して、ドレッサ43の交換作業が作業者により行われる。
そして、図4(a),(b)に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッサ交換作業が完了したドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3からドレッシング位置D1に配置させた後、砥石17を、交換したドレッサ43により続けてドレッシングする。
または、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッサ交換作業が完了したドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3から退避位置D2に配置させた後、交換したドレッサ43を、次回のドレッシングに備えて待機させる。
更に、砥石17が磨耗して、新たな砥石17に交換したり、ワークWの歯形に応じて、別種類の砥石17に交換したりする場合には、先ず、ワークWを取付治具25に取り付けたままの状態で、旋回テーブル31を旋回させて、作業者によって、空の砥石受け台50を、砥石搬入出位置G2における旋回テーブル31の所定位置に装着する。
次いで、図5(a)に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、空の砥石受け台50を砥石搬入出位置G2から砥石交換位置G1に配置させる。
そして、砥石17を、X軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、砥石交換位置G1に配置された空の砥石受け台50に載せる。このとき、砥石17のフランジ部18が、砥石受け台50の受け部材52に嵌め込まれる。
次いで、図5(b)に示すように、砥石17を砥石受け台50に載せた状態で、砥石ヘッド14をX軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、当該砥石17から砥石軸16を引き抜く。これにより、砥石17が砥石ヘッド14から離脱したことになる。
そして、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、砥石17を載せた砥石受け台50を、砥石交換位置G1から砥石搬入出位置G2に配置させる。
次いで、砥石搬入出位置G2に配置された砥石受け台50に対して、砥石17の搬入出(載せ替え)作業が作業者により行われる。即ち、砥石受け台50から、載置済みの砥石17を搬出した後、新たな砥石17を、空になった砥石受け台50に搬入する。
そして、図5(b)に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、新たな砥石17を載せた砥石受け台50を、砥石搬入出位置G2から砥石交換位置G1に配置させる。
次いで、図5(a)に示すように、砥石17を砥石受け台50に載せた状態で、砥石ヘッド14をX軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、当該砥石17に砥石軸16を嵌入する。これにより、新たな砥石17が砥石軸16に装着されたことになり、砥石17の交換が完了する。
そして、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、空の砥石受け台50を砥石交換位置G1から砥石搬入出位置G2に配置させた後、当該砥石受け台50は作業者により取り外される。
なお、上述した実施形態においては、本発明に係る歯車研削盤を、ねじ状の砥石17による創成研削法を採用した歯車研削盤に適用したが、円盤状砥石による成形研削法を採用した歯車研削盤に適用することも可能である。
従って、本発明に係る歯車研削盤によれば、ワークWを保持してワーク回転軸C周りに回転する回転テーブル22の径方向外側において、旋回テーブル31をワーク回転軸C周りに旋回させて、ドレッシング装置40をドレッシング位置D1と退避位置D2との間で移動させることにより、ドレッシング装置40とワークWとの接触を防止することができる。これにより、ワークWの大きさに関わらず、ワークWを回転テーブル22に取り付けた状態で、砥石17をドレッサ43によりドレッシングすることができる。
また、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3に移動させることにより、ワークWを回転テーブル22に取り付けた状態で、ドレッサ43を容易に交換することができる
また、回転テーブル22を回転可能に支持する固定テーブル21の径方向外側に、環状溝21aを設け、この環状溝21a内に、旋回テーブル31を旋回可能に収容することにより、旋回テーブル31を安定して旋回させることができる。
更に、旋回テーブル31をワーク回転軸C周りに旋回させて、砥石受け台50を砥石交換位置G1と砥石搬入出位置G2との間で移動させることにより、砥石受け台50及びこれに載せられた砥石17とワークWとの接触を防止することができる。これにより、ワークWの大きさに関わらず、ワークWを回転テーブル22に取り付けた状態で、砥石17を容易に交換することができる。
本発明は、省スペース化を図るようにした歯車研削盤に適用可能である。
1 歯車研削盤
11 ベッド
12 コラム
13 サドル
14 砥石ヘッド
15 砥石回転用モータ
16 砥石軸
17 砥石
18 フランジ部
21 固定テーブル
22 回転テーブル
24 テーブル回転用モータ
31 旋回テーブル
33 テーブル旋回用モータ
37 摺動部材
38 固定部材
40 ドレッシング装置
42 ドレッサ回転用モータ
43 ドレッサ
50 砥石受け台
52 受け部材
W ワーク
B1 砥石回転軸
B2 ドレッサ回転軸
C ワーク回転軸
D1 ドレッシング位置
D2 退避位置
D3 ドレッサ交換位置
G1 砥石交換位置
G2 砥石搬入出位置

Claims (4)

  1. 被加工歯車と砥石とを噛み合わせた状態で互いに回転させることにより、被加工歯車に研削加工を行う歯車研削盤において、
    被加工歯車を保持して、ワーク回転軸周りに回転する回転テーブルと、
    前記砥石を回転可能に支持し、前記ワーク回転軸に対して前記砥石を移動させる砥石移動手段と、
    前記回転テーブルと同軸上で、且つ、当該回転テーブルの径方向外側に配置され、前記ワーク回転軸周りに旋回可能に支持されるリング状の旋回テーブルと、
    前記旋回テーブルに設けられ、前記砥石をドレッシング可能なドレッシング手段と、
    前記砥石移動手段に支持された前記砥石をドレッシング可能なドレッシング位置と、研削加工中に前記ドレッシング位置から退避する退避位置との間で、前記ドレッシング手段が移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させるテーブル旋回手段とを備える
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  2. 請求項1に記載の歯車研削盤において、
    前記テーブル旋回手段は、前記ドレッシング手段が、ドレッサを交換可能なドレッサ交換位置に移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させる
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  3. 請求項1または2に記載の歯車研削盤において、
    前記回転テーブルの径方向外側に設けられ、当該回転テーブルを前記ワーク回転軸周りに回転可能に支持する固定テーブルと、
    前記固定テーブルの径方向外側に設けられ、前記旋回テーブルを旋回可能に収容する環状溝とを備える
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の歯車研削盤において、
    前記旋回テーブルに設けられ、前記砥石を載置可能な砥石受け台を備え、
    前記テーブル旋回手段は、前記砥石移動手段に対して前記砥石を交換可能な砥石交換位置と、前記砥石受け台に対して前記砥石を搬入及び搬出可能な砥石搬入出位置との間で、前記砥石受け台が移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させる
    ことを特徴とする歯車研削盤。
JP2010199455A 2010-09-07 2010-09-07 歯車研削盤 Active JP5285672B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199455A JP5285672B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 歯車研削盤
TW100129810A TWI450781B (zh) 2010-09-07 2011-08-19 Gear grinding machine
US13/820,203 US9511477B2 (en) 2010-09-07 2011-08-25 Gear grinding machine
EP11823420.2A EP2614923B1 (en) 2010-09-07 2011-08-25 Gear grinding machine
CN201180042301.5A CN103079763B (zh) 2010-09-07 2011-08-25 齿轮磨床
PCT/JP2011/069138 WO2012032941A1 (ja) 2010-09-07 2011-08-25 歯車研削盤
BR112013004966A BR112013004966A2 (pt) 2010-09-07 2011-08-25 máquina retificadora de engrenagem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199455A JP5285672B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 歯車研削盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012055986A JP2012055986A (ja) 2012-03-22
JP5285672B2 true JP5285672B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=45810544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010199455A Active JP5285672B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 歯車研削盤

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9511477B2 (ja)
EP (1) EP2614923B1 (ja)
JP (1) JP5285672B2 (ja)
CN (1) CN103079763B (ja)
BR (1) BR112013004966A2 (ja)
TW (1) TWI450781B (ja)
WO (1) WO2012032941A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2732895B1 (de) 2012-11-14 2015-10-21 Burri Werkzeugmaschinen GmbH & Co. KG Werkzeugmaschine zur Herstellung von Profilen
JP6406100B2 (ja) * 2015-03-31 2018-10-17 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転加工機の砥石交換方法
JP6453199B2 (ja) * 2015-10-16 2019-01-16 光洋機械工業株式会社 センタレス研削盤
CN106735618B (zh) * 2016-12-01 2018-10-09 鞍山海咯尔装备制造股份有限公司 齿形修形测量仪
DE102017011978A1 (de) * 2017-12-22 2019-06-27 Gleason-Pfauter Maschinenfabrik Gmbh Verfahren zur Bearbeituung von Verzahnungen und Verzahnungsmaschine
CN108637807B (zh) * 2018-05-11 2020-07-07 广西富荔科技有限公司 一种双面齿形刀片加工用定形装置
JP7043346B2 (ja) * 2018-05-18 2022-03-29 株式会社ディスコ 切削装置
JP7152745B2 (ja) * 2018-06-13 2022-10-13 株式会社 神崎高級工機製作所 歯車加工装置
CN109262414B (zh) * 2018-09-19 2023-07-04 赛迈科先进材料股份有限公司 一种超薄石墨样品的加工设备
KR102205168B1 (ko) * 2020-02-04 2021-01-20 케이피엠 주식회사 포터블 플랜지 가공장치
WO2022021575A1 (zh) * 2020-07-29 2022-02-03 湖南中大创远数控装备有限公司 一种磨齿机

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1585706A (en) * 1922-10-10 1926-05-25 Einar A Hanson Truing device for grinding wheels
DE19625370C1 (de) 1996-06-25 1997-04-30 Reishauer Ag Schleifmaschine zum Schleifen von Stirnzahnrädern
DE19910746B4 (de) * 1999-03-11 2007-02-08 Reishauer Ag Vorrichtung und Verfahren zum Profilieren von Schleifschnecken
KR100697876B1 (ko) * 1999-05-17 2007-03-23 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 폴리싱장치
DE10132695B4 (de) * 2001-07-05 2009-02-05 Reishauer Ag Abrichten von Schleifwerkzeugen zum Verzahnungsschleifen
CN1173804C (zh) * 2002-12-03 2004-11-03 汕头大学 磨床砂轮修整器
JP4563017B2 (ja) 2003-10-07 2010-10-13 三菱重工業株式会社 歯車研削盤および歯車研削盤砥石のドレッシング方法
CN100553843C (zh) * 2004-09-25 2009-10-28 科林基恩伯格股份有限公司 以简化分度时间的分度法加工齿轮的装置及方法
CN100361783C (zh) * 2005-04-07 2008-01-16 上海第三机床厂 数字化曲线磨床
CN1803358A (zh) * 2006-01-10 2006-07-19 潘旭华 成形砂轮磨齿专用机床
JP4648219B2 (ja) * 2006-02-28 2011-03-09 三菱重工業株式会社 歯車研削盤
DE102007022603A1 (de) * 2007-05-12 2008-11-13 Kapp Gmbh Hartfeinbearbeitungsmaschine
DE102008010301A1 (de) * 2008-02-21 2009-09-03 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Verzahnungsschleifmaschine
JP5148400B2 (ja) * 2008-07-25 2013-02-20 三菱重工業株式会社 歯車研削盤
JP5285416B2 (ja) * 2008-12-22 2013-09-11 三菱重工業株式会社 内歯車研削盤及び樽形ねじ状工具のドレッシング方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2614923B1 (en) 2019-04-24
TWI450781B (zh) 2014-09-01
US20130244549A1 (en) 2013-09-19
EP2614923A4 (en) 2017-10-11
WO2012032941A1 (ja) 2012-03-15
EP2614923A1 (en) 2013-07-17
JP2012055986A (ja) 2012-03-22
TW201219134A (en) 2012-05-16
US9511477B2 (en) 2016-12-06
BR112013004966A2 (pt) 2016-08-16
CN103079763B (zh) 2015-04-01
CN103079763A (zh) 2013-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5285672B2 (ja) 歯車研削盤
JP5125406B2 (ja) 旋回装置およびそれを備えた円筒研削盤
JP5308388B2 (ja) 歯車加工機械
JP6459524B2 (ja) 複合研削盤および研削方法
WO2011039838A1 (ja) 歯車研削盤
JP5122996B2 (ja) ラップ盤
JP2007229841A (ja) 歯車研削盤
JP6004890B2 (ja) 複合加工研削盤及びそれを利用した加工方法
JP2002066850A (ja) マシニングセンタ及びその工具交換方法
JP5148400B2 (ja) 歯車研削盤
JP4563017B2 (ja) 歯車研削盤および歯車研削盤砥石のドレッシング方法
JP5331072B2 (ja) 歯車研削盤
JP6540198B2 (ja) 複合研削盤及び複合研削方法
JP2009095911A (ja) 旋回装置およびそれを備えた円筒研削盤
CN215659329U (zh) 一种可快速拆卸的无心磨床
TWI402138B (zh) Gear grinding machine
JP2015039765A (ja) 回転加工機
JP2016193460A (ja) 回転加工機の砥石交換方法
JP2011036943A (ja) 研削装置
JP2024055431A (ja) 歯車研削盤およびドレッシング方法
JP2006000963A (ja) センタレス研削盤におけるドレッシング方法とセンタレス研削盤
JP2009101458A (ja) 旋回装置
JP2005329517A (ja) センタレス研削盤におけるドレッシング方法及びセンタレス研削盤
JP2009196012A (ja) 両面研磨装置
JP2004253629A (ja) ウェーハ研削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130531

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5285672

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250