JP2005329517A - センタレス研削盤におけるドレッシング方法及びセンタレス研削盤 - Google Patents

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Takashi Hasebe
長谷部隆司
Mitsuaki Takahashi
高橋光明
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Abstract

【課題】 従来のセンタレス研削盤における砥石車や調整車用のドレッシング装置を省略したセンタレス研削盤におけるドレッシング方法及びセンタレス研削盤を提供すること。
【解決手段】 取付台2,3のそれぞれは、砥石車4及び調整車5を取外し可能に固定する支持部12,50を備えていると共に、両取付台2,3のうちの少なくとも一方の取付台は、ドレス工具Bを装着脱可能に取付ける配装手段を備える。このセンタレス研削盤Aによるドレッシング方法は、前記取付台2,3の切込方向進退動と横方向進退動により、前記両取付台2,3のうちの一方の取付台に配装した前記ドレス工具Bで、他方の取付台に取付けられた砥石車Aの研削砥石11若くは調整車の調整砥石をドレッシングする。
【選択図】 図4

Description

本発明は円筒状加工材の周面などを研削加工するセンタレス研削盤における砥石車(研削砥石)及び調整車(調整砥石)の表面状態や形状を修正するドレッシング(ツルーイング)方法及びセンタレス研削盤に関するものである。
センタレス研削盤の砥石車や調整車をドレッシングする手段は、取付台から砥石車や調整車を取外して機外修正機によりドレッシングする手段のほか、この砥石車及び調整車の各背部位に配備されたドレッシング(ツルーイング)装置による手段がある(例えば、特許文献1及び2参照)。
実公平3−37886号公報
特開2004−50380号公報
ドレッシング装置を備えたセンタレス研削盤は、上記文献1,2のごとくバイトやロータリーダイヤモンドなどのドレス工具の駆動機構が砥石車及び調整車のそれぞれに配設されているものであるから機械が大型で高価なものとなり、また機外修正機にあっては、設備費がかかることとなる。
本発明は従来のセンタレス研削盤における砥石車や調整車用のドレッシング装置を省略したセンタレス研削盤におけるドレッシング方法及びセンタレス研削盤を提供することにより、機械全体の構造の簡素、小型化、低コスト化を図るものである。
上記課題を解決するセンタレス研削盤におけるドレッシング方法の第1の手段は、研削砥石を有する砥石車が取付けられた取付台と、調整砥石を有する調整車が取付けられた取付け台が対向して配設され、この間に配設されたブレード上の加工材を、前記両取付台それぞれの切込方向進退動により研削加工するセンタレス研削盤であって、しかも取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車の車軸を取外し可能に固定する支持部を備えていると共に、この両取付台のうちの少なくとも一方の取付台は、ドレッシング用のドレス工具を装着脱可能に取付ける配装手段と、前記砥石車や調整車の車軸と平行な方向に移動する横方向進退動手段を備えており、前記取付台の切込方向進退動と横方向進退動により、前記両取付台のうちの一方の取付台に配装した前記ドレス工具で、他方の取付台に取付けられた砥石車の研削砥石若くは調整車の調整砥石をドレッシングすることを特徴とし、
第2の手段は、前記砥石車と調整車のそれぞれが、車軸に被嵌された回転筒体の外周に、回転動用のプーリー部と、砥石車にあっては研削砥石が、調整車にあっては調整砥石が周設され、取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車のどちらの車軸の両端部位をも両持状に支持する一対の支持部を備えており、前記両取付台のうちのどちらか一方の取付台のみを前記砥石車や調整車の取付け側とし、他方の取付台に配装されたドレス工具により、前記砥石車の研削砥石や調整車の調整砥石をドレッシングするものである。
そしてこのドレッシング方法を採るセンタレス研削盤の第1の手段は、研削砥石を有する砥石車が取付けられた取付台と、調整砥石を有する調整車が取付けられた取付台が対向して配設され、この間に配設されたブレード上の加工材を、前記両取付台それぞれの切込方向進退動により研削加工するセンタレス研削盤において、前記取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車の車軸を取外し可能に固定する支持部を備えていると共に、前記両取付台のうちの少なくとも一方の取付台は、ドレッシング用のドレス工具を装着脱可能に取付ける配装手段と、前記取付台の一方に配装した前記ドレス工具により、他方の取付台に取付けられた砥石車の研削砥石、若くは調整車の調整砥石を修正するドレッシング時において、前記切込方向進退動と共に、前記砥石車及び調整車の車軸と平行な方向に移動する横方向進退動手段を備えていることを特徴とし、
第2の手段は、前記砥石車と調整車のそれぞれが、車軸の外周に軸受を介して被嵌された回転筒体を備え、この回転筒体の外周には、回転動用のプーリー部と、砥石車にあっては研削砥石が、調整車にあっては調整砥石が周設されており、取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車のどちらの車軸の両端部位をも、両持状に支持する一対の支持部を備えているもので、
第3の手段は、前記砥石車と調整車のそれぞれが、一方端に把持部を有する短軸の他方端にかけて、回転可能に回転筒体が被嵌され、この回転筒体の外周の前記把持部側には、回転動用プーリーが、他方側には、砥石車にあっては研削砥石が、調整車にあっては調整砥石が周設されており、取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車の車軸における前記把持部を、片持状に支持する支持部を備えているものである。
更にこのセンタレス研削盤における前記ドレス工具は、一方端に把持部を有する短軸の他方端にかけて、回転可能に回転筒体が被嵌され、この回転筒体の外周の前記把持部側には回転動用のプーリー部が周設され、他方端にはロータリーダイヤモンドが固定されており、しかもドレッシング時において、前記短軸の把持部が、取付台の支持部に、片持状に支持固定されているロータリー形式や、側部位に把持棒部が突設されたホルダーに、単石ダイヤモンドや多石ボンドタイプなどのバイトが保持されており、しかもドレッシング時において、前記バイトを対向する取付台方向に向けた状態で、前記把持棒部が取付台の支持部に支持固定されているバイト形式であることを特徴とするものである。
本発明に係るセンタレス研削盤は、砥石車及び調整車をどちらの取付台にも取付けることができると共に、各取付台のそれぞれにドレス工具を配装することができる構成であり、一方の取付台にドレス工具を配装して、他方の取付台の砥石車の研削砥石又は調整車の調整砥石をドレッシングすることが可能であるから、別途ドレッシング装置における駆動機構などを設ける必要がなく取付台の一方にドレス工具を配装するだけでドレッシングにおける作業性も良いばかりか、構造も簡素で小型化され、低コストともなるから経済的でもある。
図は本発明に係るセンタレス研削盤におけるドレッシング方法及びセンタレス研削盤の実施例を示すもので、以下各図に基づき説明する。
図1及び2は本例におけるセンタレス研削盤の簡略図で、このセンタレス研削盤Aは、機台1上に対設された一対の取付台2,3と、この取付台2,3のそれぞれに対向する状態で取付けられた砥石車4と調整車5及び、この間に配設された研削台6と、この研削台6に支持された、加工材wを載置するブレード7とを備えており、砥石車4は車軸8の外周に、スラスト:ラジアル又はすべりなどの軸受9を介して被嵌された回転筒体10を備え、この回転筒体10の外周には、一方端寄りに回転動用のプーリー部10aが周設され、他方端寄りに研削砥石11が周設されていると共に、車軸8の一方端には大径部8aが設けられている。
そして取付台2は一対の支持部12,12を備え、この各支持部12は、上向き半円受部を有する受側12aと下向き半円受部を有する蓋側12bに分割構成されており、砥石車4における車軸8の両端部位のそれぞれの外周面を、両半円部で直径方向から挟むと共に、車軸8に続く大径部8aの内フランジ面部8bを一方の支持部12の外側面部位に当接させた状態でボルト13により締付けることにより、砥石車4は、取付台2に対して車軸8(固定軸)の一方軸端方向から軸線方向の位置決めがされた状態で両持状に固定されている。
調整車5も前記砥石車4と同様の構成であり、車軸14は、回転筒体15の外周に回転動用のプーリー部15aと調整砥石16を備えており、取付台3への固定状態にあっても同様であって、車軸14の両端のそれぞれが取付台3の各支持部50の受側50aと蓋側50bにより挟持されていると共に、一方端に設けられた大径部14aの内フランジ面部14bが、一方の支持部50の外側面部位に当接され、これにより調整車5は取付台3に対して車軸14(固定軸)の軸線方向の位置決めがされた状態でボルト13により両持状に締付け固定されている。
そして砥石車4及び調整車5は、各回転筒体10,15のプーリー部10a,15aと各取付台2及び3に配設されたモータ17,18のプーリー17a,18aとの間に掛けられたベルト19を介して、このモータ17,18により回転動するもので、この砥石車4及び調整車5は、両持固定された各支持部12,50のボルト13を緩め、ベルト19を外すことにより、簡易に取外すことができ、また砥石車4と調整車5及び、各取付台2と3が同様に構成されていることから、砥石車4と調整車5は、相互にどちらの取付台2,3にも取付け固定できることとなる。
更に、砥石車4の取付台2及び調整車5の取付台3は、駆動モータ20a,20bで回転するねじ杆21a,21bにより、研削加工時においてそれぞれの車軸8及び車軸14に直交する方向に移動して加工材wを切込むこととなる切込方向進退動手段を備えており、また、取付台2,3の両方若くはどちらか一方、本例では砥石車4の取付台2側には、駆動モータ22で回転するねじ杆23により、この取付台2を車軸8の軸線と平行に移動させる横方向進退動手段を備えているもので、他方の調整車5の取付台3を駆動モータ22aで回転するねじ杆23aにより、車軸14の軸線と平行に移動させる手段を併設することもある。
更に各取付台2,3は、砥石車4の研削砥石11及び調整車5の調整砥石16の表面状態や形状を修正するドレッシング装置における、バイト形式やロータリー形式などのドレス工具の装着脱可能な配装手段を備えている。
そして本例におけるバイト式のドレス工具Bは、単石ダイヤモンドや多石ボンドタイプなどのバイト24を保持するホルダー25の両側部位に、円柱状の把持棒部が突設された構成で、これを取付台2,3(以下一方の調整車5側の取付台3について説明する)に配装する手段は、バイト式ドレス工具Bの把持棒部25a,25aのそれぞれを、調整車5を取外した取付台3の前記支持部50で挟んだ状態で、ボルト13により締付けて両持状に固定してなるもので、このボルト13を緩めることにより取外すことができるものである。
ロータリー式のドレス工具Cは、一方端に大径部26aを有する短軸26に、この大径部26aに続く把持部26bを設けると共に、この把持部26bから他方端に至る外周に、軸受27を介して回転筒体28が回転可能に被嵌され、この回転筒体28における、短軸26の把持部26b方向となる一方端部位には、回転動用のプーリー部28aが設けられ、他方端部位には、修正刃が周設されたロータリーダイヤモンド29が固定された構成であって、これを取付台3(取付台2)に配装する手段は、取付台3の両支持部50,50における、モータ18のプーリー18a側となる片方の支持部50に片持状に固定するもので、ロータリー式ドレス工具Cの短軸26に形成された大径部26aの内フランジ面部26cを支持部50の外側面部位に当接させて、把持部26bをこの支持部50で挟んだ状態でボルト13により締付け固定して回転動用のプーリー部28aとモータ18のプーリー18a間にベルト19を掛けるもので、モータ18によりロータリーダイヤモンド29が回転動される。
勿論バイト式及びロータリー式ドレス工具B,Cは、同じ仕方で砥石車4側の取付台2にも配装でき、バイト式ドレス工具Bにあっては、取付台2,3に配装すれば足り、必ずしもその支持部12,50に配設することを要しない。
このセンタレス研削盤Aは、ブレード7上に加工材wを載置して各取付台2,3上の各モータ17,18からベルト19を介して砥石車4及び調整車5を回転動すると共に、駆動モータ20a,20bで回転するねじ杆21a,21bにより、砥石車4及び調整車5を加工材wの大きさなどの加工態様に応じて切込方向に制御動しつつ砥石車4における研削砥石11の回転研削力により加工物wの周面を研削加工するものである。
砥石車4の研削砥石11及び調整車5の調整砥石16の表面状態や形状を修正するバイト式ドレス工具Bによるドレッシング(ツルーイング)にあっては、ブレード7とドレス工具Bの干渉を避けるために、このブレード7を移動させると共に、調整車側の取付台3から調整車5を取外して、この取付台3にバイト式ドレス工具Bを固定することにより砥石車4における研削砥石11のドレッシング操作状態となる(図4,6)。
そして砥石車側の取付台2におけるモータ17によりベルト19を介して砥石車4を回転動すると共に、切込方向進退動手段における駆動モータ20aとねじ杆21aによりバイト24方向すなわち切込方向へ、また横方向進退動手段における駆動モータ22とねじ杆23によりバイト24に沿って横方向へと取付台2をNC制御等移動制御して、研削砥石11の周面を所望の形状や表面状態に修正(ドレッシング)するもので、調整車5における調整砥石16のドレッシング操作は、砥石車側の取付台2から砥石車4を取外して、ここにバイト式ドレス工具Bを固定する(図7)。
そして前記と同様にこの砥石車側の取付台2の切込方向進退動手段と横方向進退動手段によりこの取付台2すなわちバイト24を移動制御して、調整砥石16の周面を修正(ドレッシング)するものである。
ロータリー式ドレス工具Cによるドレッシングは、前記バイト式ドレス工具Bによる場合と同様であって、調整車側の取付台3から調整車5を取外して、ここにロータリーダイヤモンド29を備えたドレス工具Cを固定することにより砥石車4における研削砥石11のドレッシング操作状態となる(図5,8)。
そして、調整車側の取付台3のモータ18によりロータリーダイヤモンド29を回転動すると共に、前記と同様に砥石車側の取付台2の切込方向進退動手段と横方向進退動手段によりこの取付台2を移動制御して、研削砥石11の周面を修正(ドレッシング)するもので、調整車5の調整砥石16を修正する場合も前記と同様である。
前記バイト式ドレス工具B及びロータリー式ドレス工具Cによるドレッシング操作において、砥石車側の取付台2の移動制御だけでなく、調整車側の取付台3の切込方向進退動手段となる駆動モータ20a及びねじ杆21bと、横方向進退動手段となる駆動モータ22a及びねじ杆23aの稼動による、この取付台3すなわち図6,8におけるドレス工具B,C側の移動を伴なうドレッシング操作も可能である。
前記ドレッシング操作は、取付台2又は3のどちらか一方にバイト式やロータリー式のドレス工具B,Cを固定する態様であるが(図6,7,8)、砥石車4とその取付台2及び調整車5とその取付台3は、前記のごとく相互に構成が同様であることから、砥石車4の研削砥石11をドレッシングする態様を示す図6、図8において、ドレッシングを終了した砥石車4を取付台2から外して、この砥石車側の取付台2に調整車5を固定して調整車5における調整砥石16をもドレッシング操作することが可能となり、逆の態様を示す図7の場合にあっても同様なこととなる。
図9は前記砥石車4及び調整車5と、その取付台2及び3の他例を示すもので、基本的な構成は、先例と同様であり、同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略することもある。
図9中符号30は砥石車で、短軸31を備え、この短軸31には、一方端に大径部31aが形成されていると共に、大径部31aに続く把持部31bを有し、この把持部31bから他方端に至る外周には、軸受32を介して回転筒体33が回転可能に被嵌され、この回転筒体33における把持部31b方向となる一方端部位の外周面には、回転動用のプーリー部33aが設けられ、他方端部位の外周には、研削砥石34が周設固定された構成で、調整車も同構成とされる。
この砥石車30を取付固定する取付台40(調整車側取付台も同じ)は、この取付台40に配設されたモータのプーリー側となる方向位に支持部41を備え、この支持部41の外側面部位に砥石車30の短軸31に形成された大径部31aにおける内フランジ面部31cを当接させ、把持部31bを支持部41の受側と蓋側で挟んだ状態でボルト13により締付けることにより、砥石車30は取付台40に片持状に固定され、回転動用のプーリー部33aとモータのプーリー間に掛けたベルト19を介して回転動されるもので、ベルト19を外しボルト13を緩めることにより取り外すことができる。
前記センタレス研削盤Aは砥石車4と調整車5用の両ドレッシング装置を省略した態様であるが、加工材wの材質や大きさにより硬質研削砥石を使用する場合や、軟質調整砥石による場合などに、研削加工時における耐摩耗性がそれぞれ相違することとなり、従って調整砥石の修正頻度が多くなるために、作業及び生産効率の見地から調整砥石の修正についてのみ専用のドレッシング装置を備える場合がある。
そして調整砥石16を修正するドレッシング装置だけを調整車側の取付台3に配備したセンタレス研削盤は、前記センタレス研削盤Aにおける両取付台2,3のうちの少なくとも一方に、研削砥石11を修正するためのドレス工具の装着脱可能な配装手段が配備されていることとなり、例えばロータリー式ドレス工具Cによる研削砥石11の修正(ドレッシング)にあっては、砥石車側の取付台2から砥石車4を取外して、この砥石車側の取付台2に配備されたドレス工具の配装手段すなわち、取付台2の片方の支持部12によりロータリー式のドレス工具Cにおける把持部26bを固定し、調整車側の取付台3から調整車5を取外してここに砥石車4を取付け、ロータリー式ドレス工具Cを砥石車側の取付台2におけるモータ17で速回転し、砥石車4は調整車側の取付台3におけるモータ18で遅回転させた状態で取付台2,3の切込方向進退動と横方向進退動によりドレッシングする。
勿論調整車側の取付台3にもドレス工具の配装手段が配備され、この取付台3にドレス工具を固定して、砥石車側の取付台2に取付けられた砥石車4の研削砥石11をドレッシングすることも可能である。
この実施例のセンタレス研削盤は、砥石車及び調整車をどちらの取付台にも取付けることができると共に、各取付台のそれぞれにドレス工具を配装することができる構成であり、一方の取付台にドレス工具を配装して、他方の取付台の砥石車の研削砥石又は調整車の調整砥石をドレッシングすることが可能であるから、別途ドレッシング装置における駆動機構などを設ける必要がなく取付台の一方にドレス工具を配装するだけで作業性も良いばかりか、構造も簡素で小型化され、低コストともなるから経済的でもある。
また、他例の砥石車及び取付台は、より幅狭に構成されるから更に小型化がはかれる。
センタレス研削盤の簡略正面図。 平面図。 砥石車の取付状態を示す断面図。 バイト式ドレス工具によるドレッシング状態を示す平面図。 ロータリー式ドレス工具の取付状態を示す断面図。 バイト式ドレス工具による砥石車における研削砥石のドレッシング状態を示す簡略図。 バイト式ドレス工具による調整車における調整砥石のドレッシング状態を示す簡略図。 ロータリー式ドレス工具による砥石車における研削砥石のドレッシング状態を示す簡略図。 他例の砥石車の取付状態を示す断面図。
符号の説明
A センタレス研削盤
B バイト式ドレス工具
C ロータリー式ドレス工具
w 加工材
1 機台
2,3 取付台
4 砥石車
5 調整車
7 ブレード
8 砥石車軸
9 軸受
10,15 回転筒体
10a,15a プーリー部
11 研削砥石
12,50 支持部
14 調整車軸
16 調整砥石
20,20b,22,22a 駆動モータ
21a,21b,23,23a ねじ杆
24 バイト
26 短軸
26b 把持部
27 軸受
28 回転筒体
28a プーリー部
29 ロータリーダイヤモンド
30 砥石車
31 短軸
31b 把持部
32 軸受
33 回転筒体
33a プーリー部
34 研削砥石
40 取付台
41 支持部

Claims (7)

  1. 研削砥石を有する砥石車が取付けられた取付台と、調整砥石を有する調整車が取付けられた取付け台が対向して配設され、この間に配設されたブレード上の加工材を、前記両取付台それぞれの切込方向進退動により研削加工するセンタレス研削盤であって、しかも取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車の車軸を取外し可能に固定する支持部を備えていると共に、この両取付台のうちの少なくとも一方の取付台は、ドレッシング用のドレス工具を装着脱可能に取付ける配装手段と、前記砥石車や調整車の車軸と平行な方向に移動する横方向進退動手段を備えており、
    前記取付台の切込方向進退動と横方向進退動により、前記両取付台のうちの一方の取付台に配装した前記ドレス工具で、他方の取付台に取付けられた砥石車の研削砥石若くは調整車の調整砥石をドレッシングすることを特徴とするセンタレス研削盤におけるドレッシング方法。
  2. 砥石車と調整車のそれぞれは、車軸に被嵌された回転筒体の外周に、回転動用のプーリー部と、砥石車にあっては研削砥石が、調整車にあっては調整砥石が周設され、取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車のどちらの車軸の両端部位をも両持状に支持する一対の支持部を備えており、
    前記両取付台のうちのどちらか一方の取付台のみを前記砥石車や調整車の取付け側とし、他方の取付台に配装されたドレス工具により、前記砥石車の研削砥石や調整車の調整砥石をドレッシングすることを特徴とする前記請求項1に記載のセンタレス研削盤におけるドレッシング方法。
  3. 研削砥石を有する砥石車が取付けられた取付台と、調整砥石を有する調整車が取付けられた取付台が対向して配設され、この間に配設されたブレード上の加工材を、前記両取付台それぞれの切込方向進退動により研削加工するセンタレス研削盤において、
    前記取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車の車軸を取外し可能に固定する支持部を備えていると共に、
    前記両取付台のうちの少なくとも一方の取付台は、ドレッシング用のドレス工具を装着脱可能に取付ける配装手段と、前記取付台の一方に配装した前記ドレス工具により、他方の取付台に取付けられた砥石車の研削砥石、若くは調整車の調整砥石を修正するドレッシング時において、前記切込方向進退動と共に、前記砥石車及び調整車の車軸と平行な方向に移動する横方向進退動手段を備えていることを特徴とするセンタレス研削盤。
  4. 砥石車と調整車のそれぞれは、車軸の外周に軸受を介して被嵌された回転筒体を備え、この回転筒体の外周には、回転動用のプーリー部と、砥石車にあっては研削砥石が、調整車にあっては調整砥石が周設されており、取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車のどちらの車軸の両端部位をも、両持状に支持する一対の支持部を備えていることを特徴とする前記請求項3に記載のセンタレス研削盤。
  5. 砥石車と調整車のそれぞれは、一方端に把持部を有する短軸の他方端にかけて、回転可能に回転筒体が被嵌され、この回転筒体の外周の前記把持部側には、回転動用プーリーが、他方側には、砥石車にあっては研削砥石が、調整車にあっては調整砥石が周設されており、取付台のそれぞれは、前記砥石車及び調整車の車軸における前記把持部を、片持状に支持する支持部を備えていることを特徴とする前記請求項3に記載のセンタレス研削盤。
  6. ドレス工具は、一方端に把持部を有する短軸の他方端にかけて、回転可能に回転筒体が被嵌され、この回転筒体の外周の前記把持部側には回転動用のプーリー部が周設され、他方端にはロータリーダイヤモンドが固定されており、しかもドレッシング時において、前記短軸の把持部が、取付台の支持部に、片持状に支持固定されていることを特徴とする前記請求項3〜5のうちのいずれかに記載のセンタレス研削盤。
  7. ドレス工具は、側部位に把持棒部が突設されたホルダーに、単石ダイヤモンドや多石ボンドタイプなどのバイトが保持されており、しかもドレッシング時において、前記バイトを対向する取付台方向に向けた状態で、前記把持棒部が取付台の支持部に支持固定されていることを特徴とする前記請求項3〜5のうちのいずれかに記載のセンタレス研削盤。
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