JP5283029B1 - 視覚障害者用誘導板の保護マット - Google Patents
視覚障害者用誘導板の保護マット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5283029B1 JP5283029B1 JP2012289499A JP2012289499A JP5283029B1 JP 5283029 B1 JP5283029 B1 JP 5283029B1 JP 2012289499 A JP2012289499 A JP 2012289499A JP 2012289499 A JP2012289499 A JP 2012289499A JP 5283029 B1 JP5283029 B1 JP 5283029B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- guide plate
- guide
- mat body
- protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
【課題】 視覚障害者用誘導板の敷設後の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、誘導板上面を保護して良好な敷設状態を得るとともに、通行の安全性を向上させた視覚障害者用誘導板専用の保護マットを提供する。
【解決手段】
上面に点状及び/又は線状の誘導突起9が配列された視覚障害者用誘導板8の上面に着脱自在に被せる保護マット1であり、敷設した上記誘導板8の上面を覆う所定厚みのマット本体2の下面に、各誘導突起9に略対応して該突起9に嵌めうるか、又は誘導突起9の配列に略対応して複数の突起9からなる突起列に嵌めうる凹部3を設ける。又、マット本体2の上面に滑り止めとなる適宜凸部4を設け、好ましくは該凸部4を誘導板8の誘導突起9に略対応するか、又は少なくとも誘導突起9に対応する部分を含んで適宜形状となすことで、マット本体2の耐久性の向上を図り、保護マット1上の安全な通行を確保する。
【選択図】図6
【解決手段】
上面に点状及び/又は線状の誘導突起9が配列された視覚障害者用誘導板8の上面に着脱自在に被せる保護マット1であり、敷設した上記誘導板8の上面を覆う所定厚みのマット本体2の下面に、各誘導突起9に略対応して該突起9に嵌めうるか、又は誘導突起9の配列に略対応して複数の突起9からなる突起列に嵌めうる凹部3を設ける。又、マット本体2の上面に滑り止めとなる適宜凸部4を設け、好ましくは該凸部4を誘導板8の誘導突起9に略対応するか、又は少なくとも誘導突起9に対応する部分を含んで適宜形状となすことで、マット本体2の耐久性の向上を図り、保護マット1上の安全な通行を確保する。
【選択図】図6
Description
本発明は視覚障害者用誘導板の保護マットに関し、詳しくは、歩道や屋内外の通路等種々の場所に視覚障害者用誘導板が敷設される際、その共用までの養生期間中、誘導板を保護して良好な敷設状態を得るべくその上面に被せられて歩行者等の通行に供せられる視覚障害者用誘導板専用の保護マットに関するものである。
一般に、上面に点状や線状の誘導突起が所定間隔で複数配列された視覚障害者用誘導板、例えば平面視方形状でコンクリート製等の上記誘導板(例えば下記の特許文献1及び2参照)は、路盤上に下地モルタル等を介して所定間隔で配列されて隣接する誘導板間やその周囲の床材間との隙間に目地モルタル等を充填して敷設される。
従来、その敷設後の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、例えば各誘導板の周縁部上面、これに隣接する目地部、敷設箇所周辺にわたり粘着テープが貼着されたり、或いは隣接する誘導板上面にわたりゴムや布等の汎用保護シートが被せられ、該シートの周縁部上面と敷設箇所周辺にまたがって粘着テープが貼着されて、誘導板上の通行に供せられていた。又、上記歩行者等の通行に際し、上記従来技術等による誘導板上面保護に関する特許文献等を調査したが見当たらず、特に誘導板専用の保護覆いがなかった。
従来、その敷設後の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、例えば各誘導板の周縁部上面、これに隣接する目地部、敷設箇所周辺にわたり粘着テープが貼着されたり、或いは隣接する誘導板上面にわたりゴムや布等の汎用保護シートが被せられ、該シートの周縁部上面と敷設箇所周辺にまたがって粘着テープが貼着されて、誘導板上の通行に供せられていた。又、上記歩行者等の通行に際し、上記従来技術等による誘導板上面保護に関する特許文献等を調査したが見当たらず、特に誘導板専用の保護覆いがなかった。
上記前者の各誘導板の周縁部、目地部、敷設箇所周辺にわたり粘着テープが貼着される場合は、誘導板の上面が広範囲にわたり露出したままとなるために、歩行者等の通行により露出部分が汚れたり、損傷しやすく、誘導板上面の保護ができないとともに、誘導板の養生終了後に粘着テープを剥がすと上面の汚れた露出部分と粘着テープにより覆われていた汚れのない部分との境界が目立ち美観を損なう問題点があった。
又、後者のゴムや布等の保護シートが使用される場合は、誘導板上面の保護はできるものの、誘導板上面の誘導突起間と保護シートとの間に多くの空間が生じるために、歩行者等の通行により保護シートがたわみやすく、このたわみにつまづいたり、更にバランスを崩して転倒する危険性があるとともに、保護シートが位置ずれしやすく、シート上で滑る恐れがある等、シート上での安全な通行が困難な問題点があった。又、保護シートを被せると視覚障害者にとってシート下の誘導板の種類(案内情報)が足裏感覚で察知困難となり、安全な通行が妨げられるという問題点もあった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、視覚障害者用誘導板の敷設後の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、誘導板上面を保護して良好な敷設状態を得るとともに、通行の安全性を向上させた視覚障害者用誘導板専用の保護マットを提供することを課題としている。
又、後者のゴムや布等の保護シートが使用される場合は、誘導板上面の保護はできるものの、誘導板上面の誘導突起間と保護シートとの間に多くの空間が生じるために、歩行者等の通行により保護シートがたわみやすく、このたわみにつまづいたり、更にバランスを崩して転倒する危険性があるとともに、保護シートが位置ずれしやすく、シート上で滑る恐れがある等、シート上での安全な通行が困難な問題点があった。又、保護シートを被せると視覚障害者にとってシート下の誘導板の種類(案内情報)が足裏感覚で察知困難となり、安全な通行が妨げられるという問題点もあった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、視覚障害者用誘導板の敷設後の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、誘導板上面を保護して良好な敷設状態を得るとともに、通行の安全性を向上させた視覚障害者用誘導板専用の保護マットを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明の視覚障害者用誘導板の保護マットは、上面に点状及び/又は線状の誘導突起が配列された視覚障害者用誘導板の上面に着脱自在に被せられるものであって、敷設された上記誘導板の上面を覆う所定厚みのマット本体の下面に、各誘導突起に略対応して該突起に嵌めうるか、又は誘導突起の配列に略対応して複数の突起からなる突起列に嵌めうる凹部が設けられてなるものである。
又、本発明の保護マットは、上記保護マットにおいて、マット本体の上面に滑り止めとなる適宜凸部が設けられた構成を採用することができる。
又、本発明の保護マットは、上記保護マットにおいて、凸部が、誘導板の誘導突起に略対応するか、又は少なくとも誘導突起に対応する部分を含んで適宜形状をなす構成を採用することができる。
又、本発明の保護マットは、上記各保護マットにおいて、マット本体の少なくとも一縁部に沿う上面が縁部に向け斜降して傾斜縁部が設けられた構成を採用することができる。
又、本発明の保護マットは、上記各保護マットにおいて、マット本体の上面に、又は凸部頂面及び/又は傾斜縁部に凹凸状の滑り止め部が設けられた構成を採用することができる。
又、本発明の保護マットは、上記各保護マットにおいて、マット本体の上面に相対する両縁部にわたる排水溝が設けられた構成を採用することができる。
又、本発明の保護マットは、上記各保護マットにおいて、マット本体の下面に、隣接する凹部間に溝条が設けられた構成を採用することができる。
又、本発明の保護マットは、上記各保護マットにおいて、マット本体が、敷設時の目地部を挟んで隣接する複数の誘導板にわたる大きさとなされた構成を採用することができる。
本発明の視覚障害者用誘導板の保護マットは、敷設された誘導板の上面を覆う所定厚みのマット本体の下面に、誘導板上面の各誘導突起に略対応して該突起に嵌めうるか、又は誘導突起の配列に略対応して複数の突起からなる突起列に嵌めうる凹部が設けられているので、誘導板の敷設後、マット本体下面の凹部を誘導突起又はその突起列に嵌めることで、位置ずれすることなく誘導板上面に容易に被せることができてその作業性を向上させることができ、誘導板の養生や誘導板の敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、通行による誘導板上面の汚損や損傷を防止して誘導板の良好な敷設状態を確保できるとともに、上記凹部と誘導突起や突起列の嵌合による位置ずれ防止作用で従来の如くマットのたわみ等が発生することなく、通行の安全性を向上させることができる。
又、本発明の保護マットは、マット本体の上面に滑り止めとなる適宜凸部が設けられているので、誘導板の養生や誘導板の敷設と併せて行われる各種工事期間中の通行に際し、マット本体上面を凹凸面として凸部によって歩行者や車椅子、ベビーカー、自転車等に対し滑り止めや足裏の蹴りが利いて、マット上の安全な通行が行える。
又、本発明の保護マットは、上記凸部が、誘導板の誘導突起に略対応するか、又は少なくとも誘導突起に対応する部分を含んで適宜形状をなしている、換言すればマット本体の上面に、凹部に略対応する凸部、又は少なくとも凹部に対応する部分を含んで適宜形状をなす凸部が設けられているので、マット本体の凹部に対応する部分の厚み補強となりマット自体の耐久性を向上させることができる。
又、誘導板上面に被せた際に凹部と誘導突起又はその突起列との嵌合部に隙間が生じても、上記の如くマット本体の凹部に対応する部分の厚み補強をすることで、マット上の負荷に対して補強効果を発揮し、通行時の安定性を高めることができる。
上記マット本体の上面に誘導板の誘導突起に略対応する凸部が設けられている場合には、マット上の通行時に視覚障害者はマット本体下の誘導板の種類(誘導情報)を容易に察知でき、足裏の感覚で情報を得るという誘導板と同様な効果を奏して安全な通行が確保できる。
又、マット本体の上面に少なくとも誘導突起に対応する部分を含んで適宜形状をなす凸部が設けられている場合には、凸部の形状を例えばこの先工事中等の標示を表す形状や模様とすることで、視覚障害者はこの凸部によってこの先工事中等の適宜情報を得て安全な通行ができる。
又、誘導板上面に被せた際に凹部と誘導突起又はその突起列との嵌合部に隙間が生じても、上記の如くマット本体の凹部に対応する部分の厚み補強をすることで、マット上の負荷に対して補強効果を発揮し、通行時の安定性を高めることができる。
上記マット本体の上面に誘導板の誘導突起に略対応する凸部が設けられている場合には、マット上の通行時に視覚障害者はマット本体下の誘導板の種類(誘導情報)を容易に察知でき、足裏の感覚で情報を得るという誘導板と同様な効果を奏して安全な通行が確保できる。
又、マット本体の上面に少なくとも誘導突起に対応する部分を含んで適宜形状をなす凸部が設けられている場合には、凸部の形状を例えばこの先工事中等の標示を表す形状や模様とすることで、視覚障害者はこの凸部によってこの先工事中等の適宜情報を得て安全な通行ができる。
又、本発明の保護マットは、マット本体の少なくとも一縁部に沿う上面が縁部に向け斜降して傾斜縁部が設けられているので、誘導板の養生や誘導板の敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、マット本体縁部での歩行者のつまづきを防止できるとともに、車椅子やベビーカー、自転車等のマット上への乗り上げをスムーズにでき且つ乗り上げ時の衝撃が緩和されてマットのずれ防止作用も奏する。又、粘着テープでマット本体の縁部を固定する際、傾斜縁部上面と誘導板の敷設箇所周辺にまたがって貼着する粘着テープが各所と密着しやすく、粘着テープの折れや曲がりが緩和されてテープの耐久性を確保できる。
又、本発明の保護マットは、マット本体の上面に、又は凸部頂面及び/又は傾斜縁部に凹凸状の滑り止め部が設けられているので、誘導板の養生や誘導板の敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、歩行者や車椅子、ベビーカー、自転車等に対し滑り止めや足裏の蹴りがよく利いて、マット上の安全な通行を確保できる。又、傾斜縁部に凹凸状の滑り止め部が設けられている場合には、更に、粘着テープでマット本体縁部を誘導板の敷設箇所周辺に固定する際、粘着テープと傾斜縁部上面との接着面積が増え、強固な貼着固定ができる。
又、本発明の保護マットは、マット本体の上面に相対する両縁部にわたる排水溝が設けられているので、誘導板の養生や誘導板の敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、降雨や散水等でマット本体の上面が濡れても、水が排水溝によって上面からマット外に排水されて上面に水が滞留しにくく、歩行者等の通行に際して滑りやすくなるのを防止してマット上の安全な通行に貢献できる。
又、本発明の保護マットは、マット本体の下面に、隣接する凹部間に溝条が設けられているので、誘導板の養生や誘導板の敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際し、溝条の開口縁部が誘導板上面に押圧されることでマット本体と誘導板上面間の摩擦が増大し、保護マットの位置ずれ防止効果を奏するとともに、クッション作用を奏して歩行感を高めることができる。
又、溝条の存在によりマット本体の屈曲性が向上し、配列した誘導板の施工誤差による誘導板上面の凹凸や敷設箇所の傾斜等になじんで屈曲して保護マットを安定した良好な状態として使用できる。
更に、誘導板に被せた保護マットが雨水や工事中の何らかの要因で水に漬かった際、溝条を設けたことで生じるマット本体の体積減少分だけマット本体が受ける浮力も減少して誘導板上面から浮き上がりにくく、溝条がマット本体と誘導板との間で排水溝の役目を果たし、保護マットの位置ずれ防止にも役立つ。
又、溝条の存在によりマット本体の屈曲性が向上し、配列した誘導板の施工誤差による誘導板上面の凹凸や敷設箇所の傾斜等になじんで屈曲して保護マットを安定した良好な状態として使用できる。
更に、誘導板に被せた保護マットが雨水や工事中の何らかの要因で水に漬かった際、溝条を設けたことで生じるマット本体の体積減少分だけマット本体が受ける浮力も減少して誘導板上面から浮き上がりにくく、溝条がマット本体と誘導板との間で排水溝の役目を果たし、保護マットの位置ずれ防止にも役立つ。
又、本発明の保護マットは、マット本体が、敷設時の目地部を挟んで隣接する複数の誘導板にわたる大きさとなされているので、上記凹部を誘導突起や突起列に嵌めることと相まって複数の誘導板にわたって位置ずれすることなく所定位置に容易に被せることができ、その作業性を向上させて使い勝手がよいとともに、マット上の通行に際し、上記嵌合及びマット自体の自重増大の作用によりマットの位置ずれ防止効果を一層高めて安全な通行が確保できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4は本発明の保護マットの一実施の形態を示し、1は本実施形態の保護マットであって、ゴム、合成樹脂、好ましくは弾性合成樹脂等から作製され、例えば図5(イ)に示すような上面に点状(略円錐台形)の誘導突起9が略等間隔で25個規則的に配列された視覚障害者用誘導板8の上面を保護すべく、誘導板8に着脱自在に被せられるものである。
本発明の保護マット1は、図1(イ)に示す如く長方形状のマット本体2からなり、図5(イ)、(ロ)に示すように敷設時の目地部10を挟んで隣接する2枚の誘導板8にわたる大きさとなされている。
マット本体2は所定厚みを有してその下面には、図1(ロ)、図2(イ)及び図4(イ)に示す如く、上記誘導板8の各誘導突起9に略対応して該突起9に嵌めうる凹部3が設けられている。即ち、マット本体2の厚みは、後述する図6(イ)、(ロ)に示す如く凹部3を誘導突起9に嵌合した際、少なくとも隣接する誘導突起9間の空間をマット本体2によって略塞ぐことができる厚みを有している。
又、上記凹部3は図1(ロ)に示す如くマット本体2の長辺方向に長い長円形(略錐台状の凹み)となされ、誘導板8の誘導突起9に対してマット本体2の長辺方向に若干の余裕を有して嵌合可能となされることで、凹部3と誘導突起9の嵌合位置に融通が利き嵌合しやすく、使い勝手が良好なようになされている。
図1〜図4は本発明の保護マットの一実施の形態を示し、1は本実施形態の保護マットであって、ゴム、合成樹脂、好ましくは弾性合成樹脂等から作製され、例えば図5(イ)に示すような上面に点状(略円錐台形)の誘導突起9が略等間隔で25個規則的に配列された視覚障害者用誘導板8の上面を保護すべく、誘導板8に着脱自在に被せられるものである。
本発明の保護マット1は、図1(イ)に示す如く長方形状のマット本体2からなり、図5(イ)、(ロ)に示すように敷設時の目地部10を挟んで隣接する2枚の誘導板8にわたる大きさとなされている。
マット本体2は所定厚みを有してその下面には、図1(ロ)、図2(イ)及び図4(イ)に示す如く、上記誘導板8の各誘導突起9に略対応して該突起9に嵌めうる凹部3が設けられている。即ち、マット本体2の厚みは、後述する図6(イ)、(ロ)に示す如く凹部3を誘導突起9に嵌合した際、少なくとも隣接する誘導突起9間の空間をマット本体2によって略塞ぐことができる厚みを有している。
又、上記凹部3は図1(ロ)に示す如くマット本体2の長辺方向に長い長円形(略錐台状の凹み)となされ、誘導板8の誘導突起9に対してマット本体2の長辺方向に若干の余裕を有して嵌合可能となされることで、凹部3と誘導突起9の嵌合位置に融通が利き嵌合しやすく、使い勝手が良好なようになされている。
上記マット本体2の上面には、図1(イ)、(ハ)、(ニ)及び後述の図6(イ)、(ロ)に示す如く、誘導板8の少なくとも誘導突起9に対応する部分(換言すれば、凹部3に対応する部分)を含んで略※に近い形状をなす凸部4が一対設けられ、凸部4の頂面を含む上面は細かい凹凸状の粗面となされることで滑り止め部6が設けられている。即ち、図2(イ)や図4(イ)に示す如く、凸部4を設けることにより、マット本体2の凹部3に対応する部分の厚み補強をして耐久性を向上させている。尚、上記滑り止め部6は必ずしもなくてもよい。
又、図1(イ)、(ハ)及び図2(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の長辺側の相対する縁部に沿う上面がそれぞれ縁部に向け斜降して緩傾斜状の傾斜縁部5が設けられるとともに、傾斜縁部5に階段状の凹凸からなる滑り止め部6が設けられている。この場合、マット本体2の短辺長さが誘導板8の幅よりやや長く(敷設時の誘導板8に隣接する目地部10の一部又は全部を覆うため)なされているが、誘導板8の幅と略同じであってもよい。尚又、傾斜縁部5の滑り止め部6も必ずしもなくてもよい。
又、図1(イ)、図3(イ)、(ロ)及び図4(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の上面略中央部(隣接する凸部4間)に、マット本体2の短辺方向に沿う排水溝7が相対する両縁部(傾斜縁部5)にわたって設けられ、傾斜縁部5では排水溝7はマット本体2の縁部に向け斜降する傾斜溝となされている。
尚、排水溝7は細幅で浅溝となされているが、これに限定されず、適宜幅、深さであればよく、又、マット本体2の短辺方向で深さが変化して溝底に勾配が付されてもよい。
又、図1(イ)、(ハ)及び図2(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の長辺側の相対する縁部に沿う上面がそれぞれ縁部に向け斜降して緩傾斜状の傾斜縁部5が設けられるとともに、傾斜縁部5に階段状の凹凸からなる滑り止め部6が設けられている。この場合、マット本体2の短辺長さが誘導板8の幅よりやや長く(敷設時の誘導板8に隣接する目地部10の一部又は全部を覆うため)なされているが、誘導板8の幅と略同じであってもよい。尚又、傾斜縁部5の滑り止め部6も必ずしもなくてもよい。
又、図1(イ)、図3(イ)、(ロ)及び図4(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の上面略中央部(隣接する凸部4間)に、マット本体2の短辺方向に沿う排水溝7が相対する両縁部(傾斜縁部5)にわたって設けられ、傾斜縁部5では排水溝7はマット本体2の縁部に向け斜降する傾斜溝となされている。
尚、排水溝7は細幅で浅溝となされているが、これに限定されず、適宜幅、深さであればよく、又、マット本体2の短辺方向で深さが変化して溝底に勾配が付されてもよい。
上記保護マット1の使用について説明すると、例えば図5(イ)に示す如くコンクリート製等の視覚障害者用誘導板8が目地部10を介して所定間隔で複数配列されて敷設された後、その養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際して誘導板8の上面を保護するべく、図5(ロ)に示す如く保護マット1を目地部10を挟んで隣接する2枚の誘導板8にわたって被せる。その際、図6(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の下面の凹部3を誘導板8の上面の誘導突起9に嵌めて保護マット1を所定位置に位置させる。
続いて、必要に応じて上記と同様にして保護マット1を順次誘導板8の上面に被せるとともに、マット本体2の長辺側の傾斜縁部5上面と誘導板8の敷設箇所周辺にまたがって粘着テープを貼着してマット本体2を固定すればよい。
従って、上記保護マット1によれば、マット本体2下面の凹部3を誘導突起9に嵌めることで位置ずれすることなく誘導板8上面に容易に被せることができ、その作業性がよく、誘導板8の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中、歩行者等の通行による誘導板8上面の汚損や損傷を防止して良好な敷設状態を保ち、マット本体2にたわみが発生することなく、通行の安全性の向上に寄与できる。
又、マット本体2の傾斜縁部5によりマット本体2縁部での歩行者等のつまづきが防止され、車椅子やベビーカー、自転車等のマット本体2上への乗り上げがスムーズとなり、凸部4自体の形状に加え、凸部4と傾斜縁部5上面に設けた滑り止め部6により滑ることなく保護マット1上の安全な通行が確保できる。
又、人車の乗り上げをスムーズにする傾斜縁部5は、乗り上げ時の衝撃を緩和してマット本体2のずれ防止効果を発揮する。
又、降雨や散水等でマット本体2の上面が濡れても、水が排水溝7によって上面から保護マット1外に排水されて上面に水が滞留しにくく、歩行者等の通行に際して滑りやすくなるのを防止できる。
続いて、必要に応じて上記と同様にして保護マット1を順次誘導板8の上面に被せるとともに、マット本体2の長辺側の傾斜縁部5上面と誘導板8の敷設箇所周辺にまたがって粘着テープを貼着してマット本体2を固定すればよい。
従って、上記保護マット1によれば、マット本体2下面の凹部3を誘導突起9に嵌めることで位置ずれすることなく誘導板8上面に容易に被せることができ、その作業性がよく、誘導板8の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中、歩行者等の通行による誘導板8上面の汚損や損傷を防止して良好な敷設状態を保ち、マット本体2にたわみが発生することなく、通行の安全性の向上に寄与できる。
又、マット本体2の傾斜縁部5によりマット本体2縁部での歩行者等のつまづきが防止され、車椅子やベビーカー、自転車等のマット本体2上への乗り上げがスムーズとなり、凸部4自体の形状に加え、凸部4と傾斜縁部5上面に設けた滑り止め部6により滑ることなく保護マット1上の安全な通行が確保できる。
又、人車の乗り上げをスムーズにする傾斜縁部5は、乗り上げ時の衝撃を緩和してマット本体2のずれ防止効果を発揮する。
又、降雨や散水等でマット本体2の上面が濡れても、水が排水溝7によって上面から保護マット1外に排水されて上面に水が滞留しにくく、歩行者等の通行に際して滑りやすくなるのを防止できる。
図7〜図10は本発明の保護マットの他実施の形態を示し、本実施形態の保護マット1も上記と同様な材料から作製され、例えば図11(イ)に示すような上面に線状(平面視長方形で断面略台形)の誘導突起9が略等間隔で平行に4個配列された視覚障害者用誘導板8の上面を保護すべく、誘導板8に着脱自在に被せられるものである。
本発明の保護マット1は、図7(イ)に示す如く長方形状のマット本体2からなり、図11(イ)、(ロ)に示すように敷設時の目地部10を挟んで隣接する6枚の誘導板8にわたる大きさとなされている。
マット本体2は所定厚みを有してその下面には、図7(ロ)、(ハ)に示す如く、上記誘導板8の誘導突起9の配列に略対応して複数の突起9からなる突起列に嵌めうる溝状の凹部3が、マット本体2の長辺方向に沿って略平行に設けられている。即ち、マット本体2の厚みは上記と同様で、後述する図12(イ)、(ロ)に示す如く凹部3を誘導突起9に嵌合した際、少なくとも隣接する誘導突起9間の空間がマット本体2によって略塞ぐことができる厚みを有している。
本発明の保護マット1は、図7(イ)に示す如く長方形状のマット本体2からなり、図11(イ)、(ロ)に示すように敷設時の目地部10を挟んで隣接する6枚の誘導板8にわたる大きさとなされている。
マット本体2は所定厚みを有してその下面には、図7(ロ)、(ハ)に示す如く、上記誘導板8の誘導突起9の配列に略対応して複数の突起9からなる突起列に嵌めうる溝状の凹部3が、マット本体2の長辺方向に沿って略平行に設けられている。即ち、マット本体2の厚みは上記と同様で、後述する図12(イ)、(ロ)に示す如く凹部3を誘導突起9に嵌合した際、少なくとも隣接する誘導突起9間の空間がマット本体2によって略塞ぐことができる厚みを有している。
上記マット本体2の上面には、図7(イ)、(ハ)及び後述の図12(イ)、(ロ)に示す如く、誘導板8の誘導突起9に略対応する凸部4(平面視長方形)が設けられ、凸部4の頂面を含む上面は細かい凹凸状の粗面となされることで滑り止め部6が設けられている。即ち、図8(イ)、(ロ)に示す如く、凸部4を設けることにより、上記と同様にマット本体2の凹部3に対応する部分の厚み補強をして耐久性を向上させている。尚、上記滑り止め部6は必ずしもなくてもよい。
又、図7(イ)、(ハ)及び図8(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の長辺側の相対する縁部に上記と同様の傾斜縁部5が設けられ、傾斜縁部5に階段状の凹凸からなる滑り止め部6が設けられている。この場合も、マット本体2の短辺長さが誘導板8の幅よりやや長くなされているが、誘導板8の幅と略同じであってもよい。尚又、傾斜縁部5の滑り止め部6も必ずしもなくてもよい。
又、図7(イ)、図9(イ)、(ロ)及び図10に示す如く、マット本体2の上面でマット本体2の長辺方向に隣接する凸部4間に、マット本体2の短辺方向に沿う排水溝7がマット本体2の長辺方向に所定間隔で6本設けられている。この排水溝7はマット本体2の相対する両縁部(傾斜縁部5)にわたって設けられ、傾斜縁部5ではマット本体2の縁部に向け斜降する傾斜溝となされている。
尚、排水溝7は細幅で浅溝となされているが、これに限定されず、適宜幅、深さであればよく、又、マット本体2の短辺方向で深さが変化して溝底に勾配が付されてもよい。
又、図7(イ)、(ハ)及び図8(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の長辺側の相対する縁部に上記と同様の傾斜縁部5が設けられ、傾斜縁部5に階段状の凹凸からなる滑り止め部6が設けられている。この場合も、マット本体2の短辺長さが誘導板8の幅よりやや長くなされているが、誘導板8の幅と略同じであってもよい。尚又、傾斜縁部5の滑り止め部6も必ずしもなくてもよい。
又、図7(イ)、図9(イ)、(ロ)及び図10に示す如く、マット本体2の上面でマット本体2の長辺方向に隣接する凸部4間に、マット本体2の短辺方向に沿う排水溝7がマット本体2の長辺方向に所定間隔で6本設けられている。この排水溝7はマット本体2の相対する両縁部(傾斜縁部5)にわたって設けられ、傾斜縁部5ではマット本体2の縁部に向け斜降する傾斜溝となされている。
尚、排水溝7は細幅で浅溝となされているが、これに限定されず、適宜幅、深さであればよく、又、マット本体2の短辺方向で深さが変化して溝底に勾配が付されてもよい。
上記保護マット1の使用について説明すると、例えば図11(イ)に示す如くコンクリート製等の視覚障害者用誘導板8が目地部10を介して所定間隔で複数配列されて敷設された後、その養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中の歩行者等の通行に際して誘導板8の上面を保護するべく、図11(ロ)に示す如く保護マット1を目地部10を挟んで隣接する6枚の誘導板8にわたって被せる。その際、図12(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2下面の溝状の凹部3を誘導板8の上面の誘導突起9に嵌めて保護マット1を所定位置に位置させる。
続いて、必要に応じて上記と同様にして保護マット1を順次誘導板8の上面に被せるとともに、マット本体2の長辺側の傾斜縁部5上面と誘導板8の敷設箇所周辺にまたがって粘着テープを貼着してマット本体2を固定すればよい。
従って、上記保護マット1によっても上記と同様に、マット本体2下面の凹部3を誘導突起9に嵌めることで位置ずれすることなく誘導板8上面に容易に被せられ、その作業性がよく、誘導板8の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中、歩行者等の通行による誘導板8上面の汚損や損傷を防止し、マット本体2にたわみが発生することなく、通行の安全性の向上に寄与できる。又、凸部4、傾斜縁部5や滑り止め部6、排水溝7による作用効果も上記と同様に奏する。
又、マット本体2上面の凸部4が誘導板8の誘導突起9に略対応して設けられていることから、保護マット1上の通行時に視覚障害者がマット本体2下の誘導板8の種類(誘導情報)を容易に察知でき、足裏の感覚で情報を得るという誘導板8と同様な効果を奏して安全な通行ができる利点がある。
続いて、必要に応じて上記と同様にして保護マット1を順次誘導板8の上面に被せるとともに、マット本体2の長辺側の傾斜縁部5上面と誘導板8の敷設箇所周辺にまたがって粘着テープを貼着してマット本体2を固定すればよい。
従って、上記保護マット1によっても上記と同様に、マット本体2下面の凹部3を誘導突起9に嵌めることで位置ずれすることなく誘導板8上面に容易に被せられ、その作業性がよく、誘導板8の養生や当該敷設と併せて行われる各種工事期間中、歩行者等の通行による誘導板8上面の汚損や損傷を防止し、マット本体2にたわみが発生することなく、通行の安全性の向上に寄与できる。又、凸部4、傾斜縁部5や滑り止め部6、排水溝7による作用効果も上記と同様に奏する。
又、マット本体2上面の凸部4が誘導板8の誘導突起9に略対応して設けられていることから、保護マット1上の通行時に視覚障害者がマット本体2下の誘導板8の種類(誘導情報)を容易に察知でき、足裏の感覚で情報を得るという誘導板8と同様な効果を奏して安全な通行ができる利点がある。
尚、本発明の保護マット1は必ずしも上記実施形態のものに限定されることなく、本発明の意図する範囲内で種々の設計変更がなされてもよい。
例えば、マット本体2の大きさに関して、上記では敷設時の目地部10を挟んで隣接する2枚や6枚の誘導板8にわたる大きさとなされているが、これに限定されず、目地部10を挟んで隣接する適宜複数の誘導板8にわたる大きさや、少なくとも1枚の誘導板8を覆うに足る大きさ等となされてもよく、敷設状態の誘導板8の上面を適宜に覆うに足る大きさとなされればよい。
又、上記適宜複数の誘導板8にわたる大きさとなされていると、凹部3を誘導板8の誘導突起9や突起列に嵌めることと相まって複数の誘導板8にわたって位置ずれすることなく所定位置に容易に被せることができ、その作業性を向上させて使い勝手がよく、保護マット1上の通行に際し、上記嵌合及びマット1自体の自重増大の作用により位置ずれ防止効果を一層高めて安全な通行が確保でき好ましい。
マット本体2の厚みに関しても、上記の如くマット本体2下面の凹部3を誘導板8の誘導突起9に嵌合した際、少なくとも隣接する誘導突起9間の空間をマット本体2によって略塞ぐことができる厚みを有しておればよい。又、マット本体2に適宜弾性(クッション性)を持たせるような厚みとして、マット本体2上の歩行に際して快感を高めるようにしてもよい。
例えば、マット本体2の大きさに関して、上記では敷設時の目地部10を挟んで隣接する2枚や6枚の誘導板8にわたる大きさとなされているが、これに限定されず、目地部10を挟んで隣接する適宜複数の誘導板8にわたる大きさや、少なくとも1枚の誘導板8を覆うに足る大きさ等となされてもよく、敷設状態の誘導板8の上面を適宜に覆うに足る大きさとなされればよい。
又、上記適宜複数の誘導板8にわたる大きさとなされていると、凹部3を誘導板8の誘導突起9や突起列に嵌めることと相まって複数の誘導板8にわたって位置ずれすることなく所定位置に容易に被せることができ、その作業性を向上させて使い勝手がよく、保護マット1上の通行に際し、上記嵌合及びマット1自体の自重増大の作用により位置ずれ防止効果を一層高めて安全な通行が確保でき好ましい。
マット本体2の厚みに関しても、上記の如くマット本体2下面の凹部3を誘導板8の誘導突起9に嵌合した際、少なくとも隣接する誘導突起9間の空間をマット本体2によって略塞ぐことができる厚みを有しておればよい。又、マット本体2に適宜弾性(クッション性)を持たせるような厚みとして、マット本体2上の歩行に際して快感を高めるようにしてもよい。
又、例えば図13〜図15に示す如く、マット本体2の下面に凹部3が設けられるとともに、マット本体2の長辺方向に延びる適宜溝条12が設けられてもよい。
図13(イ)、(ロ)に示す場合は、マット本体2の下面に図1(ロ)と同様な凹部3が設けられ、隣接する凹部3間にマット本体2の長辺方向に延びる溝条12が略左右対称状に設けられている。該溝条12は、マット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に上記長辺方向に真っ直ぐ延びる直線状の溝部が各2本配されるとともに、上記長辺方向に隣接する各凹部3間で各直線状溝部の片側に、斜め枝状の溝部が延出されている。溝条12の斜め枝状の溝部はマット本体2の短辺方向の端側ではその先端が開放端となされ、短辺方向の中央部側では凹部4を挟んで隣接する上記直線状溝部どうしを連結するように配されている。
又、図13(ハ)、(ニ)に示す場合は同図(イ)を基本とした変形例である。
又、図13(ホ)に示す場合はマット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に3本の直線状の溝条12が長辺方向に沿って設けられている。
次に、図14(イ)、(ロ)に示す場合は、マット本体2の下面に図7(ロ)と同様な凹部3が設けられ、マット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に溝条12が長辺方向に沿って断続的に設けられている。該溝条12は、マット本体2の短辺方向の端部側では、真っ直ぐ直線状の溝部の片側に斜め枝状の溝部が所定間隔で延出され、短辺方向の中央部側では、真っ直ぐ直線状の溝部の両側に斜め枝状の溝部が所定間隔で延出されて草木のような形状で設けられている。
又、図14(ハ)に示す場合は同図(イ)を基本とした変形例である。
更に、図15(イ)、(ロ)に示す場合は、マット本体2の下面に図7(ロ)と同様な凹部3が設けられ、マット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に4本の直線状の溝条12が長辺方向に沿って設けられ、図15(ハ)に示す場合は、同図(イ)の各溝条12をその長手方向に断続させるべく適宜間隔で仕切部12aが設けられている。
尚、溝条12は上記のものに限定されず、その形状、本数、溝幅、深さ等は適宜であればよい。
上記の如く溝条12が設けられていると、保護マット1上の通行に際し、溝条12の開口縁部(エッジ部)が誘導板8の上面に押圧されることでマット本体2と誘導板8上面との間の摩擦が増大し、保護マット1の位置ずれ防止効果を奏するとともに、クッション作用を奏して歩行感を高める利点がある。
又、溝条12によって、マット本体2の屈曲性が向上し、配列された誘導板8の施工誤差による誘導板8上面の凹凸や敷設箇所の傾斜等になじんで屈曲して保護マット1を安定した良好な状態として使用できるという利点がある。
更に、誘導板8に被せた保護マット1が雨水や工事中の何らかの要因で水に漬かった際、溝条12を設けたことで生じるマット本体2の体積減少分だけマット本体2が受ける浮力も減少して誘導板8上面から浮き上がりにくく、しかも溝条12がマット本体2と誘導板8との間で排水溝の役目を果たし、保護マット1の位置ずれ防止にも役立つ。
図13(イ)、(ロ)に示す場合は、マット本体2の下面に図1(ロ)と同様な凹部3が設けられ、隣接する凹部3間にマット本体2の長辺方向に延びる溝条12が略左右対称状に設けられている。該溝条12は、マット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に上記長辺方向に真っ直ぐ延びる直線状の溝部が各2本配されるとともに、上記長辺方向に隣接する各凹部3間で各直線状溝部の片側に、斜め枝状の溝部が延出されている。溝条12の斜め枝状の溝部はマット本体2の短辺方向の端側ではその先端が開放端となされ、短辺方向の中央部側では凹部4を挟んで隣接する上記直線状溝部どうしを連結するように配されている。
又、図13(ハ)、(ニ)に示す場合は同図(イ)を基本とした変形例である。
又、図13(ホ)に示す場合はマット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に3本の直線状の溝条12が長辺方向に沿って設けられている。
次に、図14(イ)、(ロ)に示す場合は、マット本体2の下面に図7(ロ)と同様な凹部3が設けられ、マット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に溝条12が長辺方向に沿って断続的に設けられている。該溝条12は、マット本体2の短辺方向の端部側では、真っ直ぐ直線状の溝部の片側に斜め枝状の溝部が所定間隔で延出され、短辺方向の中央部側では、真っ直ぐ直線状の溝部の両側に斜め枝状の溝部が所定間隔で延出されて草木のような形状で設けられている。
又、図14(ハ)に示す場合は同図(イ)を基本とした変形例である。
更に、図15(イ)、(ロ)に示す場合は、マット本体2の下面に図7(ロ)と同様な凹部3が設けられ、マット本体2の短辺方向に隣接する各凹部3間に4本の直線状の溝条12が長辺方向に沿って設けられ、図15(ハ)に示す場合は、同図(イ)の各溝条12をその長手方向に断続させるべく適宜間隔で仕切部12aが設けられている。
尚、溝条12は上記のものに限定されず、その形状、本数、溝幅、深さ等は適宜であればよい。
上記の如く溝条12が設けられていると、保護マット1上の通行に際し、溝条12の開口縁部(エッジ部)が誘導板8の上面に押圧されることでマット本体2と誘導板8上面との間の摩擦が増大し、保護マット1の位置ずれ防止効果を奏するとともに、クッション作用を奏して歩行感を高める利点がある。
又、溝条12によって、マット本体2の屈曲性が向上し、配列された誘導板8の施工誤差による誘導板8上面の凹凸や敷設箇所の傾斜等になじんで屈曲して保護マット1を安定した良好な状態として使用できるという利点がある。
更に、誘導板8に被せた保護マット1が雨水や工事中の何らかの要因で水に漬かった際、溝条12を設けたことで生じるマット本体2の体積減少分だけマット本体2が受ける浮力も減少して誘導板8上面から浮き上がりにくく、しかも溝条12がマット本体2と誘導板8との間で排水溝の役目を果たし、保護マット1の位置ずれ防止にも役立つ。
又、マット本体2下面の凹部3に関して、点状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合は、上記長円形の他、円形、だ円形、多角形等の適宜形状の凹みで、誘導板8の誘導突起9に略対応して嵌合しうるように設けられればよい。又、線状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合は、上記溝状で誘導突起9の突起列に嵌合しうる他、図16(イ)、(ロ)に示す如く上記溝状をその長手方向に断続させるべく適宜仕切部3aが設けられ、長手方向に隣接する誘導突起9間に仕切部3aが位置するようになされてもよく、この場合には使用時にマット本体2の長辺方向の位置ずれを確実に防止しうる。
更に、凹部3は図17(イ)、(ロ)に示す如く幅の異なる溝状のものが複数略平行に配列され、点状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合は図17(ハ)、(ニ)に示す如く、凹部3が複数の誘導突起9(図17(ハ)で縦方向に配列されている)からなる突起列に嵌合され、線状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合は図17(ホ)、(ヘ)に示す如く、中央部の凹部3を除く他の凹部3が上記実施形態と同様の誘導突起9の突起列に嵌合されるようになされて、点状又は線状の誘導突起9を有する誘導板8の両方に適用可能となされてもよい。
即ち、凹部3は、誘導板8の点状及び/又は誘導突起9の形状や数、或いは突起列に適合して設けられ、各誘導突起9や、複数の誘導突起9からなる突起列に嵌合しうるように設けられればよい。
更に、凹部3は図17(イ)、(ロ)に示す如く幅の異なる溝状のものが複数略平行に配列され、点状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合は図17(ハ)、(ニ)に示す如く、凹部3が複数の誘導突起9(図17(ハ)で縦方向に配列されている)からなる突起列に嵌合され、線状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合は図17(ホ)、(ヘ)に示す如く、中央部の凹部3を除く他の凹部3が上記実施形態と同様の誘導突起9の突起列に嵌合されるようになされて、点状又は線状の誘導突起9を有する誘導板8の両方に適用可能となされてもよい。
即ち、凹部3は、誘導板8の点状及び/又は誘導突起9の形状や数、或いは突起列に適合して設けられ、各誘導突起9や、複数の誘導突起9からなる突起列に嵌合しうるように設けられればよい。
又、マット本体2上面の凸部4に関して、誘導板8の誘導突起9に略対応するか、又は少なくとも誘導突起9に対応する部分を含んで適宜形状をなしているのが上記の如く好ましいが、該凸部4は上記以外に、誘導突起9との対応とは無関係にマット本体2上面の適宜箇所、好ましくは上面の略全体に広がって点状、線状、適宜模様や形状等をなして設けられることで、マット本体2上面を凹凸面として凸部4そのものが通行時の滑り止め作用を奏するようになされてもよい。
更に、例えばマット本体2の厚みが全体にわたり十分で耐久性を有するような場合には、凸部4は必ずしも設けられなくともよく、マット本体2上面は略平坦(上面が粗面で凹凸状滑り止め部6を有するのが好ましい)となされてもよい。
又、点状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合、例えば図18(イ)、(ロ)に示す如く、凸部4は誘導板8の各誘導突起9に略対応する位置に略円錐台形をなして設けられてもよく、この場合には、保護マット1上の通行時に視覚障害者はマット本体2下の誘導板8の種類(誘導情報)を容易に察知でき、足裏感覚で情報を得るという誘導板8と同様な効果を奏して安全な通行が確保できる利点がある。
凸部4の形状も上記実施形態のものに限定されず、適宜標示を形成したり、単なる図形や模様等を形成する等、適宜種々の形状になされればよく、その頂面に粗面等の凹凸状の滑り止め部6が設けられているのが好ましいが、この滑り止め部6は必ずしもなくてもよい。
更に、例えばマット本体2の厚みが全体にわたり十分で耐久性を有するような場合には、凸部4は必ずしも設けられなくともよく、マット本体2上面は略平坦(上面が粗面で凹凸状滑り止め部6を有するのが好ましい)となされてもよい。
又、点状の誘導突起9を有する誘導板8に適用の場合、例えば図18(イ)、(ロ)に示す如く、凸部4は誘導板8の各誘導突起9に略対応する位置に略円錐台形をなして設けられてもよく、この場合には、保護マット1上の通行時に視覚障害者はマット本体2下の誘導板8の種類(誘導情報)を容易に察知でき、足裏感覚で情報を得るという誘導板8と同様な効果を奏して安全な通行が確保できる利点がある。
凸部4の形状も上記実施形態のものに限定されず、適宜標示を形成したり、単なる図形や模様等を形成する等、適宜種々の形状になされればよく、その頂面に粗面等の凹凸状の滑り止め部6が設けられているのが好ましいが、この滑り止め部6は必ずしもなくてもよい。
又、マット本体2の傾斜縁部5に関して、マット本体2の長辺側の相対する縁部に沿って設けられているが、少なくともマット本体2の一縁部に沿って設けられればよく、又、上面が縁部に向け緩傾斜状になされているのが好ましい。この傾斜縁部5は設けられていると上記効果があり好ましく、その上面に凹凸状の滑り止め部6が設けられていると上記効果があり更に好ましいが、この傾斜縁部5又は滑り止め部6は必ずしもなくてもよい。
上記凸部4や傾斜縁部5の滑り止め部6も、適宜多数の突起や突条、溝や凹み、粗面、或いはこれらの適宜組み合せ等により適宜凹凸状に形成されればよい。
又、マット本体2上面の排水溝7に関して、上記の如くマット本体2の相対する両縁部にわたって直線状に設けられるのが好ましいが、適宜曲線状やマット本体2の短辺方向と平行でなく斜め状をなして設けられてもよく、その方向や本数は適宜変更されてもよい。排水溝7の溝幅や深さ、勾配もマット本体2の強度を損なわない程度に適宜となされればよい。尚、排水溝7は設けられていると上記の如くマット本体2上面の排水性がよく好ましいが、必ずしもなくてもよい。
上記凸部4や傾斜縁部5の滑り止め部6も、適宜多数の突起や突条、溝や凹み、粗面、或いはこれらの適宜組み合せ等により適宜凹凸状に形成されればよい。
又、マット本体2上面の排水溝7に関して、上記の如くマット本体2の相対する両縁部にわたって直線状に設けられるのが好ましいが、適宜曲線状やマット本体2の短辺方向と平行でなく斜め状をなして設けられてもよく、その方向や本数は適宜変更されてもよい。排水溝7の溝幅や深さ、勾配もマット本体2の強度を損なわない程度に適宜となされればよい。尚、排水溝7は設けられていると上記の如くマット本体2上面の排水性がよく好ましいが、必ずしもなくてもよい。
更に、夜間や暗い場所での安全な通行が行えるように、例えば図19(イ)、(ロ)に示す如く、マット本体2の上面に適宜蓄光材11が設けられてもよい。図19(イ)の場合は、上記図18と略同様にマット本体2の上面に誘導板8の各誘導突起9に略対応する略円錐台形の凸部4が設けられ、凸部4の傍に蓄光材11が設けられて蓄光材11がマット本体2の上面に点在され、図19(ロ)の場合は、上記図7と略同様にマット本体2の上面に誘導板8の誘導突起9に略対応する平面視長方形の凸部4が設けられ、一部の凸部4の傍にこれに沿って細長状の蓄光材11が設けられて蓄光材11がマット本体2の上面に散在されている。
上記蓄光材11はマット本体2の傾斜縁部5やその近傍上面に設けられてもよく、この場合にはマット本体2とその周辺床面との間に段差がある旨の注意喚起が行え、保護マット1上の安全な通行に寄与できる。
上記蓄光材11はこれに限らず、適宜形状で適宜位置に適宜数設けられればよいとともに、マット本体2の上面も適宜凸部4が設けられたり、凸部4がなく略平坦となされていてもよく、更には蓄光材11に代えて反射材、発光体等が上記と同様に使用されてもよい。
尚又、保護マット1を適用する視覚障害者用誘導板8は、上面に線状及び/又は線状の誘導突起9が配列されたものであればよく、特に限定するものではない。
上記蓄光材11はマット本体2の傾斜縁部5やその近傍上面に設けられてもよく、この場合にはマット本体2とその周辺床面との間に段差がある旨の注意喚起が行え、保護マット1上の安全な通行に寄与できる。
上記蓄光材11はこれに限らず、適宜形状で適宜位置に適宜数設けられればよいとともに、マット本体2の上面も適宜凸部4が設けられたり、凸部4がなく略平坦となされていてもよく、更には蓄光材11に代えて反射材、発光体等が上記と同様に使用されてもよい。
尚又、保護マット1を適用する視覚障害者用誘導板8は、上面に線状及び/又は線状の誘導突起9が配列されたものであればよく、特に限定するものではない。
1 保護マット
2 マット本体
3 凹部
4 凸部
5 傾斜縁部
6 滑り止め部
7 排水溝
8 視覚障害者用誘導板
9 誘導突起
10 目地部
12 溝条
2 マット本体
3 凹部
4 凸部
5 傾斜縁部
6 滑り止め部
7 排水溝
8 視覚障害者用誘導板
9 誘導突起
10 目地部
12 溝条
Claims (8)
- 上面に点状及び/又は線状の誘導突起(9)が配列された視覚障害者用誘導板(8)の上面に着脱自在に被せられる保護マットであって、敷設された上記誘導板(8)の上面を覆う所定厚みのマット本体(2)の下面に、各誘導突起(9)に略対応して該突起(9)に嵌めうるか、又は誘導突起(9)の配列に略対応して複数の突起(9)からなる突起列に嵌めうる凹部(3)が設けられてなる視覚障害者用誘導板の保護マット。
- マット本体(2)の上面に滑り止めとなる適宜凸部(4)が設けられた請求項1記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
- 上記凸部(4)が、誘導板(8)の誘導突起(9)に略対応するか、又は少なくとも誘導突起(9)に対応する部分を含んで適宜形状をなす請求項2記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
- マット本体(2)の少なくとも一縁部に沿う上面が縁部に向け斜降して傾斜縁部(5)が設けられた請求項1又は2又は3記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
- マット本体(2)の上面に、又は凸部(4)頂面及び/又は傾斜縁部(5)に凹凸状の滑り止め部(6)が設けられた請求項1〜4の何れかに記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
- マット本体(2)の上面に相対する両縁部にわたる排水溝(7)が設けられた請求項1〜5の何れかに記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
- マット本体(2)の下面に、隣接する凹部(3)間に溝条(12)が設けられた請求項1〜6の何れかに記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
- マット本体(2)が、敷設時の目地部(10)を挟んで隣接する複数の誘導板(8)にわたる大きさとなされた請求項1〜7の何れかに記載の視覚障害者用誘導板の保護マット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012289499A JP5283029B1 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 視覚障害者用誘導板の保護マット |
CN201310215499.3A CN103911932B (zh) | 2012-12-28 | 2013-05-31 | 视觉障碍者用诱导板的保护垫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012289499A JP5283029B1 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 視覚障害者用誘導板の保護マット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5283029B1 true JP5283029B1 (ja) | 2013-09-04 |
JP2014129711A JP2014129711A (ja) | 2014-07-10 |
Family
ID=49273999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012289499A Active JP5283029B1 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 視覚障害者用誘導板の保護マット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5283029B1 (ja) |
CN (1) | CN103911932B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114575280A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-06-03 | 重庆科技学院 | 浮沉式道路减速带 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7140322B2 (ja) * | 2018-01-05 | 2022-09-21 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 点字ブロック被覆マット |
JP6777328B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2020-10-28 | 大光ルート産業株式会社 | 視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造、及びこの側帯部の設置方法 |
JP7311762B2 (ja) | 2019-07-23 | 2023-07-20 | スターライト工業株式会社 | シート状物、及び、シート状物の製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09242028A (ja) * | 1996-03-09 | 1997-09-16 | Sugiaki Kusatake | 盲人誘導板 |
JPH09250114A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Daido Steel Co Ltd | 歩行者用案内ブロック及びその製造方法 |
JP2001355213A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Fujikon Tec Kk | 高視認性点字ブロック及びその製造方法 |
JP2004332469A (ja) * | 2003-05-12 | 2004-11-25 | Chiba Super Resin Kk | 視覚障害者誘導用ブロックおよびその製造方法 |
JP2009299276A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Hitachi Chem Co Ltd | 視覚障害者誘導用突起フィルム及びその敷設方法 |
JP2010172648A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | M & F:Kk | マットおよびその製造方法、視覚障害者誘導用ブロック並びにマット構造体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN201614536U (zh) * | 2009-12-24 | 2010-10-27 | 李平 | 盲道贴片 |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2012289499A patent/JP5283029B1/ja active Active
-
2013
- 2013-05-31 CN CN201310215499.3A patent/CN103911932B/zh active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09242028A (ja) * | 1996-03-09 | 1997-09-16 | Sugiaki Kusatake | 盲人誘導板 |
JPH09250114A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-22 | Daido Steel Co Ltd | 歩行者用案内ブロック及びその製造方法 |
JP2001355213A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Fujikon Tec Kk | 高視認性点字ブロック及びその製造方法 |
JP2004332469A (ja) * | 2003-05-12 | 2004-11-25 | Chiba Super Resin Kk | 視覚障害者誘導用ブロックおよびその製造方法 |
JP2009299276A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Hitachi Chem Co Ltd | 視覚障害者誘導用突起フィルム及びその敷設方法 |
JP2010172648A (ja) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | M & F:Kk | マットおよびその製造方法、視覚障害者誘導用ブロック並びにマット構造体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114575280A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-06-03 | 重庆科技学院 | 浮沉式道路减速带 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014129711A (ja) | 2014-07-10 |
CN103911932B (zh) | 2016-05-11 |
CN103911932A (zh) | 2014-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5283029B1 (ja) | 視覚障害者用誘導板の保護マット | |
US4596729A (en) | Non-slip floor mat assembly | |
CA2676798A1 (en) | Shoulder protector and safety harness | |
CA2712836C (en) | Slip-stop | |
KR200451675Y1 (ko) | 안전보호구용 계단커버 | |
JP5463535B2 (ja) | 視覚障害者用床材 | |
CN212279124U (zh) | 保护盘 | |
JP6587151B2 (ja) | フロアプレート | |
JP5643987B2 (ja) | 階段用床材 | |
KR20110003646U (ko) | 충격흡수용 조립식 발판 | |
JP2015110883A (ja) | 浴室床の排水構造、及び浴室床用見切り材 | |
JP5643986B2 (ja) | 階段用床材 | |
JP5572840B2 (ja) | 階段構造 | |
JP3177598U (ja) | 段差解消スロープ | |
JPH018570Y2 (ja) | ||
CN210482800U (zh) | 一种防滑楼梯 | |
KR200403161Y1 (ko) | 실족 방지용 안전망 | |
JP2011214285A (ja) | 傾斜床面用の被覆材及びそれを用いた床構造 | |
KR20110007013U (ko) | 배수용 그레이팅 | |
KR200293427Y1 (ko) | 계단용 미끄럼방지구 | |
KR200366538Y1 (ko) | 시각장애인용 보도블럭 | |
JP4145916B2 (ja) | 階段保護部材、階段仕上材と階段保護部材との組合せ及び階段構造 | |
CN205804097U (zh) | 盲道 | |
JP2010184789A (ja) | 乗客コンベア | |
JP2835506B2 (ja) | 盲人誘導板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5283029 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |