JP5331072B2 - 歯車研削盤 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工歯車を砥石により研削する歯車研削盤に関し、特に、砥石を交換する砥石交換機能を有する歯車研削盤に関する。
従来から、熱処理後の歯車を砥石により研削し、その歯面を効率良く仕上げ加工するものとして、歯車研削盤が提供されている。また、このような歯車研削盤に用いられる砥石は、その重量が比較的重いものであるため、その交換作業は困難を有していた。
そこで、従来の歯車研削盤の中には、砥石を自動交換可能とした砥石交換装置を備えたものが提供されている。そして、このような、砥石交換装置を備えた歯車研削盤は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002−127004号公報
上記従来の砥石交換装置では、複数の砥石を載置可能な砥石載置台と、砥石を把持可能な砥石ローダとを備えており、砥石載置台と砥石ヘッドとの間で、砥石ローダを移動させることにより、砥石の交換を可能としている。
しかしながら、このような従来の歯車研削盤においては、上記砥石交換装置を機械側部に設けているため、砥石ローダを上下方向及び水平方向に移動させなくてはならず、更に、この砥石ローダを支持するガイドレールを機械上方に配置しなくてはならない。この結果、従来の歯車研削盤では、機械構成が複雑となり、機械自体の大型化を招くおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、砥石を容易に交換することができると共に、機械の小型化を図ることができる歯車研削盤を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る歯車研削盤は、
被加工歯車と砥石とを噛み合わせた状態で互いに回転させることにより、被加工歯車に研削加工を行う歯車研削盤において、
被加工歯車を保持して、ワーク回転軸周りに回転する回転テーブルと、
前記砥石を回転可能で、且つ、着脱可能に支持し、前記ワーク回転軸に対して前記砥石を移動させる砥石移動手段と、
前記回転テーブルと同軸上で、且つ、当該回転テーブルの径方向外側に配置され、前記ワーク回転軸周りに旋回可能に支持されるリング状の旋回テーブルと、
前記旋回テーブルに設けられ、前記砥石を載置可能な砥石受け台と、
前記砥石移動手段に対して前記砥石を交換可能な砥石交換位置と、前記砥石受け台に対して前記砥石を搬入及び搬出可能な砥石搬入出位置との間で、前記砥石受け台が移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させるテーブル旋回手段とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る歯車研削盤は、
前記砥石交換位置に配置された前記砥石受け台は、前記砥石を載せた状態で、前記砥石移動手段の移動による当該砥石移動手段に対する前記砥石の着脱を可能とする
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る歯車研削盤は、
前記砥石受け台は、前記旋回テーブルに対して着脱可能に装着される
ことを特徴とする。
従って、本発明に係る歯車研削盤によれば、被加工歯車を保持してワーク回転軸周りに回転する回転テーブルの径方向外側において、旋回テーブルをワーク回転軸周りに旋回させて、砥石受け台を砥石交換位置と砥石搬入出位置との間で移動させることにより、砥石を容易に交換することができると共に、機械の小型化を図ることができる。
本発明の一実施例に係る歯車研削盤の側面図である。 本発明の一実施例に係る歯車研削盤の平面図である。 図1の要部拡大図である。 ドレッシング装置をドレッシング位置に配置させたときの様子を示した図であって、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 ドレッシング装置をドレッサ交換位置に配置させると共に、砥石受け台を砥石交換位置に配置させたときの様子を示した図であって、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 ドレッシング装置を退避位置に配置させると共に、砥石受け台を砥石搬入出位置に配置させたときの様子を示した図である。
以下、本発明に係る歯車研削盤について、図面を用いて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、歯車研削盤1には、ベッド11が設けられており、このベッド11上には、コラム12が水平なX軸方向に移動可能に支持されている。また、コラム12には、サドル13が鉛直なZ軸方向に昇降可能に支持されており、このサドル13には、砥石ヘッド14が砥石回転軸B1の軸方向(水平なY軸方向)に移動可能に支持されている。
更に、砥石ヘッド14には、砥石回転用モータ15が設けられており、この砥石回転用モータ15には、砥石軸16が砥石回転軸B1周りに回転可能に支持されている。そして、砥石軸16には、外周面にねじ山が螺旋状に形成された、ねじ状の砥石17が着脱可能に装着されている。
なお、砥石17を砥石軸16に取り付けるための砥石取付構造は、円筒状の砥石17の貫通孔の両側から、それぞれフランジ部材を嵌入して、当該砥石17をそのフランジ部材のフランジ部18で挟持させた状態で、砥石軸16に固着するものとなっている。
従って、コラム12、サドル13、砥石ヘッド14を駆動させることにより、砥石17をX軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させることができる。また、砥石回転用モータ15を駆動させることにより、砥石17を砥石軸16を介して砥石回転軸B1周りに回転させることができる。なお、コラム12、サドル13、砥石ヘッド14は、砥石17を移動させるための砥石移動手段を構成するものである。
また、ベッド11の上部には、円筒状の固定テーブル21が設けられており、この固定テーブル21の径方向内側には、軸状の回転テーブル22が、軸受23a,23bを介して、鉛直なワーク回転軸C周りに回転可能に支持されている。
固定テーブル21と回転テーブル22との間には、テーブル回転用モータ24が設けられており、このテーブル回転用モータ24は、固定テーブル21の内周面に固定された固定子24aと、回転テーブル22の外周面に固定された回転子24bとから構成されている。そして、回転テーブル22の上面には、ワーク(被加工歯車)Wが、取付治具25を介して、取り付けられている。従って、テーブル回転用モータ24を駆動させることにより、回転テーブル22と共にワークWを、ワーク回転軸C周りに回転させることができる。
一方、固定テーブル21には、その径方向外側に、上方に開口した環状の環状溝21aが、当該固定テーブル21の周方向に沿うように形成されている。この環状溝21a内には、リング状の旋回テーブル31が、軸受32を介して、ワーク回転軸C周りに旋回可能に収容されている。即ち、旋回テーブル31は、固定テーブル21及び回転テーブル31と同軸上に配置されている。
また、旋回テーブル31の外周面には、旋回用ギヤ31aがその周方向に沿うように形成されている。更に、旋回テーブル31の内周面における下部には、位置決め用ギヤ31bがその周方向に沿うように形成されている。
ここで、環状溝21aには、中空状のギヤボックス部21bが、一体に形成されている。このギヤボックス部21bは、回転テーブル21の中心(ワーク回転軸C)から径方向外側(X軸方向)で、且つ、コラム12とは反対側に延設するものであって、その外端上部には、テーブル旋回用モータ(テーブル旋回手段)33が設けられている。テーブル旋回用モータ33の駆動軸34は、ギヤボックス部21b内に配置されており、この駆動軸34の外周面には、駆動ギヤ34aがその周方向に沿うように形成されている。
また、ギヤボックス部21b内には、中間軸35及び従動軸36が回転可能に支持されている。中間軸35には、上中間ギヤ35a及び下中間ギヤ35bが設けられており、従動軸36には、従動ギヤ36aが設けられている。そして、駆動ギヤ34aと下中間ギヤ35bとが噛み合い、上中間ギヤ35aと従動ギヤ36aとが噛み合い、従動ギヤ36aと旋回用ギヤ31aとが噛み合っている。
更に、図1及び図3に示すように、環状溝21aの内壁面(固定テーブル21の外周面)と旋回テーブル31の内周面との間には、リング状の摺動部材37及び固定部材38が上下に並ぶように設けられている。
環状溝21aの内壁面には、凹状のシリンダ部21cが形成されており、摺動部材37は、そのシリンダ部21cを介して、上下方向に摺動可能に支持されている。また、シリンダ部21cにおける上部及び下部には、油圧が給排可能となっており、シリンダ部21cの上部に油圧を供給すると、摺動部材37は下降する一方、シリンダ部21cの下部に油圧を供給すると、摺動部材37は上昇するようになっている。更に、摺動部材37の下面には、位置決め用ギヤ37aが形成されている。一方、固定部材38は、環状溝21a内に固定されており、その上面には、位置決め用ギヤ38aが形成されている。
そして、摺動部材37の位置決め用ギヤ37aと、旋回テーブル31の位置決め用ギヤ31b及び固定部材38の位置決め用ギヤ38aとは、上下方向において噛み合い可能となっている。即ち、位置決め用ギヤ31b,37a,38aは、ギヤカップリングを構成するものであって、これらの噛み合いによって、旋回テーブル31の旋回方向の位置決めが行われる。
従って、テーブル旋回用モータ33を駆動させることにより、旋回テーブル31を、各ギヤ34a,35a,35b,36a,31aを介して、ワーク回転軸C周りに回転させることができる。このとき、摺動部材37が最上位に摺動した状態では、位置決め用ギヤ37aと位置決め用ギヤ31b,38aとが噛み合わないため、旋回テーブル31の旋回が可能となっている。一方、摺動部材37が最下位に摺動した状態では、位置決め用ギヤ37aと位置決め用ギヤ31b,38aとが噛み合うため、旋回テーブル31の旋回方向の位置決めが可能となっている。
また、旋回テーブル31の上面には、ドレッシング装置(ドレッシング手段)40及び砥石受け台50が設けられている。なお、ドレッシング装置40と砥石受け台50とは、旋回テーブル31の周方向において、位相が90°ずれた位置に配置されている。
ドレッシング装置40は、砥石17をドレッシングするものであって、旋回テーブル31の上面に固定される装置本体41と、この装置本体41に設けられるドレッサ回転用モータ42と、このドレッサ回転用モータ42に着脱可能に装着される円盤状のドレッサ43とから構成されている。従って、ドレッサ回転用モータ42を駆動させることにより、ドレッサ43を水平なドレッサ回転軸B2周りに回転させることができる。
一方、砥石受け台50は、砥石17を載置するものであって、旋回テーブル31の上面に着脱可能に装着される受け台本体51と、この受け台本体51の幅方向両側に設けられる左右一対の受け部材52とから構成されている。なお、左右一対の受け部材52間の距離は、砥石17の両端部に設けられるフランジ部18間の長さと同じになるように設定されており、これら受け部材52は、そのフランジ部18を嵌め込むことができるように、その上面が円弧状に形成されている。
そして、図1、図2、図4乃至図6に示すように、旋回テーブル31を所定の旋回角度で旋回させて位置決めすることにより、ドレッシング装置40を、ドレッシング位置D1、退避位置D2、ドレッサ交換位置D2のいずれかに配置させることができると共に、砥石受け台50を、砥石交換位置G1または砥石搬入出位置G2に配置させることができる。
ここで、ドレッシング位置D1(旋回テーブル31の旋回角度が0°の状態)は、ドレッシング装置40が砥石軸16に装着された砥石17と対向する位置である。そして、ドレッシング装置40をドレッシング位置D1に配置させることにより、砥石17をドレッサ43によりドレッシングすることができる。
また、退避位置D2(旋回テーブル31の旋回角度が180°の状態)は、ドレッシング装置40がドレッシング位置D1から最も遠ざかった位置、即ち、回転テーブル21を挟んだコラム12の反対側の位置である。そして、ドレッシング装置40を退避位置D2に配置させることにより、ワークWを砥石17により研削することができる。
更に、ドレッサ交換位置D3(旋回テーブル31の旋回角度が90°の状態)は、ドレッシング位置D1と退避位置D2との間の中間点で、且つ、作業者と対向する位置である。そして、ドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3に配置させることにより、作業者がドレッサ43の交換を行うことができる。
一方、砥石交換位置G1(旋回テーブル31の旋回角度が90°の状態)は、砥石受け台50が砥石軸16に装着された砥石17と対向する位置である。そして、砥石受け台50を砥石交換位置G1に配置させることにより、砥石ヘッド14に対して砥石17を交換することができる。
また、砥石搬入出位置G2(旋回テーブル31の旋回角度が180°の状態)は、作業者と対向する位置である。そして、砥石受け台50を砥石搬入出位置G2に配置させることにより、作業者が砥石受け台50に対して砥石17の搬入及び搬出(載せ替え)を行うことができる。
次に、歯車研削盤1の動作について、図4乃至図6を用いて説明する。
ワークWを砥石17により研削する場合には、先ず、砥石17を、X軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、取付治具25に取り付けられたワークWの上側または下側に待機させる。
次いで、砥石17を砥石回転軸B1周りに回転させると共に、ワークWをワーク回転軸C周りに回転させた後、砥石17をZ軸方向に移動させて、ワークWに噛み合わせる。これにより、砥石17の刃面によって、ワークWの歯面が研削される。
なお、上述した研削加工においては、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40を予め退避位置D2に配置させておく。一方、図4(a),(b)の二点鎖線で示すように、砥石受け台50は、予め旋回テーブル31から取り外しておく。
ここで、砥石17を用いて所定数量のワークWを研削すると、その刃面が磨耗して、切れ味が低下するため、砥石17をドレッサ43により定期的にドレッシングする必要がある。
そこで、砥石17をドレッサ43によりドレッシングする場合には、図4(a),(b)に示すように、先ず、ワークWを取付治具25に取り付けたままの状態で、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40を退避位置D2からドレッシング位置D1に配置させる。
次いで、ドレッサ43をドレッサ回転軸B2周りに回転させた後、砥石17を、X軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、ドレッシング位置D1に配置されたドレッサ43に噛み合わせる。
そして、このような噛み合い状態から、砥石17を、砥石回転軸B1周りに回転させると共に、Y軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させる。これにより、ドレッサ43の刃面によって、砥石17の刃面がドレッシングされる。
また、ドレッサ43が磨耗して、新たなドレッサ43に交換したり、砥石17の刃形に応じて、別種類のドレッサ43に交換したりする場合には、先ず、図5(a),(b)に示すように、ワークWを取付治具25に取り付けたままの状態で、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッシング装置40をドレッシング位置D1または退避位置D2からドレッサ交換位置D3に配置させる。
次いで、ドレッサ交換位置D3に配置されたドレッシング装置40に対して、ドレッサ43の交換作業が作業者により行われる。
そして、図4(a),(b)に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッサ交換作業が完了したドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3からドレッシング位置D1に配置させた後、砥石17を、交換したドレッサ43により続けてドレッシングする。
または、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、ドレッサ交換作業が完了したドレッシング装置40をドレッサ交換位置D3から退避位置D2に配置させた後、交換したドレッサ43を、次回のドレッシングに備えて待機させる。
更に、砥石17が磨耗して、新たな砥石17に交換したり、ワークWの歯形に応じて、別種類の砥石17に交換したりする場合には、先ず、ワークWを取付治具25に取り付けたままの状態で、旋回テーブル31を旋回させて、作業者によって、空の砥石受け台50を、砥石搬入出位置G2における旋回テーブル31の所定位置に装着する。
次いで、図5(a)に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、空の砥石受け台50を砥石搬入出位置G2から砥石交換位置G1に配置させる。
そして、砥石17を、X軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、砥石交換位置G1に配置された空の砥石受け台50に載せる。このとき、砥石17のフランジ部18が、砥石受け台50の受け部材52に嵌め込まれる。
次いで、図5(b)に示すように、砥石17を砥石受け台50に載せた状態で、砥石ヘッド14をX軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、当該砥石17から砥石軸16を引き抜く。これにより、砥石17が砥石ヘッド14から離脱したことになる。
そして、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、砥石17を載せた砥石受け台50を、砥石交換位置G1から砥石搬入出位置G2に配置させる。
次いで、砥石搬入出位置G2に配置された砥石受け台50に対して、砥石17の搬入出(載せ替え)作業が作業者により行われる。即ち、砥石受け台50から、載置済みの砥石17を搬出した後、新たな砥石17を、空になった砥石受け台50に搬入する。
そして、図5(b)に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、新たな砥石17を載せた砥石受け台50を、砥石搬入出位置G2から砥石交換位置G1に配置させる。
次いで、図5(a)に示すように、砥石17を砥石受け台50に載せた状態で、砥石ヘッド14をX軸,Y軸,Z軸方向及び砥石回転軸B1の軸方向に移動させて、当該砥石17に砥石軸16を嵌入する。これにより、新たな砥石17が砥石軸16に装着されたことになり、砥石17の交換が完了する。
そして、図6に示すように、旋回テーブル31を旋回させて、空の砥石受け台50を砥石交換位置G1から砥石搬入出位置G2に配置させた後、当該砥石受け台50は作業者により取り外される。
なお、上述した実施形態においては、本発明に係る歯車研削盤を、ねじ状の砥石17による創成研削法を採用した歯車研削盤に適用したが、円盤状砥石による成形研削法を採用した歯車研削盤に適用することも可能である。
従って、本発明に係る歯車研削盤によれば、ワークWを保持してワーク回転軸C周りに回転する回転テーブル22の径方向外側において、旋回テーブル31をワーク回転軸C周りに旋回させて、砥石受け台50を砥石交換位置G1と砥石搬入出位置G2との間で移動させることにより、ワークWを回転テーブル22に取り付けた状態で、砥石17を容易に交換することができる。更に、砥石受け台50を旋回テーブル31によって移動させることにより、砥石受け台50の移動経路(移動範囲)を小さくすることができるので、機械の小型化を図ることができる。
また、砥石交換位置G1に配置された砥石受け台50が、砥石17を載せた状態で、砥石ヘッド14の移動による砥石軸16に対する砥石17の着脱を可能とすることにより、砥石17の着脱時に、砥石受け台50を移動させる必要がなく、砥石ヘッド14のみを移動させれば良いので、砥石17の着脱動作の簡素化を図ることができる。
更に、砥石受け台50を旋回テーブル31に対して着脱可能とすることにより、砥石受け台50を必要としないときには、当該砥石受け台50を取り外しておくことができる。これにより、研削時やドレッシング時において、砥石受け台50と砥石17との接触を防止することができる。
本発明は、省スペース化を図るようにした歯車研削盤に適用可能である。
1 歯車研削盤
11 ベッド
12 コラム
13 サドル
14 砥石ヘッド
15 砥石回転用モータ
16 砥石軸
17 砥石
18 フランジ部
21 固定テーブル
22 回転テーブル
24 テーブル回転用モータ
31 旋回テーブル
33 テーブル旋回用モータ
37 摺動部材
38 固定部材
40 ドレッシング装置
42 ドレッサ回転用モータ
43 ドレッサ
50 砥石受け台
52 受け部材
W ワーク
B1 砥石回転軸
B2 ドレッサ回転軸
C ワーク回転軸
D1 ドレッシング位置
D2 退避位置
D3 ドレッサ交換位置
G1 砥石交換位置
G2 砥石搬入出位置

Claims (3)

  1. 被加工歯車と砥石とを噛み合わせた状態で互いに回転させることにより、被加工歯車に研削加工を行う歯車研削盤において、
    被加工歯車を保持して、ワーク回転軸周りに回転する回転テーブルと、
    前記砥石を回転可能で、且つ、着脱可能に支持し、前記ワーク回転軸に対して前記砥石を移動させる砥石移動手段と、
    前記回転テーブルと同軸上で、且つ、当該回転テーブルの径方向外側に配置され、前記ワーク回転軸周りに旋回可能に支持されるリング状の旋回テーブルと、
    前記旋回テーブルに設けられ、前記砥石を載置可能な砥石受け台と、
    前記砥石移動手段に対して前記砥石を交換可能な砥石交換位置と、前記砥石受け台に対して前記砥石を搬入及び搬出可能な砥石搬入出位置との間で、前記砥石受け台が移動するように、前記旋回テーブルを前記ワーク回転軸周りに旋回させるテーブル旋回手段とを備える
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  2. 請求項1に記載の歯車研削盤において、
    前記砥石交換位置に配置された前記砥石受け台は、前記砥石を載せた状態で、前記砥石移動手段の移動による当該砥石移動手段に対する前記砥石の着脱を可能とする
    ことを特徴とする歯車研削盤。
  3. 請求項1または2に記載の歯車研削盤において、
    前記砥石受け台は、前記旋回テーブルに対して着脱可能に装着される
    ことを特徴とする歯車研削盤。
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