JP6777328B2 - 視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造、及びこの側帯部の設置方法 - Google Patents
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Description
1a 視覚障害者誘導用ブロックの突起
F 下地面(路面)
2 側帯部
T 最低側帯部厚
3 筋状突起
5 接着剤層
6 接着剤層の延設部
7 側帯部としての形成領域
8 作図ライン
9 マスキングテープ(縁取りテープ)
M1 未硬化の樹脂モルタル
M2 硬化した樹脂モルタル
Claims (13)
- 路面等の下地面に並べて敷設された明るい色の視覚障害者誘導用ブロックの視認性を向上させるために該誘導用ブロックの側部の横に並べて設ける暗い色の帯状の縁取り表示部である側帯部であり、この暗い色の側帯部と該側帯部より輝度が大きい明るい色の視覚障害者誘導用ブロックとの輝度比が2.5以上である側帯部の設置構造であって、この側帯部の設置構造が、前記側帯部としての形成領域の下地面に粘着性を有する未硬化の樹脂モルタルを該側帯部の最低側帯部厚が0.5mm〜1.5mmの厚さで、しかも該側帯部の表面に複数の波状の筋状突起が一体的に突出された塗布状態に塗布する工程と、塗布された前記樹脂モルタルが前記塗布状態で硬化する工程を経て、硬化した樹脂モルタルで該側帯部の最低側帯部厚が0.5mm〜1.5mmの厚さで、しかも該側帯部の表面に複数の波状の筋状突起が一体的に突出されて成る固形物の側帯部を下地面に接着固定してなるものである、視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 前記樹脂モルタルが、メタクリレート系のアクリル樹脂と、細骨材としての硅砂と、暗い色に着色できる顔料を含むものである、請求項1に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 前記樹脂モルタルは、メタクリレート系のアクリル樹脂をその配合割合として重量比で30〜70%含むものである、請求項1又は2に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 前記樹脂モルタルは、メタクリレート系のアクリル樹脂にポリエチレン微粉状繊維からなる増粘材を添加した主剤をその配合割合として重量比で30〜70%含むものであり、前記主剤は前記増粘材をその配合割合として重量比で1〜5%含むものである、請求項1から3のいずれかに記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 前記顔料が、近赤外線を反射する二酸化チタン又は該二酸化チタンと酸化亜鉛を複合した複合物から成る無機の白色顔料と、前記樹脂モルタルを暗色に着色できる無機の複合酸化物系の暗色系の着色顔料を分散配合して成る黒色系の遮熱性顔料であり、前記着色顔料が鉄とクロムの複合酸化物からなる暗色系の複合酸化物系顔料である、請求項2に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 前記樹脂モルタルが、充填材としてのシラスバルーンを含むものである、請求項2に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 前記視覚障害者誘導用ブロックが樹脂製であり、この樹脂製の誘導用ブロックが接着剤層を介して路面に固定された敷設構造であって、前記接着剤層が並べて敷設された誘導用ブロックの並べ方向に沿う側部より外側に延設した帯状の延設部を有する誘導用ブロックの敷設構造であり、前記側帯部の設置構造には、前記誘導用ブロックの側部の横に前記接着剤層の前記延設部を介在させて前記側帯部を並べて設ける設置構造を含む、請求項1に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置構造。
- 路面等の下地面に並べて敷設された明るい色の視覚障害者誘導用ブロックの視認性を向上させるために該誘導用ブロックの側部の横に並べて設ける暗い色の帯状の縁取り表示部である側帯部であり、この暗い色の側帯部と該側帯部より輝度が大きい明るい色の視覚障害者誘導用ブロックとの輝度比が2.5以上である側帯部の設置方法であって、メタクリレート系のアクリル樹脂の樹脂溶液と、細骨材としての硅砂と、暗い色に着色できる顔料を配合材料として含み、これに硬化剤を添加して混合した粘着性を有する未硬化の樹脂モルタルを、マスキングテープで縁取りされた前記側帯部としての形成領域の下地面に該側帯部の最低側帯部厚が0.5mm〜1.5mmの厚さで、しかも該側帯部の表面に複数の波状の筋状突起が一体的に突出された塗布状態に塗布ローラーで塗布する工程と、この塗布工程で塗布した前記樹脂モルタルが完全に硬化する前に前記マスキングテープを剥がして除去する工程を経て、前記樹脂モルタルを側帯部としての前記形成領域の下地面に接着された状態で完全に硬化させ、よって、メタクリレート系のアクリル樹脂を含む樹脂モルタルで、該側帯部の最低側帯部厚が0.5mm〜1.5mmの厚さで、しかも該側帯部の表面に複数の波状の筋状突起が一体的に突出されて成る固形物の側帯部を下地面に接着固定した設置構造の側帯部を形成するようにした、視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置方法。
- 未硬化の前記樹脂モルタルは、メタクリレート系のアクリル樹脂の樹脂溶液にポリエチレン微粉状繊維からなる増粘材を添加した主剤をその配合割合として重量比で30〜70%含むものであり、前記主剤は前記増粘材をその配合割合として重量比で1〜5%含むものである、請求項8に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置方法。
- 前記塗布ローラーは、ローラー面が平らなローラーである、請求項8に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置方法。
- 前記顔料が、近赤外線を反射する二酸化チタン又は該二酸化チタンと酸化亜鉛を複合した複合物から成る無機の白色顔料と、前記樹脂モルタルを暗色に着色できる無機の複合酸化物系の暗色系の着色顔料を分散配合して成る黒色系の遮熱性顔料であり、前記着色顔料が鉄とクロムの複合酸化物からなる暗色系の複合酸化物系顔料である、請求項8に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置方法。
- 前記樹脂モルタルが、充填材としてのシラスバルーンを含むものである、請求項8に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置方法。
- 前記視覚障害者誘導用ブロックが樹脂製であり、この樹脂製の誘導用ブロックが接着剤層を介して路面に固定された敷設構造であって、前記接着剤層が並べて敷設された誘導用ブロックの並べ方向に沿う側部より外側に延設した帯状の延設部を有する誘導用ブロックの敷設構造であり、前記側帯部の設置方法には、前記誘導用ブロックの側部の横に前記接着剤層の前記延設部を介在させて前記側帯部を並べて設ける設置方法を含む、請求項8に記載の視覚障害者誘導用ブロックの視認性向上のために設ける側帯部の設置方法。
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